自然派ラグジュアリーリゾート「シックスセンシズ 京都」は、京都・東山、静謐と活気の狭間に住まう伝説のキツネたちが、夜な夜なお気に入りの酒を楽しむ隠れ家をコンセプトとするカクテルバー「Nine Tails」とルーフトップラウンジで、ウェルネスブランド「REUNION」とコラボレーションしたカクテルを販売します。このカクテルは、国産の霊芝をキーボタニカルとする「REISHI GIN,」を使用し、2025年のアースデイとなる4月22日(火)より、期間限定でご提供します。

今回コラボレーションするウェルネススピリッツ「REISHI GIN,」は、2023年のアースデイに誕生した新しいジンで、国産の霊芝(REISHI)をキーボタニカルとする、地球と人に優しいウェルネススピリッツ。醸造から蒸留まで手仕事によって、100%プラントベースで作られています。今回、ホスピタリティ業界でのウェルネスとサステナビリティのパイオニアであるシックスセンシズとの想いが重なり、コラボレーションの実現に至りました。
シックスセンシズ 京都は、ホテルに隣接した未利用地で、ハーブや野菜を育てることで土地をオーガニックへと再生する取り組みを実施。また、REISHI GIN,も環境再生型農業で育てた植物を使用し、双方とも環境再生型農業に取り組むサステナブルなブランドです。

さらに、シックスセンシズではペットボトルおよび輸送に伴う二酸化炭素削減のため、世界中26軒の各ホテル・リゾート内にある「アースラボ」で飲料水を瓶詰めしています。REISHI GIN,も2023年10月より、自社のボトルや尊敬する他社ブランドのボトルを再利用する「リユースボトルプロジェクト w/ REUNION」をローンチし、地球環境への取り組みを実践。「そこに瓶がある、だから洗ってまた使う」をスローガンに、多少の傷や形の違いはそれぞれの個性として、REUNIONはすべての製品にリユースボトルの使用を目指しています。

私たちは、今回の取り組みが4月22日のアースデイに交差し、このカクテルを楽しんでいただくことで、サステナビリティへの一歩をさらに大きくすることが出来ると考えています。
また、4月19日(土)にはアップサイクルボトルタグの作成や、ホワイトラベルへのペインティングを通じて、地球への感謝を表現するサステナブルなワークショップを当ホテルで実施。自然と調和した、クリエイティブな体験を提供いたします。

シックスセンシズ 京都がご提案するのは、REISHI GIN,をベースにした3種のクラフトカクテル。大地の恵みを感じる霊芝の風味に、京都ならではの素材やシックスセンシズ 京都のエッセンスを掛け合わせ、心と身体に寄り添う一杯に仕上げました。

*Birds and the Bees(バーズ・アンド・ザ・ビーズ):3,000円 京都で採れたはちみつとレモン、焙じ茶のリキュール、そしてホテルのハーブガーデンから摘んだ花々。REISHI GIN,とともに花ひらく一杯は、甘酸っぱく、香り豊か。自然の調和と季節の彩りを感じる、華やかでフローラルなカクテルです。

*Apple of My Third Eye(アップル・オブ・マイ・サードアイ):3,000円 ピリッと効かせた生姜に、レモン、はちみつ、スパークリングアップルを重ねた爽やかなスパイスカクテル。REISHI GIN,の奥行きある風味とりんごのフレッシュな香りが重なり、五感を研ぎ澄ますような余韻を残します。

*La Tomatini(ラ・トマティーニ):3,000円 クラシックなダーティ・マティーニに、まろやかでコクのある旨味のニュアンスを加えた、やさしい塩味が印象的なカクテルです。

古来より中国や日本をはじめとする東洋の健康観に基づく食文化の中でも大切にされてきた、霊芝ならではの、ウェルネスな味わいをお楽しみください。

販売場所:カクテルバー「Nine Tails」(B2F)およびルーフトップラウンジ(4F) 提供期間:2025年4月22日~30日 営業時間:カクテルバー「Nine Tails」 17:00~24:00 ルーフトップラウンジ 17:00~22:00 T E L:075-531-0732(レストラン直通) Web予約
※雨天が予想される場合、ルーフトップラウンジはクローズとなります

■REUNIONについて
「MAKE IT COLORFUL」 (人生を楽しさで彩る) をコンセプトに掲げるウェルネスブランド。2023年4月22日(アースデイ)にブランドの1st Collectionとなる地球と人に優しいウェルネススピリッツ「REISHI GIN,」を発売。ブランドアイコンである 「WHITE LABEL」 (ホワイトラベル) を通じて、世界中の才能溢れるアーティストと共に、世界をカラフルにするきっかけを生み出していきます。
2023年10月より、自社のボトルや尊敬する他社ブランドのボトルを再利用する「リユースボトルプロジェクト w/ REUNION」をローンチ。https://x.gd/WOND0

■REISHI GIN,について
国産の「霊芝」をキーボタニカルとし、ほのかな苦味とコク、山椒のスパイシーな味わいが食事を彩るウェルネススピリッツ。世界3大酒類コンペティションの「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ 2024(ISC)」にて銀賞(SILVER)、「インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション 2024(IWSC)」にて銅賞(BRONZE)受賞。また、アジア最大級の蒸留酒コンペティション「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション 2024(TWSC)」の洋酒部門にて銅賞受賞。

シックスセンシズは、グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC)が認定する認証機関、Control Union(コントロール・ユニオン)による最高レベルの認証を取得しました。シックスセンシズのプロパティ*は、持続可能な計画、環境負荷の軽減、文化遺産の活性化、地域コミュニティの社会的・経済的な利益の最大化の4分野において、Control Unionによる厳格な審査を受け、高く評価されました。

シックスセンシズ ホテルズ リゾーツ スパのサステナビリティ担当副社長、ジェフ・スミスは、「GSTC認証は、サステナビリティ(持続可能性)における信頼と信用の証です。シックスセンシズが取得したグループ認証は、世界各地の各プロパティとサステナビリティチームの努力の賜物であり、大変誇りに思います。最高のホスピタリティ、環境に配慮したオペレーション、卓越したゲスト体験、高いチームワーク、地域コミュニティへの貢献を実現するために積極的に取り組む姿勢が認められました。」と、コメントしています。

GSTC認証は、ホスピタリティ産業における“グリーンウォッシュ”(実態が伴わないにもかかわらず、環境に配慮していると主張すること)を抑制する役割を果たしています。GSTCが定める国際的な認証基準は、サステナビリティを実現するための取り組みに信頼性を与えることを目的としており、各項目は測定可能な内容で、効果的な行動によって維持されることが求められます。第三者審査の結果に基づき認証の可否が決定され、継続的な改善と説明責任の履行を促すために、3年間の有効期限が設定されています。

