世界各地のアイコニックな都市に10軒の伝説的なラグジュアリーホテルを展開するドーチェスター・コレクションは、アーティストとの特別なコラボレーションやエキジビションを開催しています。その中でも「レジェンドアーティスト(伝統的な芸術家の足跡をたどる散策ツアー)」シリーズは、ユニークな切り口でホテル周辺地域の魅力に触れていただけます。各地域にゆかりのあるアーティストを取り上げ、専⾨家ガイドと一緒に彼らの軌跡をたどる当シリーズは、現在、パリのモネ、ピカソ、ロダン、ロンドンのバーバラ・ヘップワース、ミラノのフォンタナ、ローマのカラヴァッジオの6コースをご用意しています。

アート&カルチャーは、ドーチェスター・コレクションの体験に欠かせません。伝説的なアーティストの逸話と素晴らしい作品の世界に浸ることができる散策ツアーシリーズを含め、ロンドン、ミラノ、パリ、ローマ、ドバイ、ロサンゼルスの各ホテルが提供するアート&カルチャー体験をご紹介します。

45 パークレーン(ロンドン)

45 パークレーンは、イギリスのコンテンポラリーアートを発信する拠点として知られています。9月6日より開催中の「Albert Irvin OBE RA: Autographic Marks(アルバート・アーヴィン:代表作品集)」では、イギリスを代表する抽象表現主義アーティスト、アルバート・アーヴィンが、70年代から90年代にかけて発表した作品を展示。名誉あるロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの会員でもあったアーヴィンは、エネルギッシュかつ表現豊かな作品を数多く制作しました。

また、「レジェンドアーティスト」シリーズの一つとして、「Hepworth – Rhythm and Form(ヘップワース – リズムと形)」も開催しています。ロンドンの街を散策しながら、モダニズム芸術運動を先導した先鋭的な現代彫刻家、バーバラ・ヘップワースの生涯を深く掘り下げます。

ザ・ドーチェスター(ロンドン)

ザ・ドーチェスターは、その長い歴史を通して、芸術文化の振興に力を注いできました。ゲストは、アートコレクションツアーを通して、ホテルが大切に育んできた豊かな芸術文化に触れていただけます。改装が完了したザ・プロムナードには、最先端のコンテンポラリーアートが展示されており、そのほとんどが、特別に制作を依頼したオリジナル作品。様々なメディアと技法を駆使したユニークな作品群は、自然に対する新鮮な視点を提供し、まるで美しいイングリッシュガーデンを散策しているような感覚を呼び起こします。

カワース・パーク(イギリス・アスコット)

カワース・パークでは、彫刻家キャロル・ピースとホテルの庭園チームとのコラボレーション企画「彫刻ガーデンツアー」をお楽しみいただけます。庭園を散策しながら、水に飛び込む女性の像や風に吹かれながら堂々と立つ人物像など、ロンドン郊外の美しい風景に溶け込む彫刻作品に出会うことができます。ピース本人が作品を解説するスペシャルなオーディオガイドもご用意しています。

ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア(ミラノ)

ミラノの秋は、散策のベストシーズンです。ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイアの「Fontana – Slashing Space(フォンタナ – 切り裂かれた空間)」ツアーでは、アーティストのゆかりの地を巡りながら、地元の人でも見逃しがちな隠された街の美しさを発見してください。「空間主義の創始者」として知られるルーチョ・フォンタナは、権威あるブレラ美術学校の教えを否定し、スタンレーナイフでキャンバスを切り裂く作品などを通して、芸術に⾰命を起こしました。ミラノの市街地を見渡せるホテルの屋上テラスから始まり、フォンタナが通った名門美術学校や彼の旧アトリエを巡る散策ツアーは、初心者から愛好家までお楽しみいただけるようデザインされています。

ホテル・エデン(ローマ)

ホテル・エデンは、「Caravaggio – Rebel and Rome(カラヴァッジオ – 異端児とローマ)」ツアーを提供しています。「バロックの異端児」と称される16 世紀のイタリア人画家、カラヴァッジオの人生と作品に影響を与えたローマの中心部を散策し、異彩を放った天才画家の素顔に迫ります。このほか、最新のアートプロジェクト「Collector’s Home(コレクターの家)」も注目を集めています。「ドルチェヴィータ・シグネチャー・スイート」を、まるでアートコレクターの家のような空間に変身させるクリエイティブな企画が、ローマのアートシーンにおけるホテル・エデンの存在感をさらに高めます。

ル・ムーリス(パリ)

ル・ムーリスでは、印象派 150 周年を祝う「Monet – 150 Years of Impressionism(モネ – 印象派 150 周年)」ツアーをご用意。過激で反抗的だと批判された印象派を、前衛的な芸術活動として発展させたモネの功績を辿ります。ツアーは、美しいチュイルリー公園を見渡せるホテルの屋上からスタート。モネは、1876 年にこの公園を題材にした作品を発表しています。そして、ツアーの最後に、オランジュリー美術館にて、モネが晩年に残した大作『睡蓮』を鑑賞します。

また、パリ・オリンピック2024の記念企画として、ストリートアーティストのラファエル・ジントと刺繍アーティストのヤニス・ミルトゲのアート展、さらに、フランスの権威あるスポーツ雑誌『L’Equipe(レキップ)』とタッグを組んだ展示販売会「LE MEURICE X L’EQUIPE」を開催中です。スポーツの躍動的な瞬間を捉えた印象的な10作品を展示しています。

ザ・ラナ(ドバイ)

ドーチェスター・コレクションの最新ホテル、ドバイのザ・ラナは、豊富なアートコレクションを誇り、ホテルとアート作品が一体化した空間が魅力です。ホテル館内には、25名以上のアーティストに制作を依頼したオリジナル作品が展示され、ドバイの砂漠の風景と文化の多様性が織りなすユニークなストーリーが広がります。ナンシー・ツェトナーの砂の肖像画、フラヴィ・アウディのガラスのインスタレーション、セルジオ・ルファートの彫刻などが見どころです。オールデイダイニング「ザ・ギャラリー」の中央に配されたソフィー・コリンドンの作品「ゴールデン・ハニー」は、ホテルロビーに彼女の作品を展示しているイギリスの姉妹ホテル、ザ・ドーチェスターとの繋がりを感じさせます。ゲストは滞在を通して、アートとデザインの融合をお楽しみいただけます。

