ドーチェスター・コレクションは、202371日付で、CEOのChristopher Cowdray(クリストファー・カウドレー)が社長に就任する人事を発表しました。今年は、カウドレーが当社を世界的なラグジュアリーホテル運営会社として設立してから15年周年の節目の年となります。

社長に就任するカウドレーの新しい役割は、取締役会と緊密に連携を図りながら、すべての開発および改修プロジェクトを先導し、ドーチェスター・コレクションならではの明確なビジョン、深く根付いている文化、堅調な財務実績、戦略的な成長を確実に維持することです。ドーチェスター・コレクションは、ウルトララグジュアリーホテル市場のリーダーとしての地位を確立し、加盟するホテルへのサービスとスタッフのマネージメントにおいて高い評価を得ています。

また、CCXO(チーフ・カスタマーエクスペリエンス・オフィサー)のHelen Smith(ヘレン・スミス)とCCOE(チーフ・カルチャー&オペレーション・エグゼクティブ)のEugenio Pirri(ユージェニオ・ピッリ)が、同日付でCo-CEOに昇格することが取締役会にて報告されました。12年間にわたり一緒に働いてきた2人は、ドーチェスター・コレクションの戦略、ミッション、ビジョン、バリューを完全に理解し、共有しています。

カウドレーは、この度の新体制への移行にあたり、次のように述べています。「この度の決定は、ドーチェスター・コレクションの各ホテルが育んできたコミュニティに深く根ざした伝説的とも言える文化が確実に継承され、長年にわたり当社に貢献してきた2名の最高経営幹部と、各部門リーダーの更なるステップアップを可能にします。新体制により、戦略的ビジョン、顧客志向の従業員主体のオペレーション手法、分析的な意思決定など、経営陣の優れたスキルが理想的に組み合わさり、大きな利益を生み出すことが出来るでしょう。」

カウドレーは、アフリカ、アジア、中東、オーストラリア、ヨーロッパ、イギリス、アメリカにてホテルの経営や開発に携わるなど、40 年以上のグローバルな幅広い経験を備えています。特にロンドンでは、同市を代表する2軒の名門ホテル、クラリッジスとザ・ドーチェスターに、新旧の絶妙なバランスを保ちながら近代化をもたらしました。これまでのホテル産業への貢献が評価され、「ロンドン名誉自由勲章」も受章しています。

スミスは、2005年の入社以来、彼女の専門領域において高い洞察力を発揮し、ドーチェスター・コレクションのブランドを大きく飛躍させました。現在も、ブランドの管理とコンセプト化の重要な役割を担っています。彼女は、ザ・ドーチェスターのセールス&マーケティング部長を3年、ドーチェスター・コレクションのセールス&マーケティング担当副社長を10年務めた後、現職のCCXOに就任しました。名門コーネル大学を卒業した彼女は、シェラトン、ザ・レインズボロウ、フォーシーズンズ、スキボ・キャッスルにて重要な管理職を歴任するなど、当社に参加する前からラグジュアリーホテル業界のパイオニアとして活躍してきました。

ピッリは、30年間のキャリアを通じて、いかなるビジネスにおいても人材が意思決定の要であることを証明してきました。ダイバーシティとインクルージョン(D&I)をオペレーションのあらゆる側面に浸透させることに尽力してきた彼は、DIを推進する提唱者として賞も受賞しています。彼は、フェアモントホテル&リゾートのリージョナル人事部長職を経て、2011年に当社の人材&組織開発担当副社長に就任しました。2017 年より人事&企業文化担当最高責任者を務めた後、2021 年に現職のCCOEに就任し、ホテルのオペレーション、カルチャー、ゲストエンゲージメント、ESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みにおいて陣頭指揮をとっています。カナダのバンクーバーで、観光&ホスピタリティ、雇用法、人権について学んだ後、ホスピタリティ業界にて複数の指導的役職に就き、リーダーとしての実績を積みました。

1931年以来、ロンドンの中心地メイフェアで、ハイドパークも至近距離という絶好のロケーションに立つザ・ドーチェスターは、ホテルとディルニーストリートの角に専用エントランスを備えた、豪華なパティスリーとフローリストの「ケーキ&フラワー」ブティックを2023年3月23日にオープンします。当ホテルの社内フラワーデザイナーのフィリップ・ハモンドと、エグゼクティブ・パティシエのマイケル・クワンのコラボレーションにより実現しました。

鏡、大理石のカウンター、モザイクの床が、光り輝く優雅さと豪華さがあふれる雰囲気を作り出し、パリを拠点とするデザイナー、ピエール・イヴ・ロションによるこの宝石のようなインテリアは、生きる喜びを刺激します。ショーウィンドウは、当ホテルの情熱と熟練を示す魅力的な傑作で飾られ、ディスプレイからゲストが直接手に取れるように設計されています。  棚やケースの中は、シックなパッケージに入った特製ケーキ、ユニークなギフトバスケット、花のブーケ、厳選されたシャンパンと職人のチョコレートなどが並び、見ているだけでも嬉しくなってしまうでしょう。

フィリップ・ハモンドは、2010 年以来、息をのむようなフラワーアレンジメントを担っており、当ホテルの代表的なバラの品種であるドーチェスター・ローズの創作にも携わってきました。 フィリップの特注の手作りブーケと美しい花束は、「ケーキ&フラワー」ブティックで購入できるほか、事前注文、及びオンラインでもオーダーでき、ロンドン中心部内へのデリバリーが可能です。

