タイ王国のロイヤルリゾート地として名高い「ホアヒン」が位置するプラチュアップキリカン県の疾病管理部は、最前線で働くサービス・ホスピタリティ産業従事者と地域住民に対する新型コロナウイルスワクチンの提供を決定しました。この度の決定は、今年10月1日より、隔離を免除された外国人観光客の受け入れ開始をめざす「ホアヒン・リチャージ」キャンペーンを支援するものです。同キャンペーンにより、既に5,150回分のワクチンがホアヒン病院に提供され、ホテル、レストラン、百貨店、ショッピングモール、ショップ、スパ、旅客運送の現場で働くフロントラインワーカーのワクチン接種が開始されています。
同キャンペーンが功を奏し、2021年7月22日現在、ホアヒン地区内の新型コロナウイルスワクチンの接種人数は、合計32,938人、接種率は、36.37%まで上昇しています。
「ホアヒン・リチャージ」キャンペーンの詳細は、www.huahinrecharge.com 、www.facebook.com/huahinrechargeをご覧ください。
About Hua Hin Recharge
2021年6月1日にスタートした「ホアヒン・リチャージ」キャンペーンは、地方自治体、ヘルスケアセクター、民間セクターの3者が連携し、地域住民に対し、正確な新型コロナウイルスワクチンの情報を提供すると同時に、政府に対し、ホアヒン地区の医療従事者とホスピタリティ産業従事者へのワクチン供給を要請し、100%の集団免疫の達成をめざしています。そして、一般住民においては、70%の集団免疫の達成を目標としています。これらの目標を達成し、2021年10月1日より、新型コロナウイルスワクチンを接種した外国人観光客が隔離なくホアヒン地区に滞在できるよう、地域全体で取り組んでいます。