プーケットを代表するラグジュアリーリゾート、トリサラの創作地中海料理レストラン「Cielo(シエロ)」では、毎週日曜日を特別な日にする「シーサイド サンデーブランチ」を開始しました。

スペイン語で「楽園」を意味するシエロは、美しいビーチフロントロケーションで、サステナビリティに配慮し調達した最高品質の食材を使用し、陽気で活気に満ちた地中海の食文化からインスピレーションを受けた創作料理を提供します。

このシーサイドサンデーブランチでは、毎週日曜日12:00~16:00で、美味しいシェア・タパス、シーフード・タワー、豊富なメイン料理、チーズやデザートと共に、ジャズ・カルテットによる究極のサンデー・パーティーをお楽しみいただけます。

食材のおいしさを生かしたグリル料理から薪オーブン焼きまで、さまざまな調理スタイルが、豊かな風味をさらに高めます。希少価値の高い自然派ワインを含む幅広い種類のワインもご用意しています。地元で獲れた最上級の海産物を使用したメニューは、ビーチフロントのレストランの雰囲気とマッチし、トリサラならではの食体験を提供します。

地元の生産者とのつながりを大切にしたサステナブルな調達を重視する「Dine Good, Do Good(良いものを食べて、良いことを行う。通称DGDG)」という企業理念は、トリサラの全てのレストランで徹底されており、地元の食材を使い、地元の職人を起用することなどを通じて、積極的に倫理的責任を果たしています。シエロにおいても、トリバナンダ(トリサラのオーナー会社が運営するウェルネスコミュ二ティー施設)内の16,000平方メートルの広さを有するオーガニック菜園「プル・ジャンパ」と地元の職人・生産者から可能な限り、調達しています。

プーケット屈指のラグジュアリーリゾート、トリサラの人気レストラン「SAT at Trisara(サット・アット・トリサラ)」では、新鮮な地元の食材をふんだんに使用した創作タイ南部料理でゲストに特別な食体験をご用意しています。

トリサラは、タイの名門ファミリーが経営を担うモンタラ・ホスピタリティー・グループが所有・運営しています。プーケットで唯一ミシュランの星を獲得している「PRU(プル)」や、地中海料理レストラン「Cielo(シエロ)」をはじめとするリゾート内レストランにて、直営農園や地元の生産者から届く新鮮な食材の魅力を最大限に引き出した料理を提供しています。そして、Seafood at Trisaraから改名したSAT at Trisaraがさらに、このタイのガストロノミーを牽引する美食リゾートとしての存在感を高めます。

トリサラは、アンダマン海で獲れる新鮮なシーフードや、周辺地域で栽培・生産されている高品質な野菜、ハーブ、肉など、地元の最高級食材をエシカルに(環境保全や社会貢献に配慮して)調達しています。これらは、何世代にもわたり受け継がれてきたタイ南部料理に使用されてきた食材です。SATでは、地元の伝統的な料理とモダンなタイ料理で構成されたメニューを考案し、プーケットとタイが誇る海と陸の素晴らしい旬の食材をご紹介します。

トリサラのエクゼクティブシェフ、チャルムチャイ・プラコブキット(通称:シェフ・クラ)は、次の通りコメントしています。「SATは、プーケットの豊かな恵みをゲストと一緒に賞賛する場所で、一般的なレストランの概念と一線を画します。私たちはタイの伝統をとても誇りに思っており、プーケットで獲れた新鮮な魚介類や周辺地域の食材を伝統的なレシピに則して料理し、皆さまをユニークな食文化の旅へとお連れできることを光栄に思います。」

生物多様性に恵まれた自然豊かなタイ南部は、海と陸の幸の宝庫です。そして、様々な文化の影響を受けながら食文化が発展してきました。SATは、当地域の文化とその発展を称えると共に、地元のコミュニティと密接に連携し、環境に配慮した生産・流通を支援します。

前菜のおすすめメニューは、「プラヘーン・テンモー(スイカ、魚のフレーク、揚げエシャロット)」と、「トムソム・ラガーム・プラ―(酸味の効いた白身魚のスープ、サラックとマラバールタマリンド入り)」。メインは、「クンマンコーン・パットプリックグルア(プーケット産ロブスターのターメリック、唐辛子、ニンニク、胡椒、コリアンダー炒め)」や「プーパッポンカリー(蟹のカレー炒め、フリーレンジの鶏卵、唐辛子、セロリ入り)」など、鮮やかなシーフード料理のほか、「ゲーン・クアヌア(牛カルビカレー、新生姜、ジャガイモ入り)」や「ゲーン・カティガイ・ルーククルアイ(ペラナカン風レッドカレー、フリーレンジの鶏肉とベビーバナナ入り)」など、肉料理もお選びいただけます。

目の前に水平線が垣間見えるSATの店内は、美しい花が生けられた木彫りの装飾から、環境に優しい天然リネン、伝統的な籐の椅子、陶器まで、職人の技が光る什器・装飾品が配され、タイの伝統と文化を称えるレストランのコンセプトを反映しています。

シェフ・クラは、レストランのコンセプトについて、「私たちは、忘れられないダイニング体験を提供するために心を尽くしています。厳選された新鮮な地元の食材から、斬新なプレゼンテーションに至るまで、すべての要素がゲストの心に残るようデザインされています。」と、説明しています。

<営業時間と予約・詳細に関するお問い合わせ>

営業時間:毎日18:00 ~ 22:30

電話番号: +66 (0) 76 310 100 | メールアドレス: fbreservations@trisara.com 

About SAT at TrisaraThe Taste of Tradition(サット・アット・トリサラ – 伝統の味)

レストラン名の「SAT」は、タイ語とサンスクリット語で「真実」を意味します。何世代にもわたり受け継がれてきた伝統的なタイ南部料理とモダンなタイ料理の両方を、家庭料理スタイルで提供します。アットホームな雰囲気の中、プーケット島の海と陸の旬の恵みを存分にご堪能ください。また、地域コミュニティと密接に連携しながら環境に配慮した生産・流通を支援することにより、イノベーションが伝統を守ることにもつながることを証明しています。