ビバリーヒルズ・ホテル(ビバリーヒルズ)

「Pink Palace(ピンクの宮殿)」と称されるビバリーヒルズ・ホテルは、ビバリーヒルズの高級住宅街に位置する華やかな隠れ家ホテル。オールドハリウッドの伝説を垣間見る貴重な作品から、新進気鋭の地元アーティストのエネルギッシュな作品まで、アートとハリウッドが融合するダイナミックな拠点として、一年を通して企画展を開催。ハリウッドスターたちが愛用してきたホテルの伝説的な空間こそが、唯一無二の魅惑的なギャラリーです。

企画展のほか、アーティストについて学べるイベントや、地元のギャラリー・美術館とのコラボレーション企画など、当ホテルならではのアート体験を提供しています。

ドーチェスター・コレクションはドバイに2軒目となる、ザ・アルバ、ドーチェスター・コレクションをOMNIYATとのパートナーシップにより2028年開業予定です。
ザ・アルバはZaha Hadid Architects(ZHA)が建築デザインを手がける世界初のウォーターフロント複合施設で、世界的に有名な造園家によるランドスケープデザインに加え、ドバイ最大・最高級のウェルネスセンターも開設予定しており、「ガーデンリトリート」と呼ぶにふさわしいランドマークとなるでしょう。ザ・アルバは海とドバイのランドマークを一望し、自然とウェルネスが融合した環境で、比類なきデザインによって再定義されるウルトララグジュアリーな滞在を提供します。

ドバイの不動産開発をリードする OMNIYAT(オムニヤット)は、世界最大級のスーパーヨット見本市「モナコ・ヨットショー」にて、最新のラグジュアリープロジェクト「The Alba(ザ・アルバ)」の開発を正式に発表しました。2024年9月26日の発表会には、名だたるVIPゲストが参列し、富裕層向けメディアが集まる中、ドバイの海岸線に誕生する画期的な複合施設の発表をしました。プロジェクトの評価額は70億AED(19億ドル)です。

世界最高峰のヨットが展示される祭典にて、OMNIYATの創業者兼会⻑、Mahdi Amjad(マハディ・アムジャッド)と、Dorchester Collection(ドーチェスター・コレクション)の社長、Christopher Cowdray(クリストファー・カウドレー)による調印式が執り行われたことは、The Albaが提案するウルトララグジュアリーなライフスタイルを象徴するものとなりました。

Zaha Hadid Architects(ZHA)は、世界中の人々の想像力を魅了する建築作品を通じて、21世紀の建築を再定義してきました。その実績は、輝かしい受賞歴にも表れています。創業者の意志を継ぐZHAの建築デザインは、空間的な独創性、洗練された芸術性、技術的な先進性、環境への配慮を備えています。「The Alba Residences(ザ・アルバ・レジデンス)」は、居住者をすべての空間の中心に据えた特別な住まいを提供します。型にはまらない斬新な不動産を創造・キュレーションするというOMNIYAT独自のビジョンは、プライバシーと安らぎのある生活を求める人々のために設計されたレジデンスにも反映されています。

限界を押し上げるOMNIYATのビジョンを反映したThe Alba, Dorchester Collection, Dubaiは、ビーチフロントのホスピタリティと超高級レジデンスのシームレスな融合により、ラグジュアリーな住環境を整備します。健康長寿、サステナビリティ、自然との深いつながりを包含した “well-living(より良く暮らす)” をメインコンセプトに、各レジデンスの広々とした屋外テラスには、プール、屋外ジャグジー、高台のサンデッキなど、プライベート設備が完備されます。

レジデンスの内装は大胆で明るく、天井高が3メートルを超える開放的な空間が魅力です。レジデンスタイプは、家具付き2ベッドルーム、家具なし3ベッドルーム、3~4ベッドルームのシンプレックス(1階建て)、デュープレックス(2階建て)、広々としたペントハウスなど幅広く、お一人おひとりのご要望に合わせてデザインされます。

世界的なインテリアデザイナーとのコラボレーションによる3つのデザインパッケージをご用意しており、レジデンスオーナーは、ご自身のライフスタイルや好みに適したデザインをお選びいただけます。

また、プライベートカバナ、サンラウンジャー、ギャザリング&エンターテインメント・エリアを備えたプールなど、レジデンス専用の施設はもちろん、インフィニティプール、バイタリティプール、ジム、ビーチ、高級ブランドスパなど、ホテルの施設も利用することができます。ドバイ最大・最高級のウェルネスセンターも計画されており、世界的なブランドが運営します。詳細は、来年発表予定です。

国際的な賞を多数受賞している造園家、Vladimir Djurovic(ウラジミール・ジュロヴィッチ)によるランドスケープは、自然の世界とThe Alba Residencesの建築的な特徴やインスピレーションに満ちたライフスタイルを融合させながら、静けさと美しさの絶妙なバランスを実現します。弧を描く有機的なフォルムを纏ったレジデンスは、トロピカルな森と豊かな庭園にシームレスに調和。木陰の小道や遊歩道がウォーターフロントまで続き、滝と睡蓮の池がアクセントを添えます。

このランドスケープは、The Albaの建築的な素晴らしさを引き立てるだけでなく、サステナブルな環境づくりに対するOMNIYATの強いコミットメントを示しています。当プロジェクトは、人間の健康・ウェルビーングの視点から建築の評価を行う「WELL Building Standard®」の最高レベルの認証「WELL Certification TM 」の取得を目指しています。緑豊かな環境は、視覚的な美しさを高めるほか、ラグジュアリーの追求と環境への配慮を融合させるというデベロッパーの目標にも一致します。

