メープルツリー・インベストメンツ(英名:Mapletree Investments, 以下「メープルツリー」)の完全子会社であるOakwood®(オークウッド)は、日本で12軒目となるプロパティ「オークウッドスイーツ横浜」を2020年10月31日に開業します。総支配人に就任したクリスチャン・ボーダーはディレクター・オブ・オペレーションズ(日本・韓国)を兼任し、今回の「オークウッドスイーツ横浜」の開業は、日本と韓国におけるオークウッド・ポートフォリオの継続的な成長戦略の一環です。

開業にあたりメープルツリーの副最高経営責任者チュアー・ティアウチャイ氏は、「オークウッドアパートメンツ麻布台に続き、当社が所有する2軒目のオークウッドブランドをオープンできることを大変うれしく思います。 現在の世界情勢にもかかわらず、オークウッドは継続的にホスピタリティ業界におけるポートフォリオを拡大し、運営を展開していきます。 メープルツリーは、グローバルなブランドの確立に向けて、世界市場における宿泊施設の資産開発と取得の機会を積極的に追及してまいります。オークウッドスイーツ横浜の開業は、私たちにとって重要なマイルストーンとなるでしょう。」と述べています。

さらに、オークウッド最高責任者ディーン・シュレイバーは、「50年以上にわたり、ホスピタリティの専門知識を積み重ねてきたオークウッドは、サービス付きレジデンスのパイオニアです。私たちの強みは、進化するお客様の要望に応えるために、常にサービス・イノベーションに取り組んでいる点です。目の肥えたお客様が宿泊施設を決定する際、パーソナルスペースを確保でき、洗練されたライフスタイルを楽しめる居住性を重視した傾向が強まっていることを認識しています。このトレンドは、各拠点都市のホスピタリティ市場において、オークウッドを差別化させるよい機会となります。クリスチャンのリーダーシップによりオークウッドスイーツ横浜が成功することを確信しています。」とコメントしています。

横浜市内でも最高層・最大規模の複合施設「横浜北仲ノット」の46階~51階を占有する「オークウッドスイーツ横浜」は、みなとみらい線「馬車道駅」に直結し、JR根岸線「桜木町駅」からも徒歩5分の好立地です。併設する商業・文化施設「北仲ブリック&ホワイト」には、ショップ、スーパーマーケット、各種飲食店のほか、世界的に有名なライブレストランがあります。山下公園、中華街、横浜赤レンガ倉庫などの観光名所も徒歩圏内です。

全175室の部屋からは、横浜湾や横浜市街を一望できる素晴らしい眺望をお楽しみいただけます。部屋タイプは、快適なスタジオ(ワンルーム)から、ラグジュアリーな3ベッドルーム・スイート(ベッドルーム3部屋+リビングダイニング)まで幅広くご用意しており、多様なライフスタイルとニーズに対応しています。各部屋には家具一式、食器や調理道具が揃うキッチン、冷蔵庫、洗濯乾燥機を完備し、安らぎを感じられるプライベートな空間が広がっています。さらに高層階でありながら全室にバルコニーが付いており、開放的な景色を満喫していただけます。横浜ベイブリッジや横浜湾の眺望と共にくつろげる滞在者専用のレジデンツ・ラウンジでは、飲みものと軽食をご用意し、同様の眺望が楽しめるフィットネスセンターは24時間ご利用いただけます。また、46階にはレストランとバーも併設されています。優れた利便性とラグジュアリーな空間は、プライバシーとセキュリティーに配慮し、出張やレジャーの旅行に1泊からはもちろんのこと1週間、1ヶ月、1年などの長期滞在にも最適な宿泊施設です。

「横浜市初の国際的なホテルサービス付きレジデンスのブランドとなるオークウッドスイーツ横浜は、コンテンポラリー・ラグジュアリーに慣れている経験豊富な旅行者やシニア・エグゼクティブに対し、オークウッドのシグネチャーであるホスピタリティ・エクセレンスを披露します。パーソナルスペースやライフスタイルに妥協することなく、完璧なサービスを求めるお客様のニーズに対し、従来のホテル体験とは一線を画した、表に出過ぎない控えめなサービスでお応えすることをお約束します」とクリスチャンは話します。

ホスピタリティ業界において幅広い経験を持つスイス出身のクリスチャンは、30年以上にわたり、中東、シンガポール、ヨーロッパ、日本でキャリアを積み、グローバルな見識を高めました。東京、名古屋、小樽、福岡のヒルトンブランドのプロパティ運営に携わり、日本市場に関する高い専門性も備えています。オークウッド入社以前は、アブダビを拠点とするロタナ・ホテルズのエリア・バイス・プレジデントとして、アブダビ、アルアイン、オマーン、モロッコに位置する16軒のプロパティを統括しました。オークウッドで新しい役職に就任するクリスチャンは、日本と韓国で展開している14軒のプロパティを統率し、コーポレート・イニシアティブの指揮とオペレーショナル・エクセレンスの推進、そして財務業績達成の責任を担います。クリスチャンは、この2つの主要な市場においてブランド認知度を高め、強力な開発パイプラインを構築し、オークウッドの成長戦略を牽引していくことが期待されています。