シックスセンシズの環境に配慮したリゾート、スパ、レジデンスコミュニティが、アメリカサウスカロライナ州の美しい沿岸部に、2026年オープン予定です。

サバンナ/ヒルトンヘッド国際空港よりすぐの好立地に位置するシックスセンシズ サウスカロライナ アイランドは、ヒルトンヘッド アイランド、ドーフスキー アイランド、ベイポイント アイランドの3つの島にまたがる大規模なプロジェクトです。ホワイトストーン社の社長、ティモシー・ピッチャー氏、パートナーのレッドロックポートフォリオ社、シックスセンシズ ホテル リゾート スパグループのCEO、ニール・ジェイコブズ、同グループのCDO(最高開発責任者)、オマール・ロメロによる調印式が執り行われ、複数年にわたるホテルマネジメント契約が締結されました。

ヒルトンヘッド アイランド

小さな町ならではの魅力、潮の満ち引きによって変化する水路、白い砂浜、野生生物保護区で有名なヒルトンヘッド アイランドは、米国の権威ある旅行雑誌『コンデナスト・トラベラー』の「リーダーズ・チョイス・アワード」にて、7年連続「アメリカのお気に入りの島」に選出されています。この人気の島に、リゾートとレジデンスへアクセスするためのエントランスを設置し、ゲストや居住者の皆さまをお迎えします。各エリアへの移動手段は、ハイブリッドヨットや電気ボート。シックスセンシズでの滞在は、沿岸間の爽快な乗船体験から始まります。

ドーフスキー アイランド

サウスカロライナ州最南端の有人の島、ドーフスキーでは、豊かな自然、静かな海岸線、多様な文化が大切に保護されています。460エーカーに及ぶ広大な開発プロジェクトの理念は、「再生」。客室とスイート、ビーチと海岸林に点在するコテージの基本計画にも、この理念が反映されています。

飲食施設は、オールデイダイニングのレストランから、シグネチャーレストランとバー、ビーチクラブ、プールサイドのグリルレストラン、ポップアップまで、幅広い形態が計画されており、当地域が誇る最上級の食材を使用した季節感溢れるメニューをご用意します。

島内では、クルーズや釣りなどのウォータースポーツに加え、農場訪問や馬のセラピー、チャンピオンシップコースでのゴルフを楽しむことができます。リゾート内には、地元のアートをテーマにしたスタジオを開設。リゾート内外にて、ドーフスキーの魅力に存分に触れていただけます。

シックスセンシズ スパは、包括的なアプローチにより、より良いウェルビーイング(心身の健康)を追求するゲストを発見の旅へとお連れします。ヨガ、瞑想、マインドフルネス、ウェルネス専門家によるセッション、最先端科学と伝統療法を融合させた健康長寿のためのプログラムなどを提供予定です。

ウェルビーイングを重視する開発・運営は、サービスを提供するスタッフと島民も対象です。スタッフと島民のために、高品質の住居とコミュニティ設備が整備されます。

ベイポイント アイランド

環境保護に熱心に取り組むホワイトストーンは、この手つかずの唯一無二の島を維持するための約束を数十年にわたり守り、信用を築いてきました。シックスセンシズは、環境保護に対する理念を共有するレジデンスコミュニティの開発に参画し、この島のユニークな生態系を何世代にもわたり保護していくことをお約束します。

「Southern Island Coastal」(南の島の海岸線)をインスピレーションに、自然との結びつきを感じることができるビオフリックデザインと、モジュール工法を採用したヴィラスタイルのレジデンスは、カテゴリー5のハリケーンにも強い耐性を備えます。最先端のインフラ、廃棄物処理、再生可能エネルギー、逆浸透膜浄水システム、土壌と環境への負荷を軽減するヘリカル杭工法を特徴とするコミュニティは、自給自足型です。テラスで爽やかなそよ風を楽しんだり、砂浜で日光浴や散策をしたり、1年を通して穏やかにお過ごしいただけます。2024年、レジデンスの一部が先行して販売される予定です。

ホワイトストーンの社長、ティモシー・ピッチャー氏は、この度のパートナーシップ締結にあたり、次のようにコメントしています。「ホワイトストーンは、人々の暮らしとそれを支える生態系との重要なつながりを育み、保護することに努めています。私たちの存在の源である環境をより良くするリジェナラティブなラグジュアリーを追求するイノベーションが、すべてのコンセプトとデザインに反映されます。シックスセンシズと当社は、総合的なウェルネスと手つかずの自然の美しさをシームレスに融合させ、環境に配慮した居住空間を再定義し、新しい時代の種をまくというビジョンを共有しています。」

シックスセンシズのCEO、ニール・ジェイコブズは、次のようにコメントしています。「数年の準備期間を経て、ホワイトストーンとレッドロックの両社と提携し、当地域の美しい環境、人々、文化を称える2つの特別なコミュニティのプロジェクトに参画できることに喜びと興奮を隠しきれません。この素晴らしい海岸沿いの景観を、シックスセンシズ独自のウェルネスとサステナビリティ(持続可能性)の方程式にあてはめることにより、人々が、自然との繋がり深め、お互いに、ひいては自分自身とのつながりを取り戻すための重要な要素とエネルギーを備えた場所を創造します。」

シックスセンシズのカリブ海初進出リゾート、シックスセンシズ ラ サジェスが開業しました。自慢のビーチと緑が豊かに生い茂る穏やかな丘に、広々とした客室を完備。きらめくサンゴ礁や神秘的な熱帯雨林など、グレナダ島の美しい自然と独自の文化に触れられる体験を通して、発見と再生、そして喜びに満ちた旅をお楽しみいただけます。

総支配人のトーマス・フェルビアは、次の通りコメントしています。「グレナダの6つの行政教区の中でも、シックスセンシズ ラ サジェスが位置する南東部のセント デイビッドは、近年目覚ましい発展を遂げています。この活気に満ちたエリアにゲストの皆さまをお迎えできることを嬉しく思います。当地域で生まれ育ったスタッフたちは、島を知り尽くしています。手付かずの自然と、まだあまり知られていない一面をご紹介できることは、スタッフ一同この上ない喜びです。」