ジェフ・スミスは、「1995年の創業以来、シックスセンシズの文化にサステナビリティが根付いています。サステナビリティは、ホテルの運営方法から、建築・内装デザイン、アメニティ・備品の選定、プラスチックフリーの追求、地域コミュニティとの関わり、野生動植物の保護、ゲスト体験に至るまで、あらゆる意思決定の重要な要素です。」と、付け加えています。

サステナビリティのための取り組みを目に見える成果へ

GSTC認証基準は、持続可能な計画、環境負荷の軽減、文化遺産の活性化、地域コミュニティの社会的・経済的な利益の最大化の4つの分野で構成されています。

シックスセンシズの各ホテルとリゾートは、サステナビリティの取り組みを推進し、成果を測定する体制を整備しています。専任のサステナビリティ・ディレクターが陣頭指揮を執り、専用の施設「アースラボ」にて、海洋保護、林業や農業への取り組み、太陽光やバイオマスによる再生可能エネルギーの活用、ガラスボトルでの飲料水の提供など、プロパティ内外で実施している様々な活動を紹介しています。

さらに、宿泊予約から直接得られる総売上額の0.5%をサステナビリティに特化したシックスセンシズのファンドの資金に充て、地域コミュニティのプロジェクトを支援しています。

地球のための持続可能な計画

シックスセンシズは、全ての新規開業プロジェクトでLEED(建築や都市環境の環境性能評価システム)のシルバー認証を最低限取得することを目指しています。シックスセンシズ サザンデューンズ 紅海は、サウジアラビアで初めて最高レベルであるプラチナ認証を取得しました。シックスセンシズ ヴァーナは、インドで初めてLEED認証を取得したリトリート施設となり、ユネスコに登録されている歴史的建造物「パラッツォ・サルヴィアーティ・チェージ・メリーニ」をリノベーションしてオープンしたシックスセンシズ ローマは、ゴールド認証を獲得しました。グリーンビルディング認証機関(GBCI)が発行するLEED認証は、厳格な第三者審査の結果に基づきます。

産業全体を動かす環境への取り組み

シックスセンシズの環境への取り組みは、ブランド内にとどまりません。昨秋には、「Six Senses Journey to Plastic Freedom Playbook(プラスチックフリーを実現するためのシックスセンシズのプレイブック)」を公開。試行錯誤を重ねて確立した、ホテル運営の主要4部門におけるプラスチックフリーのための82のノウハウをホスピタリティ産業全体と共有しました。1990年代にプラスチック製のアメニティの使用を避け、ガラスボトルによる飲料水の提供に切り替えることから始まったプラスチックフリーへの歩みは、産業全体の取り組みとして進展しています。

本物体験による文化遺産の活性化

地域の伝統文化に触れられる本物体験の提供が、文化遺産の活性化に貢献しています。ブータンでは、僧侶と一緒にバターランプに火を灯したり、アーチェリーやツェチュ祭りを楽しんだり、サウジアラビアでは、歴史的・経済的に重要な意味を持つサドゥ織りを学んだり、フィジーでは、ヤコナを飲みながら戦士と踊ったりと、伝統文化や行事を地元の人々と一緒に祝うことができます。地元の人々や文化とのつながりを感じられる体験が、より深い理解と一体感を生み出します。

地元の人々を主役とする地域コミュニティの社会的・経済的な利益の最大化

シックスセンシズでは、環境問題と同様に、社会的責任と地域コミュニティの社会的・経済的な発展も重視しています。地元住民の雇用や地元企業・生産者からの調達をはじめ、地産の食材を主役にした食事メニュー、地元の芸術品や工芸品の購入、地元の職人を招いたイベントの開催など、その取り組みは多岐にわたります。

経済的な効果を高めるために、地元のNGO、学校、病院などと提携し、地域サービスの拡充を図り、きれいな水や教育など生活に欠かせないものへのアクセスが改善されるよう支援しています。現地での技能訓練の実施は、長期的な利益を地域コミュニティにもたらす波及効果が期待できます。

IHGのサステナブル戦略の実現をサポート

シックスセンシズは、IHGホテルズ&リゾーツファミリーの他のブランドと共に、「Journey to Tomorrow」計画の一環として、人々とコミュニティ、そして地球環境のためにポジティブな変化を推進することをミッションとして掲げています。サステナビリティの先駆者であるシックスセンシズは、各プロパティ内での取り組みはもちろん、地域コミュニティへの貢献を優先しながら、卓越したゲスト体験を提供しています。

*この度取得したGSTCグループ認証は、運営中のシックスセンシズ全ホテルとリゾートが対象です。審査が実施された時点で審査対象に該当しなかった京都とグレナダの新規開業ホテルと、進行中の全ての開発プロジェクトにおいても、シックスセンシズ共通のサステナビリティ基準を採用しており、次回の審査において認証を取得予定です。

また、シックスセンシズ カプランカヤとシックスセンシズ コヂャタシュ マンションは、トルコ政府の「サステナブル・ツーリズム・プログラム」の枠組みの中でGSTC認証を取得しているため、グループ認証の対象には含まれませんが、GSTC基準とシックスセンシズのサステナビリティ基準を遵守しています。

プーケット屈指のラグジュアリーリゾート、トリサラのオーナー会社であるモンタラ・ホスピタリティー・グループ(MHG)は、飲食事業における取り組みを強化し、環境と地域社会の持続可能性に配慮した「サステナブル・ダイニング」を楽しめる観光地としての同島の発展に貢献します。

世界的に高い評価を得ているレストラン「PRU(プル)」や「JAMPA(ジャンパ)」をはじめとするMHGのレストランは、食の背後にある環境や地域社会にも目を向けた経営を実践しています。例えば、ウェルネスコミュニティ「TRI VANANDA(トリバナンダ)」内に、広さ16,000 平方メートルのオーガニック農園「プル・ジャンパ」を運営するほか、地元の生産者達がサステナブルな方法で栽培した食材を使用しています。同グループではこのアプローチを “human-centric hospitality(人間が主体のおもてなし)”と呼んでいます。

プルの総料理長、シェフ・ジミー・オーフォストは、「自然との調和が、真に豊かな料理を生み出します。プルでは、タイの最高の食材をより身近に感じていただける食体験を目指しています。」と、コメントしています。

プルは、プーケットで唯一ミシュランの星を取得している、MHGのシグネチャーレストランです。クリエイティブかつサステナブルな料理が評価され、6年連続ミシュランの星を獲得しています。去年、キッチンとダイニング空間が一体となったオープンスタイルに新装されたことにより、さらにゲストとシェフの距離が縮まり、気軽なコミュニケーションが可能になりました。ファインダイニングにおいて前衛的な取り組みであり、“Farm to Fork(農場から食卓へ)”を発展させた、 “Community-to-Fork(地域コミュニティから食卓へ)”をコンセプトに、唯一無二の美食体験をお届けします。

