タイ王国ホアヒンに位置する世界的なウェルネスデスティネーション、チバソム・インターナショナル・ヘルスリゾートは、1995年の創業以来、ホリスティックヘルスとウェルネスのパイオニアとして世界をリードしてきました。「ウェルネ・キュイジーヌ」をファインダイニングの1つとして確立してきたことも、大きな実績の1つです。この度の新メニューにより、ウェルネ・キュイジーヌが、驚きと喜びに満ちたグルメ体験としてさらに進化します。

チバソムは、2024年10月1日より、朝食からディナーまで、2軒のレストランにて新しいメニューの提供を開始しました。メインレストラン「The Emerald Room(ザ・エメラルド・ルーム)」では、伝統的な鍋料理をウェルネス・キュイジーヌにアレンジした「Chiva-Som Siam Steamboat(チバソム・サイアム・スチームボート)」や、ペスカタリアン (動物性食品の摂取を魚介類のみに限定する食生活)のメニューなど、一新した朝食、ランチ、ディナーメニューをお楽しみいただけます。ビーチフロントのレストラン「Taste of Siam(テイスト・オブ・サイアム)」では、カタールに位置する姉妹リゾート、ズラル・ウェルネスリゾートのアラブ・イスラム伝統医学(TAIM)にインスパイアされた期間限定メニューが登場します。

チバソムのエグゼクティブシェフ、シンチャイ・スリーウィパーは、「伝統と現代のウェルネス・キュイジーヌのアプローチを融合させることで、画期的なグルメ体験の創造を目指しました。チバソムにとって栄養は健康を構成する主要な要素であると同時に、私たちが提供するウェルネス体験に欠かせないものです。ホリスティックトリートメントから、リゾート内外のアクティビティ、一皿ひと皿の料理に至るまで、ウェルネスに必要な要素が全て揃う体験をしていただけるからこそ、ゲストの皆様は何度も足を運んでくださるのです。チバソムは、スタッフ一人ひとりの揺るぎない情熱と努力のおかげで、あらゆる側面において細やかな配慮が行き届いた体験を提供し続けることができます。」とコメントしています。

<チバソムの新しいレストランメニュー>

CHIVA-SOM SIAM STEAMBOAT(チバソム・サイアム・スチームボート)

ザ・エメラルド・ルームのチバソム・サイアム・スチームボートは、伝統料理をヘルシーなモダン料理に昇華させた革新的な料理です。伝統的なスチームボートは、さまざまな食材がたっぷり入った具たくさんの鍋で、家族や友人など大勢で分け合って食べるスタイルです。一方、チバソムのスチームボートは、ウェルネスを高める料理として、栄養価の高い食材を少量ずつ、お1人やお2人でもお召し上がりいただけるスタイルで提供されます。ホアヒンのピュアココナッツウォーターをベースに作られた香り豊かなスープは、自然な甘みと爽やかさが特徴。新鮮な野菜、赤身の上質のタンパク質、ハーブを特製のスープで煮込むことで、栄養価を保ちながら豊かな風味を引き出します。そして、地元の食材を生かし、クリエイティブな調理法で伝統的な味をアレンジした特製のタレが付いています。

世界的に有名なチバソムのシェフが監修したスチームボートは、新鮮で香り豊かな健康に良い食材を厳選。鮮やかな色彩、大地の香り、バランスの取れた風味がシンフォニーを奏で、栄養価の高いヘルシーな料理でありながら食欲をそそります。さらにスチーム鍋から立ち上る香りが、ザ・エメラルド・ルームの穏やかな雰囲気と自然とのつながりを強調し、温もりと安らぎの感覚を高めます。

一緒に鍋を囲む人と会話が自然と弾むスチームボートは、栄養面に加え、心の健康にも役立ちます。人間関係は、マインド、ボディ、スピリットを包含する総合的なウェルビーイングのために極めて重要です。家族や友人と美味しいスチームボートを楽しむことが、ストレスの軽減や、心の健康の増進につながるのです。チバソム特製のスチームボートは、食材や一緒に食事をとる大切な人たちに意識を向けるマインドフルネスな食体験です。

PESCATARIAN MENU (ペスカタリアン・メニュー)

ザ・エメラルド・ルームのウェルネス・ファインダイニングにまたひとつ、クリエイティブなメニューが加わりました。新しいペスカタリアン・メニューは、味、栄養、サステナビリティを融合させたもの。エシカルに配慮されて調達された旬の魚介類とオーガニックガーデンで栽培された植物性食材を使用しています。

ロブスターのビスクや蟹味噌スープなどの温かいスープから、マグロのセビーチェやケイジャンスパイス風味の海老 ポメロのサラダ添えなどの前菜、鱈のオーブン焼き、ヒラマサのロースト シトラスソース添え、ロブスターテールのグリルなどのメイン料理まで、脂身の少ないタンパク質、心臓に良いオメガ3、必須ビタミン類をバランスよく含み、軽やかでバランスの良い食事をご堪能いただけます。

このほか、ヴィーガン料理もご用意しており、幅広いご要望にお応えします。

TAIM-INSPIRED MENU FROM ZULAL WELLNESS RESORT BY CHIVA-SOM

(ズラル・ウェルネスリゾートのTAIMにインスパイアされたメニュー)

ビーチフロントのレストラン、テイスト・オブ・サイアムは、人気の定番料理、アジア料理、季節限定料理で構成された新しいディナーメニューをご用意しました。そして、カタールに位置するズラル・ウェルネスリゾート byチバソムの料理にインスパイアされたシグネチャーメニューを、2024年12月31日までの期間限定で提供します。

ズラル・ウェルネスリゾートは、世界で初めて現代的に再解釈したアラブ・イスラム伝統医学(TAIM)に基づくウェルネス体験を提供しています。食事も、モダンにアレンジされています。マインド、ボディ、スピリットをサポートする栄養豊富な美味しい食事の提供は、両リゾートに共通する理念です。

ラムラックのロースト ハーブタヒニとカリフラワーのスパイス焼き添え、ターメリックフムス(ひよこ豆とターメリックタヒニのディップ クルシフェラウスとザクロ添え)、ターメリックとジンジャーのスープ、デーツと蜂蜜のサフランケーキとムジャッダラ(レンズ豆とライスにカリカリ玉ねぎをトッピングしたシグネチャー料理)、ファトゥーシュサラダ スパイシーハーブソースとココナッツヨーグルト添えなど、盛り付けも美しい期間限定メニューをご賞味ください。

REFRESHED TASTE OF SIAM MENU(テイスト・オブ・サイアムの新メニュー)

新しくなった朝食、ランチ、ディナーのメニューは、バラエティも豊かです。新しいシェフズセレクションでは、定番の人気メニューのほか、新しく登場した創作料理が見逃せません。朝食のアボカドのポーチドエッグのせや、アーユルヴェーダのスパイスパウダーをトッピングしたカリフラワーのハッシュドポテトなど、豊かな風味や旬の食材の生命力を感じられる躍動感あふれた料理が、チバソムでのウェルネス体験を彩ります。

ディナーメニューには、サーモンフィレとアイビーゴード グレーズドオニオン&タンジーソース添え、ラム肉の香草ハーブ焼き マッシュドベジタブル、グレーズドキャロット、バルサミコ風味のグレイビーソース添え、海老や豆腐を使ったゴイクォン(生春巻き)などが新しく加わりました。特に、有機味噌を加えた昆布の出汁に蟹の身を添えた蟹味噌は、ユニークな一皿。ぜひお試しください。