世界中のラグジュアリーリゾートのレストランで提供されているレシピをご紹介!健康面にアプローチするレシピから、現地の味を楽しめるレシピまで、ぜひご自宅でお試しください。

第4回目は世界自然遺産、屋久島の「サンカラ ホテル&スパ屋久島」より今が旬の里芋を使った冷製スープ、もちろん暖かくしていただいてもOK!自然の恵みを生かし、九州の地方料理を絶妙に取り入れたシンプルなカジュアルフレンチを提供するレストランayanaのメニュー。

里芋の冷たいスープ

〜材料〜(仕上がりで約500ml)

  • 里芋        150g    皮を剥き2cm幅にカット
  • 玉ねぎ          25g         薄切り
  • ブロックベーコン  10g      後で取り出しやすいようにブロックのまま
  • チキンストック   150ml
  • 出汁        100ml  *
  • 牛乳        150ml〜
  • オリーブオイル   少々
  • 塩・胡椒               少々
  • 無花果、サマートリュフ、シブレット、コンソメジュレ、生ハム お好みで

*出汁の材料

  • カツオ出汁                 500ml
  • 白醤油                         大さじ1
  • 薄口醤油                     大さじ1
  • みりん                         大さじ1
  • 料理酒                         小さじ1/2

〜作り方〜

  1. 鍋にオリーブオイルを入れベーコンと玉ねぎをしんなりするまで炒める
  2. 里芋を加えさらに炒める
  3. チキンストックと出汁を加え15分加熱する
  4. ベーコンを取り除きブレンダーで回す
  5. 牛乳を加えてお好みの濃度に伸ばし、塩・胡椒で味を整える
  6. お好みで無花果、トリュフなどを添える

*温かいポタージュとしても美味しくお召し上がりいただけます

<サンカラ ホテル&スパ屋久島>

世界自然遺産「屋久島」との共生を理念とし、オーベルジュスタイルの滞在型リゾートのコンセプトで2010年オープン。地産地消をテーマにしたフレンチメニューは定評があります。ヴィラタイプが中心のゲストルームはスイートと合わせ29室のみ。海外のリゾートシーンを彷彿とさせるラグジュアリーな居住空間を提供します。

ヨーロッパ(イギリス、フランス、イタリア)とアメリカに9軒のみのラグジュアリーホテルを所有・運営するドーチェスター・コレクション。ロンドンの旗艦ホテル(ザ・ドーチェスター、ロンドン)以外はすべて歴史を背負うとも言える独自の名称のため、ホテルグループとしてのブレンド名が目立ちませんが、ドーチェスター・コレクション=その土地を代表するレジェンド・ホテル、であることを語らせていただきますね。9のホテルはテーマカラーが決まっており、ミラノのホテル・プリンチペ・ディ・サボイアは水色。客室のメモ帳、ギフトを入れる紙のバッグも水色に統一。そうそう、レオナルド・ダ・ヴィンチの幅5センチもあるハードカバーの本と一緒にギフトとして部屋に届いたカエルのぬいぐるみも水色でした。その統一感とこだわりも好き。全ホテルのディレクトリーもこんな風に色分けされています。目次最後のドバイ2020年は、新型コロナの影響もあり、2022年に開業が延期されています。左はドーチェスター・コレクションの栞。

さて、ミラノのホテル・プリンチペ・ディ・サボイア。1927年開業の老舗です。

荘厳とも言えるクラシカルな建物は歴史を感じさせます。エントランスに停まっているメルセデスのストレッチリムジンは、ホテルとシティーセンターを往復しているシャトルサービスです。今までみた中で最も豪華なシャトルでした。

 

クラッシックな造りであることはいうまでもありませんが、ホテルの内部はモダンな照明などのしつらえや、アートが彩りを添えており、客室に完備されたWi-Fi環境、バスルームの水回りなど最新設備が快適さをお約束しています。

女子が気になるバスルームアメニティーはミラノブランドのアクア・ディ・パルマ。ベネチアンガラスで有名なシチスのモザイクが際立つモザイク・ルームは普通の客室でありながら、ちょっと魅せられますよ。

こちらはインペリアルスイート。客室に送られる様々なアワードを多数受賞している、著名な建築家 Celeste Dell’Anna (チェレステ・デッランナ)のデザインによる優雅でスタイリッシュ、そして現代アートもマッチする豪華なスイートです。ここの天蓋付きベッドは、快眠お約束の定評があるとか。モザイクが美しいバスルームの深めのバスタブは、ミラノのベストタブとも言われています。

