ラ・マムーニアは、世界的に有名なフレンチシェフ、Jean-Georges Vongerichten(ジャン‐ジョルジュ・ヴォンゲリスティン)氏とのコラボレーションを発表しました。独創的な食材選びと大胆な味の組み合わせで高い評価を受けるジャン‐ジョルジュ氏は、30年以上にわたりニューヨークをはじめとする世界中のグルメ愛好家を魅了してきました。

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2020年5月25日~9月1日までの休館を伴う大規模なリノベーション後、ジャン‐ジョルジュ氏が手がける2軒のレストランがラ・マムーニアにオープンします。イタリアのトラットリアのコンセプトと、東南アジア料理の文化にインスパイアされたコンセプトが採用される予定です。ラ・マムーニアは、ジャン‐ジョルジュ氏と彼が率いるチームを迎えることを誇りに思うと同時に、彼のビジョンとイノベーションにより、他では体験できない当ホテルならではの新しいカリナリーフィロソフィーが創造されることを期待しています。

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9月にお披露目を予定している新メニューは、名声を博してきたラ・マムーニアの実績を踏まえつつ、今まで以上に画期的な内容で常連客の期待に応えます。総支配人であるピエール・ジョシェムは、変化する時代に合わせて革新し続ける必要性を強く認識しており、この度の大規模改修プロジェクトにも尽力しています。改修プロジェクトを通じて体現される新コンセプトの全容は、間もなく公開される予定です。

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*ジャン‐ジョルジュ・ヴォンゲリスティン氏について

ジャン‐ジョルジュ氏は世界で最も高名なシェフの一人ですが、彼の優れたスキルは、キッチンの中だけにとどまりません。経験豊富なビジネスマンでありレストラン経営者でもある彼は、世界各地にある39軒のレストランの運営と成功を担っています。

ドーチェスター・コレクションが誇る5つ星ホテル、ホテル・エデンは、ローマの老舗チョコレート工房「Said dal 1923(サイード・ ダル 1923)」との特別なコラボレーションを発表しました。 ホスピタリティ業界の最高峰とイタリアのチョコレートの第一人者である、ホテル・エデンと「サイード・ ダル1923」は、双方の芸術性を融合し、全く新しい味覚の旅をお届けします。

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当コラボレーションは、バレンタインデーの2月14日からスタートします。ホテルのエレガントなロビーラウンジバー「La Libreria(ラ・リブレリア)」の心地よい空間の中で、「サイード・ ダル1923」の多彩な美味しいフレーバーを楽しめる魅惑的で贅沢なチョコレート体験は、大切な人へのバレンタインギフトとして最適です。

数ある美味しいデリカシーの中でも、世界で最も愛されている素材を厳選したメニューは、月曜日から土曜日までの間、ホテルゲストはもちろんローマにお住いの方もお楽しみいただけます。自慢のホットチョコレートは、ダークチョコレートとジャンドゥーヤの2種類をご用意。スターアニス、砕いたピスタチオ、ジンジャー、チリ、クリスピーパフをお好みでトッピングすることが出来ます。また、特製カプチーノには3種類のチョコレートが添えられます。プラリネ、トリュフ、プチパティセリー、ビスケットを豊富に取り揃えているほか、チョコレートでコーティングされたジンジャー、オレンジ、レモンのゼスト、シャンパン付きのイチゴ&チョコレート、そしてイタリアの定番デザートとして有名なティラミスもメニューに含まれています。オリジナルのティラミスは、ホテル・エデンのエグゼクティブ・シェフ、Fabio Ciervo(ファビオ・チェルヴォ)が、サイード・ ダル1923を再訪した際に創作したものです。さらに、愛を象徴するバレンタインの当日は、特別なデザートを提供します。ハート型のチェリーを添えたマダガスカルチョコレートのムースは、抗しがたい魅力にあふれた一品です。

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魅惑的でエレガントなスイーツを運ぶトロリーをご覧になれば、ファビオ・チェルヴォとパティシエのEzio Redolfi(エツィオ・レドルフィ)による創造性、そして「サイード・ ダル1923」のチョコレートに関する専門性に称賛の念を抱くことでしょう。ホテル・エデンの完璧なサービスは、その思いやりと気配りで高く評価されており、特別なチョコレート体験を通して、豊かな風味を楽しむ喜びに包まれた世界へとゲストをご案内します。

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「サイード・ ダル1923」が築いてきた歴史の結果、そのチョコレートがもたらす感動と喜びはすべての感覚に届き、気分を盛り上げる効果だけでなく、ウェルビーイング全体の向上につながります。貴重な大理石と金の精巧な装飾が素晴らしい洗練された空間で味わう極上のスイーツは、冬のひとときをさらに甘美な時間にしてくれます。

2020年3月31日に開業10周年を迎えるsankara hotel&spa屋久島は、4月と6月に期間限定特別コラボレーション企画をご用意いたしました。

「旅するアート」宿泊プラン第2弾  山本二三氏と行くスケッチ&ピクニック

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天空の城ラピュタ、火垂の墓、もののけ姫、時をかける少女など数々の名作映画で美しい風景を描いてきたアニメーション映画の美術監督、山本二三氏は、サンカラとのコラボレーションで、「森と水を巡るいのちの旅」として屋久島の神秘的な森を描いてきました。2018年3月には、「旅するアート」第1弾で、音楽と絵画のアートイベントを開催しました。今年は、4月に「旅するアート」第2弾として、山本二三氏のレクチャーによる大自然のスケッチと、レストラン「ayana」のシェフ小山によるピクニックランチを楽しめる宿泊プランをご用意しました。