バラエティ豊かなセレクションは、新しい味を探求したり、ウェルネスの目標に沿った食事を楽しんだり、ゲストが食体験を自由にカスタマイズすることを可能にします。 

パーソナライゼーションされたウェルネス体験の提供を真髄とするチバソムは、ゲストの食生活スタイル、ご要望、取り組むプログラムに応じた食事により、お一人おひとりの健康とウェルネスをサポートします。

若返りや回復のための変化を感じられるリトリートプログラムを提供するチバソムは、リゾート自体がウェルネスな旅の目的地として、世界中のゲストを魅了してきました。プログラムには3食の食事が含まれます。新しいダイニング体験は、味、香り、リゾートの落ち着いた雰囲気が相互作用を生み出し、比類のない滞在プログラムに新しい魅力を加えます。

ウェルネスの要素を取り入れた旅行プランが増える中、チバソムは、塩分や糖分の多い不健康な加工食品の利用を避け、風味と満腹感のバランスが取れた栄養価の高い健康的な食事を提供するリゾートとして、ホスピタリティ産業を牽引しています。1週間でも1ヶ月でも飽きることなく滞在していただけるよう、幅広いお食事の選択肢をご用意しています。

一日の始まりに、開放的なビーチフロントのテイスト・オブ・サイアムでの朝食をお楽しみください。ランチは、テイスト・オブ・サイアムとザ・エメラルド・ルームの両方で、ブッフェスタイルのフードカウンターやアラカルトメニューを取り揃えています。ディナーは、特製のスチームボートをはじめ、タイ料理、アジア料理、TAIMにインスパイアされた料理など、多彩なウェルネス・キュイジーヌからお好きなものをお選びいただけます。

伝統とエビデンスに基づく現代のウェルネスを組み合わせたユニークなプログラムは、チバソムならではの心からのおもてなしでゲストのモチベーションを上げ、高い専門性とホスピタリティを備えたスタッフが目標達成をアシストします。新しいズラル・ウェルネスリゾートでは、ファミリー向けのプログラムも提供しています。

2024 年 4 月 23 日に開業した自然派ラグジュアリーホテル「シックスセンシズ 京都」(総支配人 Nicolas Black ニコラス・ブラック)は、オールデイダイニング「Sekki(節気)」にて、11 月 7 日 より立冬のアフタヌーンティーの提供を開始します。二十四節気に合わせて 2 週間ごとにメニューが変わる「暦(KOYOMI)アフタヌーンティー」はウェルネスな和のアフタヌーンティーで、新酒造りの準備が始まる立冬に季節の恵みを祝います。

繊細に季節のうつろいを感じる、雅でウェルネスなアフタヌーンティー

シックスセンシズ 京都のデザインは、平安時代の雅(みやび)からインスピレーションを得ています。かつての雅な貴族たちが季節に合わせて衣の色合わせを楽しんだように、アフタヌーンティーも、より繊細にうつろいゆく二十四節気と共に、2 週間ごとに変化していきます。立冬の節気中の 11 月 14 日には毎年、全国の酒造家や杜氏が集まる醸造安全祈願祭が行われ、新酒造りに向けた準備を始める時期でもあります。今回のメニューにも米と酒の恵みに感謝するための酒粕や甘酒を使ったスイーツとセイボリーをご用意。酒粕と季節のフルーツを使ったクリームが好評のバターサンドは無花 果を使い、自然な甘みとリッチな味わいを楽しんでいただけます。また、酒造りの成就を願って酒蔵の軒先に飾られる「杉玉」をモチーフにした酒粕リゾット、そして米粉を使ったスコーンに合わせる甘酒のクリームなど、日本の食文化の中心にある米作りと酒造りを称える、発酵食品を採り入れたアフタヌーンティーです。

メニューはすべてグルテンフリーで、体にやさしいスイーツとセイボリーをご用意しています。長野パープルを丸ごと一粒包み込んだ大福や、和三盆メレンゲを使ってモンブランのように仕上げた栗きんとん、黒豆の豊かな風味が香るスフレチーズケーキなど、ペストリーシェフ・横田怜子による珠玉のスイーツをお楽しみください。また、2日前までにご予約いただくことで、ヴィーガンメニューで のご用意も可能です。

二十四節気に合わせたティーメニュー

スパークリングのウェルカムティーから始まるティーフリーフローは、京都で茶の湯と日本茶を軸に、食、アート、香り、音楽など様々な文化を活かし時間や空間をデザインする「MA / ◯間」とコラボレーション。スイーツやセイボリーと同様に二十四節気に合わせ、3 種類の日本茶のほか、紅茶やハーブティーなどからお選びいただけます。今回のアフタヌーンティーには、それぞれの節気の名称や旬の食材などからインスパイアされた二十四種ブレンドシリーズを提供。ダイニングから望む日本庭園の季節の美しさと共に、ゆっくりとお楽しみいただけます。

暦アフタヌーンティー 立冬のメニュー(2024 年 11 月 7 日~11 月 21 日)

和三盆メレンゲの栗きんとん、長野パープル大福、黒豆スフレチーズケーキ、酒粕フィグサンド、立冬の上生菓子(京菓子司「亀屋良長」作)、杉玉の酒粕リゾット、かんぱちの蕪寿司、かぼす窯 蟹の酢の物、鴨のコンフィの醤油麴焼き、白みそスコーン、さつまいものスコーン、りんごジャム、甘酒クリーム

※上記のメニューは一例です。仕入れの都合により変更となる場合があります。

ペストリーシェフ 横田怜子(よこた れいこ)

北海道で生まれ、アメリカで育った横田のグローバルな背景は、ペスト リーの世界における彼女の芸術性に深い影響を与えました。日本の 5 つ 星ホテルや有名フレンチレストランで修業を積んだ彼女の料理の旅は、 多様な文化と美しさが融合しています。シックスセンシズ 京都では、ウェルネスへこだわりに刺激を受け、伝統的な発酵技術や天然甘味料を作品に取り入れることで、美味しいだけでなく体に栄養を与えるヘルシーなデザートを巧みに作り上げています。お菓子との出会いは、幼少期の温かいキッチンから。焼きたてのお菓子の香りと、母親と一緒に創作する喜びが、生涯の情熱に火をつけ、様々な芸術形態からインスピレーションを受けた後に、お菓子作りを自分のキャンバスと捉え、美味しい作品を通して創造性を表現し、物語を伝えるプラットフォームとしています。

暦アフタヌーンティー

提供場所 : オールデイダイニング「Sekki(節気)」(シックスセンシズ 京都 B2F)
所在地 : 京都府京都市東山区妙法院前側町 431
TEL : 075-531-0732(レストラン直通)
期間 : 2024 年 11 月 7 日~21 日(11 月 22 日より二十四節気「小雪」のメニューに変更予定) 時間:15:00~17:30
料金:お一人様6,900円(消費税・サービス料15%を含む) ティーフリーフローを含む