ドバイを象徴するパーム・ジュメイラの東クレセントに位置するThe Albaは、ドバイ・マリーナ、ブルジュ・アル・アラブ、ブルジュ・ハリファを望むパノラマビューを誇り、ドバイの新しいランドマークとなるでしょう。流線型のデザインが特徴のホテルは、パリの著名なデザイナーデュオ、Gilles & Boissier(ジル&ボワシエ)が丹精を込めてデザインしたインテリアとスイート、Dorchester Collectionならではの伝説的なサービスが揃い、最高のドバイをお楽しみいただけます。洗練された客室に加え、極上の美食体験、高級ブランドスパのトリートメント、ウォーターフロントの緑豊かな散策エリアが、充実した滞在を彩ります。

The Albaは、欧⽶を中心に世界展開するDorchester Collectionの12軒目のホテル、中東においては、OMNIYATとのパートナーシップによる2軒目のホテルとなる予定です。また、同ブランドが運営するドバイのレジデンスとしては、7軒目になります。

OMNIYATとDorchester Collectionは、The Albaの開発を通じて、海岸地域におけるラグジュアリーデスティネーションの概念を一新します。2005年に創業したOMNIYATは、超高級不動産のスタンダードを常に引き上げ、他と一線を画す先進的なライフスタイルを世界に向けて提案しています。ドバイの景観、⽂化、経済の発展に貢献することをミッションとするOMNIYATにとって、この度の発表は、新たなマイルストーンとなりました。

パリ屈指のファッションストリート、モンテーニュ通りに位置するホテル・プラザ・アテネ、ドーチェスター・コレクションは、伝説的な「ロイヤル・スイート」をはじめ、5階と6階の49室の客室とスイートの改装が完了したことを発表しました。フランスの著名なインテリアデザイン事務所、Moinard Bétaille(モワナール・ベタイユ)が、18世紀の壮麗な装飾とオートクチュールを組み合わせたホテルオリジナルのスタイルに、現代的な感覚を加え再構築しました。デザイナーデュオ、ブルーノ・モワナールとクレール・ベタイユは、これまでに、ホテルのロビー、「ラ・ギャラリー」、「ラ・クール・ジャルダン」、「ル・ルレ・プラザ」の改装も監修しています。

新しいスタイル

パリのアパルトマンをイメージして改装されたすべての客室とスイートは、同じ部屋は2つとなく、すべてレイアウトが異なり、滞在されるたびにホテル・プラザ・アテネの新しい魅力に触れていただくことができます。6つの新しいカラーパレットは、18世紀の面影を残しながら、デザインに新鮮さと柔らかさをもたらしました。

デザインモチーフとして、ホテルの中庭「ラ・クール・ジャルダン」のファサードを飾るつる性の植物にバージニアクリーパーを採用。モールディング(壁や天井を飾る装飾)、モザイク、クッション、カーペット、モアレシルクの刺繍など、内装デザインの随所にあしらわれています。そして、葉と羽がデザインされたシルク製の特製ヘッドボードは、ベッドの軽さと快適さを表現しています。

新装の客室とスイートは、ルイ16世様式のベッドサイドテーブル、大理石の天板とブロンズの金具を備えたクラシックな木製家具、大切に修復された当時の家具コレクションに合わせた特注のチェストを完備。温かな照明が装飾と家具を照らし、モールディング、素材、質感を引き立てます。

ベッドの両脇に配されたオーダーメイドの吊りランプは、アンティークのランタンをオマージュ。丁寧に手作業で装飾されたガラスがゴールドの輝きを美しく反射します。さらに、光沢のあるペンダントで構成されたシャンデリアが、パリらしい華やかな雰囲気を演出します。

バスルームは、色彩を加える葉をモチーフとしたモールディングとモザイクが、床と壁の大理石に装飾され、ベッドルームとの一体感を創出しています。

ロイヤル・スイート

5階に位置する「ロイヤル・スイート」は、パリで最も広いスイートの一つです。450㎡の広さを誇るスイートは、4つの寝室とバスルームのほか、リビングルーム、ダイニングルーム、パントリー、バルコニーを完備し、エッフェル塔、モンテーニュ通り、ホテルの中庭「ラ・クール・ジャルダン」の素晴らしい眺望をお楽しみいただけます。

モールディング、コーニス(壁や柱の装飾)、寄木細工が特徴のヴェルサイユ床など、ホテルの豊かな歴史を称えるデザインに加え、旅行用トランクに隠されたバーや、室内の光と眺望を映し出すクリスタルのカウンターなど、クリエイティブな遊び心も効いています。

スイート内のバスルームの一つは、サウナとハマムも備え、イタリア産大理石とアラベスク模様のモザイクで装飾された優雅な空間です。繊細で柔らかな環境照明を反射する洗面台の三面鏡が、落ち着いた雰囲気を高めています。

6階のアイコニックなバルコニー

印象的な赤色のゼラニウムに囲まれた6階の6室のバルコニールームとスイートも改装されました。数十年にわたり著名なゲストをお迎えしてきた人気の客室とスイートからは、エッフェル塔とモンテーニュ通りを一望できます。

サステナビリティに配慮した改装

ホテル・プラザ・アテネは、サステナビリティに配慮した運営に取り組んでおり、その姿勢は、この度の改装にも表れています。保温性を向上し、エネルギー消費を抑制するファサードのインシュレーションや、最適な室内照明と温度設定のための人感センサーとインテリジェント・ホーム・オートメーションなどが導入されました。

また、リサイクルを促進するために、客室内に分別可能なゴミ箱とバスルームアイテムの詰め替え容器を設定し、リサイクル可能なアメニティをご用意しています。

ドーチェスター・コレクションの最新ホテル、ドバイのザ・ラナとカリフォルニアのホテル・ベルエアは、「The World’s 50 Best Hotels 2024」(ザ・ワールド 50 ベスト ホテルズ)の世界ランキングにランクイン、それぞれ23位と35位に選ばれました。今年で2回目を迎える当ランキングには、世界の名だたるホテルが世界6大陸からランクインしています。

