2024年2月1日に開業したドーチェスター・コレクション最新、且つ中東初進出のホテル、ザ・ラナ、ドバイ内に、2024年4月、UAE(アラブ首長国連邦)初のディオール・スパがオープンします。

ホテル29階に開業する「ディオール・スパ・ザ・ラナ」は、床から天井まで広がる大きな窓からは、ブルジュ・ハリファをはじめとするドバイの近未来的な超高層ビル郡を見渡します。洗練された優雅さ、非日常の空間とのびやかな感覚を呼び起こすディオール独自の世界観が体現した特別なスペースにて、これまでにない新しいウェルビーイング体験をご堪能いただけます。

ディオール・スパ・ザ・ラナは、5室のトリートメントルームと1室のカップルスイートを完備。「Icooneセラピー」、「ハイドラフェイシャル」、「ディオール マイクロアブレージョン」、細胞の再生を集中的に促進する「ディオール・スキン・ライトLEDセラピーマスク」など、最先端のテクノロジーを取り入れたトリートメントを幅広く取り揃えます。日本の様式より着想を得た特別なトリートメントを提供するた、“Futon”や専用のビューティールームなども備え、ユニークなスパ体験をお楽しみいただけます。ディオールの美学が反映された個性豊かなトリートメントルームは、ゲストのプライバシーを守りつつ、個々のご要望に合わせた施術を行います。

リラクゼーションと痩身効果を叶えるカスタマイズ可能なサウナ、「イヤシドーム(Iyashi Dôme)」テクノロジーを導入するほか、男性向けの多様なフェイシャル、ハンド&フットトリートメントのパーソナライズされたプログラムも提供します。

さらに、「エスカル・ザ・ラナ」、「デイオール・ストーンセラピー」、「D-スカルプト」を含む、ザ・ラナ限定のシグネチャートリートメントもご用意いたしました。

Escale(エスカル) “雲の中”に位置するかのような29階のスパロケーションからヒントを得たトリートメント。重力に逆らうかのようなユニークなマッサージは、伝統的な技術と革新的なメソッドを組み合わせることで心身をやさしく包み込み、日本様式の“Futon”を用いてくつろぎのひとときへと誘います。ニーディング、フリクション、パーカッションなどのマッサージの手技と、全身のストレッチをシームレスに融合させた深くゆっくりとしたストロークのマッサージにより、筋肉や関節の緊張をほぐし、頭部からつま先まで全身に安らぎを与えます。これらの一連のマッサージがゲストの感覚に働きかけ、究極のリラクゼーションへと導きます。

Dior Stone Therapy(ディオール・ストーン・セラピー)洗練されたスパ体験をご希望のゲストに最適。半貴石を用いての施術は、細心の注意を払い正確に半貴石を体のポイントに並べることにより、エネルギーの流れを調和します。サファイアクリスタルを使用したフェイシャル・マイクロアブレージョンが充実感をさらに高め、肌は、ディオール・スキン・ライトLEDセラピーマスクにより輝きを取り戻します。

D-Sculpt(D-スカルプト)引き締めと痩身効果に特化したボディマッサージ。古来より伝承される木が擁する効用に着目し、ドライブラッシング、トーニングテクニック、“スキンリフト”手技を巧みに組み合わせることにより、セルライトの改善に効果的にアプローチします。

パリ、モンテーニュ通りに立つドーチェスター・コレクションのホテル、ホテル・プラザ・アテネの正面にクリスチャン・ディオールブティックを開店。後、ホテル・プラザ・アテネ内にディオール・スパ1号店をオープンしたことは、クリスチャン・ディオールとの特別な関係が今も受け継がれ、さらに発展していることを象徴しています。ザ・ラナとデイオール・スパも密接に連携しつつ、クリスチャン・ディオールのビジョンに忠実に、至福スパ体験を創造します。全てのトリートメントは、ゲストの要望、ニーズに応じカスタマイズされます。カクテル、ランチ、スポーツセッションとトリートメントを組み合わせた至福のひとときが印象的な半日コースから、ホテル専用ロールスロイスにより、ゲストの指定する場所とのラグジュアリーな移動を含む1日コースまで、ザ・ラナはウェルビーイングをさらなる高みへと引き上げます。

ディオール・スパ・ザ・ラナには、エレガントなブティックも併設、グランヴィルローズを配合したクリーム、セラム、フェイスローションで名高い「ディオール プレステージ」、デイリースキンケアのアンチエイジング効果を高めるための「オー・ド・ヴィ」、オートクチュールリップスティックの真髄で、「ルージュ プルミエ」、ユニセックスフレグランスのラグジュアリーライン「ラ コレクション プリヴェ クリスチャン ディオール」など、様々なディオールのプロダクトをご購入いただけます。

ザ・ラナ、ドーチェスター・コレクション(ドバイ)の総支配人、リチャード・アレクサンダーは、今回の発表に際し、「ウェルネスに対するディオールの哲学と専門性が完璧に体現化されたディオール・スパ・ザ・ラナを発表することが出来、大変嬉しく思います。ディオール・スパ・ザ・ラナは、当ホテルの取り組みのひとつ、“ゲストに比類無きウェルビーイング体験を提供する”を具現化した、まさに最適な空間。これまでにないスタイルのトリートメント、テクノロジー、オーダーメイドのアプローチが融合した至福感と安らぎをもたらす、ザ・ラナならではの非日常感あふれる洗練された体験をお約束します」と、コメントしています。

ドーチェスター・コレクションの中東初進出ホテルとして2023年2月にオープン予定のザ・ラナ、ドーチェスター・コレクション、ドバイは、世界的に名高い3名のシェフ、Martín Berasategui(マルティン・ベラサテギ)とJean Imbert(ジャン・アンベール)、そしてシェフパティシエのAngelo Musa(アンジェロ・ミュザ)とのコラボレーションによる、4つの新しいダイニングコンセプトを発表しました(このほか、ザ・ラナが単独で4軒の飲食施設を運営予定です)。

開業が待ち望まれるザ・ラナは、ドバイで最高の美食体験を提供するために新しいアイデアを大胆に取り入れ、ドバイの飲食シーンの新時代を切り拓きます。世界的に輝かしい実績を誇るFoster + Partners(フォスター+パートナーズ)による建築、パリの著名なデザイナーデュオ、Gilles & Boissier(ジル&ボワシエ)による見事な空間デザイン、世界最高峰のホテルブランドの1つ、ドーチェスター・コレクションによるゲストファーストの最上のサービスが組み合わさった当ホテルは、ドバイのダウンタウンで洗練された素晴らしい食体験を堪能できるランドマークの1つになることは、間違いないでしょう。

宿泊料金は、客室とスイートのタイプにより異なり、AED 3,400++~AED 25,000++です。

Jara by Martín Berasategui(ジャラ by マルティン・ベラサテギ)は、 これまでにミシュランの星を合計12個獲得している世界で最も評価の高いシェフの1人、マルティン・ベラサテギが手がける新しいデスティネーションダイニングです。ホテルの18階に位置し、バスク料理を提供するレストランと、ピンチョスとカクテルを楽しめる「Jara Bar by Martín Berasategui(ジャラ・バー by マルティン・ベラサテギ)」から構成されています。ドバイにこれまでなかった新しいスタイルのレストランであり、マルティンにとって記念すべき中東1号店となる予定です。出身地であるバスク地方の彩り豊かな暮らしから着想を得た当レストランは、彼の祖母の名前にちなんで名付けられています。コンセプトの背後には、つながり、家族、愛をテーマにした物語があり、独創的なメニューは、バスク料理の名匠、マルティン自らが監修しています。

Riviera by Jean Imbert(リビエラ by ジャン・アンベール)は、ジャン・アンベールのヘリテージと旅行経験から得た構想を具現化した、モダン地中海料理レストランです。ザ・ラナの4階にオープン予定のリビエラは、ジャン・アンベールの中東初進出レストランであり、総料理長としてホテル・プラザ・アテネ、パリの料飲部門を率いる彼と、ドーチェスター・コレクションとの関係をさらに発展させます。地中海の風のような爽やかさと、燦々と降り注ぐ太陽のような明るい雰囲気を兼ね備えたレストランで、アラカルトメニューの朝食、昼食、夕食をお楽しみいただけます。メニューにドバイの飲食シーンから学んだ要素も取り入れるなど、アンベールの創造性、情熱、エネルギーが止まることはありません。そして、リビエラ・バーでは、創作地中海料理をおつまみに、オリジナルの地中海カクテル、ワイン、ベルモット、アペリティフを提供します。

High Society(ハイ・ソサエティ)は、ルーフトップに位置し、ジャン・アンベールがコンセプトを考案しました。日中は、宿泊ゲストのみを対象にプールサイドでサービスを提供します。そして、夕方5時になると、宿泊ゲストと一般のゲストの両方を対象とした華やかなラウンジへと姿を変えます。アラブ首長国連邦(UAE)で最大のシャンパンのコレクションをはじめ、ワイン、スピリッツを幅広くご用意します。ダウンタウン地区、ブルジュ・ハリファ、D3を含む180度の眺望と、魅力的なサービスが自慢のエネルギッシュで魅惑的なハイ・ソサエティは、ドバイを代表する洗練された社交スポットになるでしょう。

