シックスセンシズは、家族全員が楽しめる旅行先としても人気です。広い客室から、充実したリゾート施設、多彩なプログラムに至るまで、常にアップデートされる同ブランドのこだわりが、家族で滞在されるゲストから厚く支持されている理由です。子供たちの好奇心を刺激する楽しいアクティビティも豊富に取り揃え、思い出に残る体験を通じて家族の絆を深めていただけます。

シックスセンシズ ニンバンベイの新しいキッズクラブとウォーターリザーブ

シックスセンシズ ニンバンベイに新しいキッズクラブが誕生しました。ベトナムのラングール(オナガザル)とリゾートのマスコットに因んで「ヴォークビレッジクラブ」と名付けられたキッズクラブは、子供たちが夢中になれるアクティビティが満載です。ジャングルジムで逆さまにぶら下がったり、アクアジムで水遊びをしたり、室内で工作や伝統的なゲームを楽しむことができます。

キッズクラブでは、多彩なプログラムをご用意しております。体験型アクティビティでは、オーガニック菜園でのガーデニング、ヨガ、バーテンダー、セラピストや、カメラマン体験、フットマッサージ、ハーバルボール、ボディスクラブ作り方。又、地域文化触れるアクティビティでは、ベトナム式折り紙、伝統菓子、伝統楽器、ホイアン・ランタンを学びます。そして、SDGsのアクティビティとして、生物学者と一緒にラングールについて生態を学んだり、サンゴ礁の形成体験、農業体験、蜜ろうのラップや石鹸作り、エッセンシャルオイルのワークショップなどを通じて、シックスセンシズならではの自然を大切に思う心を育みます。

子供たちは、リゾートのチェックイン時に専用のパスポートを受け取ります。アクティビティに参加する毎にスタンプが押され、スタンプを集めると、プレゼントをもらえます。

シックスセンシズ ニンバンベイ総支配人のアンドリュー・ウィフェンは、「このGrow With Six Senses(自然の中で学ぶ情操教育プログラムを提供するキッズクラブ)のパスポートは、探検から環境保護、工作、スポーツまで、幅広い分野のアクティビティを包含しており、子供たちは、リゾートの敷地全体を活用して楽しく学ぶことができます。私たち大人が“子供に戻りたい”と思ってしまうほど魅力的なプログラムです。」と、述べています。さらに、「スマートフォンやタブレットから離れて、より伝統的な方法で楽しめる当キッズクラブは、ベトナムにおいて他に類を見ません。子どもたちが楽しく学んでいる間、親はリゾートの各種サービスをゆっくりとお楽しみいただけます。」と、付け加えています。

ファミリーやグループ旅行に最適な客室「ウォーターリザーブ」は、プライベート海岸の岩場に立つ3つのパビリオンから構成されています。寝室3室を備えた最大9名まで利用可能な当ヴィラは、完全に独立しており、スピードボード又は専用歩道でのみアクセスが可能です。遮るものがない素晴らしい夕景をお楽しみいただけるほか、滑り台付きのインフィニティプールでは、眼前の海へとそのまま続いているかのような、自然との一体感を感じていただけます。そして、専任のGEM(ゲストエクスペリエンスメーカー)が、ヴィラでの食事、スパトリートメント、プライベートヨガ、プールサイドでのバーベキュー、野外シネマ、ハウスリーフでのシュノーケリングなど、ゲストのご要望に応じて様々な体験をアレンジします。

 

プライベート環礁でサステナブルに遊ぶシックスセンシズ ラームのキッズクラブ

シックスセンシズ ラームのキッズクラブ「デン」は、子どもたちの好奇心や創造性を刺激する多彩なアクティビティを取り揃えています。ココナッツの殻を植木鉢として利用する植栽体験、宝探しゲーム、ズンバ、ヘルシークッキーやフェイスマスクを作るワークショップ、火山噴火の模擬実験など、遊びは尽きることがありません。その中でも特に、ラーム環礁を舞台にした海のアドベンチャーは、同環礁に所在する唯一のリゾートならではの体験です。6歳以上を対象とした海洋生物プログラムでは、自然保護活動家と一緒に科学実験を行ったり、シュノーケリングで海の探索に出掛けたり、自然保護に関する動画制作について学んだりすることができます。