IHGラグジュアリー&ライフスタイルコレクションの一員であるシックスセンシズの最新リゾート、シックスセンシズ ラ サジェスの客室は、56室のプールスイートと15室のヴィラ。1~4室の寝室に加え、全客室に広い屋外テラスとプランジプールが付いています。内装デザインは、高い快適性はもちろん、再利用・再生可能な天然素材を使用するなど、環境にも配慮されています。

カリブ海ならではの唯一無二のアクティビティ

リゾート内の「エクスペリエンスセンター」では、農園から届く新鮮なカリブ海の食材を使用した料理教室、カリブ海スタイルのアフタヌーンティー、滝遊び、熱帯雨林ハイキング、海岸線の絶景スポット巡りなど、年齢を問わずご参加いただけるアクティビティを手配します。ゲストは、伝統、サステナビリティ、文化、コミュニティをキーワードに、香辛料とのんびりとしたライフスタイルで知られるグレナダの魅力に触れることができます。

その中でも、とっておきのツアーの1つが、グレナダの女性農業団体「Grenrop」の代表であるテレサ・マリーショーから直接農業について学べる体験。地域の発展に貢献する当団体の取り組みについて理解を深め、グレナダ料理の要素を取り入れた創作料理をお召し上がりいただけます。

グレナダは、カカオの産地としても世界的に有名です。国際的な賞に輝いたオーガニックのダークチョコレートを食べずに、この島への旅は終われません。チョコレート作りの伝統、文化、歴史をカカオ農家の視点から体験できるエクスカーションもご用意しています。

自然の恵みが詰まった美味しい島料理

リゾート内の3軒のレストラン、2軒のバー、1軒のベーカリーカフェは、「Eat With Six Senses」(天然由来で、地元での持続可能な栽培法による食材を用いたシックスセンシズ流の食体験)の考えに則り、カリブ海と南アメリカの料理にヒントを得たメニューを提供します。エグゼクティブシェフのジェーソン・ミラーが監修する料理は、肥沃な火山灰土壌で育った地元の食材を生かした斬新な味付けが特徴です。新鮮な食材を調達するために、リゾート敷地内で自家栽培するほか、地元の生産者と密接に連携。これらの取り組みは、二酸化炭素排出量の削減にも貢献します。料理とのペアリングにピッタリな厳選されたカクテル、国内外のワイン、グレナダ産の特製ラム酒もご用意しています。

伝統と現代のセラピーが出会う魅惑のスパ

シックスセンシズ ラ サジェスのスパは、地元に古くから伝わる知恵や伝統に学び、香り豊かな薬用スパイス、島原産の植物、ハーブを活用したオリジナルのメニューを開発しました。睡眠、運動、ヨガ、健康長寿に特化した革新的なウェルネスプログラムと、リゾート専属及び招聘セラピストによるハイテクとハイタッチで信頼関係を築くアプローチにより、心身の回復と成長をもたらします。

例えば、「カリビアン クレンジング リチュアル」。島の文化を取り入れたユニークな方法でネガティブなエネルギーを開放してバランスを整えます。トリートメントの後は、地産のブッシュティーでリフレッシュしていただけます。「アルケミーバー」(シックスセンシズの全リゾートに設置されている天然由来の材料を用いた手作り体験を開催する施設)では、グレナダ原産のスパイスやハーブを使ったレメディーやポーションを作ることができます。

サステナブルな開発と運営

周辺地域の生態系の保護に対する取り組みは、ワールドクラスのゲスト体験を提供することと同様に重要です。リゾートは、鳥や魚をはじめ、多種多様な生物が生息する天然のラグーン(遠浅の海岸)を囲むように立っています。開発段階から生態系を維持するために細心の注意が払われ、小さな海洋生物が安全な水域に入れるよう、水深を深くする工夫も施されました。現在、ラグーンは潮の満ち引きによって自然に変化し、生息する動植物に楽園を提供しています。

また、リゾートに植えられた植生は、渡り鳥や周辺の動物たちを惹きつける果物や木の実を実らせます。そして、それらの種が自然に周辺地域に散らばり、在来種の草、低木、樹木の生育を促します。敷地内に育つホワイトシダー、ロックフィグ(岩イチジク)、ブルーゴー、プランテーンなどの原生樹木が、島の気候に適した生物圏を形成します。

シックスセンシズ ラ サジェスは、アメリカ、カナダ、ヨーロッパからの国際線を1年を通じて運航しているモーリス・ビショップ国際空港より車で35分の距離です。

インドのウェルネスリゾートである。当然、アーユルヴェーダやヨガ、といったインド由来の施術に長けていることは間違いないが、いろいろな面で気軽に行くにはちょっとチャレンジングな国であることも間違いない。さらに、ウェルネスリゾートといえば、長年にわたり関わっているタイのチバソムがある。比較する意味はないとわかっていてもどうしても比べてしまうが、両者の違いや共通点に興味がある方もいるかもしれないので、あえて、比較していこうと思う。

ヴァーナに行く途中に通る普通の町

 

5台の車が横に並んでいたが、実際は2車線だった

森に囲まれた敷地の中も緑あふれる

野生のサルがいろいろな場所に出没

Cuiロケーション

羽田からデリまでは直行便があり、(インド系航空会社は成田発着)10時間ちょっとのフライトだから「タイ含むアジア」諸国よりかなり遠い。国際線のデリ空港は極めて普通。とんでもない数の人々であふれていることは全くなく、スパイスの香りにむせることもないし(カレー臭なし)、清潔できれいな空港だった。こう説明するといかにも先入観のかたまりでインドに行ったことがバレバレだが、多くの人に共通する点だと思う。 国内線の乗り継ぎはストレスが多かろう、というリゾート側の考慮もあり、ありがたくデリ空港からSix Senses Vanaの車で移動したが、この6時間の道のりはかなりスリリングだった。となりの車線の車、対向車線の車、すべてが脅威となる運転スタイル。町中を通過する際は、渋滞もさることながら、一刻も早く通過したいと願う。高速道路が完成すると2時間強でほぼ高速道路のみで移動できるようになるそうなので、それに期待したい。ハラハラドキドキのロードレース(?)からSix Senses Vana(以降ヴァーナと記載)の敷地に移動した瞬間、時空を飛び越えたような錯覚を覚えた。広大な森林保護区の囲まれた敷地は実に2500坪超え。思えばここインド北部のウッタラーカンド州はネパールに隣接し、聖なるヒマラヤの麓で、インド4大聖地のひとつ、リシケシュにもほど近い特別なロケーションである。