サステナブル・ダイニングを象徴するもう1つのレストラン、トリバナンダのジャンパは、「地産地消、直火、廃棄物ゼロの料理」をコンセプトに2022年にオープンし、開業間もなく、ミシュランのグリーンスターに選出されました。レストランを率いるシェフ・リック・ディンゲンは、廃棄物ゼロ、農場から食卓へ、直火料理の3つ組み合わせた新しい料理ジャンルの第一人者。食材のほとんどを直営のオーガニック農園から調達し、直火のみで調理する革新的なレストランです。

シェフ・ディンゲンは、「サステナブル・ファイン・ダイニングには、口の中に広がる豊かな風味を超えた喜びがあります。自然環境の繊細なバランスに配慮した美味しい料理をご堪能ください。」と、コメントしています。

このほか、新しいコンセプトレストラン、「Cielo(シエロ)」が、ビーチフロントにオープンしています。スペイン語で「楽園」を意味する当レストランの総料理長は、シェフ・ウォラウィット・ラッタナチョーチョッケ(通称:シェフ・ノッティ)です。地元の農家や生産者から調達した食材を使用し、アジアの恵みが最大限に生かされた創作地中海料理をご用意しています。

洗練されたタイの家庭料理レストラン、「Seafood at Trisara(シーフード・アット・トリサラ)」では、タイが誇る旬の最高級食材を、何世代にもわたって受け継がれてきたタイ南部のレシピでお楽しみいただけます。

プーケットに自生する生姜の花の名に因んで名付けられた「DALA(ダラ)」は、新コンセプトのビストロ&バー。地産のテルペンから作られたカクテルやコーヒー、多彩なアジア料理を取り揃え、バーテンダーやバリスタが、ゲストの目の前で、芸術的な創作ドリンクを作り上げます。美しい夕日を眺めながら、ゆっくりとご賞味ください。

地元の生産者とのつながりを大切にしたサステナブルな調達を重視する「Dine Good, Do Good(良いものを食べて、良いことを行う。通称 DGDG)」という企業理念は、グループ内の全てのレストランで徹底されており、地元の食材を使い、地元の職人を起用することなどを通じて、積極的に倫理的責任を果たしています。

シェフ・ノッティは、「トリサラは、美食と環境的・社会的な配慮の融合を求める方々にとって理想的な旅先です。私たちは、ゲストの皆さまを先駆的なサステナブル・ダイニングの旅へとお連れします。」と、コメントしています。

シックスセンシズは、2022年のサステナビリティに関する活動結果を発表しました。各プロパティから収集された定量的な数値は、シックスセンシズのホスピタリティ産業をリードするサステナビリティビジョンが、順調に進展していることを示しています。

サステナビリティビジョンの進捗状況

シックスセンシズ全体の積極的なサステナビリティ活動は、特に、電力と水の消費、絶滅危惧種の保護と生息地の保全、地域社会の活性化と文化遺産プロジェクトにおいて、ポジティブなインパクトを生み出しています。

地域社会や環境保護のための活動資金は、各プロパティの「Sustainability Fund(サステナビリティ基金)」がサポートしており、ゲストが支払う宿泊料金が基金の財源として貢献しています。シックスセンシズは、専用基金を活用した当仕組みにより、サステナビリティ分野において業界の先頭に立っています。

シックスセンシズのサステナビリティ担当副社長のジェフ・スミスは、2022年の実績について次のように述べています。「私たちは、NGO及び各地域コミュニティのパートナーと協力しながら、幅広い成果を達成できたことを大変誇りに思います。各プロパティは、目に見える大きなインパクトを生み出せるよう、各地域のニーズに則した独自のプロジェクトに取り組んでいます。私たちは、すべてのゲストと一緒に、これらのプロジェクトとパートナーシップを称えたいと思います。サステナビリティ活動の成果は、ゲストがホテルやリゾートに滞在され、継続的にサポーしていただくことによってのみ成し遂げることができます。」

<2022年サスティナブル活動の成果>

野生動物の保護と生息地の保全

ベトナムのシックスセンシズ コンダオでは、絶滅危惧種のアオウミガメの産卵地を保護するプロジェクトが進行中です。当プロジェクトの結果、6,929 匹の子ガメが海に向かいました。モルディブのシックスセンシズ ラームでは、115,000平方メートルの海草藻場 (サッカー場16個分の広さ)の保護活動を継続して実施しています。海草藻場は、魚類、エイ、サメ、アオウミガメを含む繊細な海洋生態系の維持に必要不可欠です。

海洋生物に加え、絶滅の危惧に瀕する陸生動物の保護にも取り組んでいます。ベトナムのシックスセンシズ ニンバンベイでは、153匹のラングール猿を“VIP住民”として保護しており、2022年には、42匹の赤ちゃんが生まれました。シックスセンシズ イビサでは、600匹の負傷したハリネズミを救助し必要なケアを行いました。ハリネズミは、ヨーロッパで急速に個体数を減らしています。ポルトガルのシックスセンシズ ドウロバレーは、ドンキーサンクチュアリと一緒に希少なミランダロバに関する保護活動を行っています。サンクチュアリでは、429頭のミランダロバの福祉を評価し、特別なケアを必要とする14頭を保護しました。

グループ全体として、合計23,391平方メートルに及ぶ生息地の保全と再生、そして、7種の絶滅危惧種と4種の絶滅寸前種の保護に取り組みました。

文化遺産の継承と発展

シックスセンシズ ジギーベイは、ゲストがオマーンのユニークな文化と伝統を体験することにより、さらなる発展につながる仕組みを確立しているほか、Dibba Women Association(ディバ女性支援協会)を通じて、地元の女性たちを支援しています。起業家精神あふれる彼女たちの事業が生み出す収益は、子供たちのための施設を含む地元のインフラ整備の資金にも使用されています。

20233にオープンしたシックスセンシズ ローマは、開業前から隣接するサンマルチェロアルコルソ教会の修復に取り組み、復元された教会の壮麗な外観がホテルの開業に合わせて披露されました。これは、当ホテル最初の文化遺産を守るプロジェクトです。このほか、ホテル内のアースラボの隣には、発掘調査で発見された貴重な4世紀の洗礼用の浴槽がガラス張りの床の下に展示されています。 

太陽光発電の活用

シックスセンシズ ニンバンベイは、2022年後半に、ベトナム初となるリゾート内太陽光発電所をオープンし、運用を開始しました。電力と温水の供給に加え、太陽光パネル下部の土地を活用し、オーガニック菜園「Solar FreshCuts(ソーラー・フレッシュカッツ)」を運営しています。丘の傾斜に沿って800枚の太陽光パネルが並べられ、野菜の成長に適した日射量と日陰を確保した農地が整備されています。

シックスセンシズ イビサは、再生可能エネルギーを自ら生み出し、2022年の実績として、CO₂の排出量を40%削減し、オリンピックサイズプールの10個分の節水を達成しました。

植林活動

シックスセンシズは、数千本にも上る植林を毎年実施するなど、創業以来、野生動物と人間の生存にとって重要な木々の保全と再生に取り組んできました。シックスセンシズ ニンバンベイでは、「Grow With Six Senses(自然の中で学ぶ情操教育プログラムを提供するキッズクラブ)」の一環として、果樹園で木を植えるアクティビティを開催しています。子供たちは、遊びを通じて、地球を大切にする方法を学ぶことができます。