ビーチフロントの「ファミリーヴィラ」は、パノラマビューが広がる開放的な高台のデッキ、プライベートプール、屋外のバスタブが付いています。さらに、海洋生物ウォッチに最適なツリーデッキもあり、木の上での食事体験もお楽しみいただけます。

 

農業体験とエコ活動で成長できるシックスセンシズ ヤオノイのキッズクラブ

シックスセンシズ ヤオノイのキッズクラブは、3日間の「Junior Eco Warrior Program」(ジュニアエコ戦隊プログラム)をご用意しています。“農業”、“自然”、“リサイクル”をテーマに、実際に目で見て触れる体験を通じて、子供たちの未来を切り開く力を育てます。農園で、種まき、鶏の卵とり、ヤギのケビンとの触れ合いを楽しんだ後、ビーチで海洋生態系を守ることの大切さを学びます。そして、3Rs(リデュース・リユース・リサイクル)ワークショップでゴミを宝に変えたり、廃材を活用した鳥の家作りにチャレンジしたりします。リゾートには、オレンジ色のクチバシと角が特徴のサイチョウが生息しています。

3ベッドルームの「オーシャンリトリート」からは、無数の奇岩が美しいパンガー湾の神秘的な絶景を見渡せます。また、1ベッドルームの「オーシャンデラックス プールヴィラ」を続きの部屋として利用可能で、大家族での旅行にも最適です。

 

イビサ島、ポルトガル、オマーンの大人数で泊まれる大型の客室

シックスセンシズのCEOのニール・ジェイコブスは、「多世代での家族旅行には、家族全員が快適に過ごせるよう、より広い客室やコネクティングルームが求められます。私たちは、つながりを深める“reconnection”(再接続)のコンセプトをより一層重視し、家族や友人、そしてご自身と向き合う時間を大切に思うゲストの声に応えます。広さにゆとりのある客室はもちろん、充実したルームサービスやGEM(ゲストエクスペリエンスメーカー)によるサポートなど、シックスセンシズならではのサービスを提供します。」と、述べています。

シックスセンシズ イビザの「ピナクル」は、10室の寝室を備えた邸宅スタイルの客室です。開放的なオープンキッチンや広いリビングルーム、さらに、ダンスも出来る大広間、テスティングルーム、映画鑑賞室を完備しています。正面玄関とは別に設けられた出入口は、専用の車庫、プライベートプール、テラス付きの庭園に通じています。5室の寝室を備えた3階建ての「クリフハンガー」は、伝統的なフィンカ(スペインの農家の屋敷)の美しさと現代の快適性を併せ持ち、ザラカ湾の崖の斜面を活かした積木構造が特徴です。屋外には、プライベートプールと広いテラスが完備されています。階層型のテラスは、屋外リビングとして、またヨガや日光浴を楽しむ場所として理想的です。そして、寝室4室を備えた客室「タウンハウス」とつなげて寝室9室の客室としてもご利用いただけます。タウンハウスには、広い屋上テラスが付いています。

今夏、ポルトガルのシックスセンシズ ドウロバレーに、家族旅行にも最適なビラタイプの客室が完成します。1~2ベッドルームの「プールヴィラ」は、キッチン、ダイニングエリア、リビングスペース、暖炉、ワインセラー、屋外温水プールを完備します。プールヴィラの外観と内装は、いずれもワイン産地のドウロバレーの地域文化にヒントを得ており、サンデッキからは、美しいブドウ畑を見渡せます。そして、総数9室の「ヴィラルーム」と「ヴィラスイート」は、共有のプランジプールと芝生、そしてブドウ畑の景色を望むサンデッキが付いています。ヴィラはそれぞれ個別の客室として使用できるだけでなく、寝室9室の客室としても利用できるよう設計されています。