よりホリスティック(総合的)なウェルネスに「暦アフタヌーンティー ~A Holistic Journey~」

また、アフタヌーンティーと合わせてシックスセンシズ スパ 京都内にある「アルケミーバー」での ワークショップを含めたパッケージ「暦アフタヌーンティー ~A Holistic Journey~」を提供しています。アルケミーバーは天然由来の材料を用いた手作り体験ワークショップなどを開催するシックスセンシズならではの施設で、このパッケージではご自宅でスキンケアできるハーバルボールを手作りして持ち帰りいただけるワークショップにご参加いただけます。ワークショップでも、アフタヌーンティーと同じく二十四節気を反映したハーブや麹を使用。ただ食べるだけではない、ご自宅でもウェルネスを感じていただける、体験型のアフタヌーンティーパッケージです。

暦アフタヌーンティー ~A Holistic Journey~

提供場所:アルケミーバー(シックスセンシズ 京都 B1F)および オールデイダイニング「Sekki(節気)」(シックスセンシズ 京都 B2F)

TEL : 075-531-0732(レストラン直通)
期間 : 2024 年 11 月 7 日~21 日(11 月 22 日より二十四節気「小雪」のメニューに変更予定)
時間 : 14:00~ワークショップ / 15:00~17:30 アフタヌーンティー
料金 : お一人様 13,200 円(要予約、消費税・サービス料 15%を含む)

ハーバルボール作りワークショップおよびアフタヌーンティーのティーフリーフローを含む

カタールの最北端、ペルシャ湾に隣接する地に中東初のウェルネスリゾートとして2022年3月にグランドオープンを果たした「ズラル・ウェルネスリゾート by チバソム」(Zulal Wellness Resort by Chiva-Som)を体験してきました!

ズラル・ウェルネスリゾート by チバソム

まずは、夕刻に成田空港を出発するカタール航空にてドーハまで、約12時間30分の快適な空の旅。お国柄、そしてリゾートの特徴から、しばらくはノンアルコールな日々が続く覚悟をしつつ、空港のラウンジでビールを飲み貯め(?)してからいざフライトへ。
(※注:カタール航空機内でもアルコールのサービスはあります。)

早朝4時過ぎ、カタールの玄関、ドーハ・ハマド空港に到着。なお、訪れたのは10月で、真夏のピークの暑さほどではないものの、それでもやっぱりここは中東。空港を一歩外に出ると熱気と湿気でサングラスは一瞬にしてくもり、自身はもちろんスーツケースまでもが汗をかくほど。迎えに来ていた専用送迎車に一目散に飛び乗り、北へ約120キロ、砂漠地帯をひたすらドライブ。と言っても道はほとんど舗装された高速道路で、Wi-Fi完備でクーラーの効いた車内は快適。
そしてようやくギラギラの太陽が昇り始めた朝6時過ぎ、砂漠の中に突如オアシスのごとく出現した「ズラル・ウェルネスリゾート by チバソム」についに到着!

「ズラル・ウェルネスリゾート by チバソム」(以降「ズラル」)はその名のとおり、世界中のセレブやアスリート達がこぞってリピートするタイ・ホアヒンのウェルネスリゾート「チバソム」が手がけています。マインド、ボディ、スピリットの理想的な健康状態を目指すデスティネーションスパ(目的達成型スパ)であるチバソムは、2025年には開業30周年を迎えます。
そしてここ「ズラル」では、そのチバソムのメソッドと、アラブ・イスラム伝統医学(Traditional Arabic Islamic Medicine – 通称TAIM)を取り入れたホリスティック・アプローチを提供しています。
アラブ・イスラム伝統医学(以降「TAIM」)とは、イスラム教の宗教的影響を背景とするアラブ世界で古代から実践されている医学療法。ちなみに、世界三大伝統医学は「TCM (中国伝統医学)」「アーユルヴェーダ(インド伝統医学)」「ユナニ(インド、パキスタンのイスラム文化圏の伝統医学)」という説が根強いですが、このTAIMが、中国、インドと並ぶ三大伝統医学であるという説もあります。
TAIMでは、「人は食物が変化してできた4つの体液から成り、それぞれの体液には性質がある」と考えられています。その4つとは、熱×乾の「火」、熱×湿の「風(空気)」、冷×乾の「土(大地)」、冷×湿の「水」で、このバランスが崩れている状態を「病気」と定義しています。いかに中庸(真ん中)であるかが大事、ということです。
なお、どの特性が強いのかは個人差があるそうで、ズラルでは専門家による「TAIMコンサルテーション」をオプションで受けることもできます。それぞれの気質や性格、生活環境によって自分の特性が分かり、適したライフスタイルやおすすめのハーブを教えてもらったりできるので、ご興味のある方は是非。

ペルシャ湾に隣接し、28万㎡の広大な敷地を誇るズラルは、いわゆる「中東っぽい」茶色い建物をプールやラグーンが囲い、涼しげな雰囲気を演出しています。
なお、「ズラル(Zulal)」とはアラビア語で「純粋な水(Pure Water)」を意味していて、リゾートのロゴも「Zulal」のアラビア文字を変形させて作られたデザインとのこと。

水に囲まれるリゾート

涼しげな雰囲気は砂漠地帯にいることを忘れるほど

夜もライトアップされて美しい

「Zulal」のアラビア文字をかたどったロゴ

リゾートはレセプションやスパ施設、レストランなどが集まる中心部を境に、ファミリーを含むすべてのゲスト向けの「ズラル ディスカバリー」と、16歳以上のゲスト専用の「ズラル セレニティ」とに分かれています。
本家、タイのチバソムをご存知の方は「あれ?ファミリー(子供)も宿泊できるの?」という疑問を持つ方もいらっしゃるかも知れません。チバソムでは16歳以上のゲストのみ宿泊可能なのですが、ここズラルでは「ファミリーウェルネス」も大事なテーマのひとつとしており、すべての年齢のゲストが毎日の習慣を見直し、家族揃ってより健康的なライフスタイルを過ごせるようアシストしています。120室の客室とスイートからなる「ズラル ディスカバリー」では、お子様の年齢に合わせて参加できる年齢別アクティビティや、家族全員が一緒に参加できるファミリーアクティビティを多数用意しています。
一方「ズラル セレニティ」は60室の客室とスイートからなり、個々人の目的達成の為、自分を見つめ直し、体質や体型、生活環境の改善を促進すべく、プライベートで平穏な環境を提供しています。

<ズラル ディスカバリー>

デラックス・ラグーンビュールーム

ジュニアスイート

<ズラル セレニティ>

グランドデラックスルーム

グランドデラックスルーム・バルコニー

カタフスイート

カタフスイート バルコニー&プライベートプール

余談ですが、2022年にカタールで行われた「FIFAサッカー・ワールドカップ」で、日本代表とも予選リーグで対戦した「ドイツ代表」が期間中に滞在していたのがこのズラルでした。肉体的にも精神的にも休まる健全なこのウェルネスリゾートを選んだのは最適解だったに違いないですね。

 

さて、ズラルの滞在は、まずは「ヘルス&ウェルネスアドバイザーによるコンサルテーション」から始まります。自分の現在の健康状態や心配事の相談、食生活や運動習慣などについて1時間程度じっくり話し合い、選ぶべき「リトリートプログラム」を決定。
目標に合わせて滞在中のスケジュールをカスタムメイドしていきます。

