最も日本人(に限らず世界中の人)に人気の筆頭にあがる国の一つ、イタリア。
その中でもローマの人気は、その世界遺産の数もさることながら、歴史を感じる遺跡が普通に街の一部となっている、ワン・アンド・オンリーな場所であるが故でしょう。コロナ禍じゃなければ、スペイン広場周辺も、ハイブランドのブティックやオシャレなカフェが並ぶコンドッティ通りも、人、人、人で溢れます。だから人混み多い昼間を避けて、あえて夜スペイン広場に行ってみると、まるで違う景色と空間を味わうことができます。つまり、徒歩で移動可能な、便利なロケーションのホテル選びが重要だ、という話です。

 

2013年からドーチェスター・コレクション傘下となったホテル・エデンはスペイン広場から歩いて3分という恵まれた立地に立ち、2019年に130周年を迎えた歴史あるホテルです。2017年の大型リノベーションを経て、随所に最新技術を導入し、明るいモダンな雰囲気にしつつ、歴史を感じさせる、オールド&ニューの融合の成功例です。

年が明けたら、アフター・コロナの旅プランをそろそろ考えたい時期ですね。ローマまで直行便があるアリタリア・イタリア航空も、日本発着は現在運休中ですが、2021年の3月から週3便、4月からはデイリーフライトを復活させる予定だそうです(2020年12月7日現在)。ローマへの旅をお考えの方に、ホテル・エデンの魅力をその特徴的なスイートや、フェデリコ・フェリーニがお気に入りだったルーフトップのレストラン&バーの情報を交えてご紹介させていただきます。

ホテル・エデンの正面玄関はファサードが美しく、常にイケメン(?)のドアマンに守られており、彼らに迎え入れられるように入館すると、半円を描く書棚に囲まれた美しいロビーラウンジが目の前に広がります。おもわず小走りにラウンジに入り、(急ぐ必要は全くない)早くも携帯写メの連写です。ホテルスタッフにチェックインの手続きをしてもらっている間に、なんと、ウェルカムアイスクリームが。ああ、ローマ!さらに、スタッフからラウンジの秘密の仕掛けを教えてもらうと興奮せずにはいられない状況となりました。書棚の一部の扉を開くとイタリアの人気紅茶ブランド「ラ・ヴィア・デル・テ」のテイーコレクションがお目見えします。もちろん、ロビーラウンジで、お茶をゆっくり楽しむことができます。さらに秘密の扉を開けると、バーのセットが飛び出す仕組みです。これは夕方以降限定ですが、お茶もカクテルも似合う、素敵なラウンジに思わず拍手せずにはいられませんでした。

さて、次は、ホテル・エデンのルーフトップにご案内します。丘の上とも言える立地の屋上ですから、素晴らしいパノラミックビューは、ローマ市街からバチカンまで見渡し、夕暮れ時のカクテルタイムに最高のロケーションです。最上階には、ミシュラン1つ星の「ラ・テラッツァ」、オールデイダイニングの「イル・ジャルディーノ」があります。この「ラ・テラッツァ」こそが、かのフェデリコ・フェリーニのお気に入りであり、かつて、チャールズ皇太子がローマに行くと必ず予約した席があったことは有名でした。両レストランを統括している総料理長はシェフ・ファビオ・シエルヴァで、彼は大学で栄養学を学び、論理的な食の研究に余念がなく、ただ単に美味しいイタリアンではなく、健康と栄養を重視したイノベーティブなメニューを目指しています。そのせいか、厨房を研究所(ラボラトリー)と呼び、その研究所で紹介されたスーシェフは、ナント、管野百合子さんという日本人でした。健康的で栄養満点な日本食の情報がスーシェフからインプットされ、シェフ・ファビオのメニューに反映される日も来るかもしれません。

ラ・テラッツァの隣に位置するイル・ジャルディーノにはテラス席もあり、サンサンと降り注ぐ直射日光をものともせず、オシャレなイタリア人達がアルフレスコダイニングを楽しむ姿は、ファッション雑誌の1ページを見ているようでした。外席の気持ちがいいことは一般的な旅行者にとっても同じ! シャンパングラスを片手でバチカンの方向に持ち、景色と一体化したショット(インスタグラマブル!)は、国籍問わず誰もが一度は撮りたくなる撮影風景でした。そして、イル・ジャルディーノのお勧めは何と言ってもピザ。いわゆるローマ風の生地が薄くてパリパリ食感のものとは違い、シェフ・ファビオがピザの9種類の具ごとに4種の小麦粉を彼独自の配合で混ぜて作る生地なのです。彼はなんと元体操の(しかも吊り輪)選手で、沢山たべても胃がもたれない(そう、つまり沢山食べられる)ヘルシーなピザを考案していました。確かに厚手の生地なのに、美味しいこともあり、かなり沢山食べられますよ!

