タイ王国ホアヒンの美しいビーチフロントに位置し、世界屈指のウェルネスデスティネーションとして確固たる地位を築くチバソム・インターナショナル・ヘルスリゾートの会長兼CEOのクリップ・ロジャナスティンが、2023年2月9日に、バンコクの国連カンファレンスセンターにて開催された国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・タイ(GCNT)主催の「CEOフォーラム・オン・サステナブルファイナンス」に、スピーカーとして登壇しました。

国連グローバル・コンパクトのアウトリーチ&エンゲージメント・チーフのスー・オールチャーチ氏がモデレーターを務めた本フォーラムには、国連のリーダー、GCNT会員のCEO、投資家、タイの規制当局が参加しました。参加者たちは、サステナブルファイナンスとSDGs(持続可能な開発目標)に対する投資の共通点と、プライベートセクターでサステナブルファイナンスを拡大するための次のステップをテーマに、よりサステナブルなオペレーションへと移行するためにビジネスリーダーたちが導入している方法、そして、彼らの内部投資決定と財務戦略がそれらをどのように推進しているかについて理解を深めました。

フォーラムの後は、中小企業(SMEs)を対象に、「Unlocking Potential, Pivoting to Sustainability(可能性を解き放ち、サステナビリティへと舵を切る)」と題したラウンドテーブルが開催されました。SMEsは、世界の全企業数の90% に上り、全雇用の 50% 以上を占めます。ラウンドテーブルのスピーカーは、SMEsから選出され、サステナビリティへの取り組みをオペレーションに導入し、ESGパフォーマンスを高めることが、どのように市場機会を切り拓くことになるのか、その方法について議論しました。さらに、サプライチェーンにおいてサステナブルな取り組みを推進する際の課題と機会についても意見を交わしました。

ロジャナスティンは、COVID-19パンデミックによる多くの課題について質問を受け、SMEsが直面したこれらの課題が、どのように、よりレジリエントでサステナブルなサプライチェーンの構築と、SDGsを達成するための能力開発を促す機会につながったかについて、見解を共有しました。

2023年3月15日京都祇園のホテルThe Shinmonzenにシェフ・ジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリステンのレストランがオープンします。

 

京都の中心地、祇園 新門前通りの隠れ家ホテル、The Shinmonzenにモダンフレンチの巨匠シェフ・ジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリステンのレストランがオープンします。このJean-Georges at The Shinmonzenは、「地元の食材をふんだんに使用し、フレンチ、アメリカン、アジアンを融合させた季節ごとに常に変化する、繊細で優美な逸品を提供すること」をコンセプトとし、常時3,000本以上のワインを取り揃え、フランスのテロワールと新世界のワインを提供するワインセラーを備えます。また、サイフォンコーヒー日本チャンピオンの矢橋伊織氏による、%Arabicaとのコラボレーションで、当ホテルのスペシャルブレンドのコーヒーも提供いたします。さらに、1875年創業、京都の高級茶屋「柳桜園」の日本茶もご用意しています。

インテリアデザインは、ニューヨークの人気レストラン、AldeaやMorimotoなどをてがけた、ステファニー後藤です。

ディナータイムのみご利用いただける当レストランは、シェフのおまかせコースメニューを月〜季節替わりでご用意します。京野菜など、地元の食材をふんだんに使用した京都ならではのメニューをお楽しみください。宿泊ゲストはアラカルトメニューもご利用いただけます。また、ランチ、及びアフタヌーンティーの提供も間もなく開始する予定です。

当レストラン、オープンに際して、シェフ・ジャン-ジョルジュは次のようにコメントしています。「20 年前に初めて京都を訪れたとき、私は京都に心をうばわれました。そして、長年の友人であり、仕事上のパートナーでもあるパディ・マッキレンと一緒に、京都のThe Shinmonzenにレストランをオープンすることにとてもわくわくしています。私は旅行する時、新しい風味、食材、技術、文化を学び、探求することを常に求めます。 京都の農園を訪れたことがありますが、その農産物はこれまで味わったことのないものでした。有名な京都の豆腐は私が今まで食べた中で最高の豆腐です。美味しい食材の主な要因は、土壌と優れた気候でしょう。京野菜は、ミネラル、繊維、ビタミンをたっぷり含み、味わうとすぐに違いがわかります。この春にオープンする新しいレストランでゲストを迎えるにあたり、地元の農家や漁師、食肉業者の方々と共に仕事をすることを楽しみにしています。」

Jean-Georges at The Shinmonzen概要

【オープン日】2023年3月15日(水)

【予約開始】2023年2月15日(水)

【営業時間】18:00〜23:00(ラストオーダー 21:00)

【席数】テーブル16席 / カウンター6席 / 個室6席 / テラス8席

【メニュー】コースメニュー 6コース 18,000円 / 8コース 24,000円(税サ込)

 

ジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリステン

手腕に長けたビジネスマンでありレストラン経営者でもあるジャン-ジョルジュは、世界中の60を超えるレストランの運営を成功に導いています。フランスのアルザスで生まれ育ち、いくつかのミシュラン3つ星のレストランで修行をした後、アジアで更なる向上を達成しました。彼の料理に対するビジョンは、料理業界の基準を再定義し、私たちの食生活に革命をもたらしました。コンセプト、メニュー、デザイン、スタッフの選択、トレーニングなど、レストランのあらゆる側面に関与し、永続的なレストランを作るための取り組みを行っています。 旅に触発されたジャン-ジョルジュは、常に新鮮なコンセプトを開発し、シェフおよびレストラン経営者として進化し、世界の料理の市況に適応し、影響を与えています。

シックスセンシズは、世界有数のワイン産地として名高い米国カリフォルニア州ナパ郡に進出し、同ブランドならではのウェルネスとサステナビリティに対する取り組みにより、ナパの美しい景観と調和したリゾート開発と運営を行います。シックスセンシズ ナパバレーは、1870年代に発見された天然温泉が湧きでるエトナ・スプリングスに因んで名付けられた、歴史あるスパリゾートをリノベーションしてオープンします。エトナ・スプリングスは、そのミネラルウォーターが米国西部全域で販売されるほど大きな成功を収め、スパリゾートは1970年代まで栄えました。

シックスセンシズ ホテル リゾート スパグループのCEOのニール・ジェイコブスは、次のように述べています。「シックスセンシズ ナパバレーは、ナパの美しさとエトナ・スプリングスのユニークな天然資源を融合させたリゾートになります。ウェラー・デベロップメント・パートナーズとペガサス・キャピタル・アドバイザーズ、そしてその他のサステナビリティに積極的に取り組むパートナー達との協業により、ナパに眠る貴重なプロパティに新しい命を吹き込み、ゲストが自然とのつながりを回復し、大切な人との絆を深め、本来の自分を取り戻せる場所を提供します。」

スパリゾートの修復

シックスセンシズ ナパバレーは、サンフランシスコより車で2時間の便利なロケーションに位置し、3,000エーカーの広大な敷地の西端にて、リゾートに到着されるゲストをお迎えします。既存の建造物は慎重に修復され、天然鉱泉が持つ本来の美しさと機能を取り戻すために、自生植物を生かしながら景観も再生されます。