オマーンのシックスセンシズ ジギーベイは、「ビーチフロント リトリート」と「ビーチフロント リザーブ」の改装工事を完了しました。寝室3室を備えたビーチフロント リトリートは2棟あり、ビーチの端と、海を見渡せる海岸沿いに位置しています。高いプライバシーが確保された立地と、大きなインフィニティプール、そして広い屋外リビングスペースが特徴です。改装後の新しい内装は、手織りの布を使用するなど、オマーンの伝統的な村を彷彿させるリゾート全体の世界観を大切にしながら、最新の設備を導入し、より快適な空間になりました。大家族での旅行はもちろん、大切な人と過ごす贅沢ステイにもピッタリです。そして、アラブの伝統的な邸宅スタイルのビーチフロント リザーブは、同客室タイプにおいて中東最大規模を誇ります。リゾートの本館から離れたジギーベイの先端に位置し、4つの独立したヴィラで構成され、寝室は各ヴィラに1室ずつ設けられています。複数の独立したリビングとダイニングエリアに加え、専用のスパトリートメントルーム、バー、ワインセラー、ビリヤード台付きのプレイルーム、映画鑑賞室、インフィニティプール、プライベートビーチ、スタッフ用の控室を完備し、専用の敷地内だけでも極上のリゾートステイを満喫していただけます。

このほか、複数の寝室を備えたレジデンスも家族や友人との休暇にお勧めです。詳細はパンフレットをご覧ください。(パンフレット内のリトリートとリザーブは改装前のものです)

 

希少生物のためのレジデンスも整備

シックスセンシズは、世界各地で野生動植物の保護に取り組んでいます。例えば、近絶滅種または絶滅危惧種に指定されている10種類の野生動物(海洋生物のミドリガメ、ウミガメ、アミメトビエイ、オグロメジロザメ、ジンベイザメ、トンガリサカタザメ、メガネモチノウオ、陸上動物のフィジーイグアナ、クロアシドゥクラングール、鳥類のカンムリシロムク)のための生息地を整備しています。また、2021年だけでも151ヶ所でサンゴ礁の種苗の移植に成功しています。鶏が快適な環境で卵を産み落とすことができる飼育場の整備も進めており、シックスセンシズ全体の生産量は年間7万個まで増えています。シックスセンシズ ヤオノイでは、子供たちが参加できるサイチョウの家作りプロジェクトも進行中です。

昨年は、家族や友人と過ごす“we time”(私たちの時間)が、いかに貴重であるかがよくわかる一年でした。2022年、シックスセンシズは、ゲストが一瞬たりとも時間を無駄にしないよう、同ブランドのコアバリューである美しい環境とウェルネスライフスタイル、プロパティの品質と多様性、ひねりの効いた特別な体験を強化します。

<シックスセンシズの新しいプロパティをチラ見せ>

今秋、シックスセンシズ ローマが、シックスセンシズのアーバンコレクションに加わります。古代ローマの中心部に位置する歴史的パラッツォを修復してオープンする当ホテルは、ローマならではのウェルネス、食文化、コミュニティ、サステイナブルデザインを重視したフロアプランが特徴です。1階は、ダイニングとギャザリングのための社交フロア、2階は、シックスセンシズ スパとローマ浴場を完備するウェルネスのサンクチュアリです。そして、当ホテル最大のハイライトは、街全体を見渡せる広い屋上テラスです。屋上テラスには、ローマ時代の晩餐を再現するための野菜と果物を育てるオーガニック菜園も整備されます。

12月には、モルディブに、シックスセンシズ ラームの姉妹リゾート、シックスセンシズ カヌフラが誕生します。まるで未開の楽園のようなリゾートは、首都マレの国際空港から水上飛行機で40分の距離に位置し、カヌフラ島と、完全な無人島であるもう2つの島、ジェフヌフラ島とマスレジフラア島から成ります。80室の客室は全室ヴィラで、水上、ビーチ、広々としたファミリータイプからお選びいただけます。シックスセンシズ カヌフラのハイライトは、ラヴィヤニ環礁が誇る40ヶ所以上の素晴らしいダイビングスポットと、磨かれた感性と最先端技術を組み合わせたシックスセンシズ スパです。

