シックスセンシズは、世界有数のワイン産地として名高い米国カリフォルニア州ナパ郡に進出し、同ブランドならではのウェルネスとサステナビリティに対する取り組みにより、ナパの美しい景観と調和したリゾート開発と運営を行います。シックスセンシズ ナパバレーは、1870年代に発見された天然温泉が湧きでるエトナ・スプリングスに因んで名付けられた、歴史あるスパリゾートをリノベーションしてオープンします。エトナ・スプリングスは、そのミネラルウォーターが米国西部全域で販売されるほど大きな成功を収め、スパリゾートは1970年代まで栄えました。

シックスセンシズ ホテル リゾート スパグループのCEOのニール・ジェイコブスは、次のように述べています。「シックスセンシズ ナパバレーは、ナパの美しさとエトナ・スプリングスのユニークな天然資源を融合させたリゾートになります。ウェラー・デベロップメント・パートナーズとペガサス・キャピタル・アドバイザーズ、そしてその他のサステナビリティに積極的に取り組むパートナー達との協業により、ナパに眠る貴重なプロパティに新しい命を吹き込み、ゲストが自然とのつながりを回復し、大切な人との絆を深め、本来の自分を取り戻せる場所を提供します。」

スパリゾートの修復

シックスセンシズ ナパバレーは、サンフランシスコより車で2時間の便利なロケーションに位置し、3,000エーカーの広大な敷地の西端にて、リゾートに到着されるゲストをお迎えします。既存の建造物は慎重に修復され、天然鉱泉が持つ本来の美しさと機能を取り戻すために、自生植物を生かしながら景観も再生されます。

数多くの受賞歴を誇る建築事務所のオルソン・クンディグが、カリフォルニアに拠点を置くアーキテクチュラル・リソース・グループと、歴史的なプロジェクトを数多く手がける著名なウェラー・デベロップメント・パートナーズと協力し、歴史ある建造物を再生後の用途に適するよう保存修復します。

オルソン・クンディグの創業者でありプリンシパル兼オーナーのトム・クンディグ氏は、次のように述べています。「当エリアは、美しい自然から、農業、保養地としてコミュニティを形成してきた歴史まで、新しいリゾートのヒントになるものがたくさんあります。この度の再生プロジェクトは、素晴らしい景観を中心に、当地の奥深い魅力を満喫できる体験を創造する絶好の機会です。」

10室のテントスタイルの客室を含む全95室の客室とスイートの内装は、高級ホテルやレジデンスのインテリアデザインにおいて豊富な知識と卓越した独創性で有名な1508ロンドンが手がけます。16室のサービス付きレジデンスも計画されており、オーナーは、リゾート施設はもちろん、専用ラウンジもご利用いただけます。

 

過去、現在、未来をつなぐ

喧騒から離れた隠れ家的な雰囲気と便利なロケーションにより、シックスセンシズ ナパバレーのウェルネスは、国内外のゲストを魅了する中心的なサービスになります。周辺の自然からヒントを得た多彩なトリートメント、セラピー、アクティビティーには、ヨガ、瞑想、世界的なウェルネス専門家を招聘して行うセッションも含まれます。ゲスト一人ひとりに合わせてカスタマイズされる長寿プログラムは、最新の神経科学と古くから伝わる伝統療法を融合させ、心、腸、肌のつながりに働きかけます。

再整備される温泉エリアは、屋内外両方の入浴施設を完備し、かつての輝きを取り戻します。朝靄に太陽の光が反射する幻想的な景色が広がる中、池に浮かぶ体験は、天然の泉での水泳が初めての方でも気軽に楽しめる体験です。復元された植生が、水泳後の休憩に最適なラウンジのプライバシーを確保します。

地産のハーブとエッセンシャルオイルを使用した温冷療法を提供する先駆的な屋内の入浴施設は、プライベートで、または他のゲストとの交流を楽しみながら、心身のリラックスと回復を図り、温泉を楽しむコミュニティ全体のポジティブな雰囲気を満喫していただけます。

また、シックスセンシズのウェルネスを象徴する施設の一つ「アルケミーバー」では、リゾートのオーガニックガーデンから摘み取った材料を組み合わせ、季節や気分に合わせたオリジナルのスクラブや石鹸を手作りしていただけます。

自然の恵み

リゾート内には、4軒の飲食施設がオープン予定です。オープンキッチンスタイルの「ダイニングホール」では、長い共有テーブルが自然な交流を生み出し活気あふれる雰囲気を醸成します。また、トーテムポール(彫刻)に囲まれたテーブル席は、大切な人とのディナーやお祝いに最適です。

オープンエアの空間が広がるカジュアルダイニングの「ウェル」は、エトナ・スプリングスのミネラルウォーターと蒸留水の歴史を称えるコンセプトが特徴です。エトナの蒸留水は、ナパを代表するカベルネなど、同地域最高品質のワイン造りに使用されます。

「ジュース&ブリューバー」では、リゾート専属のバーテンダーが“錬金術師”のようにお酒を自由に操り、自家製のハーバルトニック・ハーブ酒から、デトックスジュース、クラフトビール、オリジナル及び定番カクテルまで、幅広いメニューを提供します。

次世代のための再生

ウェラー・デベロップメント・パートナーズ、ペガサス・キャピタル・アドバイザーズ、IHG ホテルズ&リゾーツから構成される投資グループは、サステナビリティ分野の専門家達と連携しながら、レクリエーション用の緑地とブドウ園を再生させ、農業生産活動を再開します。栽培される農産物をリゾートで使用するほか、湧き出る天然水を瓶詰めした飲料水も、サステナブルなリゾート運営を支えます。元の自然の状態に戻し生態系を回復させる“再野生化”エリアの設置、自然環境に配慮したデザインや資源の利用といった様々な取り組みは、LEEDプラチナ認証(建築の環境性能評価システム)の取得にもつながります。

ウェラー・デベロップメント・パートナーズの共同創業者であり社長を務めるマルク・ウェラー氏は、次のように述べています。「私たちは、現在進行中のシックスセンシズとペガサス・キャピタル・アドバイザーズとのパートナーシップについて、これ以上ないほど興奮しています。私たちは、国内外においてホスピタリティ部門の戦略的な拡大を進めており、その中でも、ナパのエトナ・スプリングスの開発は、世界トップのラグジュアリーホテルブランドと、アメリカで最も美しい自然景観の一つを融合させる素晴らしいプロジェクトです。」

ペガサス・キャピタル・アドバイザーズのパートナーのデビット・コガット氏は、次のように述べています。「私たちは、私たちの信念であるサステナビリティ、健康、ウェルネスを具現化するシックスセンシズとの長期的なパートナーシップを継続できることを非常に嬉しく思います。シックスセンシズ ナパバレーの開発プロジェクトでは、プロパティの保存修復と再活性化を図りながら、滞在後もゲストの心に残る特別な体験の創出に取り組みます。」

シックスセンシズ ナパバレーは、2026年にオープン予定です。

創業以来多くのゲストから愛され、高く評価されているヴァーナが、2023年1月よりシックスセンシズのコレクションに加わりました。インド北部に位置するシックスセンシズ ヴァーナは、古代から伝わる知恵と現代の革新性を組み合わせ、一人ひとりに合わせたウェルネスの旅へゲストをお連れすることを信念としています。

ヴァーナは、ヒンディー語で森を意味し、周辺に生い茂るサラノキの森にちなんで名付けられました。21エーカーの広大な森は、ウェルネスの旅において発見と発展を促す大切な環境を提供しており、リゾートはその保護と育成にも取り組んでいます。ゲストは、充実したデイリーアクティビティーと個別のサポートを通じて、アーユルヴェーダ(インドの伝統医学)、ヨガ、チベット医学、自然療法を幅広くご体験いただけます。シックスセンシズ ヴァーナのリトリート(心身を整えるプログラム)は、アーユルヴェーダ料理専門のレストランを含む栄養豊富な食事から、鍼、リフレクソロジー、ナチュラルアライメント(歪み矯正)を含む各種療法、スタッフによる心のこもったサービスまで、全ての要素が揃っています。さらに、ゲストの心身の状態と滞在目的に基づき、最善の結果をもたらすよう各要素を融合する手法は大変ユニークであり、他のリゾートと一線を画します。

