レストランに新シェフ就任

【フレンチフルコースレストラン okas(オーカス)】

地元屋久島の食材を豊富に使用したフレンチフルコースのレストラン okas に新しい料理長が就任しました。緑深い森を感じる落ち着いた店内 に広々と構えるオープンキッチンは、まるで光に照らされたステージのようです。自然派のフレンチフルコースを、シェフの技や会話と共にご 堪能ください。特別の日にぴったりな個室もご用意しています。

~okas 鈴木章夫 新シェフ~

神奈川県小田原市生まれ、神奈川県内のホテルやレストラン勤務を経てフランス 2つ星・3つ星レストランにて研修。箱根 宮ノ下富士屋ホテル「メインダイニン グルーム ザ・フジヤ」に17年勤務

2022 年 Pâté en croute 世界選手権アジア大会 入賞

2023 年 Pâté en croute 世界選手権アジア大会 入賞

アジア大会でも上位に入った鈴木シェフのスパシャリテ「パテ・アンクルート」。 フランス料理の技法が詰まったこのお料理は okas で必ず提供される一皿。

*シェフコメント*

屋久島は雄大な自然に囲まれる海の幸、山の幸の宝庫です。地元生産者から調達する豊かな食材と国内外から厳選した食材。ホテルの敷地内で取れるハーブや柑橘、山菜などを最高の状態で料理できる環境に身をおける幸せを感じながら、ライブキッチンらしい、五感でお楽しみいただける一皿を心がけています。屋久島の食材や文化の本質と向き合いながら、ここでしか味わえない、料理と至福の時間をお楽 しみいただきます。

【プリフィックス・スタイルレストラン ayana(アヤナ)】

九州の地方料理を取り入れたヨーロッパ各国の料理をプリフィックス・ スタイルでお楽しみいただく「キュイジーヌ・レジョナル」のレストラ ン。プールサイドに面したスタイリッシュで開放的な空間でお食事をお楽しみいただけます。重厚感のあるチーク材を使ったバリ製のインテリアで統一された店内でゆったりとお寛ぎください。サンカラ滞在の楽しみのひとつであるブレックファストでは、屋久島育ちの酵母を使ったブーランジェ渾身の焼き立てパンと、有機野菜や季節のフルーツ、鹿児島産黒豚のハム、ソーセージ等、地元で採れた新鮮な素材をふんだんに使ったお料理を提供しています。

~ayana 高橋由馬 新シェフ~

新潟県新潟市生まれ、新潟県内のレストランにて研鑽を積み、新潟市「海の洋館 ネルソンの庭」に10年勤務。

RED U-35 2022 ブロンズエッグ 獲得

*シェフコメント*

「料理は大切な思い出になる」 この言葉を胸に刻み、お客様をお出迎えいたします。屋久島の季節ごとの食材はもちろん、九州をはじめとした全国の食材をここでしか味わえない料理へと昇華させます。朝食、ランチ、ディナーそれぞれのシーンでお楽しみいただき、少しでも屋久島を感じていただければ幸いです。旅の思い出になるような料理をご用意してお待ちいたしております。

 

サンカラ基金

サンカラでは、屋久島の自然環境保護事業や、自然災害義援金に役立てていただくため、ご宿泊のゲストから1回につき500円の「サンカラ基金」を頂戴しています。2024年1月、2月は2023年に引き続き、お預かりしたサンカラ基金により、「近自然工法」を用いて屋久島の登山道整備を行いました。屋久島を代表するトレッキングコース、 白谷雲水峡とヤクスギランドにて延べ9日間、地元のガイドや有志の皆さまで整備を進めました。

*担当者コメント*

登山道整備は大変な重労働ですが、ゲストからお預かりしているサンカラ基金が地元の住民の熱意を支えております。この近自然工法による登山道整備活動が始まって3年、修復され整備された箇所が少しずつ増えてまいりました。登山者には歩きやすい道、周辺の生態系には 優しい道に生まれ変わっています。サンカラホテルは今後もこの活動に賛同し、ゲストの思いを形に変えていくことをお約束します。

 

『samana hotel Yakushima』2024年4月下旬にリブランド・オープン

sankara hotel&spa 屋久島の姉妹ホテルとして、『samana hotel Yakushima』(屋久島町尾之間)が2024年4月下旬にリブランド・オー プンします。

新ブランド名『samana(サマナ)』はサンスクリット語で「調和」を意味します。世界自然遺産屋久島の大自然の眺望をはじめ、食材、温泉、文化など、この地の恵みをホテルの中に取り込むように設計・デザインすることで、ホテルに滞在する時間もこの土地との「調和」を感じていただけます。 おひとりさまからファミリー・グループのゲストまで、大切な人とこの土地の魅力を満喫し、特別な時間を過ごしたいときに選ばれるホテルブランドとして『samana』は生まれました。

屋久島南端の谷崎鼻に建ち、ホテルの目の前には大海原が広がっています。そして、後方に視線を向けると神々しいモッチョム岳がそびえ立っています。至近距離で海と山の絶景に囲まれた屋久島の“特等席。” 各居室、レストラン、テラス、温泉で、屋久島を独り占めしている喜びを感じていただけます。 また、年齢制限はなく、お子様連れでのご宿泊が可能です。

【施設情報】

  • 温泉スイート:全室オーシャンビュー、源泉かけ流し展望風呂付き
  • スタンダードツイン:オーシャンビューからマウンテンビューに至るまで、さまざまなアングルの屋久島の絶景が広がります
  • Buffet Restaurant samana:地産地消ベース・ビュッフェスタイルのリゾートダイニング
  • Bar samana:旅の予定や思い出を語る場としてご利用ください。絶景に包まれるテラス席もご用意しております
  • 屋久島温泉:地下800メートルから湧き出る「源泉かけ流し天然温泉」

IHG Hotels & Resortsのラグジュアリー&ライフスタイルコレクションの一員、シックスセンシズは、Activos Turisticos de Mexico (ACTUR)と、2026年に開業予定のシックスセンシズ サラのホテルマネジメント契約を締結しました。

サラ:素朴な時間が流れる場所

メキシコ中部ハリスコ州コスタレグレ(日本語で“陽気な海岸”の意)地域に位置するシックスセンシズ サラは、大きなカーブを描きながら白い砂浜が約8キロも続く美しいビーチに面しています。1,200ヘクタールの広さを有し、マンゴー畑、ココナッツの木々、手つかずの海、穏やかなショラ・パラマンの入り江など豊かな自然に囲まれ、安らかなサンクチュアリと活気のあるコミュニティの2つの魅力を併せ持ちます。

シックスセンシズ サラ:つながるために日常から離れる

サラは、都心から離れた緑が豊かに生い茂るエリアでありながら、間もなく開港予定のチャラカテペク国際空港よりわずか10分の距離と、大変アクセスの良い立地です。自然の中でのアドベンチャー、再生、つながりの回復を求めるゲストにとって理想的な当地にて、シックスセンシズならではの心のこもったおもてなしを提供します。

朝は、日の出とともに太平洋に出てサーフィンを楽しんだり、活気あふれる広場を散策。午後は、ボートで入り江に浮かんでのんびりしたり、スパでリフレッシュした後、ビーチクラブでアペリティフ(食前酒)を片手に沈み行く夕陽を眺め、“farm-to-fork(農場から食卓へ)”スタイルの料理を心行くまで堪能するなど、美しい自然、考え抜かれたデザイン、コミュニティ、自分を見つめ直す時間を楽しめる方法を幅広くご用意します。

シックスセンシズ ホテル リゾート スパグループのCEOのニール・ジェイコブスは、この度の契約締結に際し、次の通りコメントしています。「訪れる人の心を温めてくれる魅力的なサラでのプロジェクトの素晴らしさは、非日常感あふれる最高のロケーションであることや世界一流のデベロッパーとのコラボレーションなど、シックスセンシズが大切にする価値観やタッチポイントがすべて揃っている点です。シックスセンシズ サラは、ウェルネス、サステナブルな取り組み、美味しい食事、そして、当地ならではの陽気な文化に触れられる家族向けのアクティビティを楽しめるリゾートになるでしょう。」

