世界最高のホテルの一つとして認知されているラ・マムーニアはかつてないほどの魅力をたたえ、皆さまのお越しをお待ちしています。総支配人、ピエール・ジョエムの指揮と情熱のもとで、著名な建築デザインのデュオ、パトリック・ジュアンとサンジット・マンクは、ホテル内に新しく誕生した魅力的な場所をダイナミックなエネルギーを感じるスペースとして見事に造り上げました。

 

レストラン

L’Asiatique par Jean-Georges(アジアティーク by ジャン-ジョルジュ)

官能的とも言えるこぢんまりとした空間。伝統あるモロッコスタイルの装飾と、ジャン-ジョルジュの料理が完璧に調和し、家具は装飾と料理の2つの世界観を効果的につなげています。中華、和食、タイ料理のエッセンスを加えたシェフの料理のように、両者の要素が精巧に融合されています。東南アジアから日本まで続く美食の旅を楽しめる当レストランには、シェフのジャン-ジョルジュが生み出したオリジナルの世界が広がっています。アジアの旅へと誘う演出に加え、綿密に配置された照明がもたらす甘い魔法により、あなたのお気に入りの場所となるでしょう。

メニューは、素晴らしい東洋の味を発見するための魅惑の旅として構成されており、細かく刻まれたシャキシャキ野菜と洗練された創作寿司など、シェフは、アジアの味を巧みに再解釈し、美しい一皿に表現します。シェフのクリエイティビティと高い技術によるひねりの効いたアジア料理をぜひご堪能ください。

L’Italien par Jean-Georges(イタリアン by ジャン-ジョルジュ)

かつてのフレンチレストラン「ル・フランセ」は、シックでリラックスしたラグジュアリー・トラットリア「イタリアンbyジャン-ジョルジュ」に生まれ変わりました。巨大な温室を彷彿とさせるデザインで、レストランと庭が完全に融合しています。床から天井までの大型の窓は、庭の植物に向かって大きく開き、光と新鮮な空気を取り入れます。料理が目の前で行われる、ショーキッチンもお楽しみいただけます。

20メートル以上のフレスコ画が庭を反映します。上質で繊細なグルメ料理の数々を提供します。フレンドリーで洗練された精神をもつシェフのジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリスティンは、見事にこの豪華なトラットリアに変身させました。

Le Marocain(ル・マロカン)

マラケシュの典型的なモロッコ料理レストランでの食事は、ラ・マムーニアで欠かせない体験です。このレストラン「ル・マロカン」は、魅力あふれる温かい雰囲気の中で、ゲストを友人として迎えてもてなす、モロッコの風習を称え、踏襲しています。

マラケシュのモロッコ家族料理は、モロッコのすべての繊細さと色を見事にとらえているシェフ、ラシッド・アゴライにより、典型的でありながら洗練された料理となってゲストを魅了します。

Le Pavillon de la Piscine (ル・パビリオン・ドゥ・ラ・ピシン)

既存の建物をアップグレードし、ビュッフェスタンドを飾る新しい記念碑のようなシャンデリアが特徴的なスペースとなりました。

中央にマジョレル公園の青い噴水を彷彿とさせる円形のレイアウト。ラ・マムーニア特有の装飾が季節の変化に応じて展示されます。空間はモノクロで明るく、ゲストに提供する新鮮で多様性に富む食事を際立たせています。

バーとティーサロン

Le Bar Majorelle(バー・マジョレル)

バー・マジョレルは、フランスの画家であり東洋学者、マラケシュを愛する著名人、ジャック・マジョレルにちなんで名付けられた華やかな場所です。

ピエール・エルメはスイーツのみならず、洗練されたビストロメニューも監修しています。昔ながらの仔牛のブランケット、カニのサラダ、バーガーなど、パリジャンスタイルのコーヒーとマッチする、創意工夫をこめたメニューをお楽しみいただけます。もちろん、シグニチャーデザートもお忘れなく。その特別なデザートでこのきらめくメニューが完成するでしょう。

Le Salon de Thé par Pierre Hermé(サロン・ド・テbyピエール・エルメ)