ロンドンの歴史的なギルドホールにて開催された授賞式には、旅行・ホスピタリティ業界の関係者が世界中から参列。消費者、旅行者、ホテリエにインスピレーションを与える、卓越したホテル体験が紹介されると、お互いの功績を称え合いました。

ドーチェスター・コレクション中東初進出ホテルとして注目されるザ・ラナは、2024年2月1日にグランドオープンしました。225の客室とスイートを備えた、ワンランク上のライフスタイルとホスピタリティを象徴する最上級ホテルです。芸術的な建築デザインは、Foster + Partners(フォスター+パートナーズ)が、洗練された内装デザインは、パリの著名なデザイナーデュオ、Gilles & Boissier(ジル&ボワシエ)が手掛けました。8 軒のホテル内レストランとバーの内 4 軒は、ミシュランスターシェフ、マルティン・ベラサテギ、ジャン・アンベール、アンジェロ・ミュザとのコラボレーションによるレストランです。そして、4月には、アラブ首長国連邦初のディオール・スパが、ホテル内にオープンしました。

カリフォルニアのホテル・ベルエアは、1歩ホテルに足を踏み入れた瞬間から、日頃の喧噪とは無縁の「もうひとつのLA」へゲストを誘います。美しい客室とスイートは、過去と現在のハリウッドの魅力を携え、控えめな豪華さと時代を超越したクールな精神を体現しています。多くの客室はプライベートガーデンやパティオを備えており、ロサンゼルスのアウトドアライフスタイルを満喫いただけます。先日新たにザ・リビングルームとザ・パティスリー、新しい2つのユニークなダイニング体験が加わり、1946年以来、ハリウッドのアイコンとして親しまれてきたホテルの魅力を高めています。

The World’s 50 Best Hotelsのマネージングディレクター、ティム・ブルック-ウエブは、次のようにコメントしています。「2回目となる今年もロンドンに集まり、The World’s 50 Best Hotelsをお祝いできることを嬉しく思います。旅行業界に大きな影響力のある著名人が一堂に会し、世界最高のホテル体験を称え、祝福することは、本当に特別なことです。リストに選ばれた全てのホテルに心からお祝いを申し上げます。評価を行う業界専門家パネルに対し、忘れられない素晴らしい印象を与えたことは明らかです。2024年のリストが、真に素晴らしい旅行先を選ぶためのヒントになることを願っています。」

The World’s 50 Best Hotels 2024の授賞式では、50位から1位まで、カウントダウン形式でランクインしたホテルが発表されました。ランキングと各特別賞は、世界中の最高の旅行体験を決定するために600名の匿名の専門家が投票を行った結果に基づいています。この投票パネル(50 Best Hotels Academy)は、ホテリエ、旅行ジャーナリスト、教育者、経験豊富なラグジュアリートラベラーからバランスよく構成され、業界をリードする専門家グループが取りまとめています。

About The World’s 50 Best Hotels

ホスピタリティ産業における世界的な評価機関「50 Best」は、「The World’s 50 Best Restaurants」と「The World’s 50 Best Bars」の知名度が高まる中、2023年に「The World’s 50 Best Hotels」をスタートしました。世界のホテルシーンに詳しい専門家600名以上で構成された「The World’s 50 Best Hotels Academy」がランキングを決定します。ランキングの発表と授賞式を行うイベントは、ホテル、レストラン、バーの経営者、メディア、経験豊富なビジネストラベラー、ラグジュアリートラベラーが一堂に会し、ホスピタリティ、情熱、才能を祝う特別な機会です。2024年のイベントは、昨年と同様、ロンドンで盛大に開催されました。

About 50 Best

50 Bestは、ホスピタリティ産業における世界的な評価機関として大きな影響力を持ちます。地球上のあらゆる場所の素晴らしいレストラン、バー、ホテルに光をあて、世界のトレンドを紹介しています。これまで20年にわたり、リストの発表やイベントを開催してきた50 Bestは、新進気鋭のシェフ、バーテンダー、ホテリエの発掘、トレンドの探求、世界各地の繊細かつ複雑な料理の世界やドリンク文化の魅力を紹介することにより、美食家、カクテル愛好家、グルメな旅行者が愛用するガイドとなり、様々な飲食店や旅行先の選択肢を提案しています。

ドン・ペリニヨンとのクリエイティブ・テーブル

パリを代表する最高級ホテル、ル・ムーリス、とドン・ペリニヨンは「Table Créatives」(創作的なテーブル)のファースト・エディションを発表しました。

ドン・ペリニヨンの美食と芸術から生まれた「Table Créatives」は、美食と感性の体験の極みです。毎回、ドン・ペリニヨンのシェフ・ド・カーヴであるヴィンセント・シャペロン、ドン・ペリニヨン・ソサエティのシェフ、ゲストアーティストが一堂に会すこの「Table Créatives」は、相互のインスピレーションと向上という原則に基づき、ドン・ペリニヨンの創造へのゆるぎない意欲をさらに示すものです。

第1回目となる今回は、10月8日から11日まで、ル・ムーリスのサロン・ポンパドールで開催され、ドン・ペリニヨンのシェフ・ド・カーヴであるヴィンセント・シャペロン、2つ星レストラン「ル・ムーリス アラン・デュカス」のエグゼクティブ・シェフであり、ドン・ペリニヨン・ソサエティのメンバーでもある、アマウリー・ブール、そして料理デザイナーのジュリー・オーシャンが参加します。

<Table Créatives〜6ハンド・ディナー〜>

期間:2024年10月8日〜11日

ディナー:650ユーロ

バカラ x ブラック・バー フェスティブコラボレーション

今年のホリデーシーズンもル・ムーリス内「バー228」はバカラとコラボレーションし「ブラック・バー」へと変身します。11月25日から2025年1月5日まで、バカラのアイコニックなグラスを彩る4 種類の限定カクテルを「バー228」にてお楽しみください。フルーティーなモクテル「ミル・ニュイ」、 グルメで心地よいカクテル「ルクソール」、昔ながらのパンチを再考した「マッセナ」。そして花のようなソフトなモクテル「ハーコート」は12月のお祝いメニューです。これらのカクテルに合わせ、シェフ・クレマンティーヌ・ブションは、トリュフやキャビアを中心とした、皆様でシェアいただける料理を提供いたします。