ホテル・エデンの代表的なスイートを2つご紹介します。まずは、ドルチェヴィータ・スイート。フィリーニの代表作の一つ、1960年公開の「甘い生活」(ドルチェヴィータ)を冠したスイートです。リビングのレコードプレイヤーには、イタリア映画のサウンドトラックを集めたヴァイナル(レコード)「La Dolce Vita」が置かれています。さらに、室内にはこの映画の数々のシーンの写真や、写真集も展示されており、どっぷりとドルチェヴィータに浸ることができます。さらに女性を魅了するウォークインクロゼットがありました。中央に置かれた素敵なケースの中にはMEMO Paris の14種類ものフレグランスが並べられています。女優気分で、お気に入りの香りを身にまとえる・・・なんて贅沢な、まさにドルチェヴィータな体験ですね。

 

 

そして、もう一つのスイートは、メディチ・プレジデンシャルスイート。ホテルに隣接するボルゲーゼ公園内にあったヴィラ(邸宅)の名を冠したスイートで、ジョンFケネディJrなどの高官が数多く宿泊しています。このスイートには6つもバルコニーがあり、その豪華さは、家具、壁、床のディテイルに及びます。スノーホワイトマーブルと呼ばれる大理石がまばゆいバスルームは、ゴールドのアクセントで、豪華さに磨きがかかります。バスルームと言えば、ホテル・エデンのバスルームアメニティは全室ボッテガヴェネタ。世界で最初にボッテガヴェネタのアメニティーを採用したのがホテル・エデンでした。

Texts by Yuki Obara / Photos by Hiro Matsui

ヨーロッパ(イギリス、フランス、イタリア)とアメリカに9軒のみのラグジュアリーホテルを所有・運営するドーチェスター・コレクション。ロンドンの旗艦ホテル(ザ・ドーチェスター、ロンドン)以外はすべて歴史を背負うとも言える独自の名称のため、ホテルグループとしてのブレンド名が目立ちませんが、ドーチェスター・コレクション=その土地を代表するレジェンド・ホテル、であることを語らせていただきますね。9のホテルはテーマカラーが決まっており、ミラノのホテル・プリンチペ・ディ・サボイアは水色。客室のメモ帳、ギフトを入れる紙のバッグも水色に統一。そうそう、レオナルド・ダ・ヴィンチの幅5センチもあるハードカバーの本と一緒にギフトとして部屋に届いたカエルのぬいぐるみも水色でした。その統一感とこだわりも好き。全ホテルのディレクトリーもこんな風に色分けされています。目次最後のドバイ2020年は、新型コロナの影響もあり、2022年に開業が延期されています。左はドーチェスター・コレクションの栞。

さて、ミラノのホテル・プリンチペ・ディ・サボイア。1927年開業の老舗です。

荘厳とも言えるクラシカルな建物は歴史を感じさせます。エントランスに停まっているメルセデスのストレッチリムジンは、ホテルとシティーセンターを往復しているシャトルサービスです。今までみた中で最も豪華なシャトルでした。

 

クラッシックな造りであることはいうまでもありませんが、ホテルの内部はモダンな照明などのしつらえや、アートが彩りを添えており、客室に完備されたWi-Fi環境、バスルームの水回りなど最新設備が快適さをお約束しています。

女子が気になるバスルームアメニティーはミラノブランドのアクア・ディ・パルマ。ベネチアンガラスで有名なシチスのモザイクが際立つモザイク・ルームは普通の客室でありながら、ちょっと魅せられますよ。

こちらはインペリアルスイート。客室に送られる様々なアワードを多数受賞している、著名な建築家 Celeste Dell’Anna (チェレステ・デッランナ)のデザインによる優雅でスタイリッシュ、そして現代アートもマッチする豪華なスイートです。ここの天蓋付きベッドは、快眠お約束の定評があるとか。モザイクが美しいバスルームの深めのバスタブは、ミラノのベストタブとも言われています。

