2024年2月1日、ドーチェスター・コレクションの最新ホテル、ザ・ラナ(ドバイ)が、待望の開業を迎えました。Foster + Partners(フォスター+パートナーズ)による建築デザイン、ワンランク上のライフスタイルとホスピタリティを象徴する最上級ホテルです。225の客室とスイートのほか、世界のトップシェフ3名が監修する4軒のレストランを含め、合計8軒のレストランを備えます。

洗練された内装デザインは、パリの著名なデザイナーデュオ、Gilles & Boissier(ジル&ボワシエ)が担当。館内に展示されている国内外アーティストによる50点以上の素晴らしい作品も見どころの1つです。4月には、アラブ首長国連邦初のディオール・スパが開業します。

ドーチェスター・コレクションの新時代

ドーチェスター・コレクションにとって10年以上ぶりの新規開業ホテルであり、10軒目となるザ・ラナは、その比類なきサービスと品質に対する世界的な認知度をさらに高め、時代を超越するホスピタリティとデザインにより、ドバイの新しいランドマークとなるでしょう。

ドーチェスター・コレクションの社長、クリストファー・カウドレーは、「中東初進出ホテルの開業は、当社にとって新しい時代の幕開けを告げるものです。ザ・ラナは、今年最も期待が寄せられるホテルの1つであり、その卓越したデザイン、世界で最も活気に溢れた都市の1つという最高のロケーション、そして間違いなく国内外から多くの注目を集めるレストラン&バーにより、ゲストの皆さまから高く評価いただけるものと確信しています」と、コメントしています。

当ホテルの開発を手がけたドバイを拠点とする不動産デベロッパー、OMNIYAT(オムニヤット)の創業者兼会⻑、マハディ・アムジャッドは、「素晴らしい体験をお届けするためにドーチェスター・コレクションと手を携え、密接に連携しながら、アジア・中東で初めて、同コレクションのホスピタリティを完全な形で提供できることを嬉しく思います。マラシ・ベイ・マリーナに立つザ・ラナは、究極のラグジュアリーエリアとして当地区全体の存在感を高めます。ドバイの目覚ましい成長と開発を象徴すると同時に、上質な暮らしを求める人々の拠点として、洗練されたライフスタイルの新しい扉を開くと確信しています」と、コメントしています。

洗練された独創的なデザイン

フォスター+パートナーズが手がけた30階建て当ホテルのデザインは、刻々と変化するドバイの超高層ビル群の都市風景から着想を得ています。中央のポディウム「ザ・ラナ・プロムナード」には、ショップやレストランが並び、ループトップのインフィニティ・プールからは、市街中心地とその後方に広がる砂漠の景色が一望できます。

ジル&ボワシエによる内装デザインは、現代のミニマルなデザインとドバイの明るい日差しにヒントを得た空間と光、そして、アラブ首長国連邦の豊かな文化を象徴するタペストリーのような複雑なディテールとテクスチャーの組み合わせが特徴的です。すべての客室には、明るい自然光と眺望をお楽しみいただけるよう、屋外テラスと床から天井まで広がる窓を完備しています。

シグネチャースイートは、合計5室。「マリーナ・デュープレックス」と「マリーナ・テラス・スイート」は、吹き抜けのコーナーリビングルームと屋外テラスを両階に備えた、ユニークな2階建てのレイアウトが特徴です。壮麗なプレジデンシャル・スイートの「マリーナ・ロイヤル・

スイート」は、ブルジュ・ハリファを望む、建物の長さに沿って伸びる長いバルコニーが特徴的。北側のコーナーを専有する2ベッドルームの「ザ・ラナ・ロイヤル・スイート」は、贅を尽くした最上級スイートです。

ドバイを満喫できる絶好の立地

マラシ・ベイ・マリーナは、ダウンタウン地区からも近く、ビジネス、レジャーの目的を問わず、すべてのゲストに便利なロケーションです。ブルジュ・ハリファとドバイ・モールから徒歩15分、ドバイ国際空港から車で20分の距離です。