数多くの受賞歴を誇る建築事務所のオルソン・クンディグが、カリフォルニアに拠点を置くアーキテクチュラル・リソース・グループと、歴史的なプロジェクトを数多く手がける著名なウェラー・デベロップメント・パートナーズと協力し、歴史ある建造物を再生後の用途に適するよう保存修復します。

オルソン・クンディグの創業者でありプリンシパル兼オーナーのトム・クンディグ氏は、次のように述べています。「当エリアは、美しい自然から、農業、保養地としてコミュニティを形成してきた歴史まで、新しいリゾートのヒントになるものがたくさんあります。この度の再生プロジェクトは、素晴らしい景観を中心に、当地の奥深い魅力を満喫できる体験を創造する絶好の機会です。」

10室のテントスタイルの客室を含む全95室の客室とスイートの内装は、高級ホテルやレジデンスのインテリアデザインにおいて豊富な知識と卓越した独創性で有名な1508ロンドンが手がけます。16室のサービス付きレジデンスも計画されており、オーナーは、リゾート施設はもちろん、専用ラウンジもご利用いただけます。

 

過去、現在、未来をつなぐ

喧騒から離れた隠れ家的な雰囲気と便利なロケーションにより、シックスセンシズ ナパバレーのウェルネスは、国内外のゲストを魅了する中心的なサービスになります。周辺の自然からヒントを得た多彩なトリートメント、セラピー、アクティビティーには、ヨガ、瞑想、世界的なウェルネス専門家を招聘して行うセッションも含まれます。ゲスト一人ひとりに合わせてカスタマイズされる長寿プログラムは、最新の神経科学と古くから伝わる伝統療法を融合させ、心、腸、肌のつながりに働きかけます。

再整備される温泉エリアは、屋内外両方の入浴施設を完備し、かつての輝きを取り戻します。朝靄に太陽の光が反射する幻想的な景色が広がる中、池に浮かぶ体験は、天然の泉での水泳が初めての方でも気軽に楽しめる体験です。復元された植生が、水泳後の休憩に最適なラウンジのプライバシーを確保します。

地産のハーブとエッセンシャルオイルを使用した温冷療法を提供する先駆的な屋内の入浴施設は、プライベートで、または他のゲストとの交流を楽しみながら、心身のリラックスと回復を図り、温泉を楽しむコミュニティ全体のポジティブな雰囲気を満喫していただけます。

また、シックスセンシズのウェルネスを象徴する施設の一つ「アルケミーバー」では、リゾートのオーガニックガーデンから摘み取った材料を組み合わせ、季節や気分に合わせたオリジナルのスクラブや石鹸を手作りしていただけます。

自然の恵み

リゾート内には、4軒の飲食施設がオープン予定です。オープンキッチンスタイルの「ダイニングホール」では、長い共有テーブルが自然な交流を生み出し活気あふれる雰囲気を醸成します。また、トーテムポール(彫刻)に囲まれたテーブル席は、大切な人とのディナーやお祝いに最適です。

オープンエアの空間が広がるカジュアルダイニングの「ウェル」は、エトナ・スプリングスのミネラルウォーターと蒸留水の歴史を称えるコンセプトが特徴です。エトナの蒸留水は、ナパを代表するカベルネなど、同地域最高品質のワイン造りに使用されます。

「ジュース&ブリューバー」では、リゾート専属のバーテンダーが“錬金術師”のようにお酒を自由に操り、自家製のハーバルトニック・ハーブ酒から、デトックスジュース、クラフトビール、オリジナル及び定番カクテルまで、幅広いメニューを提供します。

次世代のための再生

ウェラー・デベロップメント・パートナーズ、ペガサス・キャピタル・アドバイザーズ、IHG ホテルズ&リゾーツから構成される投資グループは、サステナビリティ分野の専門家達と連携しながら、レクリエーション用の緑地とブドウ園を再生させ、農業生産活動を再開します。栽培される農産物をリゾートで使用するほか、湧き出る天然水を瓶詰めした飲料水も、サステナブルなリゾート運営を支えます。元の自然の状態に戻し生態系を回復させる“再野生化”エリアの設置、自然環境に配慮したデザインや資源の利用といった様々な取り組みは、LEEDプラチナ認証(建築の環境性能評価システム)の取得にもつながります。

ウェラー・デベロップメント・パートナーズの共同創業者であり社長を務めるマルク・ウェラー氏は、次のように述べています。「私たちは、現在進行中のシックスセンシズとペガサス・キャピタル・アドバイザーズとのパートナーシップについて、これ以上ないほど興奮しています。私たちは、国内外においてホスピタリティ部門の戦略的な拡大を進めており、その中でも、ナパのエトナ・スプリングスの開発は、世界トップのラグジュアリーホテルブランドと、アメリカで最も美しい自然景観の一つを融合させる素晴らしいプロジェクトです。」

ペガサス・キャピタル・アドバイザーズのパートナーのデビット・コガット氏は、次のように述べています。「私たちは、私たちの信念であるサステナビリティ、健康、ウェルネスを具現化するシックスセンシズとの長期的なパートナーシップを継続できることを非常に嬉しく思います。シックスセンシズ ナパバレーの開発プロジェクトでは、プロパティの保存修復と再活性化を図りながら、滞在後もゲストの心に残る特別な体験の創出に取り組みます。」

シックスセンシズ ナパバレーは、2026年にオープン予定です。

到着した時に「おかえりなさい」と迎えられることがすごく嬉しく、出発する時は本当に寂しく、「又来るからね」という気持ちで去っていく場所。それがThe Shinmonzen だ。京都祇園のど真ん中に2022年にオープンした9室のみのホテルだが、旅館とホテルのいいとこ取り、という表現が適切だと思う。オーナー(パディ・マッキレン)は国際的ホテリエでありビジネスマンで、アートコレクターとしても知られる。京都での常宿だった老舗旅館のサービスをこよなく愛していたが、朝食や夕食の時間制限などが、インターナショナル・ジェットセッターにはキツイというのが本音で、「ならば旅館みたいなホテルを作ろう」と言ったかどうかは定かではないが、The Shinmonzenのプロジェクトに繋がった。町屋風の古い建物が並ぶ祇園の建築に関する条例も厳しく、ホテル建設の許可を取り、建物が完成するまでに10年以上費やしたと聞く。アーティストとの交流も盛んなマッキレン氏は、世界的建築家、安藤忠雄氏とも親しく、The Shinmonzenのデザインは安藤氏である。新門前通りに立つこのホテルは、実際には4階建てだが、正面からは町屋風の造りの2階建てに見え、祇園の街並みに溶け込んでいる。安藤氏が墨で書いた「S」ロゴの暖簾以外、The Shinmonzen を示すものは全くない。気づかずに通り越してしまう人もいるようだ。