この白い上下がクルタパジャマ

Six Senses Vana での滞在開始

身軽な手荷物だけで旅ができるよう、客室には「クルタパジャマ」と呼ばれるコットンのウェアが数着(常に)用意されており、滞在中のゲストはほぼ全員クルタパジャマで終日過ごす。当リゾートの総支配人によると、滞在中はすべてのゲストが同等にウェルネスに向き合うべきで、着衣や装飾品を気にすることがない環境が必要だそう。クルタパジャマと聞くと、寝具のパジャマと勘違いしそうだが、部屋着兼運動着兼寝間着であることが十分ゲストに伝わっているようで、皆そろってクルタパジャマで敷地内すべてを移動していた。確かに動きやすいし、汗をかいたら替えればいいし、下着以外の衣類を持参する必要がないのは素晴らしい。

ヴァーナでは、5泊からの滞在が対象となるウェルネス向上プログラム、睡眠、デトックス、ヨガ、チベット医学の4種類が用意されており、ウエイトマネージメント(主に減量)と、アーユルヴェーダの本格的プログラムは14泊か17泊と長い。チバソムは16種類のリトリートプログラムを3泊から提供しているが、実際効果を実感できるのは5泊からと思うので納得。そして、ヴァーナでは、アーユルヴェーダのドクターが最初のコンサルテーションを行う。事前に提出した問診票の内容に加え、身長・体重・血圧の測定、スクリーニング(体内の健康状態を科学的に分析)、生活習慣に関しての問診を行う。さらにドーシャ診断が特徴的だ。ヴァータ、ピッタ、カバを読み取り体質を診断するそう。バランスを整えるのに必要な情報のようだ。それらの結果をもとに滞在中の最終プログラムが決定する、ひとり一人のカスタムメイドだ。インドではアーユルヴェーダ医療看護学士号があり、大学で取得するとアーユルヴェーダのドクター資格を得る。コンサルを行い様々なウェルネスのアドバイスを行う重要な存在だ。ちなみに、デトックスとチベット医学プログラムにはアーユルヴェーダの施術が含まれていないので、インドに来た以上、アーユルヴェーダを!を思われたら、睡眠向上かヨガのプログラムをお勧めしておく。

チベット伝統医学は現地ではソワリグパと呼ばれる

デトックス・アット・シックスセンシズ ヴァーナ

私はデトックスプログラムを選んだのだが、ヴァーナの特徴的なチベット医学のトリートメントが多数含まれていた。チベット伝統医学のルーツはアーユルヴェーダで、中国伝統医学の影響も受けている。チベット医学のメッカは、ダラムサラで、ダライ・ラマ14世が8万人の難民と共にインドに亡命した際の場所。ダライ・ラマ14世がチベット難民の社会復帰や伝統を守るためにチベット医療と占星術の訓練所(メン・ツェー・カン)を設立し、ヴァーナはメン・ツェー・カンでの教育費を負担した上で、難民をセラピストとして雇用している。チベット伝統医学の施術をきちんと受けられるスパはまだ少数で、貴重とも言える。チベット由来のハーブやオイルをふんだんに用いるチベット医学の施術は血行促進、過剰な体脂肪の減少、体内の細胞再生、動悸・頭痛などのストレス障害の緩和、不眠、耳鳴りなどにも効果があるという。

さて、インド式(ヴァーナ式)デトックスのハイライトはヨガとフィットネスを組み合わせた激しい高速ヨガ(私が名づけた)だった。いや、その前にレモンで香り付けしたかなりの濃度の塩水を沢山飲む。塩水を飲むだけでも吐きそうになるのだが、それを我慢してそのあと、数種類のヨガのポーズを10倍速ぐらいのスピードで繰り返し行うため苦しいなんてものではない。さらに量を増した塩水→高速ヨガを永遠に繰り返す、ように感じたが、実際はさらに3回ほど。限界に達してトイレに駆け込むと、(トレイナーの許可は得た)あっさり胃の中は空になってしまったが、それで良いとのことだった。そして、その後の数時間で胃腸の中身もすべて排出してデトックスが完了する。部屋に帰ってからトイレに駆け込んだ回数が8回だったと敷地内で偶然会ったトレイナーに報告すると「Very good」と微笑み返しをいただいた。汗も含め、体内から排泄することがデトックスのベストな方法とは聞いたことがあるが、インド式は激しかった。中医学由来の腸のマッサージでほぐしつつ、近代的な機器による腸内洗浄でデトックスを行うチバソムはかなりソフトなアプローチと言えるだろう。

滞在中の食事メニューも、高速ヨガデトックスの後は、かなり消化の良いスープメインのものに変更され、あの激しさからは打って変わり体に優しい時間を迎えるようになった。レストランスタッフが全て把握しており、間違えて(または故意に)別なものをたべてしまわないように管理されている。