そして、プリンチペスイート。プリンチペは英語のプリンス。つまり王子のスイートという名の通り王侯貴族気分になれる優雅なインテリアです。重厚なカーテンはモスクワのボリショイシアターなど各国のオペラハウス、劇場で使われているベニスの名門、Rubelli(ルベリ)のもの。当ホテルのカーテンはすべてルベリですが、特別なスイートとリビングエリアのカーテンはその重厚さが地会います。靴のイラストもミラノらしさを感じますね。シャワールームの背景となっているモザイクの豪華さには息を呑みました。

極めつけは、プレジデンシャルスイート。なんと、このホテルの最上階の半分をプレジデンシャルスイートで占めています。このスイート専用エレベーターで12階まであがり、スイートの扉を開くと、天井はフレスコ画、通路に見えるほど長い廊下が目に飛び込む。すでにプレジデンシャルスイートの一部で、リビングエリアへと続きます。当然、セレブリティー御用達のスイートですが、某有名ハリウッドスターがこのスイートの宿泊した時、この廊下をボウリングのレーンに見立て、球状の大理石の飾り(決してボールではありません)でまさにボウリングに興じ、けっこうな損害(弁償)が発生したらしいですよ。ベッドルームもリビングルームもダイニングルームも圧巻ですが、一番感激したのはプレジデンシャルスイート専用のプール!自然光を取り入れる天井にも美しく壮大な絵画が飾られ、プールの底にしつらえたモザイクが神秘的な光の交差を彩ります。このプールを独り占めできるのは、やはりセレブリティーか国家主席クラスですかね・・・

レストランは、オールデイダイニングのIl Salotto とシグニチャーレストランのArcanto Restaurant がありますが、是非ともお勧めしたいのがIl Salotto のロビーラウンジ。このラウンジでは朝食と共にビジネスミーティングが始まり、地元の人がお茶とおしゃべりに興じ、セレブリティー達にも愛されていた憩いの場所です。パバロッティが愛してやまなかったパスタには彼の名前が付いているほど。ミラネーゼ気分でいただくランチタイムを盛り上げてくれたが、モダンアートの作品です。定期的に展示作品を変えていますが、ゲストは気に入った作品を購入することもできます。

 

レストランやロビーラウンジと同じフロアーにあるプリンチペ・バーは食前のアペリティフにも、食後の一杯にも是非とも足を運んでいただきたいスペースです。中央の天井を飾るのは豪華なシャンデリアで、ナント3000ピースの作品。そのシャンデリアを真下から眺めた形状をカクテルにした「プリンチペ・アニバーサリー」は人気のオリジナルメニューです。たびたび地元のサッカーチームの有力者などが打ち合わせやプライベートパーティーに来店するそう。また、フィレンツェ発祥の「ネグローニ」が2019年で100周年を迎え、イタリアではリバイバル流行中。日本ではあまり知られていないネグローニですが、プリンチペ・バーでも、ネグローニのカクテルを何種類かお試しいただけます。

Texts by Yuki Obara / Photos by Hiro Matsui

全室プライベートプール付きヴィラのラグジュアリーリゾート「トリサラ」より、宿泊が1泊分無料になるお得なオファーが登場しました。

135平米プライベートプール付きのオーシャンビュー・プール・ジュニア・スイートに2泊宿泊すると3泊目が無料になります。

<コンプリメンタリー・ナイト・オファー>

予約期間:現在〜2020年12月15日

宿泊可能期間:現在〜2021年9月30日(特定の日に追加料金が適用される場合があります)

金額:THB 8,870より

含まれるもの;

  • 空港送迎
  • 朝食2人分

条件;

  • 3泊以上のご宿泊
  • チェックインの7日前まではキャンセルチャージなし
  • 他のオファーとの併用不可

今からの予約でトリサラにお得に宿泊できるチャンスです!来年の春休み、夏休みはトリサラへ!

