タイ王国ホアヒンの美しいビーチフロントに位置し、世界屈指のウェルネスデスティネーションとして確固たる地位を築くチバソム・インターナショナル・ヘルスリゾートの会長兼CEOのクリップ・ロジャナスティンが、2023年2月9日に、バンコクの国連カンファレンスセンターにて開催された国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・タイ(GCNT)主催の「CEOフォーラム・オン・サステナブルファイナンス」に、スピーカーとして登壇しました。
国連グローバル・コンパクトのアウトリーチ&エンゲージメント・チーフのスー・オールチャーチ氏がモデレーターを務めた本フォーラムには、国連のリーダー、GCNT会員のCEO、投資家、タイの規制当局が参加しました。参加者たちは、サステナブルファイナンスとSDGs(持続可能な開発目標)に対する投資の共通点と、プライベートセクターでサステナブルファイナンスを拡大するための次のステップをテーマに、よりサステナブルなオペレーションへと移行するためにビジネスリーダーたちが導入している方法、そして、彼らの内部投資決定と財務戦略がそれらをどのように推進しているかについて理解を深めました。
フォーラムの後は、中小企業(SMEs)を対象に、「Unlocking Potential, Pivoting to Sustainability(可能性を解き放ち、サステナビリティへと舵を切る)」と題したラウンドテーブルが開催されました。SMEsは、世界の全企業数の90% に上り、全雇用の 50% 以上を占めます。ラウンドテーブルのスピーカーは、SMEsから選出され、サステナビリティへの取り組みをオペレーションに導入し、ESGパフォーマンスを高めることが、どのように市場機会を切り拓くことになるのか、その方法について議論しました。さらに、サプライチェーンにおいてサステナブルな取り組みを推進する際の課題と機会についても意見を交わしました。
ロジャナスティンは、COVID-19パンデミックによる多くの課題について質問を受け、SMEsが直面したこれらの課題が、どのように、よりレジリエントでサステナブルなサプライチェーンの構築と、SDGsを達成するための能力開発を促す機会につながったかについて、見解を共有しました。