バカラ x ブラック・バーの装飾は、ダーク エレガンスのタッチ飾られています。パンサーを初めとしたブラック・クリスタルのバカラ作品がフィーチャーさ、2024年を美しく締めくくる、特別なコラボレーションとなります。

<バカラ x ブラック・バー>

期間:2024年11月25日〜2025年1月5日 午後6時〜深夜

カクテル:34ユーロ

パリを代表する最高級ホテル、ル・ムーリス、ドーチェスター・コレクションと、ホテル内ブティック「La Pâtisserie du Meurice par Cédric Grolet」が大人気のセレブ・パティシエ・セドリック・グロレは、2024年のクリスマスシーズンに向けて、伝統的なユールログをアレンジした新作スイーツを発表しました。

丸太を模したユールログは、クリスマスのお祝いに欠かせないデザートです。バスケットの形で丸太を表現した斬新なデザインは、シェフ・フランソワ・デエーとシェフ・ヴァンサン・プーマとの共同開発。軽く爽やかな風味の「The Citrus Basket(ザ・シトラス・バスケット)」と、リッチな味わいの「The Chestnut Basket(ザ・チェスナット・バスケット)」の2種類をご用意します。

また、新年を祝うフランス伝統菓子、「ノワゼット・ガレット」も販売予定です。

THE CITRUS BASKET(ザ・シトラス・バスケット)

柑橘類のレモン、オレンジ、グレープフルーツを交互に重ねた和モダンなビスキュイ。ベリー・マーマレードの風味とバニラムースの組み合わせが、なめらかで軽い食感を生み出します。

THE CHESTNUT BASKET(ザ・チェスナット・バスケット)

フランスの伝統的なデザート、モンブランからインスピレーションを受け、伝統的なユールログをアレンジ。栗のクリームを軽い食感のバニラムースでサンドし、ヘーゼルナッツのプラリネとメレンゲを組み合わせた和風のビスキュイで包んだ籐かごのようなデザインが特徴です。そして、ジュレとプラリネで栗の形を模した小さなお菓子がトッピングされています。

2種類のバスケットは、2024年11月27日(水)より、ル・ムーリスのウェブサイトにて、予約受付を開始。受け渡し期間は、2024年12月11日(水)~31日(火)。

各バスケット、8名様分、€110(数量限定・要予約)

NOISETTE GALETTE(ノワゼット・ガレット)

ノワゼット・ガレットは、黄金色のパイ生地と滑らかなヘーゼルナッツのクリームが特徴の伝統的な焼き菓子です。シンプルでありながら、2025年を迎えるにふさわしい美味しいスイーツです。

ノワゼット・ガレットは、2024年12月25日(水)より、ル・ムーリスのウェブサイトにて、予約受付を開始。受け渡し期間は、2025年1月1日(水)~12日(日)。

1個8名様分、€35(数量限定・要予約)。

ロサンゼルスの高級住宅地に位置するホテル・ベルエア、ドーチェスター・コレクションに、2024年8月16日、ロビーラウンジ「ザ・リビングルーム」とベーカリーショップ「ザ・パティスリー」がオープンしました。イノベーティブなメニューと共に、緑豊かな庭園を背景にユニークなダイニング体験を提供します。内装デザインは、ニューヨークのデザイン事務所、Champalimaud Design(シャンパリモー・デザイン)が担当。日中の明るい空間から夜ならではの落ち着いた雰囲気へと自然に変化する洗練されたデザインが、1946年以来、ハリウッドのアイコンとして親しまれてきたホテルの魅力を高め、つながりとくつろぎをコンセプトに、没入感のある美食の旅へとゲストをお連れします。

ホテル・ベルエアの料理ディレクターに就任したミシュランスターシェフのジョー・ガルシア(「The French Laundry」「Bicyclette」「Manzke Restaurant」「Bouchon Beverly Hills」などでの経験を経て現職)、エクゼクティブ・スーシェフ、ゲル・ザラ、エグゼクティブ・パティシエ、クリストフ・ルル(チョコレートマスター米国代表)によってコンセプトが刷新された既存のレストラン「ザ・レストラン」と「バー&ラウンジ」に、ザ・リビングルームとザ・パティスリーが加わり、ダイニングの選択肢が広がりました。

THE PATISSERIE(ザ・パティスリー)

エレガントで洗練されたベーカリーショップ「ザ・パティスリー」は、スワンレイク(白鳥の湖)の橋を渡った先に位置します。ホテルの美しい庭園に囲まれ、自家製ペストリーとコーヒーの香りが漂うくつろぎの空間です。パティシエ特製メニューやドリンクは、薪ストーブとテラス席を備えたショップでお召し上がりいただけるほか、すべてお持ち帰りいただけます。

パティシエ・ルルが率いる熟練ペストリーチームが心を込めて焼き上げる商品は、シンプルでありながらワンランク上の味が自慢。定番のフランス菓子はもちろん、カリフォルニア産の食材からインスピレーションを得たメニューもご堪能いただけます。クロワッサンやクッキー、焼きたてのパン、手作りのケーキ、美味しいコーヒー、ペストリー、焼き菓子など、幅広いメニューをご用意しており、テイクアウトは、商品の鮮度を保つため、特別な包装にてお渡しいたします。

Champalimaudによる新しいデザインは、ノスタルジックなヨーロッパのブーランジェリー(昔ながらのパン屋)を彷彿とさせ、ホテル・ベルエアの明るく夢のようなカリフォルニアの雰囲気と調和しています。芸術的な焼き菓子が美しく陳列されたショーケースを通り過ぎると、ヤシの木や花々を背景に配されたブロンズの棚に特製のパン、黄色のタイルで装飾された棚に焼きたてのペストリーが並び、訪れるゲストの食欲をそそります。ショップを囲む2つの中庭では、温暖な気候にピッタリなジェラートを食べたり、ビストロ風の席で花々を眺めながらラテを楽しんだりと、穏やかなひとときをお過ごしいただけます。