マイケル・クワンは 2022 年 1 月に当ホテルチームに加わりました。受賞歴に輝く彼は、繊細でありながら鮮やかなケーキをデザインします。 メニューのハイライトには、ドーチェスター・ローズのケーキ版とも言える、特製のバラとジャスミンクリーム、圧縮洋ナシとココナッツクランチにマッチするまばゆいばかりのケーキが含まれ、さらに、柚子とベルガモットのメレンゲ、シトラス コンポート、オレンジ ブロッサム クリーム、コンフィ シトラスを添えたシトラスとオレンジ ブロッサムのパブロバなどがあります。 マイケルの代表的なケーキ、ザ・ツリーケーキは季節ごとに変わり、桜茶のムースやサワー チェリーなどのフレーバーが人気です。

ザ・ドーチェスターの「ケーキ&フラワー」ブティックの詳細は

https://www.dorchestercollection.com/en/london/the-dorchester/cake-and-flowers/をご覧ください。

カルフォルニアのドーチェスター・コレクション、ザ・ビバリーヒルズ・ホテルのプールサイドムービーシリーズが2023 年に復活し、年間 5 つのイベントが開催されます。

プールサイドには大きな映画スクリーンが設置され、ゲストはヤシの木のスカイラインを見渡す美しい景色を楽しみながら、手作りのカクテルを飲みながら最高のお料理を味わうことができます。最大 4 人までお座りいただけるプールサイドのカバナで、より親密な視聴体験を作り出します。

<2023年上映スケジュール>

  • 4月26日 – ティファニーで朝食を
  • 5月10日 – ラ・ラ・ランド
  • 6月7日 – クルーレス
  • 9月20日 – トゥループ・ビバリーヒルズ
  • 10月25日 – お熱いのがお好き

各カバナの料金は$ 1,700 で、下記が含まれます。

  • 特製カクテル
  • 映画にインスパイアされたプレフィックス ディナー メニュー
  • テーマ デザート
  • ポップコーン、チョコレート、キャンディーなどスナックバーの利用

詳細 https://www.sevenrooms.com/events/thecabanacafepool

マラケシュの歴史あるホテル、ラ・マムーニアは、国際的に有名かつ権威ある旅行雑誌、コンデナストトラベラーの「グローバル ゴールド リスト2023」に選出されました。3大陸7都市に拠点を置くコンデナストトラベラーのグローバル エディターたちが選ぶ「グローバル ゴールド リスト」モロッコ唯一のホテルとして、ワールドクラスのホスピタリティにおけるリーダーシップを確固たるものにしました。

このリストはコンデナストトラベラーの編集者が最も良く聞かれる質問「お気に入りの滞在場所は?」に対する答えとされています。コンデナストトラベラーの読者投票で、世界No.1ホテルに過去3回選出されたラ・マムーニアが、この度編集者目線でのアワードにおいてもその魅力と実績を認められました。2023年に100周年を迎えるラ・マムーニアは最も訪れるに相応しい場所の一つと証明されたと言えるでしょう。

 

*コンデナストトラベラー「グローバル ゴールド リスト2023」には他にもケントスのクライアントより下記のホテルが選出されました*

・ザ・ニュート、サマセット(イギリス)

ロンドン郊外に位置し、広大な敷地に庭園、ホテル、ミュージアム、アップルサイダー工房を有する歴史あるエステートです。

姉妹ホテルの「バビロンストレン」(南アフリカのワイナリー&ホテル)も選出されています。

・シックスセンシズ プナカ(ブータン)

ブータン西部と中心部の渓谷に建つシックスセンシズ ブータン、5つのロッジの中の1軒です。

・ル・ムーリス(フランス)

ドーチェスター・コレクション、著名人に愛され続けるパリを代表するパラスホテルです。

↓受賞ホテルの全リスト↓

https://www.cntraveler.com/story/gold-list-top-hotels-and-resorts-in-the-world

大規模改装プロジェクトの第一フェーズを終え、ザ・ドーチェスターのザ・プロムナードとアーティスト・バーが装いも新たに、再デビューを飾りました。

  

ザ・プロムナードのピエール・イヴ・ロションによるインテリアは、ホテルの魅力的な奇抜さを包み込みながら、空間の奥行きに沿って印象的な柱が並び、繊細な白と柔らかなセージグリーンの天井は、金箔のアクセントで仕上げられています。

英国のアーティストによる現代アートのオリジナルコレクションが、プロムナード全体で公開されています。ユニークで個性的な作品はすべて、自然に対する新しい見方を提供し、完璧にキュレーションされ、イングリッシュガーデンを散歩しているような感覚を呼び起こすように作られています。

ザ・グリルのモダンなブリティッシュメニューからミシュラン3つ星のアラン・デュカスのフランス料理、チャイナ・タンの有名な広東料理まで、並外れた美食に囲まれたザ・プロムナードが、常にお客様をお迎えするザ・ドーチェスターのセンターに戻ってきました。ここでは、ロブスターのキャセロールとバターミルクのパンケーキが主役となる贅沢な朝食から、季節の食材を使ったトロリーを添えたたっぷりのスーパーフードサラダ、エレガントなアフタヌーンティーまで、贅沢にお楽しみいただけます。

一方、アーティスト・バーは、メイフェアの新しいランドマークとして、シャンパン、シーフード、エンターテイメントの楽しい夜を満喫できる、魅力的できらめくエリアとして再デビューを果たしました。プロムナードの端に位置するアーティスト・バーのインテリアも、ピエール・イヴ・ロションがてがけました。ゲストは到着した瞬間から、このバーの長さに沿って印象的な柱が並ぶドラマチックな鏡張りの天井に魅了されるでしょう。パウダーブルーの座席がバーに沿って点在し、壮大なクリスタル シャンデリアを囲み、特徴的な模様のカーペットが足元で渦巻いています。

アーティスト・バーに展示される、英国で活動するアーティストによるオリジナルのアートワーク コレクションは、独自の個性を持ち、さまざまな技法を組み合わせた作品で、自然と都会の風景を融合させたロンドンの祭典であり、ホテルに関連する著名人を描写しています。