環境に最大限配慮した開発

シックスセンシズ サラは、環境への負荷をなるべく抑えた“無謀な開発を阻止するために開発する”アプローチによってプロジェクトが進められ、魅力的な広々とした空間と隠れ家のような趣を実現します。ビーチフロントと高台に位置する客室とスイート、そして1~3ベッドルームのヴィラからなる51室の客室は、全室にプライベートプールを備えます。風光明媚な村のようなリゾートは、周辺の自然環境に溶け込み、眺望と地形を活かしたデザインにより、静かなプライベートの時間とコミュニティとしての華やかな空気感の両方を楽しめます。シックスセンシズの特徴の1つ、遊び心のあるひねりの効いたデザインが、コスタレグレの伝統的な芸術に新しい命を吹き込みます。

リゾートの中心部から離れた高台に立つ25室の4~5ベッドルームのレジデンスからは、遮る物が何もないプライベートな手つかずのビーチを見渡すことができます。つながり、快適性、プライバシー、解放感をデザインのテーマとするユニークなレジデンスは、オーダーメイドの家具が室内を彩り、すぐに滞在していただける状態でオーナーに引き渡されます。レジデンスオーナーは、リゾートの充実したアメニティ、特典、サービスのすべてをご利用いただけます。

開発は、地域コミュニティと連携しながら進められ、地域に根付く精神を大切に守ることはもちろん、積極的な動植物の保護活動を通じて、シックスセンシズとサラのプロジェクトチームが共有する価値観を体現していきます。保護活動には、590エーカーの森の再生のほか、海洋生物の生息地を保護しながらサーフィンに適した大きな波を常に作り出すために、沿岸域のサンゴ礁を守る保護区の建設が含まれます。特に希少なオサガメ、ヒメウミガメ、オリーブリドリー、アオウミガメの個体数は継続的にモニタリングされます。さらに、再生可能エネルギーから、水道、拝水管理に至るまで、リゾート内だけでなく地域のインフラもアップグレードし、一般家庭や農場も利用できるようにします。

すべてはつながっているという基本原則

シックスセンシズは、ホリスティックアプローチでゲストのウェルネス増進に取り組みます。ハイテク技術を完備し、熟練セラピストによる温もりあふれたセラピーが、ゲストの成長、内省、つながりの回復をサポートします。屋内ジム、多彩なフィットネス器具、屋外のトレイルなど、アクティブなゲスト向けの設備や施設をご用意する一方、ゆっくりとした時間を過ごされたいゲストのためにシックスセンシズ スパが癒しの空間を提供します。スパでは、地域性を反映したトリートメントや数日間のウェルネスプログラムをお楽しみいただけます。スパに併設される「アルケミーバー」は、地域に伝わるヒーリング療法に着目し、栽培したハーブや自生している自然由来の材料を組み合わせたオリジナルのプロダクトを作ります。

心を込めて作る栄養豊富な美味しい料理 

Eat With Six Senses(天然由来で地元での持続可能な栽培法による食材を用いたシックスセンシズ流の食体験)に則り、地産の食材とメキシコ太平洋沿岸地域の料理が持つ豊かな風味を生かした食事を提供します。リゾート内の飲食施設として、シグネチャーレストランから、デリ、ファーマーズマーケット、ベーカリー、波打ち際のサーフクラブ&バー、土窯を備えたデスティネーションレストラン、シェフズテーブル、クッキング教室まで、様々なスタイルを取り揃えます。季節に合わせて運営される「ビーチクラブ」とプールサイドは、昼と夜で雰囲気が大きく変わり、楽しさとエネルギーに満ち溢れた場所になるでしょう。

キッズ向けアクティビティも充実 

Grow With Six Senses(自然の中で学ぶ情操教育プログラムを提供するキッズクラブ)は、お子様たちがウェルネスの6つの領域を通じて周囲の世界とつながることを促します。森に自生する植物やハーブや海洋生物などについて学んだり、キッズヨガ、音楽、ダンス、アート&クラフト、ミニスパトリートメントといったアクティビティにより、携帯やタブレットのスクリーンから離れた時間を満喫できます。

自然保護に積極的に取り組むプロジェクト

ACTURのマネージングパートナーのRicardo Santa Cruz(リカルド・サンタ・クルス)とJerónimo Bremer(ジェロニモ・ブレマー)は、次の通りコメントしています。「シックスセンシズが、サラのプロジェクトにホスピタリティの主要パートナーとして参画することを発表できたことを嬉しく思います。シックスセンシズのブランドは、環境の再生と改善をめざすリジェネラティブ・トラベルを重視する私たちの理念と完全に一致しており、彼らとのコラボレーションによって、本プロジェクトの中核であるコミュニティとの連携を拡充できることに興奮を隠しきれません。」

プエルト・バヤルタより車で2時間半、飛行機で20分、開港予定のチャラカテペク国際空港より車で10分の距離に位置するシックスセンシズ サラは、2026年にオープン予定です。

カリブ海に浮かぶグレナダ島の南部、大切に保護されている入り江と美しい海の間に佇むシックスセンシズ ラ サジェスは、日常を忘れ、発見と再生、そして喜びに満ちた旅へとゲストの皆さまをお連れします。滝での瞑想から、ラム酒やチョコレート作りまで、香辛料とのんびりとしたライフスタイルで知られる、グレナダの魅力を満喫していただける体験をご用意します。

穏やかなカリブ海の村の雰囲気を再現

豊かな自然に囲まれ、大胆な色と香りが特徴的な当リゾートのデザインは、“スパイスの国”として有名なグレナダのヘリテージを表現しています。のどかなカリブ海の村の雰囲気が漂うリゾート内の56室のプールスイートは、快適性はもちろん、再利用・再生可能な天然素材を使用するなど、環境にも配慮されています。各スイートは、有機的かつコンテンポラリーなインテリア、開放的なオープンプランのベッドルーム、リフレッシュプランジプールとテラスを完備します。

ヒルサイドとビーチフロントに建つ15室のヴィラは、1~4室の広い寝室を備え、全寝室に専用のバスルームが付いています。その内4室の寝室を備えたより広い客室、リトリートは、ダイナミックなBluff(崖)の上に建ち、手入れの行き届いた広い庭園に囲まれています。リトリートからは、カリブ海の中でも1位2位を争う絶景を270度のパノラマビューで見渡せます。すべてから切り離されたような別世界が広がっていますが、リトリートに宿泊されるゲストももちろん、レストラン、ウォータースポーツ、スパを始め、他の客室タイプと同様に、リゾート施設やサービスをご利用いただけます。

カリブ海と南アメリカの料理にヒントを得た料理を心を込めてご用意

調達方法にも配慮された陸と海の新鮮な食材を使用したカリブ海の料理は、エキゾチックかつフルーティーです。シグネチャーレストランの「SeaFire(シーファイヤー)」の厨房は、シェフにとって実験の場でもあり、創造性と熱い想いが融合する場所です。「Raw Bar(ローバー)」と薪ストーブを備えた店内で、大皿料理のメニューを小皿に取り分けてお召し上がりいただけます。シェフが再解釈した伝統的な家庭料理を提供するオールデイダイニングの「Callaloo(カラルー)」は、farm-to-table(農場から食卓へ)スタイルのレストランです。プールサイドの「Panquai Breeze Bar(パンクワイブリーズバー)」は、厳選されたグレナダ産のラム酒やトロピカルなカクテルを取り揃え、長串に肉を刺してじっくり焼き上げる南米の伝統料理、シュラスコを提供します。「Scoop café(スクープカフェ)」の無料のかき氷やアイスクリームは、栄養面にも配慮されており、滞在中のお楽しみの1つとして、毎日提供予定です。

リセットと再生のためのシックスセンシズ スパ

最新のジムとヨガパビリオンを2階に、トリートメントルームを1階に配するシックスセンシズ スパは、美しいラグーンを見渡せるよう、ユニークなロケーションに位置します。比類のない色彩豊かな美しい景色を眺めながら行うエクササイズやヨガは、まさに非日常体験です。180㎡の広いスペースに、スピンバイク、サイクリング、ヨガ、空中ヨガ用の設備を完備するほか、ジム専用の入り口をご用意し、ご希望の時間に運動していただけるよう24時間オープンします。