日程:  2020年4月19〜20日(2泊)

料金:  2泊合計 お一人様99,000円(税別)  * サンドラヴィラ1階・2名様1室ご利用時

内容:  ・2泊分の宿泊(朝食・夕食付き)

            ・山本二三氏のレクチャー(4/20)

            ・シェフ小山のピクニックランチ(4/20)

            ・水彩パレット&スケッチブック

            ・スケッチ会場への送迎

1泊で参加ご希望の方は、4/20のスケッチ&ピクニックを18,000円(税別・1名様分)でお申し込みが可能です。(20名限定)

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また、2020年6月には、サンカラグループ・エグゼクティブシェフ武井智春プロデュースによる、10周年記念シェフズコラボレーションの企画もございます。4人のシェフが集結し、6月12日、13日、14日の3日間限定で、スペシャルコラボレーションディナーを開催いたします。

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・エグゼクティブシェフ    武井 智春

・サンカラokas料理長    林 謙児

・サンカラayana料理長   小山 良考

・グラシアニ*料理長        土肥 秀幸

* ラ メゾン ドゥ グラシアニ 神戸北野は、サンカラグループのフレンチレストランです。

日程:  6月12日(金)・13日(土)・14日(日)

料金:  1泊 お一人様46,000円(税別)* サンドヴィラ1階・2名様1室利用時

内容:  ・1泊分の宿泊(朝食付き)

            ・コラボレーションディナー(ドリンク別)

* 3日間、毎日異なるメニューとなります。

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「旅するアート」宿泊プラン、および、シェフコラボレーションディナーの詳細、ご予約は、www.sankarahotel-spa.com よりご覧ください。

1835 年創業の老舗パラスホテル ル・ムーリスでは、2 月 14 日にあわせて芸術的なバレンタイン を企画しています。2019 年に引き続き、日本人アーティスト中塚翠涛を迎えて、作品展示とともに、バレンタインディナーでシェフとのコラボレーションを披露します。

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2020 年 2 月 10 日から 24 日まで、ル・ムーリスは書家・中塚翠涛の作品をホテルのグランドフロアに展示します。ル・ムーリスに隣接する 1801 年創業の老舗英国書店ガリニャー二が厳選した、フランス文学の愛の詩を基に、インスピレーションを広げ て、書・絵・インスタレーションがグランドフロアに展示されます。書家がフランス文学が出会うと、一体どのようなアート作品が生まれるのか。2 月 14 日バレンタイン当日のディナーは、ル・ムーリスの中心部に位置するレストラン・ル・ダリ で、中塚翠涛がシェフとコラボレーションをします。この日のメニューは、フォアグラのロワイヤル、ベルガモット風味のカニ、シャンパーニュのサバイヨン仕立てのヒラメ、仔牛肉とトリュフ。全てのお料理が、シャンパーニュ・メゾン、バロン・ド・ロスチャイルドとの完璧なペアリングとなります。 デザートは、世界的な人気を誇る ル・ムーリスのシェフ・パティシエであるセドリック・ グロレが特別に作る「バラのサントノレ」。こちらは、 2 月 1 日から16日まで、ホテル内のパティスリーブティック ラ・パティスリー・ド・ムーリス セドリッ ク・グロレでもお買い求めいただけます。

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また、作品が展示されている 2 月 10 日から 24 日 の期間には、中塚翠涛が描いた Love のカードに愛の言葉を書いて、ル・ムーリスから送ることが 可能です。ホテルのコンシエルジュが愛のキューピット役として、フランス国内もしくは世界にカードをお送りします。日頃伝えられない想いをアートなカードに託すのはいかがでしょうか。

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2 世紀に渡り、芸術家を迎え続けているル・ムーリスが提案するアートで詩的なバレンタインは、 カップルだけではなく家族愛や友達愛など、様々な愛の形を祝福したいと願っています。

*書家 中塚翠涛*

岡山県出身。4歳から書に親しみ、古典的な書法を修得。筆の弾力と墨の無限のグラデーションに美しさを見出し、和紙と墨のみならず、陶器、ガラス、映像など、幅広い手法で独自の表現を追求。2016 年 12 月にパリ・ルーブル美術館の地下展示会場「カルーゼル・デュ・ルーブル」で開催された Societe Nationale des Beaux-Arts 2016 では、約 300 m²の空間に書のインスタレーションを発表し、「金賞」「審査員賞金賞」をダブル受賞。テレビ朝日系「中居正広の身になる図書館」では「美文字大辞典」の講師として出演。TBS ドラマ「SPEC」では書道監修を務めた。 手がけた題字は、ユネスコ「富士山世界遺産」、映画「武士の献立」など多数あり、 2020 年大河ドラマ「麒麟がくる」の題字も担当している。『30 日できれいな字が書けるペン字練習帳』(宝島社)シリ ーズは、累計 400 万部を突破。

世界的なウェルネス・リゾートとして高い評価を受けるチバソム・インターナショナル・ヘルスリゾートは、開業25周年を記念して特別な祝賀イベントの開催、プロモーションの実施、サービスの拡充、新商品の発売など、2020年を通して様々なプランを実施します。25年前にアジア初の総合的なウェルネス・リトリート、およびデスティネーション・スパとして誕生したチバソムは、“床から天井まで”を対象とした5年間にわたる大規模改修工事を終了し、よりパワフルに生まれ変わりました。改装により広くなった客室に加え、無料のバトラーサービスやアップグレードされたシグネチャープロダクトなど、チバソムの新時代に相応しい魅力的なサービスと商品でゲストをお迎えします。