そして、プリンチペスイート。プリンチペは英語のプリンス。つまり王子のスイートという名の通り王侯貴族気分になれる優雅なインテリアです。重厚なカーテンはモスクワのボリショイシアターなど各国のオペラハウス、劇場で使われているベニスの名門、Rubelli(ルベリ)のもの。当ホテルのカーテンはすべてルベリですが、特別なスイートとリビングエリアのカーテンはその重厚さが地会います。靴のイラストもミラノらしさを感じますね。シャワールームの背景となっているモザイクの豪華さには息を呑みました。

極めつけは、プレジデンシャルスイート。なんと、このホテルの最上階の半分をプレジデンシャルスイートで占めています。このスイート専用エレベーターで12階まであがり、スイートの扉を開くと、天井はフレスコ画、通路に見えるほど長い廊下が目に飛び込む。すでにプレジデンシャルスイートの一部で、リビングエリアへと続きます。当然、セレブリティー御用達のスイートですが、某有名ハリウッドスターがこのスイートの宿泊した時、この廊下をボウリングのレーンに見立て、球状の大理石の飾り(決してボールではありません)でまさにボウリングに興じ、けっこうな損害(弁償)が発生したらしいですよ。ベッドルームもリビングルームもダイニングルームも圧巻ですが、一番感激したのはプレジデンシャルスイート専用のプール!自然光を取り入れる天井にも美しく壮大な絵画が飾られ、プールの底にしつらえたモザイクが神秘的な光の交差を彩ります。このプールを独り占めできるのは、やはりセレブリティーか国家主席クラスですかね・・・

レストランは、オールデイダイニングのIl Salotto とシグニチャーレストランのArcanto Restaurant がありますが、是非ともお勧めしたいのがIl Salotto のロビーラウンジ。このラウンジでは朝食と共にビジネスミーティングが始まり、地元の人がお茶とおしゃべりに興じ、セレブリティー達にも愛されていた憩いの場所です。パバロッティが愛してやまなかったパスタには彼の名前が付いているほど。ミラネーゼ気分でいただくランチタイムを盛り上げてくれたが、モダンアートの作品です。定期的に展示作品を変えていますが、ゲストは気に入った作品を購入することもできます。

 

レストランやロビーラウンジと同じフロアーにあるプリンチペ・バーは食前のアペリティフにも、食後の一杯にも是非とも足を運んでいただきたいスペースです。中央の天井を飾るのは豪華なシャンデリアで、ナント3000ピースの作品。そのシャンデリアを真下から眺めた形状をカクテルにした「プリンチペ・アニバーサリー」は人気のオリジナルメニューです。たびたび地元のサッカーチームの有力者などが打ち合わせやプライベートパーティーに来店するそう。また、フィレンツェ発祥の「ネグローニ」が2019年で100周年を迎え、イタリアではリバイバル流行中。日本ではあまり知られていないネグローニですが、プリンチペ・バーでも、ネグローニのカクテルを何種類かお試しいただけます。

Texts by Yuki Obara / Photos by Hiro Matsui

全室プライベートプール付きヴィラのラグジュアリーリゾート「トリサラ」より、宿泊が1泊分無料になるお得なオファーが登場しました。

135平米プライベートプール付きのオーシャンビュー・プール・ジュニア・スイートに2泊宿泊すると3泊目が無料になります。

<コンプリメンタリー・ナイト・オファー>

予約期間:現在〜2020年12月15日

宿泊可能期間:現在〜2021年9月30日(特定の日に追加料金が適用される場合があります)

金額:THB 8,870より

含まれるもの;

  • 空港送迎
  • 朝食2人分

条件;

  • 3泊以上のご宿泊
  • チェックインの7日前まではキャンセルチャージなし
  • 他のオファーとの併用不可

今からの予約でトリサラにお得に宿泊できるチャンスです!来年の春休み、夏休みはトリサラへ!

https://trisara.com/special/stay3pay2/

“マラケシュの貴婦人”と称されるラ・マムーニアは、数ヶ月にわたる緻密なリノベーション工事を終了し、2020年10月16日にリオープンします。

リノベーションの第一の目的は、1923年の創業以来97年、世界中のセレブに愛されてきたラ・マムーニアの魅力とヘリテージを大切に保存することでした。強固な基礎の上に建てられた当ホテルは、現在も開業当時と変わらぬ壮麗な雰囲気を備えています。

情熱に溢れた総支配人のピエール・ジョエムの指揮の下、建築家とデザイナーのコンビとして有名なパトリック・ジュアン氏とサンジット・マンク氏が、改装を手がけました。ラ・マムーニアに相応しい空間として再活性化された各施設が、新しい人の流れを創り出します。