https://trisara.com/special/stay3pay2/

全室ヴィラ、プライベートプール付きの隠れ家リゾート。いまでは良く聞くどころか、ラグジュアリーリゾートの基本条件かも?とすら思えますが、2014年にトリサラがオープンした時は画期的でした。しかもメインの部屋タイプ、オーシャンビュー・プールヴィラは240㎡という広さで、まさに究極のラグジュアリーリゾートの誕生でした。さらに付け加えると、トリサラのヴィラは全室オーシャンビュー、これはなかなか実現出来ないチャレンジ項目です。そして、プライベートビーチの存在。タイの浜は個人所有できないので、有名リゾートといえどもビーチにはノンゲストが入ることを禁ずることができません。トリサラの立地が外からの進入が不可能にしており、トリサラのビーチは完全プライベートなのです。

アマン第一号、アマンプリの総支配人を皮切りに、エイドリアン・ゼッカ氏の右腕として10軒ほどのアマンのオープンに携わったのちに独立して、理想のリゾート「トリサラ」を創り上げたアンソニー・ラーク。彼が語るラグジュアリーの定義は「スペース、プライバシー、そしてビスポーク(テイラーメイド体験)」でした。ヴィラの広さや造りを見ればスペースとプライバシーは一目瞭然です。

レストラン以外では、誰にも会わずに終日すごせるスペースと贅沢なランドスケープです。ではビスポークの体験は? リサラならではの体験をいろいろご紹介したいと思います。ちなみにアンソニーは総支配人の席をカリム・イルガンクにバトンタッチし、現在はオーナー会社の上級役員として、第二のトリサラの開発に携わっています。

トリサラのスパ(Jara Spa)では、3人のセラピストが同時に施術を行う、6ハンドマッサージという仰天のメニューがあります。これも、単なるリゾートスパではない、トリサラならではのスパ体験と言えるのですが、スパに特化したジャーナリストも施術にうなるレベルで、私などは、あまりに調和のとれたマッサージのテンポに、「本当に3人(6本の手)でやってるの?」と聞いてしまったぐらいです。また、リゾート内にあるDDEN(ディレクターズDEN)は経験豊かなフォト&ビデオグラファー、デジタルアーティストによる制作スタジオで、思い出のフォトアルバムや動画をまるで雑誌や映画のように仕上げてくれる、他に類をみない体験を提供しています。また、リゾートのヴィラが点在するエリアから少し離れたところ(メインエントランスには近いところ)にテニスコートと共にボクシングのリングがあり、本格的なムエタイのレッスンが受けられることはあまり知られていません。(ちょっともったいない!)

トリサラは、継続的に体験の充実を図っていますが、特に食の分野におけるユニークな体験メニューは目を見張るものがあります。トリサラはリゾートから車で20分ほどのところにオーガニック農園を所有しており、野菜、ハーブ、フリーケージで鶏、アヒルも育てています。この自家農園「プル・ジュンパ」や地元の農家からの食材を用いて、プーケット初の「Farm to table(菜園から食卓へ)」コンセプトのレストラン「PRU」をオープンしたのは才能あふれる若きシェフ、ジミー・オーフォスト。そしてこのPRUは2019年、2020年と連続でミシュラン一つ星を獲得。プーケット初にして、唯一のミシュラン星付きレストランです。地元産のワインも含む、ワインペアリングのディナーは、シェフ・ジミーの創造性を満喫できる楽しく美味しい体験です。

昼間のアクティビティーとして、プル・ジャンパの見学と、野菜の収穫体験をした上で、農園内の簡易レストランで食体験も可能です。ちなみにPRUとはPlant(植えて)、Raise(育てて)、Understand(理解する)から命名された名称です。

タイのリゾートにいる限り美味しいタイ料理がたべタイ。誰もが望みますよね。トリサラのタイ料理「シーフード@トリサラ」は(タイの他のホテルやリゾートと比べても)レベル高し、と断言できますが、ある意味、ユニークなタイ料理でもあるのです。タイ人の総料理長、シェフ・クラが考案したタイ料理メニューの一部にある「ママレシピ」は、昔からの家庭料理の定番で、みんな大好きなメニューなのに、最近レストランで見かけない懐かしい味を集めたもの。実際にシェフ・クラと彼のチームが地元のママさんやグランマ達に直接聞き、シェフ・クラのテクニックを駆使し、新鮮かつ良質の食材で完成させたメニューなのです。確かに始めてお目にかかるメニューばかり。日本でいうところの「昭和の味」なんでしょうね。