1階は、お1人様用のトリートメントルームに加え、カップル用のトリートメントスイート(専用のリラクゼーションスペース付き)、ハマム、そして、シックスセンシズのオリジナル施設の1つ「Alchemy Bar(アルケミーバー)」を完備します。カリブ海の伝統療法など、当地域らしさを感じられるスパ体験は、1850年代からグレナダの人々が愛用している地産の香辛料を取り入れ、ハイテク技術や温もりを感じられる手技と組み合わせます。先駆的なウェルネスプログラムとして、睡眠トラッキングとバイオハッキングを含む、3泊~7泊のパーソナライズされたプログラムも提供します。屋外のウェットエリアには、パノラマビューを望むサウナ、温水プール、冷水プランジプール、クナイププールを完備します。 

自然の恵みを大切に保護

シックスセンシズ ラ サジェスは、グレナダの肥沃な火山灰土壌を活用したハーブの栽培から、Eat With Six Senses(天然由来で地元での持続可能な栽培法による食材を用いたシックスセンシズ流の食体験)よる食体験、電気・水・廃棄物の管理、地域コミュニティを支援するプロジェクトに至るまで、サステナビリティに徹底的に配慮したリゾート運営を行います。浅瀬のラグーン沿いにマングローブや低木を含む3,000本の植林も実施しており、多様な鳥類、魚類、その他の動物たちが活発に活動できる生息環境を形成しています。

グレナダの尽きない魅力

ゆっくりとした時間が流れるグレナダ島は、大らかな島民性でも知られ、訪問者を温かく歓迎します。のんびりとした島の雰囲気は、訪れる人々を魅了します。「エクスペリエンス・センター」では、そんなグラナダ島の魅力に触れられるユニークなエクスカーションを各種手配します。カリブ海で最も美しい港町と称される首都のセントジョージズでは、馬の蹄の形をした沿岸にボートが浮かび、島の歴史を語る銅像や魅惑的なトンネル「Time Travel Tunnel」など、風情豊かな街並みをお楽しみいただけます。「グランドエタン国立公園」の熱帯雨林には、グレナダの国鳥であるグレナダハトをはじめ、モナモンキーやココノオビアルマジロなど、多様な動物が生息しています。所要時間15分程度の軽めの散策コースから、より本格的なガイド付きのクアクア山登山や、神秘的な“底なし”カルデラ湖のグランドエタン湖へのトレッキングまで、様々なハイキングコースがあります。豊富な森林トレイルや火山によって形成された丘陵地は、電動自電車でも走行でき、ゲストのご要望に合わせた内容でツアーを開催します。また、グレナダ島は、多くの難破船が沈む“シップレック・キャピタル”としても有名です。海底では、数多くの沈没船とカラフルなサンゴ礁、そして世界唯一の海底彫刻公園を鑑賞することができます。

1785年創業のリバー・アントワーヌ・エステートは、島で最も古いラム酒の蒸留所です。島の黄金に輝く海岸線を想起させる味、ボトル、ラベルが特徴的で、蒸留所内の見学も可能です。

リゾート主催のお子様向けのアクティビティも充実しています。Grow With Six Senses(自然の中で学ぶ情操教育プログラムを提供するキッズクラブ)の多彩なメニューに加え、10代向けのラウンジもあり、アートや工作、スポーツなど、お子様たちが夢中で遊んでいる間、ご両親は自分たちの時間を楽しむことができます。

シックスセンシズ ラ サジェスは、アメリカ、カナダ、ヨーロッパからの国際線を1年を通じて運航しているモーリス・ビショップ国際空港より車で35分の距離です。

シックスセンシズは、サウジアラビア公共投資ファンド(PIF)の完全子会社であるアルウラ開発会社と、2027年オープン予定のシックスセンシズ アルウラのマネジメント契約を締結しました。調印式は、マラヤ・コンサートホールにて開催され、アルウラ開発会社のCEOのFabien Toscano(ファビアン・トスカーノ)氏と、シックスセンシズ ホテル リゾート スパグループのCEOのNeil Jacobs(ニール・ジェイコブス)が、アルウラ開発会社のマネージングディレクターのNaif AlHamdan(ナイフ・アルハムダン)氏の立会いのもと、契約書に署名しました。

古代からの歴史が息づくアルウラ

サウジアラビア北西部のアルウラに誕生予定のシックスセンシズ アルウラは、緑豊かなヤシの木の林が点在する広大なオアシスの中でも、絶好のロケーションに位置します。赤い砂岩の崖に囲まれたダイナミックな景観が広がり、古代ナバテア文明の遺跡や、東西を結ぶ香辛料貿易の中継地として栄えた面影など、何世紀にもわたる長い歴史と文化を体感できる場所です。

数多くの史跡が残るアルウラは、サウジアラビアで最初に登録されたユネスコ世界遺産があることでも有名です。紀元前1世紀から紀元後1世紀頃に建設された記念碑的な大きな墓跡は、保存状態が大変良く、現在も外観に施された精巧な装飾が残っています。シックスセンシズ アルウラは、古代からの歴史が息づく当地の魅力をさらに高めるべく、120万平方メートルの広大な敷地内に残る遺跡や遺物を大切に保存します。ゲストは、まるで古代神話の世界に足を踏み入れたかのような、魅惑的な体験をお楽しみいただけるでしょう。

100室の客室と25室のレジデンスを備える当リゾートの開発は、素晴らしい周辺環境と調和するよう配慮しながらも、訪れるゲストに対し、驚きと感動を与えられる最上の空間を創造します。

アラブならではのアドベンチャー

上質なリゾート施設はもちろん、異国情緒あふれるアラブの街での散策、墳墓に刻まれた彫刻の鑑賞、幻想的な星空観賞など、当地ならではの体験も大きな見所の一つです。サンライズヨガと瞑想のクラス、月光浴、シンギングボウルによる夜のセレモニー、月と星の下でのディナーなど、シックスセンシズオリジナルの体験も取り揃えます。

深い静寂に包まれたシックスセンシズ スパは、ゲストが自分自身の内面と向き合うのに理想的な空間です。そして、地域の伝統療法にヒントを得たトリートメントが、アラブ流ウェルネスアドベンチャーへとゲストをお連れします。

このほか、絶滅危惧種のアラビアヒョウの保護活動にゲストが参加できる機会も計画されています。サウジアラビアの生態系を保つ上で重要なアラビアヒョウは、同王国の文化を象徴する動物でもあります。シックスセンシズは、グループ全体で環境保護に積極的に取り組んでおり、各プロパティの周辺地域に生息する貴重な野生生物の保護活動もその一環です。

美食の旅

自然に形成された奇岩や洞窟での食事など、アルウラだからこそ楽しめる非日常感満載の食体験をご用意します。数千年前に描かれた岩絵で装飾されたレストランでは、古代にタイムスリップしたような気分を味わうことができるでしょう。

Eat With Six Senses(天然由来で地元での持続可能な栽培法による食材を用いたシックスセンシズ流の食体験)の哲学に則り、最高品質かつ新鮮な地産の食材を使用した美味しい料理を提供します。シェフズテーブルから、ポップアップレストラン、1回限りの特別な食事、食文化を学べる料理教室まで、幅広い食体験をお楽しみいただけます。

芸術と音楽の振興

地元のアート、サウンド、音楽を収集し、遊び心に富んだ現代的な解釈で、世界中からのゲストに幅広く紹介することも、シックスセンシズ アルウラのビジョンの一つです。ナバテアの伝統と文化の魅力に、年齢を問わず誰もが夢中になることでしょう。

