今年で4回目を迎える「ホアヒン・マラソン」が、2024年5月12日(日)、タイ王国ホアヒンのワット・カオ・クライラーにて開催されます。ホアヒン保護活動グループ、プリザーブ・ホアヒン(PHHG) が運営する本イベントは、タイ国内最大規模のマラソン大会の一つであり、ホアヒンのサステナビリティに関するプロジェクトを支援することを目的としています。
PHHG は、ホアヒンの環境を保護する活動から社会教育プログラムまで幅広い事業を実施しています。昨年2023年の大会には、ギネス世界記録を複数保持するウルトラマラソンのチャンピオン、スフィア・スーフィー選手と、タイを代表するトライアスロン選手、トゥルヤテープ・ウアウィッタヤー選手が参加しました。
「Run2gether(一緒に走ろう)」をテーマとするホアヒン・マラソンでは、視覚や聴覚に障がいのあるランナーも招待され、ボランティアが一緒に走りサポートします。本大会への参加申し込み期間は、2024年4月30日まで。大会関係者は、5キロ、10キロ、21キロ、42キロの距離を走る約3,500人の参加者を見込んでいます。フルマラソン1位のランナーは男女ともに、マハ・チャクリ・シリントーン王女のトロフィーが授与されます。
ホアヒン・マラソンは、次の目標を掲げています:
- 人々に対し、健康と長寿のための運動を促すこと
- 環境と社会のサステナビリティについて関心を高めること
- ホアヒン中心部に唯一現存するマングローブ林、 Krailart Niwate(クライラー・ニウェー)の保全活動を継続し、エコ・スピリチャル・ツーリズムの中心として活性化させていくこと
マハ・チャクリ・シリントーン王女の後援を賜るPHHGは、ホアヒン郡、プラチュアップキリカン県、タイ国政府観光庁との共催によりフルマラソンを開催します。
スタートとゴールは、カオ・タキアブのワット・カオ・クライラー寺院に設けられ、カテゴリーによりルートは異なりますが、ホアヒンの白砂のビーチがコースに含まれます。参加者は、タイ湾の美しい朝焼けの風景をお楽しみいただけます。
詳細・参加申し込みは、https://www.runlah.com/events/huahin2024と www.facebook.com/huahinmarathonより受け付けています。
ABOUT PRESERVE HUA HIN
プリザーブ・ホアヒン(ホアヒン保護活動グループ、PHHG)は、チバソムの創設者でありPHHG名誉会長の故ブーンチュ・ロジャナスティンによって、2004 年6月 10 日にまちづくり団体として創設されました。民間と公共の両セクターから支援を得ながら、環境保護と環境に対する意識の向上、そして地域社会内の関わり合いを深めることを目的としています。2010 年 10 月 13 日よりマハ・チャクリ・シリントーン王女の後援を賜り、幅広い活動を展開しています。現在、PHHG の会長は、チバソムの会長兼CEOのクリップ・ロジャナスティンが務めています。
ABOUT KRAILART NIWATE
クライラー・ニウェーは、ホアヒン中心部に唯一現存するマングローブ林を保護するプロジェクトです。ホアヒン保護活動グループとチバソムが陣頭指揮を執り、植林や遊歩道の整備などを進めています。より多くの方にマングローブの生態系に関する科学的な知識と理解、そして自然への感謝の気持ちを深めていただくことも目的の一つであり、再生された湿地は、エコ・スピリチュアル・ツーリズムの拠点としての役割に加え、ウォーキングやランニングを楽しんだり、ゆっくり休息したりできる自然環境を提供しています。