シックスセンシズ フィジーでは、在来種の植林を進め、7,881平方メートルの野生動物の生息地を再生しました。沿岸部の防災機能を担い、海洋生物たちのシェルター(避難場所)を提供するマングローブの林を拡大するプロジェクトの一環として、600本のマングローブも植樹しました。

プラスチックフリー

シックスセンシズは、2022年末までにホテルとスパのオペレーションからプラスチックの使用を排除するという、非常に野心的な目標を意図的に掲げました。使い捨てのプラスチックや梱包用のプラスチックはもちろん、オペレーションのあらゆる面においてプラスチックフリーの可能性を追求しています(コンピューターからコンセントまで、すべての革新的なアイデアを検討し実践しています)。

シックスセンシズのプラスチックフリーに対する徹底した取り組みは、飲料水と炭酸水の容器をペットボトルからガラス瓶に切り替えたことから始まりました。再利用可能なガラス瓶を使用することにより、2022年には、170万本分ものペットボトルの使用を削減することが出来ました。このほか、自家栽培したアロエを原料に歯磨き粉を作ったり、竹や蔓を使用して鶏舎を建てたり、キッチンやバスルームで自然由来の容器を使用したり、サプライヤーに自然由来の包材を使用するよう協力を呼び掛けたりしています。シックスセンシズは、使い捨てプラスチックと新規プラスチック商品の使用を避けるためのイノベーションに引き続き取り組み、創造的なソリューションの導入を含め、プラスチックフリーに向けて1歩ずつ着実に歩みを進めます。

アースラボ

すべてのシックスセンシズのプロパティには、サステナブルな暮らしのヒントを提供する「アースラボ」が設置されています。アースラボでは、ゲストはもちろん、地元の方々も招いて、自然環境について理解を深めるためのワークショップを開催しています。サステナビリティ担当副社長のジェフ・スミスは、「シックスセンシズの各プロパティに設置されているアースラボに立ち寄ったり、ツアーに参加したりすることにより、サステナビリティについてより詳しく学んでいただけます。」と、アースラボへの訪問を勧めています。

アースラボでは、2022年の実績として、5,000kg以上のガラスと400kg以上の布やリネンを新しい製品にアップサイクルしました。また、ワックスを再利用し、4,300本のキャンドルも制作しました。

地域社会のより良い未来のために

地域社会への貢献活動は、各プロパティにて毎年継続されています。2022年の1年間だけでも、より良い教育の機会と技術研修を8,528人の学生に提供したほか、地域社会において113種類の仕事を創出しました(シックスセンシズのホテルでの雇用を除く)。地域社会にポジティブインパクトを生み出すイニシアチブには、9,590人の地域住民が参加しました。

スタッフが従事したボランティア活動は、合計4,900時間に上り、9,590人の地域住民に加え、19,403人のゲストも巻き込んだ様々なイベントを開催しました。活動の成果は、数字に表れています。各周辺地域の清掃活動で収集されたごみの合計は、33,9887kgにも達しました。シックスセンシズのイニシアチブにより、7,977人が改善された公共のごみ処理システムを、120,467人がきれいな飲み水を、17,545人がより良い医療を利用できるようになりました。

Well-Being ツアー

近年注目される「Well-Being」とは、肉体的、精神的、社会的全て において満たされた状態を表すと言われています。

屋久島とサンカラで体感する幸福感を、帰宅後もどのように日々の 生活において持続できるか、また多様性に満ちた現代で、自分自身 とどのように向き合っていくかを改めて考える時間を、サンカラで 過ごしていただきたいと思い始めた企画です。

【第一弾「SUP X SAUNA ツアー」】

屋久島の自然を全身に感じながら、ダイレクトに自然を体感できる SUP と、心と体を浄化すると言われるフィンランド式サウナのコラ ボレーションアクティビティが登場しました。美しい安房川で自然に 囲まれた SUP を体験した後、川のほとりに設置されたテントサウナを お楽しみください。貸切のアクティビティで気心のしれた仲間とゆ ったり、屋久島の「水」と「火」を通し、全身全霊で心身を解き放 ちましょう。

  

<料金>
50,000 円~(2名様、4時間)* 最大4名様まで

<含まれるもの>
SUP 用の装備一式、保険料、サウナウォーター、バスタオル、ポンチョ、 サウナハット、ロウリュ

※ 貸切制
※ サンカラとガイド会社「Green Mount」の共同企画となります

 

サンカラ x グラシアニ コラボレーションディナー

サンカラのフレンチレストラン okas 料理長、林とグラシアニ料理長、土肥のスペシャルコラボレーションディナーが一夜限り18組限定で開催されます。

神戸のラ メゾン ドゥ グラシニアの料理長が、サンカラの okas にて、オープン 以来サンカラの食に情熱を注ぎ続ける okas の料理長と共に忘れられない最高の ディナーをご用意します。

2023 年 6 月 10 日(土曜日)18 組限定

1泊1名様 43,900 円~(税込、ディナー宿泊込み)

 

月桃ウォーター

自然の恵みが詰まった屋久島の湧水と、屋久島に自生する月桃の葉、 花、茎を月のリズムでゆっくりと蒸留したハーブウォーターが人気 を集めています。赤ワインの34倍ものポリフェノールが含まれ、抗 酸化作用も注目される月桃を蒸留した月桃ウォーターは3種類、 サンカラのスパ「sankara sana」で販売しています。

・New Moon ‒ 新月の前後3日以内に茎や葉を蒸留

・Full Moon ‒ 満月の前後3日以内に茎や葉を蒸留

・Flower ‒ 花のみを蒸留

サンカラではフットバスで「Flower」、プールサイドサウナ agni のロウリュで「New Moon」をお楽し みいただけます。

 

屋久島トレラン合宿

屋久島を舞台に、トレイルランニングイベントとして 2023 年2月 24 日~26 日の3日間「屋久島トレラン合宿」を開催しました。未 舗装路のハイキングコースや登山コースを走るトレイルランニング、 世界で活躍するトップトレイルランナーの鏑木毅氏と横山峰弘氏を 講師として迎え、さらに屋久島が誇るトレイルランナー上田太郎氏 とサンカラ アクティビティマネージャーがフルサポート、12名の ゲストと屋久島の大自然を爽快に走り抜けました。

合宿中は登山道を走る本格的なトレイルランニングと、世界遺産エリア を走るロードラン、鏑木氏による講演会など、天候にも恵まれ充実の3 日間となりました。また、今後のサンカラの新たな挑戦の一歩として、 運動時に必要な栄養素や、回復を促す食材などを採り入れた、アスリー トのための特別なディナーを考案し、トレイルランニングに適した体も 心も満たされる美味しい食事をお楽しみいただきました。