総支配人のジャスプリート・シンは、次の通りコメントしています。「リゾートに到着された後、額に祝福を表すビンディと呼ばれる赤い印を施し、ゆったりとしたクルタパジャマに袖を通された瞬間から、お守りとして赤い糸を手首に結びリゾートを出発される瞬間まで、誰もがありのままの自分でいることができ、穏やかな環境の中で互いに絆を深め、自然とのつながりを取り戻していただけます。定期的にリトリートに取り組む経験豊富なゲストを含め、全てのゲストは異なり、心身の状態も変化します。そのため、シックスセンシズ ヴァーナでは、個々のゲストに合わせた方法で健康とウェルネスにアプローチします。」

リトリートの目的と含まれる内容

リトリートには、全てのゲストに当てはまる共通の目的や目標は設定されておらず、滞在日数、達成されたいレベルや希望されるサポートに合わせて設定されます。全ての滞在には、ウェルネスコンサルテーションとスクリーニング、各々の目標に沿ったトリートメント、3食の食事、パーソナライズされた栄養、毎日のリトリートアクティビティー含まれるほか、着心地の良い服も用意されます。

滞在をより充実させるオプションメニュー

ゲストは、デイリーアクティビティーに加え、アーユルヴェーダに基づくサトルエナジーズのトリートメント、鍼、リフレクソロジー、アライメント、贅沢なマニキュア・ペディキュアサービスなどをオプションとして追加することができ、充実した滞在をお楽しみいただけます。

特定のウェルネス分野に集中して取り組むリトリート

プログラム内容を集中的に取り組みたいウェルネス分野に基づいて選ぶこともでき、各分野の専門家が診断やガイダンスを提供します。

  • Sleep(睡眠): 睡眠パターンを追跡し、ヨガニドラ、ホリスティックマッサージ、安眠を促進するドリンクなどのトリートメントやセラピーを通じて、睡眠に関する悩みの解消をサポートします。
  • Detox(デトックス): デトックス用の食事プラン、アーユルヴェーダトリートメント、自律神経の「闘争逃走反応」を鎮めるセラピー、デジタルデトックスを行い、エネルギーレベルをリセットすることにより、リフレッシュしていただけます。
  • Weight management(体重管理): エクササイズ、体を活性化させるトリートメント、瞑想、バイオハッキング、パーソナライズされた食事プランを通じて、無理のない減量または増量を達成できるよう習慣や思考パターンをリセットします。
  • Yoga(ヨガ): 初級者から上級者までレベルを問わず、本場インドのヨガに取り組むことが出来ます。リゾート独自のヨガ講師チームが、プライベートレッスンから、ガイド付き瞑想、シグネチャーマッサージとエネルギー療法付きのブレスワーク(呼吸法)まで、幅広いセッションを提供します。
  • Ayurveda(アーユルヴェーダ): アーユルヴェーダ医とセラピストによるトリートメントが、生命エネルギー(ドーシャ)のバランスを整えます。
  • Tibetan Medicine(チベット医学): シックスセンシズ ヴァーナは、正式に「Sowa Rigpa(ソワリグパ、チベット医学)」を総合的に提供する世界でも希少な場所です。

人間的な温もりを大切にしながらハイテク技術も取り入れたシックスセンシズ ヴァーナのリトリートは、背中の痛みや炎症といった一般的な健康に関する悩みや症状にも対応します。ゲストは、リゾートに到着後、加圧療法、背中を温める温熱ベルト、パーカッションマッサージ機で、長旅の疲れを癒していただけ、治癒プロセスの良いスタートになるでしょう。スクリーニング検査では、40項目のバイオマーカーを測定し、医師の診察と合わせて、古代から伝わる健康に関する知恵に科学的な視点を加えます。このほか、温かいワッツプールでのフロテーション(水に浮かびながら行う瞑想)や、フルートの静かで催眠的な音色がポジティブな感情を呼び起こすラーガセラピーといった多感覚に働きかけるトリートメントもお楽しみいただけます。

シックスセンシズのシグネチャー体験

ヨガ発祥の地として知られるリシケシに近く、ヒマラヤ山脈への玄関口であるデラドゥーンの北に位置するヴァーナは、2014年1月の創業以来、再調和、癒し、学びのための聖地として常連のゲストの方々から親しまれてきました。シックスセンシズに加わった後も、その理念のほとんどが継承され、チームも変わらず、創業者のヴィール・シン・ジが引き続きリゾートオーナーです。シックスセンシズの一員となったことにより、シン・ジの持続可能な農業、伝統的な知恵、自然に対する深い関心と敬意がさらに発展していきます。

シックスセンシズ ヴァーナとして進化したことにより、世界中で成功を収めるシックスセンシズならではの体験がヴァーナのリトリートと補完しあい、これまでのサービスが拡充され、より広いゲストのニーズに応えることが出来るようになりました。例えば、上記のプログラムに加え、シックスセンシズ独自の施設「アルケミーバー」にて、ゲストのドーシャタイプに合わせてスパで使用する製品を手作りしていただけます。2023年後半には、「Grow With Six Senses(自然の中で学ぶ情操教育プログラムを提供するキッズクラブ)」として、6歳以上の子供向けのアクティビティーもスタート予定です。アート、音楽、ムーブメント、ストーリーテリング、新設のインタラクティブ空間を活用し、子供たちの学びと成長をサポートします。子供たちは、自然環境と触れ合いながら自然の大切さを学ぶことが出来ます。

ヘルシーなジュース、シュラブ(ビネガーを使用したドリンク)、トニック類を提供するバーは、ゲストが集う社交の場としての役割を担います。ライフスタイルショップでは、サステナブルなファッションやスパ製品をお買い求めいただけます。また、野外シネマ、各種球技を楽しめるコートを完備するほか、アート、音楽、エキジビション、パフォーマンスといった文化的なプログラムが、リトリートを豊かに彩ります。

新しい年の幕開け

シックスセンシズ ヴァーナは、新しい年を迎え、希望と期待を胸に、これまでと変わらない心からのおもてなしでゲストの皆さまをお迎えできることを楽しみにしています。お一人でも、友人や家族、大切な人と一緒でも、“共同ダイニング”をテーマとするレストラン「サラナ」での食体験や、ハイキングやエクスカーションといったグループで行うデイリーアクティビティーを通じて、まったく新しいカタチの“共同体”としての有意義なつながりを楽しんでいただけるでしょう。

シックスセンシズのオーストラリア初進出となるシックスセンシズ バーナムビーチズが、メルボルンから約40キロ離れたダンデノン丘陵にオープン予定です。同国のアールデコ建築を代表する歴史的建造物の一つ、1933年築の旧ニコラス邸が改修され、ホテルとして生まれ変わります。シダ植物が豊かに生い茂る丘陵に22ヘクタールの広大な敷地を有する当邸宅は、鎮痛剤「Aspro(アスプロ)」の事業で財を成したニコラス家の為に、建築家ハリー・ノリスが設計を手がけました。すぐ傍には、当邸宅と同時期に造園された美しい庭園「アルフレッド・ニコラス記念庭園」があります。

歴史的邸宅の再生

アールデコから派生したストリームラインがモダン様式の3階建て旧ニコラス邸は、“新鮮な空気、太陽の光、壮大な眺望そして融合された建物”というコンセプトを基に設計され、豪華客船を想起させる外観が特徴的です。英国の森「バーナムビーチズ」に因んで名付けられた敷地は、1991年にビクトリア州の文化遺産に登録されました。広大なアルフレッド・ニコラス記念庭園は、現在、ビクトリア州の公的機関であるパークスビクトリアが管理しています。

歴史的邸宅をリノベーションして誕生するシックスセンシズ バーナムビーチは、ウェルカムラウンジ、テラス、屋外エリアを備えたレストラン、ライブラリーバー、緑に囲まれた屋上のリラクゼーションエリアなどを完備し、オープン時の客室数は43室を予定しています。内装デザインは、職人技が光る特注品と壁面材が、現代風にアレンジされ、当時のクラシックな優雅さを表現すると同時に、斬新な装飾や好奇心をそそる要素も備えます。遊び心にあふれた空間が、アールデコ調の大邸宅で華やかな社交が繰り広げられた古き良き時代を彷彿させます。