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チバソムは、過去四半世紀の間に理想の健康とウェルビーイングをインスパイアする世界的リーダーとして地位を築いてきました。他では経験できない心からのおもてなしでゲストのモチベーションを上げ、高い専門性を備えたスタッフのサポート体制で、ウェルネスに関するゲストの目標達成をアシストします。新時代を迎えたチバソムは、昨今のデジタル社会に対応したイノベーティブでホリスティックなアプローチを強化し、パーソナライズされたプログラムを通じてマインド、ボディ、スピリットの変革をアシストします。

 

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開業以来初となる大規模な改修プロジェクトの全ステージを終了し、2019年10月に再オープンしたチバソムは、洗練された美しいインテリアを披露しました。自然光と空間を巧みに活かした新しいデザインは、コンテンポラリーな快適性にあふれた極上の安らぎの空間を実現しています。また、リゾート改修に併せて強化されたサービスも見逃せません。広くなった客室と共に、全客室タイプでバトラーサービスをご利用いただけるようになりました。このほか、1日4枚まで無料のランドリーサービスや無料のヘルシースナックを備えたミニバーなど、基本の宿泊料金に含まれるサービスがさらに充実しました。滞在後のアフターケアも拡充され、チバソムの専門家チームとコミュニケーションが取りやすくなりました。

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第4期改修工事で大きくアップグレードされた「ニランラダ・メディスパ」のほか、理学療法とフィットネスを組み合わせた「リファンクショナル・スタジオ」も注目を集める新施設の一つです。新スタジオでは、最大限のパフォーマンスを引き出すための画期的なセッションを提供します。圧倒的な数と専門性を誇る既存のウェルネスサービスに、先駆的なフィジオセラピーとスパトリートメントが新たに加わり、ウェルネスのパイオニアとして世界に名を馳せてきた同ブランドの地位をさらに確固たるものとします。ゲストは脚部の可動性とバランスの改善をサポートするアイソキネティック・ダイナモメーターから、肌の様々な悩みに対応する100%ナチュラルなLPGフェイシャル(メスを使わない穏やかな刺激が心地よい技術)まで、多彩な新メニューをご利用いただけます。フィットネス領域では、MOTRトレーニング、マルチ・ファンクショナル・トレーニング、フォームローラーとピラティスを組み合わせて強化した体幹トレーニングを新たに導入しています。

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2020年は、カタール北部カソーマのプライベートな海岸に立地するZulal Wellness Resort(ズラル・ウェルネス・リゾート)のオープンも予定されており、チバソムブランドの新たな章が始まる年です。マネジメント契約を締結し管理運営を行う初めてのリゾートであると同時に、海外初進出となります。カタール最大規模を誇り、中東初のウェルネス特化型リゾートとして注目されている同リゾートには、世界初のアラブ伝統統合医学(TAIM)センターも開設されます。

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チバソムの会長兼CEOのクリップ・ロジャナスティンはこの節目にあたり、次のように述べています。「チバソムで育った私は、今日のチバソムを築き上げた過去25年にわたる進化を間近で見てきました。チバソムが創造し、提供してきたものを大変誇りに思います。それはリゾートの枠を超えたものです。チバソムは、コミュニティ、家族、そしてライフスタイルそのものです。リゾートは2020年に開業25周年を迎えますが、引き続き弛むことなく、新旧を問わず全てのゲストに対し、理想のウェルネスを叶える最良のアシストを提供し続けます。」

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チバソムの総支配人のワイパンヤー・コンクワンユーンは、次のように述べています。「最良のウェルネスを求めるゲストに対し、新しいウェルネストリートメントとサービスはもちろん、リゾート全体を対象としたリノベーションにより、さらに素晴らしい環境が整いました。新装のチバソムでご滞在を満喫しているゲストの様子を拝見し、大変うれしく思います。そして、再オープン以来寄せられている多くの賛辞に驚きと感動を隠しきれません。」

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チバソムのウェルネスに対する真摯な取り組みは、同ブランドが行う全ての活動の核心であり、教育の機会や地球規模の持続可能性に関するイニシアティブなど、より広範囲なコミュニティにまで拡大しています。世界最高の環境基準に則し、可能な限りエシカルな運営にコミットするチバソムは、サステナビリティに特化した専門チームを立ち上げ、エネルギー効率化や節電、浄水処理や廃水の再利用、節水、ごみの最小化やリサイクル活動、大気管理、環境にやさしい製品利用など、数々のポリシーとプラクティスを細心の注意を払いながら推進しています。また、ホアヒンに唯一残るマングローブの森「クライラー・ニウェー」の保全と、環境保護に関するウェルネスプロジェクトではイニシアティブを発揮し、バンコクのチバソム・アカデミーでは次世代を担うウェルネスプラクショナーの育成に尽力しています。チバソムは、これらの活動を継続し、さらなる発展に貢献していきます。

世界に 9 つのラグジュアリーホテルを所有するドーチェスターコレクションのパリのホテル、 ル・ムーリスは、時代を超えて、世界の王侯貴族と芸術家に愛されてきました。2020 年の 2 月 27 日から 3 月 6 日に日比谷シアタークリエで再演される「女王がいた客室」は、まさ にル・ムーリスがインスピレーションの元となった、人気劇作家藤沢文翁が原作・脚本・演 出を手がける音楽朗読劇です。「VOICARION(ヴォイサリオン)」と冠したこのプレミア 音楽朗読劇は、演劇界・声優界の人気実力派キャストが参加する極上の舞台です。このよう にル・ムーリスは、時代を超え、国を超え、多くの貴族たちの休息の場、芸術家たちのイン スピレーションの場となってきました。