サクサク食感のシュークリーム(タヒチ産バニラ風味の生クリーム入り)、チョコレートのジャンドゥーヤガナッシュと塩キャラメルタルト、パンオショコラ、クロワッサン、ショートブレッド、バナナとブルーベリーのマフィン、焼き立てのパン各種など、すべてのメニューにパティシエのこだわりがみられ、グルテンフリーの商品も取り揃えます。

ザ・パティスリーの営業時間は、毎日朝7時から正午12時です。

THE LIVING ROOM(ザ・リビングルーム)

ザ・リビングルームは、料理ディレクターのジョー・ガルシアによる特別なアフタヌーン&イブニングメニューをご用意し、ホテルのロビーラウンジ体験を進化させます。

コンサバトリー(植物を育てる温室)からインスピレーションを得たChampalimaudの内装デザインは、緑豊かなホテルの景観を引き立てる、隠れ家のような魅惑的な雰囲気が特徴です。ナチュラルな質感をミックスしたファブリックや仕上げ材は、緑、黄色、赤の色合いでまとめられ、特注の壁紙には、ハチドリ、ジャスミン、シダ、柑橘類の花が描かれています。このユニークなデザインに加え、ラウンジ中央の暖炉と、周囲を囲むヤシやドラセナなどの植生が、自然な温もりを演出。アフタヌーン・ティー、軽食、キャビアメニュー、特製カクテルを楽しみながら、上質なひとときをお過ごしいただけます。

メニューのハイライトは、「ヴィダリアオニオン・ディップ」(アメリカのパーティーメニューの定番をアレンジ。ヴィダリアオニオンのキャラメリゼとクレームフレーシュをミックス。トーストしたバゲットにつけてお召し上がりください。パールオニオンのピクルス、クリスピーオニオン、チャイブが添えられているほか、オプションでキャビアを追加できます。)、「リバティ・ファーム産の鴨のコンフィ ハリーズ・ベリー農園のイチゴとシチリア産ピスタチオのガトー添え」、「オーストラリア産冬トリュフ入りグリルド・チーズ・サンドイッチ」、「オーラキングとスモークサーモンのリエット」、そして定番から斬新なアレンジまで取り揃えたキャビアメニュー。季節感を大切にした食事メニューには、フード&ビバレッジ・ディレクター、マイカ・パロフ監修のミクソロジー・プログラムがペアリングに最適です。特に、「Coldest Martini in Town(街で一番冷たいマティーニ)」は、テーブルサイドで作るインタラクティブなパフォーマンスでゲストを魅了します。

ザ・リビングルームの営業時間は、午後2時から夜9時まで(定休日:月・火曜)。アフタヌーン・ティーは、金・土・日曜の午後3時に提供します。

アフタヌーン・ティーとカクテルのほか、オールデイメニューと週末のブランチもご利用いただけます。料理ディレクターのガルシアとシェフ・ザラが、モダンなカリフォルニア料理に地中海のテイストを融合させた新コンセプトのメニューを考案。地元の旬の食材を生かし、南カリフォルニアならではの味を洗練されたホテルラウンジのメニューへと昇華させました。

ホテル・ベルエアの総支配人、クリストフ・モイエは、「ザ・リビングルームとザ・パティスリーのオープンは、当ホテルならではのダイニングを幅広いスタイルで提供することに取り組んできた成果です。新しい空間で提供される洗練されたメニューは、ホテルでの体験を豊かにし、宿泊ゲストはもちろん、地元の方にとってもお気に入りのスポットになることでしょう。」と、コメントしています。

ドーチェスター・コレクションは、印象派150周年を記念し、「レジェンドアーティスト」シリーズを更に拡充しました。当シリーズは、経験豊富な専⾨家ガイドと一緒に、芸術の発展に大きな功績を残したアーティストたちの軌跡をたどる散策ツアーです。パリ、ローマ、ロンドン、ミラノ、4都市の各ホテルにて、合計6コースをご用意しています。

ル・ムーリス(パリ)

ドーチェスター・コレクションのレジェンドアーティストシリーズは、ル・ムーリスの散策ツアー「Picasso’s Montmartre(ピカソが暮らしたモンマルトル )」から始まりました。1918年にピカソが結婚披露宴を行ったル・ムーリスを出発点に、ゆかりの地を巡りながら、ピカソが富と名声を手に入れるまでの多彩な逸話をご紹介します。 

印象派の誕生について学ぶことができる「Monet – Revolutionary Brushstrokes(モネ – 絵画に⾰命を起こした軌跡)」は、印象派150周年を祝う散策ツアーとして特におすすめです。過激で反抗的だと批判された印象派を、前衛的な芸術活動として発展させたモネの功績を辿ります。ツアーは、ホテル正面の美しいチュイルリー公園を見渡せるル・ムーリスの屋上からスタート。モネは、1876 年にこの公園を題材にした作品を発表しています。同作品には、まるでこの屋上から眺めたような風景が描かれています。そして、ツアーの最後に、オランジュリー美術館にて、モネが晩年に残した大作『睡蓮』を鑑賞します。

「Rodin – Love and Torment(ロダン – 愛と苦悩の物語)」では、「近代彫刻の父」と称されるロダンの知られざる人生とキャリアを、ユニークにそしてロマンチックにたどることができます。140年前に始まった弟子のカミーユ・クローデルとの秘密の関係が、彼が選んだ主題と彫刻スタイルをどのように変えたのか、専門家ガイドと一緒に紐解きます。

さらに、ル・ムーリスとドーチェスター・コレクションは、この3名の芸術家を紹介する3本の記念映画を制作。映画を通して、ピカソ、モネ、ロダンについてより深く学んでいただけます。