リノベーションのもう一つの目的は、旅行に対する意識の変化や、新しい飲食体験を求める常連客のニーズに応えることでした。

そのため、飲食部門のコンセプトが大きく変わりました。新設の飲食施設が、歴史あるラ・マムーニアに、新しい風を吹き込んでいます。例えば、ホテルのギャラリーに隣接する「サロン・ド・テ・バイ・ピエール・エルメ」(Salon de thé by Pierre Hermé)が、新しい朝食会場です。このティールームでは、アフタヌーンティーもお楽しみいただけます。世界をリードするフランスのパティシエ、ピエール・エルメ氏が考案した贅沢な洋菓子をぜひご堪能ください。

社交場として人気の「バー・イタリアン」は、改装前と同じシェフがアートディレクションを務め、新しい解釈を施したフランス料理を提供します。

さらに、世界で最も高名なシェフの一人、ジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリスティン氏とコラボした2軒のレストランがオープンします。マラケシュで最高のピザを味わえるハイエンドなトラットリア「イタリアン・レストラン」と、最高級の東南アジア料理を取り揃えた「アジアン・レストラン」は、いずれも、レストラン経営にも手腕を発揮するジャン-ジョルジュ氏が全体を指揮します。

このほか、ラウンジとパーティー会場もアップグレードされます。中でも、当ホテルを愛したチャーチル元イギリス首相の名前に由来する「チャーチル・バー」は、わずか20席のプライベートな空間になります。パリで最古のキャビアメーカーの一つ、「キャヴィアリ」(Kaviari)から届くラ・マムーニアのための特注品«キャビア・メゾン»をお召し上がりいただけます。

人気の「モロッカン・レストラン」のルーフトップは、トレンドの最先端を行くラウンジへと進化し、常駐のDJが盛り上げます。

21席の多機能シネマは、新しく加わった最も楽しい施設の一つです。映画鑑賞はもちろん、新商品の発表会やビジネスミーティングなど、多目的にご利用いただけます。

「ル・パビリオン・ドゥ・ラ・ピシン」も改装を終了し、エレガントなフードスタンドが新しい体験を提供します。絶品スイーツたちが並ぶ「スイート・コーナー・バイ・ピエール・エルメ」のほか、「バー・ドゥ・ラ・ピシン」の素晴らしいカクテルも見逃せません。

「イタリアン・レストラン」のテラスに面し、ホテルの地下に位置する「エノテーク」(L’ Oenothèque)は、ユニークなコンセプトでゲストを魅了します。12名用のテーブルの周りを2000本の特別なワインが取り囲み、秘密の隠れ家のような雰囲気を演出します。ご滞在中に体験すべき、とっておきのスポットです!

総支配人のピエール・ジョエムが率いるチームは、“新しい” ラ・マムーニアにゲストをお迎えできることを楽しみにしています。一つひとつの施設において、ロケーションから、名称、提携先、ユニフォーム、食器類に至るまで、細部までこだわりが詰まった改装後のラ・マムーニアは、“マラケシュの貴婦人”に宿る魂はそのままに、アップグレードされた感動的な体験をお届けします。

世界中のラグジュアリーリゾートのレストランで提供されているレシピをご紹介!健康面にアプローチするレシピから、現地の味を楽しめるレシピまで、ぜひご自宅でお試しください。

第3回目は自然派ラグジュアリーリゾート、ベトナムの「シックスセンシズ ニンバンベイ」より秋に美味しい鮭を使ったレシピをご紹介。純粋な食の喜びと栄養管理を満たす“Eat with Six Senses”のポリシーに沿ってお伝え。

<グリルサーモンのサルサベルデ添え/ Seared Salmon with Salsa Verde

〜材料〜(2人分)

  • サーモン 2切れ        16センチくらいのサイズで、皮つき
  • アスパラガス            8~24本 サイズによる
  • イタリアンバジル    4g                 生の葉の部分
  • コリアンダー            4g 生の葉の部分
  • ミントの葉                4g
  • イタリアンパセリ    4g
  • レモン                        2切れ             くし切りにする
  • サルサベルデ 大さじ 1~2 *別レシピ参照
  • オリーブオイル       小さじ2
  • エキストラバージンオリーブオイル
  • 塩・黒胡椒               少々