スイスアルプスの壮大な自然に囲まれたシックスセンシズ クランモンタナは、来冬シーズンに合わせてオープンします。スタイリッシュなリゾート村のクランから目と鼻の先に位置し、47室のホテルスイートと17棟のレジデンスは、メインのゴンドラのすぐ上にあります。スキーシーズンはもちろん、オフシーズンも楽しめる絶好のロケーションです。スイスの伝統的なシャレースタイルのリゾートは、周囲の松林に溶け込む新しいデザインを纏い、マッターホルンからフランスのモンブランの山々まで続く壮大な景観が最大限に活かされています。スキーのワールドカップ開催地として“アルプス山脈で最高のリゾート地”と称される同地は、年間300日以上の晴天日と澄み渡るきれいな空気を誇り、どの季節に訪れても最上の山岳リゾートステイをお楽しみいただけます。

シックスセンシズ サザンデューンズ 紅海は、サウジアラビア西海岸の土地と海域を開発する「紅海プロジェクト」の一環として、内陸部に設けられた2つの開発地区の一つに居を構えます。2022年末にオープンを予定しており、ナバテアの遺産と壮大な砂漠の環境をオマージュする建築アプローチが特徴です。砂漠の花に着想を得た「オアシス」が当リゾートの中心に配置され、活気にあふれた文化や音楽、シックスセンシズの「アースラボ」のアクティビティが実施されるほか、ブティック、ミーティングスペース、レストラン、バーが、ひとつ屋根の下に集うハブとなります。

 

<3月~5月は、リトリートシーズン>

シックスセンシズ ドウロバレーとシックスセンシズ イビサの専門家によるリトリートは、日常から離れ、大切なことに再接続し、新しい可能性に取り組むために必要な時間と環境を提供します。すべてのオファーは、シックスセンシズ スパへのアクセスと無料ウェルネスアクティビティへの参加、そして、デイリースケジュールに応じた追加特典をご利用いただけます。

バイオハッキングのリーダーであるベン・グリーンフィールド氏による「バウンドレス・リトリート」が、今年のリトリートシーズンの最初を飾ります。心、体、そして魂に変革をもたらす当ウェルネスプログラムは、3月7日~10日にシックスセンシズ ドウロバレーで開催されます。3月28日~31日には、ドクター・ハンナ・ポイコネンによる「ワイズモーション・リトリート」が開催されます。脳と健康に関する最新の研究をもとに、フィジカルとエモーションのウェルビーイングを高めます。

シックスセンシズ イビサの「サントッシュ・リトリート」には、ダンスシューズをご持参ください。3月19日~23日の5日間、ダンスは、内面の美しさ、優雅さ、活力を表現するエンパワーメントツールになります。3月23日~27日の「スプリングデトックスbyボディフロー」では、デトックスマスターのシュロモ・ダルマ氏が、ディープクレンジングを用いて細胞レベルから健康の回復を図ります。

専門家によるリトリートは、4月以降も続きます。シックスセンシズ イビサでは、エリック・スタンドップ氏による「フェイスリーディング・リトリート」、専門家チームがサポートする「ランナーズ・リトリート」、さらに、 ドクター・ニコラ・フィンリーによる「プレジャープリンシプルズ‐ジャーニー・オブ・ウィメンズ・セクシャル・ウェルネス」の開催が予定されています。そして、「ソルビング・ザ・ミステリー・オブ・ユア・スリープ」では、著名なドクター・マイケル・ブレウスと一緒に睡眠に関する悩みに取り組みます。シックスセンシズ ドウロバレーで再び開催される「ジャーニー・トゥー・バイタリティー」も見逃せません。ドクター・アナ・モレイラによる、習慣を改善しエネルギーレベルのバランスを整えるためのプログラムです。今年の秋冬には、より多くの専門家によるリトリートがラインアップに加わる予定です。

 

<最新ハイライトとホットなトピックス>

*つながりを深める“reconnection”の時間 *

家族や友人と過ごす貴重な時間を大切に思う気持ちが強まるゲストの声に応えるべく、シックスセンシズは、つながりを回復し深める“reconnection”(再接続)を引き続き重視します。シックスセンシズ ドウロバレーのヴィンヤード・ヴィラや、シックスセンシズ イビサの710ベッドルームのマンション(大邸宅)など、今春ローンチ予定の広い客室タイプは、家族や友人と集う休暇に最適です。また、最近改装されたシックスセンシズ ジギーベイのリザーブズリトリーツは、多世代ファミリーでの滞在に快適な広い空間を提供します。

