シックスセンシズは、サウジアラビア公共投資ファンド(PIF)の完全子会社であるアルウラ開発会社と、2027年オープン予定のシックスセンシズ アルウラのマネジメント契約を締結しました。調印式は、マラヤ・コンサートホールにて開催され、アルウラ開発会社のCEOのFabien Toscano(ファビアン・トスカーノ)氏と、シックスセンシズ ホテル リゾート スパグループのCEOのNeil Jacobs(ニール・ジェイコブス)が、アルウラ開発会社のマネージングディレクターのNaif AlHamdan(ナイフ・アルハムダン)氏の立会いのもと、契約書に署名しました。

古代からの歴史が息づくアルウラ

サウジアラビア北西部のアルウラに誕生予定のシックスセンシズ アルウラは、緑豊かなヤシの木の林が点在する広大なオアシスの中でも、絶好のロケーションに位置します。赤い砂岩の崖に囲まれたダイナミックな景観が広がり、古代ナバテア文明の遺跡や、東西を結ぶ香辛料貿易の中継地として栄えた面影など、何世紀にもわたる長い歴史と文化を体感できる場所です。

数多くの史跡が残るアルウラは、サウジアラビアで最初に登録されたユネスコ世界遺産があることでも有名です。紀元前1世紀から紀元後1世紀頃に建設された記念碑的な大きな墓跡は、保存状態が大変良く、現在も外観に施された精巧な装飾が残っています。シックスセンシズ アルウラは、古代からの歴史が息づく当地の魅力をさらに高めるべく、120万平方メートルの広大な敷地内に残る遺跡や遺物を大切に保存します。ゲストは、まるで古代神話の世界に足を踏み入れたかのような、魅惑的な体験をお楽しみいただけるでしょう。

100室の客室と25室のレジデンスを備える当リゾートの開発は、素晴らしい周辺環境と調和するよう配慮しながらも、訪れるゲストに対し、驚きと感動を与えられる最上の空間を創造します。

アラブならではのアドベンチャー

上質なリゾート施設はもちろん、異国情緒あふれるアラブの街での散策、墳墓に刻まれた彫刻の鑑賞、幻想的な星空観賞など、当地ならではの体験も大きな見所の一つです。サンライズヨガと瞑想のクラス、月光浴、シンギングボウルによる夜のセレモニー、月と星の下でのディナーなど、シックスセンシズオリジナルの体験も取り揃えます。

深い静寂に包まれたシックスセンシズ スパは、ゲストが自分自身の内面と向き合うのに理想的な空間です。そして、地域の伝統療法にヒントを得たトリートメントが、アラブ流ウェルネスアドベンチャーへとゲストをお連れします。

このほか、絶滅危惧種のアラビアヒョウの保護活動にゲストが参加できる機会も計画されています。サウジアラビアの生態系を保つ上で重要なアラビアヒョウは、同王国の文化を象徴する動物でもあります。シックスセンシズは、グループ全体で環境保護に積極的に取り組んでおり、各プロパティの周辺地域に生息する貴重な野生生物の保護活動もその一環です。

美食の旅

自然に形成された奇岩や洞窟での食事など、アルウラだからこそ楽しめる非日常感満載の食体験をご用意します。数千年前に描かれた岩絵で装飾されたレストランでは、古代にタイムスリップしたような気分を味わうことができるでしょう。

Eat With Six Senses(天然由来で地元での持続可能な栽培法による食材を用いたシックスセンシズ流の食体験)の哲学に則り、最高品質かつ新鮮な地産の食材を使用した美味しい料理を提供します。シェフズテーブルから、ポップアップレストラン、1回限りの特別な食事、食文化を学べる料理教室まで、幅広い食体験をお楽しみいただけます。

芸術と音楽の振興

地元のアート、サウンド、音楽を収集し、遊び心に富んだ現代的な解釈で、世界中からのゲストに幅広く紹介することも、シックスセンシズ アルウラのビジョンの一つです。ナバテアの伝統と文化の魅力に、年齢を問わず誰もが夢中になることでしょう。

さらに、アートや音楽の国際的なコラボレーション、グローバルなウェルネス、ヨガ、リトリートプログラムなど、国際的なイベントや取り組みも企画されています。

アルウラの魅力とブランド価値の融合

シックスセンシズ ホテル リゾート スパグループのCEOのニール・ジェイコブスは、「歴史的・文化的に非常に重要な古代都市に眠る物語と美しさを呼び起こすプロジェクトに、強く心を動かされました。シックスセンシズのブランド価値である、サステナビリティに対する徹底した取り組み、先駆的なウェルビーイング、ゲストの心を深く揺さぶるエモーショナル・ホスピタリティが、アルウラの魅力と組み合わさり、当地の新しい章が始まることに感激しています。」と、コメントしています。

アルウラ開発会社のマネージングディレクターのナイフ・アルハムダン氏は、「この度のシックスセンシズとの契約締結は、サウジアラビア最古の遺跡が残る地域の一つ、アルウラの発展のために、ラグジュアリーホテルを増やすことを目指す当社のコミットメントを示しています。私たちは、訪れる方々が、絵に描いたように美しい自然の中で、豊かな歴史に触れられるよう開発に取り組んでいます。」と、コメントしています。

アルウラ開発会社のCEOのファビアン・トスカーノ氏は、「シックスセンシズとパートナーシップを結び、アルウラで唯一無二のラグジュアリーホテルを開業できることに高揚感を隠しきれません。当ホテルの開発は、アルウラ全体のホスピタリティを向上するという私たちのコミットメントに合致しており、持続可能な開発による経済の多様化と改革を目指す、サウジアラビアの成長戦略『ビジョン2030』に貢献するものです。」と、コメントしています。