〜作り方〜

  1. サーモンの皮に切れ目を入れ、塩を振り室温に戻しておくっておく。
  2. フライパンを中火にかけ、小さじ2のオリーブオイルを入れる。
  3. フライパンから煙が上がり始めたら、サーモンの皮を下にしてフライパンに入れる。
  4. フライ返しなど、平なものでサーモンを上から軽く押し、皮を30秒ほど、押し付けて焼く。
  5. 押し付けるのを止め、そのまま中火で5分ほど焼く。
  6. アスパラガスにオリーブオイル、塩、コショウで風味をつける。
  7. サーモンをそっと返し、さらに2分ほど焼く。
  8. アスパラガスをグリルかフライパンで、色がつき、歯ごたえが残るように火を通す。
  9. 皿にアスパラガスを乗せ、その上にサーモンを乗せる。
  10. ボウルにハーブを入れ、エキストラバージンオリーブオイルと塩、コショウで味付ける。
  11. 皿のサーモンの横にハーブを盛る。
  12. サルサベルデをサーモンにかけ、エキストラバージンオリーブオイルと黒コショウを振る。
  13. くし形に切ったレモンを添える。

Salsa Verde/サルサベルデ(ソース)

〜材料〜(約6人分)

*緑のサルサソースという意味のサルサベルデは、シンプルにグリルした肉、魚や、タコなど生の魚介類によく合うソースです。サンドイッチにしても美味しいので、多めの分量のレシピにしてあります。

  • ミントの葉             5g
  • パセリの葉            20g
  • コリアンダー         10g
  • ほうれん草            15g
  • ディジョンマスタード 30g
  • マヨネーズ            20g
  • ケッパー               小さじ3 洗っておく
  • 塩                             1g
  • エキストラバージンオリーブオイル 大さじ2
  • レモンジュース    大さじ2
  • 赤ワインビネガー  大さじ5

〜作り方〜

  1. 全ての材料をミキサーに入れ、なめらかになるまでかくはんする。
  2. ワインビネガーと塩で味を調える。

コクが欲しいときは、砂糖を少量加えてもいい。

<シックスセンシズ ニンバンベイ>

ホーチミンから国内線で40分のニャチャンから車で約40分、ボートで20分。青々と茂る熱帯雨林と、目の前に広がるコバルトブルーの海が広がる、隠れ家リゾートです。ベトナム建築様式を取り入れたゲストルームや、オープンエアのバスタブも人気です。白砂のプライベートビーチ、岩盤の地形を生かした岩の上に立つビラ、洞窟のワインケーブなどユニークで壮大なスケールの体験が待っています。

全室ヴィラ、プライベートプール付きの隠れ家リゾート。いまでは良く聞くどころか、ラグジュアリーリゾートの基本条件かも?とすら思えますが、2014年にトリサラがオープンした時は画期的でした。しかもメインの部屋タイプ、オーシャンビュー・プールヴィラは240㎡という広さで、まさに究極のラグジュアリーリゾートの誕生でした。さらに付け加えると、トリサラのヴィラは全室オーシャンビュー、これはなかなか実現出来ないチャレンジ項目です。そして、プライベートビーチの存在。タイの浜は個人所有できないので、有名リゾートといえどもビーチにはノンゲストが入ることを禁ずることができません。トリサラの立地が外からの進入が不可能にしており、トリサラのビーチは完全プライベートなのです。

アマン第一号、アマンプリの総支配人を皮切りに、エイドリアン・ゼッカ氏の右腕として10軒ほどのアマンのオープンに携わったのちに独立して、理想のリゾート「トリサラ」を創り上げたアンソニー・ラーク。彼が語るラグジュアリーの定義は「スペース、プライバシー、そしてビスポーク(テイラーメイド体験)」でした。ヴィラの広さや造りを見ればスペースとプライバシーは一目瞭然です。

レストラン以外では、誰にも会わずに終日すごせるスペースと贅沢なランドスケープです。ではビスポークの体験は? リサラならではの体験をいろいろご紹介したいと思います。ちなみにアンソニーは総支配人の席をカリム・イルガンクにバトンタッチし、現在はオーナー会社の上級役員として、第二のトリサラの開発に携わっています。

トリサラのスパ(Jara Spa)では、3人のセラピストが同時に施術を行う、6ハンドマッサージという仰天のメニューがあります。これも、単なるリゾートスパではない、トリサラならではのスパ体験と言えるのですが、スパに特化したジャーナリストも施術にうなるレベルで、私などは、あまりに調和のとれたマッサージのテンポに、「本当に3人(6本の手)でやってるの?」と聞いてしまったぐらいです。また、リゾート内にあるDDEN(ディレクターズDEN)は経験豊かなフォト&ビデオグラファー、デジタルアーティストによる制作スタジオで、思い出のフォトアルバムや動画をまるで雑誌や映画のように仕上げてくれる、他に類をみない体験を提供しています。また、リゾートのヴィラが点在するエリアから少し離れたところ(メインエントランスには近いところ)にテニスコートと共にボクシングのリングがあり、本格的なムエタイのレッスンが受けられることはあまり知られていません。(ちょっともったいない!)