サロン・ド・テbyピエール・エルメは、壁に沿って向かい合う長いすを備えたモロッコのサロンのスタイルを取り入れています。

サロン中央部には大理石の噴水が地面から出てきているように見える空間があり、その水は巨大なガラスのシャンデリアが映し出しています。その美しいシャンデリアはロビー中央からも目に飛び込んできます。

パティスリー界のピカソと称されるピエール・エルメの創作を味わいたいという願望は自然に生まれてくるでしょう。このティーサロンでは、ピエール・エルメのアフタヌーンテイーに加え、朝食や軽食もお楽しみいただけます。

Le Bar de la Piscine(バー・ドゥ・ラ・ピシン)

この新しい円形のバーは、より陽気で楽しくなるよう設計されています。

ラ・マムーニアの庭園の中心部にあるバー・ドゥ・ラ・ピシンは、植物と花の装飾で、緑あふれる庭園に完全に溶け込んでいます。一日中いつでも、この楽しい緑のオアシスは、敷地内菜園から採れ立ての果物や野菜を使うさわやかなジュースのセレクションを提供します。また、スペシャル・カクテルもぜひお試しください。

Le Churchill(チャーチル・バー)

ラ・マムーニアのランドマーク的な存在して常連客に親しまれてきた「チャーチル・バー」は、ホテルの歴史と、ホテルがもてなしてきた著名人たちにまつわるストーリーに溢れています。 バックライト付きの布張り壁、全体を包み込むような温もりのある木目天井、そして、スモークオークの床から浮かぶように輝く馬蹄形の黒大理石のテーブルが醸し出す温かな雰囲気は、古き良き時代の英国の鉄道車両を彷彿とさせます。

パリで最古のキャビアメーカー「キャビアリ」の自家製キャビアと、卓越したスモークサーモンは美食家をもうならせる超シックな体験を提供します。カクテル愛好家のために、チャーチル・バーのバーテンダーは特別なスピリッツを用いて、季節ごとに大胆なカクテルをデザインします。

Le Menzeh par Pierre Hermé(メンゼbyピエール・エルメ)

ラ・マムーニアの最初の歴史的建造物であるメンゼは、伝説によれば長い間「マーラバウト」と呼ばれていました。バラと樹齢100年のオリーブの木が並ぶ小道をしばし歩くとたどりつく位置にあります。ピエール・エルメのリーダーシップの下、この魅力的な絵のように美しいパビリオンでは、アイスクリーム、ペストリー、その他のチョコレートのデザートを提供しています。モロッコの伝統的なミントティーも人気メニューの一つです。モロッコの生活を感じられる貴重な時間をお楽しみいただけます。

 

ラ・マムーニアは、建築デザイナーのサンジット・マンクとパトリック・ジュアンが共同設立したジュアン・マンク・エージェンシーと共に、2021年9月13日にドバイで開催された、最も美しいホテル、レストラン、バーを表彰する世界的デザインアワード「MEA AHEAD  Awards」の授賞式にて、2部門の受賞に輝きました。

デザイン、レストラン、ホテルの専門家から成る選考委員会は、最近改装されたラ・マムーニアの「アジアティークby ジャン-ジョルジュ」をレストラン部門賞に、「チャーチル・バー」をバー、クラブ、ラウンジ部門賞に選出しました。いずれの改装も、サンジット・マンクとパトリック・ジュアンが手がけました。

ラ・マムーニアの総支配人のピエール・ジョエムは、「この度の受賞を大変光栄に思うと同時に、パトリック・ジュアンとサンジット・マンクが手がけたラ・マムーニアの改修において、私たちの建築に関する選択とデザインに関する判断が正しかったことを裏付けるものであり、大きな喜びを感じております。」と、述べています。

卓越したホスピタリティ、エクスペリエンス、デザインを表彰する「AHEAD Awards」は、毎年4つの地域で実施され、ワールドファイナルで締めくくられます。世界をリードするホテルのオーナー、ディベロッパー、オペレーター、建築家、デザイナーが参加する当アワードの授賞式は、シンガポール、マイアミ、ドバイ、ロンドンで開催され、各地域で最も優れた新しいホテルプロジェクトを称えます。

「アジアティークby ジャン-ジョルジュ」について:

「アジアティークby ジャン-ジョルジュ」は、官能的で親密な場所です。伝統あるモロッコスタイルの装飾と、ジャン-ジョルジュの料理が完璧に調和しています。装飾と料理の2つの世界観を効果的につなげているのは家具です。中華、和食、タイ料理のエッセンスを加えたシェフの料理のように、両者の要素が精巧に融合されています。

東南アジアから日本まで続く美食の旅を楽しめる当レストランは、シェフのジャン-ジョルジュが生み出したオリジナルの世界が広がっています。東南アジアの旅へと誘う演出に加え、綿密に配置された照明がもたらす甘い魔法により、夜は、恋人たちのレストランになります。

メニューは、素晴らしい東洋の味を発見するための魅惑の旅として、分かりやすく構成されており、細かく刻まれたシャキシャキ野菜と洗練された創作寿司など、シェフは、アジアの味を巧みに再解釈し、美しい一皿に表現します。シェフのクリエイティビティと高い技術によるひねりの効いたアジア料理をぜひご堪能ください。

「チャーチル・バー」について:

ラ・マムーニアのランドマーク的な存在して常連客に親しまれてきた「チャーチル・バー」は、ホテルの歴史と、ホテルがもてなしてきた著名人たちにまつわるストーリーに溢れています。 バックライト付きの布張り壁、全体を包み込むような温もりのある木張り天井、そして、スモークオークの床から浮かぶように輝く馬蹄形の黒大理石のテーブルが醸し出す温かな雰囲気は、古き良き時代の英国の鉄道車両を彷彿とさせます。

極上のシャンパンとスピリッツのコレクションに加え、パリで最古のキャビアメーカーの一つ「キャヴィアリ(Kaviari)」から届くラ・マムーニアの特注品「キャビア・メゾン」やスモークサーモンなど、洗練された美食体験も見逃せません。

ホテル中央のラ・ギャラリー・マムーニアに位置する当バーは、店名の由来となったウィンストン・チャーチル元英国首相をトリビュートした、英国らしい気品を備えた居心地の良い空間です。贅沢な時間と最高級品を求めるゲストにぜひお越しいただきたいスポットです。

バーテンダーは、カクテル愛好家のために、厳選したスピリッツを使用した大胆なオリジナルレシピのカクテルもご用意しています。

ラ・マムーニア(モロッコ、マラケシュ)より嬉しいご報告です。

ラ・マムーニアの総支配人、ピエール・ジョエムが、世界の独立系ホテルのベストジェネラルマネージャーに選出されました。ホテル専門ウエブマガジン「HOTELS」が、毎年ホテル経営者(独立系ホテルの総支配人、及びホテル会社の経営者)のベストを選ぶ投票を行っており、先頃、その2021年ホテリエ・オブ・ザ・ワールドの発表がありました。

ピエール・ジョエムは、彼の優れたプロ意識、伝説的とも言える裁量、そして際立つ率直さが際だっており、周囲からも切望されていた世界最高のGMのリストに彼の名前を刻みました。

彼のチームにおけるスピリットと忠誠心は卓越した勤勉さを生み出しており、ピエール・ジェエムはそのチームを創り上げたキャプテンです。それ故、彼のホテルと彼と一緒に働いた人々の名前は共にリストに刻まれる、とジェエム総支配人はコメントしています。

ピエール・ジョエムは、ハイアット、ペニンシュラ、オベロイ、フォーシーズンズ、ラッフルズでのホテリエとしての経験を経て、2013年よりラ・マムーニアの総支配人を務めています。彼の個性と素晴らしい先見の明のあるアイデアにより、ラ・マムーニアの伝統を維持しつつ、新しい歴史の1ページを書き添えることに成功しています。

ラ・マムーニアのサクセスストーリーの背後にある秘密は何かという質問に対して、ピエール・ジョエムは「私にとって、それは共に働く650人のスタッフ、彼らです!」と答えています。彼の指揮下で情熱をもって働くスタッフのプライドは計り知れません。