この度のトレラン合宿の取り組みを追ったドキュメント番組が KKB 鹿児島放送で特集され、さらに屋久 島でのトレイルランニング人気が高まっています。
このイベントは毎年開催を目指しています。

KKB 鹿児島放送「Kingspe~キンスペ~ 」にて放映 【HASHIRU 屋久島】Youtube で公開中

 

近自然工法による登山道の整備

サンカラでは、屋久島の自然環境保護事業や、自然災害義援金 として活用させていただくため、ご宿泊のゲストから1回につ き 500 円の「サンカラ基金」を頂戴しています。2022 年 11 月、お預かりしたサンカラ基金の一部、約 120 万円「近自然 工法」による登山道整備と、その講習を行いました。

昨今の登山ブームで自然への関心が高まる一方、山に入る人が 増え、全国の登山道の崩壊が問題となっております。屋久島も 例外ではなく、登山者の踏圧やここ数年の大雨の影響もあり、 えぐれた登山道が目立つようになりました。登山者は荒れた登山道を通る際、その脇を歩くようになり、さらに脇も荒れ悪循環となり周辺全体の植生を破壊し、どん どんダメージが広がっていきます。

サンカラでは過去2回、環境省と地元ガイドの努力により北海道の「大雪山山守隊 (やまもりたい)」の岡崎哲三氏をお招きし、「近自然工法」による登山道整備をご指 導いただいておりました。そして、昨年 11 月に第3回目として6日間の講習を開 催し、屋久島ガイドをはじめ、登山道修復を学びたい勇志による登山道の修復が行 われました。4日間で白谷雲水峡の「七本杉」と「くぐり杉」の周辺を、2日間で サンカラの裏山コースの整備が完了しました。引き続き、これまでの講習で学んだ 技法を用い、白谷雲水峡の登山道の整備を続けております。

この度の「近自然工法」を用いた修復整備で、サンカラの「裏山コース」と呼んで いたトレッキングコースは、「麦生の森」として一新しました。

【麦生(むぎお)の森】

「麦生の森」は古くから屋久島とその住民に寄り添い、集落の人たちの生活の 森であり、奥岳へ登拝する山岳信仰の道のりの入り口でもありました。山神の 祀られた祠の周囲には、椎の巨木や石畳が残り、当時の面影を残します。「麦生 の森」の奥で眼前に広がる、美しい照葉樹林もかつては西日本一帯を覆ってい まいしたが、今日の日本では古くからの人間活動とのぶつかりにより、社寺林 などに断片的に残るに過ぎません。原生林と呼べる森は、鹿児島県、宮崎県、 沖縄県などの一部にごくわずかに残るだけになってしまいました。 「麦生の森」は国内でも希少な植物たちの生息が確認され、生物多様性の観点 からも未来へ残すべき貴重な自然です。サンカラにご宿泊の際には、今尚残る 自然のパワーをご体感ください。

1995年の創業以来、先駆的なウェルネスのパイオニアとして世界をリードするチバソム・インターナショナル・ヘルスリゾートは、ブランド理念の1つであるホリスティックなサステナビリティを体現する「フレンズ・オブ・チバソム」キャンペーンを新しくスタートします。当キャンペーンは、タイのホアヒンとカタールのアル・ルワイスに位置する両リゾートの周辺環境の保全、そして、サステナブルな観光と観光産業全体のウェルネスに対する取り組みの世界的な伸展を目的としています。

チバソムは、環境に配慮したリゾート運営にとどまらず、地域社会での幅広い活動を通して、持続可能な社会の実現にコミットしています。今年、その取り組みをさらに発展させ、スポーツ、食、エンターテインメント、ウェルネスの分野で活躍する国内及び海外の多彩な著名人をアンバサダーに起用したキャンペーンを実施します。

「フレンズ・オブ・チバソム」のアンバサダーを務める著名人には、Global Wellness Day創設者のベルジン・アクソイ氏、超長距離走選手のスフィア・スーフィー氏、ミシュランシェフのダン・バーク氏、Global Wellness Institute (GWI) の会長兼 CEOのスージー・エリス氏、タイの有名な女優スクアン・ブラクル氏、アマチュアトライアスロン選手のトゥルヤテープ・ウアウィッタヤー氏、スイスのホテル「Baur au Lac」内のミシュラン二つ星レストラン「Pavillon」の総料理長マキシミリアン・ミュラー氏が含まれます。キャンペーンは、ゴミの削減、健康的なライフスタイルの啓蒙、サステナブル・プラクティスの実践といった重点分野に則して展開され、アンバサダーは、絶滅の危機に瀕する生態系を保護するマングローブ林の再生や、食糧支援プロジェクトなどの活動に参加します。

チバソムの会長兼 CEOのクリップ・ロジャナスティンは、同ブランドのサステナビリティに対する取り組みについて、次の通りコメントしています。「この度、“フレンズ・オブ・チバソム”のイニシアチブを実施できることを心より喜ばしく思います。当イニシアチブは、サステナブル・プラクティスと環境保護に継続的に取り組む私たちにとって重要なステップです。豊かで健やかな自然環境と強固な地域コミュニティは、“良く生きる(living well)”ために欠かせない基本的な要素です。」

さらに、「私たちは、ウェルネス業界を牽引するブランドとして、滞在されるゲストのみならず、環境保護や地域社会にも貢献するサステナブル・プラクティスを実践する責任があると考えています。当イニシアチブの実施を通して、ゲスト、スタッフ、コミュニティに対し、未来の世代のために地球を守る活動を促すきっかけとなることを期待しています。」と付け加えています。

超長距離走の世界記録保持者スフィア・スーフィー氏は、「サステナブルなウェルネスとは、人間のみならず、ペットから、海や森に棲む生物、そして自然環境まで、あらゆるものの“クオリティ・オブ・ライフ”の向上に取り組むことだと考えています。すべての生き物はお互いにつながっており、この世界で生き残るために互いに依存しています。だからこそ私たちは、私たちを取り巻く環境と母なる自然に対してより責任を持ち、配慮しなければなりません。持続可能な方法で最良のホスピタリティ体験を提供しながら、より良い明日を実現するためにこのようなイニシアチブを行うチバソムは、本当に素晴らしいです。」と述べています。

Global Wellness Day創設者のベルジン・アクソイ氏は、「サステナブルなウェルネスとは、良い習慣を取り入れ、地球のために良い行動を実践することにより、心と体のバランスを見つけることです。私にとって、ウェルネスはラグジュアリーなものではなく、必要不可欠なものです。この度、 “フレンズ・オブ・チバソム” に選んでいただき、大変光栄に思います。今年チバソムを訪れ、リゾートのチームと一緒にタイの山岳地帯の村々に医療品や食糧を届け、無料の健康診断を実施できることを楽しみにしています。」と述べています。