本当だよ・・・ このホテルの従業員は皆、ロマノフ王朝の生き残りなんだ

嘘じゃないよ! パリへ亡命してきた貴族達なんだ・・・

ポーターは伯爵家執事 フロントクラークは男爵 包丁を磨いているシェフは近衛連隊長なのさ 嘘だと思うなら、コンシェルジュにぶつかってみなよ

きっと馬鹿に礼儀正しくお辞儀をするはずさ・・・・

20 世紀初頭のパリを舞台に、 ロマノフ王朝最後の生き残りとなった貴族たちが織り成すヒューマンドラマ。

それは、アナタがきっと宿泊したくなるホテル。

『女王がいた客室』より

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この度、東京日比谷のシアタークリエで上演される『女王がいた客室』は、人気劇作家の藤沢文 翁がル・ムーリスで作品の着想を得てホテルの客室で執筆しました。舞台設定は 20 世紀初頭の パリ、架空のホテル・バッサーノですが、パリの歴史と共に歩んできたル・ムーリスは、劇中の ロマノフ王朝の女王を迎えるホテルに相応しい壮麗さと気品を感じさせます。

『パリは僕が青春を過ごした場所であり、いつ訪れても変わらないその歴史ある町並みには、僕 の様々な思い出が焼き付いています。それは僕だけではなく、パリという街が、あるいはこの ル・ムーリスが、様々な人々の思い出を優しく包み込む空間のように感じられます。変わりゆく 世界で、変わらない場所があるということが、どれほどの安らぎを人々に与えることでしょう。 新作を書くため、このル・ムーリスという変わらない空間を訪れた時、幼い頃、廊下を走って怒 られる自分の面影に出会いました。たった一瞬ですが、あの頃の悪戯な自分の心が蘇りました。 老舗のホテルとは、本来そういうものなのかもしれません。宿泊する夜、今の自分とも向き合え ますが、過去の自分とも対面できるのです。そんな時、思いついたのがこの物語です。ロシアの 亡命貴族がたった一晩だけ、貴族に戻れるという、この物語を・・・。』

劇作家の藤沢文翁より

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ホテル ル・ムーリスは、パリ中心部、チュイルリー公園前に位置する、1835 年創業の老舗ホテ ルです。パリの五つ星以上のホテルに与えられる「パラスホテル」の称号を保持する現代の宮殿 ホテルです。始まりは、ノルマンディーの港町カレー。ここで旅宿を営んでいたシャルル=オー ギュスタン・ムーリスは、ドーバー海峡を渡り、立ち寄る英国の紳士淑女達が「どんな要望にも 応えてくれる最高級ホテルがパリに無い」と嘆く声を耳にします。それならば、ロンドン以上に 洗練されたホテルを!という想いを抱き、パリにホテルを開業します。英語が流暢なバトラー に、両替のシステム、全室にバスタブを完備、コンシエルジュやルームサービスを開始し、伝統 美を誇る内装に値する上質なサービスを提供し始めます。

2 世紀に渡り、ヴィクトリア女王からナポレオン 3 世、モンテネグロの国王、プリンス・オブ・ ウェールズ、イギリス国王ジョージ 6 世、ザンジバールのスルタン、ジャイプールのマハラジ ャ、ロシアの大公妃が常連となります。20 世紀には、まるでパリの小さなヴェルサイユ宮殿、 ホテル・デ・ロワ(Hotel des Rois)=「王侯貴族のホテル」」と讚えられます。今でもホテルの 紋章には王冠が誇らし気に輝いています。

ロシア革命でロマノフ王朝が滅亡した 1917 年後、ロシアから多くの亡命者を受け入れたパリ は、「狂騒の 20 年時代」に突入します。第一次世界大戦の痛みを忘れ、平和を謳歌しようと、 パリ文化は華やぎます。新聞広告には、上流階級の顧客達がパリの魅惑的な夜景を臨むル・ムー リスの屋上テラスで、ディナーやダンスを楽しんでいる様子が描かれています。ソーシャライツ や芸術家、実業家や詩人が集う社交場としてカフェ・ソサエティが流行り、亡命ロシア貴族によ るファッションブランドも設立されます。ディアギレフ率いるバレエ・リュスと呼ばれるロシア バレエ団は、エキゾチックな衣装と高い芸術性でパリジャンを魅了し、ピカソやサティ、コクト ーと交流します。ロシア人は、それまでのパリには存在しなかった感性で、才能を開花させ、狂 騒の時代を彩ります。ル・ムーリスもまた、晩餐会や舞踏会を開催し、演奏会や読書サロンなど 芸術交流の場として、パトロンとアーティストを繋ぐ文化的な役割を担います。

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ル・ムーリスにはロシア人ゲストの様々なエピソードが残されています。19 世紀末、リサイタ ルのためにパリを訪れたチャイコフスキーはピアノソナタ二番とジャンヌ・ダルクを描いたオペ ラ「オルレアンの少女」をホテルの一室で書き上げます。また、トルストイが滞在し、ピカソが 妻オルガと結婚披露宴を開催したのも、このホテルです。ロマノフ王朝時代の芸術家が残した余 韻や息づきを感じられるこの空間こそが、『女王がいた客室』のインスピレーションの元となっ たのです。