トリサラは、継続的に体験の充実を図っていますが、特に食の分野におけるユニークな体験メニューは目を見張るものがあります。トリサラはリゾートから車で20分ほどのところにオーガニック農園を所有しており、野菜、ハーブ、フリーケージで鶏、アヒルも育てています。この自家農園「プル・ジュンパ」や地元の農家からの食材を用いて、プーケット初の「Farm to table(菜園から食卓へ)」コンセプトのレストラン「PRU」をオープンしたのは才能あふれる若きシェフ、ジミー・オーフォスト。そしてこのPRUは2019年、2020年と連続でミシュラン一つ星を獲得。プーケット初にして、唯一のミシュラン星付きレストランです。地元産のワインも含む、ワインペアリングのディナーは、シェフ・ジミーの創造性を満喫できる楽しく美味しい体験です。

昼間のアクティビティーとして、プル・ジャンパの見学と、野菜の収穫体験をした上で、農園内の簡易レストランで食体験も可能です。ちなみにPRUとはPlant(植えて)、Raise(育てて)、Understand(理解する)から命名された名称です。

タイのリゾートにいる限り美味しいタイ料理がたべタイ。誰もが望みますよね。トリサラのタイ料理「シーフード@トリサラ」は(タイの他のホテルやリゾートと比べても)レベル高し、と断言できますが、ある意味、ユニークなタイ料理でもあるのです。タイ人の総料理長、シェフ・クラが考案したタイ料理メニューの一部にある「ママレシピ」は、昔からの家庭料理の定番で、みんな大好きなメニューなのに、最近レストランで見かけない懐かしい味を集めたもの。実際にシェフ・クラと彼のチームが地元のママさんやグランマ達に直接聞き、シェフ・クラのテクニックを駆使し、新鮮かつ良質の食材で完成させたメニューなのです。確かに始めてお目にかかるメニューばかり。日本でいうところの「昭和の味」なんでしょうね。

さらにシェフ・クラと彼のチームによる、シェフズ・テーブルも素敵な体験です。トリサラには3~7ベッドルームまであるレジデンシャルヴィラ(分譲用で、各ヴィラにオーナーがいます)24棟あり、オーナーが使用しない期間は、レンタル利用が可能です。2ベッドルームのレジデンシャルヴィラは、プールも大きく、プールサイドもちょっとしたレストランの外席ぐらいあるため、そこに簡易キッチンをセットし、6~8人用のダイニングテーブルを置き、目の前でシェフ達が料理したものをいただける特別なディナーです。プーケットでしか採れない食材をふんだんに使い、シーフード@トリサラのメニューに無いプーケット料理も体験できる特別なダイニング体験はシェフ・クラに脱帽!

トリサラが2年ほど前から始めたユニークな食&ローカル体験も一押しです。トリサラのタイ人スタッフにエスコートされ、冷えた水やジャスミンが香るおしぼりも完備されたエアコンの効いたトリサラの車で、プーケットのオールドタウンへいざ出発。このローカルグルメツアーは、地元の朝食専門の食堂を巡り、何種類もの朝食を少しずつ食べ歩くもの。シェフはもちろん、マネージャー達も試食を重ねてセレクトした地元の名店揃いで、いずれもミシュランのビブグルマンにリストアップされています。通常観光客を相手に商売していない店が多く、メニューはタイ語のみ、お店の人も英語はダメ、というケースも少なくありません。だから、タイ人のスタッフの存在が重要。メニューの説明、選び方、食べ方など丁寧に教えてくれますし、お店のオーナーや料理人に質問もできます。ロティと呼ばれるパンケーキ専門店、スープヌードル専門店、チキンライス専門店など、「うわっ、美味しい!」を連発してしまう、B級グルメ体験です。

3軒終えたところで、お腹いっぱいになり4軒目は諦めましたが、ゲストが希望すれば4軒目、5軒目とずっと食べ続けるそうです。締めはプラナカンスタイルのショップハウス造りの家で、プーケットの伝統菓子のデザートをいただきながら、プーケットの歴史の話をオーナーの流暢な日本語で聞いてグルメツアーは終了。レストランの場所はそれぞれけっこう離れていたりするのですが、車で移動するので楽ちんですし、すべてのお支払いもエスコートのトリサラスタッフにお任せで、何の心配も苦労もなく、楽しくてたまらない体験でした。このツアーじゃなければ、たどり着けないお店ばかりです!

Texts by Yuki Obara

Photos by Hiro Matsui

 

世界中のラグジュアリーリゾートのレストランで提供されているレシピをご紹介!健康面にアプローチするレシピから、現地の味を楽しめるレシピまで、ぜひご自宅でお試しください。

第2回目は世界No.1ホテルにも輝いたことのあるモロッコ、マラケシュの「ラ・マムーニア」よりタジン鍋を使ったレシピをご紹介します。スパイスたっぷりで風邪にも負けない身体作りを!