旧邸に3棟あるメインウイングの客室は、部屋ごとに異なる間取りが採用され、魅惑的な家具とひねりの効いた個性的なデザインが、優雅な隠れ家を演出します。本館から離れたエリア「Hilltop Retreat(ヒルトップリトリート)」に位置する2ベッドルームのコテージは、1ベッドルームのスイートと合わせてご利用いただけ、郊外の別荘らしい、のどかでラグジュアリーな雰囲気が魅力です。このほか、ホテルのマスタープランには、ユニークなキャンプ体験を楽しめる上質なグランピング施設の整備も含まれており、宿泊施設は合計82室になる予定です。

自然豊かな森の中で楽しむユニークな体験

都会の喧騒から離れ、山の霧と高くそびえ立つ木々の木陰の中を通り抜け、丘陵に佇むホテルにたどり着くと、心地よい鳥のさえずりと森の新鮮な空気がゲストを迎え、おいしい料理、楽しい仲間、グラスに映る暖炉の火と薪が燃えるパチパチという音と共に、ゆったりとくつろいだ時間を満喫していただけます。広大な農園から届く新鮮な野菜や果物は、レストランの料理に (山の新鮮な空気が健康的な食欲を促します)、ハーブ園から届く香り豊かな香草や薬草は、アルケミーバーのワークショップやシックスセンシズ スパのトリートメントで使用されます。

また、豊かな自然を舞台にした特別な遊び体験や宿泊体験も魅力の一つです。Grow With Six Senses自然の中で学ぶ情操教育プログラムを提供するキッズクラブ)の一部として計画されている遊び場では、子供たちが実際に様々な自然物の感触を確かめたり、インタラクティブな学び体験を通じて、楽しみながら自然とのつながりを深めることが出来ます。年齢を問わずお楽しみいただけるプレミアムなグランピングは、周辺の自然と溶け込み、移設や撤去が容易な環境に優しい宿泊施設です。ゲストは、ホテルの客室の替わりにグランピング施設で宿泊していただくことも可能です。敷地内には、おとぎの世界のような大草原、樹木園、岩場、茂み、雑木林、林間の空き地やくぼみ、トリュフ園、湿地、原生林など、リラックスしたり、好奇心の赴くままに散策していただける大自然が広がっています。

再生を促すエスケープ

シックスセンシズスパは、豊かな緑に囲まれたホテルの地下に位置し、ウェルカムラウンジ、ブティック、ティーラウンジ、トリートメントルーム、ジム、ハイドロセラピーエリア、サウナ、リラクゼーションエリアを完備しています。美しい庭園を見渡せる素晴らしい眺望と共に、シンプルな内装とナチュラルカラーの色調でまとめられたスパエリアは、上品さと柔らかさを兼ね備えた空間です。独立したプールハウス複合施設には、リジェネラティブ(より良い状態へと再生すること)を目指す再開発プロジェクトのビジョンに基づき、地元コミュニティへの貢献と生態系を守る活動拠点としてアースラボも設置されます

シックスセンシズ ホテル リゾート スパグループのCEOのニール・ジェイコブスは、「シックスセンシズ バーナムビーチズは、リジェネラティブなホテルとして運営して参ります。豊かな伝統に新しい命を吹き込むことにより、美食、ウェルネス、サステナビリティに関するインタラクティブな体験を通じて、探検、発見、自然とのつながり、そして喜びを感じていただける滞在をご提供します。」と、述べています。

2021年の前半にバーナムビーチズの取得を発表したTrenerry Consortium(トレネリー・コンソーシアム)は、不動産開発業界をリードする企業で構成されたプロジェクトチームを編成しました。Trenerry Property(トレネリー・プロパティ)がプロジェクト全体の統括、Woods Bagot(ウッズ・バゴット)が設計の統括、オーストラリアの有名な建設会社Hamilton Marino(ハミルトン・マリノ)が改修と建築、Oculus(オキュラス)が景観設計を担当しています。そして、アルフレッド・ニコラスのひ孫にあたるソフィー・パターソン氏が、地域連携コンサルタントを務めています。パターソン氏は、「私たち家族は、家族が愛してきたバーナムビーチズの家が再生される本計画に心ときめいています。この家は長い期間使用されずにいましたが、利活用されるべき歴史と美しさを備えており、シックスセンシズが新しい管理者として参画することを大変喜ばしく思います。」と、述べています。

ビレッジスクウェア

トレネリー・コンソーシアムのマスタープランには、「Village Square(ビレッジスクウェア)」が含まれています。ビレッジスクエアには、ニコラス家の自給自足を体現する施設が集積し、活気あふれる拠点となっています。The Hearth(ザ・ハース)、The Barn(ザ・バーン)、Steak House(ステーキハウス)、The Baker(ザ・ベーカー)、Brew House(ブルー・ハウス)、Providore(プロビドール)と名付けられた素朴な魅力を持つ施設にゲストと地元の人々が集まり、当地の恵みと豊かさを楽しめます。

バーナムビーチズとシャーブルックの森、そしてニコラス庭園は、敷地内に設けられた散歩道でつながっています。ゲストは、敷地内のアート、建築、看板、景観を通じて、歴史、文化、生態系、そして先住民族に関するストーリーを学び、バーナムビーチズはもちろん、先住民族のウルンジェリ族とクリン族ついても見識を深めることが出来ます。

トレネリーのディレクターを務めるロバート・ディシンティオ氏は、「私たちは、長く待ち望まれた当地の活性化に情熱を注ぐワールドクラスの専門家チームを編成することが出来ました。計画の進行に合わせて、地元コミュニティ、協議会、ヘリテージビクトリア、パークスビクトリアの考えに耳を傾け、一緒に開発を進めていくことが、コンソーシアムが重要する戦略です。」と、述べています。

ウッズ・バゴット建築事務所のプリンシパルアーキテクト(設計統括部長)であり、地元住民でもあるブロンウィン・マッコール氏は、ダンデノン丘陵に根付く精神と建築家ハリー・ノリスのビジョンを称えたデザインの方向性について、次のように述べています。「一流のプロジェクトとデザインチームは、バーナムビーチズの美しさを蘇らせることを委託されています。設計、プログラミング、施工は、バーナムビーチズの歴史的、社会的、生態学的な特性とスタイルから影響を受けるだけでなく、地元コミュニティからのフィードバックにも対応します。」

シックスセンシズ バーナムビーチズは、全てのステークホルダー(利害関係者)の支持の基、2025 年半ばにオープン予定です。

インド北部のヒマラヤ山麓に佇むヴァナは、調和、癒し、学びのための聖地として長年親しまれてきました。ヴァナが提供するリトリートプログラムは、体、感情、精神、知性の全てにおいて、ゲストの中に眠る可能性を最大限に引き出すことを目的としています。

一人ひとりの要望に合わせて組み立てられるプログラムは、自分自身を見つめ直し、変化を感じられる旅へゲストをお連れします。3泊以上の滞在を通して、最先端の補完療法を体験できるほか、アーユルヴェーダ、ヨガ、チベット医学といった伝統的な療法や健康法を毎日のルーティンとして実践し、習慣化することにより、活力に満ちた生活の実現へと導きます。また、最長1ヶ月かけて心身のデットクスを行うパンチャカルマ(アーユルヴェーダの浄化療法リトリート)もご用意しています。

ヴァナのウェルネスは、古くから伝わる療法を尊重し、心の平穏に焦点を当て、非常に効果的なアプローチで実践するプログラムです。創業以来多くのゲストから愛され、高く評価されているヴァナは、これまで築いてきた基盤を大切にしながら、新しい価値を積み重ねていく新しいチャプターが、2022年秋よりシックスセンシズで始まります。

 