Bonbon Café Angelo Musa(ボンボン・カフェ・アンジェロ・ミュザ)は、パリのグラマラスかつ洗練された雰囲気をドバイで楽しめる、今までにないまったく新しいコンセプトのパティスリーです。ヴィエノワズリーから、焼き立てのパン、幅広い種類のチョコレートボンボン、アイスクリーム、サンドウィッチ、サラダ、多彩な特注ケーキまで、様々な商品を取り揃えます。前衛的なスタイルと卓越したクリエイティビティで有名なミュザは、世界のベストパティシエとして広く知られ、フランスの最優秀職人章も受章しています。ホテル・プラザ・アテネ、パリのパティスリー部門を8年以上率いているミュザと、ドーチェスター・コレクションとの信頼関係は深く、ミュザは当カフェのみならず、ザ・ラナのベーカリーとスイーツ全体を統括します。

上記4軒に加え、ザ・ラナの総料理長、Oliver Jackson(オリバー・ジャクソン)が監修を務める「ザ・ギャラリー」、「ベランダ」、「ビター・ハニー」がホテルの2階に、隠れ家バーの「チャコリーナ」が18階にオープン予定です。

The Gallery(ザ・ギャラリー)では、クラシカルな英国スタイルにインスパイアされたシグネチャー・アフタヌーンティーをお召し上がりいただけます。特注の陶磁器に美しく盛り付けられた伝統的なサンドウィッチとスコーン、そして、アンジェロ・ミュザのシグネチャースイーツでゲストを魅了します。アフタヌーンティーのほか、朝食や軽食、そしてコーヒー、ワイン、シャンパンを含む各種ドリンクも提供します。 

Veranda(ベランダ)は、緑豊かな庭園に囲まれたオープンエアのバーです。シグネチャーカクテル、シャンパン、グラスワインを、タパスメニューや、レバント地方のアクセントが効いた国際色豊かな料理とのペアリングでお楽しみください。

Bitter Honey (ビター・ハニー)は、豪華なロビーエリアに位置する、親密な雰囲気が漂うバーです。ビター・ハニーという店名に秘められた甘い謎は、カクテルメニューに隠されています。カクテルの繊細な味を高めるために何世紀にもわたり使用されてきた薬草系の苦みのあるリキュールと地産の蜂蜜が、オリジナルカクテルの味わいを深めます。ゲストの目の前で作るカクテルとおつまみ、そして地産の蜂蜜と厳選したリキュールを取り揃えるビター・ハニーは、ドバイのバーシーンに、ユニークで新しい風を巻き起こします。

Txakolina(チャコリーナ)は、キューバ、ドミニカ共和国、ニカラグア、ホンジュラスから取り寄せる45種類以上のシガーが揃うシガーラウンジ内にひっそりとオープンします。レコードから流れる心地よい音楽と、上質なスピリッツをゆっくり味わえる贅沢な空間です。

2024年2月1日にオープン予定のザ・ラナ、ドバイは、UAE内で新規開業するホテルの中でも、最も注目されているホテルの1つです。最良の知恵、スタイル、アイデア、芸術性が集積する場所が切望される都市で、ワンランク上のライフスタイルと信頼できるホスピタリティの究極の形を体現します。

ザ・ラナ・レジデンスと共に、活気に溢れるビジネス・ベイを見渡せるダウンタウン地区の中心に誕生するザ・ラナは、スイートを含む225室の客室を備えます。

  • ORLA Infinity, Dorchester Collection, Dubaiは、20戸限定の希少価値の高いデュープレックス・レジデンスを提供。最長 18 メートルのプライベートプールを備えた広々としたテラスからは、ドバイ市街と海を見渡せる
  • パーム・ジュメイラの三日月形エリアに位置し、同じくOMNIYATが手がける姉妹プロパティの「ORLA, Dorchester Collection, Dubai」と共に、穏やかな時間が流れるラグジュアリーな暮らしを提案
  • 世界一流の幅広い居住者専用施設とプログラムを備えた、20 億米ドル以上の価値を有するウルトララグジュアリーなデスティネーション「The ORLA Collection by OMNIYAT」に加わる最新のプロパティ

ドバイの不動産開発をリードするOMNIYAT(オムニヤット)は、最新のラグジュアリープロジェクト「ORLA Infinity, Dorchester Collection, Dubai(オーラ・インフィニティー、ドーチェスター・コレクション、ドバイ)」を正式に発表しました。同国が世界に誇るアイコニックなパーム・ジュメイラの三日月形エリアに位置し、美しい周辺環境とシームレスに融合するよう設計されています。最新プロジェクトは、姉妹プロパティの「ORLA, Dorchester Collection Dubai (オーラ、ドーチェスター・コレクション・ドバイ)」と共に、“無限の可能性に満ちたリゾートスタイルの暮らし”を提供します。

ORLA Infinityは、世界トップクラスのデザイナー、オペレーター、パートナーとのコラボレーションにより誕生します。OMNIYATが陣頭指揮をとり、Dorchester Collectionがサービス、Foster + Partnersが建築デザイン、YODEZEENが内装デザイン、ZED Collectiveが景観設計を手がけます。

当プロジェクトに含まれるレジデンス数は、わずか20戸です。全戸デュープレックス(2階建て)で、レジデンスに直接アクセスできるエレベーター、天井高が通常の2倍のゆとりのある空間、床から天井までの大きな窓といった贅沢で個性的なデザインを備えます。その中でも特に際立った特徴の1つは、最長 18 メートルのプライベートプール付きの広々としたテラスです。テラスからは、市街と海を含む270度の眺望を楽しめます。さらに、スマートホーム化により、ラグジュアリーでより快適なライフスタイルが実現されます。

OMNIYATの創業者兼会長、Mahdi Amjad(マハディ・アムジャッド)は、以下のようにコメントしています。「ドバイのようにダイナミックで先端技術が集積する都市における私たちの目標は、常にイノベーティブで、より洗練されたライフスタイルを提供することです。OMNIYATは、機能性と建築デザインを融合することにより、後世に残る都市の景観づくりに貢献しながら、比類なき上質な暮らしを提案しています。」

ORLA Infinity, Dorchester Collection, Dubaiは、2022年11月に販売を開始したORLA, Dorchester Collection, Dubaiとシームレスにつながります。そして、レジデンス専用ガーデンと広大なランドスケープが一体となった開発により、調和のとれたラグジュアリーな住環境を整備し、20 億米ドル以上の価値を有するThe ORLA Collection by OMNIYAT全体に貢献します。

ORLA Infinityの居住者は、Dorchester Collectionがマネージメントを行うOMNIYATのプロパティの1つとして、世界的に名高いホスピタリティブランドのサービスを享受できます。Dorchester Collectionの社長、Christopher Cowdray(クリストファー・カウドレー)は、以下のようにコメントしています。「私たちのブランドは、上質なライフスタイルを求めるホテルゲストとレジデンス居住者の皆さまに対し、完璧なサービスと非日常感に溢れた体験の提供を追求しています。Dorchester Collectionは、ORLA Infinityをはじめ、OMNIYATのすべてのプロジェクトにおいてラグジュアリーの基準を高め、オーダーメイドでエレガントな暮らしを彩る特別な体験を提供してまいります。」

The ORLA Collectionのレジデンス居住者は、プライベートシネマ、シガーラウンジ、ウェルネス&フィットネスセンター、ビーチクラブなど、幅広い専用施設を利用できます。

ORLA Infinityは、OMNIYATがパーム・ジュメイラで展開する素晴らしいポートフォリオに加わる最新プロパティです。プロジェクトの詳細は、間もなく発表される予定です。

欧米にラグジュアリーホテルを有し、10軒目となるホテルが中東ドバイに間もなくオープン予定のドーチェスター・コレクションが、夏のニュースレターとして、各ホテルの最新情報や夏を楽しむユニークな方法をお届けします。その1つが、ビバリーヒルズ・ホテルの「Dioriviera(ディオリビエラ)」です。同ホテル初のプールサイドのポップアップが、ディオールとのコラボレーションにより誕生しました。ロンドンのザ・ドーチェスターでは、客室とスイートがリニューアルオープンしました。同じくロンドンに位置する45 パークレーンに、東京のミシュラン 2 つ星シェフが率いるおまかせスタイルの鮨の名店が開店したほか、パリのホテル・プラザ・アテネでは、110周年記念企画を実施中です。ローマのホテル・エデンは、複数のホテルで展開中の芸術家の軌跡を辿るプログラムの1つとして、スペインの建築家のパトリシア・ウルキオラとMade in EDIT(世界的なデザイナーとイタリアの職人を結ぶプログラム)による展示を開催しています。

 

ザ・ドーチェスターが、客室とスイートのリニューアルオープンと、夏限定ルーフトップのオープンを発表

ロンドンを代表する名門ホテルのザ・ドーチェスターは、改装により新しく生まれ変わった客室とスイートを初公開し、進行中の大規模改装に新たなマイルストーンを刻みました。ホテル 1 階部分は、大改装第1フェーズの完了に合わせ 2023 年初めに再オープンしています。著名なインテリアデザイナーのピエール・イヴ・ロションが手がけた客室とスイートの内装は、ロンドンの中心地メイフェアで、ハイドパークも至近距離という素晴らしい立地環境を称え、新鮮な色の組み合わせを通して、クラシックなイングリッシュガーデンを遊び心いっぱいに表現しています。新しいデザインは、ザ・ドーチェスターの DNA として継承されてきた 1930 年代当時の華やかさとエッジの効いた現代性をシームレスに融合しており、ホテルの魅力をより引き立てています。イギリスの舞台美術家のオリヴァー・メッセルらしい豪華なスタイルなど、ホテルの歴史を象徴する要素を大切にしながら、ゲストエクスペリエンスを高める居心地の良いモダンな空間へと進化を遂げています。