さらにシェフ・クラと彼のチームによる、シェフズ・テーブルも素敵な体験です。トリサラには3~7ベッドルームまであるレジデンシャルヴィラ(分譲用で、各ヴィラにオーナーがいます)24棟あり、オーナーが使用しない期間は、レンタル利用が可能です。2ベッドルームのレジデンシャルヴィラは、プールも大きく、プールサイドもちょっとしたレストランの外席ぐらいあるため、そこに簡易キッチンをセットし、6~8人用のダイニングテーブルを置き、目の前でシェフ達が料理したものをいただける特別なディナーです。プーケットでしか採れない食材をふんだんに使い、シーフード@トリサラのメニューに無いプーケット料理も体験できる特別なダイニング体験はシェフ・クラに脱帽!

トリサラが2年ほど前から始めたユニークな食&ローカル体験も一押しです。トリサラのタイ人スタッフにエスコートされ、冷えた水やジャスミンが香るおしぼりも完備されたエアコンの効いたトリサラの車で、プーケットのオールドタウンへいざ出発。このローカルグルメツアーは、地元の朝食専門の食堂を巡り、何種類もの朝食を少しずつ食べ歩くもの。シェフはもちろん、マネージャー達も試食を重ねてセレクトした地元の名店揃いで、いずれもミシュランのビブグルマンにリストアップされています。通常観光客を相手に商売していない店が多く、メニューはタイ語のみ、お店の人も英語はダメ、というケースも少なくありません。だから、タイ人のスタッフの存在が重要。メニューの説明、選び方、食べ方など丁寧に教えてくれますし、お店のオーナーや料理人に質問もできます。ロティと呼ばれるパンケーキ専門店、スープヌードル専門店、チキンライス専門店など、「うわっ、美味しい!」を連発してしまう、B級グルメ体験です。

3軒終えたところで、お腹いっぱいになり4軒目は諦めましたが、ゲストが希望すれば4軒目、5軒目とずっと食べ続けるそうです。締めはプラナカンスタイルのショップハウス造りの家で、プーケットの伝統菓子のデザートをいただきながら、プーケットの歴史の話をオーナーの流暢な日本語で聞いてグルメツアーは終了。レストランの場所はそれぞれけっこう離れていたりするのですが、車で移動するので楽ちんですし、すべてのお支払いもエスコートのトリサラスタッフにお任せで、何の心配も苦労もなく、楽しくてたまらない体験でした。このツアーじゃなければ、たどり着けないお店ばかりです!

Texts by Yuki Obara

Photos by Hiro Matsui

 

現在 20 ヶ国、15 軒のリゾートとホテル、そして 28 軒のスパを運営する自然派ラグジュアリーリゾートのシックスセンシズの6軒のリゾートがコンデナストトラベラー2020年リーダーズチョイスアワードに選出されました。

 

シックスセンシズ ドウロバレー、ポルトガル

Top 30 Destination Spa Resorts in the World 第2位

シックスセンシズ ジギーベイ、オマーン

Top 10 Resorts in The Middle East 第3位

シックスセンシズ ウルワツ、バリ

Top 20 Resorts in Indonesia 第3位

シックスセンシズ ヤオノイ、タイ

Top 20 Resorts in Thailand 第8位

シックスセンシズ ブータン、ブータン

Top 30 Resorts in Asia 第17位

シックスセンシズ ジルパシヨン、セーシェル

Top 30 Resorts in The Indian Ocean 第9位

コンデナストトラベラーの米国編集者であるジェシーアシュロックは、この賞を発表し、次のように述べています。「現在のパンデミックの開始時に実施された今年の調査結果は、有意義な旅行体験の永続的な力の証です。受賞者は、視聴者にとって最高の最高のものを表しており、次に待ちきれないすべての冒険に旅行計画のインスピレーションをたくさん提供します。」

新型コロナの感染拡大で行動制限が出る前、ギリギリのタイミングで訪ねたバリ島、ウルワツのSix Senses をご紹介。思えばこの2月末の旅が今年最初で最後の海外旅行ということか?なんとも悲しい世の中になりました。アフターコロナの旅プランの参考にしていただければ幸いです。