さらに、アートや音楽の国際的なコラボレーション、グローバルなウェルネス、ヨガ、リトリートプログラムなど、国際的なイベントや取り組みも企画されています。

アルウラの魅力とブランド価値の融合

シックスセンシズ ホテル リゾート スパグループのCEOのニール・ジェイコブスは、「歴史的・文化的に非常に重要な古代都市に眠る物語と美しさを呼び起こすプロジェクトに、強く心を動かされました。シックスセンシズのブランド価値である、サステナビリティに対する徹底した取り組み、先駆的なウェルビーイング、ゲストの心を深く揺さぶるエモーショナル・ホスピタリティが、アルウラの魅力と組み合わさり、当地の新しい章が始まることに感激しています。」と、コメントしています。

アルウラ開発会社のマネージングディレクターのナイフ・アルハムダン氏は、「この度のシックスセンシズとの契約締結は、サウジアラビア最古の遺跡が残る地域の一つ、アルウラの発展のために、ラグジュアリーホテルを増やすことを目指す当社のコミットメントを示しています。私たちは、訪れる方々が、絵に描いたように美しい自然の中で、豊かな歴史に触れられるよう開発に取り組んでいます。」と、コメントしています。

アルウラ開発会社のCEOのファビアン・トスカーノ氏は、「シックスセンシズとパートナーシップを結び、アルウラで唯一無二のラグジュアリーホテルを開業できることに高揚感を隠しきれません。当ホテルの開発は、アルウラ全体のホスピタリティを向上するという私たちのコミットメントに合致しており、持続可能な開発による経済の多様化と改革を目指す、サウジアラビアの成長戦略『ビジョン2030』に貢献するものです。」と、コメントしています。

サウジアラビアは、長らくベールに包まれていた神秘的な砂漠地域に、海外からの観光客を広く受け入れ始めました。シックスセンシズ アルウラは、ゲストが豊かな歴史・文化に触れることにより、幾つもの感動的な思い出が生まれ、大きな夢を描ける場所になることをお約束します。

シックスセンシズ アルウラは、2027年オープン予定です。

シックスセンシズ カヌフラが、手付かずの自然が残るモルディブのラヴィヤニ環礁にオープンしました。長く続く白い砂浜、豊かに生い茂るヤシの木、そして、リゾートが位置するカヌフラ島のほかに2島の小さな無人島を備え、ターコイズブルーの美しい海を満喫できるアクティビティもご用意しています。この度のグランドオープンに合わせ、環境に配慮しながら前身のリゾート施設が改装されたほか、「ビーチリトリート」と「ビーチリザーブ」の2つの客室タイプ、そして、島の北端に建つレストラン「ザ・ポイント」が新しく加わりました。当レストランでは、際限なく続く海と島の絶景を眺めながら美味しい料理をお召し上がりいただけます。

総支配人のブライス・シーターは、「改装工事を完了し、長く待ち望まれていたシックスセンシズ カヌフラのオープンを迎えることができたことは、カヌフラ島の長い歴史の中でも重要な節目です。シックスセンシズならではのウェルネス、サステナビリティ、忘れられない体験の要素が新たに加わり、ビーチリゾートという枠を越えて、同島の魅力を存分にお楽しみいただけます。」と、コメントしています。

南国の島の隠れ家

シックスセンシズ カヌフラは、家族やカップルで楽しく充実した時間を過ごされたいゲストに理想的なリゾートです。洗練された外観デザインは、南国の島らしいのどかな雰囲気から、内装デザインは、モルディブの自然の色調から、それぞれヒントを得ています。客室数は、ビーチフロントと水上を合わせ91室、その内新しいタイプの客室は12室です。新設された「ビーチリトリート」は1~2ベッドルーム、「ビーチリザーブ」は3ベッドルームを備えています。いずれも海のすぐそばに建ち、プライベートプールが付いています。

島の美しい砂浜で過ごす時間は、忘れられない思い出になるでしょう。星空の下、家族揃って楽しむディナーから、無人島でのピクニック、夕日を眺めながらの散歩まで、シックスセンシズのブランド理念である“つながり”を大切にした様々な体験がゲストを待っています。

お子様向けのGrow With Six Senses (自然の中で学ぶ情操教育プログラムを提供するキッズクラブ)や、Island Hideout(10代のお子様同士が交流を深め楽しく過ごせるクラブ)も完備しています。さらに、映画鑑賞、料理教室、ヨットクルーズ、Earth Lab(環境に優しい暮らしのヒントを学べる施設)での紙作りなど、ご家族で一緒に楽しめるアクティビティをご要望に応じて手配します。

サウンドヒーリングとウェルネス

のんびりとした時間が流れるカヌフラ島では、ココナッツの木の葉を揺らすそよ風や海岸に打ち寄せる波が奏でる自然の音がゲストを包み、自然との一体感を感じことができます。シックスセンシズ スパでは、経験豊富なセラピストによるモルディブの特色を生かしたトリートメントを取り揃え、音の癒し効果に着目した、オーシャンドラムとシンギングボウルによるサウンドヒーリングも提供しています。時差ボケを解消したり、スキューバダイビングやアクティビティで疲れた体を素早く回復されたいゲストは、最先端技術を採用したバイオハッキング・ラウンジのメニューをご利用下さい。

多彩な美食体験

シックスセンシズ カヌフラには5軒のレストランがあり、東洋から西洋まで幅広いメニューの中からお好きな料理をお召し上がりいただけます。すべての料理は、Eat With Six Senses(天然由来で地元での持続可能な栽培法による食材を用いたシックスセンシズ流の食体験)のコンセプトに則り、島内のオーガニックガーデンと地元の漁師や農家を中心に、持続可能な方法で調達された新鮮な地産の食材を使用しています。

メインレストランの「ザ・ポイント」は、地中海ワインとのペアリングに合う創作スペイン料理を、イタリアンレストランの「ボッテガ」は、本場イタリアの伝統的なレシピに基づいた料理を提供します。アジア料理をテーマにした「マーケット」は、東南アジア、日本、インドの料理から着想を得た多彩なメニューが魅力です。プールサイドの「シップ&サンド」では、新鮮な魚の炭火焼や肉料理をお楽しみいただけます。緑豊かなジェフヌフラ島の中にひっそりと建つ隠れ家レストラン「ドリフト」でのランチも見逃せません。オーガニックガーデンで摘み取った新鮮なハーブと地元のスパイスで味付けした、新鮮な地元の魚をじっくりと焼き上げます。また、水上のハンモックを備えたバー「ザ・サンセット・ポイント」では、夕日と海の絶景を眺めながら、ゆっくりとおくつろぎいただけます。

サステナビリティ

シックスセンシズのサステナビリティに対する徹底した姿勢は、環境に配慮した改装はもちろん、オープン後の運営にも反映されており、持続可能性に配慮した食材の調達、島内での瓶詰め飲料水の生産、オーガニックガーデンの運営、カヌフラ島のみならずラヴィヤニ環礁全体の環境を保護するための活動を実施しています。

アクセス方法

シックスセンシズ カヌフラは、ラヴィヤニ環礁の中でも最も手付かずの自然が残るエリアの一つに位置し、首都マレより北に150キロ、ヴェラナ国際空港(MLE)より水上飛行機で40分の距離です。

ギリシャのペロポネソス半島にシックスセンシズ ポルトヘリが、2026年に誕生予定です。沖合に浮かぶ有名なスペツェス島とイドラ島を望む洗練された港町、エルミオニは、環境に配慮したシックスセンシズならではのリゾートステイを体現する舞台として理想的なロケーションです。地中海の明るい日差し、豪華な別荘、高級レストラン、お洒落なブティック、クルーザーが並ぶマリーナが揃う美しい街として栄えながら、青く透明なエーゲ海を楽しめる入り江と湾は、大切に保護されています。

オリンピア、エピダウロス、ミケーネなど古代遺跡が数多く残るペロポネソス半島は、古代ギリシャの中心地でした。アテネより200キロの距離に位置するポルトヘリは、長らく漁業を営む静かな村でしたが、魅惑的なアドベンチャーのためのリゾート地として発展を遂げています。

同地にオープン予定のシックスセンシズ ポルトヘリは、環境に配慮した優れた建築物を評価する「LEED認証」を取得しています。スイートを含む約60室の客室の多くは、プライベートのプランジプールとテラス、または専用の庭を完備します。さらに、3寝室のリトリートヴィラや、購入可能な5~8寝室のレジデンシャルヴィラも計画されています。