遊び心が効いたウェルネス特化型施設

シックスセンシズは、既成概念にとらわれない先駆的なウェルネスの取り組みに定評があります。ヴァナのチームとの協業もその一つです。両者が協力して、既存のリトリートに新しい体験を織り込み、より多くの世界中のトラベラーに魅力を届けることをめざします。ヴァナは、ラジャスタン州のシックスセンシズ フォートバーワラと並び、インドでの同ブランドのプレゼンスを高める素晴らしいプロパティとなるでしょう。

シックスセンシズのCEOのニール・ジェイコブスは、「インドには、精神面を重んじる伝統的なヒーリング療法があり、究極のウェルネスを体験できる旅先として世界的に有名です。ヴァナは、創設者のヴィール・シン氏の確固たる哲学と共に、シックスセンシズのポートフォリオに加わります。シン氏の持続可能な農業、伝統的な知恵、自然に対する深い関心と敬意が、ヴァナの誕生につながりました。そしてこの度、シックスセンシズの一員となることにより、より大きな成長を遂げるでしょう。ヒマラヤ山麓に位置するヴァナとの出会いは、シックスセンシズならではの体験がヴァナのリトリートと融合し、新しい価値を創造することを可能にします。」と述べています。

ヴァナ創設者のヴィール・シン氏は、次のように述べています。「シックスセンシズ ヴァナとして進化することは、美しくかけがえのないヴァナにとって、最も自然で論理的な流れでした。私は、ヴァナの良いところをすべて守り育てる姿勢を示してくれたシックスセンシズの配慮に、大変感激しました。同ブランドの一員となり、世界中で成功を収めるシックスセンシズならではの体験がヴァナのリトリートと補完しあい、どのように発展していくのか、今から非常に楽しみです。シックスセンシズ ヴァナが、ヴァナの開業当初より描いていた “世界で最も象徴的なウェルネスリトリート”になることを確信しています。」

 

目標に向けた理想的な旅が始まる場所

ヴァナは、ヒンディー語で森を意味します。その名の通り、インド北部のムスーリー地方に広がるサラノキの森林保護区にひっそりと佇み、オーガニック菜園とハーブ園に囲まれています。ヨガの発祥の地として知られるリシケシに近く、ヒマラヤ山脈への玄関口であるデラドゥーンの北に位置する立地は、自分らしい生き方を再発見するための場所として理想的です。

リトリートに訪れるゲストの目的は様々です。そのため、到着後のコンサルテーションでゲストのご要望を伺い、スクリーニングによる分析結果も踏まえながら、専門スタッフが滞在を通じてフォローアップします。ゲスト一人ひとりのニーズを理解することは、幅広い伝統療法、補完療法、運動メニューの中からパーソナライズされたプログラムを作成するために不可欠です。自然治癒に取り組みたい方から、ヨガを深めたい方、ホリスティックなアプローチで体重の増減を図りたい方、究極のデトックスであるパンチャカルマを受けたい方、休息をとりリラックスされたい方まで、幅広いご要望に応えます。

シックスセンシズの一員となる2022年秋より、ゲストは、「アルケミーバー」にてスパで使用する製品の手作りをお楽しみいただけます。回復を促すバイオハッキングもご体験いただけます。さらに、Sleep With Six Senses(快適な安眠環境を提供するシックスセンシズ式快眠プログラム)が、心身の疲労回復をサポートします。スマートツールとガイダンスを活用して古い習慣を改め、質の高い睡眠とすっきりとした目覚めを実現します。

インドでは、食べ物は昔から神への捧げ物と見なされてきました。食材から調理方法まで熟慮されたリトリートの食事は、Eat With Six Senses(天然由来で地元での持続可能な栽培法による食材を用いたシックスセンシズ流の食体験)と完全に一致します。オーガニック菜園は、ゲストの好みに柔軟に対応し、季節を感じられるメニューを提供できるよう拡張されました。地域ならではの農作物を栽培し、地元の食文化の保全と活性化にも貢献します。ゲストは、地元で収穫された新鮮な食材を使用した食事をお楽しみいただけます。

ヘルシーなジュース、シュラブ(ビネガーを使用したドリンク)、トニック類を提供するバーは、ゲストが集う場としての役割を担い、リトリートに取り組むゲスト同士の連帯感を高めます。サステナブルなファッションやスパ製品を取り扱うライフスタイルショップもオープン予定です。野外シネマや各種球技を楽しめるコートを完備するほか、身体を動かし、自然とのつながりを感じられる体験もご用意します。

癒しの効果を持つ芸術と音楽は、リトリートプログラムの大切な要素です。創造的な表現は、心と体を救う重要な手段にもなりえます。芸術作品の展示、アーティストの招聘、パフォーマンスは、引き続きプログラムに織り込まれます。

 

サステナビリティは、ヴァナの存在そのもの

ヴァナは、開発当初より、自然との調和を考え、創造し、維持してきました。環境に配慮した運営は、LEED(国際的な建築物の環境性能評価システム)において最高レベルのプラチナ認証を取得しています。エネルギー、水、廃棄物の効率的な管理はもちろん、すべての繊維製品と溶剤は、サステナブル基準に基づいて調達されています。これらの環境に配慮した運営原則は、シックスセンシズの基本的価値観と一致しており、「アースラボ」を通じてゲストに紹介されます。アースラボの楽しく実践的なワークショップは、ゲスト自身が、環境保護につながる取り組みを行うことを奨励します。そして、地元のコミュニティや野生動物に関するプロジェクトは、リジェネラティブ・トラベル(旅先をより良い状態に再生する旅)の体験として、ヴァナでの滞在に目的を与え、充足感を高めます。

 

洗練されたスタイル

アースカラーを基調とした客室とスイートは、インドを象徴する強い色調や喧騒から離れた静かなオアシスです。サラノキの森または庭園を望むテラスやバルコニーを備え、自然との調和を感じられる環境が整っています。

シックスセンシズ ヴァナは、瞑想から、マントラ(祈り)、マッサージ、ムーラバンダの活性化(ヨガのテクニック)に至るまで、優しく丁寧に、本質的な変化を感じられる旅へとゲストを導きます。

シックスセンシズ フィジーは、4月1日より営業を再開します。リゾートスタッフがそれぞれの持ち場に戻り、夢のような楽園にゲストを再びお迎えできることを楽しみにしています。フレンドリーな地元スタッフの温かい笑顔が、コロナ禍に漂う閉塞感を吹き飛ばしてくれるでしょう。

誰もが笑顔になる絵に描いたような景色

ママヌザ諸島最大のマロロ島に位置する当リゾートは、ヤシの木が生い茂る白い砂浜と遠浅の透明な海に囲まれています。ロックダウン(都市封鎖)と渡航禁止措置に伴い休業していたリゾートの再開は、サーフィンやスキューバーダイビングのベストシーズンの4月となり、ゴールデンウィークなどの大型連休に合わせて旅行の計画を立てやすいタイミングとなりました。

 

記念日を祝う旅行に理想的な広いレジデンス

過去2年間、誕生日、結婚、出産、卒業などの人生の節目を家族や友人と一緒に祝うことが困難な状況が続きました。シックスセンシズ フィジーのレジデンスは、家族や友人とゆっくり滞在していただけるようデザインされています。3~5室の寝室、設備の整ったキッチン、リビングエリア、広いプライベートプール、屋外の団欒スペース、娯楽スペースを完備しています。レジデンス内でのヨガレッスンやベビーシッター(1日8時間まで無料)などのサービスも提供しており、レジデンス内だけでもリゾートステイを満喫していただけます。サンダウナー(夕暮れ時に楽しむ食前酒)を含む充実したルームサービスをご利用いただけるほか、リゾートには3軒のレストランと、軽食や食材を取り揃えたデリがあり、食事のオプションも豊富です。料理教室に参加し、料理の腕を磨くことも出来ます。この他、専任の GEM(ゲストエクスペリエンスメーカー)が、ゲストのご要望に応じて様々なアクティビティをアレンジします。

 