特注のロールスロイスでの送迎や、ドバイ運河をクルーズできる近未来的なフォイラーボートなどの手配も可能です。

唯一無二の美食プログラム

ホテル内のレストランとバーは、合計8軒。その内4軒は、3名のミシュランスターシェフ、ジャン・アンベールとマルティン・ベラサテギ、そしてシェフパティシエのアンジェロ・ミュザとのコラボレーションによるレストランで、他4軒は、ホテルオリジナルのレストランです。

モダン地中海料理レストラン「リビエラ」は、ドーチェスター・コレクションのホテル・プラザ・アテネ(パリ)の総料理長としても知られるジャン・アンベールが、彼の家族が代々受け継いできた伝統と、地中海を実際に旅行した経験から得た構想を具現化しました。ループトップに位置する「ハイ・ソサエティ」も、彼がコンセプトを考案。ドバイの市街地を180度見渡す新しい社交スポットです。

ミシュランの星を12個獲得しているマルティン・ベラサテギが手がける「ジャラ」(2月中旬に開業予定)は、ドバイにこれまでなかった新しいスタイルのバスク料理レストラン。当レストランに加え、シガーラウンジ「チャコリーナ」も監修しました。また、パリのグラマラスかつ洗練された雰囲気をドバイで楽しめる「ボンボン・カフェ」は、アンジェロ・ミュザによるプロデュースです。ヴィエノワズリーから、焼き立てのパン、チョコレートボンボン、アイスクリーム、サンドウィッチ、サラダまで、様々な商品を取り揃えます。

ザ・ラナの総料理長、オリバー・ジャクソンが統括する「ベランダ」は、美しい庭園に囲まれたオープンエアのバーです。タパスメニューや、レバント地方のアクセントが効いた国際色豊かな料理と共に、シグネチャーカクテルをご堪能いただけます。「ザ・ギャラリー」では、アンジェロ・ミュザのスイーツと、シグネチャーアフタヌーンティーを提供します。

そして、ユニークなカジュアルバー「ビター・ハニー」は、豪華なホテルロビーに併設されています。

アラブ首長国連邦初のディオール・スパ

2024年4月、明るい自然光が差し込む29階に、アラブ首長国連邦初のディオール・スパがオープンします。ディオールの洗練された優雅さが体現された特別なスペースです。

ディオール・スパ・ザ・ラナは、5室のトリートメントルームと1室のカップルスイートを完備。「Icoone セラピー」、「ハイドラフェイシャル」、「ディオール・ マイクロアブレージョン」、「ディオール・スキン・ライトLED セラピーマスク」など、最先端のテクノロジーを取り入れたトリートメントを幅広く取り揃えます。さらに、「エスカル・ザ・ラナ」、「デイオール・ストーンセラピー」、「D-スカルプト」を含む、ザ・ラナ限定のシグネチャートリートメントもお楽しみいただけます。

ザ・ラナ、ドーチェスター・コレクション(ドバイ)の宿泊料金は、スタンダードAED3,400++~、スイートAED 25,000++~です。

シックスセンシズは、ドバイのパームジュメイラに同ブランドのホテルとレジデンスをオープンし、アラブ首長国連邦(UAE)に進出します。国際的な環境認証「LEED」を受けた総客室数61室のホテルと162棟のレジデンスが所在するウエストクレセントのプライベートビーチは、ドバイの歴史・文化と、貴重な天然資源であるサンゴ礁生態系の密接なつながりを示すシンボリックなロケーションです。

 

シックスセンシズ ザ パーム ドバイは、UAEにおけるサンゴ礁の重要性とその積極的な保全活動を踏まえ、“サンゴ”を建築デザインのメインモチーフに据えています。うねるような屋根の形状、シルエット、セルラーファサードが、サンゴの自然な形状と美しさを称えます。さらに、サンゴから着想を得たデザインは、強い日差しを防ぐ日陰の空間を生み出し、開放的な環境を演出します。客室は、高いプライバシーを確保しながら、ペルシャ湾とドバイのスカイラインに面した建物を通して最大限の眺望を提供します。同リゾートとレジデンスは、過去数年にわたりサステナビリティへの取り組みを強化してきたドバイにおいて、サステナブルな開発とその実現のために重要な地元コミュニティを支援し、ウェルネスの新しいベンチマークとなることが期待されています。