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そもそもホテルとは、世界中の人が交錯する劇場的空間。様々な想いを抱えて訪れる顧客達と、 彼らの心の糸を手繰り寄せようとするホテルマンたちの非日常な日常を、藤沢文翁は想像をめぐ らせ、考察したのです。豪華絢爛な内装や、チュイルリー公園の回転木馬、黄金の宝石箱のよう な夜景、、、『女王がいた客室』には、愛され続けているパリの景色と空気が詰まっています。 時代の変化に動じることなく、パリ文化を今も体現し続けている「世界の王侯貴族と芸術家に愛 されるホテル」に、いつか宿泊してみてください。狂騒の時代の香りとロマノフ貴族の高貴さと 憂い、パリ独特のノスタルジーに、記憶の欠片を優しく包む人の暖かさに触れることができるで しょう。時代を超えて滞在した多くの顧客達のように、ここは、必ずもう一度訪れたくなる「願 いが叶うホテル」なのです。

モルディブの先駆的なラグジュアリーリゾートアミラフシは、今年の大晦日イベントに出演する豪華なラインアップを発表しました。一年で最も盛り上がるパーティーのメインアーティストに、輝かしい受賞歴を誇るイギリスのシンガー・ソングライター、エラ・エアを招聘します。イギリス最高峰の音楽祭典「BRITアワード」の受賞と、イギリスのブラック系音楽賞「MOBOアワード」での2冠同時獲得を果たしたエラによるライブは、BBC Radio 1の番組「ドライブタイム」のホストを務めるニック・グリムショーに加え、モデル出身のイギリス人歌手ピクシー・ゲルドフによる特別なDJ演奏の後に予定されており、ゲストは、一体感とお祝いムードに包まれた熱狂の一夜に酔いしれることでしょう。エラのパフォーマンスでは、来年リリースが噂されている新アルバムの楽曲をいち早く聴けるかもしれません。大ヒットした2015年のデビューアルバム「Feline」に続く待望のアルバムです。

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毎年ホリデーシーズンを盛大に祝うモルディブのアミラフシは、豪華なスターを招聘し、趣向を凝らした祝賀イベントで有名です。遊び心にあふれた一連の企画は、大晦日の夜に最高潮に達します。今年は、“party of the century”(世紀を祝うパーティー)をテーマに、狂騒の1920年代から2020年まで、ダンスパフォーマンスを通じて100年を一夜で振り返ります。アミラフシは、ポップ音楽の歌姫リタ・オラが主役を務めた昨年に引き続き、イギリスで最もエネルギッシュで爽快なライブパフォーマーの一人、エラ・エアの出演が決定したことに興奮を隠しきれません。2013年、ナルディメンタルとのコラボ曲「Waiting All Night」が全英シングル1位を記録し、販売枚数がダブル・プラチナ認定されたことによりブレイクしたエラは、ソロシングルのトップ20、BRITアワードのベストシングル賞、さらに、MOBOアワードの最優秀新人賞と最優秀女性アーティストの2冠を立て続けに獲得しました。香水「エンポリオ・アルマーニ・ダイヤモンド」の顔にビヨンセに続いて抜擢されたほか、Sure、Bose、ASOSなどのハイブランドとのコラボキャンペーンも展開しています。エラ自身が、近い将来2枚目のソロアルバムをリリース予定であることを認めており、2020年末ワールドツアーの開催も噂されています。

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主役を務めるエラの登場に先立ち行われる年越しカウントダウンは、昨年同様、BBC Radio 1の人気プレゼンター、ニック・グリムショーによる賑やかなDJ演奏です。そして、ピクシー・ゲルドフによるDJ演奏も見逃せません。彼女の高い音楽性は、アイルランドのシンガーであり、政治活動家でもある父親のボブ・ゲルドフ譲りで、「Do They Know It’s Christmas Time」を親子で制作したことでも知られています。バイオレットというバンドのリードヴォーカルを担当していたピクシーは、2016年にデビューアルバム「I’m Yours」をリリースし、ソロ活動をスタートしました。アルバムをプロデュースしたのは、The Kooks、The Thrills、Supergrassを含む数多くのアーティストのプロデュースを手掛ける、名匠トニー・ホッファーです。ピクシーはDJとしての人気も高く、グッチ、カルバン・クライン、ルイ・ヴィトン、ハッカサンなどの多くのイベントに出演しています。

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追加料金不要で全宿泊ゲストが楽しめる大晦日のパーティー“Twenty Twenty”は、美しい夕陽が水平線に沈む頃、1920年代の“狂騒の時代”から始まります。ジャズの生演奏、禁酒法時代に密造されたカクテル、アールデコ装飾の潜り酒場、ギャング、チャールストンを踊るフラッパーガールなど、当時のアメリカを再現します。日没後には50年代のベビーブーマー時代がビーチに“ドライブイン”。50年代のアメリカをフィーチャーしたインタラクティブなカーニバルが繰り広げられます。続いて、60~70年代に台頭した花を着飾ったヒッピーたちが振る舞う、CBD(カンナビジオール)オイルベースの前菜とデザートと共に、80年代を象徴する“ディスコな”ブッフェをお楽しみいただけます。Area 51のパフォーマー達による各時代を再現したエンターテインメントが、ゲストを魅了します。そして、パーティーはマリーナに会場を移し、3名のスターによる特別なライブパフォーマンスと、盛大な花火で新年を迎えます。

豪華なアーティストが揃う大晦日パーティーに加え、ホリデーらしい料理のサプライズもご用意しています。アミラフシのシグネチャー水上レストラン「Feeling Koi(フィーリングコイ)」では、日本人のゲストシェフ・ヒロが腕をふるう美しい寿司、刺身を取り揃え、海に囲まれた絶好のロケーションで賞味できる風味豊かな和食の世界へとご案内します。他にも居心地の良いグルメハブ「Baazaar(バザール)」にてテーマ別の夜のイベントや、魔法にかかりそうな「Mystique Garden(ミスティークガーデン)」にてうっとりするようなダイニングをお楽しみいただけます。さらに、オーストラリアの人気サッカー選手でエヴァートンのMFとしても大活躍した、ティム・ケーヒルが、若いサッカー選手たちをインスパイアする4日間のトレーニングキャンプを開催します。5歳から8歳のキッズ、9歳から16歳のティーンを対象とするキャンプは、アミラフシ所有のフルサイズのピッチを使用し、オーストラリア代表として最多得点を誇るケーヒルによるエリートコーチングにより、最大限のスキルとパフォーマンスを引き出します。