ターコイズブルーに輝く海は、絶好の遊び場

美しい海に囲まれた当リゾートは、初心者から上級の方まで全てのレベルの方が楽しめるウォータースポーツが満載です。パドルボード、カヤック、水泳は、日が沈むまで思う存分満喫していただけます。初心者向けのサーフィンレッスンは、安全なプライベート湾や人工波のあるプールで実施されます。上級者には、スピードボートで20分の距離に位置する世界的に有名なサーフスポット「クラウドブレイク」がお勧めです。リゾートのビーチのすぐそばには、スノーケリングに最適な美しいサンゴ礁の世界が広がっています。これは、長年にわたるサンゴ礁再植活動の成果です。南の島ならではの大自然にたっぷり浸りたいゲストのために、理想的な環境が整っています。世界有数のダイビングスポットを有するフィジーは、世界中のダイバーが憧れる旅先でもあります。スキューバダイビング初心者のゲストは、入門レッスンを客室のプライベートプールで受けていただけます。本格的にダイビングを楽しみたい方は、PADIまたはSSIのコースを受講し、ライセンスを取得することも可能です。レッスンは、スピードボートで10分もかからない近くのダイビングスポットで開催されます。色鮮やかなサンゴ礁、カクレクマノミ、ミノカサゴ、リーフシャークなど、多種多様な海洋生物に出会うことが出来るでしょう。

 

サステナブルな滞在と食事

全てのレジデンスとヴィラ、そしてリゾート施設は、100%太陽光発電によってまかなえるよう設計されています。フィジー最大規模の独立型太陽光発電システムを導入し、テスラ社のバッテリーを使用しています。「トヴォレア」、「ララ」、「テイテイ」の3軒のレストラン、「グルメデリ」とその一角にあるアイスクリームコーナー、さらに、スパとスパに併設された「アルケミーバー」では、リゾートのオーガニック農園で栽培された野菜や果物のほか、地元の農家や漁業組合から届く新鮮な食材をふんだんに使用します。リゾートの養鶏場「クラッキンガム宮殿」で放し飼いされている鶏たちは、健康な体に育ち、多くの卵を産み落としています。キノコ園、蜂の巣、飲料水の瓶詰め工場も、再オープンに向けて通常稼働に戻っています。リゾートは、絶滅危惧種フィジーイグアナの生息地としても知られています。木々の間を遊歩道に沿って散策すると、貴重なフィジーイグアナに出会えるかもしれません。

 

先駆的なウェルネス

伝統的なフィジーの村からデザインのヒントを得たシックスセンシズ スパ フィジーは、トロピカルなジャングルに囲まれたエキゾチックな非日常空間で、シックスセンシズならではのウェルネス体験を提供します。豊富なシグネチャーメニューには、人気の「フィジアン・ボボ・マッサージ」も含まれています。スパの庭園に育つハーブを使用した温湿布が血行を促進し、筋肉の緊張を緩和します。より深くウェルネスに取り組みたいゲストのために、1~7泊のウェルネスプログラムをご用意しています。プログラムは、脳の健康、免疫、ヨガ、睡眠、フィットネスなどのテーマに合わせて設計されています。スパディレクターのディーパックが監修するアーユルヴェーダのトリートメントもお楽しみいただけます。

世界で最も幅広いアラブ・イスラム伝統医学メニューと初のファミリーウェルネスを提供

 

ライフスタイルに変化をもたらすウェルネスのパイオニアとして世界に名を馳せるチバソム・インターナショナル・ヘルスリゾートは、「ズラル・ウェルネスリゾート by チバソム」のグランドオープンを2022329日(火)と発表しました。ズラル・ウェルネスリゾートは、世界で初めて現代的に再解釈したアラブ・イスラム伝統医学(TAIM)を提供する、カタール最大のウェルネス・デスティネーションです。リゾートは大人のゲスト専用の「ズラル・セレニティ」と、家族で一緒にウェルネスの旅に出かけることのできる「ズラル・ディスカバリー」の2つのエリアで構成されています。

26年前にタイ王国ホアヒンにフラッグシップリゾートを開業して以来、ウェルネスの代名詞的な存在として世界をリードしてきたチバソムが、ズラル・ウェルネスリゾートの運営を担います。カタール初のウェルネス特化型リゾートであり、中東地域においても最大規模を誇る当リゾートの開発は、同国最大手のディベロッパー、ムシェイレブ・プロパティーズが手がけました。

TAIMは、1025年に哲学者としても知られるイブン・スィーナー医師(ラテン名:アヴィセンナ)が発表した『医学典範』から派生しました。ズラル・ウェルネスリゾートでは、TAIMのハーバル療法、スピリチュアルセラピー、食事療法、心身のつながりを深めるマインド-ボディ・プラクティスに着目し、科学的根拠に基づく健康法が実践される現代に合わせ、健康をサポートするためのトリートメントとプログラムに昇華させました。ズラルのウェルネス体験は、「スパ」、「フィットネス」、「フィジオセラピー(理学療法)」、「ホリスティックヘルス」、「美容メディスパ」、「⾷餌」の6つの要素から構成されています。各要素にTAIMを取り入れ、ボディ、マインド、スピリットを回復し、サステナブルな方法で最適な健康へと導きます。

 

ズラル・ウェルネスリゾートは、ウェルネスのための2つの大きく異なるエリアを備えています。

一つ目の「ズラル・セレニティ」は、16歳以上のゲストを対象とした大人専用のエリアです。60室の客室とスイートを備えています。7種類から選択できるウェルネスリトリート(プログラム)は、リラクゼーションからデトックス、体重マネジメント、フィットネスに至るまで一人ひとりのニーズに合わせてカスタマイズされ、ウェルネスに専念できる落ち着いた環境の中で取り組むことができます。ズラル・セレニティ内のウェルネス施設には、サーマル&ハイドロセラピー・スイート、屋内外のプール、スパ・スイート、最新設備の整ったジム、最先端の理学療法スタジオ、美容センターが含まれます。

二つ目の「ズラル・ディスカバリー」は、ファミリー向けです。多世代で取り組めるプログラムや特定の年齢層を対象としたプログラムを通じたウェルネス体験が、家族の絆を強めます。幅広い客室タイプから構成された120室の客室とスイートに加え、子どもや家族に関わる専門家チームがデザインを手がけた施設を備えています。

ゲストの健康ニーズと目標に合わせてパーソナライズされるウェルネスリトリートには、宿泊、食事、ヘルス&ウェルネスコンサルテーション、デイリートリートメント、ウェルネス施設の利用、グループアクティビティへの参加が含まれます。共有エリアでの電子機器の使用を制限するデジタルデトックスのポリシーに加え、広大な砂漠と全客室から海を望める環境が、ゲストを日常から完全に引き離し、エネルギーの回復を促します。

ファミリー向けのプログラムは、家族全体のウェルネスの増進を目的としています。若いゲストたちは、年齢に応じたアクティビティを通じて、ヘルシーでサステナブルなライフスタイルの価値を学びます。小さなお子様には、自然に親しむ野外活動や図画工作、より大きなお子様には、カヤック、ダンス、パーソナルトレーニングといったアクティブな活動を提供します。そして、心身のバランスを整え、ウェルネスの精神的要素の向上に役立つ瞑想やヘルシーな食事についても学ぶことができます。リトリートは年齢層別にデザインされており、キッズ向けは4種類、親や祖父母向けはより多くの種類を取り揃えています。

そして、ホリスティックなウェルネス体験に欠かせないヘルシーな食事も充実しています。チバソムのヘルシーなウェルネス・キュイジーヌは、味はもちろん、その美しい見た目と革新性でも高い評価を受けています。ズラル・ウェルネスリゾートでは、洗練されたアラブ料理と地中海料理のファインダイニングをお楽しみいただけます。高品質の自然食品を使用した栄養豊富なメニューには、ハラル料理やベジタリアン料理も含まれています。食習慣に変化をもたらすウェルネスな食の旅は、帰宅後も続けていただけるよう、栄養カウンセリングによって補完されます。ズラル・ディスカバリーのキッズメニューは、子どもの頃から食べ物への健康的なアプローチを身に付けられるよう工夫されています。ズラル専任シェフが開催する料理教室では、自宅でも実践可能なヘルシー料理の作り方を楽しく学ぶことができます。