ホテルの建築デザインは、ローマに拠点を置くDelogu Architectureと、アテネに拠点を置くArch Groupが手がけています。周辺の景観と一体的に感じられるよう、傾斜する岸壁の地形に織り込まれたホテルは、下層フロアの大きなインフィニティプールとスパから、その上の2フロアを占める客室、そしてパノラマビューが広がるロビーとレセプションまで、海の景色を最大限に楽しめます。ホテル本館に隣接するレジデンシャルヴィラは、自然公園に面し、プライバシーに配慮されています。カスケード効果を生かしたデザインは、ホテルが森と海をつなげる架け橋になるという、自然とホテルの関係性を象徴しています。そして、屋内外がシームレスにつながる空間設計が非日常感を高め、大切な人との時間をゆっくり楽しんでいただける、絵に描いたようなリゾートステイを演出します。

壁に石材、床にライムストーン、主要構造部に木材、仕上げにブロンズを使用するなど、コンテンポラリーでありながら自然の要素を感じられるデザインも、大きな特徴の一つです。松、糸杉、オリーブ、ラベンダーなどが育ち、多くの野鳥が集まる周辺の豊かな自然にヒントを得た色調と装飾は、光と影を生かした空間づくりを得意とするロンドンのMuzaLab Londonが手がけています。

シックスセンシズ ポルトヘリに併設されるシックスセンシズ スパは、1,600平方メートルの広さを擁し、8室のトリートメントルーム、サウナや入浴設備を備えたウェットエリア、室内プールのほか、フィットネスとウェルネスのための屋外エリア、ハーブ園、コンセプトショップ、そして、健康を増進するための最新機器を使用できる「バイオハッキング・ラウンジ」も完備します。

ダイニング体験は、終日食事を楽しめるビーチレストランを中心に、パノラマビューが自慢のサンセットバー、ギリシャの伝統的なカフェ文化を楽しめる「カフェニオ」、そして屋外のイベントスペースから構成され、敷地内のオーガニック菜園で採れる新鮮な食材を使用した料理を提供します。

このほか、「アルケミー・バー(ボディスクラブなどを手作りできる施設)」や「アースラボ(環境に優しい暮らしのヒントを学べる施設)」、屋外プール、スポーツ施設各種、サウンドヒーリングドームなど、充実した施設が揃います。「Grow With Six Senses(自然の中で学ぶ情操教育プログラムを提供するキッズクラブ)」では、お子様が遊びながら楽しく学べるアクティビティーを幅広くご用意します。また、ホテルのビーチから直接ボートに乗れる桟橋とビーチクラブも整備され、ビーチクラブは、各種ウォータースポーツを手配するほか、ビーチでの食事や飲み物も提供します。

シックスセンシズ ホテル リゾート スパグループのCEOのニール・ジェイコブスは、ギリシャ2軒目の開発プロジェクトとなる当ホテルについて、次の通りコメントしています。「シックスセンシズ ポルトヘリは、スペツェス島とイドラ島を望むエルミオニの美しい海岸線に誕生する安息地です。シックスセンシズならではのウェルネスとエモーショナルホスピタリティで、古代ギリシャ文化の中心地として豊かな伝統を持つペロポネソス半島に、エキサイティングな新しい章を付け加えることをめざしています。地域全体の活性化のために新しいアイデアを取り入れながら、地域のさらなる魅力向上に貢献します。」

シックスセンシズは、ロンドンに拠点を置く不動産専門マーチャントバンクのCBE Capital、Golden Land Goutos、ニューヨークに拠点を置くTaconic Capital Advisors、ロンドンに拠点を置くCedar Capital Partnersによるジョイントベンチャーとパートナーシップを締結しました。

CBE CapitalのマネージングパートナーのGeza Toth-Feherは、次の通りコメントしています。「ギリシャ本土のポルトヘリで、高級ホテル業界において最高のオーナー、投資家、オペレーターと共に、シックセンシズのホテルとレジデンスを開発できることに興奮を隠しきれません。私たちの投資戦略と一致するこの素晴らしいプロパティは、ポルトヘリに全く新しいラグジュアリー体験をもたらします。」

Golden Land GoutosのAris Goutosは、次の通りコメントしています。「Golden Land Goutosは、40年以上に渡り、世界的なラグジュアリーホテル、レジデンス、別荘を誘致するため、ポルトヘリの国際的な知名度の向上に取り組んできました。当地域の美しい景観は、これまでも、ヨーロッパ各国のロイヤルファミリーや、海運業で財を成したギリシャの実業家たちを魅了してきました。私たちは、シックスセンシズのブランド理念が、ポルトヘリの美しさと組み合わさり、素晴らしいプライベートヴィラ、オーセンティックなホスピタリティ、タイムレスな魅力をお届けできることを楽しみにしています。」

モルディブ最大の島の一つに佇むシックスセンシズ カヌフラは、9月1日以降の宿泊予約の受付を開始します。カヌフラ島は、モルディブの中でも有数の美しいビーチと2つの無人島を有し、無人島の白砂の上でのプライベートダイニングを含め、まるですべてのものから切り離されたような究極のエスケープ体験をお楽しみいただけます。キラキラと輝く海と白砂のビーチに囲まれ、ゆったりとした時間が流れる当リゾートは、穏やかに揺れるヤシの木の下での寛ぎの時間、美味しい食事、楽しいアクティビティ、癒しのスパ体験が揃い、家族や友人との時間や、目の前を通り過ぎるカメを眺めながら一人時間を楽しめる、絵に描いたような南国の離島リゾートステイを満喫していただけます。

シックスセンシズ カヌフラは、島の美しい自然を守りながら、前身のリゾートに改装を施し、今秋新装オープンします。「ドリフト」と「ボッテガ」のレストランから、マイクログリーンが青々と育ち野生の蘭が美しく彩るオーガニック菜園まで、リニューアル後も残る既存の施設は、その魅力を高め、ビーチフロントまたは水上に位置する全室ヴィラタイプの客室は、12棟のヴィラ「ビーチリトリート」が新しく加わり、総客室数91棟になりました。1~3ベッドルームのビーチリトリートは、海のすぐそばにプライベートプールを備え、ご家族やグループでのご利用にお勧めです。

総支配人のブライス・シーターは、次のように述べています。「過去数ヶ月間の改装を経て、シックスセンシズ カヌフラとして新しい装いをご披露できることを大変楽しみにしています。長年親しまれてきたカヌフラ島のリゾートは生まれ変わり、モルディブの新しいランドマークとして再スタートします。全体を通して再構築されたゲスト体験には、シックスセンシズならではのサステナビリティとウェルネスの理念が反映されています。」

洗練された南国の離島リゾート

ビーチフロント、水上にかかわらず、全てのヴィラは裸足で過ごす快適さと優雅さを兼ね備え、魅力的かつ洗練されたデザインが特徴です。鮮やかなマリンブルーと落ち着いたアースカラーの色調でまとめられたインテリアは、ターコイズブルーの海と豊かに生い茂る熱帯の植生からヒントを得ており、周辺環境と調和しています。環境に配慮し、全てがサステナブルな地産の資材を使用して建てられている一方、デザインは、素朴さよりも、洗練された斬新性を追求しています。また、自然光をふんだんに室内に採り入れ、室内からも美しい遠浅のラグーンとインド洋を眺められるよう、大きな窓が設置されています。屋外のレインシャワーは、満天の星空の下、まるで自然の中でシャワーを浴びているかのような気分を味わうことができます。