今夏のもう1つの見逃せないニュースが、「ザ・ドーチェスター・ルーフトップ(バー)」です。2023年の夏も、期間限定でオープンします。ハイドパークとメイフェアの中心地を一望できるルーフトップは、秘密のイングリッシュガーデンをテーマに、ハーブ園、緑豊かなデッキ、鉢植えの花々、幻想的なイルミネーションが設置され、ロンドンの中心地に位置しながら、まるでオアシスのような、のどかで安らぎに満ちた空間を提供します。カリナリーディレクターのマーティン・ネイルが監修を手がけたクリエイティブなメニューは、空間作りと同様に庭園をテーマにしています。ハーブやボタニカルをふんだんに使用した「エンドレスサマー」や「プレーリーブリーズ」といったオリジナルのカクテルをはじめ、ドリンクもテーマに沿ったメニューを取り揃えます。ミクソロジストが特設のバーにて作る新鮮なカクテルは、ルーフトップのハーブ園で収穫した材料を使用し、花をアクセントに添えてゲストのテーブルへと運ばれます。

 

ザ・ラナ、ドーチェスター・コレクション、ドバイが2023年11月に開業

中東初となるドーチェスター・コレクションのホテル「The Lana(ザ・ラナ)」が、2023年11月、ドバイの中心地にオープン予定です。活気あふれるビジネス街のビジネス・ベイと、広大な運河のドバイ・ウォーター・カナルを見渡せるアイコニックな30階建てのタワーは、国際的に素晴らしい実績を誇る建築設計事務所のFoster + Partners(フォスター+パートナーズ)によるデザインです。一方、細部にまでこだわった内装は、パリの著名なデザイナーデュオのGilles & Boissier(ジル&ボワシエ)が手がけています。伝統的な要素とコンテンポラリーなタッチを組み合わせ、空間、光、非日常的な景色を称えたデザインが特徴的です。ワールドクラスの厳選された食体験、広いスパエリア、パノラマビューを楽しめる屋上プールを完備するほか、今後発表予定の協業パートナーとのコラボレーションも見どころです。

 

45 パークレーンに、おまかせスタイルの江戸前寿司「鮨かねさか」が開店

ロンドンの中心部メイフェア、王立公園のハイドパークが道を挟んで直ぐの距離に位置する45 パークレーンに、カウンター席 13 席を備えたおまかせスタイルの鮨の名店「鮨かねさか」が開店しました。ミシュラン2 つ星の金坂真次シェフが率いる鮨かねさかグループが、アジア太平洋地域外で初めて開業した当支店は、伝統的な技による本物の鮨を楽しめるレストランとして、ロンドンの高級日本料理シーンに新風を吹き込みます。ホテルのラグジュアリーな館内にひっそりと設けられた扉の先に居を構え、最高品質の旬の食材を使用した最大 20 品からなるおまかせコースを提供します。厳選されたワイン、ビール、日本産ウィスキー、そして特にこだわり抜かれた日本酒とのペアリングもお楽しみいただけます。ロンドンで本物のおまかせ体験を提供するべく特別にデザインされた店内は、9 席のカウンター席と隣接する個室内の 4 席のカウンター席の計 13 席で構成されています。

 

カワース・パーク、イギリス・アスコット

カワース・パークのメドウ(草原)の野花が満開を迎えています。野花が咲き誇る季節は、カントリーサイドへの旅行のベストシーズンです。今夏初登場した3棟の「Croquet Pods(クリケット・ポッド)」は、カワース・パークの美しい景色を眺めながら、プライベートなピクニックを楽しめる透明なバブルテントです。ミシュランスターシェフのアダム・スミスが考案した特別メニューとイギリスのカントリーサイドらしいのどかな景色の組み合わせが、カワース・パークならではのピクニックを演出します。ピクニックの後は、大きなチェスなど、芝生で行うゲームで楽しいひと時をお過ごしください。新しくオープンした「Rose Lawn Bar(ローズ・ローン・バー)」では、リラックスした雰囲気の中、美しい景色と共にお飲み物や軽食をお召し上がりいただけます。frosé(フロゼ、凍らせたロゼワイン)から、カクテル、ソフトドリンク、軽食まで、幅広いメニューをご用意しています。クリケット・ポッドは、9月24日までご予約いただけます。

 

ル・ムーリス、パリ

芸術と文化の発信地として魅力を高めるパリのル・ムーリスは、この程、リニューアルした19 室の客室とスイートを公開しました。改装においても芸術と職人技を重視し、手描きの壁紙、カラフルなステンドグラス、パスマントリー、伝統の技術を用いたシルク細工など、フランスのデザイナーたちが制作した特注の作品が随所に用いられています。

また、「Manufacture La Glace Alain Ducasse(マニュファクチュール・ラ・グラス・アラン・デュカス)」のアイスクリーム・カートが、今夏初めて登場します。ゲストは、バニラ&ピスタチオから、ペルーチョコレート&ヘーゼルナッツ・ハイビスカス、レモンやストロベリーのシャーベットまで、最高品質の材料を使用した職人の技が光る6種類のユニークなアイスクリームをお楽しみいただけます。9月30日まで毎日オープンしています。

ル・ムーリスの夏のデザートは、アイスクリームだけにとどまりません。世界的に名高いパティシエのセドリック・グロレと、デピュティ・パティシエのフランソワ・デエが考案した、夏にぴったりのスイーツを取り揃えたサマーコレクションもご用意しています。明るい太陽が降り注ぎ、カラフルなフルーツと新鮮なハーブが豊かに実る南仏のプロヴァンス地方に着想を得た当コレクションは、フルーツの彫刻と南仏の香りを連想させる壮大なイリュージョンの世界が広がっています。路面店の「La Pâtisserie du Meurice par Cédric Grolet(ラ・パティスリー・ドゥ・ムーリス・パー・セドリック・グロレ)」またはオンラインショップにてお買い求めいただけます。

 

ホテル・プラザ・アテネ、パリ

オートクチュールの中心地であるパリのモンテーニュ通りに位置するホテル・プラザ・アテネでは、開業110周年を記念したオートクチュール展を開催します。オートクチュールの衣装を身に纏ったモデルたちの等身大のシルエットが並ぶキャットウォークが、7月下旬にホテルの正面に展示されます。伝説的なホテル・プラザ・アテネのアニバーサリーを祝う当展示「Couture & Crafts(クチュール&クラフツ)」は、French Federation of Custom Couture Creation(仏カスタム・クチュール・クリエーション連盟)及びFrench Confederation of Crafts(仏工芸連盟)とのパートナーシップにより、地元の職人によってデザインされた6着の赤いオートクチュールドレスで構成されています。

2008 年にオープンし、現在営業しているクリスチャン・ディオールのスパの中でも最も歴史のあるホテル・プラザ・アテネ内の「ディオール・スパ」は、9月のリニュアルオープンに向けて最終の仕上げ工事に着手しています。全く新しいデザインと、イノベーティブでエクスクルーシブなトリートメントを取り揃え、ゲストをお迎えいたします。

 

ホテル・エデン、ローマ

ローマの中心地に立つ歴史的な5つ星ホテルのホテル・エデンは、ポップアップエキジビジョン「Hybrida x Eden(ハイブリダxエデン)」の開催を発表しました。スペインの建築家のパトリシア・ウルキオラとMade in EDIT(世界的なデザイナーとイタリアの職人を結ぶプログラム)によるユニークな作品と陶磁器が展示されます。カポディモンテ磁器の豊かな歴史と、有名なパルコ・デッラ・レッジャの森にインスピレーションを受けた当エキシビションは、ロビーラウンジバー「ラ・リブレリア」にて8月27日まで開催されます。

豪華なスイートでの宿泊付き夏のヨット体験「イタリアン・アイランド・アドベンチャー」は、通常徒歩や車でアクセスできないポンツァとパルマロラの島の壮大な入り江とビーチを訪問できる、一生に一度の機会を提供します。ラグジュアリーなイタリア国内旅行専門会社のアクセス・イタリーが監修するガイド付きの新しいヨット体験には、ホテル・エデンからのプライベートヘリコプターによる往復送迎と、ホテルのルーフトップレストラン「イル・ジャルディーノ・リストランテ」での 3 コースディナーまたはランチも含まれます。8月末までご利用いただけ、料金は、1泊€15,500~です。

もう一つの魅惑の体験、ザ・ドライバーズクラブとのパートナーシップによるドライブの旅「マウント・テルミニッロ・ドライビング・エクスペリエンス」では、イタリアの象徴的な⾞、フェラーリF8トリブート・スパイダーをレンタルし、ラッツィオ州のテルミニッロ山に向かいます。ドライブの後は、経験豊富なローカルガイドと一緒に、美しいラッツィオ州と同州の山や谷を散策します。一年を通してご利用いただけ、料金は、ピクニックランチを含め2名€3,600です。

ホテル・エデンは、ローマで最も有名で権威のある会員制クラブの1つ、Circolo Canottieri Roma(ローイングクラブ・ローマ)ともパートナーシップを締結しており、9月30日までの夏の期間、プールやグラウンドを使用できます。スイートに5泊以上されるゲストは、無料でご利用いただけます。