省エネ・節水に努めるホアヒンのリゾートでは、2022年の実績として、エネルギー消費量の2%、水の消費量の38%の削減を達成しました。さらに、ゴミの分別の改善を目的としたスタッフ研修、景観維持のために発生した雑木を100%処理するウッドチッパーの導入、食品廃棄物の堆肥化により、既に廃棄したゴミの73%を再回収しました。これらの成果は、環境へのポジティブな効果に加え、経済的な利益ももたらし、電気料金が2022 年末までに約 40% 上昇したにもかかわらず、15,000 米ドルの経費削減につながりました。

ペットボトルの代わりに地元で浄水処理されたガラス瓶詰めの飲料水も環境に配慮した取り組みの1つです。今年後半からは、敷地内の専用施設にて生産される瓶詰めのミネラルウォーターをゲスト及びスタッフの飲料水として提供予定です。健康に良いことはもちろん、プラスチック汚染を防ぎ、CO2の排出量を削減します。

「World Food Day(世界食糧デー)」に合わせ、ミシュラン二つ星シェフのマキシミリアン・ミュラー氏とチバソムのエグゼクティブ・シェフ、シンチャイ・スリーウィパーによるコラボレーション企画の開催も予定しています。地元ホアヒンのコミュニティ向けの当企画は、健康的な食習慣とウェルネスキュイジーヌについて知り、考えるきっかけを提供し、より健康的なライフスタイルの実践が、地元コミュニティにも良い影響を与えることをわかりやすく伝えます。

また、チバソムは、2022年の春に、中東カタールに同ブランド2軒目となるウェルネスリゾート「ズラル・ウェルネスリゾートbyチバソム」をオープンしました。ファミリー向けのウェルネスプログラムも提供する当リゾートは、サステナブル・ウェルネスのコンセプトを新しいコミュニティに向けて提案しています。広大な美しい海岸線に佇むズラル・ウェルネスリゾートの周辺には、湿地の鳥類が数多く棲息しています。

カタールは、サステナブルな観光とウェルネスの新しいデスティネーションとして注目が高まっています。両領域の豊富な経験と知識を持つチバソムは、同国においても、持続可能な調達を行うサプライチェーン、ベンチマーク制度、節水・省エネ、全国的なゴミ処理システムの改善に向けたロビー活動など、サステナブルなオペレーションへと舵を切る業界全体の動きを後押しし、ベストプラクティスの構築に貢献します。

「フレンズ・オブ・チバソム」は、サステナビリティに長年真摯に取り組んできたチバソムの最新のイニシアチブです。ゲストは、当イニシアチブのキャンペーンを通して、チバソムでの滞在が環境にやさしくサステナブルであることを理解しながら、ウェルネスプログラムを楽しんでいただけます。

タイ王国ホアヒンに位置し、世界的なウェルネスデスティネーションとして高い評価を受けるチバソム・インターナショナル・ヘルスリゾートは、28年前の創業以来、ヘルスケア産業のパイオニアとして最前線を走り続けています。この度新たにスタートしたゲノム遺伝子検査は、包括的なアプローチでゲスト1人ひとりのウェルビーイングに関する目標の達成をサポートし、現代生活における様々な健康課題の解消に取り組むチバソムの強いコミットメントを示しています。

チバソムのウェルネスプログラムは、ゲスト1人ひとりに合わせてプログラム内容を最適化することから始まります。ゲストの健康とウェルネスの目標を達成するために丁寧に計画され、長期的かつサステナブルなライフスタイルの変化へと導くためのメソッドを提供します。新サービスのゲノム遺伝子検査は、遺伝情報を読み解き、1人ひとり異なる遺伝的な特質に応じて、ライフスタイル、環境因子、食習慣が与え得る影響を明らかにし、ゲストのニーズにより正確に応えるアドバイスの提供を可能にします。DNA を分析し、ビタミンやミネラルなど栄養素の消化・吸収・代謝を行う体内プロセス、運動タイプ別の適正、ストレスなどの環境因子に対する反応に影響を与える遺伝子変異を特定します。身体能力の最適化、特定の健康状態や病気に関するリスクの軽減、既存の病気や症状の適切な管理など、より良い生活を送るための方法を特定することに役立ちます。

チバソムが収集した遺伝子サンプルは専門の研究所で分析されます。そして、ゲノムと健康のカウンセリング専門家が、検査結果を分かりやすくゲストに解説します。そして、ウェルネスチームと協力しながら、検査結果を踏まえた適切な運動、睡眠、トリートメント、栄養・食生活、その他の生活習慣を含めたテーラーメイドのプログラムをご提案します。

 

3月31日よりスタートしたゲノム遺伝子検査は、Vital(バイタル)とLongevity(ロンジェビティ)の2種類よりお選びいただけます。ご滞在中、いつでもご予約いただけ検査を受けることができ、検査結果は、3~4週間以内に受け取ることができます。

Vitalパッケージは、栄養バランスやライフスタイルを最適化し、運動パフォーマンスの向上、体重の管理、活力や集中力の改善などに取り組まれたいゲストに適しています。現在のビタミン、ミネラル、毒素、ホルモンレベルの状態のほか、ゲストにとって理想的な食事におけるタンパク質、炭水化物、脂肪の割合、最も適した運動タイプ、ダイエット方法と代謝、理想的な睡眠、最適なスキンケアについてもアドバイスを行います。

Longevityパッケージは、Vitalパッケージに含まれている栄養やライフスタイルに関する項目に加え、慢性疾患のリスク評価も含みます。最良の健康を維持するために、早期の介入と予防は重要です。DNAを分析することにより、一般的な慢性疾患(心臓病、糖尿病、がんなど)のリスクの増加に関連する遺伝子変異を特定できます。当検査は、病気を診断するものではなく、疾患に対する感受性を評価するものです。チバソムのウェルネスチームは、検査結果を踏まえ、リスクの軽減に役立つ定期的なスクリーニングやライフスタイルの改善など、ゲスト1人ひとりに合わせた予防と早期発見のためのアプローチをご提案します。検査結果レポートには、遺伝性の疾患、治療法を選択する際の参考となる薬の代謝、アレルゲンや汚染物質に対する感受性に関する項目も含まれます。

ゲノム遺伝子検査は、簡単に素早く行うことができ、全ての方に役立ちます。安心して積極的に健康の維持増進に取り組むことを可能にし、家族計画に役立つ情報を得られると同時に、ウェルネスプログラムのパーソナライゼーションや普段の生活習慣の改善に活用できます。

※ゲノム遺伝子検査は、医師による診断に代わるものではありません。

また4月に創業28周年を迎えるチバソムでは、これを記念して特別オファーを提供しています。4 月中にリゾートでのご滞在を予約したゲストには、3 泊ごとに 2,800 バーツ ++ のウェルネス クレジットが提供されます。このクレジットは、ウェルネス トリートメントやブティックで使用可能です。