「ズラル セレニティ」で選べる基本リトリートプログラムは下記の6種類。

<テイスト オブ ズラル>
→総合的なリトリートがバランス良く含まれる一般的なプログラム
<マインド ボディ ウェルネス>
→心と身体と精神のバランスを取り戻す事に特化したプログラム
<セレニティ ビューティ>
→若々しい肌と健やかな美を目指すプログラム
<ナチュラル スリミング>
→長期的な体重管理の為のプログラム
<オプティマル フィジオ フィット>
→肉体的、精神的なサポートと、総合的な運動能力向上と体力回復の為のプログラム
<ストレス リセット バーンアウト リカバリー>
→ストレス、過労や疲労、燃え尽き症候群の克服などを目指すプログラム

私の場合、初めての滞在ゆえ基本的な「テイスト オブ ズラル」を選ぶ予定でしたが、現在の運動習慣について説明したところ、「体力回復と筋力アップ、血流改善を目指した方がいい」(要するに「運動不足である」)とアドバイスされ、「オプティマル フィジオ フィット」の要素も一部取り入れた日程を作成してもらいました。相談って大事。

あとはスケジュールに則り、運動プログラムやストレッチ、スパ、マッサージなどをこなしていきます。
各プログラムの予約時間になったら、「ハウス・オブ・ウェルネス&ヒーリング」という受付カウンターに行く。そうするとそのプログラムの担当者が迎えに来てくれて、いざプライベートプログラムへ…というシステム。

プライベートヨガレッスン

陽の光が差し込むトリートメントルーム

 

 

 

プライベートプログラム以外の空いている時間は、プールに浮かぶも良し、ジムやハマムで汗をかくも良し、自室でくつろぐも良し、ライブラリーで読書にふけるも良し。
とにかく心身ともにリラックスし、ストレスを解放することに専念できます。

ハイドロテルマルプール

テクノジムの最新機器

ハマム

ライブラリー

なお、リゾート内ではデジタルデトックスも推奨されています。他のゲストのプライバシーを守る理由もありますが、「暇さえあればついスマホやカメラを手に取ってしまう現代人の習慣からも解放されよう!」という意味合いが強いです。
と言っても、「スマホを触れないことが逆にストレスになる」という方や、「どうしても仕事の都合でしばしばメールを確認しなければいけない…」という方は、自室内であれば使用できます。(無料のWi-Fiも繋がっています。)

また、リトリートプログラムに含まれているプライベートレッスンの他に、グループレッスンやアクティビティも日替わりでプログラムがあり、前日(空きがあれば当日でも)までに予約をすればそれらに参加することも可能です。

リンギングボールを使った瞑想

サンセット・ビーチウォーク

 

 

さて、ズラルにおいて特筆すべき、食事について。

まず、ズラルのレストランは以下のとおりです。
アル・シドル(ズラル セレニティ側のオールデイ・ダイニング)
アイゾーン(ズラル ディスカバリー側のオールデイ・ダイニング)
アカシア(ファインダイニング ※ディナータイムのみ)
マリブ(ビーチ沿いのレストラン ※夏季は休業)
サークル・オブ・トラスト(バーベキューレストラン ※ディナータイムのみ)

アル・シドル

アイゾーン

ズラルでは「ウェルネス・キュイジーヌ」と呼ばれる健康に良い食事が朝昼晩と、全て宿泊料金に含まれています。「健康に良い食事」と聞くと、「味が薄くて美味しくない」、「量が少なくて食べた気がしない」という「病院食」のようなものをイメージされがちなのですが、まるっきり違います。
パンは全てグルテンフリー、中には消化と脂肪吸収を助けるべく炭が練り込まれたものもあります。サラダは全て小鉢での提供で、キヌアが入ったものや、野菜、海藻などの食物繊維が豊富なもの、消化を促進させるフルーツサラダなど、好みのものをブッフェ台から好きなだけ(適量)食べられます。他にはうずらの卵を使った小さい目玉焼きや、豆のスープや野菜のスープなどが日替わりで提供され、メインには食塩の代わりに岩塩やハーブを使って味付けされた白身魚のグリルや牛肉のステーキ、マイルドな味付けでグルテンフリーの焼きそばやタイ料理、デザートには炭を練り込んだアイスや、砂糖を使わずにロイヤルハニーというハチミツで味付けされたケーキなど、今これを書きながら思い出して生唾を飲むほどに美味しい、多種多様な食事を楽しむことができます。
健康に良いのは当然として、さらに味も見栄えも良く、量も自分で調整できるのです。
実際、今回のズラル滞在は経験豊富なトラベルライターさん達6名を連れたプレス向け研修旅行だったのですが、目も舌も肥えた皆様からも絶賛されたことを考えると、決してオーバーに書いているのではないと自信を持ってお伝えできます。
「ウェルネス・キュイジーヌにしては美味しい」ではなく、「美味しくてさらに健康にいい!」ということです。

ブッフェスタイルで自由に選べる前菜

パンは全てグルテンフリー

朝食で人気のロイヤルハニー

キンパ風キヌアをキャロットソースで

グルテンフリーの焼きそば

炭を練り込んだアイスクリーム

火を囲んでのバーベキューディナー

チキン、ラム、ビーフと野菜のグリル

なお、ズラルではアルコール飲料の提供は一切ありません。もちろんカタールというお国柄、宗教的な観点もありますが(※注:カタール国内でも、インターナショナルチェーンのホテルのレストランやバーではアルコールを提供しているところもあります。)、健康増進を一番の目的とするリゾートですので。
ただ、「美味しい食事には美味しいお酒があったらもっといいのに…」とは、お酒好きな方なら誰でも思うところ。
普段アルコール漬けの私も実際行く前はそう思っていたのですが、不思議と滞在中や食事中にアルコールを欲することがありませんでした。「暴れたところでないものはない」という諦めもあったかも知れませんが、主に考えられる理由は2つ。
1つは、滞在中に適度な運動をし、体に良い食事を摂り続けることで体内環境が良化し、ストレスが軽減した事によってアルコールを必要としなくなったこと。
もう1つは「モクテル」と呼ばれるノンアルコールカクテルが日替わりで楽しめること。フルーツベースのものの他に、人参やハーブ、生姜などを絶妙にブレンドしたものなど、毎日飽きることなく楽しむことができました。

爽やかなオレンジモクテル

リラックス効果のあるジンジャー&ハーブモクテル

帰国後…社会復帰するとどうしても日々の生活の中でストレスは溜まっていきます。スマホとにらめっこの日々を送り、混雑する通勤電車に揺られ、運動不足にはなるし、お酒も飲むし、体を壊すこともあります。
そんな時はズラルでの体験を少しでも思い出し、ハーブティーを飲んでみたり、瞑想にふけってみたり、ストレッチしたり、アルコール抜いてみたりしていますが、そのように考えるようになって実践しているということは、行って体験、勉強したことは間違いなく今後の自分の生活にプラスになっているのだな、と実感しています。
それでもやっぱりまた近いうち、時間を作って心身のリセットに再訪したい。
そう思わせてくれるリゾートでした。

Texts by Daisuke Nakano
Photos by Daisuke Nakano / Ms. Yuuki Tadokoro (Professional Photographer) / Zulal Wellness Resort by Chiva-Som