ホテル・エデン(ローマ)

ホテル・エデンが取り上げる芸術家は、16世紀のイタリアの画家、カラヴァッジオです。「バロックの異端児」と称される彼は、Netflixシリーズ『リプリー』で主人公の詐欺師に強い影響を与えた人物として描かれたことにより、若い世代の間でも関心が高まっています。ローマ市内を散策する「Caravaggio – Rebel and Rome(カラヴァッジオ – 異端児とローマ)」は、短くも波乱に満ちた彼の生涯を知り、異彩を放った天才画家の素顔に迫ります。ツアーの最終目的地は、ローマから追放される原因となったテニスの試合が開催された運命的な場所です。

45パークレーン(ロンドン)

アートとモダニズムが出会う場所というホテルのコンセプトのもと、45パークレーンでは、20世紀の先鋭的な現代彫刻家、バーバラ・ヘップワースの軌跡を辿る散策ツアー「Hepworth – Rhythm and Form(ヘップワース – リズムと形)」を開催。メイフェアの中心部から緑豊かなハムステッドまで、イギリスを代表するアーティストの一人、ヘップワースの視点でロンドンを散策します。Isokon(アイソコン)ビルやザ・モール・スタジオなど、現代アート作家たちの拠点となった場所を巡ります。

ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア(ミラノ)

ミラノを舞台にした「Fontana – Slashing Space(フォンタナ ‒ 切り裂かれた空間)」は、レジェンドアーティスト シリーズの最新コースです。アルゼンチン生まれのイタリア人画家、ルーチョ・フォンタナは、「空間主義の創始者」として知られています。権威あるブレラ美術学校の教えを否定し、スタンレーナイフでキャンバスを切り裂く作品などを通して、芸術に⾰命を起こしました。散策ツアーは、ミラノの市街地が見渡せるホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイアの屋上テラスから始まり、専門家ガイドが、フォンタナが通った名⾨の美術学校と、彼の旧アトリエ(現在、アトリエの中庭は、現代アートのギャラリーとして運営)が位置するブレラ地区をご案内します。

「レジェンドアーティスト」シリーズ

ドーチェスター・コレクションのレジェンドアーティストシリーズは、ガイドを務める経験豊富な美術史家や現代アートの専⾨家と会話を交わし、時には⽴ち⽌まりながら、地元の⼈でも⾒逃しがちな隠された街の美しさをゆっくりと楽しむことができます。芸術家たちの⼈⽣を追体験できる魅惑的なアクティビティであり、今でも語り継がれている逸話の数々は、帰国後も忘れられないほど印象的なものになるでしょう。散策ツアーの内容は、芸術に関する知識を深めたい、既にこれらの都市について深く掘り下げたいなど、参加者のご要望に合わせて毎回カスタマイズされます。

ドーチェスター・コレクションの CEO 、ヘレン・スミスは、レジェンドアーティストシリーズについて、次の通り述べています。「ドーチェスター・コレクションの伝説的な芸術家の軌跡をたどる散策ツアーが、4軒のホテル、合計6コースにまで発展したことを嬉しく思います。パリのル・ムーリス、ローマのホテル・エデン、ロンドンの45パークレーン、そして最新のミラノのホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイアのコースは、いずれもユニークな洞察に満ちています。散策ツアーはゲストのご要望にあわせてカスタマイズされ、各都市の豊かな歴史を新しい視点でお楽しみいただけます。すでに多くのゲストからご好評をいただいているこのシリーズの更なる発展を期待しています。」

間もなく開幕を迎えるパリ・オリンピックでは、有名なコンコルド広場が都市型スポーツの会場となり、ブレイクダンス、スケートボード、BMXなどが開催されます。パリで最初にフランスの最高級ホテルの称号「パラスホテル」を獲得したル・ムーリス、ドーチェスター・コレクションは、ホテル周辺でアーバンスポーツが実施されることを記念し、アーバンカルチャーをテーマにした多彩なイベントやアクティビティーを展開します。

エクスクルーシブ・カプセルコレクションLE MEURICE x WALK IN PARIS

パリのストリートファッションブランド「Walk in Paris(ウォーク・イン・パリ)」と、パートナーシップを締結。都会的なスタイルとビンテージの優雅さが融合した、カプセルコレクションを共同制作しました。

オーバーサイズのスーツパンツ、ホワイトリネンの半袖シャツ、ル・ムーリスカラーコットンTシャツ、靴下エクリュコットンフリーストラックスーツなど、ユニセックスの6つの限定アイテムラインップ。着心地の良さとタイムレスなスタイルが特徴です。

すべてのアイテムはパリでデザインされ、ポルトガルで製造されています。ル・ムーリスのe-shopおよびホテル内のスパ・ヴァルモンでお買い求めいただけます。

メゾン・ヴァルモンのサマートリートメント

「ラ・メゾン・ヴァルモン・ル・ムーリス」では、オリンピックを記念した「バイタリティ&セレニティ」トリートメントをご用意しました。アスリートやスポーツ愛好家はもちろん、リラックスされたい方にもおすすめです。

ツボへの心地よい刺激と、バリ式マッサージの要素を取り入れたオリジナルマッサージが、心身を活性化します。さらに、体が軽くなりリフレッシュできる、アスリート向けのストレッチ、ロッキング法、ロングストロークを組み合わせたオプションもご用意しています。そして、ヴァルモン自慢の高度なテクニックを駆使したフェイシャルが、爽やかな輝きのある肌へと導きます。

バイタリティ&セレニティ(ボディとフェイシャルのセット)の料金は75分€280。3つのウェルネスコースからお選びいただける「ル・ダリ」での食事付きプランは、€420(前菜、メイン、デザート、フレッシュジュースが含まれます)。9月8日までご利用いただけます。

特別展示販売会「LE MEURICE X L’EQUIPE」

7月15日から9月8日まで、フランスの権威あるスポーツ雑誌『L’Equipe(レキップ)』とタッグを組み、スポーツの躍動的な瞬間をテーマにした展示販売会を開催します。