コレクションのハイライトには、エリザベス女王2世の郵便切手にインスピレーションを得たアン・キャリントンの作品が含まれます。

この作品は、手作業で丹念に縫い付けられたマザー・オブ・パール・ボタンのみを使用し、晩年のエリザベス女王の大きなシルエットを作り出しています。バーの反対側では、ユアン・イーソンが、ドーチェスターを中心に、全体を金箔でレンダリングした、ロンドンのハイドパーク地区の航空写真都市地図を作成しました。

アーティスト・バーでは、見事なアートワークとシグネチャーカクテルのインスピレーションが同期しており、各作品にちなんで名付けられた6つのシグネチャーカクテルをご用意しています。カクテルの材料は、各アーティストが作品を作成するために使用したリファレンスと影響を反映しています。

1931年以来、ロンドンの中心部という絶好のロケーションにあるザ・ドーチェスターは、メイフェアに高くそびえ立ち、ハイド パークに隣接しています。当ホテルは最初に一階の新しいインテリアを公開し、2023年3月に客室とスイートの再設計を発表する予定です。ドーチェスターは、大規模な改装中も引き続き営業しています。

<心身共に健康を ウェルネスリゾート>

チバソム・インターナショナル・ヘルスリゾート(タイ)

-2022年英国コンデナストトラベラー「世界のNo.1ディスティネーションスパ」受賞-

「世界のNo.1ディスティネーションスパ」に今年も選ばれたチバソムは、世界を代表するウェルネスリゾートとして、理想的な健康状態を目指す方々の為に総合的なサポートを提供し、ゲスト一人ひとりに合わせた最適なウェルネス向上体験を提供します。2017年からは病後対策分野もカバーするプログラムも開始しており、癌の回復期、偏頭痛、ストレス過多(鬱)、高血圧対策も実施しています。さらに、2021年11月からは、ニーズに応え、免疫強化、腸(消化器系)の健康、シニアの健康長寿にフォーカスした新しいプログラムも誕生しています。

またリゾートで提供する食事「ウェルネス・キュイジーヌ」は、自家菜園で栽培した新鮮で栄養豊富なオーガニック食材をふんだんに使用した植物性食品を中心に構成されています。

サスティナビリティーにも注力し自家菜園、自家発電、マングローブ植林など、様々な取り組みを実践しています。

 

ズラル・ウェルネスリゾート by チバソム(カタール)

-カタールW杯開催時ドイツチームが宿泊-

世界で初めて現代的に再解釈したアラブ・イスラム伝統医学(TAIM)を提供する、カタール最大のウェルネス・デスティネーションがチバソムの運営で2022年オープンしました。リゾートは大人のゲスト専用の「ズラル・セレニティ」60室と、家族向けの「ズラル・ディスカバリー」120室の2つのエリアで構成され、TAIMのハーバル療法、スピリチュアルセラピー、食事療法、心身のつながりを深めるマインド-ボディ・プラクティスに着目し、科学的根拠に基づく健康法が実践される現代に合わせ、健康をサポートするためのトリートメントとプログラムに取り入れ、サステナブルな方法で最適な健康へと導きます。食事はチバソムのウェルネス・キュイジーヌを元に、洗練されたアラブ料理と地中海料理のファインダイニングをお楽しみいただけます。高品質の自然食品を使用した栄養豊富なメニューには、 ハラル料理やベジタリアン料理も含まれています。

 

<緑にあふれたガーデンが魅力のホテル>

ザ・ニュート、サマセット(イギリス)

-歴史的な邸宅と巨大な庭園 敷地内からは歴史的に重要な出土品や考古学的発見が続々-

ロンドン郊外に位置し、豊かな森、広大な庭園、果樹園を含む農園、そしてジョージアン様式の邸宅と農舎を有する歴史あるエステート(ホテルと広大なガーデンの敷地)です。歴史的にも重要な邸宅や旧農場は代々のオーナーが大切に改修を重ね、建築当時の面影を残しながら宿泊施設へと進化し続けています。数千年にも渡る園芸の歴史に学び、装飾性と生産性の両方の視点からデザインされた庭園は、美しい景観で目を楽しませるだけでなく、美味しい食材をgarden-to-tableに提供します。

敷地内のハドスペン・ハウスとファームヤードは、現オーナーのカレン・ルースが改装を施し、 ラグジュアリーなホテルとスパに生まれ変わりました。敷地内にはアップルサイダー(シードル、リンゴを原料とした酒)を造り貯蔵する「サイダー・プレス&セラー」や養蜂場、体験型ミュージアムも完備。さらに敷地から出土されたローマ時代のヴィラは、ミュージアムのみならず、当時のヴィラの再現という前代未聞のエンターテイメントも提供し、英国の美しい田園地帯を様々な方法で堪能できます。

また春から秋には、グレートウェスタン鉄道とのパートナーシップにより、ファーストクラスの列車旅付きで、ザ・ニュートを1日かけてたっぷり満喫するロンドンからの日帰りツアーも行っています。

 

ラ・マムーニア(モロッコ)

-イギリスのチャーチル首相が「この世の中で最も美しい場所」と称し、過去3度 世界No.1ホテルに輝く-

100年に渡り世界中のセレブを魅了し続ける、マラケシュを代表する最高級ホテル。136室のスタイリッシュな客室の内、美しい庭園の中に佇む3室のリアド(モロッコ風邸宅)を含む71室がスイートです。ラ・マムーニアの庭園は18世紀、当時の王が息子たちの婚姻のお祝いに送ったものです。当時その庭園では頻繁に王子主催による豪華なザハ(ガーデン・パーティー)が催されました。現在に尚残る元王家の庭園は8エーカーもの広さに美しい植物が生い茂り、誰もが目を見張ります。ホテル内には、ジャン-ジョルジュの手がけるレストランやピエール・エルメのラウンジ、ブティックなどがあり、本場の一流モロッコ料理から、地中海料理、アジア料理まで、味はもちろん目でも楽しめる洗練されたメニューを提供します。