ドーチェスター・コレクションはドバイに2軒目となる、ザ・アルバ、ドーチェスター・コレクションをOMNIYATとのパートナーシップにより2028年開業予定です。
ザ・アルバはZaha Hadid Architects(ZHA)が建築デザインを手がける世界初のウォーターフロント複合施設で、世界的に有名な造園家によるランドスケープデザインに加え、ドバイ最大・最高級のウェルネスセンターも開設予定しており、「ガーデンリトリート」と呼ぶにふさわしいランドマークとなるでしょう。ザ・アルバは海とドバイのランドマークを一望し、自然とウェルネスが融合した環境で、比類なきデザインによって再定義されるウルトララグジュアリーな滞在を提供します。

ドバイの不動産開発をリードする OMNIYAT(オムニヤット)は、世界最大級のスーパーヨット見本市「モナコ・ヨットショー」にて、最新のラグジュアリープロジェクト「The Alba(ザ・アルバ)」の開発を正式に発表しました。2024年9月26日の発表会には、名だたるVIPゲストが参列し、富裕層向けメディアが集まる中、ドバイの海岸線に誕生する画期的な複合施設の発表をしました。プロジェクトの評価額は70億AED(19億ドル)です。

世界最高峰のヨットが展示される祭典にて、OMNIYATの創業者兼会⻑、Mahdi Amjad(マハディ・アムジャッド)と、Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)の社長、Christopher Cowdray(クリストファー・カウドレー)による調印式が執り行われたことは、The Albaが提案するウルトララグジュアリーなライフスタイルを象徴するものとなりました。

Zaha Hadid Architects(ZHA)は、世界中の人々の想像力を魅了する建築作品を通じて、21世紀の建築を再定義してきました。その実績は、輝かしい受賞歴にも表れています。創業者の意志を継ぐZHAの建築デザインは、空間的な独創性、洗練された芸術性、技術的な先進性、環境への配慮を備えています。「The Alba Residences(ザ・アルバ・レジデンス)」は、居住者をすべての空間の中心に据えた特別な住まいを提供します。型にはまらない斬新な不動産を創造・キュレーションするというOMNIYAT独自のビジョンは、プライバシーと安らぎのある生活を求める人々のために設計されたレジデンスにも反映されています。

限界を押し上げるOMNIYATのビジョンを反映したThe Alba, Dorchester Collection, Dubaiは、ビーチフロントのホスピタリティと超高級レジデンスのシームレスな融合により、ラグジュアリーな住環境を整備します。健康長寿、サステナビリティ、自然との深いつながりを包含した “well-living(より良く暮らす)” をメインコンセプトに、各レジデンスの広々とした屋外テラスには、プール、屋外ジャグジー、高台のサンデッキなど、プライベート設備が完備されます。

レジデンスの内装は大胆で明るく、天井高が3メートルを超える開放的な空間が魅力です。レジデンスタイプは、家具付き2ベッドルーム、家具なし3ベッドルーム、3~4ベッドルームのシンプレックス(1階建て)、デュープレックス(2階建て)、広々としたペントハウスなど幅広く、お一人おひとりのご要望に合わせてデザインされます。

世界的なインテリアデザイナーとのコラボレーションによる3つのデザインパッケージをご用意しており、レジデンスオーナーは、ご自身のライフスタイルや好みに適したデザインをお選びいただけます。

また、プライベートカバナ、サンラウンジャー、ギャザリング&エンターテインメント・エリアを備えたプールなど、レジデンス専用の施設はもちろん、インフィニティプール、バイタリティプール、ジム、ビーチ、高級ブランドスパなど、ホテルの施設も利用することができます。ドバイ最大・最高級のウェルネスセンターも計画されており、世界的なブランドが運営します。詳細は、来年発表予定です。

国際的な賞を多数受賞している造園家、Vladimir Djurovic(ウラジミール・ジュロヴィッチ)によるランドスケープは、自然の世界とThe Alba Residencesの建築的な特徴やインスピレーションに満ちたライフスタイルを融合させながら、静けさと美しさの絶妙なバランスを実現します。弧を描く有機的なフォルムを纏ったレジデンスは、トロピカルな森と豊かな庭園にシームレスに調和。木陰の小道や遊歩道がウォーターフロントまで続き、滝と睡蓮の池がアクセントを添えます。

このランドスケープは、The Albaの建築的な素晴らしさを引き立てるだけでなく、サステナブルな環境づくりに対するOMNIYATの強いコミットメントを示しています。当プロジェクトは、人間の健康・ウェルビーングの視点から建築の評価を行う「WELL Building Standard®」の最高レベルの認証「WELL Certification TM 」の取得を目指しています。緑豊かな環境は、視覚的な美しさを高めるほか、ラグジュアリーの追求と環境への配慮を融合させるというデベロッパーの目標にも一致します。

ドバイを象徴するパーム・ジュメイラの東クレセントに位置するThe Albaは、ドバイ・マリーナ、ブルジュ・アル・アラブ、ブルジュ・ハリファを望むパノラマビューを誇り、ドバイの新しいランドマークとなるでしょう。流線型のデザインが特徴のホテルは、パリの著名なデザイナーデュオ、Gilles & Boissier(ジル&ボワシエ)が丹精を込めてデザインしたインテリアとスイート、Dorchester Collectionならではの伝説的なサービスが揃い、最高のドバイをお楽しみいただけます。洗練された客室に加え、極上の美食体験、高級ブランドスパのトリートメント、ウォーターフロントの緑豊かな散策エリアが、充実した滞在を彩ります。

The Albaは、欧⽶を中心に世界展開するDorchester Collectionの12軒目のホテル、中東においては、OMNIYATとのパートナーシップによる2軒目のホテルとなる予定です。また、同ブランドが運営するドバイのレジデンスとしては、7軒目になります。

OMNIYATとDorchester Collectionは、The Albaの開発を通じて、海岸地域におけるラグジュアリーデスティネーションの概念を一新します。2005年に創業したOMNIYATは、超高級不動産のスタンダードを常に引き上げ、他と一線を画す先進的なライフスタイルを世界に向けて提案しています。ドバイの景観、⽂化、経済の発展に貢献することをミッションとするOMNIYATにとって、この度の発表は、新たなマイルストーンとなりました。

2024年11月23日に開業20周年を迎えるシックスセンシズ サムイは、2024年9月下旬にミシュランガイドが発表したタイ初のホテルコレクションで、忘れられない滞在を体験できるホテルとして、2ミシュランキーに選出されました。この度の受賞は、開業20周年のお祝いムードを盛り上げる快挙となりました。

シックスセンシズ サムイは、2004年に「シラ エバソン ハイダウェイ&スパ at サムイ」としてオープンし、リノベーションが完了した2015年に、シックスセンシズ名にて再オープンしました。エバソンとして開業した当時から大切にしてきた地域コミュニティとの交流を深めながら、サステナビリティに積極的に取り組むリゾートとして、オーガニック農場「Farm on the Hill」を開設。堆肥化など循環型農業の施策による廃棄物ゼロ、豊富な有機野菜の栽培、新鮮な卵のための養鶏を目的に運営しています。2020年には、ビーチクラブ「Drift at the Beach」がオープン。ゆっくりと昇る朝日が美しいプールとリゾート内3軒目のレストランを備え、サムイ島の穏やかな雰囲気を味わっていただけるとっておきのスポットです。