正面玄関からまさに町屋風な中廊下が続き、右側は木彫りの格子、左側はすべすべだが打ちっ放し風コンクリート。あ、安藤忠雄、という訳だ。1階には宿泊客専用のリバーサイドラウンジと、コンシェルジュ兼バトラー兼フロントオフィスのマルチタスクを担うゲスト・エクスペリエンス・キュレーターが待機するエリアがある。なにげ無く飾られているアート作品は、ダミアンハースト、ゲルハルト・リヒター、杉本博司などそうそうたるアーティストのものだ。ゲスト・エクスペリエンス スタッフのデスクは、マッキレン氏が実際に使用していたというシャルロット・ペリアンの作品で、フェラーリ価格とも。アートコレクターの邸宅に招かれて遊びに来たような気分になる。多国籍のゲスト・エクスペリエンス スタッフとの会話を楽しむゲストも多い。担当や部署に分かれていないため、今日の天気から、入手困難な白味噌探しまで、何でも話して相談できる。そして、全力で手伝ってくれる。丁寧だがかしこまり過ぎず、フレンドリーだが最高のもてなし方を知っているスタッフだ。リバーサイドラウンジのテラスは、白川の澄んだ水の流れに手が届きそうなぐらい近く、朝食にも、ディナー前のアペロにもぴったりだ。近所に住む白鷺が時々遊びにきて、手すりに停まる姿が祇園の景色に自然に溶け込む。

 

客室は2階から4階にあるが、(2階から各階に4室、3室、2室)各名称は和紙、陶器、漆など、日本の素材。客室は、ベッドルームとリビングを襖風の引き戸で区切っているので、レイアウト的には9室すべてがスイートだ。各スイートにはアニー・モリスの絵、メアリー・マッカートニー(父親はポール)の芸者の写真などが飾られている。大小の違いはあれど、全室バルコニーから白川を望む。9室中7室には檜の大型バスタブが備わり、南仏の姉妹ホテル、ヴィラ・ラ・コストのバスルームアメニティー、女性には厳選された天然素材で心身を整えるオーガニックスキンケアブランド、ネロリラボタニカのミスト、クレンジング、フェイスクリームのセットを提供。竹製のオリジナル歯ブラシとヘアブラシ、シャワーキャップはコンスターチ含有プラスティック、ミニバーの飲み物はすべてガラス瓶を使うなど環境への配慮も欠かさない。外出時に手渡されるミネラルウォーターも、スメラルディーナの紙パック製だ。ミニバーには多彩な京都のスイーツ、バラエティーに富んだソフトドリンクが完備されており、どれも無料だ。

4階の水晶は白川に面しているバルコニーが寝室の奥にあり、リビングルームに続く新門前通り側のバルコニーがとても広く、2名〜6名のプライベートダイニングに最適だ。ヴィラ・ラ・コストから持ってきたデイベッドも置かれており、ちょっとしたアーバンリゾート気分にも浸れる。3階の3室はいずれも寝室が畳敷きで、布団ベッドを備える。姉妹ホテルのヴィラ・ラ・コストは、マッキレン氏が所有するフランス、プロヴァンスのバイオダイナミック農法のワイナリー「シャトー・ラ・コスト」の中に2017年にオープンしたラグジュアリーホテルで、シャトー・ラ・コストは常設のアートミュージアムでも有名だ。そのワイン(南仏なのでロゼがオススメ)はウエルカムドリンクとして客室にもボトルで届き、ラウンジでも楽しめる。

なにしろ9室のみの小さいホテルなので、立派なフィットネスルームやスパのスペースは無いが、こぢんまりとしたカーディオジムで(まるで自宅の一角みたいな)ワークアウトが可能だ。京都発祥のREIKIを始めとする施術を受けるスパルームも1室だけ備わるが、個人的にはin-room-spa(自室でのマッサージ)が気に入っている。京都で唯一、いや、おそらく日本でも唯一、CBD配合のオイルで、スパマッサージを間もなく開始する予定だ。

©︎Ben Richards

©︎Ben Richards

世界的に有名なジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリステンのファインダイニングが3/15にオープンする。「季節ごとに常に変化するメニューは、地元の食材をパワーの源とし、フレンチ、アメリカン、アジアンを融合させた繊細で優美な逸品」がコンセプトだ。シェフ・ジャン-ジョルジュは、モロッコのラ・マムーニアでは、2020年よりイタリアンとアジアンレストランを監修し、彼が関わるレストランは世界中に60を超えるという。オーガニックと地元の食材にこだわる彼が、京野菜など地元の食材をどのように優美なシグニチャーメニューに取り入れていくか期待が高まる。さらに、京都のベストワインセラーを目指している。マッキレン氏がてがけた、ロンドンの名門ホテル、クラリッジスのワインセラー並みのセレクションを目指すということだろう。乞ご期待。

エリザベス女王の葬儀に参加した天皇皇后両陛下も宿泊し、世界の王族やセレブの定宿としても有名なクラリッジスでは、希少価値で知られるイチローズモルトの秩父蒸留所とコラボウイスキーを作っている。限定300本のこのウイスキーは、杉本博司がラベルデザインを手がけた豪華版だ。その貴重な限定ボトルが、京都のThe Shinmonzen にも届けられている。クラリッジスのバーでは、グラス1杯2万円ほどで飲めるのだが、京都ではボトル売りオンリーとのこと。その金額はまだ発表されていないが、50万円超えになるのでは? 3/15にグランドオープンするJean-Georges at The Shinmonzenには、バーが併設されるのだが、そのバーへの関心も高まる。

Texts: Yuki Obara / Photos: Hiro Matsui (一部除く)

タイ王国ホアヒンに位置し、世界屈指のウェルネスデスティネーションとして人気を誇るチバソム・インターナショナル・ヘルスリゾートは、27年前の創業以来、ウェルネスを維持増進する方法の一つとして“セルフケア”を重視してきました。今月、グループアクティビティーの拡充とウェルネス専門家招聘プログラムを通じて、セルフケアに取り組める無料セッションを幅広く提供します。瞑想、セルフリフレクソロジー、自然食品や自然由来製品の使用など、ゲストが、ボディ、マインド、スピリットを高めるシンプルなセルフケア習慣を身に付け、ご帰宅後も継続していただけるようサポートします。

人気の水中エアロビクスから、ヨガ、ファンクショナルムーブメント、姿勢改善まで、バラエティ豊かなグループアクティビティーは、チバソムでのウェルネス体験に欠かせない要素です。今月、これらの無料アクティビティーに、理学療法チームによる骨を強くするためのエクササイズ「ボーンデンシティ」と、チバソムのニランラダ・メディスパの医師が、肌を守る方法についてアドバイスする「トーク by ドクター・スティダー・アラヤメティー」が新しく加わります。

さらに、招聘プログラムの一環としてリゾートに招いている3名の世界的なウェルネス専門家が無料ワークショップを開催し、ゲストのセルフケアへの旅を後押しします。ワークショップの詳細は下記をご覧ください。

フェイシャルリフレクソロジー by マリコ・ヒヤマ

ソレンセン式™リフレクソロジーのセラピスト兼インストラクターのマリコ氏によるワークショップでは、ストレス緩和に効果的なフェイシャルリフレクソロジーを学んでいただけます。ご自身で実践できる鍼を使用しないテクニックです。

マリコ氏は、母国日本でレイキマスター達と出会い、幼い頃から“ヒーリング”に関心を抱いていました。 現在、彼女は、世界有数のソレンセン式™リフレクソロジー専門家として活躍しています。東洋医学と神経解剖学を組み合わせた当テクニックは、顔の反射区と経絡に刺激を加えることにより、神経系とホルモン系全体の改善を図ります。さらに、ポジティブなエネルギーの流れを活性化させ、痛み、不安、不眠症の原因になり得るネガティブなエネルギーを取り除きます。