タイ王国ホアヒンの美しいビーチフロントに位置し、世界屈指のウェルネスデスティネーションとして確固たる地位を築くチバソム・インターナショナル・ヘルスリゾートの会長兼CEOのクリップ・ロジャナスティンが、2023年2月9日に、バンコクの国連カンファレンスセンターにて開催された国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・タイ(GCNT)主催の「CEOフォーラム・オン・サステナブルファイナンス」に、スピーカーとして登壇しました。

国連グローバル・コンパクトのアウトリーチ&エンゲージメント・チーフのスー・オールチャーチ氏がモデレーターを務めた本フォーラムには、国連のリーダー、GCNT会員のCEO、投資家、タイの規制当局が参加しました。参加者たちは、サステナブルファイナンスとSDGs(持続可能な開発目標)に対する投資の共通点と、プライベートセクターでサステナブルファイナンスを拡大するための次のステップをテーマに、よりサステナブルなオペレーションへと移行するためにビジネスリーダーたちが導入している方法、そして、彼らの内部投資決定と財務戦略がそれらをどのように推進しているかについて理解を深めました。

フォーラムの後は、中小企業(SMEs)を対象に、「Unlocking Potential, Pivoting to Sustainability(可能性を解き放ち、サステナビリティへと舵を切る)」と題したラウンドテーブルが開催されました。SMEsは、世界の全企業数の90% に上り、全雇用の 50% 以上を占めます。ラウンドテーブルのスピーカーは、SMEsから選出され、サステナビリティへの取り組みをオペレーションに導入し、ESGパフォーマンスを高めることが、どのように市場機会を切り拓くことになるのか、その方法について議論しました。さらに、サプライチェーンにおいてサステナブルな取り組みを推進する際の課題と機会についても意見を交わしました。

ロジャナスティンは、COVID-19パンデミックによる多くの課題について質問を受け、SMEsが直面したこれらの課題が、どのように、よりレジリエントでサステナブルなサプライチェーンの構築と、SDGsを達成するための能力開発を促す機会につながったかについて、見解を共有しました。

シックスセンシズ フィジーは、4月1日より営業を再開します。リゾートスタッフがそれぞれの持ち場に戻り、夢のような楽園にゲストを再びお迎えできることを楽しみにしています。フレンドリーな地元スタッフの温かい笑顔が、コロナ禍に漂う閉塞感を吹き飛ばしてくれるでしょう。

誰もが笑顔になる絵に描いたような景色

ママヌザ諸島最大のマロロ島に位置する当リゾートは、ヤシの木が生い茂る白い砂浜と遠浅の透明な海に囲まれています。ロックダウン(都市封鎖)と渡航禁止措置に伴い休業していたリゾートの再開は、サーフィンやスキューバーダイビングのベストシーズンの4月となり、ゴールデンウィークなどの大型連休に合わせて旅行の計画を立てやすいタイミングとなりました。

 

記念日を祝う旅行に理想的な広いレジデンス

過去2年間、誕生日、結婚、出産、卒業などの人生の節目を家族や友人と一緒に祝うことが困難な状況が続きました。シックスセンシズ フィジーのレジデンスは、家族や友人とゆっくり滞在していただけるようデザインされています。3~5室の寝室、設備の整ったキッチン、リビングエリア、広いプライベートプール、屋外の団欒スペース、娯楽スペースを完備しています。レジデンス内でのヨガレッスンやベビーシッター(1日8時間まで無料)などのサービスも提供しており、レジデンス内だけでもリゾートステイを満喫していただけます。サンダウナー(夕暮れ時に楽しむ食前酒)を含む充実したルームサービスをご利用いただけるほか、リゾートには3軒のレストランと、軽食や食材を取り揃えたデリがあり、食事のオプションも豊富です。料理教室に参加し、料理の腕を磨くことも出来ます。この他、専任の GEM(ゲストエクスペリエンスメーカー)が、ゲストのご要望に応じて様々なアクティビティをアレンジします。

 

ターコイズブルーに輝く海は、絶好の遊び場

美しい海に囲まれた当リゾートは、初心者から上級の方まで全てのレベルの方が楽しめるウォータースポーツが満載です。パドルボード、カヤック、水泳は、日が沈むまで思う存分満喫していただけます。初心者向けのサーフィンレッスンは、安全なプライベート湾や人工波のあるプールで実施されます。上級者には、スピードボートで20分の距離に位置する世界的に有名なサーフスポット「クラウドブレイク」がお勧めです。リゾートのビーチのすぐそばには、スノーケリングに最適な美しいサンゴ礁の世界が広がっています。これは、長年にわたるサンゴ礁再植活動の成果です。南の島ならではの大自然にたっぷり浸りたいゲストのために、理想的な環境が整っています。世界有数のダイビングスポットを有するフィジーは、世界中のダイバーが憧れる旅先でもあります。スキューバダイビング初心者のゲストは、入門レッスンを客室のプライベートプールで受けていただけます。本格的にダイビングを楽しみたい方は、PADIまたはSSIのコースを受講し、ライセンスを取得することも可能です。レッスンは、スピードボートで10分もかからない近くのダイビングスポットで開催されます。色鮮やかなサンゴ礁、カクレクマノミ、ミノカサゴ、リーフシャークなど、多種多様な海洋生物に出会うことが出来るでしょう。

 

サステナブルな滞在と食事

全てのレジデンスとヴィラ、そしてリゾート施設は、100%太陽光発電によってまかなえるよう設計されています。フィジー最大規模の独立型太陽光発電システムを導入し、テスラ社のバッテリーを使用しています。「トヴォレア」、「ララ」、「テイテイ」の3軒のレストラン、「グルメデリ」とその一角にあるアイスクリームコーナー、さらに、スパとスパに併設された「アルケミーバー」では、リゾートのオーガニック農園で栽培された野菜や果物のほか、地元の農家や漁業組合から届く新鮮な食材をふんだんに使用します。リゾートの養鶏場「クラッキンガム宮殿」で放し飼いされている鶏たちは、健康な体に育ち、多くの卵を産み落としています。キノコ園、蜂の巣、飲料水の瓶詰め工場も、再オープンに向けて通常稼働に戻っています。リゾートは、絶滅危惧種フィジーイグアナの生息地としても知られています。木々の間を遊歩道に沿って散策すると、貴重なフィジーイグアナに出会えるかもしれません。

 

先駆的なウェルネス

伝統的なフィジーの村からデザインのヒントを得たシックスセンシズ スパ フィジーは、トロピカルなジャングルに囲まれたエキゾチックな非日常空間で、シックスセンシズならではのウェルネス体験を提供します。豊富なシグネチャーメニューには、人気の「フィジアン・ボボ・マッサージ」も含まれています。スパの庭園に育つハーブを使用した温湿布が血行を促進し、筋肉の緊張を緩和します。より深くウェルネスに取り組みたいゲストのために、1~7泊のウェルネスプログラムをご用意しています。プログラムは、脳の健康、免疫、ヨガ、睡眠、フィットネスなどのテーマに合わせて設計されています。スパディレクターのディーパックが監修するアーユルヴェーダのトリートメントもお楽しみいただけます。