 

<著名なデザイナーによるデザインが光るホテル>

シックスセンシズ ローマ(イタリア)

-旧貴族の邸宅を改装しサン・マルチェッロ広場にまもなくオープン-

古代ローマの中心部、トレヴィの泉とパンテオンからわずか徒歩3分の距離、サン・マルチェッロ広場でゲストをお迎えします。サンマルチェロ教会の修復にも携わり、文化遺産を守る活動をパートナーシップとして実践しています。

イタリア初のシックスセンシズのホテルとして、96室の客室と一部テラス付きスイートを擁するほか、スパ、ローマ浴場、レストラン、イベントテラス、中庭などを完備します。インテリアデザインは、スペイン国王から「オーダー・オブ・イザベル・ザ・カトリック」の勲章を授与され、2011年に“インテリアデザインの殿堂入り」を果たしたパトリシア・ウルキオラ氏が手がけています。そして、自慢のルーフトップには軽食を提供するバー&レストランが設置され、パノラマの絶景を望む広いテラスに加え、オーガニック菜園を併設し、ローマ時代の宴会で使用されていた食材を栽培します。

 

THE SHINMONZEN(京都)

-安藤忠雄氏デザインによる 旅館とホテルの良いところ取りホテル-

世界で最も有名な現代建築家の一人、安藤忠雄氏とコスモポリタンなデザインで知られるレミ・テシエがインテリアデザインを手がけた僅か9室の今までになかったホテルが京都新門前通りにオープンしました。日本画、絵画、写真、刺繡など、世界的に有名な新進アーティストによるさまざまな形のアートがホテル内の至ることろに展示され、ホテルという名の美術館のようです。まもなくジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリスティンが手がける京都初のレストランがホテル内にオープンします。フランス、プロヴァンスのワイナリーに立つヴィラ・ラ・コストの姉妹ホテルです。

 

<2023年New Open>

シックスセンシズ ヴァーナ(インド)- 2023年1月

-シックスセンシズ初の本格ウェルネスリゾート-

ジャン-ジョルジュ at THE SHINMONZEN (京都)– 2023年1月

-京都初のジャン-ジョルジュによるレストラン-

シックスセンシズ ローマ(イタリア)- 2023年初頭

-旧貴族の邸宅を改装しサン・マルチェッロ広場にまもなくオープン-

シックスセンシズ クラン-モンタナ(スイス)- 2023年2月

-冬はスキー、夏はゴルフで1年中楽しめる高級山岳リゾート-

ドーチェスター・コレクション、ザ・ラナ(ドバイ)- 2023年夏

-ドーチェスター・コレクション中東初プロパティ-

ザ・ドーチェスターは、過去30年において最大規模となる改装工事の第1フェーズの完了に先駆けて、今年12月に「ヴェスパー・バー」をオープンすることを発表しました。

 

著名なインテリアデザイナーのマーティン・ブルニツキ氏が、伝説的なカクテルの名店「ザ・バー」の改装を手がけ、「ヴェスパー・バー」としてリニューアルします。映画の舞台のような雰囲気が広がり、才能に溢れたバーテンダーがゲストをもてなす新しいバーでは、大人のための楽しいひと時をお楽しみいただけます。カクテルメニューは、輝かしい実績を誇るヘッド・バーテンダーのルチア・モンタネッリが監修しており、時代を越えて愛され続ける定番カクテルからシグネチャー・カクテルまで、殊玉のカクテルを幅広くご堪能いただけます。

新しい内装は、紳士淑女としてのマナーを重視しながらも賑やかなナイトライフが広まった30年代のイギリスの精神と品格からインスパイアを受けています。華麗なインテリアが店内全体を飾り、30年代スタイルのパラジウムの天井が、カクテルにピッタリな夕刻から夜へと流れていく大人の時間を演出します。2階のエリアと居心地の良いʻsnugʼ(個室)では、高いプライバシーを確保しながら、ヴェスパー・バーならではの世界観をお楽しみいただけます。新しいレイアウトは、パークレーンからの専用入り口とハイドパークを望む屋外テラスも完備します。

店内には、ザ・ドーチェスターとゆかりの深い写真家兼デザイナーのセシル・ビートン氏(1904 年―1980 年)が描いた絵画やセレブリティを被写体にした写真、さらにロージー・エマーソン氏を含む現代美術アーティストたちによるビートン氏の作品や彼が活躍した時代にインスパイアを受けた作品が展示されます。一連の作品が、往年の華やかな時代を彷彿とさせます。

店名のヴェスパーは、ザ・ドーチェスターと『ジェームズ・ボンド』シリーズとの長年にわたる深いつながりに因んでいます。「ヴェスパー・マティーニ」を発明したことでも知られる原作者のイアン・フレミング氏は、1940年代から亡くなる1964年まで、当ホテルに滞在し、食事をしていました。ボンド・シリーズを引き継いだウィリアム・ボイド著の『ソロ』では、ボンドが45歳の誕生日の朝をザ・ドーチェスターのスイートで迎えるところからストーリーが始まります。ジェームズ・ボンドの映画制作会社EONは、60年代から70年代にかけてホテル内にオフィスを構えていたほか、何十年にもわたり、同シリーズのプロモーションイベントを当ホテルで開催してきました。また、ザ・ドーチェスターは、6 人のジェームズ・ボンド全員、14人のボンド・ガール、4人の M 、9人のボンドの敵役をホテルゲストとしてお迎えしました。