Farm on the Hillで新鮮なハーブを摘み、ミクソロジストと一緒にオリジナルのドリンクを創るワークショップ「Garden to Glass」など、シックスセンシズ サムイならではのアクティビティ・体験も見逃せません。ミシュランスターシェフとのコラボレーション、特別な日のお祝いに相応しいドラマチックな崖の上でのプライベートダイニング「Dining by the Edge」、レストラン「Dining on the Rocks」のテーブル99番での屋外ダイニングをはじめ、ユニークなダイニング体験をご用意しています。

このほか、レモングラスストローの手作りワークショップ、Farm on the Hill でのサステナビリティウォーク、Alchemy Barでのハーブインヘーラー作りは、世代を問わずお楽しみいただける無料のアクティビティです。また、栄養豊富な食事メニューと、健康の維持・増進のためのウェルネスセッションやクラスを含む宿泊プラン「Rekindle Your Senses」もご好評をいただいています。

シックスセンシズ サムイは、長年のご愛顧への感謝の気持ちを込めて、期間限定の特別オファーをご用意しました。

開業20周年特別オファーは、2024年11月に3泊以上宿泊される予約を対象に、宿泊、空港送迎、アクティビティ・体験が20%オフになるお得な特典です。

20%オフの対象となるサービスは以下のとおりです。

  • リゾート内のすべてのレストランとバーでのお食事とお飲み物
  • 厳選されたスパトリートメント
  • サムイ空港とリゾート間の送迎
  • タイ料理教室やウェルネスセッションなど厳選されたアクティビティ

1995 年にインド洋で誕生したシックスセンシズは、自然派ラグジュアリーホテルとして離島リゾートや山岳リトリートを中心に展開し、環境保護の一環として「プラスチックフリー(プラスチック製品を使わないこと)」に取り組んできました。プラスチックの環境への悪影響が広く認識され始めた2016 年頃には、使い捨てのペットボトル、ストロー、パッケージを使用しないオペレーションをすでに確立していました。

その後もその歩みを止めることなく、より複雑かつ代替が困難なプラスチック製品の削減に向けて取り組みを進めています。約30年にわたる取り組みは、サステナビリティチームにより記録され、ブランド内で共有されてきました。

今秋、シックスセンシズは、このノウハウをホスピタリティ産業全体に向けて公開することを発表しました。

シックスセンシズ ホテルズ リゾーツ スパの CEO、ニール・ジェイコブズは、「私たちにとってサステナビリティは、ラグジュアリーを定義するものです。より大きな規模で環境保護に取り組むためには、私たちのノウハウが詰まったプレイブックを他のホテルグループと共有することが必要だと考えました。記載されている内容は企業秘密と言えるかもしれませんが、私たちはそれでもかまいません。長年の経験から学んだことは、サステナビリティの取り組みが、必ずしもゲスト体験に負の影響を与えるわけではないということです。プレイブックは、実際の運営に反映されることが重要です。私たちの取り組みが産業全体に浸透し、すべてのホテル運営において欠かせないノウハウとして広がっていくことを期待しています。」と、コメントしています。

Six Senses Journey to Plastic Freedom Playbook(プラスチックフリーを実現するためのシックスセンシズのプレイブック) 」は、宿泊、管理、料飲、スパというホテル運営の主要4部門における、プラスチックフリーのための82のソリューションが記載されています。すべて試行錯誤を経て確立されたものであり、プラスチック袋から、歯磨きチューブ、コーヒーカプセル、ほうきに至るまで、様々なプラスチック製品を対象にしています。また、環境保護や社会的責任を果たすことが、ホスピタリティ、オペレーション、収益性、ゲスト体験、顧客満足度、従業員のエンゲージメントの向上につながることを、10の実例で紹介しています。

IHGホテルズ&リゾーツの「ラグジュアリー&ライフスタイル」の一員であるシックスセンシズは、世界中のIHGホテル6,400軒に対し、Six Senses Journey to Plastic Freedom Playbookを公開しました。次のステップとして2024年11月6日(水)に、オンラインセミナーの開催を予定しています。ホスピタリティ産業に従事するすべての方を対象としており、セミナー開催後、ダウンロード可能なプレイブックが配布されます。

プレイブックの始まり

2016年にシックスセンシズ ラームでプラスチックフリーの試験運用を成功させた後、シックスセンシズグループ全体のプラスチック製品の使用状況を調べました。驚いたことに、何万ものプラスチック製品の使用を削減したにもかかわらず、その数は増え続けていました。この調査結果がきっかけとなり、スタッフの意識は向上し、普段の運営で使用されているプラスチック製品をより細かく識別できるようになりました。

シックスセンシズ ホテルズ リゾーツ スパのサステナビリティ担当副社長、ジェフ・スミスは、「プラスチックを使用しないことは簡単なことではありませんが、取り組む価値は大きいです。私たちは、スタッフを対象に、6つの研修プログラムからなる教育・啓発キャンペーンを実施しました。それまで 「見て」いなかったプラスチックに目を向け、大小を問わず、プラスチック製品として仕分けすることができました。しかし、品目を特定し、より良い代替品を研究することと、業務をより便利で効率的なものにしていた素材を使用しないようにオペレーションを変えることとは、まったく別のことです。私たちは現在、82のソリューションを用意しています。シックスセンシズのホテルでプラスチック製品が使われなくなるたびに、一歩ずつ前進するのです。」と、コメントしてます。

ホテル運営における82のソリューション

全スタッフを対象としたキャンペーンが、世界中のシックスセンシズでの熱意、創造性、イノベーションにつながり、プラスチックフリーを実現するためのソリューションが生み出されました。これらのソリューションは、全27軒のホテルのスタッフたちから提案されたものです。シックスセンシズ パロ ブータンのレストランマネージャー、ダワ・ツェリンは、ブータン初の天然ビーワックスラップの製造を指揮し、プラスチック製ラップの代替となりました。その他にも、シックスセンシズ スパ ジギーベイにプラスチックフリーのスリッパを導入し、敷地内でリサイクルできるようにしたウェルネスディレクターのアヌパム・バネルジーもプラスチックフリーの立役者です。

ジェフ・スミスは、「私たちのモットーは、常に学ぶことです。原油の採掘からはじまり、輸送、化学物質の漏洩、炭素や気候への影響に至るまで、プラスチックのライフサイクル全体を学ぶことが、試行錯誤を重ねたソリューションにつながりました。これらのソリューションをブランド内だけでなく、産業全体で共有したいと考えています。お互いに協力することで、さらに前進していきたいと考えています。」と、付け加えています。

Six Senses Journey to Plastic Freedom Playbookは、シックスセンシズのサステナビリティリーダーたちが「Green Case」のCEO、レイチェル・マカフェリー、「Sea Going Green」のCEO、アリー・ドラゴゼット、「Ready to Bloom」の創設者、フィル・ブルームフィールド、「Travel Without Plastic」の創設者、ジョー・ヘンドリックスなど、サステナブルツーリズムのキーパーソンと協力し、執筆・編集しました。

レイチェル・マカフェリーは、「私たちが使っているプラスチックの量と代替品にかかる費用に圧倒されるかもしれません。しかし、プラスチックが野生生物や私たち人間の健康に及ぼしている長期的なコストと比較した場合、本当にできない変化なのでしょうか?私は、シックスセンシズのゲストとスタッフが、プラスチックフリーの取り組みに積極的に参加していることに勇気づけられました。当初は疑問視されていたソリューションも、歯磨き粉のタブレットのように、すぐにゲストのお気に入りになりました。」と、コメントしています。