ムシェイレブ・プロパティーズのCEOのナーセル・マタル・アル・クワリ氏は、「世界的に有名なチバソムとパートナーシップを組み、ズラル・ウェルネスリゾートをオープンできることを大変嬉しく思います。健康とウェルビーイングに熱心なゲストが世界中から訪れ、カタールを代表するデスティネーションになるでしょう。私たちは、カタールをはじめ、広域のアラブ文化に深く根差したTAIMセラピーのための理想的なデスティネーションになることをめざしています。」と、述べています。

チバソムの会長兼CEOのクリップ・ロジャナスティンは、「カタールに誕生する画期的な当リゾートの運営において、ムシェイレブ・プロパティーズと提携することができ、大変喜ばしく思います。チバソムでは、各地域の伝統をいかしながら、ホリスティックなアプローチでウェルネスに取り組むことが大切だと考えています。ズラル・ウェルネスリゾートにおいてもチバソムの先駆的なウェルネスの旅を継続し、サステナブルな発展をめざすことに変わりはありません。古代のウェルネスプラクティスを現代的に再解釈し、400種類以上のトリートメントに取り入れ、ウェルビーイングとライフスタイルの変化を感じることができる体験を提供します。」と、述べています。

ズラル・ウェルネスリゾートの総支配人のダニエーレ・ヴァストロは、「私たちは、中東ならではのユニークな体験を取り揃え、ゲストの皆さまをリゾートにお迎えできることを楽しみにしています。ズラル・ウェルネスリゾートは、地域の伝統に根差しながらも、結果を重視したウェルネスセラピーを提供する最先端リゾートです。美しい環境の中で、高い専門性を備えたコンサルタント陣が、ボディ、マインド、スピリットのホリスティックなつながりを踏まえたアプローチで、ゲストのニーズに応えます。」と、述べています。

シックスセンシズは、ドバイのパームジュメイラに同ブランドのホテルとレジデンスをオープンし、アラブ首長国連邦(UAE)に進出します。国際的な環境認証「LEED」を受けた総客室数61室のホテルと162棟のレジデンスが所在するウエストクレセントのプライベートビーチは、ドバイの歴史・文化と、貴重な天然資源であるサンゴ礁生態系の密接なつながりを示すシンボリックなロケーションです。

 

シックスセンシズ ザ パーム ドバイは、UAEにおけるサンゴ礁の重要性とその積極的な保全活動を踏まえ、“サンゴ”を建築デザインのメインモチーフに据えています。うねるような屋根の形状、シルエット、セルラーファサードが、サンゴの自然な形状と美しさを称えます。さらに、サンゴから着想を得たデザインは、強い日差しを防ぐ日陰の空間を生み出し、開放的な環境を演出します。客室は、高いプライバシーを確保しながら、ペルシャ湾とドバイのスカイラインに面した建物を通して最大限の眺望を提供します。同リゾートとレジデンスは、過去数年にわたりサステナビリティへの取り組みを強化してきたドバイにおいて、サステナブルな開発とその実現のために重要な地元コミュニティを支援し、ウェルネスの新しいベンチマークとなることが期待されています。

現代的なマジュリス

ビーチに面した閑静なロケーションに対する人気が高まる中、シックスセンシズのホテルとレジデンスは、コミュニティ・リビングに新しい形を提案し、急成長するドバイの不動産とホスピタリティ産業をさらなる高みに導きます。伝統的な「マジュリス」(人々が集い話し会う場所)は、エミラティ(UAE国民)の生活の中心です。古くから続くマジュリスに因み、シックスセンシズ ザ パームにおいてもコミュニティとセレモニーを重視し、レストラン、バー、プール、キッズクラブ、ゲームルーム、図書館、多目的ルーム、会議室などを文化的な交流スペースと捉え、機能を強化します。

シックスセンシズ ザ パーム ドバイの心臓部は、5,574平方メートル(60,000 ft²)のソーシャル&ウェルネスクラブです。長寿クリニック、点滴療法ラウンジ、バイオハッキングルーム、マッサージサーキットプール、スカッシュコート、ワーキングスペース、シックスセンシズ スパから構成されています。凹凸のある質感などサンゴ礁にインスパイアされた印象的なデザインに加え、自然光を活かした照明デザインによる演出も絶妙です。異なる様々な雰囲気を生み出す緻密な照明計画が、独自の世界観に浸ることができるイマーシブな体験を提供します。また、バイオフィリックデザインを取り入れることにより、地上地下を問わず、デザイン全体を通じて自然なサーカディアンリズムを促進します。リカバリー・トリートメントとリコネクション・プログラムは、ゲスト、会員、居住者の健康増進をサポートするための鍵となるメニューです。

セントラルガーデンも、ハイライトの一つです。連なる小さなジェベル(丘)、曲がりくねった谷の小道、ロマンチックなコートヤードを擁し、自然に日陰を創り出すランドスケープが特徴的です。砂浜に自生する植物群に包まれた橋や飛び石の小道を渡ってアクセスでき、アウトドアアクティビティを楽しめるハブとしても機能します。メインプールとサンデッキは、ビーチへと続く豊かな在来種の植栽に囲まれています。

シックスセンシズのCEOのニール・ジェイコブスは、UAEへの進出について次のように述べています。「シックスセンシズ ザ パーム ドバイは、この素晴らしいデスティネーションへの進出を記念するマイルストーンです。海の底から屋上のシグネチャーバーまで、私たちのコンセプトは、湾岸エリアの自然の美しさ、ホストと旅行者の間の連帯感とホスピタリティ、エミラティ独自の伝統と将来に対する明るい希望と共にドバイが歩んできた発展の旅を祝うことです。」

 

内外装を融合し砂漠と海の対比が映えるレジデンス

162棟のレジデンスには、「ペントハウス」、「ロイヤル・ペントハウス」、「デュプレックス・スカイヴィラ」のタイプが含まれているほか、5ベッドルームの「シグネチャーヴィラ」が9棟予定されており、庭園、インフィニティプール、ヤシの木が茂るビーチの景色をお楽しみいただけます。そして、自然池と大きなワディ(巨礫)が、安らぎのある隠れ家の趣を景観に添えています。ビーチにはヤシの木々が植わり、専用のハンモックを木陰に吊るすことができます。色彩と質感を通して周辺の自然と調和するレジデンスは、 敷地を囲む海洋環境を反映したレンダー、石、金属の素材パレットを採用し、控えめでありながら洗練された仕上げが施されます。

レジデンス居住者は、広々とした美しい緑地に加え、マイクロファーム、テニスコート、パデルコート、専用のランニングトラックなど、リゾートの様々なレジャー、スポーツ、ビジネス、レクリエーション施設を利用することができます。

セレクト・グループの創立者兼CEOのラハイル・アスラム氏は、シックスセンシズとのパートナーシップについて次のように述べています。「シックスセンシズとパートナーシップを結び、世界的に高く評価されている同ブランドをUAEに迎えることができることを大変喜ばしく思います。サステナビリティとウェルネスに特化し、地域固有のヘリテージに対して独自のアプローチを持つシックスセンシズは、パームジュメイラのコミュニティに最適なブランドだと確信しています。」

シックスセンシズ ザ パーム ドバイは、2024年後半にオープン予定です。

歴史的な香料の道、砂漠の平原、壮大なヒジャーズ山脈に着想を得たサウジアラビアの新しいランドマーク、シックスセンシズ サザンデューンズ 紅海は、同地ならではの自然、野生動物、文化に触れることができる貴重な体験が詰まった特別な旅へとゲストをお連れします。サステイナビリティと砂漠のホスピタリティにおいて新たな基準を打ち出す当リゾートの開業により、サウジアラビアが、世界の観光マップの中でも一際目を引く魅力的なデスティネーションになるでしょう。

*コンセプト*

未開拓の地に佇むシックスセンシズ サザンデューンズ 紅海の周辺には、トラベラーの好奇心を刺激する未知の世界が残されています。しかし、古代まで遡ると、絹、香料、織物などの高級品を輸送するための交易ルートとして栄えていました。商品を運ぶキャラバンは、キャンプをしながら旅を続け、夜は、星空の下で火を囲みました。西暦106年に、ナバテア王国がローマ帝国に編入されると、紅海を活用した海上輸送が主流になり、陸路上のナバテアの都市は、貿易の中心地としての活気を失いました。