バラエティー豊富なノンギルティー・スイーツ

シックスセンシズ ヴァーナの食事とルール

チバソム同様にヴァーナでは自室以外での携帯、カメラ、デジタル機器の使用が禁じられている。本気でウェルネスに取り組んでいただくためのデジタルデトックスだ。そしてアルコールのルールはチバソム同様に夕食時に限るが、内容はだいぶ異なり、ビール、ワイン、または日本酒を2杯までオーダーできる。(チバソムはオーガニックワインとシャンパンのみ夕食時にオーダー可)オールデイ・ダイニングの「サラナ」では、チバソムの「ウェルネス・キュイジーヌ」の様な特別な名称は用いていないが、地元のオーガニック認証を得た生産者からのみ食材を調達する。グルテンフリーとは唄わないが、精製穀物や油、白糖、その他加工食品も使用しないヘルシーフードだ。メニューにはカロリーのみならず、脂質、炭水化物、タンパク質、食物繊維の分量が「g」で、さらに卵や砂糖の不使用表示もあるので、食物アレルギーや、ビーガン、ベジタリアンなど食物嗜好にもわかりやすく対応している。日本風のうどんや、野菜で作ったスシなど遊び心のあるメニューも楽しめる。毎食美味しくいただいた。ユニークなのは夕食のみ提供するアーユルヴェーダ・レストラン「アナユ」。3種の体質(ドーシャ)、「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」のためのメニューを用意している。到着後のコンサルテーションで自分のドーシャはわかっているので、それをオーダー。アーユルヴェーダはオイルたっぷりのマッサージのみならず、食事でも体験できることを初めて知った。

また、ヴァーナではアフタヌーンティーも是非楽しんでみるべき。世界的な紅茶の産地でもあるインドならではの茶葉が数種類から選べる。スイーツは全粒粉、砂糖控えめのギルティーフリー。 彩りもあざやかで素敵な午後のひとときを過ごせることは間違いない。他のゲストとの会話のきっかけにもなり、ゲスト同士の交流の場としても人気がある。

竹に囲まれた瞑想スポットバンブーグローブ

本場のヨガと瞑想

ヴァーナにはヨガのスペシャリストも多数常駐しており、そのすべてがヨガの修士号(マスター)を取得している。インドでヨガインストラクターになる為には大学でヨガを学び、3年間で学士、学士過程後に2年間の修士課程を経て修士号を取得し、インストラクターとなる。アーユルヴェーダと異なり、ドクターとは呼ばれないそう。ヴァーナにコンサルタントとしてクラスを開催していたヨガ・マスターは、上級クラスのインストラクターで、インドでは「科学的な学問」として存在する占星術のスペシャリストでもあったのは興味深かった。生まれた日にちと時間、場所だけで現在の「私」をびっくりするほど正確に言い当てると聞く。

ヴァーナには、チベット医学センター地下にある瞑想の洞窟に加え、庭園内の竹に囲まれたスポット、バンブー・グローブ、さらに菩提樹の下で佛陀像と向き合って瞑想するリフレクション・ガーデンもあり、ヨガの瞑想の重要性がわかる。チバソムでもヨガ・マスターに匹敵するトレイナー、アーユルヴェーダのスペシャリストも常駐しているが、インド由来を極めたい人はやはりインドに行くのがいいだろうと強く思う。

フォレストスイートのベッドルーム

テラスは森の一部にあるみたいだ

シックスセンシズ ヴァーナでの宿泊

最後に、ホテルとしての宿泊にも触れておきたい。66 の客室と16のスイートを有し、白とナチュラルな木目が基調の客室は極めて居心地がよい。今回、森に面しているフォレスト・スイートに宿泊したが、100㎡近いこのスイートは、リビング〜ベッドルーム〜バスルーム〜ウォークインクローゼットの導線が優れており、広々としてスペースを心地良く能率よく楽しめた。客室以外のパブリックスペースもラグジュアリーな造りで、室内はどこも完璧な気温に保たれている。外気温40度近かったのだが、それをあまり感じることなく心地良い滞在が叶った。ヴァーナが位置するインド北部のウッタラーカンド州までのアクセスはまだ課題があるとはいえ、心地良くすごし、美味しく食べ、本物のアーユルヴェーダとヨガ体験を極めるには、ヴァーナへの来訪を心から勧めたい。

Texts: Yuki Obara / Photos: Hiro Matsui (一部除く)

毎年、世界最高のレストランとバーを称える、ザ・ワールド50ベスト レストランズとザ・ワールド50ベスト バーズを実施している50ベストは2023年より新しく、世界中の最高のホテル体験を称えるザ・ワールド50ベスト ホテルズを発表しました。580人のグローバルな業界専門家パネルによる投票により、毎年世界中の最高のホテルやリゾートが選ばれます。世界6大陸35のデスティネーションのホテルがランクインしており、初のワールド ベスト ホテルに選ばれたホテルをはじめ、その素晴らしいホスピタリティが評価された世界有数の宿泊施設を知ることができます。

2023年は弊社が日本地区代理を務めるリゾート、ホテルより3軒が選出されました。

6位 ラ・マムーニア(モロッコ/マラケシュ)

  • ザ・ベスト ホテル イン アフリカ2023も同時受賞

1923年の開業以来、洗練されたデザインと最高のホスピタリティで世界最高級のホテルとして多くの著名人に愛されてきました。ウィンストン・チャーチルが「マラケシュを世界で最も美しい場所」と称した当ホテルは今年で100周年を迎えます。2020年には大規模なリノベーションが行われ、ピエール・エルメのブティック、ジャン・ジョルジュのイタリアと東南アジア料理の2つのレストランや地下のワイン・バー、21席の映画館などが新設されました。

37位 ザ・ニュート イン サマセット(イギリス/サマセット)

  • カルロ・アルベルト ベスト ブティック ホテルアワード2023も同時受賞

ジョージアン様式の邸宅と農舎、豊かな原生の森と草原、果樹園を含む農園、そして数エーカーにもわたる庭園を有す1000エーカー(東京ドーム87個分)に及ぶ歴史あるエステートです。代々のオーナーが大切に改修を重ね、建築当時の面影を残しながら進化し続けている施設にはイギリスのグレード II*指定建造物に登録されている建造物もあります。サマセットの歴史、サステナブルな農業、職人によるものづくりを大切にする当施設は、レストラン、ファーム・ショップ、アトラクション施設、アップル サイダー(シードル、リンゴを原料とした酒)を造り貯蔵する「サイダー・プレス&セラー」も備えています。

49位 シックスセンシズ イビサ(スペイン/イビサ島)