新しい新装は、12月にお披露目予定です。ザ・ドーチェスターは、改装期間中も営業を継続しています。

公式ホームページ内の大改装に関する特別ページも合わせてご覧ください:dorchestercollection.com/en/london/the-dorchester/new-beginnings/

2023年春、ザ・ラナ、ドーチェスター・コレクション、ドバイが開業

ドーチェスター・コレクションとして10軒目となるホテル「The Lana, Dorchester Collection, Dubai(ザ・ラナ、ドーチェスター・コレクション、ドバイ)」が、2023年の春にオープンし、中東への初進出を飾ります。

活気に満ちたビジネス・ベイに位置するザ・ラナは、ドバイ不動産開発大手のオムニヤット社との共同開発プロジェクトです。デザインは、国際的に輝かしい実績を誇るフォスター+パートナーズが手がけています。華やかな同地区で存在感を放つ30階建ての超高層ビルに、スイートルームを含む225室の客室を備え、比類のないウルトララグジュアリー体験を提供します。ゲストは、地域性を反映した素晴らしいデザインに加え、高層から望む開放的なパノラマビュー、ワールドクラスのダイニング、広々としたスパとプールエリアをお楽しみいただけます。

ザ・ドーチェスター、ロンドン

ザ・ドーチェスターは、世界最高峰クラスのラグジュアリー・ホテルです。1931年の創業以来、ハイドパークを望むロンドン・メイフェアのアイコン的存在として親しまれてきました。現在、著名な建築デザイナーたちを起用した改装工事が進行中です。ピエール=イヴ・ロション氏が、ホテルのエントランス、客室とスイート、ザ・プロムナード、ケーキ&フラワー・ブティックを、マーティン・ブルニツキ・デザインスタジオが、ザ・バーを担当しています。過去30年において最大規模となる当改装工事は、今秋に完了し、新装が披露されます。

ザ・ドーチェスター・スパは、美容医療の世界的な権威であるDr. Uliana Gout(ドクター・ウリアナ・グウ)との独占的なパートナーシップを最近発表し、大きな注目を集めています。Dr. Goutは、科学的根拠に基づく美容医療のパイオニアであり、世界的なリーダーです。ザ・ドーチェスター初となる美容医療メニュー「LAM Luxe」をDr. Goutが監修しているほか、ザ・ドーチェスター・スパにてDr. Goutの診療を受けていただけるようになりました。

ザ・ドーチェスター・ルーフトップは、昨年夏の好評を受け、地中海をコンセプトにしたテラスレストランとバーを再開しました。「アラン・デュカス・アット・ザ・ドーチェスター」のエクゼクティブ・シェフを務めるジャン-フィリップ・ブロンデがコンセプトを考案し、ヘッド・シェフのバスティアン・ベルタイナが腕を振るいます。

ロンドンの景色を一望できるルーフトップに64席の客席をご用意し、ジャン-フィリップが幼年期を過ごしたリビエラから着想を得たフレーバーを取り入れた地中海料理と、クルボアジェとのパートナーシップによる多彩なカクテルを提供します。

45パークレーン、ロンドン

ロンドンの中心部に建つ45パークレーンは、英国の現代アートを発信する拠点として存在感を示すモダンなホテルです。9月6日まで、画家エイミー・ジャッドの「Efflorescence展」が開催されました。ジャッドの作品を集めた展示会として過去最大規模で、ジャッドの画風に対する新しい視点を提供しました。

また、人気のレストラン「CUT」が拡張し、「CUT テラス」が新しくしくオープンしました。毎日正午より営業を開始するCUTテラスでは、ランチとディナーをお楽しみいただけます。パークレーンとカーゾンストリートが交わる角に位置するレストランCUTと隣接する当テラスレストランは、ホテルの正面玄関からアクセスしていただけます。ハイドパークの緑豊かな木々をパークレーン越しに楽しめるのも、この立地ならではです。22席の客席には、リーバ製ヨットのエレガントなミッドセンチュリーデザインから着想を得た「キャプテンズ・テーブル」の6名様用ソファー席も含まれています。外部との仕切りに使用されているガラス製のスクリーンは、自然光がテラスに降り注ぐことを可能にしながら、45パークレーンの洗練された外観デザインに影響を与えることなく、ダイニング空間を保護するシェルターとしての役割を果たしています。

カワース・パーク、イギリス・アスコット

「ザ・スパ・アット・カワース・パーク」は、Germaine de Capuccini(ジャーメイン・ド・カプチーニ)と提携し、5つの新しいトリートメントをローンチしました。

新トリートメントには、フェイシャルとボディトリートメントを組み合わせた「ラディエンス・ビタミンC・フェイス&ボディ・シグネチャーセラピー」のほか、ビタミンCとLEDセラピーを組み合わせた「カワース・パーク・ルミネッセンス・シグネチャーフェイシャル」、ラベンダー、オリーブ、シトラスの香りから選べる「メディテレーニアン・キャンドルマッサージ」、5種類のアロマオイルからゲストに適したオイルを選び、古代中国の自然哲学に基づいて行う「エレメンツ・インスパイヤード・マッサージ」が含まれます。

ホテル・プラザ・アテネ、パリ

ホテル・プラザ・アテネは、パリ8区の高級ファッションブランドが立ち並ぶモンテーニュ通りに面する名門ホテルです。昨年9月にオープンしたレストラン「Le Relais Plaza(ル・ルレ・プラザ)」の成功に続き、今年初めに、ファインダイニングの「Jean Imbert au Plaza Athénée

(ジャン・アンベール・オ・プラザ・アテネ)」が待望のオープンを果たしました。開業からわずか9週間でミシュランの星を獲得したことは、プラザ・アテネが提案する新しい食体験の始まりを象徴する快挙でした。