 

<チキンのオリーブと砂糖漬けレモン添え / Farmed Chicken with olives and candied lemons

〜材料〜(4人分)

鶏肉 1.6㎏・鶏レバー 30・鶏砂肝 40g・玉ネギ 中1個・パセリ 1/2束・コリアンダー 1/2束・ニンニク 2片・サフラン 1g・オリーブオイル 小さじ1・砂糖漬けレモン 22g・レモンのしぼり汁 大さじ2・赤いオリーブ 135g(なければグリーン、黒でも)・ショウガ:3g(つぶしておく)・ターメリック、塩、コショウ 少々

〜作り方〜

  1. オリーブ以外の調味料を全て混ぜ、鶏肉、レバー、砂肝を入れ、塩一つまみを加え約1時間、漬け込んでおく
  2. 予め水に漬けて湿らせたタジン鍋に、①を入れ、2時間半ほど弱火にかける
  3. 材料から水分が出てきたら、焦げ付かないように材料を混ぜる
  4. タジンのフタを持ち上げ、オリーブを飾る
  5. 取り分けたら、タジンに残ったソースをかける。
    お好みでモロッコのパン(ホブス)とともに召し上がれ!

<ラ・マムーニア>

1923年にオープンし、現在に至るまで各国の著名人に愛され続けているホテル。イギリスのウインストン・チャーチル首相が「この世の中で最も美しい場所」と称したことでも有名です。現在ホテルは大規模リノベーション中、コロナの影響を受け再オープンが遅れていましたが、ついに今月オープンします。生まれ変わったホテルには世界的に有名なフレンチシェフ、ジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリスティン氏とのコラボレーションレストランが登場します。

 

 

現在 20 ヶ国、15 軒のリゾートとホテル、そして 28 軒のスパを運営する自然派ラグジュアリーリゾートのシックスセンシズの6軒のリゾートがコンデナストトラベラー2020年リーダーズチョイスアワードに選出されました。

 

シックスセンシズ ドウロバレー、ポルトガル

Top 30 Destination Spa Resorts in the World 第2位

シックスセンシズ ジギーベイ、オマーン

Top 10 Resorts in The Middle East 第3位

シックスセンシズ ウルワツ、バリ

Top 20 Resorts in Indonesia 第3位

シックスセンシズ ヤオノイ、タイ

Top 20 Resorts in Thailand 第8位

シックスセンシズ ブータン、ブータン

Top 30 Resorts in Asia 第17位

シックスセンシズ ジルパシヨン、セーシェル

Top 30 Resorts in The Indian Ocean 第9位

コンデナストトラベラーの米国編集者であるジェシーアシュロックは、この賞を発表し、次のように述べています。「現在のパンデミックの開始時に実施された今年の調査結果は、有意義な旅行体験の永続的な力の証です。受賞者は、視聴者にとって最高の最高のものを表しており、次に待ちきれないすべての冒険に旅行計画のインスピレーションをたくさん提供します。」

新型コロナの感染拡大で行動制限が出る前、ギリギリのタイミングで訪ねたバリ島、ウルワツのSix Senses をご紹介。思えばこの2月末の旅が今年最初で最後の海外旅行ということか?なんとも悲しい世の中になりました。アフターコロナの旅プランの参考にしていただければ幸いです。

バリといえばビーチリゾートのイメージですが、ここ、ウルワツ地区は島の最南端の半島に位置し、ウルワツ寺院(この寺院は夕陽とペアの被写体としては美しいですが、わざわざ行っても、観光客が多いだけで感動しないことを体験済みだったので今回はパス)の存在ゆえにスピリチャルな場所といわれています。シックスセンシズ ウルワツの最大の特長は切り立った崖に立つロケーション。砂のビーチはありませんが、リゾートから見下ろすオーシャンビューは「ダイナミック」の一語に尽きます。断崖絶壁ギリギリの所に位置する「ザ・クリフ・バー」から眺める夕陽は圧巻で、インスタ映えの瞬間を撮りたいゲスト間の座席の取り合いも!(事前の予約をお勧めします)夕暮れ時のカクテルタイムにこれ以上のロケーションは無いと言っても過言ではないでしょう!