 

ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア、ミラノ

ドーチェスター・コレクションのランドマークホテルであるミラノのホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイアは、ミラノとロンバルディア州の奥深い魅力を堪能できる8つの特別な体験をご用意しています。ミラノ大聖堂やスカラ座の舞台裏ツアーなど、ミラノのランドマークを通常とは異なる切り口で見学できる体験から、世界で最も有名で影響力を持つ壁画の 1 つ、巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』のプライベート・ビューイング、イタリアン・アルプスを空から眺めるヘリコプター遊覧飛行、リーバ製ヨットでのイゼーオ湖クルーズ、フランチャコルタとバローロのワインテイスティングまで、ゲストは、非日常感満載の素敵な体験を忘れられない思い出としてお持ち帰りいただけます。

ホテルオリジナルのジン「プリンチペ・ジン」の販売も開始しています。プレアルプス地域のヴァレーゼに位置するクラフト蒸留所、Cillario & Marazzi (チラーリオ&マラッツィ)が特別に製造する当ジンは、ミラノとミラノの歴史をトリビュートしています。ミラノのライフスタイル、文化、ファッションにインスパイアされたスタイリッシュなラベルは、ロンドンのアーティスト、ジョーダン・ネルソンがデザインしました。「プリンチペ・バー」にて、この希少なジンを使用した4種のシグネチャーカクテルをお召し上がりいただけるほか、ボトルもお求めいただけます。ホテルのe-shopでも間もなく販売を開始する予定です。価格は、1本 €250(容量750ml)です。

 

ホテル・ベルエア、ロサンゼルス

洗練された魅力を備えたロサンゼルスのホテル・ベルエアは、好評を博した「アフタヌーンティー」の提供を再開することを発表しました。美味しいセイボリーとスイーツ、そして自家製ジャムが添えられた焼き立てスコーンから構成されており、本場イギリスの姉妹ホテルの雰囲気を当ホテルでもお楽しみいただけます。お飲み物は、1杯のシャンパンに加え、15種類以上のルーズリーフティーからお選びいただけます。毎週金曜日と土曜日の午後3時より提供され、料金は、$125/人です。

アフタヌーンティーのスイーツは、新しくエグゼクティブ・ペストリーシェフに就任したクリストフ・ルルが考案しました。「レストラン at ホテル・ベルエア」、「バー&ラウンジ」、ルームサービス、バンケット、イベントで提供されるスイーツの全てを監修するシェフ・クリストフは、若干16歳でミシュランスターのレストランでキャリアをスタートし、複数の世界的な名店にて20年以上にわたり経験を積みながら、デザート作りを競い合うネットフリックスの番組「ベイク・スクワッド」に出演するなど、セレブリティ・パティシエとして幅広く活躍しています。

そして、エクゼクティブ・シェフのコナー・マクベイによる人気のディナーシリーズ「アンダー・ザ・スターズ」も帰ってきます。ホテル前庭の芝生で開催される当ディナーでは、キャビアを使用した繊細なメニューのほか、「Baja Gulf Prawns」、「Crispy Japanese Jidori Chicken Sandwich」、「Prime Beef Burger」を含むモダンカリフォルニア料理が振る舞われます。料金は、$150/人です。マシュマロを焚火でローストするガーデンディナーならではの余興や、豊富なワインリストもご用意しています。

ドーチェスター・コレクションのオリジナルのプログラム「レジェンダリー・アート・トレイルズ(伝説的な芸術家の軌跡を辿る体験)」の成功を受け、ホテル・ベルエアは、著名なアーティスト、ローガン・グレゴリーのエクスクルーシブなエキシビションを、「Sculpture Garden(スカルプチャー・ガーデン)」にて開催します。当庭園は、アイコニックなスワンレイク(白鳥が棲むことから名付けられた湖)を背景に、緑豊かなホテルのランドスケープを生かして整備され、自然とクリエイティビティが見事に融合しています。素材を荘厳な雰囲気を備えた芸術作品へと変える巧みな技で知られるローガンは、彫刻作品に対するユニークなアプローチで国際的に高く評価されています。示唆に富んだ3つの彫刻作品が、ゲストを魅惑の芸術の世界へとお連れします。ホテル・ベルエアのアートキュレーターであるジェームス・ヘッジズが監修した注目の当エキシビションは、毎日公開され、宿泊ゲストはもちろん、一般の方も無料でご覧いただけます。

 

ビバリーヒルズ・ホテル、ビバリーヒルズ

ディオールは、今年の「Dioriviera (ディオリビエラ)」カプセルコレクションを祝し、伝説的なビバリーヒルズ・ホテルのプールサイドに、ポップアップストアをオープンしました。プールデッキに開設されたブティックの外観は、サーフ小屋に着想を得ており、ディオールを象徴するピンクとグレーで統一されています。店内には、マリア・グラツィア・キウリによって再解釈されたタイムレスな「Toile de Jouy(トワル ドゥ ジュイ、フランスの伝統柄)」をあしらったスカート、ドレス、ショートパンツ、スイムウェアが取り揃えられています。何れのアイテムも、創設者のクリスチャン・ディオールが愛したピンクとグレーの色調が用いられています。Toile de Jouyは、定番アイテムのシルクのスカーフ、「レディディオール」、「ディオールブックトート」、「Dway」ミュール、「ジャディオール」パンプスにも施されています。優雅な地中海スタイルが、ディオリビエラの魅力の一つであり、 「Marinière (マリニエール)」や麦わら帽子にも表現されているほか、太陽が降り注ぐ夏のワードローブの世界観が反映された夏の必需品もディオールメゾンから登場しています。「Christian Dior」の文字があしらわれたサーフボード、ヨガマット、パラソル、ビーチゲームは、ビーチやプールのお供にぴったりです。さらに、食器、プレースマット、刺繍入りクッションなど、ディオリビエラの新しいシグネチャーカラーで家の中を明るく彩るアイテムも揃います。ディオールのポップアップストアは、毎日午前9時から午後6時まで営業しており、ホテルゲストはもちろん、ウォークインのお客様もご入店いただけます。

ホテルゲストは、ブティックに加え、「Le Jardin Des Rêves Dior Spa Cabana(ル・ジャルダン・デ・レーブ・ディオール・スパ・カバナ)」にて、スパトリートメントをお楽しみいただけます。予約が必要な当特設スパは、毎日営業しています。Toile de Jouyが施されたトリートメントのキャビン(個室)と、籐家具とディオールメゾンのアイテムを配したリラクゼーション・スイートを備えた、まるで夢のようなセッティング、プールサイドの絶好のロケーション、フェイシャルとボディの両方を含むテーラーメイドの4つの至高のシグネチャートリートメント、限定ギフトなどが揃う、究極のラグジュアリー体験をお届けします。また、ホテルゲストは、プールサイドに設置されたピンクとグレーの色調のToile de Jouyをあしらったカバナ、パラソル、ラウンジチェアでお寛ぎいただけます。週末は、ディオールのアイスクリーム・カートが1時間毎にサービスを提供します。

このほか、伝説の写真家スリム・アーロンズが撮影したビバリーヒルズ・ホテルの写真をフィーチャーしたスイムパンツが、リゾートウェアブランドのオールバー・ブラウンより登場しています。アイコニックなビバリーヒルズ・ホテルのサインを前景に、緑豊かなホテルの庭園とヤシの木を背景に撮影された当作品は、「Beverly Hills Hotel, 20th Century」と名付けられています。オールバー・ブラウンのスイムパンツ($395)は、ホテル内の「シグネチャー・ショップ」及びe-shopにてお求めいただけます。

<心身共に健康を ウェルネスリゾート>

チバソム・インターナショナル・ヘルスリゾート(タイ)

-2022年英国コンデナストトラベラー「世界のNo.1ディスティネーションスパ」受賞-

「世界のNo.1ディスティネーションスパ」に今年も選ばれたチバソムは、世界を代表するウェルネスリゾートとして、理想的な健康状態を目指す方々の為に総合的なサポートを提供し、ゲスト一人ひとりに合わせた最適なウェルネス向上体験を提供します。2017年からは病後対策分野もカバーするプログラムも開始しており、癌の回復期、偏頭痛、ストレス過多(鬱)、高血圧対策も実施しています。さらに、2021年11月からは、ニーズに応え、免疫強化、腸(消化器系)の健康、シニアの健康長寿にフォーカスした新しいプログラムも誕生しています。

またリゾートで提供する食事「ウェルネス・キュイジーヌ」は、自家菜園で栽培した新鮮で栄養豊富なオーガニック食材をふんだんに使用した植物性食品を中心に構成されています。

サスティナビリティーにも注力し自家菜園、自家発電、マングローブ植林など、様々な取り組みを実践しています。

 

ズラル・ウェルネスリゾート by チバソム(カタール)

-カタールW杯開催時ドイツチームが宿泊-

世界で初めて現代的に再解釈したアラブ・イスラム伝統医学(TAIM)を提供する、カタール最大のウェルネス・デスティネーションがチバソムの運営で2022年オープンしました。リゾートは大人のゲスト専用の「ズラル・セレニティ」60室と、家族向けの「ズラル・ディスカバリー」120室の2つのエリアで構成され、TAIMのハーバル療法、スピリチュアルセラピー、食事療法、心身のつながりを深めるマインド-ボディ・プラクティスに着目し、科学的根拠に基づく健康法が実践される現代に合わせ、健康をサポートするためのトリートメントとプログラムに取り入れ、サステナブルな方法で最適な健康へと導きます。食事はチバソムのウェルネス・キュイジーヌを元に、洗練されたアラブ料理と地中海料理のファインダイニングをお楽しみいただけます。高品質の自然食品を使用した栄養豊富なメニューには、 ハラル料理やベジタリアン料理も含まれています。