クンダリーニ・アウェイクニング&ヒーリング瞑想 by エブリン・パラム・ディヤン

エブリン氏のワークショップは、穏やかな動き、呼吸法、精神集中を通じて、深い自己理解と悟りへと続くスピリチュアルな旅へとゲストをお連れします。

タイを拠点とするドイツ出身のエブリン氏は、ヨガ、プラナヤマ呼吸法、瞑想、自然療法(ナチュロパシー)、レイキ、カウンセリングの高いスキルと知識を備えています。動きと意識を組み合わせたホリスティックなアプローチにより、ゲストの心と体の緊張を解きほぐします。

ストレスリリース by ポール・エメリー

ヘルス&ウェルネスコーチのポール氏は、40年以上にわたり、心と体のつながりに着目したマインド‐ボディヒーリングのセッションを提供してきました。そして、数多くのクライアントに対し、健康問題を引き起こしかねない抗し難い思考や感情への対処法をコーチングしてきました。

NLP(神経言語プログラミング)、エネルギー医学、EFT(感情開放テクニック)、TFT(思考場療法)における幅広い実績を持つポール氏は、ストレスと不安の解消に即効性のあるタッピングとビジュアライゼーションを組み合わせ、世界で活躍する俳優や音楽家、王族、政治家をサポートしてきました。

ホルモンヨガ by プレマ・ジョ・イー・ヨン・フォン

プレマ氏によるホルモンヨガのワークショップでは、回復を促す穏やかな動きを通じて、本来のホルモンバランスを取り戻す方法を学んでいただけます。さらに、代謝の向上、神経系の調和、脊髄の柔軟性の改善、骨盤底筋の引き締め、脳と生殖器官の活性化も促します。

プレマ氏は、30代半ばでスポーツ障害による慢性的な背痛を患い、40代になると、仕事によるストレスと更年期障害により、痛みがさらに悪化しました。本場インドにて伝統的なヨガとインド哲学に基づくトレーニングを積み、ヨガの旅を続けるプレマ氏は、50代前半の今、より良い体力、可動性、気力、消化器系の健康を獲得しています。

チバソムの自然療法医チームに新しく加わったペイシェンス・サングワは、「 “セルフラブ”とは、ご自身のウェルビーイングに対して責任を負う意思を必要とする主体的な選択です。チバソムでは、セルフケアがウェルネスの本質的な部分であると考えており、ゲストに対し、ご自身のニーズを理解しそれらを尊重するよう勧めています。滞在中に学ばれたことは、ウェルビーイングを総合的に増進するために日常生活にも取り入れていただけます。」と、述べています。

また、バレンタインデーの2月14日に滞在されるゲストは、美しいタイ湾が目の前に広がるリゾート内レストランにて、ロマンチックなウェルネスディナーをお楽しみいただけます。コースには、ズッキーニのルーラードを添えたロブスターのパンシアード、マンゴーとパッションフルーツのソルベを添えたローズパンナコッタが含まれます。お1人でご滞在中のゲストには、他のゲストとの談笑を楽しみながらディナーをお召し上がりいただけるトーカーズテーブルもご用意しています。

創業以来多くのゲストから愛され、高く評価されているヴァーナが、2023年1月よりシックスセンシズのコレクションに加わりました。インド北部に位置するシックスセンシズ ヴァーナは、古代から伝わる知恵と現代の革新性を組み合わせ、一人ひとりに合わせたウェルネスの旅へゲストをお連れすることを信念としています。

ヴァーナは、ヒンディー語で森を意味し、周辺に生い茂るサラノキの森にちなんで名付けられました。21エーカーの広大な森は、ウェルネスの旅において発見と発展を促す大切な環境を提供しており、リゾートはその保護と育成にも取り組んでいます。ゲストは、充実したデイリーアクティビティーと個別のサポートを通じて、アーユルヴェーダ(インドの伝統医学)、ヨガ、チベット医学、自然療法を幅広くご体験いただけます。シックスセンシズ ヴァーナのリトリート(心身を整えるプログラム)は、アーユルヴェーダ料理専門のレストランを含む栄養豊富な食事から、鍼、リフレクソロジー、ナチュラルアライメント(歪み矯正)を含む各種療法、スタッフによる心のこもったサービスまで、全ての要素が揃っています。さらに、ゲストの心身の状態と滞在目的に基づき、最善の結果をもたらすよう各要素を融合する手法は大変ユニークであり、他のリゾートと一線を画します。

総支配人のジャスプリート・シンは、次の通りコメントしています。「リゾートに到着された後、額に祝福を表すビンディと呼ばれる赤い印を施し、ゆったりとしたクルタパジャマに袖を通された瞬間から、お守りとして赤い糸を手首に結びリゾートを出発される瞬間まで、誰もがありのままの自分でいることができ、穏やかな環境の中で互いに絆を深め、自然とのつながりを取り戻していただけます。定期的にリトリートに取り組む経験豊富なゲストを含め、全てのゲストは異なり、心身の状態も変化します。そのため、シックスセンシズ ヴァーナでは、個々のゲストに合わせた方法で健康とウェルネスにアプローチします。」

リトリートの目的と含まれる内容

リトリートには、全てのゲストに当てはまる共通の目的や目標は設定されておらず、滞在日数、達成されたいレベルや希望されるサポートに合わせて設定されます。全ての滞在には、ウェルネスコンサルテーションとスクリーニング、各々の目標に沿ったトリートメント、3食の食事、パーソナライズされた栄養、毎日のリトリートアクティビティー含まれるほか、着心地の良い服も用意されます。

滞在をより充実させるオプションメニュー

ゲストは、デイリーアクティビティーに加え、アーユルヴェーダに基づくサトルエナジーズのトリートメント、鍼、リフレクソロジー、アライメント、贅沢なマニキュア・ペディキュアサービスなどをオプションとして追加することができ、充実した滞在をお楽しみいただけます。

特定のウェルネス分野に集中して取り組むリトリート

プログラム内容を集中的に取り組みたいウェルネス分野に基づいて選ぶこともでき、各分野の専門家が診断やガイダンスを提供します。

  • Sleep(睡眠): 睡眠パターンを追跡し、ヨガニドラ、ホリスティックマッサージ、安眠を促進するドリンクなどのトリートメントやセラピーを通じて、睡眠に関する悩みの解消をサポートします。
  • Detox(デトックス): デトックス用の食事プラン、アーユルヴェーダトリートメント、自律神経の「闘争逃走反応」を鎮めるセラピー、デジタルデトックスを行い、エネルギーレベルをリセットすることにより、リフレッシュしていただけます。
  • Weight management(体重管理): エクササイズ、体を活性化させるトリートメント、瞑想、バイオハッキング、パーソナライズされた食事プランを通じて、無理のない減量または増量を達成できるよう習慣や思考パターンをリセットします。
  • Yoga(ヨガ): 初級者から上級者までレベルを問わず、本場インドのヨガに取り組むことが出来ます。リゾート独自のヨガ講師チームが、プライベートレッスンから、ガイド付き瞑想、シグネチャーマッサージとエネルギー療法付きのブレスワーク(呼吸法)まで、幅広いセッションを提供します。
  • Ayurveda(アーユルヴェーダ): アーユルヴェーダ医とセラピストによるトリートメントが、生命エネルギー(ドーシャ)のバランスを整えます。
  • Tibetan Medicine(チベット医学): シックスセンシズ ヴァーナは、正式に「Sowa Rigpa(ソワリグパ、チベット医学)」を総合的に提供する世界でも希少な場所です。