さらに、今夏には、シェフ・ジャン・アンベールがプロデュースする3軒目のレストラン「La Cour Jardin(ラ・クール・ジャルダン)」がオープンしました。80席の客席を備えた当レストランは、ホテル中央の中庭にて夏季限定で営業されます。「鯛とレモンの塩漬け」、「プライムリブのチミチュリソースとパプリカ・ストリートコーナー・ポテト添え」、「ザ・グレート・ニソワーズ」などの新しいメニューは、フランス産の旬の食材を生かし、シンプルでありながら料理に対する情熱が一皿一皿に表現されています。自然光が降り注ぐ中庭レストランのラ・クール ジャルダンは、ご友人とのリラックスしたランチや、ロマンチックなディナーに理想的な場所です。

ル・ムーリス、パリ

著名な芸術家や思想家たちに愛されてきたパリのホテル、ル・ムーリスは、ドーチェスター・コレクションの「In the footsteps of legendary artists walking trails(伝説的な芸術家の⾜跡をたどる散策シリーズ)」の一つとして、印象派モネの非凡な⼈⽣と作品に触れる散策ツアーを開始しました。経験豊富なガイドと 1 対1または少⼈数のプライベートグループで催⾏されるこの散策ツアーは、参加者に合わせて毎回カスタマイズされます。参加者は、モネの⼈⽣にまつわる逸話を学びながら、ゆっくりと美しいパリを楽しむことができます。

モネのほか、ピカソの足跡をたどる散策ツアー「Picassoʼs Montmartre(ピカソが暮らしたモンマルトル)」もご用意しています。この散策ツアーでは、なぜピカソの傑作『アヴィニョンの娘たち』が長年にわたりアトリエに丸められたまま放置されていたのか、ピカソはラパン・アジルでの飲み代をどのように支払っていたのか、なぜルーブル美術館での窃盗事件に関与したのか、興味深いエピソードを掘り下げ、疑問を解き明かします。

2023年の春には、ル・ムーリスの散策ツアー第3弾となる「Rodin: Love and Torment(ロダンの愛と苦悩)」がスタート予定です。

ホテル・エデン、ローマ

今夏、ホテル・エデンは、3つの新しい郊外型アクティビティを発表しました。スポーツカーに乗り、ローマの北に位置する魅惑的な田園地帯へと向かうドライブの旅、ティレニア海に浮かぶポンツァ島とパルマローラ島の海岸線を巡るセーリングの旅、一般公開されていない国立21世紀美術館(MAXXI、マキシ)の地下収蔵庫を、美術品の修復保存専門家でもある美術史家と見学するツアーは、いずれも冒険心を刺激するユニークな体験です。

また、ドーチェスター・コレクションの「伝説的な芸術家の⾜跡をたどる散策シリーズ」は、ル・ムーリスでの成功を受け、ホテル・エデンでも開催が決定しました。ホテル・エデンが主催する散策ツアー第1弾は、カラヴァッジオの劇的な人生をたどる「Caravaggio: Rebel and Rome(異端児カラヴァッジオとローマ)」です。この散策ツアーでは、彼が故郷と呼んだローマの街を舞台に、裕福なパトロンから、賭博師、モデル、占い師に至るまで、魅惑的な人々と出会い、無一文から富豪になったカラヴァッジョの破天荒な人生を深く掘り下げます。非常に短くも波乱に満ちた生涯の中で、どのように“西洋美術に革命をもたらした“と評される画期的な作品を生み出したのか、彼が描いた絵画と同じようにドラマチックで異彩を放った天才画家の素顔に迫ります。

ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア、ミラノ

ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイアは、ミラノとロンバルディア州全体の魅力を余すところなく集めた多彩な8つのアクティビティをご用意しました。当ホテルのゲストだけが体験できるエクスクルーシブなアクティビティは、同州の奥深い魅力を堪能できるユニークな機会を提供します。

その一つが、世界で最も有名で影響力を持つ壁画の 1 つ、巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』のプライベート・ビューイングです。1490年代作の当壁画は、ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に併設するドメニコ会修道院の壁に今も飾られています。この唯一無二の大変ユニークな体験は閉館後に行われるため、混雑や時間の制約を受けることなく、この傑作を楽しむことができます (通常の見学時間は最長20 分です)。

このほか、オペラ座の舞台裏ツアーなど、ミラノが誇るランドマークを通常とは異なる切り口で見学できる体験を取り揃えています。さらに、ミラノ郊外でのアクティビティもバラエティ豊かです。バローロやフランチャコルタのワインテイスティングから、リーバ製ヨットでのイゼーオ湖クルーズ、ヴァルテッリーナでのランチが付いたイタリアン・アルプスを空から眺めるヘリコプター遊覧飛行、アンティークバイオリンとリュートの貴重なコレクションで有名なクレモナのストラディヴァリ博物館訪問まで、どれ一つとして見逃したくないものばかりです。

ミラノは、デザインの街としても有名です。ヴィコ・マジストレッティ財団とアキッレ・カスティリオーニ財団のスタジオミュージアムの専門ガイドが案内するツアーは、ミラノの素晴らしいデザイン空間を解説付きで巡ることが出来ます。ツアーには、イタリア初のデザイン・ミュージアムであるラ・トリエンナーレへの訪問と、ラ・テラッツァでのランチが含まれます。さらに、ゲストのご要望に合わせて、パトリシア・ウルキオラやニーナ・ヤシャールといった有名デザイナーのアトリエや、ラボラトリオ・パラヴィチーニの陶芸工房へのプライベート訪問もアレンジします。

ビバリーヒルズ・ホテル、ビバリーヒルズ

ビバリーヒルズ・ホテルは、開業110周年を迎える今年、ハリウッドで最も光り輝く場所として歩んできた歴史を称え、記念イベントや記念メニューなど様々な活動を実施しています。