 

<緑にあふれたガーデンが魅力のホテル>

ザ・ニュート、サマセット(イギリス)

-歴史的な邸宅と巨大な庭園 敷地内からは歴史的に重要な出土品や考古学的発見が続々-

ロンドン郊外に位置し、豊かな森、広大な庭園、果樹園を含む農園、そしてジョージアン様式の邸宅と農舎を有する歴史あるエステート(ホテルと広大なガーデンの敷地)です。歴史的にも重要な邸宅や旧農場は代々のオーナーが大切に改修を重ね、建築当時の面影を残しながら宿泊施設へと進化し続けています。数千年にも渡る園芸の歴史に学び、装飾性と生産性の両方の視点からデザインされた庭園は、美しい景観で目を楽しませるだけでなく、美味しい食材をgarden-to-tableに提供します。

敷地内のハドスペン・ハウスとファームヤードは、現オーナーのカレン・ルースが改装を施し、 ラグジュアリーなホテルとスパに生まれ変わりました。敷地内にはアップルサイダー(シードル、リンゴを原料とした酒)を造り貯蔵する「サイダー・プレス&セラー」や養蜂場、体験型ミュージアムも完備。さらに敷地から出土されたローマ時代のヴィラは、ミュージアムのみならず、当時のヴィラの再現という前代未聞のエンターテイメントも提供し、英国の美しい田園地帯を様々な方法で堪能できます。

また春から秋には、グレートウェスタン鉄道とのパートナーシップにより、ファーストクラスの列車旅付きで、ザ・ニュートを1日かけてたっぷり満喫するロンドンからの日帰りツアーも行っています。

 

ラ・マムーニア(モロッコ)

-イギリスのチャーチル首相が「この世の中で最も美しい場所」と称し、過去3度 世界No.1ホテルに輝く-

100年に渡り世界中のセレブを魅了し続ける、マラケシュを代表する最高級ホテル。136室のスタイリッシュな客室の内、美しい庭園の中に佇む3室のリアド(モロッコ風邸宅)を含む71室がスイートです。ラ・マムーニアの庭園は18世紀、当時の王が息子たちの婚姻のお祝いに送ったものです。当時その庭園では頻繁に王子主催による豪華なザハ(ガーデン・パーティー)が催されました。現在に尚残る元王家の庭園は8エーカーもの広さに美しい植物が生い茂り、誰もが目を見張ります。ホテル内には、ジャン-ジョルジュの手がけるレストランやピエール・エルメのラウンジ、ブティックなどがあり、本場の一流モロッコ料理から、地中海料理、アジア料理まで、味はもちろん目でも楽しめる洗練されたメニューを提供します。

 

<著名なデザイナーによるデザインが光るホテル>

シックスセンシズ ローマ(イタリア)

-旧貴族の邸宅を改装しサン・マルチェッロ広場にまもなくオープン-

古代ローマの中心部、トレヴィの泉とパンテオンからわずか徒歩3分の距離、サン・マルチェッロ広場でゲストをお迎えします。サンマルチェロ教会の修復にも携わり、文化遺産を守る活動をパートナーシップとして実践しています。

イタリア初のシックスセンシズのホテルとして、96室の客室と一部テラス付きスイートを擁するほか、スパ、ローマ浴場、レストラン、イベントテラス、中庭などを完備します。インテリアデザインは、スペイン国王から「オーダー・オブ・イザベル・ザ・カトリック」の勲章を授与され、2011年に“インテリアデザインの殿堂入り」を果たしたパトリシア・ウルキオラ氏が手がけています。そして、自慢のルーフトップには軽食を提供するバー&レストランが設置され、パノラマの絶景を望む広いテラスに加え、オーガニック菜園を併設し、ローマ時代の宴会で使用されていた食材を栽培します。

 

THE SHINMONZEN(京都)

-安藤忠雄氏デザインによる 旅館とホテルの良いところ取りホテル-

世界で最も有名な現代建築家の一人、安藤忠雄氏とコスモポリタンなデザインで知られるレミ・テシエがインテリアデザインを手がけた僅か9室の今までになかったホテルが京都新門前通りにオープンしました。日本画、絵画、写真、刺繡など、世界的に有名な新進アーティストによるさまざまな形のアートがホテル内の至ることろに展示され、ホテルという名の美術館のようです。まもなくジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリスティンが手がける京都初のレストランがホテル内にオープンします。フランス、プロヴァンスのワイナリーに立つヴィラ・ラ・コストの姉妹ホテルです。

 

<2023年New Open>

シックスセンシズ ヴァーナ(インド)- 2023年1月

-シックスセンシズ初の本格ウェルネスリゾート-

ジャン-ジョルジュ at THE SHINMONZEN (京都)– 2023年1月

-京都初のジャン-ジョルジュによるレストラン-

シックスセンシズ ローマ(イタリア)- 2023年初頭

-旧貴族の邸宅を改装しサン・マルチェッロ広場にまもなくオープン-

シックスセンシズ クラン-モンタナ(スイス)- 2023年2月

-冬はスキー、夏はゴルフで1年中楽しめる高級山岳リゾート-

ドーチェスター・コレクション、ザ・ラナ(ドバイ)- 2023年夏

-ドーチェスター・コレクション中東初プロパティ-

2023年春、ザ・ラナ、ドーチェスター・コレクション、ドバイが開業

ドーチェスター・コレクションとして10軒目となるホテル「The Lana, Dorchester Collection, Dubai(ザ・ラナ、ドーチェスター・コレクション、ドバイ)」が、2023年の春にオープンし、中東への初進出を飾ります。

活気に満ちたビジネス・ベイに位置するザ・ラナは、ドバイ不動産開発大手のオムニヤット社との共同開発プロジェクトです。デザインは、国際的に輝かしい実績を誇るフォスター+パートナーズが手がけています。華やかな同地区で存在感を放つ30階建ての超高層ビルに、スイートルームを含む225室の客室を備え、比類のないウルトララグジュアリー体験を提供します。ゲストは、地域性を反映した素晴らしいデザインに加え、高層から望む開放的なパノラマビュー、ワールドクラスのダイニング、広々としたスパとプールエリアをお楽しみいただけます。

ザ・ドーチェスター、ロンドン

ザ・ドーチェスターは、世界最高峰クラスのラグジュアリー・ホテルです。1931年の創業以来、ハイドパークを望むロンドン・メイフェアのアイコン的存在として親しまれてきました。現在、著名な建築デザイナーたちを起用した改装工事が進行中です。ピエール=イヴ・ロション氏が、ホテルのエントランス、客室とスイート、ザ・プロムナード、ケーキ&フラワー・ブティックを、マーティン・ブルニツキ・デザインスタジオが、ザ・バーを担当しています。過去30年において最大規模となる当改装工事は、今秋に完了し、新装が披露されます。

ザ・ドーチェスター・スパは、美容医療の世界的な権威であるDr. Uliana Gout(ドクター・ウリアナ・グウ)との独占的なパートナーシップを最近発表し、大きな注目を集めています。Dr. Goutは、科学的根拠に基づく美容医療のパイオニアであり、世界的なリーダーです。ザ・ドーチェスター初となる美容医療メニュー「LAM Luxe」をDr. Goutが監修しているほか、ザ・ドーチェスター・スパにてDr. Goutの診療を受けていただけるようになりました。

ザ・ドーチェスター・ルーフトップは、昨年夏の好評を受け、地中海をコンセプトにしたテラスレストランとバーを再開しました。「アラン・デュカス・アット・ザ・ドーチェスター」のエクゼクティブ・シェフを務めるジャン-フィリップ・ブロンデがコンセプトを考案し、ヘッド・シェフのバスティアン・ベルタイナが腕を振るいます。

ロンドンの景色を一望できるルーフトップに64席の客席をご用意し、ジャン-フィリップが幼年期を過ごしたリビエラから着想を得たフレーバーを取り入れた地中海料理と、クルボアジェとのパートナーシップによる多彩なカクテルを提供します。

45パークレーン、ロンドン

ロンドンの中心部に建つ45パークレーンは、英国の現代アートを発信する拠点として存在感を示すモダンなホテルです。9月6日まで、画家エイミー・ジャッドの「Efflorescence展」が開催されました。ジャッドの作品を集めた展示会として過去最大規模で、ジャッドの画風に対する新しい視点を提供しました。

また、人気のレストラン「CUT」が拡張し、「CUT テラス」が新しくしくオープンしました。毎日正午より営業を開始するCUTテラスでは、ランチとディナーをお楽しみいただけます。パークレーンとカーゾンストリートが交わる角に位置するレストランCUTと隣接する当テラスレストランは、ホテルの正面玄関からアクセスしていただけます。ハイドパークの緑豊かな木々をパークレーン越しに楽しめるのも、この立地ならではです。22席の客席には、リーバ製ヨットのエレガントなミッドセンチュリーデザインから着想を得た「キャプテンズ・テーブル」の6名様用ソファー席も含まれています。外部との仕切りに使用されているガラス製のスクリーンは、自然光がテラスに降り注ぐことを可能にしながら、45パークレーンの洗練された外観デザインに影響を与えることなく、ダイニング空間を保護するシェルターとしての役割を果たしています。