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アミラフシの7泊の Festive stay(フェスティブステイ)は、プール付き「ラグーン・ウォーター・ヴィラ」を大人2名でご宿泊の場合、お一人様 USD10,415(税・サ別)よりご利用いただけます。朝食、水上飛行機による送迎、大晦日のイベント“Twenty Twenty”(トゥエンティ-トゥエンティ)への参加特典を含みます。

ザ・レヴェリー サイゴンは、グルメなゲストの要望に応えるテイラーメイドの食文化体験の一つとして、ホーチミン市内を巡るエクスカーションを新しくスタートします。多層的で活発なホーチミンの豊かな食文化を、専門ガイドが4時間かけて案内します。

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新登場のエクスカーション「A Taste of Hidden Saigon」(テイスト・オブ・ヒドゥン・サイゴン)は、ホーチミンの魅力あふれる人々や場所が秘めるストーリーを中心に、真にユニークな体験を提案する旅行会社「ヒドゥン・サイゴン」とのパートナーシップにより誕生しました。路上の屋台から、ローカルマーケット、高級なコンテンポラリーダイニングまで、ベトナム料理の各層の進化と発展を楽しめる冒険的な内容で構成されています。

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オーセンティックなベトナム料理を楽しめることはもちろん、10年以上に渡りサイゴンで生活してきた目利きと共に、サイゴンの豊かで多彩な料理を目の当たりに体験できる食の旅へとご案内します。ヒドゥン・サイゴンを率いるリン・ファン氏は、ベトナム系カナダ人のクリエイティブプロデューサーです。11年以上にわたり、ベトナムの代名詞である米麺のフォーや、サンドウィッチのバインミー、円錐形の編み笠のみならず、ベトナムが持つ様々な魅力を発掘し紹介してきました。食に焦点を当てた本企画では、料理を楽しみ、ベトナム文化を形成してきたローカルの様々な場所を訪れ、活気あふれるホーチミンの街のリズムを肌で感じていただけます。

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リン・ファンは、「最新のベトナムキュイジーヌの多くは、路上の屋台や街角の小さな飲食店から着想を得ています。これらのお店の存在感は増していますが、似通った屋台や小さな飲食店は無数にあり、見分け方を知らなければどれも同じに見えます。」と解説しています。

4時間のエクスカーションは、眠りから覚めた朝のシティを散策する昼食後までの午前のコース、または午後から夕食後までの午後のコースからお選びいただけます。

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朝8時半に出発する午前のコースは、朝食の定番、ストリートスタイルのヌードルから始まります。海老と蟹の濃厚なスープが特徴の「バンカンクア」や、海老と豚肉のスープに米麺が入った「ヒューティウ・トム・ティット」をお楽しみいただけます。朝食後は、ベトナムコーヒー・シーンの生みの親とも言えるコーヒーショップにお連れします。同店では、水出しアラビカコーヒーにライム、砂糖、塩を加えシェイクした「マルガリータ・コーヒー」、スターアニス、バジル、ライム、チリの豊かな香りが特徴の「フォー・コーヒー」など、有名なカクテルや料理に着想を得たオリジナルブレンドを提供しています。コーヒーショップの後は、地元の飲食店や伝統的なマーケットを訪問し、代表的なローカルフードをご紹介します。例えば、「バインイットラム」(海老餃子)、「バインセオ」(ベトナムのお好み焼き)、「ゴーイガー」(鶏肉のサラダ)、「ゴイクォン」(生春巻き)、「バインフラン」(ベトナムコーヒー入りプリン)などが含まれます。

午後のコースを選択されたゲストはコーヒーに代わり、こだわりのカクテルやビールを楽しめる場所に変更することも可能です。オリジナルのコレクションの中から選んだジンでカクテルを生み出すミクソロジスト、または、ベトナムで初めてローカルクラフトビールを醸造し始めたブルワリーの一つを訪れます。

両コースを締めくくるハイライトは、「ベトナム・ハウス」での食事です。オーストラリア生まれのベトナム人セレブシェフ、ルーク・グエン氏が率いるシグネチャーレストランで、彼の豊富な知識と技術、そしてベトナム国内を旅して得られた経験が反映されています。厳選した上質な食材を使用し、シェフ・ルーク独自の料理に対するビジョンでアレンジした創作ベトナム料理をご堪能ください。シェフ・ルークが考案した多彩なメニューの中でも、ヒドゥン・サイゴンのガイドは、日中に紹介したローカルフードに着想を得た料理をお勧めします。例えば、「紫花の蒸し米餃子」は、バタフライピーの花から抽出した紫色で染めたもち米に、豚ロースとクルマエビを詰めたものです。ストリートスタイルの海老餃子と食べ比べてみると面白いでしょう。また、ベトナム・ハウスのバインセオは、伝統的なベトナムのお好み焼きを進化させたもので、蟹肉とイベリコ豚がメインの具材です。

Vietnam House Interior - II

「テイスト・オブ・ヒドゥン・サイゴン」は、ザ・レヴェリー サイゴンの新しいグルメ&宿泊パッケージ「サンプリング・サイゴン」に追加してご利用いただけるオプショナルツアーです。ホテル内の極上ダイニングへとグルメなゲストをご招待する当パッケージには、「The Royal Pavilion」での高級中華料理、または、「R&J」での高級イタリア料理をお楽しみいただける食事券が含まれています。