人間的な温もりを大切にしながらハイテク技術も取り入れたシックスセンシズ ヴァーナのリトリートは、背中の痛みや炎症といった一般的な健康に関する悩みや症状にも対応します。ゲストは、リゾートに到着後、加圧療法、背中を温める温熱ベルト、パーカッションマッサージ機で、長旅の疲れを癒していただけ、治癒プロセスの良いスタートになるでしょう。スクリーニング検査では、40項目のバイオマーカーを測定し、医師の診察と合わせて、古代から伝わる健康に関する知恵に科学的な視点を加えます。このほか、温かいワッツプールでのフロテーション(水に浮かびながら行う瞑想)や、フルートの静かで催眠的な音色がポジティブな感情を呼び起こすラーガセラピーといった多感覚に働きかけるトリートメントもお楽しみいただけます。

シックスセンシズのシグネチャー体験

ヨガ発祥の地として知られるリシケシに近く、ヒマラヤ山脈への玄関口であるデラドゥーンの北に位置するヴァーナは、2014年1月の創業以来、再調和、癒し、学びのための聖地として常連のゲストの方々から親しまれてきました。シックスセンシズに加わった後も、その理念のほとんどが継承され、チームも変わらず、創業者のヴィール・シン・ジが引き続きリゾートオーナーです。シックスセンシズの一員となったことにより、シン・ジの持続可能な農業、伝統的な知恵、自然に対する深い関心と敬意がさらに発展していきます。

シックスセンシズ ヴァーナとして進化したことにより、世界中で成功を収めるシックスセンシズならではの体験がヴァーナのリトリートと補完しあい、これまでのサービスが拡充され、より広いゲストのニーズに応えることが出来るようになりました。例えば、上記のプログラムに加え、シックスセンシズ独自の施設「アルケミーバー」にて、ゲストのドーシャタイプに合わせてスパで使用する製品を手作りしていただけます。2023年後半には、「Grow With Six Senses(自然の中で学ぶ情操教育プログラムを提供するキッズクラブ)」として、6歳以上の子供向けのアクティビティーもスタート予定です。アート、音楽、ムーブメント、ストーリーテリング、新設のインタラクティブ空間を活用し、子供たちの学びと成長をサポートします。子供たちは、自然環境と触れ合いながら自然の大切さを学ぶことが出来ます。

ヘルシーなジュース、シュラブ(ビネガーを使用したドリンク)、トニック類を提供するバーは、ゲストが集う社交の場としての役割を担います。ライフスタイルショップでは、サステナブルなファッションやスパ製品をお買い求めいただけます。また、野外シネマ、各種球技を楽しめるコートを完備するほか、アート、音楽、エキジビション、パフォーマンスといった文化的なプログラムが、リトリートを豊かに彩ります。

新しい年の幕開け

シックスセンシズ ヴァーナは、新しい年を迎え、希望と期待を胸に、これまでと変わらない心からのおもてなしでゲストの皆さまをお迎えできることを楽しみにしています。お一人でも、友人や家族、大切な人と一緒でも、“共同ダイニング”をテーマとするレストラン「サラナ」での食体験や、ハイキングやエクスカーションといったグループで行うデイリーアクティビティーを通じて、まったく新しいカタチの“共同体”としての有意義なつながりを楽しんでいただけるでしょう。

中東初のウェルビーイング特化型リゾートであるズラル・ウェルネスリゾート by チバソムは、心身のバランスを整えながら、心の絆も深めていただけるカップル向けの期間限定宿泊パッケージ「A February to Remember(ア・フェブラリー・トゥー・リメンバー)」をスタートしました。2月1日から28日までご利用いただける当パッケージには、リゾートの最上級スイートでの 1 泊、美味しい朝食と昼食、キャンドルライトがロマンチックなプライベートディナー、スパトリートメント、そしてゲストに合わせてオリジナルの刺繍が施されたパジャマセットが含まれます。さらに、2月14日の宿泊予約を対象に、ヘリコプターによるドーハからのプライベート送迎オプションもご用意しており、思い出に残るスペシャルなバレンタインデーを演出します。

お互いを想い合う安定した関係は、ストレスへの対応能力を向上させ、気分の落ち込みや不安の軽減に役立つことが科学的に証明されています。ズラル・ウェルネスリゾートは、バレンタインデーシーズンに合わせて、より強い絆を育んでいただけるよう、カップル向けの宿泊パッケージをご用意しました。美しいビーチが目の前に広がるヴィラスタイルの「Qataf Suite(カターフ・スイート)」は、プライベートテラス、スチームサウナ、ジャグジー、プールを緑豊かな庭園内に完備しています。当宿泊パッケージにふさわしい特別なセットアップが施されたスイートで、ゲストに合わせたオリジナルの刺繍入りパジャマを着て、リラックスしながら至福のひとときをお過ごしいただけます。また、当パッケージには、朝食と昼食、そしてロマンチックなプライベートキャンドルライトディナーが含まれ、栄養に配慮された贅沢なお食事をご堪能いただけます。お1人3種類ずつお選びいただけるスパトリートメントは、スイートまたは VIPトリートメントルームにて提供されます。極上のスパ体験が、大切な人との絆をさらに深めます。

バレンタインデー当日の2 月 14 日の宿泊予約を対象としたプライベートヘリコプター送迎サービスは、1年に1度の大切な日をさらに盛り上げるオプションです。ドーハからリゾートまでの風光明媚な景色を上空からお楽しみいただけます。当送迎サービスは、7 日前までの予約が必要です。

リゾートマネージャーのホルガ―・グレイザーは、「私たちは、魅力的かつスペシャルな方法で大切な関係をお祝いされたいカップルに対し、このエクスクルーシブな宿泊パッケージをご提供できることを大変喜ばしく思います。忘れられない体験をお届けすることはズラル・ウェルネスリゾートの目的の一つであり、当パッケージは思い出に残る特別なステイをお約束します。」と、述べています。

2月1日~28日限定の宿泊パッケージの「ア・フェブラリー・トゥー・リメンバー」の料金は、QAR 39,999(2名様分)です。2 月14 日宿泊限定のプライベートヘリコプター送迎付きパッケージは、QAR 49,999(2名様分)です。

マインド、ボディ、スピリットを整える3泊〜14泊のデトックスリトリート「セラピュティック・クリーンズ・リトリート」をスタート

中東初のウェルビーイング特化型リゾートであるズラル・ウェルネスリゾート by チバソムは、大人専用エリアの「ズラル・セレニティ」において、「Therapeutic Cleans Retreat(セラピュティック・クリーンズ・リトリート)」をスタートしました。当リトリートは、アラブ・イスラム伝統医学(TAIM)の原則を踏まえたホリスティックなアプローチにより、健康維持に欠かせない消化と代謝機能の回復を図ります。パーソナライズされたプログラムは、食生活を改善したり、整えたいと考えていらっしゃるゲストにとって、栄養が豊富でバランスの取れた食生活を実践するための新しい方法や気づきを得る理想的な機会になるでしょう。