シックスセンシズ ニンバンベイの新しいヴォーク・ビレッジ・クラブでは、アート、クラフト、ディスカバリー、スポーツ、エコロジー、アウトドアの6つの分野にわたる58種類以上の多彩なアクティビティを取り揃え、シックスセンシズ全体のイニシアティブであるGrow With Six Senses(自然の中で学ぶ情操教育プログラムを提供するキッズクラブ)に基づいた、子どもがワクワクする特別な旅を計画中です。

*クラシカルでカルチュアルな体験*

シックスセンシズ イビサは、イビサ島初となる国際クラシック音楽祭「イビサ・クラシコ」を開催し、当リゾートでのカルチュアル体験に新たな一面を加えます。4月20日~26日の期間、バイオリン界のスーパースターとして名高いデービット・ガレット氏、ロシアを代表するピアニストのデニス・マツーエフ氏、オペラスターのチャールズ・カストロノヴ氏によるパフォーマンスをお楽しみいただけます。このほか、トーマス・クヴァストホフが演奏する特別なジャズの夕べも計画されています。

専門家によるトーク、美味しい料理、自然、真のコミュニティ精神を通じてポジティブな変化をもたらす「ハーベスト・カプランカヤ」が、シックスセンシズ カプランカヤに戻ってきます。5月11日~15日の5日間、前回以上にインスピレーションにあふれたコンテンツ、スピーカー、実践的な体験が予定されています。

シックスセンシズ ドウロバレーは、伝統工芸職人を毎月招聘し、作品を展示するほか、ゲストは、ビスリャーエフ黒陶からマクラメ技法まで、ポルトガルの芸術品や工芸品の基礎を職人から直接学ぶことができます。

地元の芸術家や伝統工芸職人とのコラボレーションは、シックスセンシズ ドウロバレーだけにとどまりません。中国のシックスセンシズ 青城山やイスタンブールのシックスセンシズ コヂャタシュ マンションでも、地元の芸術家や職人の作品を紹介する活動が一年を通して行われます。シックスセンシズ イビサでは、リゾートを拠点として活動するアーティストの招聘が計画されています。

*旬のローカル食材が主役*

シックスセンシズ カプランカヤは、今春のスローフードプロジェクトに向けて、ボドルム地域の農家や生産者と協力し、地産のオーガニック食材やワインを紹介する準備を進めています。シックスセンシズ ジギーベイのレストラン「センス・オン・ザ・エッジ」は、日本の懐石料理に着想を得た新しいメニューを考案中です。オマーンならではのローカル食材を使用したユニークなコース料理をお届けします。シックスセンシズ コンダオの新しいダイニング体験「ダイニング・アンダー・ザ・スターズ」では、「バイ・ザ・ビーチ」レストランの屋上に設けられたハーブガーデンから美しい海を臨むパノラマビューをお楽しみいただけます。

映画のロケ地としても有名なポルトガルのシックスセンシズ ドウロバレーは、Portuguese Association of Historical Gardens(ポルトガル歴史的庭園協会、AJH)の名誉ある品質証を獲得しました。

Resort_Aerial_View_[8437-LARGE]

現在、シックスセンシズ ドウロバレーとして運営されている歴史的なワイナリー「キンタ・デ・ヴァーレ・デ・アブラゥン(アブラハム渓谷の屋敷)」は、ユネスコの世界遺産に登録された世界最古のワイン産地に位置します。1993年、ポルトガル映画の巨匠として名高いマノエル・デ・オリヴェイラ監督が、当屋敷の名を冠した映画を公開し、不朽の名声を得ました。そして、この度の認定により、ポルトガル政府観光局が出資するAJHのプログラム「Historic Douro Gardens Route(ドウロの歴史的な庭園を巡るルート)」に参画します。