プラスチックフリーの輪を広げる取り組み

シックスセンシズでは、リサイクルではなく、代替によるプラスチックの不使用に重点を置いています。プラスチックによる汚染は、生産、抽出、使用、廃棄の過程で発生します。たとえプラスチックがリサイクルされたとしても、環境汚染は既に発生しています。また、プラスチック製品を使用しないためには、サプライヤーが重要なステークホルダーであることを当初より認識していました。そのため、すべての購買部門とサプライヤーに対し、プラスチックフリーを目指すブランドのビジョンに賛同し、プラスチック排除の誓約を共有してくれるよう呼びかけました。サプライヤーたちは代替品の導入に前向きで、実践可能なソリューションの開発に協力してくれました。環境への影響を懸念しているのはサプライヤーたちも同じであることが分かったことは、プラスチックフリーの輪を広げるこの度の動きにつながりました。

2024年11月6日(水)に開催されるオンラインセミナー「Six Senses Plastic Freedom Webinar」にぜひ参加ください。参加申し込みはこちらをクリックしてください。セミナー後にプレイブックをダウンロードしていただけます。

モロッコを代表するラグジュアリーホテル、ラ・マムーニアは、世界で最も権威のある旅行雑誌の一つ、コンデナストトラベラー(アメリカ版とイギリス版)の「リーダーズ・チョイス・アワード」にて、「北アフリカNo.1ホテル」に輝きました。99.21点という満点に近い高得点を獲得し、世界ランキングでは、11位にランクインしました。

「コンデナストトラベラーTop 50」にランクインしたモロッコ唯一のホテルとして、世界中の旅行者に対し、同国ならではの魅惑的な環境と共に、これからも最高のホスピタリティを提供していきます。

この度の名誉ある受賞は、気品あふれる美しさと温かいホスピタリティから「マラケシュの貴婦人」と称されるラ・マムーニアの100年の歴史を讃えるものです。

総支配人のピエール・ジョシェムは、「アメリカ版とイギリス版の両方で高い評価をいただいたことは、すべてのスタッフの努力と献身の賜物です。素晴らしい環境の中で、卓越したサービスと心に残る体験を提供するという私たちの理念が、世界中のお客様に認められたことを大変嬉しく思います。」と、コメントしています。

歴史あるコンデナストトラベラーのリーダーズ・チョイス・アワードは、世界中の何百万人もの読者による投票によって毎年ランキングが決定します。ホテルのほか、レストラン、航空会社、旅行先などもランキング形式で発表され、ホスピタリティ産業における世界的な指標となります。北アフリカで第1位、世界で第11位のベストホテルに選ばれたことにより、ラ・マムーニアは、モロッコとアフリカのラグジュアリーホスピタリティにおけるリーダーとしての存在感をさらに高めました。

コンデナストトラベラーの地域部門賞の受賞は、今回で4回目です。アメリカ版とイギリス版の2つに分けて実施された今年は、これまでとは異なり、両地域における旅行の好みを明らかにしました。その中でも、両地域版で選出されたことは、大きな快挙です。また、最近発表された「The World’s 50 Best Hotels 2024」では、31位にランクインしました。

パリ屈指のファッションストリート、モンテーニュ通りに位置するホテル・プラザ・アテネ、ドーチェスター・コレクションは、伝説的な「ロイヤル・スイート」をはじめ、5階と6階の49室の客室とスイートの改装が完了したことを発表しました。フランスの著名なインテリアデザイン事務所、Moinard Bétaille(モワナール・ベタイユ)が、18世紀の壮麗な装飾とオートクチュールを組み合わせたホテルオリジナルのスタイルに、現代的な感覚を加え再構築しました。デザイナーデュオ、ブルーノ・モワナールとクレール・ベタイユは、これまでに、ホテルのロビー、「ラ・ギャラリー」、「ラ・クール・ジャルダン」、「ル・ルレ・プラザ」の改装も監修しています。

新しいスタイル

パリのアパルトマンをイメージして改装されたすべての客室とスイートは、同じ部屋は2つとなく、すべてレイアウトが異なり、滞在されるたびにホテル・プラザ・アテネの新しい魅力に触れていただくことができます。6つの新しいカラーパレットは、18世紀の面影を残しながら、デザインに新鮮さと柔らかさをもたらしました。

デザインモチーフとして、ホテルの中庭「ラ・クール・ジャルダン」のファサードを飾るつる性の植物にバージニアクリーパーを採用。モールディング(壁や天井を飾る装飾)、モザイク、クッション、カーペット、モアレシルクの刺繍など、内装デザインの随所にあしらわれています。そして、葉と羽がデザインされたシルク製の特製ヘッドボードは、ベッドの軽さと快適さを表現しています。

新装の客室とスイートは、ルイ16世様式のベッドサイドテーブル、大理石の天板とブロンズの金具を備えたクラシックな木製家具、大切に修復された当時の家具コレクションに合わせた特注のチェストを完備。温かな照明が装飾と家具を照らし、モールディング、素材、質感を引き立てます。

ベッドの両脇に配されたオーダーメイドの吊りランプは、アンティークのランタンをオマージュ。丁寧に手作業で装飾されたガラスがゴールドの輝きを美しく反射します。さらに、光沢のあるペンダントで構成されたシャンデリアが、パリらしい華やかな雰囲気を演出します。

バスルームは、色彩を加える葉をモチーフとしたモールディングとモザイクが、床と壁の大理石に装飾され、ベッドルームとの一体感を創出しています。

ロイヤル・スイート

5階に位置する「ロイヤル・スイート」は、パリで最も広いスイートの一つです。450㎡の広さを誇るスイートは、4つの寝室とバスルームのほか、リビングルーム、ダイニングルーム、パントリー、バルコニーを完備し、エッフェル塔、モンテーニュ通り、ホテルの中庭「ラ・クール・ジャルダン」の素晴らしい眺望をお楽しみいただけます。

モールディング、コーニス(壁や柱の装飾)、寄木細工が特徴のヴェルサイユ床など、ホテルの豊かな歴史を称えるデザインに加え、旅行用トランクに隠されたバーや、室内の光と眺望を映し出すクリスタルのカウンターなど、クリエイティブな遊び心も効いています。

スイート内のバスルームの一つは、サウナとハマムも備え、イタリア産大理石とアラベスク模様のモザイクで装飾された優雅な空間です。繊細で柔らかな環境照明を反射する洗面台の三面鏡が、落ち着いた雰囲気を高めています。

6階のアイコニックなバルコニー

印象的な赤色のゼラニウムに囲まれた6階の6室のバルコニールームとスイートも改装されました。数十年にわたり著名なゲストをお迎えしてきた人気の客室とスイートからは、エッフェル塔とモンテーニュ通りを一望できます。

サステナビリティに配慮した改装

ホテル・プラザ・アテネは、サステナビリティに配慮した運営に取り組んでおり、その姿勢は、この度の改装にも表れています。保温性を向上し、エネルギー消費を抑制するファサードのインシュレーションや、最適な室内照明と温度設定のための人感センサーとインテリジェント・ホーム・オートメーションなどが導入されました。