現代的に再解釈したTAIMを幅広く提供するズラル・ウェルネスリゾートでは、TAIMの四体液理論に基づく4つの“ユーモラス”(体液:粘液、血液、黄色胆汁、黒色胆汁)と、 健康的なライフスタイルに欠かせない“食事と栄養”、“空気と環境”、 “身体的な活動と休息”、“睡眠と覚醒”、“心の平穏と明晰性”、“保持と解放”の6つの要素のバランスが取れている状態を健康と考えます。3泊~14泊のセラピュティック・クリーンズ・リトリートでは、ゲストの体質に合わせた食事を含む包括的なプログラムにより、4つの体液と6つのライフスタイル要素のバランスを整え、理想的な状態へと導きます。

当リトリートのデトックス用の食事は、体の解毒作用を最適化するために、ヘルス&ウェルネスアドバイザーによるガイダンスのもと、多量栄養素、微量栄養素、ハーブ、栄養補助食品、TAIMの視点から厳選された地産の食材をバランスよく組み合わせます。そして、リンパドレナージュ、バルネオセラピー、腸内洗浄などのトリートメントが解毒作用を促進します。また、ビーチヨガなどの屋外アクティビティーが“身体的な動きと休息”の要素を、プラナヤマ呼吸法や瞑想が“心の平穏と明晰性”と“睡眠と覚醒”の要素を高めます。

ズラル専属医師のドクター・サイエド・シャダブ・アフメドは、次のように述べています。「継続できる健康的な習慣を身に付け、ご自身に適した健康的なライフスタイルを送ることは、ダイエットの成功と、理想的な体重を維持するための基礎になります。セラピュティック・クリーンズ・リトリートでは、栄養面はもちろん、体重の管理に重要な役割を果たす医学的および生理学的な要因に着目しながら、ホリスティックなアプローチで、ライフスタイルの変化や習慣の改善、そして腸の健康増進に取り組みます。」

セラピュティック・クリーンズ・リトリートには、ズラル・セレニティでの宿泊、食事(1 泊につき 3 食のウェルネスキュイジーヌ)、ヘルス&ウェルネスコンサルテーション、デイリーアクティビティー、セラピュティックトリートメント、ハーバルサプリメントが含まれます。ゲスト一人ひとりに合わせて処方されるサプリメントは、ご帰宅後のウェルネスの旅をサポートします。また、ハイドロセラピー、ヒマラヤソルトルーム、ハマムを含むウェルネスセンターの各施設もご利用いただけます。

新しくスタートした当リトリートは、無料延泊特典やトリートメントクレジットが付く「Wellness Plus(ウェルネスプラス)」プロモーションの対象となります。2023 年 3 月 31 日までの滞在が対象となる当プロモーションでは、2 泊分の料金で 3 泊、3 泊分の料金で 5 泊、4 泊分の料金で 7 泊の滞在を満喫していただけるほか、ウェルネストリートメントにご利用いただけるクレジット(選択されたリトリートの総額の 20%相当)が付与されます。

 

中東のスチームバス「ハマム」でデトックス マインド、ボディ、スピリットのバランスを整える伝統療法 (by Dr.ムバーリス・アハメッド)

中東の伝統的なスチームバス「hammam(ハマム)」は、アラビア語の「hamm(ハム)」に由来し、“温熱を拡散する装置”や“熱を生み出す物”を意味します。アラブ・イスラム伝統医学(TAIM)において、ハマムの伝統的な入浴法は、体の汚れを洗い流すだけでなく、TAIMが提唱する四体液理論に基づく病気の予防にも役立つと考えられています。老廃物や余剰物質が汗や蒸気として排出されることは、肌の健康にも良い効果をもたらします。そして、血行が促進されることにより、体の隅々まで栄養を届ける血液の運搬能力が高まります。

 

ハマムと古代世界

水を治療目的で利用する伝統は世界各地でみられ、古くは、聖書のほか、古代ギリシャや古代ペルシャの医学論文でも取り上げられています。古代ギリシャ医学を代表するヒポクラテス医師は、水の利用は治癒に欠かせない要素だとみなしていました。イスラム医学の第一人者であるイブン・スィーナー医師は、ハマムが、血行、解毒作用、新陳代謝、鬱血、体重、さらにエネルギーレベルに有益な効果をもたらすことを指摘しました。彼は、身体への影響に加え、スピリチュアルな側面からもハマムの強力な浄化・解毒作用を観察しました。水は、長い歴史を通して、発熱、関節痛、頭痛、そして精神的な苦痛を緩和するために活用されてきました。

伝統的なハマム

伝統的なハマムは、フリギダリウム(冷室)、テピダリウム(微温室)、カルダリウム(高温室)の3種類の浴室から構成されています。スィーナー医師は、各浴室を季節になぞらえました。利用者は、血液を含む4種類の体の基本体液のバランスを回復し最大限の健康効果を得るために、浴室毎に定められた利用時間に合わせて3室の浴室を回ります。

モダンスタイルのハマム

近年、ハマムへの関心が再び高まっています。熱、蒸気、アロマセラピーの組み合わせは、血行促進、筋肉の緊張緩和、呼吸器系の不調改善、ストレス解消に役立ちます。また、開いた毛穴から汚れを取り除くことにより、肌の明るさや質感が改善されます。 このほか、毒素の排出や免疫システムの強化も期待でき、総合的に健康の増進を図ることが出来ます。

中東カタールに位置するズラル・ウェルネスリゾート by チバソムは、科学的根拠に基づく西洋と東洋のウェルネス療法に加え、世界で初めて現代的に再解釈したTAIMの施術を幅広く提供しています。ハマムリチュアルもその一つです。経験豊富なハマム専門セラピストが、TAIMに着想を得て開発されたスパ製品を用いて施術します。オールインクルーシブの「Therapeutic Cleans Retreat(セラピュティック・クリーンズ・リトリート)」は、 “空気”、“食べ物と飲み物”、“身体的な活動と休養”、“精神的な活動と休養”、“睡眠と覚醒”、“保持と解放”の6つの要素に着目したユニークなプログラム内容により、最良のデトックス効果をもたらすためのウェルネス体験を提供します。当リトリートは、3泊よりご利用いただけます。

Dr. ムバーリス・アハメッド(ズラル・ウェルネスリゾート by チバソムのアラブ・イスラム伝統医学専門家)

ユナニ医師(ユナニ:TAIMの別称)のドクター・ムバーリス・アハメッドは、ヒジャマカッピング療法の専門家でもあり、ヒジャマカッピングの施術を含む12年にわたる豊富な臨床経験を備えています。病気の進行状況を診断することを得意とし、“最高品質の患者ケア”の提供に情熱を注いでいます。2008年、インドのラジブ・ガンジー健康科学大学にて、「ユナニ医学と外科」学部の学士号を取得しています。

2018年の「グローバル・オルソ-ニューロ・ヘルスケアアワード」では「ベストユナニ医師」に、「イブン・アル・バイタール・ナショナルアワード」では「ユナニ医学における価値あるサービスと卓越したパフォーマンス」に選出されるなど、名誉ある賞を多数受賞しています。彼の研究、革新性、斬新さは、ヒジャマカッピング、リーチセラピー、スチームバス、ドルンセラピー、スジョクセラピー、マインド-ボディセラピーといった異なる種類の療法を組み合わせる治療アプローチと共に、多くの患者の治癒に貢献してきました。