再構築されたゲスト体験

数々のアドベンチャーと物語が、シックスセンシズ カヌフラから始まります。陸上、水上、水中での多彩なアクティビティは、ご家族、カップル、ご友人との旅行に最適です。3歳から11歳までのお子様は、Grow With Six Senses (自然の中で学ぶ情操教育プログラムを提供するキッズクラブ)にて、創造力を育んだり、島や海に生息する生き物について学んだりできます。宝探し、キッズヨガ、工作、アップサイクリングなど、楽しみながら学べるアクティビティを取り揃えています。ファミリー向けの料理教室やウォータースポーツのレッスン、ビーチでのプライベートダイニングなど、ご家族と一緒に充実した時間を過ごしていただけるメニューも豊富です。「アイランド・ハイドアウト」は、10代の若いゲストが、同年代のゲストと一緒にゲームを楽しんだり、リラックスしたりできる専用のスペースです。カップルでお越しのゲストには、ラヴィヤニ環礁の有名なサンセットを眺めながらロマンチックなひとときをお過ごしいただける新設のレストラン「ポイント」とバーのデッキがお勧めのほか、夜空に満天の星が輝く中、砂浜でお召し上がりいただくプライベートディナーは、プロポーズにもピッタリです。

南国の島での休暇に求める多様なニーズに応えるシックスセンシズ カヌフラは、一緒に旅行される全員が楽しめるリゾートです。

アクセス方法

シックスセンシズ カヌフラは、ラヴィヤニ環礁の中でも最も手付かずの自然が残るエリアの一つに位置し、首都マレより北に150キロ、ヴェラナ国際空港(MLE)より水上飛行機で40分の距離です。

シックスセンシズ カヌフラのスタッフ一同は、新装のリゾートにてゲストの皆さまをお迎えし、シックスセンシズ最新プロパティのオープンを一緒にお祝いできることを心待ちにしております。

シックスセンシズは、世界有数のワイン産地として名高い米国カリフォルニア州ナパ郡に進出し、同ブランドならではのウェルネスとサステナビリティに対する取り組みにより、ナパの美しい景観と調和したリゾート開発と運営を行います。シックスセンシズ ナパバレーは、1870年代に発見された天然温泉が湧きでるエトナ・スプリングスに因んで名付けられた、歴史あるスパリゾートをリノベーションしてオープンします。エトナ・スプリングスは、そのミネラルウォーターが米国西部全域で販売されるほど大きな成功を収め、スパリゾートは1970年代まで栄えました。

シックスセンシズ ホテル リゾート スパグループのCEOのニール・ジェイコブスは、次のように述べています。「シックスセンシズ ナパバレーは、ナパの美しさとエトナ・スプリングスのユニークな天然資源を融合させたリゾートになります。ウェラー・デベロップメント・パートナーズとペガサス・キャピタル・アドバイザーズ、そしてその他のサステナビリティに積極的に取り組むパートナー達との協業により、ナパに眠る貴重なプロパティに新しい命を吹き込み、ゲストが自然とのつながりを回復し、大切な人との絆を深め、本来の自分を取り戻せる場所を提供します。」

スパリゾートの修復

シックスセンシズ ナパバレーは、サンフランシスコより車で2時間の便利なロケーションに位置し、3,000エーカーの広大な敷地の西端にて、リゾートに到着されるゲストをお迎えします。既存の建造物は慎重に修復され、天然鉱泉が持つ本来の美しさと機能を取り戻すために、自生植物を生かしながら景観も再生されます。

数多くの受賞歴を誇る建築事務所のオルソン・クンディグが、カリフォルニアに拠点を置くアーキテクチュラル・リソース・グループと、歴史的なプロジェクトを数多く手がける著名なウェラー・デベロップメント・パートナーズと協力し、歴史ある建造物を再生後の用途に適するよう保存修復します。

オルソン・クンディグの創業者でありプリンシパル兼オーナーのトム・クンディグ氏は、次のように述べています。「当エリアは、美しい自然から、農業、保養地としてコミュニティを形成してきた歴史まで、新しいリゾートのヒントになるものがたくさんあります。この度の再生プロジェクトは、素晴らしい景観を中心に、当地の奥深い魅力を満喫できる体験を創造する絶好の機会です。」

10室のテントスタイルの客室を含む全95室の客室とスイートの内装は、高級ホテルやレジデンスのインテリアデザインにおいて豊富な知識と卓越した独創性で有名な1508ロンドンが手がけます。16室のサービス付きレジデンスも計画されており、オーナーは、リゾート施設はもちろん、専用ラウンジもご利用いただけます。

 

過去、現在、未来をつなぐ

喧騒から離れた隠れ家的な雰囲気と便利なロケーションにより、シックスセンシズ ナパバレーのウェルネスは、国内外のゲストを魅了する中心的なサービスになります。周辺の自然からヒントを得た多彩なトリートメント、セラピー、アクティビティーには、ヨガ、瞑想、世界的なウェルネス専門家を招聘して行うセッションも含まれます。ゲスト一人ひとりに合わせてカスタマイズされる長寿プログラムは、最新の神経科学と古くから伝わる伝統療法を融合させ、心、腸、肌のつながりに働きかけます。

再整備される温泉エリアは、屋内外両方の入浴施設を完備し、かつての輝きを取り戻します。朝靄に太陽の光が反射する幻想的な景色が広がる中、池に浮かぶ体験は、天然の泉での水泳が初めての方でも気軽に楽しめる体験です。復元された植生が、水泳後の休憩に最適なラウンジのプライバシーを確保します。

地産のハーブとエッセンシャルオイルを使用した温冷療法を提供する先駆的な屋内の入浴施設は、プライベートで、または他のゲストとの交流を楽しみながら、心身のリラックスと回復を図り、温泉を楽しむコミュニティ全体のポジティブな雰囲気を満喫していただけます。

また、シックスセンシズのウェルネスを象徴する施設の一つ「アルケミーバー」では、リゾートのオーガニックガーデンから摘み取った材料を組み合わせ、季節や気分に合わせたオリジナルのスクラブや石鹸を手作りしていただけます。

自然の恵み

リゾート内には、4軒の飲食施設がオープン予定です。オープンキッチンスタイルの「ダイニングホール」では、長い共有テーブルが自然な交流を生み出し活気あふれる雰囲気を醸成します。また、トーテムポール(彫刻)に囲まれたテーブル席は、大切な人とのディナーやお祝いに最適です。

オープンエアの空間が広がるカジュアルダイニングの「ウェル」は、エトナ・スプリングスのミネラルウォーターと蒸留水の歴史を称えるコンセプトが特徴です。エトナの蒸留水は、ナパを代表するカベルネなど、同地域最高品質のワイン造りに使用されます。

「ジュース&ブリューバー」では、リゾート専属のバーテンダーが“錬金術師”のようにお酒を自由に操り、自家製のハーバルトニック・ハーブ酒から、デトックスジュース、クラフトビール、オリジナル及び定番カクテルまで、幅広いメニューを提供します。

次世代のための再生

ウェラー・デベロップメント・パートナーズ、ペガサス・キャピタル・アドバイザーズ、IHG ホテルズ&リゾーツから構成される投資グループは、サステナビリティ分野の専門家達と連携しながら、レクリエーション用の緑地とブドウ園を再生させ、農業生産活動を再開します。栽培される農産物をリゾートで使用するほか、湧き出る天然水を瓶詰めした飲料水も、サステナブルなリゾート運営を支えます。元の自然の状態に戻し生態系を回復させる“再野生化”エリアの設置、自然環境に配慮したデザインや資源の利用といった様々な取り組みは、LEEDプラチナ認証(建築の環境性能評価システム)の取得にもつながります。

ウェラー・デベロップメント・パートナーズの共同創業者であり社長を務めるマルク・ウェラー氏は、次のように述べています。「私たちは、現在進行中のシックスセンシズとペガサス・キャピタル・アドバイザーズとのパートナーシップについて、これ以上ないほど興奮しています。私たちは、国内外においてホスピタリティ部門の戦略的な拡大を進めており、その中でも、ナパのエトナ・スプリングスの開発は、世界トップのラグジュアリーホテルブランドと、アメリカで最も美しい自然景観の一つを融合させる素晴らしいプロジェクトです。」

ペガサス・キャピタル・アドバイザーズのパートナーのデビット・コガット氏は、次のように述べています。「私たちは、私たちの信念であるサステナビリティ、健康、ウェルネスを具現化するシックスセンシズとの長期的なパートナーシップを継続できることを非常に嬉しく思います。シックスセンシズ ナパバレーの開発プロジェクトでは、プロパティの保存修復と再活性化を図りながら、滞在後もゲストの心に残る特別な体験の創出に取り組みます。」