また、リサイクルを促進するために、客室内に分別可能なゴミ箱とバスルームアイテムの詰め替え容器を設定し、リサイクル可能なアメニティをご用意しています。

ドーチェスター・コレクションの最新ホテル、ドバイのザ・ラナとカリフォルニアのホテル・ベルエアは、「The World’s 50 Best Hotels 2024」(ザ・ワールド 50 ベスト ホテルズ)の世界ランキングにランクイン、それぞれ23位と35位に選ばれました。今年で2回目を迎える当ランキングには、世界の名だたるホテルが世界6大陸からランクインしています。

ロンドンの歴史的なギルドホールにて開催された授賞式には、旅行・ホスピタリティ業界の関係者が世界中から参列。消費者、旅行者、ホテリエにインスピレーションを与える、卓越したホテル体験が紹介されると、お互いの功績を称え合いました。

ドーチェスター・コレクション中東初進出ホテルとして注目されるザ・ラナは、2024年2月1日にグランドオープンしました。225の客室とスイートを備えた、ワンランク上のライフスタイルとホスピタリティを象徴する最上級ホテルです。芸術的な建築デザインは、Foster + Partners(フォスター+パートナーズ)が、洗練された内装デザインは、パリの著名なデザイナーデュオ、Gilles & Boissier(ジル&ボワシエ)が手掛けました。8 軒のホテル内レストランとバーの内 4 軒は、ミシュランスターシェフ、マルティン・ベラサテギ、ジャン・アンベール、アンジェロ・ミュザとのコラボレーションによるレストランです。そして、4月には、アラブ首長国連邦初のディオール・スパが、ホテル内にオープンしました。

カリフォルニアのホテル・ベルエアは、1歩ホテルに足を踏み入れた瞬間から、日頃の喧噪とは無縁の「もうひとつのLA」へゲストを誘います。美しい客室とスイートは、過去と現在のハリウッドの魅力を携え、控えめな豪華さと時代を超越したクールな精神を体現しています。多くの客室はプライベートガーデンやパティオを備えており、ロサンゼルスのアウトドアライフスタイルを満喫いただけます。先日新たにザ・リビングルームとザ・パティスリー、新しい2つのユニークなダイニング体験が加わり、1946年以来、ハリウッドのアイコンとして親しまれてきたホテルの魅力を高めています。

The World’s 50 Best Hotelsのマネージングディレクター、ティム・ブルック-ウエブは、次のようにコメントしています。「2回目となる今年もロンドンに集まり、The World’s 50 Best Hotelsをお祝いできることを嬉しく思います。旅行業界に大きな影響力のある著名人が一堂に会し、世界最高のホテル体験を称え、祝福することは、本当に特別なことです。リストに選ばれた全てのホテルに心からお祝いを申し上げます。評価を行う業界専門家パネルに対し、忘れられない素晴らしい印象を与えたことは明らかです。2024年のリストが、真に素晴らしい旅行先を選ぶためのヒントになることを願っています。」

The World’s 50 Best Hotels 2024の授賞式では、50位から1位まで、カウントダウン形式でランクインしたホテルが発表されました。ランキングと各特別賞は、世界中の最高の旅行体験を決定するために600名の匿名の専門家が投票を行った結果に基づいています。この投票パネル(50 Best Hotels Academy)は、ホテリエ、旅行ジャーナリスト、教育者、経験豊富なラグジュアリートラベラーからバランスよく構成され、業界をリードする専門家グループが取りまとめています。

About The World’s 50 Best Hotels

ホスピタリティ産業における世界的な評価機関「50 Best」は、「The World’s 50 Best Restaurants」と「The World’s 50 Best Bars」の知名度が高まる中、2023年に「The World’s 50 Best Hotels」をスタートしました。世界のホテルシーンに詳しい専門家600名以上で構成された「The World’s 50 Best Hotels Academy」がランキングを決定します。ランキングの発表と授賞式を行うイベントは、ホテル、レストラン、バーの経営者、メディア、経験豊富なビジネストラベラー、ラグジュアリートラベラーが一堂に会し、ホスピタリティ、情熱、才能を祝う特別な機会です。2024年のイベントは、昨年と同様、ロンドンで盛大に開催されました。

About 50 Best

50 Bestは、ホスピタリティ産業における世界的な評価機関として大きな影響力を持ちます。地球上のあらゆる場所の素晴らしいレストラン、バー、ホテルに光をあて、世界のトレンドを紹介しています。これまで20年にわたり、リストの発表やイベントを開催してきた50 Bestは、新進気鋭のシェフ、バーテンダー、ホテリエの発掘、トレンドの探求、世界各地の繊細かつ複雑な料理の世界やドリンク文化の魅力を紹介することにより、美食家、カクテル愛好家、グルメな旅行者が愛用するガイドとなり、様々な飲食店や旅行先の選択肢を提案しています。

ドン・ペリニヨンとのクリエイティブ・テーブル

パリを代表する最高級ホテル、ル・ムーリス、とドン・ペリニヨンは「Table Créatives」(創作的なテーブル)のファースト・エディションを発表しました。

ドン・ペリニヨンの美食と芸術から生まれた「Table Créatives」は、美食と感性の体験の極みです。毎回、ドン・ペリニヨンのシェフ・ド・カーヴであるヴィンセント・シャペロン、ドン・ペリニヨン・ソサエティのシェフ、ゲストアーティストが一堂に会すこの「Table Créatives」は、相互のインスピレーションと向上という原則に基づき、ドン・ペリニヨンの創造へのゆるぎない意欲をさらに示すものです。

第1回目となる今回は、10月8日から11日まで、ル・ムーリスのサロン・ポンパドールで開催され、ドン・ペリニヨンのシェフ・ド・カーヴであるヴィンセント・シャペロン、2つ星レストラン「ル・ムーリス アラン・デュカス」のエグゼクティブ・シェフであり、ドン・ペリニヨン・ソサエティのメンバーでもある、アマウリー・ブール、そして料理デザイナーのジュリー・オーシャンが参加します。

<Table Créatives〜6ハンド・ディナー〜>

期間:2024年10月8日〜11日

ディナー:650ユーロ

バカラ x ブラック・バー フェスティブコラボレーション

今年のホリデーシーズンもル・ムーリス内「バー228」はバカラとコラボレーションし「ブラック・バー」へと変身します。11月25日から2025年1月5日まで、バカラのアイコニックなグラスを彩る4 種類の限定カクテルを「バー228」にてお楽しみください。フルーティーなモクテル「ミル・ニュイ」、 グルメで心地よいカクテル「ルクソール」、昔ながらのパンチを再考した「マッセナ」。そして花のようなソフトなモクテル「ハーコート」は12月のお祝いメニューです。これらのカクテルに合わせ、シェフ・クレマンティーヌ・ブションは、トリュフやキャビアを中心とした、皆様でシェアいただける料理を提供いたします。

バカラ x ブラック・バーの装飾は、ダーク エレガンスのタッチ飾られています。パンサーを初めとしたブラック・クリスタルのバカラ作品がフィーチャーさ、2024年を美しく締めくくる、特別なコラボレーションとなります。

<バカラ x ブラック・バー>

期間:2024年11月25日〜2025年1月5日 午後6時〜深夜

カクテル:34ユーロ