 

シックスセンシズといえば、サステナビリティの取り組みや、敷地内で育てるオーガニック食材の充実ぶりにも定評があります。ウルワツでも野菜、ハーブ農園、マッシュルームハウス(原木で栽培)、ストレスフリーの養鶏場(栄養価の高い卵生産専用)、残飯や雑草の処理にも活躍するヤギの飼育など多岐に渡ります。

サステナビリティを学ぶリゾート内ツアーや、農園で摘んだ野菜を使ってのインドネシア料理のクッキングクラスもアクティビティーの一つとして体験できます。いろいろなホテルやリゾートでクッキングクラスを体験して来ましたが、他と比べても、シックスセンシズ ウルワツでのクッキングクラスはかなり楽しかった(美味しかった)のでご紹介します。2種類のサンバル(インドネシア料理には欠かせない薬味)と魚の串焼き「サテ」、さらに白身魚の蒸しものの全4品。私は魚のつくねのサテをシェフの隣で見よう見まねで一緒に作ったのですが、その美味しさにびっくりでした。その上、様子を見に立ち寄った総料理長が、食事にはこれがないとね!とバリ島産のHATTENワインをすかさず用意してくれて、なんとも楽しいランチとなりました。

美味しいといえば、この旅を通じて、インドネシア料理の美味しさを再発見できた気がしました。特に、オールデイダイニング「Rocka」はスタッフもみな明るく、嬉しくなるほど元気で気がきき、朝食の麺料理やソトアヤムは毎日食べたくなる味で、本当に毎日オーダーしました。ランチ、ディナー時にはMYサンバルを作ってくれるサービスがあり、スーパーなどの瓶詰めとは異なり、生(マタ)のサンバル・マタは、すべてのお料理にマッチし、その美味しさに思わずみな笑みがこぼれるほど。

また、崖の上というロケーションならではの素敵なセッティングは、大海原に流れこむインフィニティープール。バリのライステラスを思わせるような段々(3段)に連なるデザインで、インスタに縁の無い人でも、写真に収めずにはいられない絶景です。そしてプールサイドにはオシャレなチェアが並ぶ屋外シアターも。星空の下で映画鑑賞も思い出に残る体験でしょう。シックスセンシズのリゾートにはすべて屋外シアターが完備されているのですが、ウルワツのロケーションが、このスターライト・シアターをとても特別な空間に演出していました。

お部屋も気になりますよね。リゾートではお籠もりしたくなるような部屋が望ましい。もちろん、プライベート付き、オーシャンビューのクリフヴィラ(全75棟)があなたをお待ちしています。(4階建ての本館にも28のスカイスイートがありますが、やはりヴィラをお勧めしたい)1ベッドルームヴィラで198㎡あるので広々としていることはもちろんですが、木のぬくもりを感じつつ、落ち着いた色調でくつろげる空間です。プラスティックフリーをいち早く展開しているシックスセンシズですから、ソープ、シャンプーなどのバスルームアメニティーはすべて陶器か紙の箱に入っています。コーヒーメーカーも備えられていますが、使用済みのコーヒー(豆)は農園の肥料で再利用するという徹底ぶりにも感心しました。ヴィラでのんびりすごす為に数日分の冷えたビールを頼んでみたところ、木製の大型ワインクーラーにたっぷりの氷と一緒に届きました。このワインクーラーはバリの職人にオーダーメイドしたらしいのですが、水滴が外に付かない優れもので、もちろん保冷効果も抜群でした。

今やバリの全リゾートでて提供しているともいわれるフローティング・ブレックファスト。定番と思いつつも、一度はオーダーしたい。量が多いので、ブランチ向きかもしれません。インヴィラダイニングとして朝8時から夕方5時までオーダーできるそうです。プールに入って食べるのか?はたまたプールからバスケットごと取り上げてプールサイドのテーブルで食べるのか? プールにこぼしたら申し訳ないので、私は後者を選びましたが、水に浸りながらいただくのがフローティング・ブレックファストの醍醐味かも!?

ロケーション、アクティビティー、食事、ヴィラ、と満足のリゾート体験を提供してくれるシックスセンシズ ウルワツですが、特筆すべき点は素晴らしいスタッフとそのサービスでした。メインダイニングのRockaのスタッフが元気いっぱいのナイスなサービスであることはすでにご紹介しましたが、Rockaのスタッフに限らず、フロント、スパ、ショップ、どこで会うスタッフも素敵な笑顔と気持ち良い(心地良い)サービスを提供してくれました。ゲストサービス兼バトラーの業務を行うGEM (Guest Experience Maker)の存在は、さらに私達の滞在を心地良く内容の濃いものに仕上げてくれたことはいうまでもありません。我がGEMのSeva君は驚くほど気が効く青年で、朝から晩まで本当に良く動き回り、アシストしてくれました。再訪する機会があったら、ぜひともSevaを指名したいと思います。食事が美味しく、スタッフンお笑顔を絶やさない素晴らしいサービスがあったら、その滞在はほぼ完璧なものとなり、ゴージャスなヴィラやその他の施設も素晴らしいのですが、二の次だな、と感じる旅でした。

Texts by Yuki Obara

Photos by Hiro Matsui