現代的なマジュリス

ビーチに面した閑静なロケーションに対する人気が高まる中、シックスセンシズのホテルとレジデンスは、コミュニティ・リビングに新しい形を提案し、急成長するドバイの不動産とホスピタリティ産業をさらなる高みに導きます。伝統的な「マジュリス」(人々が集い話し会う場所)は、エミラティ(UAE国民)の生活の中心です。古くから続くマジュリスに因み、シックスセンシズ ザ パームにおいてもコミュニティとセレモニーを重視し、レストラン、バー、プール、キッズクラブ、ゲームルーム、図書館、多目的ルーム、会議室などを文化的な交流スペースと捉え、機能を強化します。

シックスセンシズ ザ パーム ドバイの心臓部は、5,574平方メートル(60,000 ft²)のソーシャル&ウェルネスクラブです。長寿クリニック、点滴療法ラウンジ、バイオハッキングルーム、マッサージサーキットプール、スカッシュコート、ワーキングスペース、シックスセンシズ スパから構成されています。凹凸のある質感などサンゴ礁にインスパイアされた印象的なデザインに加え、自然光を活かした照明デザインによる演出も絶妙です。異なる様々な雰囲気を生み出す緻密な照明計画が、独自の世界観に浸ることができるイマーシブな体験を提供します。また、バイオフィリックデザインを取り入れることにより、地上地下を問わず、デザイン全体を通じて自然なサーカディアンリズムを促進します。リカバリー・トリートメントとリコネクション・プログラムは、ゲスト、会員、居住者の健康増進をサポートするための鍵となるメニューです。

セントラルガーデンも、ハイライトの一つです。連なる小さなジェベル(丘)、曲がりくねった谷の小道、ロマンチックなコートヤードを擁し、自然に日陰を創り出すランドスケープが特徴的です。砂浜に自生する植物群に包まれた橋や飛び石の小道を渡ってアクセスでき、アウトドアアクティビティを楽しめるハブとしても機能します。メインプールとサンデッキは、ビーチへと続く豊かな在来種の植栽に囲まれています。

シックスセンシズのCEOのニール・ジェイコブスは、UAEへの進出について次のように述べています。「シックスセンシズ ザ パーム ドバイは、この素晴らしいデスティネーションへの進出を記念するマイルストーンです。海の底から屋上のシグネチャーバーまで、私たちのコンセプトは、湾岸エリアの自然の美しさ、ホストと旅行者の間の連帯感とホスピタリティ、エミラティ独自の伝統と将来に対する明るい希望と共にドバイが歩んできた発展の旅を祝うことです。」

 

内外装を融合し砂漠と海の対比が映えるレジデンス

162棟のレジデンスには、「ペントハウス」、「ロイヤル・ペントハウス」、「デュプレックス・スカイヴィラ」のタイプが含まれているほか、5ベッドルームの「シグネチャーヴィラ」が9棟予定されており、庭園、インフィニティプール、ヤシの木が茂るビーチの景色をお楽しみいただけます。そして、自然池と大きなワディ(巨礫)が、安らぎのある隠れ家の趣を景観に添えています。ビーチにはヤシの木々が植わり、専用のハンモックを木陰に吊るすことができます。色彩と質感を通して周辺の自然と調和するレジデンスは、 敷地を囲む海洋環境を反映したレンダー、石、金属の素材パレットを採用し、控えめでありながら洗練された仕上げが施されます。

レジデンス居住者は、広々とした美しい緑地に加え、マイクロファーム、テニスコート、パデルコート、専用のランニングトラックなど、リゾートの様々なレジャー、スポーツ、ビジネス、レクリエーション施設を利用することができます。

セレクト・グループの創立者兼CEOのラハイル・アスラム氏は、シックスセンシズとのパートナーシップについて次のように述べています。「シックスセンシズとパートナーシップを結び、世界的に高く評価されている同ブランドをUAEに迎えることができることを大変喜ばしく思います。サステナビリティとウェルネスに特化し、地域固有のヘリテージに対して独自のアプローチを持つシックスセンシズは、パームジュメイラのコミュニティに最適なブランドだと確信しています。」

シックスセンシズ ザ パーム ドバイは、2024年後半にオープン予定です。