シックスセンシズは、当時を偲ばせる要素を再構築します。そして、ナバテアの遺産と壮大な砂漠の環境をオマージュする建築、シックスセンシズのトレードマークであるウェルネス、何世紀にもわたり繁栄した歴史に対する敬意を組み合わせ、同地域が積み重ねてきた物語の次の章を描きます。このビジョンを実現するために、エコ認証とサステイナブルな設計開発で有名な英国の建築事務所「フォスター+パートナーズ」と共同で取り組んでいます。

76室の客室を備えた当リゾートは、新しく開港予定の紅海国際空港より海岸沿いの高速道路に沿って南東に進み、なだらかな砂漠の山々と狭い涸れ川(ワジ)を通り抜けた東の内陸部に位置しています。

*オアシス*

リゾートの中心部には、「オアシス」があります。砂漠の花に着想を得たデザインと、自然に日陰を創り出すキャノピーが、ナチュラルに仕上げられたリゾートの館内と、水と自生の植物で彩られた屋外の境界線を曖昧にし、一体感を高めます。リゾートの基本構造は、モジュラー・プレキャスト工法です。同工法により、建物が地面に軽く触れるだけで、敷地の大部分に影響を与えずに開発を進めることができます。舗装も最小限にとどめ、周囲の小道は、自然な状態を活かします。

オアシスは、レセプションから、ロビーラウンジ、ブティック、会議スペース、礼拝室、コミュニティラウンジ、「アースラボ」(シックセンシズのサステイナビリティに関する活動を紹介し、サステイナブルなライフハックを学ぶことができる拠点)まで、わくわくするアクティビティや多彩な機能が集まるハブとなります。「アーティザン・ビレッジ」は、4つのポッドを設置し、芸術品や工芸品、ダンス、音楽を通じて、地元の歴史や文化遺産にまつわるストーリーを伝えます。オールデイダイニングのレストランには、シェフズテーブルのほか、クッキングスクール、ジュースバー、ブリューバー、ウォーターバーが併設されます。

*客室*

オアシスを取り囲むように配置されたゲストルームは、解放感のあるベッドルーム、リビングエリア、屋外テラスを完備し、手つかずの原風景が生み出す平穏と、自然との一体感をお楽しみいただけます。

最高の眺望に建つヴィラは、1〜4室のベッドルームを擁し、砂丘に着想を得たデザインが特徴的です。砂漠の色調と質感を反映した内装デザインと、伝統的な部族衣装の豊かな色彩とパターンをモチーフにした柔らかな家具が備えられています。そして、2層の起伏のある屋根を持つヴィラ群が、周辺環境と溶け込みユニークな風景を作り出します。

*シックスセンシズ スパ*

独自の世界観を表現したスパは、暑い気候と対照的な日除け付きの深く冷たいプールが印象的です。屋内には、ホリスティック・アンチエイジング・センター、グルーミング・センター、ウェットスペース、センソリースイート、屋外には、カバナ、リラクゼーションエリア、プールバーも完備されます。

シックスセンシズ ホテル リゾート スパグループのCEOのニール・ジェイコブスは、「古代トラベラーのミッションは、交易、視察、記録、そして、新しい視点で物事を捉え直すことでした。シックスセンシズ サザンデューンズ 紅海は、未知未踏の地を探索する旅へとゲストを招待します。環境負荷の少ない開発運営を行うことは、私たちのミッションであり、当リゾートの開発は、世界中からのトラベラーを受け入れる刺激的な新興観光地において、シックスセンシズの大きな柱であるウェルネスとサステイナビリティをどのように体現できるか、最適な方法を追求していく大変ユニークな機会です。当開発は、今後さらに多くの注目を集めるでしょう。ヘルシーでサステイナブルな美しいリゾートを創造するというビジョンに共感する優秀な専門家達と共同で取り組み、ゲストにこのビジョンをお届けします。」と、述べています。

シックスセンシズ サザンデューンズ 紅海は、サウジアラビアの西海岸沿いに広がる28,000㎢の土地と海域を開発する「紅海プロジェクト」の一環です。当リゾートは、内陸部に設けられた2つの開発エリアの内の一つに位置し、開発が生物多様性と美しい景観の保全と向上に役立つことができることを世界に示すべく、高い環境基準を設定しています。

レッドシー・デベロップメント・カンパニーのCEOのジョン・パガノ氏は、「世界をリードするサステイナビリティとウェルネスへのアプローチ、そして、極上のラグジュアリー体験で有名なシックスセンシズは、私たちの開発理念と完全に一致しています。リジェネラティブ・ツーリズム(再生型観光)の開発にコミットする紅海プロジェクトは、完成後、裸足で楽しめる新しいタイプのラグジュアリー体験を提供することをめざしており、卓越したホスピタリティと環境保護への徹底した取り組みで世界に名を馳せるブランドとの提携を大変誇りに思います。ホスピタリティ産業の新しい基準を設定するために、一緒に道を切り開いていくことを楽しみにしています。」と、述べています。

紅海プロジェクトの第一段階として計画されているシックスセンシズ サザンデューンズ 紅海のオープンは、2023年末の予定です。

インド北西部のラジャスタン州に、シックスセンシズの要塞リゾートが誕生しました。シックスセンシズ フォートバーワラが居を構える要塞は、14世紀に建設されたものです。10年以上かけて大切に修復され、700年前の威厳のある姿を取り戻し、全室スイートのラグジュアリーなリゾートに生まれ変わりました。

10月15日にグランドオープンを迎えた当リゾートは、観光名所が盛り沢山のラジャスタン州を巡る忙しいスケジュールの合間に一息できる、安らぎの場所を提供します。野生のトラが多数生息していることで有名なランタンボール国立公園へのアクセスも良く、壮大な自然に触れることが出来ます。

インドの旧宮殿をリゾートに改修

5室のスペシャリティスイートを含む48室のスイートを備えたシックスセンシズ フォートバーワラは、2棟の宮殿と2つの寺院で構成されています。いずれも、バーワラ要塞内に所在し、以前はラジャスタンのロイヤルファミリーが所有していました。「イーストウィング」のスイートからはカントリーサイドを、「ウェストウィング」のスイートからはバーワラの村とその先の風景をお楽しみいただけます。70~280 m2 の広さを有するスイートは、歴史的な要塞の背景を引き立てる、コンテンポラリーなラジャスタンスタイルのデザインが特徴的です。最新テクノロジーと、Sleep With Six Senses(快適な安眠環境を提供するシックスセンシズ式快眠プログラム)が、スイートステイをさらに快適にします。ハンドメイドのマットレスやコットンを使用したベッドリネンのほか、安眠グッズもご利用いただけます。

ウェルビーイングのサンクチュアリ

2,800 m2 の広さを誇るシックスセンシズ スパとフィットネスセンターでは、シックスセンシズのシグネチャーマッサージから、アーユルヴェーダ・トリートメント、ナーチャリング・フェイシャル、マインドフルネス・プラクティス、パーソナライズされたウェルネスプログラムまで、幅広いメニューをご用意しています。

「アルケミーバー」では、“どこにでもありそうな材料を特別なものに変える”ことをコンセプトに、オーガニック菜園から届く新鮮な旬の材料、ラジャスタン州原産のエッセンシャルオイル、泥、クレイ、ジェル、植物油をブレンドし、ゲスト一人ひとりに合わせて、エネルギーを高めるシグネチャースクラブを手作りします。ゲストが“今この瞬間”に必要とするものに対応するアルケミーバーのサービスは、高度にパーソナライズされた体験の一つです。

地元食材と刺激的な美食の旅

リゾートのメインレストランは、シェフ・マシュー・クロップが率いる「ロウハニ」です。Eat With Six Senses(天然由来で地元での持続可能な栽培法による食材を用いたシックスセンシズ流の食体験)に基づき、直営のオーガニック菜園と近隣の村の農場から届く地元食材をふんだんに使用しています。中世の要塞ドームがドラマチックな雰囲気を演出するロウハニで、インド料理を構成する要素と風味を生かした、イノベーティブな創作料理をご堪能ください。