ジンジャー・フーバーの飛び込み、マイケル・フェルプスの水泳、ユーゴ・マルシャンのダンスなど、美しくエネルギッシュな動きを切り取った10点の写真作品が、ホテルの中央エリアに展示されます。展示作品は、様々なフォーマットでお買い求めいただけます。

ストリートアート展

ピカソやダリなど名だたる芸術家に愛されてきたル・ムーリス。文化発信拠点としてのルーツに忠実に、ルクセンブルクの若手ストリートアーティスト、ラファエル・ジントを招聘し、最新のアーバンカルチャーをホテルゲストに紹介します。

アーバンスポーツをテーマにしたラファエルの作品を、ロビーやポンパドゥール・ギャラリーで9月15日までご覧いただけます。

パラスホテルが提案するストリートフード

ホテル周辺で開催されるオリンピック競技や関連イベントを盛り上げるべく、シェフ・クレマンティーヌ・ブションが、美味しいストリートフードを考案。アーバンカルチャーからインスピレーションを得た斬新なメニューはテイクアウトも可能で、スポーツ観戦や散策のお供に最適です。

7月22日より販売開始予定です。

ル・ムーリスの自転車レンタル

98日まで、競技会場への移動や市内散策に便利な自転車のレンタルサービスを開始しました。ソレックス製電動アシスト自転車のレンタル料金は、2時間40ユーロ、1120ユーロです。

アーバンスポーツから着想を得た刺繍アート

金属など様々な素材を持ちた斬新な刺繍アートで有名なヤニス・ミルトゲが、コンコルド広場で開催されるアーバンスポーツとル・ムーリスのシンボルから着想を得て、更にメディチの壺からインスパイアされ伝統的な職人技法で制作された「オリンピア」と名付けられた2つのアンティークを展示します。

この作品は彫刻的な編み方を用いて、バスケットボール、BMXのタイヤ、キャップを組み合わせた独創的な花を表現。伝統と現代性を巧みに融合しています。

イギリス最高峰ホテルの一つ、ザ・ドーチェスターは、ゲスト体験をさらに高める新しいバトラー・プログラムのスタートとともに、新設の客室とスイートを公開しました。この発表は、ご好評いただいている改装の新たなマイルストーンとなります。

客室とスイートの内装デザインを手がけたのは、著名なインテリアデザイナー、ピエール・イヴ・ロション。新しい時代に向けて伝統をアップデートするというビジョンに基づき、ザ・ドーチェスターのDNAとして継承されてきた1930年代当時の華やかさとエッジの効いた現代性を、シームレスに融合しています。ロンドンの中心地メイフェアに位置し、ハイドパークも至近距離という素晴らしい立地環境を称え、ホテルの個性を新鮮な色使いで遊び心いっぱいに表現したデザインにより、一段とその輝きに磨きがかかりました。

改装を機に総客室数を当初の250室から241室に減らし、豪華な私邸のような雰囲気を備えたより広々とした空間を実現。スイートを含めた客室タイプは、スーペリア、デラックス、エグゼクティブ・パークビュー、エグゼクティブ・ジュニアスイート、ドーチェスター・スイート、ハイドパーク・スイートなど、19種類をご用意しています。

2023年にバトラー部長に就任したショーン・ダヴォレンは、ホスピタリティ産業での豊富な経験を活かしながら、ザ・ドーチェスターオリジナルのバトラー・プログラムを創り上げました。ハイドパーク・スイート以上のカテゴリーのお部屋では、専任のバトラー・チームがゲストのあらゆるご要望に対応し、自宅のように過ごせる空間を提供します。特別な体験は、空港からスタート。空港のカーブサイドまたはエアサイドでのチェックインが、高いプライバシーをお約束します。このほか、朝7時から夜11時まで対応する専用の連絡先(電話、メッセージ、WhatsApp)、ゲストと直接調整して組み立てるオーダーメイドの旅程、荷解きと荷造り、衣類へのスチームがけ、ワードローブのカラーコーディネートなど、ザ・ドーチェスターの代名詞ともいえるきめ細やかなサービスで快適な宿泊をサポート。バトラー・チームの各メンバーは、最低3ヶ月間の包括的な研修プログラムを受けた後、さらに1ヶ月間のシャドーイングを行い、ショーンのレビューを受けます。これらのステップを終了して初めて、スイートの担当を任されます。

新しいバトラー・プログラムについて、ショーンは、次の通り述べています。「私は、サービスレベルに妥協することなく、各バトラーが自信をつけ、個性を輝かせることを重視しています。最初にゲストをお迎えし、チェックアウトされるゲストのお部屋を最後に確認するのは私たちです。完璧なご滞在をお約束するために、バトラーは重要な役割を担っています。」

さらに、ゲスト・エクスペリエンス部門は、各ゲストに合わせたオーダーメイドの滞在になるよう、常にサービスの拡充を図っています。直近では、スパに「ウェルナミス・リラクゼーションベッド」を導入。深いリラックスと瞑想状態へと導くバイノーラル振動音響トリートメントを提供しています。瞑想と同じような効果が期待でき、炎症の緩和、ストレスに関連した不調の改善、睡眠パターンの向上に役立ちます。そして、長年の実績が高く評価され、英国ゴールデンキー協会から栄誉ある「ゴールデンキー」を授与されたコンシェルジュ・チームのサービスが、旅程の提案、計画、手配を含め、複雑なリクエストにも素早く丁寧に対応します。

ザ・ドーチェスターが提供する新たなゲスト体験は、若い旅行者や家族旅行向けのクリエイティブな要素、節目を祝うパーソナライズされた体験、特注のアメニティ、心のこもったギフトなど、細部にまでこだわり重層的に組み立てられています。ゲスト体験とサービスは、ドーチェスター・コレクションの全ホテルが誇る「品質」を構成する中核的要素です。この度のゲスト体験の強化により、ザ・ドーチェスターは、ホテル業界においてその存在感をさらに高めます。