長引くコロナ禍。行動の制限は日常に限らず、旅への影響は測り知れません。でも、コロナ禍でも海外に行けないわけではありません。モルディブは2020年7月から(PCR検査の陰性証明の提示があれば)海外からのトラベラーが隔離無しで入国できるようになり、1島1リゾート環境が自動的に自己隔離&NO密を実現するためか、フライトが充実しているヨーロッパ、ロシア、インドから大量のゲストが押し寄せています。モロッコもまた、2020年7月に国境が開放され、PCR検査陰性証明の提示で、隔離無しでの滞在が許されました。日本に帰国後2週間の自主隔離はあるものの、2020年11月、5カ年計画の大型リノベーションを終え、新しいレストランやバー、ティーサロンが誕生したマラケシュのラ・マムーニアへ、まさに「Withコロナの旅」を体験してきました。新しいラ・マムーニアの魅力と共に、ウィズコロナの旅の様子もご紹介させていただきます。

モロッコ行きが決まった当初、唾液のPCR検査でOK、日本出発時間の72時間以内の検査で、という情報だったため、それに合わせたPCR検査のクリニックを予約していましたが、出発のわずか3日前に、鼻ぬぐいのSwab検査限定だったという情報が入り、しかも現地到着時間の72時間以内の検査とモロッコ政府の方針が変わり、クリニックの変更も余儀なくされました。まさにバタバタです。モロッコに限らず、各国の感染防止対策は変更が多いので、まさに要注意です。幸いモロッコ大使館に時々情報交換させていただいている職員の方がおり、公式発表前に教えていただいたおかげでした。本当に感謝です。

実はフライト手配も困難続きでした。乗り継ぎがベスト(同日に到着できる唯一)のフライトはエールフランスでしたが、減便のせいで乗り継ぎがうまくできない。1泊シャルルドゴール空港ホテルに宿泊して乗り継ぐ作戦にしたところ、パリがロックダウンされ、空港から外に出られない状況に。空港内はラウンジもショップもオール休業中でしたから、ホテルに泊まらないで日付の変わる乗り継ぎは無理、とドバイ経由のエミレーツに変更しました。エミレーツはカサブランカ行きでマラケシュには行けないにもかかわらず、です。かつてマラケシュまで(ドーハから)快適に行けたカタール航空は残念ながらモロッコ行きがなくなっていました。エミレーツ機内は、医療スタッフかと思えるような防護服とマスク+フェイスシールドで身を固めたスタッフと衛生キットに迎えられ、それでも、最初の1杯しかアルコール類は出しません、というエアラインが多いなか、いくらでも要望に応えていただけるのは嬉しかった。出発の成田空港は完全にすべてのショップ、レストラン、ラウンジがクローズしていて、まるでゴーストタウンの体でした。初めてみる無人の景色。それに比べるとドバイ空港は24時間活気にあふれ、いつも(コロナ前)よりは空いているとはいえ、免税店も車が当たる宝くじも全開でした。時系列がくずれますが、成田空港の様子もご覧ください。

カサブランカ空港からは陸路で3時間、成田を出てからすでに24時間経過したころ、やっとラ・マムーニアに到着しました。3年ぶりにやってきたラ・マムーニア。今回のリノベーションはF&B部門に限られていたのですが、客室内のエアコンの温度調節などのスイッチが新しくなり、感染対策か、すべてのレストラン、バーのメニューがQRコードで見られるようになっていました。もちろん、衛生キットも完備。

 

テラスから望む広大なガーデンは変わることなく美しく、遠くに望むアトラス山脈を眺めつつ、あ〜、やっと着いたのねと実感できました。

前置きが長くなりました。1923年の創業以来、6回目の大改装を終えたラ・マムーニアの新しいF&Bの顔を順番にご紹介します。まずは、チャーチルバー(Le Churchill)。かつてはかなり広いスペースだった、サー・ウインストン・チャーチルの名前を冠したこのバーは、コンパクトで「クール」な空間となり、パリ最古のキャビアメゾン「Kaviari」をパートナーとし、キャビア&シャンパンバーとしての顔も新たに登場しました。元のチャーチルバー・スペースの残りの部分はシネマルームに変身です。プライベート上映会や、マラケシュ映画祭には、大物俳優や女優がこぞってこのホテルに宿泊しますから、彼らがホストする上映会なども予想されます。居心地のよい豪華なチェアーとクッションは、シネマルームというより、大型スクリーン付きの居間のような寛ぎのスペースです。

 

そして、チャーチルバーのすぐ横には、ピエール・エルメのティーサロン(Le salon de the par Pierre Herme)が新しく誕生。朝食もアフタヌーンティーも、スイーツ界のピカソと称されるピエール・エルメをたっぷり楽しめる新しいサロンです。

