イギリス最高峰ホテルの一つ、ザ・ドーチェスターは、ゲスト体験をさらに高める新しいバトラー・プログラムのスタートとともに、新設の客室とスイートを公開しました。この発表は、ご好評いただいている改装の新たなマイルストーンとなります。

客室とスイートの内装デザインを手がけたのは、著名なインテリアデザイナー、ピエール・イヴ・ロション。新しい時代に向けて伝統をアップデートするというビジョンに基づき、ザ・ドーチェスターのDNAとして継承されてきた1930年代当時の華やかさとエッジの効いた現代性を、シームレスに融合しています。ロンドンの中心地メイフェアに位置し、ハイドパークも至近距離という素晴らしい立地環境を称え、ホテルの個性を新鮮な色使いで遊び心いっぱいに表現したデザインにより、一段とその輝きに磨きがかかりました。

改装を機に総客室数を当初の250室から241室に減らし、豪華な私邸のような雰囲気を備えたより広々とした空間を実現。スイートを含めた客室タイプは、スーペリア、デラックス、エグゼクティブ・パークビュー、エグゼクティブ・ジュニアスイート、ドーチェスター・スイート、ハイドパーク・スイートなど、19種類をご用意しています。

2023年にバトラー部長に就任したショーン・ダヴォレンは、ホスピタリティ産業での豊富な経験を活かしながら、ザ・ドーチェスターオリジナルのバトラー・プログラムを創り上げました。ハイドパーク・スイート以上のカテゴリーのお部屋では、専任のバトラー・チームがゲストのあらゆるご要望に対応し、自宅のように過ごせる空間を提供します。特別な体験は、空港からスタート。空港のカーブサイドまたはエアサイドでのチェックインが、高いプライバシーをお約束します。このほか、朝7時から夜11時まで対応する専用の連絡先(電話、メッセージ、WhatsApp)、ゲストと直接調整して組み立てるオーダーメイドの旅程、荷解きと荷造り、衣類へのスチームがけ、ワードローブのカラーコーディネートなど、ザ・ドーチェスターの代名詞ともいえるきめ細やかなサービスで快適な宿泊をサポート。バトラー・チームの各メンバーは、最低3ヶ月間の包括的な研修プログラムを受けた後、さらに1ヶ月間のシャドーイングを行い、ショーンのレビューを受けます。これらのステップを終了して初めて、スイートの担当を任されます。

新しいバトラー・プログラムについて、ショーンは、次の通り述べています。「私は、サービスレベルに妥協することなく、各バトラーが自信をつけ、個性を輝かせることを重視しています。最初にゲストをお迎えし、チェックアウトされるゲストのお部屋を最後に確認するのは私たちです。完璧なご滞在をお約束するために、バトラーは重要な役割を担っています。」

さらに、ゲスト・エクスペリエンス部門は、各ゲストに合わせたオーダーメイドの滞在になるよう、常にサービスの拡充を図っています。直近では、スパに「ウェルナミス・リラクゼーションベッド」を導入。深いリラックスと瞑想状態へと導くバイノーラル振動音響トリートメントを提供しています。瞑想と同じような効果が期待でき、炎症の緩和、ストレスに関連した不調の改善、睡眠パターンの向上に役立ちます。そして、長年の実績が高く評価され、英国ゴールデンキー協会から栄誉ある「ゴールデンキー」を授与されたコンシェルジュ・チームのサービスが、旅程の提案、計画、手配を含め、複雑なリクエストにも素早く丁寧に対応します。

ザ・ドーチェスターが提供する新たなゲスト体験は、若い旅行者や家族旅行向けのクリエイティブな要素、節目を祝うパーソナライズされた体験、特注のアメニティ、心のこもったギフトなど、細部にまでこだわり重層的に組み立てられています。ゲスト体験とサービスは、ドーチェスター・コレクションの全ホテルが誇る「品質」を構成する中核的要素です。この度のゲスト体験の強化により、ザ・ドーチェスターは、ホテル業界においてその存在感をさらに高めます。