2021年7月にオープンし、イビサ島の代名詞であるクラブカルチャー、音楽やアートのほか、ウェルビーイングとサステナビリティがシームレスに融合し、非の打ちどころのない5つ星のサービスを提供しています。シックスセンシズの代名詞でもあるウェルネス、美食への探求、地域に根付く文化を称えた当ホテルはイビサ島メインエリアの南東部から離れた北東部ザラカ湾の輪郭に沿って溶け込むように建てられ、華やかなイビサ島のリゾートでありながら静かで自然豊かなリゾートです。

THE WORLD’S 50 BEST HOTELS

https://www.theworlds50best.com/hotels/list/1-50

シックスセンシズ カヌフラが、手付かずの自然が残るモルディブのラヴィヤニ環礁にオープンしました。長く続く白い砂浜、豊かに生い茂るヤシの木、そして、リゾートが位置するカヌフラ島のほかに2島の小さな無人島を備え、ターコイズブルーの美しい海を満喫できるアクティビティもご用意しています。この度のグランドオープンに合わせ、環境に配慮しながら前身のリゾート施設が改装されたほか、「ビーチリトリート」と「ビーチリザーブ」の2つの客室タイプ、そして、島の北端に建つレストラン「ザ・ポイント」が新しく加わりました。当レストランでは、際限なく続く海と島の絶景を眺めながら美味しい料理をお召し上がりいただけます。

総支配人のブライス・シーターは、「改装工事を完了し、長く待ち望まれていたシックスセンシズ カヌフラのオープンを迎えることができたことは、カヌフラ島の長い歴史の中でも重要な節目です。シックスセンシズならではのウェルネス、サステナビリティ、忘れられない体験の要素が新たに加わり、ビーチリゾートという枠を越えて、同島の魅力を存分にお楽しみいただけます。」と、コメントしています。

南国の島の隠れ家

シックスセンシズ カヌフラは、家族やカップルで楽しく充実した時間を過ごされたいゲストに理想的なリゾートです。洗練された外観デザインは、南国の島らしいのどかな雰囲気から、内装デザインは、モルディブの自然の色調から、それぞれヒントを得ています。客室数は、ビーチフロントと水上を合わせ91室、その内新しいタイプの客室は12室です。新設された「ビーチリトリート」は1~2ベッドルーム、「ビーチリザーブ」は3ベッドルームを備えています。いずれも海のすぐそばに建ち、プライベートプールが付いています。

島の美しい砂浜で過ごす時間は、忘れられない思い出になるでしょう。星空の下、家族揃って楽しむディナーから、無人島でのピクニック、夕日を眺めながらの散歩まで、シックスセンシズのブランド理念である“つながり”を大切にした様々な体験がゲストを待っています。

お子様向けのGrow With Six Senses (自然の中で学ぶ情操教育プログラムを提供するキッズクラブ)や、Island Hideout(10代のお子様同士が交流を深め楽しく過ごせるクラブ)も完備しています。さらに、映画鑑賞、料理教室、ヨットクルーズ、Earth Lab(環境に優しい暮らしのヒントを学べる施設)での紙作りなど、ご家族で一緒に楽しめるアクティビティをご要望に応じて手配します。

サウンドヒーリングとウェルネス

のんびりとした時間が流れるカヌフラ島では、ココナッツの木の葉を揺らすそよ風や海岸に打ち寄せる波が奏でる自然の音がゲストを包み、自然との一体感を感じことができます。シックスセンシズ スパでは、経験豊富なセラピストによるモルディブの特色を生かしたトリートメントを取り揃え、音の癒し効果に着目した、オーシャンドラムとシンギングボウルによるサウンドヒーリングも提供しています。時差ボケを解消したり、スキューバダイビングやアクティビティで疲れた体を素早く回復されたいゲストは、最先端技術を採用したバイオハッキング・ラウンジのメニューをご利用下さい。

多彩な美食体験

シックスセンシズ カヌフラには5軒のレストランがあり、東洋から西洋まで幅広いメニューの中からお好きな料理をお召し上がりいただけます。すべての料理は、Eat With Six Senses(天然由来で地元での持続可能な栽培法による食材を用いたシックスセンシズ流の食体験)のコンセプトに則り、島内のオーガニックガーデンと地元の漁師や農家を中心に、持続可能な方法で調達された新鮮な地産の食材を使用しています。

メインレストランの「ザ・ポイント」は、地中海ワインとのペアリングに合う創作スペイン料理を、イタリアンレストランの「ボッテガ」は、本場イタリアの伝統的なレシピに基づいた料理を提供します。アジア料理をテーマにした「マーケット」は、東南アジア、日本、インドの料理から着想を得た多彩なメニューが魅力です。プールサイドの「シップ&サンド」では、新鮮な魚の炭火焼や肉料理をお楽しみいただけます。緑豊かなジェフヌフラ島の中にひっそりと建つ隠れ家レストラン「ドリフト」でのランチも見逃せません。オーガニックガーデンで摘み取った新鮮なハーブと地元のスパイスで味付けした、新鮮な地元の魚をじっくりと焼き上げます。また、水上のハンモックを備えたバー「ザ・サンセット・ポイント」では、夕日と海の絶景を眺めながら、ゆっくりとおくつろぎいただけます。

サステナビリティ

シックスセンシズのサステナビリティに対する徹底した姿勢は、環境に配慮した改装はもちろん、オープン後の運営にも反映されており、持続可能性に配慮した食材の調達、島内での瓶詰め飲料水の生産、オーガニックガーデンの運営、カヌフラ島のみならずラヴィヤニ環礁全体の環境を保護するための活動を実施しています。

アクセス方法

シックスセンシズ カヌフラは、ラヴィヤニ環礁の中でも最も手付かずの自然が残るエリアの一つに位置し、首都マレより北に150キロ、ヴェラナ国際空港(MLE)より水上飛行機で40分の距離です。