 

 

そろそろメインのレストランをご紹介させていただきます。総支配人のピエール・ジョエムは、レストランを一新する時は、フランス料理の大家でありながらすでにアジア料理やイタリアンで成功を収めているジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリスティンをパートナーに迎えたいと数年前から考えていたようです。ジャン-ジョルジュは初のアフリカでのビジネスとして、ラ・マムーニアのパートナーとなり、2軒のレストランを監修するに至りました。

 

その1。かつてフォーマルなディナーオンリーのフレンチレストラン(Le Francais)だった場所が、カジュアルなトラットリア、イタリアンbyジャン-ジョルジュ (L’Italien par Jean-Georges)に変わりました。ランチも楽しめるこのイタリアンは、ピザから本格的なイタリアン・ディッシュまで幅広いメニューが魅力です。レストランの片側一面は開閉可能なガラスの扉で、全開の時はアルフレスコ感覚のダイニングに変身します。フレンチレストランで、世界各地のミシュランの星を獲得し続けているジャン-ジョルジュは、マラケシュ産の食材を中心に、みごとなトラットリアを監修しました。

 

 

その2。元、フォーマルなイタリアンレストラン(L’Italien) だった場所は、アジアティークbyジャン-ジョルジュ(L’Asiatique par Jean-Georges)として一新されました。マラケシュを訪れる欧米人の間でも、和食を含むアジア料理は人気絶頂のようです。シェフ・ジャン-ジョルジュ自身も語っていましたが、(世界的に和食はブームだが)このアジアティークで、本格的な和食を出すつもりはなく、あくまでジャン-ジョルジュ解釈によるアジア料理を楽しんで欲しいそうです。酢飯(シャリ)を揚げたサーモンの握り寿司や、フォアグラ入り餃子にトリュフソースがかかっているのには驚きました。

 

 

ちなみに、イタリアンでもアジアティークでも、デザートはすべてピエール・エルメが監修しています。そのピエール・エルメは2017年に初のアフリカ進出としてラ・マムーニア内にブティックをオープンし、当ホテルのデザートも監修するというパートナーシップを開始しました。今回のリノベーションでさらに新しいティーサロンがオープンしていますが、特筆すべきは、イタリアンバーなどで食べられるロブスターロールやマンゴサラダなどのピエール・エルメの新(ソルティー)メニュー。特に、バーガーbyピエール・エルメは人気で、ジャン-ジョルジュは、「世界一美味しいバーガーだよ」とまで。ラ・マムーニアでしか食べられない貴重なメニューです。

 

 

 

新しくなったバー、ティーサロン、2つのレストラン、さらにプールサイドに新たに作られたカバナや、地下でありながら自然光が入るデザインのワインセラーなどのデザインは、デザイナ−&建築家のユニット、サンジ・マンクが手がけました。パリ、プラザ・アテネの近未来的な内装のアラン・デュカスも彼らが手がけたもの。ワインセラーはL’CEnotheque という名称でプライベートダイニングのベニューとしても大人気です。実際にここでダイニング体験した方によると、ワインのセレクションも食事のクオリティーも素晴らしかったとのことでした。

 

リノベーションを経て新しくなったラ・マムーニアのご案内はここまでですが、最後に今回の滞在中に体験したすばらしいピクニックランチをご紹介させていただきます。実は世界各国より約60名のジャーナリストを招待し、新生ラ・マムーニアのお披露目イベントが開催されていたのですが、当ホテルの広大なガーデンで用意されたピクニックランチは素晴らしかった。70人ものガーデナーにより手入れが行き届いたガーデンに用意されたテーブルセッティングと、ラ・マムーニアのロゴ入りハット。(当然ですが)ピエール・エルメのデザート付きランチセットは一人分ずつ可愛いバスケットに入っていました。これほど大人数じゃなくても、ホテルではガーデンでの朝食やランチの手配をしてくれているみたいです。ラ・マムーニアのFBにこんな写真もありました。

 