バリといえばビーチリゾートのイメージですが、ここ、ウルワツ地区は島の最南端の半島に位置し、ウルワツ寺院(この寺院は夕陽とペアの被写体としては美しいですが、わざわざ行っても、観光客が多いだけで感動しないことを体験済みだったので今回はパス)の存在ゆえにスピリチャルな場所といわれています。シックスセンシズ ウルワツの最大の特長は切り立った崖に立つロケーション。砂のビーチはありませんが、リゾートから見下ろすオーシャンビューは「ダイナミック」の一語に尽きます。断崖絶壁ギリギリの所に位置する「ザ・クリフ・バー」から眺める夕陽は圧巻で、インスタ映えの瞬間を撮りたいゲスト間の座席の取り合いも!(事前の予約をお勧めします)夕暮れ時のカクテルタイムにこれ以上のロケーションは無いと言っても過言ではないでしょう!

 

シックスセンシズといえば、サステナビリティの取り組みや、敷地内で育てるオーガニック食材の充実ぶりにも定評があります。ウルワツでも野菜、ハーブ農園、マッシュルームハウス(原木で栽培)、ストレスフリーの養鶏場(栄養価の高い卵生産専用)、残飯や雑草の処理にも活躍するヤギの飼育など多岐に渡ります。

サステナビリティを学ぶリゾート内ツアーや、農園で摘んだ野菜を使ってのインドネシア料理のクッキングクラスもアクティビティーの一つとして体験できます。いろいろなホテルやリゾートでクッキングクラスを体験して来ましたが、他と比べても、シックスセンシズ ウルワツでのクッキングクラスはかなり楽しかった(美味しかった)のでご紹介します。2種類のサンバル(インドネシア料理には欠かせない薬味)と魚の串焼き「サテ」、さらに白身魚の蒸しものの全4品。私は魚のつくねのサテをシェフの隣で見よう見まねで一緒に作ったのですが、その美味しさにびっくりでした。その上、様子を見に立ち寄った総料理長が、食事にはこれがないとね!とバリ島産のHATTENワインをすかさず用意してくれて、なんとも楽しいランチとなりました。

美味しいといえば、この旅を通じて、インドネシア料理の美味しさを再発見できた気がしました。特に、オールデイダイニング「Rocka」はスタッフもみな明るく、嬉しくなるほど元気で気がきき、朝食の麺料理やソトアヤムは毎日食べたくなる味で、本当に毎日オーダーしました。ランチ、ディナー時にはMYサンバルを作ってくれるサービスがあり、スーパーなどの瓶詰めとは異なり、生(マタ)のサンバル・マタは、すべてのお料理にマッチし、その美味しさに思わずみな笑みがこぼれるほど。

また、崖の上というロケーションならではの素敵なセッティングは、大海原に流れこむインフィニティープール。バリのライステラスを思わせるような段々(3段)に連なるデザインで、インスタに縁の無い人でも、写真に収めずにはいられない絶景です。そしてプールサイドにはオシャレなチェアが並ぶ屋外シアターも。星空の下で映画鑑賞も思い出に残る体験でしょう。シックスセンシズのリゾートにはすべて屋外シアターが完備されているのですが、ウルワツのロケーションが、このスターライト・シアターをとても特別な空間に演出していました。

お部屋も気になりますよね。リゾートではお籠もりしたくなるような部屋が望ましい。もちろん、プライベート付き、オーシャンビューのクリフヴィラ(全75棟)があなたをお待ちしています。(4階建ての本館にも28のスカイスイートがありますが、やはりヴィラをお勧めしたい)1ベッドルームヴィラで198㎡あるので広々としていることはもちろんですが、木のぬくもりを感じつつ、落ち着いた色調でくつろげる空間です。プラスティックフリーをいち早く展開しているシックスセンシズですから、ソープ、シャンプーなどのバスルームアメニティーはすべて陶器か紙の箱に入っています。コーヒーメーカーも備えられていますが、使用済みのコーヒー(豆)は農園の肥料で再利用するという徹底ぶりにも感心しました。ヴィラでのんびりすごす為に数日分の冷えたビールを頼んでみたところ、木製の大型ワインクーラーにたっぷりの氷と一緒に届きました。このワインクーラーはバリの職人にオーダーメイドしたらしいのですが、水滴が外に付かない優れもので、もちろん保冷効果も抜群でした。

今やバリの全リゾートでて提供しているともいわれるフローティング・ブレックファスト。定番と思いつつも、一度はオーダーしたい。量が多いので、ブランチ向きかもしれません。インヴィラダイニングとして朝8時から夕方5時までオーダーできるそうです。プールに入って食べるのか?はたまたプールからバスケットごと取り上げてプールサイドのテーブルで食べるのか? プールにこぼしたら申し訳ないので、私は後者を選びましたが、水に浸りながらいただくのがフローティング・ブレックファストの醍醐味かも!?