カワース・パーク、イギリス・アスコット

「ザ・スパ・アット・カワース・パーク」は、Germaine de Capuccini(ジャーメイン・ド・カプチーニ)と提携し、5つの新しいトリートメントをローンチしました。

新トリートメントには、フェイシャルとボディトリートメントを組み合わせた「ラディエンス・ビタミンC・フェイス&ボディ・シグネチャーセラピー」のほか、ビタミンCとLEDセラピーを組み合わせた「カワース・パーク・ルミネッセンス・シグネチャーフェイシャル」、ラベンダー、オリーブ、シトラスの香りから選べる「メディテレーニアン・キャンドルマッサージ」、5種類のアロマオイルからゲストに適したオイルを選び、古代中国の自然哲学に基づいて行う「エレメンツ・インスパイヤード・マッサージ」が含まれます。

ホテル・プラザ・アテネ、パリ

ホテル・プラザ・アテネは、パリ8区の高級ファッションブランドが立ち並ぶモンテーニュ通りに面する名門ホテルです。昨年9月にオープンしたレストラン「Le Relais Plaza(ル・ルレ・プラザ)」の成功に続き、今年初めに、ファインダイニングの「Jean Imbert au Plaza Athénée

(ジャン・アンベール・オ・プラザ・アテネ)」が待望のオープンを果たしました。開業からわずか9週間でミシュランの星を獲得したことは、プラザ・アテネが提案する新しい食体験の始まりを象徴する快挙でした。

さらに、今夏には、シェフ・ジャン・アンベールがプロデュースする3軒目のレストラン「La Cour Jardin(ラ・クール・ジャルダン)」がオープンしました。80席の客席を備えた当レストランは、ホテル中央の中庭にて夏季限定で営業されます。「鯛とレモンの塩漬け」、「プライムリブのチミチュリソースとパプリカ・ストリートコーナー・ポテト添え」、「ザ・グレート・ニソワーズ」などの新しいメニューは、フランス産の旬の食材を生かし、シンプルでありながら料理に対する情熱が一皿一皿に表現されています。自然光が降り注ぐ中庭レストランのラ・クール ジャルダンは、ご友人とのリラックスしたランチや、ロマンチックなディナーに理想的な場所です。

ル・ムーリス、パリ

著名な芸術家や思想家たちに愛されてきたパリのホテル、ル・ムーリスは、ドーチェスター・コレクションの「In the footsteps of legendary artists walking trails(伝説的な芸術家の⾜跡をたどる散策シリーズ)」の一つとして、印象派モネの非凡な⼈⽣と作品に触れる散策ツアーを開始しました。経験豊富なガイドと 1 対1または少⼈数のプライベートグループで催⾏されるこの散策ツアーは、参加者に合わせて毎回カスタマイズされます。参加者は、モネの⼈⽣にまつわる逸話を学びながら、ゆっくりと美しいパリを楽しむことができます。

モネのほか、ピカソの足跡をたどる散策ツアー「Picassoʼs Montmartre(ピカソが暮らしたモンマルトル)」もご用意しています。この散策ツアーでは、なぜピカソの傑作『アヴィニョンの娘たち』が長年にわたりアトリエに丸められたまま放置されていたのか、ピカソはラパン・アジルでの飲み代をどのように支払っていたのか、なぜルーブル美術館での窃盗事件に関与したのか、興味深いエピソードを掘り下げ、疑問を解き明かします。

2023年の春には、ル・ムーリスの散策ツアー第3弾となる「Rodin: Love and Torment(ロダンの愛と苦悩)」がスタート予定です。

ホテル・エデン、ローマ

今夏、ホテル・エデンは、3つの新しい郊外型アクティビティを発表しました。スポーツカーに乗り、ローマの北に位置する魅惑的な田園地帯へと向かうドライブの旅、ティレニア海に浮かぶポンツァ島とパルマローラ島の海岸線を巡るセーリングの旅、一般公開されていない国立21世紀美術館(MAXXI、マキシ)の地下収蔵庫を、美術品の修復保存専門家でもある美術史家と見学するツアーは、いずれも冒険心を刺激するユニークな体験です。

また、ドーチェスター・コレクションの「伝説的な芸術家の⾜跡をたどる散策シリーズ」は、ル・ムーリスでの成功を受け、ホテル・エデンでも開催が決定しました。ホテル・エデンが主催する散策ツアー第1弾は、カラヴァッジオの劇的な人生をたどる「Caravaggio: Rebel and Rome(異端児カラヴァッジオとローマ)」です。この散策ツアーでは、彼が故郷と呼んだローマの街を舞台に、裕福なパトロンから、賭博師、モデル、占い師に至るまで、魅惑的な人々と出会い、無一文から富豪になったカラヴァッジョの破天荒な人生を深く掘り下げます。非常に短くも波乱に満ちた生涯の中で、どのように“西洋美術に革命をもたらした“と評される画期的な作品を生み出したのか、彼が描いた絵画と同じようにドラマチックで異彩を放った天才画家の素顔に迫ります。

ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア、ミラノ

ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイアは、ミラノとロンバルディア州全体の魅力を余すところなく集めた多彩な8つのアクティビティをご用意しました。当ホテルのゲストだけが体験できるエクスクルーシブなアクティビティは、同州の奥深い魅力を堪能できるユニークな機会を提供します。

その一つが、世界で最も有名で影響力を持つ壁画の 1 つ、巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』のプライベート・ビューイングです。1490年代作の当壁画は、ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に併設するドメニコ会修道院の壁に今も飾られています。この唯一無二の大変ユニークな体験は閉館後に行われるため、混雑や時間の制約を受けることなく、この傑作を楽しむことができます (通常の見学時間は最長20 分です)。

このほか、オペラ座の舞台裏ツアーなど、ミラノが誇るランドマークを通常とは異なる切り口で見学できる体験を取り揃えています。さらに、ミラノ郊外でのアクティビティもバラエティ豊かです。バローロやフランチャコルタのワインテイスティングから、リーバ製ヨットでのイゼーオ湖クルーズ、ヴァルテッリーナでのランチが付いたイタリアン・アルプスを空から眺めるヘリコプター遊覧飛行、アンティークバイオリンとリュートの貴重なコレクションで有名なクレモナのストラディヴァリ博物館訪問まで、どれ一つとして見逃したくないものばかりです。

ミラノは、デザインの街としても有名です。ヴィコ・マジストレッティ財団とアキッレ・カスティリオーニ財団のスタジオミュージアムの専門ガイドが案内するツアーは、ミラノの素晴らしいデザイン空間を解説付きで巡ることが出来ます。ツアーには、イタリア初のデザイン・ミュージアムであるラ・トリエンナーレへの訪問と、ラ・テラッツァでのランチが含まれます。さらに、ゲストのご要望に合わせて、パトリシア・ウルキオラやニーナ・ヤシャールといった有名デザイナーのアトリエや、ラボラトリオ・パラヴィチーニの陶芸工房へのプライベート訪問もアレンジします。

ビバリーヒルズ・ホテル、ビバリーヒルズ

ビバリーヒルズ・ホテルは、開業110周年を迎える今年、ハリウッドで最も光り輝く場所として歩んできた歴史を称え、記念イベントや記念メニューなど様々な活動を実施しています。

ゲストは、ホテルのアイコニックなバナナの葉のデザインをモチーフにしたネイルアートから、「ポロ・ラウンジ」のアニバーサリーカクテル、夏季限定のプールサイド映画上映会、ロビーでの「バート・スターン写真展」まで、多岐にわたる特別企画をお楽しみいただけます。映画上映会では、ホテルがロケ地となった『Troop Beverly Hills(邦題:ガールズスカウト-ビバリーヒルズ版)』を、写真展では、ホテルの常連客だった大女優エリザベス・テイラーを被写体にした作品を取り上げ、ホテルの華やかな歩みを振り返ります。また、ポロ・ラウンジの有名な「マッカーシー・サラダ」は、ベルナルドの特注のサラダボールに盛り付けられ、ドン・ペリニヨンとのペアリングを楽しめる特別バージョンで提供されます。このサラダボールは、お持ち帰りいただけます。さらに、記念品として筆記用具もご用意しています。この特別な筆記用具を用いて書いていただいたゲストからのレターは、ビバリーヒルズ・ホテルがこれから歩んでいく歴史の一部となります。

ホテル・ベルエア、ロサンゼルス

「ウルフギャング・パック・アット・ホテル・ベルエア」の豪華なバーベキューパーティーが、9月6日に帰ってきました。カラフルな庭の芝生の上に大きなテーブルが並べられた会場で、セレブシェフたちが腕を振るいます。マスター・シェフのウルフギャング・パックとエクゼクティブ・シェフのコナー・マクヴェイに加え、フランシス・マルマン、ナンシー・シルバートン、エリック・ワーナー、アダム・ペリー・ラング、バート・バックマンといったスターシェフたちが招聘されます。

