デザートランチ

今春より、デザートを主役にした期間限定のランチコースをご用意しました。6種類のデザートの魅力を存分に味わっていただくため、お食事は軽めに仕立て、デザートの繊細な味わいを引き立てる特別なコースに仕上げています。このコースでしか味わうことのできない特別な、焼きたての香りや食感、甘みと酸味、温度の移ろいが生み出す抑揚と変化。その瞬間にしか味わえない、レストランデザートならではの醍醐味をお届けします。シェフパティシエが手がける多彩なデザートを、心ゆくまでご堪能ください。

料金: 5,500円
時間: 12:00~13:30(L.O)
* 要予約(前日16:00 まで)
* 数量限定のため、ご予約はお早めにお願いします
* 卵、乳、小麦、ナッツ類のアレルギーに関して、ご対応出来かねます

ご好評のアフタヌーンティも、春のメニューを取り入れ、引き続き提供しています。

 

ayana 春メニュー

屋久島の春は、食材がもっとも豊かになる季節。前菜からメイン料理まで、屋久島産の山菜や春野菜をふんだんに取り入れ、旬の食材とあわせてお楽しみいただけます。シェフのおすすめ「鮮魚のブレゼ」は、屋久島産のキャベツをはじめ、タケノコやスナップエンドウなど春の食材を余すことなく使用し、各素材の風味が調和した一品です。

春の鮮やかな彩りとともに、豊かな風味をぜひご賞味ください。

 

サンカラ基金 活動報告
<<松の植樹活動について>>

2月22日、サンカラ基金による2度目の「松の植樹」を実施しました。この活動は、北太平洋最大のアカウミガメの産卵地である永田いなか浜の松林を再生し、絶滅危惧種であるウミガメを守ることを目的としています。松林には防風や砂の流出防止、塩害防備といった重要な役割があり、またウミガメにとっては浜への光の流入を防ぐ遮光林としても大切な存在です。近年の台風により、いなか浜周辺の松林は大きな被害を受け、昨年も300本の植樹を行いましたが、異常気象の影響でほとんどが枯れてしまいました。
今年もサンカラ基金から苗を購入し、NPO法人 屋久島うみがめ館主催のもと植樹作業を行い、昨年使用した保護チューブを回収・再利用し、新たに300本の苗を植樹しました。当日は天候にも恵まれ、島内外から41名のボランティアが参加し、無事に作業を終了しました。今年こそ松の苗が夏を乗り越え、いつかいなか浜の松林が再生することを願っています。

<<神山小学校の灌漑事業支援について>>

サンカラ基金の地域貢献活動の一環として、地元の神山小学校の灌事業に寄付いたしました。
神山小学校では、子供たちの学習の場として校内に人工の観察池と畑を設けています。観察池では屋久島在来の動植物を飼育し、畑では屋久島の伝統野菜である里芋「かわひこ」などを育てています。しかし、これまで給水源としていた沢の水路は、台風や大雨による度重なる根詰まりにより数年間にわたり断水していました。この状況を改善するため、保護者の尽力により農業用の給水管から直接水を引く計画が進められ、その工事費用としてサンカラ基金を活用しました。これにより、観察池と畑の双方に安定した水の供給が可能となりました。
2月28日の学習発表会にはサンカラスタッフも参加し、子供たちの取り組みを見守りました。畑を担当する5年生は、世界料理五輪銀メダリストでもある鹿児島市の天川シェフに手紙で料理方法を相談したことをきっかけに、学校で訪問料理教室が実施され、収穫した「かわひこ」を使った食事会が開かれました。一方、観察池を担当する6年生は、保護者とともに数日かけて池の清掃を行い、在来生物の保護活動を実施。その過程でオオウナギの捕獲にも成功しました。学習発表会の後には待望の通水式が行われ、観察池は新たな一歩を踏み出しました。低学年の子供たちからも「頑張って引き継いでいきたい」という声が聞かれ、今回の灌漑事業が屋久島の子供たちの未来につながることを実感しました。

今後もサンカラ基金は、地域社会の発展と環境保全活動を支援してまいります。

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