そして、「ビューイング・ギャラリー」ではソムリエが厳選したワインを、「ラジャワット・ルーム」では、シグネチャーカクテルをお楽しみいただけます。華麗な「バーワラ・ロイヤル・ボールルーム」は、ウェディングなどのお祝いに最適です。経験豊富なシェフが腕を振るい、ゲストの理想を形にした特別な一日は、忘れられない思い出になるでしょう。

サステイナビリティための取り組み

14世紀にチャウハン(インドのカースト制度における支配者層「ラージプート」)によって建設されたバーワラ要塞の修復は、バーワラ貴族出身のラジャ・マン・シン氏を祖父に持つプリトヴィラージ・シン氏が、不動産ディベロッパーの「Espire Group」と一緒に手がけました。第2次世界大戦中、祖父のラジャ・マン・シン氏は、ジャイプール軍と共に参戦しイギリス軍に協力しました。その功績が認められ、名誉あるラオ・バハードゥルの称号が授与されています。

シックスセンシズ フォートバーワラの建築デザインは、ニミッシュ・パテル氏とパルル・ザヴェリ氏が率いるコンサルタント事務所「Panika」が監修しました。景観設計家のサヴィタ・プンデ氏と園芸家のプラディープ・キシェンが保全ための専門家チームに加わり、伝統的な庭園の修復と共に、水源の保持と同地固有の動植物の保護にも取り組みました。

リゾートの造園チームは、バーワラ湖の再生プロジェクトにも力を注いでいます。地下水の水位を上昇させるために、低水位の原因の一つである外来植物を取り除き、在来種を植えてバランスを取り戻す取り組みを実施しているほか、地域コミュニティと協力して水の管理を行っています。当再生プロジェクトにより、バーワラの村にとっても新鮮な水へのアクセスが容易になります。

さらに、リゾートは、逆浸透膜の水処理プラントも完備しています。最高品質のミネラルウォーターと炭酸入りミネラルウォーターを作り、再利用可能なガラス瓶に詰めて、ゲストに提供することにより、輸入などの飲料水の調達に必要となるエネルギーの消費を避けることができます。

アクセス方法

シックスセンシズ フォートバーワラは、ジャイプール空港より車で2.5時間、首都デリーより車で6〜7時間の距離に位置しています。リゾートからランタンボール国立公園までは、車で30分です。

モルディブに、シックスセンシズの新しい隠れ家リゾートが誕生します。3つのプライベート・アイランドを所有し、白砂のビーチ、ターコイズブルーの遠浅ラグーン、豊かに生い茂る熱帯の植生、そして、穏やかに揺れるヤシの木の下で、絵に描いたような理想の休暇をお楽しみいただけます。シンガポールに本社を置くホテル・プロパティーズ(Hotel Properties Limited 、HPL)との2軒目のコラボレーションとなる当リゾートは、2022年後半にシックスセンシズ カヌフラと改称され、人気を博すシックスセンシズ ラームの姉妹リゾートとなります。それまでは、www.kanuhura-maldives.comwww.ihg.comよりご予約いただけます。ゲストは、世界的なロイヤリティ・プログラムである「IHGリワーズ」の会員特典をご利用いただけるほか、ポイントを貯めたり、貯まったポイントの使用も可能です。

シックスセンシズ名に改称後の客室総数は、80室を予定しています。全室ヴィラタイプで、日の出または夕日を望む水上、ビーチ、または広々としたファミリータイプからお選びいただけます。リゾートが建つラヴィヤニ環礁のカヌフラ島は、首都マレの国際空港から水上飛行機で40分の距離に位置しています。まるで未開の楽園のような同島は、完全な無人島であるもう2つの島、ジェフヌフラ島とマスレジフラア島とのみ共通する独自の魅惑的な雰囲気があります。インターネットへのアクセスや、熟睡をもたらす快眠環境へのこだわりなど、利便性と快適性に配慮しながら、可能な限りすべてから遠く離れることで実現できる特別な体験がゲストを待っています。

モルディブでは、その魅力的な美しい自然景観を守るために、高いデザイン基準が求められます。「ラグジュアリー・ライフスタイル・アワード」において「ベスト・ラグジュアリー・リゾート・イン・モルディブ」、トリップアドバイザーの「トラベラーズ・チョイス」では「ベスト・オブ・ベスト」に選ばれるなど、すでに高い評価を得ている当リゾートは、今後数ヶ月にわたり、水上ヴィラのアップグレードから、プライベートプール、新しいファミリースイート、さらに、新しいコンセプトの食体験や先駆的なウェルネスサービスを提供するための施設・設備まで、サステナビリティを重視するシックスセンシズならではの細部に及ぶ改装が計画されており、改装完了後は、シックスセンシズのブランド価値が反映された装いで、ゲストをお迎えします。

ラヴィヤニ環礁には、素晴らしい海洋生物の世界を探索できる40以上ものダイビングスポットがあります。 今後数ヶ月の間に、オーシャン・グループ・モルディブの子会社であるオーシャン・ウィングス有限会社と提携し、ウォータースポーツの種類を増やすと共に、高性能の機器を取り揃えます。オーシャン・グループ・モルディブとシックスセンシズは、“究極の水中・水上体験の提供”と、“海洋環境保護のための啓蒙”という2つの使命を共有しています。シックスセンシズ ラームでは、フレンドリーなウミガメのガンダルフとダヴィーナが大変人気なことから、当リゾートでも、ゲストのご要望に応じたタートルサファリの開催が企画されています。最寄りのカメの生息地は、リゾートから5分圏内です。

シックスセンシズが取り組むサステナビリティは、建築デザインや周辺の動植物の保護という枠をはるかに超え、近隣の島々のコミュニティを対象に、教育と学生の育成に重点をおいた支援プロジェクトも実施しています。シックスセンシズ ホテル リゾート スパグループのCEOのニール・ジェイコブスは、「シックスセンシズ カヌフラは、私たちが最も大切にしている “サステナビリティ”、“ウェルネス”、“ローカル体験”の 3つのアイデアを融合させる大変ユニークな機会を提供してくれます。ビーチで過ごす日中は、足が砂っぽくなり、髪に潮の香りがつくでしょう。そして、日没後にスパに身を委ねれば、肌は滑らかになり、魂が落ち着き、気分は、夕暮れ時に味わうサンダウナー(食前酒)のように輝くでしょう。」と、述べています。

オーガニックハーブ園の新しい造園は、食欲をそそる野菜、ハーブ、サラダ菜の栽培に最適な環境を創ります。ハーブ園から毎日届く新鮮な食材は、レストランはもちろん、シェフによるインタラクティブなワークショップなどでも使用されます。インド洋の真ん中に浮かぶジェフヌフラ島で、同島に住むヤドカリだけをお供に美味しいピクニックを楽しめる「ファーム・トゥ・フォーク」(農場から食卓まで)スタイルの食体験は、まさに当リゾートならではの体験です。

サステナブル・ファッション専用のスペースを新設するブティックには、クリエイティビティと先進的なデザイン、そして細部へのこだわりを併せ持つ商品が、可能な限りマインドフルかつコンシャスな方法で届けられ、陳列されます。つまり、シックスセンシズ カヌフラは、ロマンチックな雰囲気、人目を気にせず楽しめる食事、満天の星、ひと気のないビーチ、休息と回復を図る先駆的なウェルネスを提供する、理想的な隠れ家リゾートです。

HPLは、15ヶ国に41軒のホテルとリゾートを所有しており、その内8軒がモルディブに位置しています。 HPLホテル部門の会長兼HPLエグゼクティブ・ディレクターであるスティーブン・ラウは、「モルディブ共和国における最新の買収プロパティを、シックスセンスとコラボレーションして取り組めることに喜びを隠しきれません。カヌフラは、素晴らしい景観に恵まれた手つかずの自然が残る数少ない島の一つです。シックスセンシズは、姉妹リゾートであるシックスセンシズ ラームで収めた成功をカヌフラにもたらすことができると確信しています。それは、比類のないサービスと一体となった、自然環境に溶け込むサステナブルな洗練さです。」と、述べています。