モルディブ屈指のラグジュアリーリゾートとして名高いシーサイド・フィノールは、大規模な改装工事を終了し、2020年11月1日に営業を再開します。新しい装いと共に世界的な「デザインホテルズ」の一員となったシーサイド・フィノールは、ラグジュアリーリゾートの枠を超えた、全く新しい(加えて“密”の無い)アイランドステイを提供します。ゲストは、“遊び場”である島全体を舞台に、裸足で洗練された体験を満喫していただけます。
新型コロナウイルスのパンデミックが、観光産業に前例のない影響を及ぼしている中、シーサイド・フィノールは、デザイン性と機能性の全面的なアップグレードに取り組みました。ヴィラ、レストラン、ウェルネス施設、パブリックエリア、さらに、最新鋭の機器を導入したインドアのゴルフスタジオを含むスポーツ&フィットネス施設を対象とした改装プロジェクトは、数多くの受賞歴を誇る英国のデザイン事務所「Muza Lab(ミューズ・ラボ)」が監修しました。
大胆かつ斬新なデザインコンセプトのもとに生まれ変わった当リゾートは、島に生息する動植物、美しい夕日、青のグラデーションが広がる海など、鮮やかな自然にインスパイアされた万華鏡のような色彩が特徴です。Muza Labの共同創立者である Nathan Hutchins(ネイサン・ハッチンス)氏は、「変化する色、パターン、テクスチャーは、発見、驚き、そして喜びの瞬間を表しています」と、述べています。この度の大規模改装は、デザインホテルズの世界的なポートフォリオを飾るモルディブ初のリゾートとして、品質、スタイル、総合的なホスピタリティーのコンセプトの基準を満たすための重要な行程でした。」
総支配人のMarc Reader(マーク・リーダー)は、モルディブらしい陽気さと、コンテンポラリーなライフスタイルの快適性が融合したリゾートの雰囲気を、“ベアフット・シック”(裸足で楽しめる洗練された空間)と表現し、「優れたデザインにより、洗練されたスタイルと現代生活からのエスケープの両方を楽しめる、バランスの取れた空間が完成しました。手つかずの自然が残る楽園、モルディブの美しさと、ウルトラ・ラグジュアリーなモダンさが調和した当リゾートは、卓越した快適性を備え、ゆっくりとおくつろぎいただけます。」と説明しています。
シーサイド・フィノールのゲスト体験は、あらゆる面において新しいフィロソフィーが反映され、劇的に変化しました。125棟からなるリゾートのヴィラは、いずれも洗練されたスタイルと高い快適性を兼ね備え、その半数以上の76棟にプライベートプールが付いています。国際色豊かで多彩な味わいを取り揃えた美食の旅から、贅沢なスパ、熱帯の島ならではの冒険気分を味わえる数多くのウォータースポーツまで、細部に至るまで細心の注意を払って創り出されたライフスタイルリゾートは、目の肥えた現代のラグジュアリートラベラーのニーズに幅広く応えます。
Muza Labのもう一人の共同創立者であるInge Moore(インゲ・ムーア)氏は、独創的なデザインコンセプトを実現するための道のりを、次の通り説明しています。「世界中の職人たちが、リゾートのために特別な作品を制作してくれました。トルコの芸術的なタイル、南アフリカのシャンデリア、ジャワ島の木材アートがリゾートに届き、ヴィラ、レストラン&バー、ジム、さらにオーシャニア・キッズクラブを、エキゾチックな “遊び場” へと生まれ変わらせたのです。」
ドイツのラグジュアリーホテルブランド「シーサイド・コレクション」が運営する当リゾートは、2020年、サンドバンクを意味する「フィノール」から、「シーサイド・フィノール」へと正式名称を変更しました。そして、大規模改装の一環として、レストランとスパ施設も新コンセプトを反映した名称に改めました。
リゾート自慢のファインダイニングは、その洗練された雰囲気と共に改装前の名称である『Kanusan(カヌサン)』を継承しますが、オールデイダイニングのレストランは、『Beach Kitchen(ビーチ・キッチン)』に名を改め、日中はインターナショナル料理を、夜は、毎日異なる国・地域をテーマにしたダイニング体験を提供することにより、リゾートのコンセプトの一つである“美食の旅”を体現します。『Arabian Grill(アラビアン・グリル)』は、リラックスした雰囲気の中で、中東各地のエキゾチックな風味、香り、装飾を巧みに組み合わせた多感覚ダイニング体験をお届けします。砂州先端に位置する素朴な佇まいの『Crab Shack(クラブ・シャック)』では、白い砂を足に感じながら、シーフードのグリル料理をお楽しみいただけます。そして、ドリンクのために気軽に立ち寄れる『Milk LAB(ミルク・ラボ)』が新しくオープンします。ミルクセーキ、プロテインドリンク、入れたてのコーヒーを提供します。
「緑」を意味するモルディブのディベヒ語からインスパイアされた『Fehi Spa(フェイ・スパ)』は、「自然」、「純粋性」、「ヒーリング」、「調和」がコンセプトです。安らかな感覚を高める美しい緑に囲まれたスパは、心、体、魂を癒し、回復させることを目的としたホリスティック・トリートメントが充実しています。トリートメントルーム、サウナ、スチームサウナ、プランジプールを完備し、ヘア&ネイルサロンが併設されています。
“island playground”(島全体が遊び場)のフィロソフィーを掲げるシーサイド・フィノールは、屋内外のジム、ヨガパビリオン、最先端の屋内ゴルフスタジオで楽しめる多彩なアクティビティーをご用意するほか、カヤック、ウィンドサーフィン、パドルボード、ジェットスキーなど、幅広いウォータースポーツを提供します。新しいダイビングセンターでは、シュノーケリングやダイビングに加え、半潜水艦ツアーも主催します。
デザインを重視する新しいアプローチとアップグレードされた施設から、心がワクワクするアクティビティーと若返りを図るウェルネストリートメントまで、シーサイド・フィノールの大規模改装の根本的なテーマは、“fun”(楽しい)です。 このテーマは、おそらく、星空の下のミュージカルや、文化的なパフォーマンス、そしてクリエイティブなテーマパーティーに最もよく表れているでしょう。
大規模改装を完了したシーサイド・フィノールは、ゲストを再びお迎えし、島全体を舞台に“裸足で洗練された体験”をお届けする準備が整いました。