地中海を臨む砂浜に建設されたイスラエルのテルアビブは、活気に満ちたナイトライフと古典芸術、バウハウス様式の建造物群と超高層ビル、伝統とイノベーションなど、相反するものが混ざり合う大変ユニークな都市です。スタートアップエコシステムの都市ランキングでは、シリコンバレーに次いで2位に選出されています。築110年の5棟の歴史的建造物と、LEEDプラチナ認証(建築の環境性能評価システム)に基づく最先端超高層ビルが融合するシックスセンシズ テルアビブは、比類のないくつろぎの場を提供します。


5棟の歴史的建造物の物語は、世界的に知られるユダヤ人の入植が始まった1909年にまでさかのぼり、入植初期のユダヤ人居住区Ahuzat Bayit(アフザットベイト)の様子を今に伝えます。当時建設された中でも最も保存状態の良いこれらの歴史的建造物を有名なロスチャイルド大通りの端で接続し、ロスチャイルド大通りとヘルツェル通り、そしてリリエンブルム通りの3つの通りに囲まれた街区全体に広がる開発事業は、テルアビブで最大かつ最も重要な保存プロジェクトとして注目されています。

シックスセンシズ テルアビブは、イスラエルにおいて同ブランド2軒目のプロパティになります。イスラエル初進出を飾ったシックスセンシズ シャハルートは、月面のような幻想的な風景が特徴のネゲブ砂漠に2021年にオープンしています。

ロスチャイルド 10 タワー

歴史的建造物群は、42階建てのモダンな超高層ビルの基礎となり、そのルーツを象徴します。完成後は、140室の客室を擁する10階建てのシックスセンシズのホテルと55室の快適なレジデンスを備え、上層階の31階までシックセンシズがサービスを提供します。


シックスセンシズ テルアビブの主な特徴:

  • 最先端スパとウェルネス施設 – 2フロアにわたり展開し、歴史的な美しい庭園を見渡せるホリスティック・アンチエイジング・センターを含む
  • Six Senses Place – 内省、躍進、リコネクションの3つをコンセプトにした空間と、新しいスタイルの交流とウェルネスのためのコミュニティ
  • グッシュダン地域のパノラマビューを楽しめる17階のカクテルラウンジ付きスカイプール
  • シェフズレストラン、カフェ、バー
  • 趣向に富んだ多様なパブリックスペース – 歴史的建造物をつなぐ広場として機能し、時を超えた旅へとゲストをお連れする優雅なロビーアトリウムなど

シックスセンシズ ホテル リゾート スパグループのCEOのニール・ジェイコブスは、イスラエルにおいて同ブランド2軒目となるシックスセンシズ テルアビブのオープンについて、次のように述べています。「テルアビブは、現在世界で最もダイナミックで刺激的な都市の一つです。それを理解するためには、ハイテク産業が集積するイノベーション拠点から、地元のアートシーン、お洒落なカフェ文化、独創性に富んだイスラエル人のシェフたちまで、実際に体験する必要があります。私たちは、この街の一部になるだけでなく、その礎石の隣に私たちの礎石を築くことができることに、興奮を隠しきれません。現在、イスラエルの大手不動産グループの一つである「ティドハーグループ」と共同でシックスセンシズ テルアビブのビジョンを構築しており、Six Senses Placeでの先駆的なウェルネスプログラムから、スカイプールで提供するイスラエルのサンドイッチ「サビーフ」まで、プロパティを構成する全ての要素に対して情熱と目的を持って取り組んでいます。シックスセンシズ テルアビブは、イスタンブール、間もなくオープンするローマ、今後2年以内にオープン予定のロンドン、バンコク、ドバイ、リスボン、京都のプロパティを含むシックセンシズのアーバンホテルコレクションに加わります。」

ティドハーグループ会長のジル・ゲバ氏は、次のように述べています。「シックスセンシズ テルアビブは、イスラエル国内類似の不動産プロジェクトおいて初めてLEEDプラチナ認証に基づく開発となり、新しいスタンダードとなるでしょう。テルアビブ市内で最も複雑かつ野心的な取り組みである5棟の歴史的建造物の保存を伴う当プロパティ開発は、現在のイスラエルにおいて構造工学的にも最も複雑なプロジェクトの一つです。歴史的建造物と最先端超高層ビルが融合する開発は、テルアビブの歴史、イノベーション、活気あるライフスタイルを包含したユニークなストーリーを紡ぎます。この度、私たちのビジョンと一致するブランド価値を提唱するシックセンシズと提携できたことは大変喜ばしく、とても興奮しています。ティドハーは、妥協のない品質基準の徹底と卓越性への追求に加え、サービス、サステナビリティ、ウェルネスに対する先駆的なアプローチを象徴する不動産グループとして、これらを積極的に推進しています。」

ティドハーグループが統括する当開発プロジェクトに2020年より参画しているイスラエルを代表する起業家の一人、ジブ・アヴィラム氏は、次のように述べています。「ティドハーグループとのパートナーシップを決断したことが、最高水準の管理、計画、実行、建設品質によって、テルアビブをさらに豊かにするユニークで刺激的なプロジェクトに参画する特別な機会につながりました。シックスセンシズがホテルのマネジメントを担うことにより、ホテルゲストとレジデンス居住者に特別な体験を提供できると確信しています。」

歴史的建造物の保全と現代建築を一つの取り組みとして融合

北にロスチャイルド大通り、東にテルアビブの街並み、西に絵のように美しい景観を誇るネヴェツェデクと海、そして南にヤッファクリフを望むシックスセンシズ テルアビブは、過去を大切にしながら未来を見据えています。この理念は、保存作業のための設計概要にも反映され、歴史的建造物の保存修復を手がける建築事務所のアムノン・バー‐オア・アーキテクツと構造工学専門会社のヤロン・ガルが監修を務めています。

テレアビブに設計事務所を構え、当開発プロジェクトの設計チームを統括する建築家のラニ・ジス氏は、次のように述べています。「建築は物語を伝える具体的な方法であり、当プロジェクトが紡ぐ物語は非常に魅力的です。歴史的建造物は元の構造を可能な限り保存しながら、大都市の中心地に位置する現代の複合施設に求められるニーズを最大限考慮した、都市再生プロジェクトの重要な要素として融合されます。」

内装デザインは、オーリー・シュレム氏が手がけます。テルアビブの街のユニークな特徴と海岸を表現する時を超えたデザインの一部として、現代的な重層的アプローチを国際色豊かな特徴と結びつけます。このつながりは、クラシックで洗練されたラインで表現されます。天然素材と柔らかく暖かい色彩を使用した空間は、周辺環境に自然に溶け込み、自宅のような居心地の良さと洗練された優雅な雰囲気を兼ね備えます。

白い都市 

「テルアビブの白い都市」は、2003年に、20世紀前半の新しい都市計画と建築の優れた例としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。異国情緒が漂い、美しいセントラルガーデン、お洒落で豪華な食体験とショッピング、多彩なスポーツやレジャー、ビーチ、バー、映画館、博物館、歴史・文化施設など、地元の人々と観光客の両方が楽しめる魅力にあふれた街です。

白い都市の中でも、街路樹が並ぶ広大なロスチャイルド大通りは、テルアビブの中心地です。新しい高級アパートや商業ビルが数多く建ち並び、成功と幸福を象徴するエリアとして知られています。