2泊3日の「サンプリング・サイゴン」パッケージは下記の特典を含みます:

空港往復送迎 /「Café Cardinal」またはインルームダイニングでの朝食 /「The Royal Pavilion」または「R&J」でご利用可能なUSD200相当の食事券

※ スイートにご宿泊されるゲストは、朝食、アフタヌーンティー、さらにイブニングカクテル&カナッペを提供する「ザ・レヴェリー・ラウンジ」で、心ゆくまでお寛ぎいただけます。

サンプリング・サイゴン」は、USD410(税サ別)よりご利用いただけます。 ※ オプショナルツアーのテイスト・オブ・ヒドゥン・サイゴンの料金は含まれておりません。

テイスト・オブ・ヒドゥン・サイゴン」は、USD280(1名様)よりご利用いただけます。 ※ 最少催行人数は2名、最大催行人数は6名です。

2020年3月31日に sankara hotel&spa 屋久島は開業10周年を迎えます。
「For The Yakushima」を宣言し、環境に留意したサスティナブルなホテルとして世界自然遺産、 屋久島と共存しつつ、晴れて10周年を迎える運びとなりました。 この10年間への感謝を込めて、開業10周年記念商品の販売やイベントの開催など様々な活動を 予定しています。

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<Team Zero Weste Sankara 発足>

sankara hotel & spa 屋久島では、この開業10周年を迎えるにあ たり、更なる地球環境の保全と持続可能な運営を目指し、屋久島の 山、海、里の自然を守る活動に積極的に貢献するため、Team Zero Waste Sankara を立ち上げました。「For the Yakushima」宣言から10年、 社内で新に発足した Team Zero Waste Sankara は、以下のアクションプランを 推進してまいります。

1. 海洋汚染につながるホテル内の使い捨てプラスチック製品を50% 削減します。

2. 2020年中にホテル内でのペットボトルの販売、提供を中止します。

3. 屋久島の山、海、里の清掃活動を毎月行います。

先日、スタッフ22名が参加し、第1回目の清掃活動を行いました。sankara 第1回目は10月9日に麦生港の海岸清掃を行いました。sankara hotel&spa 屋久島は引き続き環境調和型のホテル運営を目指します。

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<Sankara x 本坊酒造コラボ オリジナル焼酎「屋久の慈雨」完成>

さらに、10周年を記念し、屋久島の大自然と伝統を最大限に活かした「屋久島伝承蔵」を所有す る本坊酒造の協力を仰ぎ、オリジナルブレンドの焼酎「屋久の慈雨」が完成しました。毎年春には sankara hotel&spa 屋久島と本坊酒造のコラボレーションディナーを実施しており、そのパート ナーシップにより、記念すべき10周年を祝福するオリジナル焼酎の作成に至りました。

度重なる試飲を経て、芋のふくよかな香りを残しつつ飲みやすい 焼酎を追求し、ようやく完成した「屋久の慈雨」は、オンザロッ クで飲むと香りのバランスが良く、心地よい味わいになります。 焼酎の名前には屋久島にとって恵みである『雨』を取り入れ、 万物を潤し育てる雨を意味する『慈雨』と名付けました。 またラベルデザインには、背景画家・美 術監督の山本二三氏とのコラボによる連作「森と水を巡るいのちの旅」の中の1枚『彦ばえ』 を採用しました。 屋久島の山々に降り注ぎいだ恵みの雨は、森を巡り、森を湿らせ、苔に浄化 された慈雨により新しい命が芽吹く。そして、その恵みの水はやがて里に届 き屋久島の焼酎へと生まれ変わります。「屋久の慈雨」はこの島の命が凝縮 されたサンカラオリジナル焼酎です。

720ml  3,800 円(税込み) ホテル内レストランでもお楽しみいただけます。

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山本二三氏と sankara hotel&spa 屋久島のコラボレーションによる連作「森と水を巡るいのちの旅」の詳細は https://sankarahotel-spa.com/travel/よりご覧いただけます。屋久島伝承蔵 本坊酒造に関する詳細は、 https://www.hombo.co.jp/factory/yakushima.html よりご覧ください。

ガラパゴス諸島は、他では見ることの出来ない素晴らしい野生動植物と出会える魅惑の楽園です。絶海に浮かぶ19の主島からなる本諸島は、いずれの島も大陸に接した歴史がなく、独自に進化を遂げたユニークな生態系を築いています。本諸島に新規開業予定のシックスセンシズ ガラパゴスでは、文字通り唯一無二の自然環境をご体験いただけます。

views from site シックスセンシズ ガラパゴスの開発プロジェクト地からの眺望

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美しい緑の色彩が広がる景観

シックスセンシズ ガラパゴスは、サン・クリストバル島の北東の海岸に位置するセロ・ベルデに開発が進められています。大きな島々の中で最も静かで、リラックスした雰囲気が漂う穏やかな島です。
1978年にユネスコの世界自然遺産に指定されたガラパゴス諸島は、1985年には生物圏保護区にも登録され、開発可能なエリアは陸域のわずか3%です。シックスセンシズのリゾートは、厳しい現地法を遵守することはもちろん、開発ビジョンを設定する初期段階から地域コミュニティを巻き込む姿勢が評価され、海を臨む緑豊かな丘の上に開発の許可が与えられました。本島特有の自然景観を見渡せる絶好のロケーションです。