昨年11月の時点では、成田空港に到着後、唾液によるPCR検査を受け2時間ほど待ち陰性証明をもらった後は、公共の交通機関を使わないようにという注意を受けた上で帰宅が可能でした。2021年3月の時点で、出発地点の国と地域によりますが、PCR検査で陰性であっても3日間の強制隔離(国指定の空港近隣ホテルに滞在)と厳しさが増しています。今後、ワクチン接種の証明で、出入国の煩雑さがなくなり、自由に渡航が再開されることを心より願います。

Texts by Yuki Obara

ラ・マムーニアがお届けする革新的なエイジングケア・フェイシャル

Face Lyft by La Mamounia」(フェイス・リフト・バイ・ラ・マムーニア)は、古代日本が誇る技術から着想を得た、全く新しい独自のメソッドを採用し、表情筋に注目した当フェイシャルは、注射やメスを使用する施術の代替トリートメントとしてご利用いただけます。

著名なフェイシャル専門家のEvy Cifai 氏が考案した世界有数の技術トレーニングを受けた、ラ・マムーニアのセラピストによる施術をお楽しみください。15年にわたりフェイシャル技術の向上に情熱を注ぐCifai 氏は、パリとマラケシュを行き来しながら、特別なクライアントにサービスを提供しています。

「Face Lyft by La Mamounia」は、優れた美肌効果が期待できるDr Fayrouzのカメリア・バームを用いて、顔の全ての筋肉に働きかけることにより、肌を活性化し、肌の機能を高め、パーフェクトな状態へと導きます。フェイスラインをリデザインするほか、シワを滑らかにし、肌のトーンを整え、肌に輝きとハリ、弾力をもたらします。指圧、振動、スライディングの動きを交互に繰り返し、顔、首、肩の経穴(ツボ)を刺激します。

高い専門性と卓越した技術を兼ね備えたラ・マムーニアのセラピストが、丁寧かつ正確なトリートメントを提供します。

Face Lyft by La Mamounia: 60分 1回 1,600MAD

6回セット     8,000MAD

 

トラベル+レジャー誌が選ぶ世界のトップ500軒に選出

加えて・・・栄誉あるお知らせです。

世界的に有名なコンデナストトラベラー誌によって2018年に世界最高のホテルに選ばれた、ラ・マムーニアは、この度、同様に世界的に権威あるアメリカの雑誌Travel +LeisureのT-L500リストに選出されました。

当リストには、宿泊施設、サービス、雰囲気、美食のクオリティーに基づいたベスト500ホテルがセレクトされています。

先頃、ラ・マムーニアは感銘を与える改装を終え、今回の栄誉あるリストに選出されたモロッコを代表するホテルとして光栄に思います。

“マラケシュの貴婦人”と称されるラ・マムーニアは、数ヶ月にわたる緻密なリノベーション工事を終了し、2020年10月16日にリオープンします。

リノベーションの第一の目的は、1923年の創業以来97年、世界中のセレブに愛されてきたラ・マムーニアの魅力とヘリテージを大切に保存することでした。強固な基礎の上に建てられた当ホテルは、現在も開業当時と変わらぬ壮麗な雰囲気を備えています。

情熱に溢れた総支配人のピエール・ジョエムの指揮の下、建築家とデザイナーのコンビとして有名なパトリック・ジュアン氏とサンジット・マンク氏が、改装を手がけました。ラ・マムーニアに相応しい空間として再活性化された各施設が、新しい人の流れを創り出します。

リノベーションのもう一つの目的は、旅行に対する意識の変化や、新しい飲食体験を求める常連客のニーズに応えることでした。

そのため、飲食部門のコンセプトが大きく変わりました。新設の飲食施設が、歴史あるラ・マムーニアに、新しい風を吹き込んでいます。例えば、ホテルのギャラリーに隣接する「サロン・ド・テ・バイ・ピエール・エルメ」(Salon de thé by Pierre Hermé)が、新しい朝食会場です。このティールームでは、アフタヌーンティーもお楽しみいただけます。世界をリードするフランスのパティシエ、ピエール・エルメ氏が考案した贅沢な洋菓子をぜひご堪能ください。

社交場として人気の「バー・イタリアン」は、改装前と同じシェフがアートディレクションを務め、新しい解釈を施したフランス料理を提供します。

さらに、世界で最も高名なシェフの一人、ジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリスティン氏とコラボした2軒のレストランがオープンします。マラケシュで最高のピザを味わえるハイエンドなトラットリア「イタリアン・レストラン」と、最高級の東南アジア料理を取り揃えた「アジアン・レストラン」は、いずれも、レストラン経営にも手腕を発揮するジャン-ジョルジュ氏が全体を指揮します。