Forest Waterfall

シックスセンシズ ドウロバレーの総支配人であるニック・ヤーネルは、当屋敷の歴史を次の通り説明しています。「アブラハム渓谷の魅力的な歴史は、18世紀にまでさかのぼることが出来ます。当初、セルパ・ピメンテル家の先祖にあたる貴族騎士アントニオ・コレイア・レイタオン・ダ・フォンセカが所有していました。その後、大地主、脚本家、詩人、子爵、ワイン生産者、農学者、ポートワイン協会の会長など、何世代にもわたり受け継がれました。1991年、アグスティナ・ベッサ・ルイスの小説「アブラハム渓谷」が出版されると、ポルトガル文化全体を象徴するアイコニックな場所になりました。数年後には、この小説を原作にした映画も制作されました。しかし、1997年の火災発生後、敷地は荒廃しました。セルパ・ピメンテル家によって売却される10年前の出来事でした。

Organic Garden 2

2013年、エクスポーラー・インベストメンツ・オブ・リスボン社が取得し、シックスセンシズ ホテル リゾート スパグループとホテルマネジメント契約を締結しました。サステナビリティとウェルネスを中心に展開するシックスセンシズならではの経営理念に加え、“コミュニティ・フォレスト “イニシアティブ、大規模なパーマカルチャー、森林庭園の運営など、地域の貴重な生態系を保護する一連のプログラムを実施したいという熱い想い、そして高い実施能力を有していたことが、選定の大きな理由でした。3,500種の植物が生息する11 エーカー (4.5 ヘクタール)の森林公園も保護対象に含まれてます。」

シックスセンシズのコミュニティチームは、これまで屋敷を取り囲む庭園の再生支援に取り組んできました。その結果、健全な土壌の回復と共に、生物多様性が劇的に向上しています。菌類から、ハチの巣、何百本もの果樹、昆虫や鳥、野生のイノシシやジェネットまで多岐にわたります。また、敷地を彩る2つの0.25ヘクタールのオーガニック農園では、美味しくヘルシーなハーブ、果物、野菜を栽培しています。収穫量は数千キロにも達し、レストランやバーのほか、シックスセンシズ スパで使用しています。

Organic_Garden_detail4

指定公園は、オーク、アービュタス、カエデ、ブルーシーダー、アトランティック・スプルース、エキゾチックなヤシ、モミの巨木などが豊かに生い茂り、 葡萄畑が広がるドウロ渓谷の風景の中で際立っています。

シックスセンシズ ドウロバレーの景観設計を手がけたジョアナ・ネト氏は、「この森は、19世紀に人気を博した古典的な森林庭園の貴重な例です。森の精神と基本的要素を守りながら、10棟の美しい建物、滝、湖が配され、人々が楽しめるよう秘密の休憩場所やピクニックスポットも備えています。」と、説明しています。

シックスセンシズ ドウロバレーは、現在、同地域に残るユニークな遺産を保護するために、ホテルの庭園とAJHに所属する他の大邸宅の庭園を訪問する特別なツアーを企画しています。2003年に設立されたAJHは、ポルトガル全土の歴史的な庭園の所有者と専門家から構成されており、AJHのイニシアチブは、ポルトガル政府観光局からの助成金を受けています。

AJHの会長であるテレサ・アンドレセン氏は、「由緒ある歴史的な庭園は、ポルトガル全土に広く点在しています。しかし、このような形態の遺産は壊れやすく、多額の資金と専門的なトレーニングを必要とするため、その価値を評価し保全することが困難です」と、説明しています。さらに、「アブラハム渓谷の屋敷に品質証を授与し、その歴史的な庭園の重要性を認定できることを大変喜ばしく思います。私たちは、シックスセンシズ ドウロバレーのチームと密接に連携し、遺産の保護と育成を支援します。他の歴史的庭園の管理者のみならず、造園家、建築家、美術史家、農学者、林業家、弁護士、経済学者など、補完的な分野における専門家からの情報や知識も役立てていただけるでしょう」と、述べています。

AJHは、カンファレンスの開催、各種保全トレーニングの提供、文化観光の振興など、ポルトガルの遺産の認知度向上と保護を目的とした、さまざまな活動を提供しています。