世界で最も幅広いアラブ・イスラム伝統医学メニューと初のファミリーウェルネスを提供

 

ライフスタイルに変化をもたらすウェルネスのパイオニアとして世界に名を馳せるチバソム・インターナショナル・ヘルスリゾートは、「ズラル・ウェルネスリゾート by チバソム」のグランドオープンを2022329日(火)と発表しました。ズラル・ウェルネスリゾートは、世界で初めて現代的に再解釈したアラブ・イスラム伝統医学(TAIM)を提供する、カタール最大のウェルネス・デスティネーションです。リゾートは大人のゲスト専用の「ズラル・セレニティ」と、家族で一緒にウェルネスの旅に出かけることのできる「ズラル・ディスカバリー」の2つのエリアで構成されています。

26年前にタイ王国ホアヒンにフラッグシップリゾートを開業して以来、ウェルネスの代名詞的な存在として世界をリードしてきたチバソムが、ズラル・ウェルネスリゾートの運営を担います。カタール初のウェルネス特化型リゾートであり、中東地域においても最大規模を誇る当リゾートの開発は、同国最大手のディベロッパー、ムシェイレブ・プロパティーズが手がけました。

TAIMは、1025年に哲学者としても知られるイブン・スィーナー医師(ラテン名:アヴィセンナ)が発表した『医学典範』から派生しました。ズラル・ウェルネスリゾートでは、TAIMのハーバル療法、スピリチュアルセラピー、食事療法、心身のつながりを深めるマインド-ボディ・プラクティスに着目し、科学的根拠に基づく健康法が実践される現代に合わせ、健康をサポートするためのトリートメントとプログラムに昇華させました。ズラルのウェルネス体験は、「スパ」、「フィットネス」、「フィジオセラピー(理学療法)」、「ホリスティックヘルス」、「美容メディスパ」、「⾷餌」の6つの要素から構成されています。各要素にTAIMを取り入れ、ボディ、マインド、スピリットを回復し、サステナブルな方法で最適な健康へと導きます。

 

ズラル・ウェルネスリゾートは、ウェルネスのための2つの大きく異なるエリアを備えています。

一つ目の「ズラル・セレニティ」は、16歳以上のゲストを対象とした大人専用のエリアです。60室の客室とスイートを備えています。7種類から選択できるウェルネスリトリート(プログラム)は、リラクゼーションからデトックス、体重マネジメント、フィットネスに至るまで一人ひとりのニーズに合わせてカスタマイズされ、ウェルネスに専念できる落ち着いた環境の中で取り組むことができます。ズラル・セレニティ内のウェルネス施設には、サーマル&ハイドロセラピー・スイート、屋内外のプール、スパ・スイート、最新設備の整ったジム、最先端の理学療法スタジオ、美容センターが含まれます。

二つ目の「ズラル・ディスカバリー」は、ファミリー向けです。多世代で取り組めるプログラムや特定の年齢層を対象としたプログラムを通じたウェルネス体験が、家族の絆を強めます。幅広い客室タイプから構成された120室の客室とスイートに加え、子どもや家族に関わる専門家チームがデザインを手がけた施設を備えています。

ゲストの健康ニーズと目標に合わせてパーソナライズされるウェルネスリトリートには、宿泊、食事、ヘルス&ウェルネスコンサルテーション、デイリートリートメント、ウェルネス施設の利用、グループアクティビティへの参加が含まれます。共有エリアでの電子機器の使用を制限するデジタルデトックスのポリシーに加え、広大な砂漠と全客室から海を望める環境が、ゲストを日常から完全に引き離し、エネルギーの回復を促します。

ファミリー向けのプログラムは、家族全体のウェルネスの増進を目的としています。若いゲストたちは、年齢に応じたアクティビティを通じて、ヘルシーでサステナブルなライフスタイルの価値を学びます。小さなお子様には、自然に親しむ野外活動や図画工作、より大きなお子様には、カヤック、ダンス、パーソナルトレーニングといったアクティブな活動を提供します。そして、心身のバランスを整え、ウェルネスの精神的要素の向上に役立つ瞑想やヘルシーな食事についても学ぶことができます。リトリートは年齢層別にデザインされており、キッズ向けは4種類、親や祖父母向けはより多くの種類を取り揃えています。

そして、ホリスティックなウェルネス体験に欠かせないヘルシーな食事も充実しています。チバソムのヘルシーなウェルネス・キュイジーヌは、味はもちろん、その美しい見た目と革新性でも高い評価を受けています。ズラル・ウェルネスリゾートでは、洗練されたアラブ料理と地中海料理のファインダイニングをお楽しみいただけます。高品質の自然食品を使用した栄養豊富なメニューには、ハラル料理やベジタリアン料理も含まれています。食習慣に変化をもたらすウェルネスな食の旅は、帰宅後も続けていただけるよう、栄養カウンセリングによって補完されます。ズラル・ディスカバリーのキッズメニューは、子どもの頃から食べ物への健康的なアプローチを身に付けられるよう工夫されています。ズラル専任シェフが開催する料理教室では、自宅でも実践可能なヘルシー料理の作り方を楽しく学ぶことができます。

ムシェイレブ・プロパティーズのCEOのナーセル・マタル・アル・クワリ氏は、「世界的に有名なチバソムとパートナーシップを組み、ズラル・ウェルネスリゾートをオープンできることを大変嬉しく思います。健康とウェルビーイングに熱心なゲストが世界中から訪れ、カタールを代表するデスティネーションになるでしょう。私たちは、カタールをはじめ、広域のアラブ文化に深く根差したTAIMセラピーのための理想的なデスティネーションになることをめざしています。」と、述べています。

チバソムの会長兼CEOのクリップ・ロジャナスティンは、「カタールに誕生する画期的な当リゾートの運営において、ムシェイレブ・プロパティーズと提携することができ、大変喜ばしく思います。チバソムでは、各地域の伝統をいかしながら、ホリスティックなアプローチでウェルネスに取り組むことが大切だと考えています。ズラル・ウェルネスリゾートにおいてもチバソムの先駆的なウェルネスの旅を継続し、サステナブルな発展をめざすことに変わりはありません。古代のウェルネスプラクティスを現代的に再解釈し、400種類以上のトリートメントに取り入れ、ウェルビーイングとライフスタイルの変化を感じることができる体験を提供します。」と、述べています。

ズラル・ウェルネスリゾートの総支配人のダニエーレ・ヴァストロは、「私たちは、中東ならではのユニークな体験を取り揃え、ゲストの皆さまをリゾートにお迎えできることを楽しみにしています。ズラル・ウェルネスリゾートは、地域の伝統に根差しながらも、結果を重視したウェルネスセラピーを提供する最先端リゾートです。美しい環境の中で、高い専門性を備えたコンサルタント陣が、ボディ、マインド、スピリットのホリスティックなつながりを踏まえたアプローチで、ゲストのニーズに応えます。」と、述べています。