定期的な美術展の一つとして、9月1日~11月23日までの期間、セス・キンモントによるエキシビションを開催します。一連の小型彫刻作品を通して、何百年も先の未来へとゲストをお連れします。アルミニウム鋳造によるこれらの彫刻群は、これまでの彼の作品の中でも、特に他の現代美術家たちから高い評価を受けている、気候の変動によって変形された示唆に富む形をした作品の幾つかを反映しています。エキシビションは一般公開されており、無料でご覧いただけます。また、展示されている作品はお買い求めいただけます。収益は、未来のアーティストを支援するコロッサス財団に寄付されます。

シックスセンシズは、ドバイのパームジュメイラに同ブランドのホテルとレジデンスをオープンし、アラブ首長国連邦(UAE)に進出します。国際的な環境認証「LEED」を受けた総客室数61室のホテルと162棟のレジデンスが所在するウエストクレセントのプライベートビーチは、ドバイの歴史・文化と、貴重な天然資源であるサンゴ礁生態系の密接なつながりを示すシンボリックなロケーションです。

 

シックスセンシズ ザ パーム ドバイは、UAEにおけるサンゴ礁の重要性とその積極的な保全活動を踏まえ、“サンゴ”を建築デザインのメインモチーフに据えています。うねるような屋根の形状、シルエット、セルラーファサードが、サンゴの自然な形状と美しさを称えます。さらに、サンゴから着想を得たデザインは、強い日差しを防ぐ日陰の空間を生み出し、開放的な環境を演出します。客室は、高いプライバシーを確保しながら、ペルシャ湾とドバイのスカイラインに面した建物を通して最大限の眺望を提供します。同リゾートとレジデンスは、過去数年にわたりサステナビリティへの取り組みを強化してきたドバイにおいて、サステナブルな開発とその実現のために重要な地元コミュニティを支援し、ウェルネスの新しいベンチマークとなることが期待されています。

現代的なマジュリス

ビーチに面した閑静なロケーションに対する人気が高まる中、シックスセンシズのホテルとレジデンスは、コミュニティ・リビングに新しい形を提案し、急成長するドバイの不動産とホスピタリティ産業をさらなる高みに導きます。伝統的な「マジュリス」(人々が集い話し会う場所)は、エミラティ(UAE国民)の生活の中心です。古くから続くマジュリスに因み、シックスセンシズ ザ パームにおいてもコミュニティとセレモニーを重視し、レストラン、バー、プール、キッズクラブ、ゲームルーム、図書館、多目的ルーム、会議室などを文化的な交流スペースと捉え、機能を強化します。

シックスセンシズ ザ パーム ドバイの心臓部は、5,574平方メートル(60,000 ft²)のソーシャル&ウェルネスクラブです。長寿クリニック、点滴療法ラウンジ、バイオハッキングルーム、マッサージサーキットプール、スカッシュコート、ワーキングスペース、シックスセンシズ スパから構成されています。凹凸のある質感などサンゴ礁にインスパイアされた印象的なデザインに加え、自然光を活かした照明デザインによる演出も絶妙です。異なる様々な雰囲気を生み出す緻密な照明計画が、独自の世界観に浸ることができるイマーシブな体験を提供します。また、バイオフィリックデザインを取り入れることにより、地上地下を問わず、デザイン全体を通じて自然なサーカディアンリズムを促進します。リカバリー・トリートメントとリコネクション・プログラムは、ゲスト、会員、居住者の健康増進をサポートするための鍵となるメニューです。

セントラルガーデンも、ハイライトの一つです。連なる小さなジェベル(丘)、曲がりくねった谷の小道、ロマンチックなコートヤードを擁し、自然に日陰を創り出すランドスケープが特徴的です。砂浜に自生する植物群に包まれた橋や飛び石の小道を渡ってアクセスでき、アウトドアアクティビティを楽しめるハブとしても機能します。メインプールとサンデッキは、ビーチへと続く豊かな在来種の植栽に囲まれています。

シックスセンシズのCEOのニール・ジェイコブスは、UAEへの進出について次のように述べています。「シックスセンシズ ザ パーム ドバイは、この素晴らしいデスティネーションへの進出を記念するマイルストーンです。海の底から屋上のシグネチャーバーまで、私たちのコンセプトは、湾岸エリアの自然の美しさ、ホストと旅行者の間の連帯感とホスピタリティ、エミラティ独自の伝統と将来に対する明るい希望と共にドバイが歩んできた発展の旅を祝うことです。」

 

内外装を融合し砂漠と海の対比が映えるレジデンス

162棟のレジデンスには、「ペントハウス」、「ロイヤル・ペントハウス」、「デュプレックス・スカイヴィラ」のタイプが含まれているほか、5ベッドルームの「シグネチャーヴィラ」が9棟予定されており、庭園、インフィニティプール、ヤシの木が茂るビーチの景色をお楽しみいただけます。そして、自然池と大きなワディ(巨礫)が、安らぎのある隠れ家の趣を景観に添えています。ビーチにはヤシの木々が植わり、専用のハンモックを木陰に吊るすことができます。色彩と質感を通して周辺の自然と調和するレジデンスは、 敷地を囲む海洋環境を反映したレンダー、石、金属の素材パレットを採用し、控えめでありながら洗練された仕上げが施されます。

レジデンス居住者は、広々とした美しい緑地に加え、マイクロファーム、テニスコート、パデルコート、専用のランニングトラックなど、リゾートの様々なレジャー、スポーツ、ビジネス、レクリエーション施設を利用することができます。

セレクト・グループの創立者兼CEOのラハイル・アスラム氏は、シックスセンシズとのパートナーシップについて次のように述べています。「シックスセンシズとパートナーシップを結び、世界的に高く評価されている同ブランドをUAEに迎えることができることを大変喜ばしく思います。サステナビリティとウェルネスに特化し、地域固有のヘリテージに対して独自のアプローチを持つシックスセンシズは、パームジュメイラのコミュニティに最適なブランドだと確信しています。」

シックスセンシズ ザ パーム ドバイは、2024年後半にオープン予定です。

ラ・マムーニアは、建築デザイナーのサンジット・マンクとパトリック・ジュアンが共同設立したジュアン・マンク・エージェンシーと共に、2021年9月13日にドバイで開催された、最も美しいホテル、レストラン、バーを表彰する世界的デザインアワード「MEA AHEAD  Awards」の授賞式にて、2部門の受賞に輝きました。

デザイン、レストラン、ホテルの専門家から成る選考委員会は、最近改装されたラ・マムーニアの「アジアティークby ジャン-ジョルジュ」をレストラン部門賞に、「チャーチル・バー」をバー、クラブ、ラウンジ部門賞に選出しました。いずれの改装も、サンジット・マンクとパトリック・ジュアンが手がけました。

ラ・マムーニアの総支配人のピエール・ジョエムは、「この度の受賞を大変光栄に思うと同時に、パトリック・ジュアンとサンジット・マンクが手がけたラ・マムーニアの改修において、私たちの建築に関する選択とデザインに関する判断が正しかったことを裏付けるものであり、大きな喜びを感じております。」と、述べています。

卓越したホスピタリティ、エクスペリエンス、デザインを表彰する「AHEAD Awards」は、毎年4つの地域で実施され、ワールドファイナルで締めくくられます。世界をリードするホテルのオーナー、ディベロッパー、オペレーター、建築家、デザイナーが参加する当アワードの授賞式は、シンガポール、マイアミ、ドバイ、ロンドンで開催され、各地域で最も優れた新しいホテルプロジェクトを称えます。

「アジアティークby ジャン-ジョルジュ」について:

「アジアティークby ジャン-ジョルジュ」は、官能的で親密な場所です。伝統あるモロッコスタイルの装飾と、ジャン-ジョルジュの料理が完璧に調和しています。装飾と料理の2つの世界観を効果的につなげているのは家具です。中華、和食、タイ料理のエッセンスを加えたシェフの料理のように、両者の要素が精巧に融合されています。

東南アジアから日本まで続く美食の旅を楽しめる当レストランは、シェフのジャン-ジョルジュが生み出したオリジナルの世界が広がっています。東南アジアの旅へと誘う演出に加え、綿密に配置された照明がもたらす甘い魔法により、夜は、恋人たちのレストランになります。

メニューは、素晴らしい東洋の味を発見するための魅惑の旅として、分かりやすく構成されており、細かく刻まれたシャキシャキ野菜と洗練された創作寿司など、シェフは、アジアの味を巧みに再解釈し、美しい一皿に表現します。シェフのクリエイティビティと高い技術によるひねりの効いたアジア料理をぜひご堪能ください。

「チャーチル・バー」について:

ラ・マムーニアのランドマーク的な存在して常連客に親しまれてきた「チャーチル・バー」は、ホテルの歴史と、ホテルがもてなしてきた著名人たちにまつわるストーリーに溢れています。 バックライト付きの布張り壁、全体を包み込むような温もりのある木張り天井、そして、スモークオークの床から浮かぶように輝く馬蹄形の黒大理石のテーブルが醸し出す温かな雰囲気は、古き良き時代の英国の鉄道車両を彷彿とさせます。

極上のシャンパンとスピリッツのコレクションに加え、パリで最古のキャビアメーカーの一つ「キャヴィアリ(Kaviari)」から届くラ・マムーニアの特注品「キャビア・メゾン」やスモークサーモンなど、洗練された美食体験も見逃せません。

ホテル中央のラ・ギャラリー・マムーニアに位置する当バーは、店名の由来となったウィンストン・チャーチル元英国首相をトリビュートした、英国らしい気品を備えた居心地の良い空間です。贅沢な時間と最高級品を求めるゲストにぜひお越しいただきたいスポットです。