ゲストは、ホテルのアイコニックなバナナの葉のデザインをモチーフにしたネイルアートから、「ポロ・ラウンジ」のアニバーサリーカクテル、夏季限定のプールサイド映画上映会、ロビーでの「バート・スターン写真展」まで、多岐にわたる特別企画をお楽しみいただけます。映画上映会では、ホテルがロケ地となった『Troop Beverly Hills(邦題:ガールズスカウト-ビバリーヒルズ版)』を、写真展では、ホテルの常連客だった大女優エリザベス・テイラーを被写体にした作品を取り上げ、ホテルの華やかな歩みを振り返ります。また、ポロ・ラウンジの有名な「マッカーシー・サラダ」は、ベルナルドの特注のサラダボールに盛り付けられ、ドン・ペリニヨンとのペアリングを楽しめる特別バージョンで提供されます。このサラダボールは、お持ち帰りいただけます。さらに、記念品として筆記用具もご用意しています。この特別な筆記用具を用いて書いていただいたゲストからのレターは、ビバリーヒルズ・ホテルがこれから歩んでいく歴史の一部となります。

ホテル・ベルエア、ロサンゼルス

「ウルフギャング・パック・アット・ホテル・ベルエア」の豪華なバーベキューパーティーが、9月6日に帰ってきました。カラフルな庭の芝生の上に大きなテーブルが並べられた会場で、セレブシェフたちが腕を振るいます。マスター・シェフのウルフギャング・パックとエクゼクティブ・シェフのコナー・マクヴェイに加え、フランシス・マルマン、ナンシー・シルバートン、エリック・ワーナー、アダム・ペリー・ラング、バート・バックマンといったスターシェフたちが招聘されます。

定期的な美術展の一つとして、9月1日~11月23日までの期間、セス・キンモントによるエキシビションを開催します。一連の小型彫刻作品を通して、何百年も先の未来へとゲストをお連れします。アルミニウム鋳造によるこれらの彫刻群は、これまでの彼の作品の中でも、特に他の現代美術家たちから高い評価を受けている、気候の変動によって変形された示唆に富む形をした作品の幾つかを反映しています。エキシビションは一般公開されており、無料でご覧いただけます。また、展示されている作品はお買い求めいただけます。収益は、未来のアーティストを支援するコロッサス財団に寄付されます。

ザ・ドーチェスターは、世界最高峰クラスのラグジュアリー・ホテルです。1931年創業以来、ハイドパークを望むロンドン・メイフェアのアイコン的存在として親しまれてきました。

 

開業91年目を迎える今年、著名な建築デザイナーたちを起用した改装工事が進行中です。ピエール=イヴ・ロション氏が、ホテルのエントランス、客室とスイート、ザ・プロムナード、ケーキ&フラワー・ブティックを、マーティン・ブルニツキ氏率いるデザインスタジオが、ザ・バーを担当しています。

長い歴史を大切に守りながら、絶え間なく変化する時代に合わせて進化を遂げるザ・ドーチェスターは、すべての中心にゲストを置いて考える姿勢を徹底しています。この度の大改装では、時代を切り拓く人々のためのロンドンの拠点として新章の幕を開けるべく、既成概念にとらわれない好奇心を重視し、上品ながらも気取らないシンプルなスタイルを追求しています。

客室とスイート

ピエール=イヴ・ロション氏のビジョンは、明るくフレッシュな印象の客室とスイートのデザインに表現されています。細部に至るまで考え抜かれた内装は、淡いリーフグリーンとローズフォグピンクの組み合わせから、ヘザーブルーとレモンイエローの組み合わせに至るまで、イギリス式庭園に着想を得た配色が特徴的です。レジデンススタイルの新しいシグネチャースイートとジュニアスイートは、広々とした居心地の良い空間です。

到着

ザ・ドーチェスターの有名なファサードは、国際都市としてダイナミックに変化するロンドンにおいて、90年以上に渡りランドマークとして愛され続けてきました。ロション氏が手がける改装により、外観の魅力をより高める照明が施され、ゲストを歓迎する温かな雰囲気がパークレーン全体に広がります。美しい緑の花崗岩が敷き詰められた前庭には、有名なプラタナスの木が植わり、緑豊かな植栽がその周りを囲みます。

ホテルの前庭に到着したゲストは、自然光が降り注ぐ開放的なロビーへと進みます。ロビーに展示された素晴らしい2点の芸術作品は、それぞれ独自の手法を用いて、1931年以来、ロンドン屈指の高級エリアであるメイフェアの街並みの一部として歩んできたザ・ドーチェスターの歴史を表現しています。

ザ・プロムナード

ロビーの先には、ザ・プロムナードの豪華なダイニング空間が広がっています。想像力をかき立てる芸術的な店内で、ザ・ドーチェスター自慢のアフタヌーンティーをお楽しみいただけます。店内の奥に新設される特別なエリアは、シャンパン、シーフード、エンターテインメントを取り揃え、美しく光り輝くナイトライフを演出します。

イギリス人アーティストによる現代美術作品を集めたオリジナルのコレクションも、見所の一つです。多彩な技法を駆使し、様々な媒体を通じて表現された個性的な作品群は、ゲストに自然に対する新しい視点を提案し、まるでイギリスの原風景の中を散策しているかのような感覚を与えます。

ザ・バー

ホテルの伝説的なバーの改装は、マーティン・ブルニツキ氏が担当しています。映画の舞台のような雰囲気のある空間と、才能に溢れたバーテンダーがゲストをもてなし、大人のための楽しいひと時をお過ごしいただけます。