シックスセンシズ ナパバレーは、2026年にオープン予定です。

創業以来多くのゲストから愛され、高く評価されているヴァーナが、2023年1月よりシックスセンシズのコレクションに加わりました。インド北部に位置するシックスセンシズ ヴァーナは、古代から伝わる知恵と現代の革新性を組み合わせ、一人ひとりに合わせたウェルネスの旅へゲストをお連れすることを信念としています。

ヴァーナは、ヒンディー語で森を意味し、周辺に生い茂るサラノキの森にちなんで名付けられました。21エーカーの広大な森は、ウェルネスの旅において発見と発展を促す大切な環境を提供しており、リゾートはその保護と育成にも取り組んでいます。ゲストは、充実したデイリーアクティビティーと個別のサポートを通じて、アーユルヴェーダ(インドの伝統医学)、ヨガ、チベット医学、自然療法を幅広くご体験いただけます。シックスセンシズ ヴァーナのリトリート(心身を整えるプログラム)は、アーユルヴェーダ料理専門のレストランを含む栄養豊富な食事から、鍼、リフレクソロジー、ナチュラルアライメント(歪み矯正)を含む各種療法、スタッフによる心のこもったサービスまで、全ての要素が揃っています。さらに、ゲストの心身の状態と滞在目的に基づき、最善の結果をもたらすよう各要素を融合する手法は大変ユニークであり、他のリゾートと一線を画します。

総支配人のジャスプリート・シンは、次の通りコメントしています。「リゾートに到着された後、額に祝福を表すビンディと呼ばれる赤い印を施し、ゆったりとしたクルタパジャマに袖を通された瞬間から、お守りとして赤い糸を手首に結びリゾートを出発される瞬間まで、誰もがありのままの自分でいることができ、穏やかな環境の中で互いに絆を深め、自然とのつながりを取り戻していただけます。定期的にリトリートに取り組む経験豊富なゲストを含め、全てのゲストは異なり、心身の状態も変化します。そのため、シックスセンシズ ヴァーナでは、個々のゲストに合わせた方法で健康とウェルネスにアプローチします。」

リトリートの目的と含まれる内容

リトリートには、全てのゲストに当てはまる共通の目的や目標は設定されておらず、滞在日数、達成されたいレベルや希望されるサポートに合わせて設定されます。全ての滞在には、ウェルネスコンサルテーションとスクリーニング、各々の目標に沿ったトリートメント、3食の食事、パーソナライズされた栄養、毎日のリトリートアクティビティー含まれるほか、着心地の良い服も用意されます。

滞在をより充実させるオプションメニュー

ゲストは、デイリーアクティビティーに加え、アーユルヴェーダに基づくサトルエナジーズのトリートメント、鍼、リフレクソロジー、アライメント、贅沢なマニキュア・ペディキュアサービスなどをオプションとして追加することができ、充実した滞在をお楽しみいただけます。

特定のウェルネス分野に集中して取り組むリトリート

プログラム内容を集中的に取り組みたいウェルネス分野に基づいて選ぶこともでき、各分野の専門家が診断やガイダンスを提供します。

  • Sleep(睡眠): 睡眠パターンを追跡し、ヨガニドラ、ホリスティックマッサージ、安眠を促進するドリンクなどのトリートメントやセラピーを通じて、睡眠に関する悩みの解消をサポートします。
  • Detox(デトックス): デトックス用の食事プラン、アーユルヴェーダトリートメント、自律神経の「闘争逃走反応」を鎮めるセラピー、デジタルデトックスを行い、エネルギーレベルをリセットすることにより、リフレッシュしていただけます。
  • Weight management(体重管理): エクササイズ、体を活性化させるトリートメント、瞑想、バイオハッキング、パーソナライズされた食事プランを通じて、無理のない減量または増量を達成できるよう習慣や思考パターンをリセットします。
  • Yoga(ヨガ): 初級者から上級者までレベルを問わず、本場インドのヨガに取り組むことが出来ます。リゾート独自のヨガ講師チームが、プライベートレッスンから、ガイド付き瞑想、シグネチャーマッサージとエネルギー療法付きのブレスワーク(呼吸法)まで、幅広いセッションを提供します。
  • Ayurveda(アーユルヴェーダ): アーユルヴェーダ医とセラピストによるトリートメントが、生命エネルギー(ドーシャ)のバランスを整えます。
  • Tibetan Medicine(チベット医学): シックスセンシズ ヴァーナは、正式に「Sowa Rigpa(ソワリグパ、チベット医学)」を総合的に提供する世界でも希少な場所です。

人間的な温もりを大切にしながらハイテク技術も取り入れたシックスセンシズ ヴァーナのリトリートは、背中の痛みや炎症といった一般的な健康に関する悩みや症状にも対応します。ゲストは、リゾートに到着後、加圧療法、背中を温める温熱ベルト、パーカッションマッサージ機で、長旅の疲れを癒していただけ、治癒プロセスの良いスタートになるでしょう。スクリーニング検査では、40項目のバイオマーカーを測定し、医師の診察と合わせて、古代から伝わる健康に関する知恵に科学的な視点を加えます。このほか、温かいワッツプールでのフロテーション(水に浮かびながら行う瞑想)や、フルートの静かで催眠的な音色がポジティブな感情を呼び起こすラーガセラピーといった多感覚に働きかけるトリートメントもお楽しみいただけます。

シックスセンシズのシグネチャー体験

ヨガ発祥の地として知られるリシケシに近く、ヒマラヤ山脈への玄関口であるデラドゥーンの北に位置するヴァーナは、2014年1月の創業以来、再調和、癒し、学びのための聖地として常連のゲストの方々から親しまれてきました。シックスセンシズに加わった後も、その理念のほとんどが継承され、チームも変わらず、創業者のヴィール・シン・ジが引き続きリゾートオーナーです。シックスセンシズの一員となったことにより、シン・ジの持続可能な農業、伝統的な知恵、自然に対する深い関心と敬意がさらに発展していきます。

シックスセンシズ ヴァーナとして進化したことにより、世界中で成功を収めるシックスセンシズならではの体験がヴァーナのリトリートと補完しあい、これまでのサービスが拡充され、より広いゲストのニーズに応えることが出来るようになりました。例えば、上記のプログラムに加え、シックスセンシズ独自の施設「アルケミーバー」にて、ゲストのドーシャタイプに合わせてスパで使用する製品を手作りしていただけます。2023年後半には、「Grow With Six Senses(自然の中で学ぶ情操教育プログラムを提供するキッズクラブ)」として、6歳以上の子供向けのアクティビティーもスタート予定です。アート、音楽、ムーブメント、ストーリーテリング、新設のインタラクティブ空間を活用し、子供たちの学びと成長をサポートします。子供たちは、自然環境と触れ合いながら自然の大切さを学ぶことが出来ます。

ヘルシーなジュース、シュラブ(ビネガーを使用したドリンク)、トニック類を提供するバーは、ゲストが集う社交の場としての役割を担います。ライフスタイルショップでは、サステナブルなファッションやスパ製品をお買い求めいただけます。また、野外シネマ、各種球技を楽しめるコートを完備するほか、アート、音楽、エキジビション、パフォーマンスといった文化的なプログラムが、リトリートを豊かに彩ります。

新しい年の幕開け

シックスセンシズ ヴァーナは、新しい年を迎え、希望と期待を胸に、これまでと変わらない心からのおもてなしでゲストの皆さまをお迎えできることを楽しみにしています。お一人でも、友人や家族、大切な人と一緒でも、“共同ダイニング”をテーマとするレストラン「サラナ」での食体験や、ハイキングやエクスカーションといったグループで行うデイリーアクティビティーを通じて、まったく新しいカタチの“共同体”としての有意義なつながりを楽しんでいただけるでしょう。