このほか、ラウンジとパーティー会場もアップグレードされます。中でも、当ホテルを愛したチャーチル元イギリス首相の名前に由来する「チャーチル・バー」は、わずか20席のプライベートな空間になります。パリで最古のキャビアメーカーの一つ、「キャヴィアリ」(Kaviari)から届くラ・マムーニアのための特注品«キャビア・メゾン»をお召し上がりいただけます。

人気の「モロッカン・レストラン」のルーフトップは、トレンドの最先端を行くラウンジへと進化し、常駐のDJが盛り上げます。

21席の多機能シネマは、新しく加わった最も楽しい施設の一つです。映画鑑賞はもちろん、新商品の発表会やビジネスミーティングなど、多目的にご利用いただけます。

「ル・パビリオン・ドゥ・ラ・ピシン」も改装を終了し、エレガントなフードスタンドが新しい体験を提供します。絶品スイーツたちが並ぶ「スイート・コーナー・バイ・ピエール・エルメ」のほか、「バー・ドゥ・ラ・ピシン」の素晴らしいカクテルも見逃せません。

「イタリアン・レストラン」のテラスに面し、ホテルの地下に位置する「エノテーク」(L’ Oenothèque)は、ユニークなコンセプトでゲストを魅了します。12名用のテーブルの周りを2000本の特別なワインが取り囲み、秘密の隠れ家のような雰囲気を演出します。ご滞在中に体験すべき、とっておきのスポットです!

総支配人のピエール・ジョエムが率いるチームは、“新しい” ラ・マムーニアにゲストをお迎えできることを楽しみにしています。一つひとつの施設において、ロケーションから、名称、提携先、ユニフォーム、食器類に至るまで、細部までこだわりが詰まった改装後のラ・マムーニアは、“マラケシュの貴婦人”に宿る魂はそのままに、アップグレードされた感動的な体験をお届けします。

世界中のラグジュアリーリゾートのレストランで提供されているレシピをご紹介!健康面にアプローチするレシピから、現地の味を楽しめるレシピまで、ぜひご自宅でお試しください。

第2回目は世界No.1ホテルにも輝いたことのあるモロッコ、マラケシュの「ラ・マムーニア」よりタジン鍋を使ったレシピをご紹介します。スパイスたっぷりで風邪にも負けない身体作りを!

 

<チキンのオリーブと砂糖漬けレモン添え / Farmed Chicken with olives and candied lemons

〜材料〜(4人分)

鶏肉 1.6㎏・鶏レバー 30・鶏砂肝 40g・玉ネギ 中1個・パセリ 1/2束・コリアンダー 1/2束・ニンニク 2片・サフラン 1g・オリーブオイル 小さじ1・砂糖漬けレモン 22g・レモンのしぼり汁 大さじ2・赤いオリーブ 135g(なければグリーン、黒でも)・ショウガ:3g(つぶしておく)・ターメリック、塩、コショウ 少々

〜作り方〜

  1. オリーブ以外の調味料を全て混ぜ、鶏肉、レバー、砂肝を入れ、塩一つまみを加え約1時間、漬け込んでおく
  2. 予め水に漬けて湿らせたタジン鍋に、①を入れ、2時間半ほど弱火にかける
  3. 材料から水分が出てきたら、焦げ付かないように材料を混ぜる
  4. タジンのフタを持ち上げ、オリーブを飾る
  5. 取り分けたら、タジンに残ったソースをかける。
    お好みでモロッコのパン(ホブス)とともに召し上がれ!