ザ・バーの新しい内装は、紳士淑女としてのマナーを重視しながらも賑やかなナイトライフが広まった30年代のイギリスの精神と品格からインスパイアを受けています。新しいレイアウトは、パークレーンからの専用入り口とハイドパークを望む屋外テラスを備え、華麗なインテリアが店内全体を飾ります。30年代スタイルのパラジウムの天井が、カクテルにピッタリな夕刻から深まる夜へと流れていく豊かな時間を演出します。そして、2階のエリアと居心地の良い‘snug’(個室)では、高いプライバシーを確保しながら、ザ・バーならではの世界観をお楽しみいただけます。

店内には、ザ・ドーチェスターとゆかりの深い写真家兼デザイナーのセシル・ビートン氏(1904年―1980年)が描いた絵画やセレブリティを被写体にした写真、さらにロージー・エマーソン氏を含む現代美術アーティストたちによるビートン氏の作品や彼が活躍した時代にインスパイアを受けた作品が展示されます。一連の作品が、往年の華やかな時代を彷彿とさせます。

ケーキ&フラワー・ブティック

新しいケーキ&フラワー・ブティックは、洗練された魅惑的な世界へとゲストを誘います。ディーナリー通りの角に位置するブティック専用の入り口は、テイクアウトに便利です。ショーケースには、ホテル専任のフラワーデザイナーであるフィリップ・ハモンドと、エグゼクティブ・パティシエのマイケル・クワンによる傑作の数々が並びます。パティシエが情熱を注ぎ、卓越した技術を用いて創り上げた特製のペストリーやケーキに加え、ユニークなギフトバスケット、ブーケ、厳選されたシャンパンと技巧を凝らしたチョコレートのセットもご用意します。

新しい内装は、2022年9月初旬にお披露目予定です。ザ・ドーチェスターは、リノベーション中も営業を継続します。美しいオーキッドルームで人気のアフタヌーンティーをお楽しみいただけるほか、ザ・ドーチェスター・ルーフトップで夏季限定の地中海メニューをお召し上がりいただけます。近年改修を完了したザ・グリル、アラン・デュカス、チャイナタンの3軒のレストラン、さらにザ・ドーチェスター・スパも通常通り営業します。パークレーンからの専用入り口を備えたボールルーム、様々な用途に使用可能なペントハウス&パビリオン、シェフズ・テーブルは、引き続き企業向け及びソーシャルイベントにご利用いただけます。

公式ホームページ内の大改装に関する特別ページも合わせてご覧ください:dorchestercollection.com/en/london/the-dorchester/new-beginnings/

著名な芸術家や思想家たちに愛されてきたパリのホテル、ル・ムーリスは、ドーチェスター・コレクションの「伝説的な芸術家の足跡をたどる散策シリーズ」として、オリジナルの散策ツアーをご用意しています

ル・ムーリスは、印象派モネの非凡な人生に触れる散策ツアー付き宿泊プラン「Monet Revolutionary Brushstrokes (絵画に革命を起こしたモネの軌跡)」をスタートします。20219月に開始した「Picassos Montmartre(ピカソが暮らしたモンマルトル)」に続き、著名な芸術家の足跡をたどる散策シリーズの第2弾になります。

Revolutionary Brushstrokesでは、「現代において世界的に高く評価されているモネが、なぜ当時は非常に過激で反抗的だと受け止められたのか」という問いを深く掘り下げます。ゲストは、豊富な知識を備えたガイドと共に、彼の有名な「プレインエア」(外光の効果を表現する技法)が生まれた理由を紐解きます。そして、当時のメディアや大衆から批判され、皮

肉を込めて名付けられた “印象派” の評価をどのように一転させ、前衛的な芸術運動として発展させたのか、彼の功績を振り返ります。

散策ツアーは、ル・ムーリスの正面玄関から始まり、真向いに位置する美しいチュイルリー庭園へと向かいます。モネは、1876年に同庭園を題材にした作品を発表しています。同作品には、まるでル・ムーリスの屋上から眺めたような風景が描かれています。

経験豊富なガイドと1対1または少人数のプライベートグループで催行されるこの散策は、モネの人生とキャリアにまつわる逸話を学びながら、ゆっくりと美しいパリを楽しむことができます。滞在後も忘れられない思い出になるでしょう。

散策の最終目的地は、モネが晩年に残した大作『睡蓮』が展示されているオランジュリー美術館です。

散策の内容は、より知識を深めたい探検好きな方や、パリを訪れたことがあっても深く掘り下げたことがない方など、参加者に合わせて毎回カスタマイズされます。

チーフ・カスタマーエクスペリエンス・オフィサーのヘレン・スミスは、「好評を博したPicassos Montmartre に続き、ル・ムーリスの散策ツアー第2弾として、Monet – Revolutionary Brushstrokesを発表できることを大変嬉しく思います。私たちは、モネのチュイルリー庭園の作品が、ル・ムーリスの屋上から見渡せる景色と非常に似ていることに気が付きました。本散策ツアーは、この発見から着想を得ています。驚くほどユニークな体験であり、本物の”モネを知ることが出来る大変素晴らしい機会です。」と、述べています。

ドーチェスター・コレクションの「伝説的な芸術家の足跡をたどる散策シリーズ」は、今後数ヶ月の間に、ル・ムーリスのロダンと、ホテル・エデン・ローマのカラヴァッジオが加わり、さらに拡大します。

 

Monet Revolutionary Brushstrokes (絵画に革命を起こしたモネの軌跡)

2022530日より開始

料金:€1,470

宿泊プランには、スーペリアルームまたはスイートでの1泊分の宿泊(2名様1室でのご利用)に加え、セドリック・グロレのアメリカンブレックファスト2名様分、2時間のガイド付き散策ツアー、オランジュリー美術館の入館券2名様分が含まれます。