トリサラの受賞歴に輝くスパ、ジャラ・ウェルネスは、人気メニューのロイヤル・トリサラ・ シックスハンド・トリートメントの復活と、新しいフェイシャルとウェルビーイングプログラムの導入により、ウェルネス サービスを再強化しています。

 

スパを囲む樹齢 100 年のイチジクの木は、根に栄養を与え、土壌と関わり、体幹に力を与え、静けさを保ち、自分の内面を大切にする、というジャラ・ウェルネスの「5 つの柱」のインスピレーションとなっています。それを受けて、ジャラ・ウェルネスは、マインドフル、アクティブ、ナチュラル、回復、健全に焦点を当てたプログラム「Root to Wellness(ルート・トゥー・ウェルネス)を開始しました。 当スパの魅力は、究極のスパ リラクゼーションを提供する新たなセラピーや復活したトリートメントによりさらに強化されています。

「ジャラ・ウェルネスの、より充実したメニューによりトリサラはタイのスパ リゾートとして更なる進化を遂げました。」また、「当リゾートのウェルネスプログラムに、厳選された新たな体験を追加することで、ホリスティックセラピーの拠点として名声を確立することができるでしょう。」と、トリサラのオーナーであるモンタラ・ホスピタリティ・グループの CEO、キティサック “キット” パタマサエビはコメントしています。

ロイヤル・トリサラは、90 分間の、3 名のセラピストによる 6 ハンドのマッサージで、トリサラの代表的なトリートメントとして2023年春に再スタートしました。

この体験はレモングラスのエッセンシャルオイルを使ったフットスクラブから始まります。 足と肩への優しいタイ式マッサージに続き、温めたタイ産ハーバルボールで体に圧を与えてエネルギーを導き、筋肉をリラックスさせます。その後、タイ式マッサージと、無香料で肌に栄養を与えるオーガニック・ホホバ オイルを使用するスウェーデン式マッサージを組み合わせたものに続き、マッサージ、指圧、そして3人のセラピストの手、前腕、肘による長いストロークが、背中全体で完璧に同時に行われます。そして、同時に温かいココナッツ オイル、頭皮、頭と肩のマッサージ、タイ式オイルフットマッサージを受けて終了します。

ロイヤル・トリサラは新型コロナが落ち着いた2023年春に再開されましたが、ジャラ・ウェルネスの他のセラピーはすべて一新されました。 新しいフェイシャルセラピーでは、タイの大手スキンケアブランドであるThe Organic Pharmacyのプレミアム製品を使用し、完全に健康な肌と皮膚の健康を実現します。

また、ジャラ・ウェルネスの専門コンサルタントによる体型とフィットネスの分析、ジャラ・ウェルネスでのスパ体験、ムエタイ (タイ ボクシング)、ヨガ、太極拳、瞑想などのオプションを含むホリスティックでアクティブな動きのセッションを組み合わせた厳選されたウェルビーイングプログラムも新たに提供しています。

ジャラ・ウェルネスのその他のトリートメントには、伝統的なスクラブやマッサージのほか、レイキ、頭蓋仙骨リバランス、ホリスティック・キネシオロジーなどの治癒効果の高い療法も含まれます。 また、タイ・サーマルマッサージも注目に値します。これは、最も凝り固まった筋肉をリボンのように緩め、深いリラックスを体感できるマッサージです。

「ウェルネス・ツーリズムは成長しており、このニッチな分野では旅行者の質も旅行者の期待も高くなっています。当リゾートの伝統的なタイの癒しの実践は、自然の回復精神からヒントを得ながら、現代生活の敏感さに対処しており、それが現在の人々の共感を呼ぶものだと思います。」とキットCEOは語っています。

モルディブ最大の島の一つに佇むシックスセンシズ カヌフラは、9月1日以降の宿泊予約の受付を開始します。カヌフラ島は、モルディブの中でも有数の美しいビーチと2つの無人島を有し、無人島の白砂の上でのプライベートダイニングを含め、まるですべてのものから切り離されたような究極のエスケープ体験をお楽しみいただけます。キラキラと輝く海と白砂のビーチに囲まれ、ゆったりとした時間が流れる当リゾートは、穏やかに揺れるヤシの木の下での寛ぎの時間、美味しい食事、楽しいアクティビティ、癒しのスパ体験が揃い、家族や友人との時間や、目の前を通り過ぎるカメを眺めながら一人時間を楽しめる、絵に描いたような南国の離島リゾートステイを満喫していただけます。

シックスセンシズ カヌフラは、島の美しい自然を守りながら、前身のリゾートに改装を施し、今秋新装オープンします。「ドリフト」と「ボッテガ」のレストランから、マイクログリーンが青々と育ち野生の蘭が美しく彩るオーガニック菜園まで、リニューアル後も残る既存の施設は、その魅力を高め、ビーチフロントまたは水上に位置する全室ヴィラタイプの客室は、12棟のヴィラ「ビーチリトリート」が新しく加わり、総客室数91棟になりました。1~3ベッドルームのビーチリトリートは、海のすぐそばにプライベートプールを備え、ご家族やグループでのご利用にお勧めです。

総支配人のブライス・シーターは、次のように述べています。「過去数ヶ月間の改装を経て、シックスセンシズ カヌフラとして新しい装いをご披露できることを大変楽しみにしています。長年親しまれてきたカヌフラ島のリゾートは生まれ変わり、モルディブの新しいランドマークとして再スタートします。全体を通して再構築されたゲスト体験には、シックスセンシズならではのサステナビリティとウェルネスの理念が反映されています。」

洗練された南国の離島リゾート

ビーチフロント、水上にかかわらず、全てのヴィラは裸足で過ごす快適さと優雅さを兼ね備え、魅力的かつ洗練されたデザインが特徴です。鮮やかなマリンブルーと落ち着いたアースカラーの色調でまとめられたインテリアは、ターコイズブルーの海と豊かに生い茂る熱帯の植生からヒントを得ており、周辺環境と調和しています。環境に配慮し、全てがサステナブルな地産の資材を使用して建てられている一方、デザインは、素朴さよりも、洗練された斬新性を追求しています。また、自然光をふんだんに室内に採り入れ、室内からも美しい遠浅のラグーンとインド洋を眺められるよう、大きな窓が設置されています。屋外のレインシャワーは、満天の星空の下、まるで自然の中でシャワーを浴びているかのような気分を味わうことができます。