2025年後半にオープン予定のシックスセンシズ テルアビブは、多彩な顔を持つテルアビブのシティライフを満喫できる絶好のロケーションに位置しています。全ては豪華なレジデンスとホテルスートでの快適な滞在から始まります。エルサレム、死海、ネゲブ砂漠のシックスセンシズ シャハルートを含む周辺地域を巡る観光の拠点としても便利です。

進行中の当開発計画は、規制当局による慣例的な承認審査が必要となります。

世界最高峰クラスのラグジュアリー・ホテル、ザ・ドーチェスターの大改装第1フェーズが完了し、3つのダイニングとバーが新装オープンしました。

ヴェスパー・バー

2023 年1月23日、世界的に有名なデザイナー、マーティン・ブラドニツキによって設計された新しいカクテルの聖地、ヴェスパー・バーがオープンしました。 ヴェスパー・バーという名前は、ドーチェスターとジェームズ・ボンドとの長年にわたる多くのつながりに因んでいます。 ヴェスパー・マティーニを発明した原作者のイアン・フレミングは、1940年代から 1964年に亡くなるまでの生涯を通じて当ホテルに滞在していました。 彼の45歳の誕生日もザ・ドーチェスターのスイートで迎えています。60年代から70年代にかけて、ジェームズ・ボンド映画の制作会社 EONは当ホテルにオフィスを構え、何十年にもわたり、同シリーズのプロモーションイベントをザ・ドーチェスターで開催してきました。6人のジェームズ・ボンド全員、14人のボンドガール、4人の エム(M)、さらに9人のボンドの敵役がホテルのゲストとして滞在しています。

ヴェスパー・バーでは、映画スターの様なルックスで、才能溢れるバーテンダーがゲストをお迎えします。カクテル メニューには、受賞歴に輝くヘッドバーテンダーのルシア・モンタネッリがキュレーションした、時代を超越したカクテルとシグネチャーカクテルの両方を提供しています。 シグネチャーカクテルは、ロビーに飾られたソフィー・コリンドンの新しいアートワークにインスパイアされた「ザ・ギルディド・スリー」(The Gilded Three)、リベラーチェのステージネームでもあった、バスターキーズ(Busterkeys)や、当ホテルで最も愛されたゲストの 1人であるエリザベス・テイラー (エリザベス テイラーは生涯を通じて37回当ホテルに滞在し、ハーレクイン・スイートのバスルームで「クレオパトラ」の契約書に署名しました) に敬意を表した、ベッシー・メイ(Bessie Mae) などです。

またバーにはファッション写真業界に多大なる影響を与えたセシル・ビートンと当ホテルとの長年にわたる繋がりに因み、彼の一連の作品が飾られています。ビートンの原画と有名人の写真の一部は、ビートンと当時のエネルギーの両方に触発されたロージー・エマーソンなどの現代アーティストの作品と組み合わされています。グラス・オブ・ファッション(Glass of Fashion) カクテルは、彼の最も有名な本の名前に由来しています。

新装されたインテリアは、礼儀作法がまだ重要でありながら騒乱の時代でもあった1930年代のスピリットとエレガンスにインスパイアされています。 新しいレイアウトにより、専用のパークレーン側のエントランスと、ハイドパークの景色を望む屋外テラスが加わりました。30年代のパラジウム箔(リーフ)の天井など、華やかなデザインがバー全体に広がり、夜のマティーニアワーに移行する際には温かみを生み出しています。 バーの上部の個室エリアは、雰囲気を損なうことなく、ワンランク上のプライベート空間を提供します。

 

ザ・プロムナード

ロビーの先の豪華なダイニング、ザ・プロムナードが、高い評価を得ているデザイナー、ピエール・イヴ・ロションによる完全な変革と、業界で最も熟練した料理人の一人、料理ディレクターのマーティン・ネイルが監督する新しいモダンな英国料理のメニューとともに戻ってきました。

ザ・プロムナードは、時代を超越したザ・ドーチェスターの新しいロビーに足を踏み入れた瞬間からゲストの想像力をかき立てます。 ピエール・イヴ・ロションによるインテリアは、ホテルの魅力的な奇抜さを包み込みながら、英国の風景にインスパイアされた新鮮な色の調和をもたらします。 空間の奥行きに沿って印象的な柱が並び、繊細な白と柔らかなセージグリーンの天井は、金箔のアクセントで仕上げられています。

英国のアーティストによる現代アートのオリジナルコレクションが、プロムナード全体で公開されます。 ユニークで個性的な作品はすべて、自然に対する新しい見方を提供し、完璧にキュレーションされ、イングリッシュ ガーデンを散歩しているような感覚を呼び起こすように作られています。調度品は、ダークオーク材のテーブルの周りにきちんと配置された青いソファと、香ばしい黄色と濃いピンクの椅子で空間のドラマを完成させます。

ザ・グリルのモダンなブリティッシュメニューからミシュラン3つ星のアラン ・デュカスのフランス料理、チャイナ・タンの有名な広東料理まで、並外れた美食に囲まれたザ・プロムナードが、常にお客様をお迎えするドーチェスターのセンターに戻ってきました。

 

アーティスト・バー

アーティスト・バーは、シャンパン、シーフード、エンターテイメントの楽しい夜を満喫する魅力的で光り輝くエリアです。 インテリアは、オリジナルデザインのラリッククリスタルと、細心の注意を払って復元された “世界が恋したピアニスト” リベラーチェの伝説的なミラーピアノが輝いています。 特注のワゴンでテーブルサイドにてサーブされるカクテルは、劇場を彷彿とさせ、壁を飾るアートワークのコレクションを反映します。バーに展示される英国で活動するアーティストによるオリジナルのアートワーク コレクションは、独自の個性を持ち、さまざまな技法を組み合わせた作品で、ホテルに関連する著名人を描写しています。コレクションのハイライトには、エリザベス女王2世の郵便切手にインスピレーションを得たアン・キャリントンの作品が含まれます。この作品は、手作業で丹念に縫い付けられたマザー・オブ・パール・ボタンのみを使用し、晩年のエリザベス女王の大きなシルエットを作り出しています。 バーの反対側の作品は、ユアン・イーソンがドーチェスターを中心に、全体を金箔でレンダリングした、ロンドンのハイドパーク地区の航空写真都市地図を作成したものです。

アーティスト・バーで提供される6つのシグネチャー カクテルは、各作品にちなんで名付けられており、カクテルの材料は、各アーティストが作品を作成するために使用したリファレンスと影響を反映しています。

プロムナードの端に位置するアーティスト・バーのインテリアも、ピエール・イヴ・ロションがてがけました。 ゲストが到着した瞬間から、このバーの長さに沿って印象的な柱が並ぶドラマチックな鏡張りの天井に魅了されるでしょう。パステルブルーの座席がバーに沿って点在し、壮大なクリスタルのシャンデリアを囲み、特徴的な模様のカーペットが足元で渦巻いています。

1931年以来、ロンドンの中心部で、ハイドパークに隣接という絶好のロケーションにあるザ・ドーチェスターは、メイフェアに高くそびえ立ちます。ザ・ドーチェスターの改装計画は、最初に 1 階の新しいインテリアを公開し、2023年3月には客室とスイートへ続きます。