沖縄で最も栄えている国際通りの中心に2020年オープンした、ホテル コレクティブ。国際通りの唯一の25m屋外プールや、チャペルを備えています。レストランは本格中国料理、洋食から沖縄料理までを揃えたオールデイダイニング、ティータイムを優雅に過ごせるバーまで盛りだくさんの、このホテルを体験してきました!

羽田空港から那覇空港までは約2時間半、ホテルからはタクシーで約10分でホテルに到着、よくよく考えると早めに羽田を出発すればランチまでにはホテルに到着することが可能です。これは沖縄のリゾートや離島に訪れるには難しいスケジュールですが、空港からすぐ、という立地がこれを可能にしています。

 

タクシーと徒歩で違うお出迎えが

タクシーや車でホテルに到着すると、迎えてくれるのは巨大なシーサー。沖縄では必ず見かけるシーサーがゲストをお迎えしていました。シーサー側の入り口から入るとエアコンの効いた広々としたロビーが広がっています。ロビーにはスワロフスキーの美しいシャンデリアが螺旋階段に光り、スタッフと各国からのゲストで賑わっていました。そして、ロビーを挟み反対側の入り口へ向かうと、そこはもう活気に満ちた那覇の国際通りのど真ん中!改めて立地の良さに驚きました。国際通り側の入り口にはフォトジェニックなハートのオブジェがお出迎え。通りがかりの観光客も写真を撮る姿が見られました。

広々スッキリな快適な客室

今回宿泊した客室は広さ30㎡のスーペリアツイン。30㎡とは思えない作りで、室内はとても広く感じました。ベッドは海外のホテルにあるような高いベッドではなく、日本人でも腰をかけて足がつく程度の高さ、室内の家具などは全て丸い曲線を意識していて、角がないことで落ち着きをもたらしていました。そして、朝は街並みの向こうに海が、夜は街の灯りが綺麗に見えました。

全ての客室のバスルームからはカーテンを開けるとバスタブにいながらにして浴室スピーカーの音声と共にお部屋のテレビを見ることができます。

スーペリアツインの他にも、各階の角部屋に位置するデラックスツイン、エグゼクティブラウンジへのアクセスが付いたジュアニアスイートなどバリエーションも豊かです。

 

ホテル内で大満足のレストラン

国際通りに面している分、ホテルの外へ食事に出かけたくなりますが、せっかくホテル コレクティブに泊まっているのなら、まずはホテルレストランをお勧めします。

  • オールディダイニング

朝食から夕食まで1日を通してゲストで賑わっているオールディダイニングでは、ランチビュッフェにはあぐー豚のしゃぶしゃぶ、目の前で握る寿司、揚げたての天ぷらなど大満足の品揃えです。キッチンには琉球料理伝承人というシェフが在中しており、もちろん沖縄の味を堪能することもできます。ディナービュッフェには7月末から那覇で唯一のシュラスコが登場しました、私が訪れた時にはまだ開始前だったので、シュラスコを食べに再訪を狙っています!

朝食は宿泊ゲストのみの利用ですが、朝から目玉焼き、オムレツ、エッグベネディクトなどの卵料理をオーダーすると目の前で焼いてくれるサービス。印象的だったのはこの調理するシェフの方が朝からとても気持ちの良い挨拶を、色々な国の言葉でしていたこと。ゲストを見てそれぞれに「グッドモーニング」「アニョハセヨ」「おはようございます」など使い分けて声をかけていた事に感心し、とても気持ちいい朝を迎えることができました。

  • 中国料理 居易園

沖縄でNo1と言われている中国料理では得々ディナーとランチに夏期限定の冷麺をいただきました。得々ディナーはコースの中では一番リーズナブルなお値段でしたが、味もボリュームも満点の満足度でした。パリパリチキンは本当に外の皮はパリパリで中の身はホロホロと柔らかく、美味しかったです。冷麺は夏期限定でしたが、沖縄らしいアオサの入った海鮮冷麺で、冷麺というより冷やしラーメンのおいしさでした。

  • バー&ラウンジ ディベルティード

琉球ガラスのカウンターが窓からの光に照らされ美しいバー&ラウンジ。1年を通して人気のあるアフタヌーンティー、マンゴーかき氷、お茶のカクテルをいただきました。ちょうど夏がテーマのサマートロピカルアフタヌーンティーだったので、色味がとてもポップで見た目も華やかな沖縄の夏を感じることができました。一緒に提供されるTWGのお茶は種類を代えておかわり自由ということで、色々なフレーバーに挑戦し、贅沢な時間を過ごしました。お茶のカクテルは台湾ではメジャーだそうですが、日本では珍しく初めて飲みましたが、可愛い見た目とは裏腹になかなか度数の高いカクテルで、ついついグビグビ飲んでしまわないように注意が必要です!