シックスセンシズのオーストラリア初進出となるシックスセンシズ バーナムビーチズが、メルボルンから約40キロ離れたダンデノン丘陵にオープン予定です。同国のアールデコ建築を代表する歴史的建造物の一つ、1933年築の旧ニコラス邸が改修され、ホテルとして生まれ変わります。シダ植物が豊かに生い茂る丘陵に22ヘクタールの広大な敷地を有する当邸宅は、鎮痛剤「Aspro(アスプロ)」の事業で財を成したニコラス家の為に、建築家ハリー・ノリスが設計を手がけました。すぐ傍には、当邸宅と同時期に造園された美しい庭園「アルフレッド・ニコラス記念庭園」があります。

歴史的邸宅の再生

アールデコから派生したストリームラインがモダン様式の3階建て旧ニコラス邸は、“新鮮な空気、太陽の光、壮大な眺望そして融合された建物”というコンセプトを基に設計され、豪華客船を想起させる外観が特徴的です。英国の森「バーナムビーチズ」に因んで名付けられた敷地は、1991年にビクトリア州の文化遺産に登録されました。広大なアルフレッド・ニコラス記念庭園は、現在、ビクトリア州の公的機関であるパークスビクトリアが管理しています。

歴史的邸宅をリノベーションして誕生するシックスセンシズ バーナムビーチは、ウェルカムラウンジ、テラス、屋外エリアを備えたレストラン、ライブラリーバー、緑に囲まれた屋上のリラクゼーションエリアなどを完備し、オープン時の客室数は43室を予定しています。内装デザインは、職人技が光る特注品と壁面材が、現代風にアレンジされ、当時のクラシックな優雅さを表現すると同時に、斬新な装飾や好奇心をそそる要素も備えます。遊び心にあふれた空間が、アールデコ調の大邸宅で華やかな社交が繰り広げられた古き良き時代を彷彿させます。

旧邸に3棟あるメインウイングの客室は、部屋ごとに異なる間取りが採用され、魅惑的な家具とひねりの効いた個性的なデザインが、優雅な隠れ家を演出します。本館から離れたエリア「Hilltop Retreat(ヒルトップリトリート)」に位置する2ベッドルームのコテージは、1ベッドルームのスイートと合わせてご利用いただけ、郊外の別荘らしい、のどかでラグジュアリーな雰囲気が魅力です。このほか、ホテルのマスタープランには、ユニークなキャンプ体験を楽しめる上質なグランピング施設の整備も含まれており、宿泊施設は合計82室になる予定です。

自然豊かな森の中で楽しむユニークな体験

都会の喧騒から離れ、山の霧と高くそびえ立つ木々の木陰の中を通り抜け、丘陵に佇むホテルにたどり着くと、心地よい鳥のさえずりと森の新鮮な空気がゲストを迎え、おいしい料理、楽しい仲間、グラスに映る暖炉の火と薪が燃えるパチパチという音と共に、ゆったりとくつろいだ時間を満喫していただけます。広大な農園から届く新鮮な野菜や果物は、レストランの料理に (山の新鮮な空気が健康的な食欲を促します)、ハーブ園から届く香り豊かな香草や薬草は、アルケミーバーのワークショップやシックスセンシズ スパのトリートメントで使用されます。

また、豊かな自然を舞台にした特別な遊び体験や宿泊体験も魅力の一つです。Grow With Six Senses自然の中で学ぶ情操教育プログラムを提供するキッズクラブ)の一部として計画されている遊び場では、子供たちが実際に様々な自然物の感触を確かめたり、インタラクティブな学び体験を通じて、楽しみながら自然とのつながりを深めることが出来ます。年齢を問わずお楽しみいただけるプレミアムなグランピングは、周辺の自然と溶け込み、移設や撤去が容易な環境に優しい宿泊施設です。ゲストは、ホテルの客室の替わりにグランピング施設で宿泊していただくことも可能です。敷地内には、おとぎの世界のような大草原、樹木園、岩場、茂み、雑木林、林間の空き地やくぼみ、トリュフ園、湿地、原生林など、リラックスしたり、好奇心の赴くままに散策していただける大自然が広がっています。

再生を促すエスケープ

シックスセンシズスパは、豊かな緑に囲まれたホテルの地下に位置し、ウェルカムラウンジ、ブティック、ティーラウンジ、トリートメントルーム、ジム、ハイドロセラピーエリア、サウナ、リラクゼーションエリアを完備しています。美しい庭園を見渡せる素晴らしい眺望と共に、シンプルな内装とナチュラルカラーの色調でまとめられたスパエリアは、上品さと柔らかさを兼ね備えた空間です。独立したプールハウス複合施設には、リジェネラティブ(より良い状態へと再生すること)を目指す再開発プロジェクトのビジョンに基づき、地元コミュニティへの貢献と生態系を守る活動拠点としてアースラボも設置されます

シックスセンシズ ホテル リゾート スパグループのCEOのニール・ジェイコブスは、「シックスセンシズ バーナムビーチズは、リジェネラティブなホテルとして運営して参ります。豊かな伝統に新しい命を吹き込むことにより、美食、ウェルネス、サステナビリティに関するインタラクティブな体験を通じて、探検、発見、自然とのつながり、そして喜びを感じていただける滞在をご提供します。」と、述べています。

2021年の前半にバーナムビーチズの取得を発表したTrenerry Consortium(トレネリー・コンソーシアム)は、不動産開発業界をリードする企業で構成されたプロジェクトチームを編成しました。Trenerry Property(トレネリー・プロパティ)がプロジェクト全体の統括、Woods Bagot(ウッズ・バゴット)が設計の統括、オーストラリアの有名な建設会社Hamilton Marino(ハミルトン・マリノ)が改修と建築、Oculus(オキュラス)が景観設計を担当しています。そして、アルフレッド・ニコラスのひ孫にあたるソフィー・パターソン氏が、地域連携コンサルタントを務めています。パターソン氏は、「私たち家族は、家族が愛してきたバーナムビーチズの家が再生される本計画に心ときめいています。この家は長い期間使用されずにいましたが、利活用されるべき歴史と美しさを備えており、シックスセンシズが新しい管理者として参画することを大変喜ばしく思います。」と、述べています。

ビレッジスクウェア

トレネリー・コンソーシアムのマスタープランには、「Village Square(ビレッジスクウェア)」が含まれています。ビレッジスクエアには、ニコラス家の自給自足を体現する施設が集積し、活気あふれる拠点となっています。The Hearth(ザ・ハース)、The Barn(ザ・バーン)、Steak House(ステーキハウス)、The Baker(ザ・ベーカー)、Brew House(ブルー・ハウス)、Providore(プロビドール)と名付けられた素朴な魅力を持つ施設にゲストと地元の人々が集まり、当地の恵みと豊かさを楽しめます。

バーナムビーチズとシャーブルックの森、そしてニコラス庭園は、敷地内に設けられた散歩道でつながっています。ゲストは、敷地内のアート、建築、看板、景観を通じて、歴史、文化、生態系、そして先住民族に関するストーリーを学び、バーナムビーチズはもちろん、先住民族のウルンジェリ族とクリン族ついても見識を深めることが出来ます。

トレネリーのディレクターを務めるロバート・ディシンティオ氏は、「私たちは、長く待ち望まれた当地の活性化に情熱を注ぐワールドクラスの専門家チームを編成することが出来ました。計画の進行に合わせて、地元コミュニティ、協議会、ヘリテージビクトリア、パークスビクトリアの考えに耳を傾け、一緒に開発を進めていくことが、コンソーシアムが重要する戦略です。」と、述べています。

ウッズ・バゴット建築事務所のプリンシパルアーキテクト(設計統括部長)であり、地元住民でもあるブロンウィン・マッコール氏は、ダンデノン丘陵に根付く精神と建築家ハリー・ノリスのビジョンを称えたデザインの方向性について、次のように述べています。「一流のプロジェクトとデザインチームは、バーナムビーチズの美しさを蘇らせることを委託されています。設計、プログラミング、施工は、バーナムビーチズの歴史的、社会的、生態学的な特性とスタイルから影響を受けるだけでなく、地元コミュニティからのフィードバックにも対応します。」

シックスセンシズ バーナムビーチズは、全てのステークホルダー(利害関係者)の支持の基、2025 年半ばにオープン予定です。