<ラ・マムーニア>

1923年にオープンし、現在に至るまで各国の著名人に愛され続けているホテル。イギリスのウインストン・チャーチル首相が「この世の中で最も美しい場所」と称したことでも有名です。現在ホテルは大規模リノベーション中、コロナの影響を受け再オープンが遅れていましたが、ついに今月オープンします。生まれ変わったホテルには世界的に有名なフレンチシェフ、ジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリスティン氏とのコラボレーションレストランが登場します。

 

 

ラ・マムーニアは、世界的に有名なフレンチシェフ、Jean-Georges Vongerichten(ジャン‐ジョルジュ・ヴォンゲリスティン)氏とのコラボレーションを発表しました。独創的な食材選びと大胆な味の組み合わせで高い評価を受けるジャン‐ジョルジュ氏は、30年以上にわたりニューヨークをはじめとする世界中のグルメ愛好家を魅了してきました。

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2020年5月25日~9月1日までの休館を伴う大規模なリノベーション後、ジャン‐ジョルジュ氏が手がける2軒のレストランがラ・マムーニアにオープンします。イタリアのトラットリアのコンセプトと、東南アジア料理の文化にインスパイアされたコンセプトが採用される予定です。ラ・マムーニアは、ジャン‐ジョルジュ氏と彼が率いるチームを迎えることを誇りに思うと同時に、彼のビジョンとイノベーションにより、他では体験できない当ホテルならではの新しいカリナリーフィロソフィーが創造されることを期待しています。

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9月にお披露目を予定している新メニューは、名声を博してきたラ・マムーニアの実績を踏まえつつ、今まで以上に画期的な内容で常連客の期待に応えます。総支配人であるピエール・ジョシェムは、変化する時代に合わせて革新し続ける必要性を強く認識しており、この度の大規模改修プロジェクトにも尽力しています。改修プロジェクトを通じて体現される新コンセプトの全容は、間もなく公開される予定です。

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*ジャン‐ジョルジュ・ヴォンゲリスティン氏について

ジャン‐ジョルジュ氏は世界で最も高名なシェフの一人ですが、彼の優れたスキルは、キッチンの中だけにとどまりません。経験豊富なビジネスマンでありレストラン経営者でもある彼は、世界各地にある39軒のレストランの運営と成功を担っています。

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1923年に創業し、2009年に大リノベーションを行った伝説的なホテル、ラ・マムーニアは、2020年5月25日~9月1日の長期休館を伴う、大規模な改装計画を発表しました。

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この度の大規模改装を手がけるのは、パリのパトリック・ジュアンとサンジット・マンクです。飲食スペースを全面的に改装し、新しいイメージを創り上げます。そして、客室と公共エリアの構造的な改修を行います。いくつもの時代を超えてきた当ホテルが、次の時代をスムーズに迎えられるようエネルギーを充填し、ラ・マムーニアらしい伝統的な趣を継承しつつ、新たなコンテンポラリースタイルに生まれ変わります。

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総支配人のピエール・ジョシェムは、「現代を象徴するアイコンであり、また長きにわたりその魅力と伝統を維持してきた築95年の歴史的建造物であるラ・マムーニアの改装に取り組めることを、楽しみにしています。」とコメントしています。

昨今注目を集めているモロッコ、アメリカ版コンデナスト・トラベラー読者投票において2018年度の世界No.1ホテル、およびアフリカのNo.1ホテルを獲得したマラケシュのラ・マムーニアよりホテルステイとマラケシュの有名ゴルフコースどちらも楽しむパッケージが登場しました。
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ラ・マムーニアの客室、スイートにご宿泊の間ホテルがオススメするコースより、お好きなコースを選びテイラーメイドのステイをお楽しみいただけます。

<ゴルフコース>
・The Royal Golf
・Amelkis Golf
・Assoufid Golf
・Royal Palm
・Al Maaden Golf

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<ゴルフ・エクスペリエンス by ラ・マムーニア>オファー
お部屋タイプによって価格が異なります。(ご予約は3、4、5泊から)

デラックス・ルーム: MAD18,700〜(1人1部屋)/ MAD34,101〜(2人1部屋)
スイート: MAD22,300〜(1人1部屋)/ MAD25,400〜(2人1部屋)
エグゼクティブ・スイート:MAD30,100〜(1人1部屋)/ MAD33,200〜(2人1部屋)

<このオファーに含まれるもの>
*空港送迎
*ル・パヴィリオン・ドゥ・ラ・ピスィンでの朝食ビュッフェ
*グリーンフィー(ご宿泊数によって変更あり、最低2コースから)
*ラ・マムーニア・マッサージ(60分)
*ホテル、ゴルフコース間送迎

Spa La Mamounia 2016