バーテンダーは、カクテル愛好家のために、厳選したスピリッツを使用した大胆なオリジナルレシピのカクテルもご用意しています。

長引くコロナ禍。行動の制限は日常に限らず、旅への影響は測り知れません。でも、コロナ禍でも海外に行けないわけではありません。モルディブは2020年7月から(PCR検査の陰性証明の提示があれば)海外からのトラベラーが隔離無しで入国できるようになり、1島1リゾート環境が自動的に自己隔離&NO密を実現するためか、フライトが充実しているヨーロッパ、ロシア、インドから大量のゲストが押し寄せています。モロッコもまた、2020年7月に国境が開放され、PCR検査陰性証明の提示で、隔離無しでの滞在が許されました。日本に帰国後2週間の自主隔離はあるものの、2020年11月、5カ年計画の大型リノベーションを終え、新しいレストランやバー、ティーサロンが誕生したマラケシュのラ・マムーニアへ、まさに「Withコロナの旅」を体験してきました。新しいラ・マムーニアの魅力と共に、ウィズコロナの旅の様子もご紹介させていただきます。

モロッコ行きが決まった当初、唾液のPCR検査でOK、日本出発時間の72時間以内の検査で、という情報だったため、それに合わせたPCR検査のクリニックを予約していましたが、出発のわずか3日前に、鼻ぬぐいのSwab検査限定だったという情報が入り、しかも現地到着時間の72時間以内の検査とモロッコ政府の方針が変わり、クリニックの変更も余儀なくされました。まさにバタバタです。モロッコに限らず、各国の感染防止対策は変更が多いので、まさに要注意です。幸いモロッコ大使館に時々情報交換させていただいている職員の方がおり、公式発表前に教えていただいたおかげでした。本当に感謝です。

実はフライト手配も困難続きでした。乗り継ぎがベスト(同日に到着できる唯一)のフライトはエールフランスでしたが、減便のせいで乗り継ぎがうまくできない。1泊シャルルドゴール空港ホテルに宿泊して乗り継ぐ作戦にしたところ、パリがロックダウンされ、空港から外に出られない状況に。空港内はラウンジもショップもオール休業中でしたから、ホテルに泊まらないで日付の変わる乗り継ぎは無理、とドバイ経由のエミレーツに変更しました。エミレーツはカサブランカ行きでマラケシュには行けないにもかかわらず、です。かつてマラケシュまで(ドーハから)快適に行けたカタール航空は残念ながらモロッコ行きがなくなっていました。エミレーツ機内は、医療スタッフかと思えるような防護服とマスク+フェイスシールドで身を固めたスタッフと衛生キットに迎えられ、それでも、最初の1杯しかアルコール類は出しません、というエアラインが多いなか、いくらでも要望に応えていただけるのは嬉しかった。出発の成田空港は完全にすべてのショップ、レストラン、ラウンジがクローズしていて、まるでゴーストタウンの体でした。初めてみる無人の景色。それに比べるとドバイ空港は24時間活気にあふれ、いつも(コロナ前)よりは空いているとはいえ、免税店も車が当たる宝くじも全開でした。時系列がくずれますが、成田空港の様子もご覧ください。

カサブランカ空港からは陸路で3時間、成田を出てからすでに24時間経過したころ、やっとラ・マムーニアに到着しました。3年ぶりにやってきたラ・マムーニア。今回のリノベーションはF&B部門に限られていたのですが、客室内のエアコンの温度調節などのスイッチが新しくなり、感染対策か、すべてのレストラン、バーのメニューがQRコードで見られるようになっていました。もちろん、衛生キットも完備。

 

テラスから望む広大なガーデンは変わることなく美しく、遠くに望むアトラス山脈を眺めつつ、あ〜、やっと着いたのねと実感できました。

前置きが長くなりました。1923年の創業以来、6回目の大改装を終えたラ・マムーニアの新しいF&Bの顔を順番にご紹介します。まずは、チャーチルバー(Le Churchill)。かつてはかなり広いスペースだった、サー・ウインストン・チャーチルの名前を冠したこのバーは、コンパクトで「クール」な空間となり、パリ最古のキャビアメゾン「Kaviari」をパートナーとし、キャビア&シャンパンバーとしての顔も新たに登場しました。元のチャーチルバー・スペースの残りの部分はシネマルームに変身です。プライベート上映会や、マラケシュ映画祭には、大物俳優や女優がこぞってこのホテルに宿泊しますから、彼らがホストする上映会なども予想されます。居心地のよい豪華なチェアーとクッションは、シネマルームというより、大型スクリーン付きの居間のような寛ぎのスペースです。

 

そして、チャーチルバーのすぐ横には、ピエール・エルメのティーサロン(Le salon de the par Pierre Herme)が新しく誕生。朝食もアフタヌーンティーも、スイーツ界のピカソと称されるピエール・エルメをたっぷり楽しめる新しいサロンです。

 

 

そろそろメインのレストランをご紹介させていただきます。総支配人のピエール・ジョエムは、レストランを一新する時は、フランス料理の大家でありながらすでにアジア料理やイタリアンで成功を収めているジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリスティンをパートナーに迎えたいと数年前から考えていたようです。ジャン-ジョルジュは初のアフリカでのビジネスとして、ラ・マムーニアのパートナーとなり、2軒のレストランを監修するに至りました。

 

その1。かつてフォーマルなディナーオンリーのフレンチレストラン(Le Francais)だった場所が、カジュアルなトラットリア、イタリアンbyジャン-ジョルジュ (L’Italien par Jean-Georges)に変わりました。ランチも楽しめるこのイタリアンは、ピザから本格的なイタリアン・ディッシュまで幅広いメニューが魅力です。レストランの片側一面は開閉可能なガラスの扉で、全開の時はアルフレスコ感覚のダイニングに変身します。フレンチレストランで、世界各地のミシュランの星を獲得し続けているジャン-ジョルジュは、マラケシュ産の食材を中心に、みごとなトラットリアを監修しました。

 

 

その2。元、フォーマルなイタリアンレストラン(L’Italien) だった場所は、アジアティークbyジャン-ジョルジュ(L’Asiatique par Jean-Georges)として一新されました。マラケシュを訪れる欧米人の間でも、和食を含むアジア料理は人気絶頂のようです。シェフ・ジャン-ジョルジュ自身も語っていましたが、(世界的に和食はブームだが)このアジアティークで、本格的な和食を出すつもりはなく、あくまでジャン-ジョルジュ解釈によるアジア料理を楽しんで欲しいそうです。酢飯(シャリ)を揚げたサーモンの握り寿司や、フォアグラ入り餃子にトリュフソースがかかっているのには驚きました。

 

 

ちなみに、イタリアンでもアジアティークでも、デザートはすべてピエール・エルメが監修しています。そのピエール・エルメは2017年に初のアフリカ進出としてラ・マムーニア内にブティックをオープンし、当ホテルのデザートも監修するというパートナーシップを開始しました。今回のリノベーションでさらに新しいティーサロンがオープンしていますが、特筆すべきは、イタリアンバーなどで食べられるロブスターロールやマンゴサラダなどのピエール・エルメの新(ソルティー)メニュー。特に、バーガーbyピエール・エルメは人気で、ジャン-ジョルジュは、「世界一美味しいバーガーだよ」とまで。ラ・マムーニアでしか食べられない貴重なメニューです。

 

 

 

新しくなったバー、ティーサロン、2つのレストラン、さらにプールサイドに新たに作られたカバナや、地下でありながら自然光が入るデザインのワインセラーなどのデザインは、デザイナ−&建築家のユニット、サンジ・マンクが手がけました。パリ、プラザ・アテネの近未来的な内装のアラン・デュカスも彼らが手がけたもの。ワインセラーはL’CEnotheque という名称でプライベートダイニングのベニューとしても大人気です。実際にここでダイニング体験した方によると、ワインのセレクションも食事のクオリティーも素晴らしかったとのことでした。

 

リノベーションを経て新しくなったラ・マムーニアのご案内はここまでですが、最後に今回の滞在中に体験したすばらしいピクニックランチをご紹介させていただきます。実は世界各国より約60名のジャーナリストを招待し、新生ラ・マムーニアのお披露目イベントが開催されていたのですが、当ホテルの広大なガーデンで用意されたピクニックランチは素晴らしかった。70人ものガーデナーにより手入れが行き届いたガーデンに用意されたテーブルセッティングと、ラ・マムーニアのロゴ入りハット。(当然ですが)ピエール・エルメのデザート付きランチセットは一人分ずつ可愛いバスケットに入っていました。これほど大人数じゃなくても、ホテルではガーデンでの朝食やランチの手配をしてくれているみたいです。ラ・マムーニアのFBにこんな写真もありました。

 

昨年11月の時点では、成田空港に到着後、唾液によるPCR検査を受け2時間ほど待ち陰性証明をもらった後は、公共の交通機関を使わないようにという注意を受けた上で帰宅が可能でした。2021年3月の時点で、出発地点の国と地域によりますが、PCR検査で陰性であっても3日間の強制隔離(国指定の空港近隣ホテルに滞在)と厳しさが増しています。今後、ワクチン接種の証明で、出入国の煩雑さがなくなり、自由に渡航が再開されることを心より願います。

Texts by Yuki Obara