再構築されたゲスト体験

数々のアドベンチャーと物語が、シックスセンシズ カヌフラから始まります。陸上、水上、水中での多彩なアクティビティは、ご家族、カップル、ご友人との旅行に最適です。3歳から11歳までのお子様は、Grow With Six Senses (自然の中で学ぶ情操教育プログラムを提供するキッズクラブ)にて、創造力を育んだり、島や海に生息する生き物について学んだりできます。宝探し、キッズヨガ、工作、アップサイクリングなど、楽しみながら学べるアクティビティを取り揃えています。ファミリー向けの料理教室やウォータースポーツのレッスン、ビーチでのプライベートダイニングなど、ご家族と一緒に充実した時間を過ごしていただけるメニューも豊富です。「アイランド・ハイドアウト」は、10代の若いゲストが、同年代のゲストと一緒にゲームを楽しんだり、リラックスしたりできる専用のスペースです。カップルでお越しのゲストには、ラヴィヤニ環礁の有名なサンセットを眺めながらロマンチックなひとときをお過ごしいただける新設のレストラン「ポイント」とバーのデッキがお勧めのほか、夜空に満天の星が輝く中、砂浜でお召し上がりいただくプライベートディナーは、プロポーズにもピッタリです。

南国の島での休暇に求める多様なニーズに応えるシックスセンシズ カヌフラは、一緒に旅行される全員が楽しめるリゾートです。

アクセス方法

シックスセンシズ カヌフラは、ラヴィヤニ環礁の中でも最も手付かずの自然が残るエリアの一つに位置し、首都マレより北に150キロ、ヴェラナ国際空港(MLE)より水上飛行機で40分の距離です。

シックスセンシズ カヌフラのスタッフ一同は、新装のリゾートにてゲストの皆さまをお迎えし、シックスセンシズ最新プロパティのオープンを一緒にお祝いできることを心待ちにしております。

中東初のウェルネス特化型リゾートであり、中東最大規模を誇るズラル・ウェルネスリゾート by チバソムは、ファミリー向けの「Family Bonding Retreat(ファミリーボンディング・リトリート)」の提供をスタートしました。2泊3日の当リトリートは、家族とのつながりがウェルビーイングの増進に大きな役割を果たすことに着目し、包括的なウェルネスの旅をご家族と一緒に体験していただくことにより、互いに絆を深めながら、心と体、そして栄養面からウェルビーイングの向上を図ります。また、子供たちが、充実したアクティビティーを通して、楽しみながら健康的な習慣を身に付けられるようデザインされている点も大きな特徴の一つです。

ズラル・ウェルネスリゾートでは、「wellness is for everyone(ウェルネスはすべての人のため)」というチバソムの哲学を反映し、大人専用のエリア「ズラル・セレニティ」でのプログラムに加え、ファミリー向けのエリア「ズラル・ディスカバリー」にて、未来を担う子供たちに対し、世界レベルのウェルネスや健康的なライフスタイルに関する知識、さらに、ズラルならではの現代的に再解釈したアラブ・イスラム伝統医療(TAIM)に基づく先駆的なウェルネスプラクティスを紹介しています。ズラル・ディスカバリーは、120室の客室とスイート、最先端のリゾート施設を各種完備し、コネクティングルームから、年齢に合わせたアメニティ、充実したキッズメニューを取り揃えるカジュアルレストラン、キッズ向けウェルネスセンターまで、ご家族で滞在されるゲストのニーズに幅広く対応しています。

ズラル・ディスカバリーで提供されるファミリーボンディング・リトリートは、子供の発育と家族関係の専門家であるジョエル・エルコーリーが監修を務めています。リトリートには、年齢に合わせたデイリーアクティビティーや体験のほか、家族として成長を促すグループアクティビティーも含まれます。エルコーリーは、「ファミリーウェルネスとは、家族が一緒に充実した時間を過ごしながら、強い絆とコミュニケーションを育むことです。ズラルでは、子供たちが有益なライフスキルを身に付けられるよう、遊びとウェルネスの視点から考案された楽しいアクティビティーを中心に、家族のためのユニークな体験をご用意しています。」と、コメントしています。

エアロビクス、水泳、サーキットトレーニングなど、体を動かすアクティビティーに家族揃って参加することは、ヘルシーなライフスタイルを一緒に築き、実践することにつながります。太極拳、瞑想、ストレッチなど、マインドフルネスのためのアクティビティーは、子供から大人まで年齢を問わずストレスレベルを和らげたり、睡眠の質を改善したりする効果が期待でき、より良い家庭生活の構築に役立ちます。このほか、年齢に合わせたトリートメントを揃えるスパでの体験や、マングローブの植林などのコミュニティ活動、さらに、娯楽性、コミュニケーション、課題解決の3つを重視した200種類以上にのぼる“エデュテイメント(遊びながら学べる体験)”も取り揃えています。

そして、リゾート専任のファミリーカウンセラーが、家族との食事の時間を大切にすることから、健康維持につながるアクティビティーを一緒に楽しみお互いをサポートすること、栄養に配慮したヘルシーな食品を選ぶこと、就寝前のマインドフルネス呼吸法の実践まで、リトリートを通じて身に付けた健康的な習慣をご帰宅後も継続できるよう、アドバイスやツールを提供します。

2泊3日のファミリーボンディング・リトリートの料金は、QAR8,400~(大人2名、16歳以下の子供2名)です。料金には、宿泊、食事(1 泊につき 2食のウェルネスキュイジーヌ)、ファミリーヘルス&ウェルネスコンサルテーション、デイリーアクティビティー、ファミリーフィットネス、ウェルネスレクリエーション、 “エデュテイメント” アクティビティー、年齢に合わせたスパトリートメント、ハイドロサーマルスイートへのアクセス、客室内のウェルネスミニバーが含まれます。