  • プールサイドビアガーデン

ホテル コレクティブが誇る屋外25mプールの横で期間限定のビアガーデンも体験しました。日の入りの遅い沖縄では乾杯時にはまだまだ明るく、美味しいオリオンビールとお食事をいただきながら段々と暗くなっていくプールサイドはとても雰囲気があり、仲間たちとワイワイ過ごすには最高の場所です。

  • エグゼクティブラウンジ アルティテュード

スイートルーム、プレミアムツインに宿泊のゲストだけが利用できる最上階にあるラウンジ。夕暮れ時は那覇港に沈む美しい夕日を見ることができました。アルコールや軽食も無料で提供されており、夕日を見ながらゆったりと上質な時間を過ごすことができます。

美味しいものを食べたらホテル周辺を歩いて散策

次のお食事を美味しくいただくためにも、間の時間はホテル周辺の散策に出かけました。少しの空いた時間でも徒歩で、色々な場所に行けることは何よりのメリット。気軽に散歩に出かけることができます。

ホテルの裏手にある、焼き物店が軒を連ねるやちむん通りでは沖縄ならではなの陶器(やちむん)をたくさん見ることができました。海外からの観光客も多く、沖縄の文化に興味を持っていることに嬉しく思いました。

やちむん通りの終わりの方にあるお店で。琉球王朝時代から伝わる伝統茶、ぶくぶく茶というお茶に出会い、試してみることに。綿菓子のような白いモコモコした泡は米の煮汁とさんぴん茶を混ぜ泡立てたもの、それを玄米茶の上に乗せぶくぶく茶の完成です。スプーンが一緒についてきましが、定員さんからは「スプーンはなるべく使わずに泡とお茶を一緒にお召し上がりください」との指令が。飲むたびに鼻にモコモコの泡がついて笑ってしまいましたが、これがこのぶくぶく茶の良いところなのでしょう!帰りにはびっくりするほど大きなシーサーに出会いました。

ホテルのすぐそば、新しくなった公設市場にも足を運びました。以前は割と昔ながらの市場だったそうですが、半年前にリオープンした公設市場はエアコンも完備され、1階は海鮮エリアとお肉エリアに分かれており購入が可能、沖縄らしい色鮮やかな魚やブランド肉もたくさん見かけました。希望があれば、買ったその場でお魚をお刺身にしてくれるなど、観光客には嬉しいサービスでした。お盆に乗せて2階に上がりすぐにテイスティングが可能です。2階では朝から沖縄料理を提供するような居酒屋も営業しており、活気にあふれています。

ホテル内にはまだまだ充実の施設が

サウナ付きの大浴場や、フィットネスジム、光の射す美しいチャペル、大中小の宴会場、キッズルームなどホテル内にはまだたくさんの施設があります。

沖縄といえばリゾートのイメージが強いですが、気軽に行ける那覇の国際通りに位置するホテル コレクティブでの滞在は新しい沖縄の楽しみ方だと実感しました。

 

Texts / Photos: Ami Maekawa (一部除く)

那覇市国際通りの中心に位置するフルスペック・シティーホテル、ホテル コレクティブのオールデイダイニングに7月26日(金)より本場の専用グリルで焼き上げたシュラスコが登場しました。

シュラスコはブラジル南部の州、リオグランデ ド スル州のガウショ(カウボーイ)が好んで食べていた肉料理が発祥。シンプルな料理がゆえに肉本来の旨みが凝縮された濃厚でジューシーな味わいを楽しむことができます。牛、豚、鶏、羊、ソーセージなど厳選した13種類のシュラスコを専用のグリルマシンで回転させながら、外はカリっと中はジューシーに焼き上げます。肉汁滴る塊肉をゲストの目の前で豪快にカットしお好きなだけサーブ。ハーフビュッフェと共に専用グリルで焼き上げたこだわりのシュラスコを心ゆくまでご堪能ください。

更にスタートを記念し、9月末までの利用で、生ビール、ワイン(赤・白)、ウイスキー、泡盛のアルコール、フリーフローもお楽しみいただけます。

 

シュラスコ&ハーフビュッフェ

時間:17:30〜21:30(ラストオーダー20:45)

料金:大人 8,800円 / 小学生 4,000円 /

未就学児 無料(税サ込)

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