シックスセンシズ ガラパゴスの建築デザインは、経済的、環境的、社会的、精神的な側面のバランスが取れたデザインを提案する独創的な設計理念で有名なHitesh Mehta Designが監修しています。現在、客室施設のデザイン設計が最終段階を迎えています。

シックスセンシズ ホテル リゾート スパグループのCEOのニール・ジェイコブスは、「サスティナビリティは、シックスセンシズの神髄であり、地域コミュニティへの関わりから、周辺環境の保護、資材の再利用に至るまですべてに影響します。自然環境への高い配慮が求められる特別な場所に於いて、生態系の回復、海洋生物の科学的研究、ローインパクトツーリズムを標榜する特別なプロジェクトに、オルガル・グループと共同で取り組めることに対し興奮と喜びを隠しきれません。」と述べています。

本開発プロジェクトでは、特にガラパゴス諸島の固有種であるミコニアの生態系の回復に力を注いでおり、外来種の伐採に加え、プロジェクト敷地内に育種場を設置し管理していきます。
育種場で栽培が進められている植物は、「アースラボ」や「エクスペリエンスセンター」での活用が予定されています。これらのリゾート内施設では、サスティナビリティに関する幅広い取り組みを紹介するだけでなく、権威ある教育機関やNGOsが参画する研究や教育のためのアクティビティも主催します。さらに、世界で最も素晴らしい星空を観察できる場所の一つとして、照明環境に配慮し、限りなく光害をゼロに近づけます。夜空を楽しめる「オブザベーションポスト」では、美しい星空に相応しいカクテルやダイニングの提供を予定しています。上述の3つの施設は、竹建築で世界的に有名なサイモン・ベレス氏が設計を担当しています。

シックスセンシズの代名詞

シックスセンシズがオープンするところはどこでも、同ブランドのスパをお楽しみいただけます。機能的な「フィットネスセンター」、「ヨガスタジオ」、「アルケミーバー」を含む充実した施設を完備し、総合的なウェルネスプログラム、地元に根付くヒーリング療法、ハーバリストのトリートメントなど多彩なサービスにより、心に残るリゾートステイをご満喫いただけます。食事は、Eat With Six Senses(6感で味わう食事)の考えに基づき、輸入農産物を極力使用せず、地元の農家や漁師から届くローカル食材やリゾート直営のオーガニック菜園で収穫された野菜を活用し、将来的には自給自足をめざします。“第二の脳” とも呼ばれる腸の健康増進に劇的な効果が期待できる発酵食やピクルスを楽しめる「発酵室」の設置も予定しています。
島の住人たち との出会い

ガラパゴス諸島は、16世紀に訪れたスペインの船乗りたちが、島に生息するゾウガメの甲羅が乗馬用のサドル(“ガラパゴ”)の形に似ていたことから名付けました。ガラパゴス諸島には、存命している人間の最高齢者が生まれるずっと前から生きているゾウガメも生息しており、天寿を全うするまでにまだしばらく時間が残されていることが期待されています。彼らの先祖がガラパゴス諸島に上陸した頃は、現在のような巨大な生物ではありませんでした。生物の進化の観点から、このような適応を引き起こした環境を観察できることは、非常に貴重な体験です。ダーウィンの『種の起源』は、進化論の着想を得た野生動植物が住むガラパゴス諸島と切り離して語ることはできません。リゾートから自転車でアクセスできるゾウガメの保護センター「ラ・ガラパゲーラ・セロ・コロラド」で詳しく学ぶことができます。

BabySeal必見の愛らしいアシカの赤ちゃん

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ゾウガメの保護センターの周辺に位置するプエルトチノビーチは、閑静で美しく、野生動物との出会いが訪問者の心をとりこにします。アシカやエイ、そしてカメと一緒に泳いだり、青い足が特徴のアオアシカツオドリが群れている道を通り抜けたりする体験は、何度体験しても興奮と感動にあふれています。周辺地域のもう一つの名所、淡水湖のエル・フンコには、固有種であるサンクリストバルマネシツグミ、ホオジロオナガガモ、グンカンドリなど、多くの鳥類が生息しています。

サン・クリストバル島にはガラパゴス諸島を代表するランドマークの一つ、キッカーロックがあります。太平洋にそびえ立つ全長140メートルの奇岩で、何千年にもわたる海の浸食により、眠っているライオンのような形をしている名勝です。保護されている豊かな海洋生態系を楽しめるシュノーケリングやダイビングの場所としても人気で、まさに水中の楽園が広がっています。ガラパゴスアホウドリ、アシカ(ロベリア島でコロニーを形成し数多く生息)、遊び心あふれるアザラシ、ウミイグアナとの出会いが期待でき、彼らに会わずして旅を終えることはできません。

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ガラパゴス諸島を代表する固有種、海生イグアナ

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オルガル・グループのCEOのアルトゥーロ・カイザー氏は、「ガラパゴス諸島は自然史研究に於いて特別な場所であり、魔法のようなデスティネーションです。ゲストは手つかずの自然の美しさに触れ、チャールズ・ダーウィンの進化論のきっかけとなった貴重な野生動植物との出会いを楽しむことができるでしょう。シックスセンシズとの提携は、地域社会の社会的および経済的利益を高めることに加え、環境保全を含むサスティナビリティにコミットする本プロジェクトのビジョンに適ったものです。この象徴的なプロジェクトに彼らと一緒に取り組んでいることに興奮しています。」と述べています。

シックスセンシズ ガラパゴスは、島の南西部に位置する港湾都市プエルト・バケリソ・モレノのサン・クリストバル空港から車で35分の距離です。リゾートは2021年にオープン予定です。

フォトクレジット:Hitesh Mehta Designの建築家