サウジアラビアは、長らくベールに包まれていた神秘的な砂漠地域に、海外からの観光客を広く受け入れ始めました。シックスセンシズ アルウラは、ゲストが豊かな歴史・文化に触れることにより、幾つもの感動的な思い出が生まれ、大きな夢を描ける場所になることをお約束します。

シックスセンシズ アルウラは、2027年オープン予定です。

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シックスセンシズ ロワールバレーの古城
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世界有数の非日常的なデスティネーションを発見し、特別な体験を創り出すことで世界的に高い評価を受けているシックスセンシズ ホテル リゾート スパグループは、この度新しいリゾート開発を発表しました。

パリから車で約90分の距離に、息をのむほど美しいロワール渓谷があります。ユネスコの世界遺産にも登録されており、歴史的な古城、中世の街並み、美味しいワインと食事、手つかずの自然で有名です。シックスセンシズ ロワールバレーは、その中心部に位置するサン・ローラン・ヌーアンに建設予定です。

周辺環境と地域コミュニティの価値を包含する開発はシックスセンシズの神髄であり、本リゾート開発でもそのコンセプトは変わりません。1,400エーカー(560ヘクタール)の敷地に建設予定のリゾートは、世界屈指の名門ゴルフコース「レ・ボルド・ゴルフクラブ」が位置するレ・ボルド領地内にあり、周辺はソローニュの広大な森に囲まれています。乗馬クラブ、テニスセンター、オーガニック農園、アートギャラリー、ふれあい農園、水泳可能な自然の湖、ビーチ、ウォータースポーツ、サイクリングとウォーキング用コースを含む幅広い施設が計画されており、年齢を問わず楽しめる多彩なアクティビティが企画されています。レ・ボルド・ゴルフクラブの2つの18ホールコースは会員制として運営が継続される一方、リゾートゲストは、世界に名立たる設計家ギル・ハンスが新たに手がけるパー3のショートコースと最先端のゴルフ練習場をご利用いだけます。

「ラウンドシールド・パートナーズ社と共同で大変ユニークなプロジェクトに取り組めることを非常に幸運に思います。本プロジェクトは、世界的に有名な観光地に新しい風を吹き込むと同時に、ヨーロッパにおけるシックスセンシズグループのポートフォリオにおいて重要な役割を果たします。シックスセンシズ ロワールバレーは、ブランド価値の核心であるサスティナビリティの理念に沿ってデザインされ、ロワール渓谷の比類なき美しい景観や歴史文化を楽しみたい経験豊富なトラベラーや自然愛好家、そしてアウトドア愛好家にとって魅力的なリゾートになるでしょう。」とシックスセンシズ ホテル リゾート スパグループ社長のニール・ジェイコブスは述べています。

シックスセンシズ ロワールバレーのゲスト体験は、美しく保全されている古城での歓迎から始まります。洗練されたレストランとバーを備える古城は、美しい庭園でゲストを魅了します。幾何学的な芝生や彫刻のように刈り込まれた木々、そして水を活かしたデザインが特徴の庭園は、内面を見つめる瞑想と再調和の体験をより特別なものとします。また、湖畔の絶景に佇む13~15世紀に修道院として建てられた歴史的建造物を中心に多くのアクティビティが計画されています。

スイートとヴィラを含む広々とした88室のゲストルームが計画されており、森の中の小川に沿って点在するように配置されます。この他に、個人所有が可能な70室のレジデンシャル・ヴィラのためのエリアも用意されています。レジデンシャル・ヴィラのオーナーは、私邸としての居住性を満喫できるだけでなく、シックスセンシズ ロワールバレーならではの各種アメニティや特典をご利用いただけます。また不在時は、リゾートのゲストルームとして運用することも可能です。

シックスセンシズ スパは、リゾートの中核となる施設です。シックスセンシズのシグネチャーメニューのほか、地域特性を生かしたトリートメントも提供します。リゾートの薬草庭園で栽培したハーブはスパのトリートメントやアルケミーバーでのワークショップで使用されます。さらに、オーガニック農園やアースラボと連携したサービスも企画されています。アースラボでは、リゾートが取り組む各種保全イニシアティブについて紹介します。

食事は、美食家も唸るロワール地方ならではの贅沢なガストロノミーが中心となります。古城内のレストランとラウンジバーでは、ロワール地方伝統の味とスタイルを生かした料理を一日を通じて提供します。Eat With Six Senses(6感で味わう食事)に基づくスペシャルティレストランでのダイニング体験は、体にも環境にも良い食事について再認識するきっかけになるでしょう。

最新鋭の設備を備えたミーティング&カンファレンスセンターでは、控室などの関連施設はもちろんのこと、ウォールド・ガーデンを含む屋外ミーティング施設やポップアップ式のアクティビティもご用意します。ご希望に応じて、ロワール地方の絶景、建築遺産、古城、ワイナリーを楽しめる伝統的な街を巡る小旅行も経験豊富なチームが手配します。

シックスセンシズ ロワールバレーは、ヨーロッパの特別な投資を専門とする投資会社ラウンドシールド・パートナーズ社と提携して開発が進められます。

「シックスセンシズと提携し、レ・ボルド領地においてユニークなホテルとライフスタイルを提案するプロジェクトを開発できることを喜ばしく思います。シックスセンシズのブランド精神である、ラグジュアリー、自然と周辺環境との調和、自己成長、健康、ウェルネスの増進は、本開発における我々のビジョンと完全に一致しています。我々は、リゾート内外において家族全員が楽しめる無数のアクティビティを提供するコミュニティ作りを進めており、この取り組みにシックスセンシズが参加することに興奮しています。」とラウンドシールド・パートナーズ社マネージングパートナーのドリス・ベンキラン氏は述べています。

シックスセンシズ ロワールバレーは、2022年5月にオープン予定です。