ロケーション、アクティビティー、食事、ヴィラ、と満足のリゾート体験を提供してくれるシックスセンシズ ウルワツですが、特筆すべき点は素晴らしいスタッフとそのサービスでした。メインダイニングのRockaのスタッフが元気いっぱいのナイスなサービスであることはすでにご紹介しましたが、Rockaのスタッフに限らず、フロント、スパ、ショップ、どこで会うスタッフも素敵な笑顔と気持ち良い(心地良い)サービスを提供してくれました。ゲストサービス兼バトラーの業務を行うGEM (Guest Experience Maker)の存在は、さらに私達の滞在を心地良く内容の濃いものに仕上げてくれたことはいうまでもありません。我がGEMのSeva君は驚くほど気が効く青年で、朝から晩まで本当に良く動き回り、アシストしてくれました。再訪する機会があったら、ぜひともSevaを指名したいと思います。食事が美味しく、スタッフンお笑顔を絶やさない素晴らしいサービスがあったら、その滞在はほぼ完璧なものとなり、ゴージャスなヴィラやその他の施設も素晴らしいのですが、二の次だな、と感じる旅でした。

Texts by Yuki Obara

Photos by Hiro Matsui

モルディブ屈指のラグジュアリーリゾートとして名高いシーサイド・フィノールは、大規模な改装工事を終了し、2020年11月1日に営業を再開します。新しい装いと共に世界的な「デザインホテルズ」の一員となったシーサイド・フィノールは、ラグジュアリーリゾートの枠を超えた、全く新しい(加えて“密”の無い)アイランドステイを提供します。ゲストは、“遊び場”である島全体を舞台に、裸足で洗練された体験を満喫していただけます。

新型コロナウイルスのパンデミックが、観光産業に前例のない影響を及ぼしている中、シーサイド・フィノールは、デザイン性と機能性の全面的なアップグレードに取り組みました。ヴィラ、レストラン、ウェルネス施設、パブリックエリア、さらに、最新鋭の機器を導入したインドアのゴルフスタジオを含むスポーツ&フィットネス施設を対象とした改装プロジェクトは、数多くの受賞歴を誇る英国のデザイン事務所「Muza Lab(ミューズ・ラボ)」が監修しました。

大胆かつ斬新なデザインコンセプトのもとに生まれ変わった当リゾートは、島に生息する動植物、美しい夕日、青のグラデーションが広がる海など、鮮やかな自然にインスパイアされた万華鏡のような色彩が特徴です。Muza Labの共同創立者である Nathan Hutchins(ネイサン・ハッチンス)氏は、「変化する色、パターン、テクスチャーは、発見、驚き、そして喜びの瞬間を表しています」と、述べています。この度の大規模改装は、デザインホテルズの世界的なポートフォリオを飾るモルディブ初のリゾートとして、品質、スタイル、総合的なホスピタリティーのコンセプトの基準を満たすための重要な行程でした。」

総支配人のMarc Reader(マーク・リーダー)は、モルディブらしい陽気さと、コンテンポラリーなライフスタイルの快適性が融合したリゾートの雰囲気を、“ベアフット・シック”(裸足で楽しめる洗練された空間)と表現し、「優れたデザインにより、洗練されたスタイルと現代生活からのエスケープの両方を楽しめる、バランスの取れた空間が完成しました。手つかずの自然が残る楽園、モルディブの美しさと、ウルトラ・ラグジュアリーなモダンさが調和した当リゾートは、卓越した快適性を備え、ゆっくりとおくつろぎいただけます。」と説明しています。

シーサイド・フィノールのゲスト体験は、あらゆる面において新しいフィロソフィーが反映され、劇的に変化しました。125棟からなるリゾートのヴィラは、いずれも洗練されたスタイルと高い快適性を兼ね備え、その半数以上の76棟にプライベートプールが付いています。国際色豊かで多彩な味わいを取り揃えた美食の旅から、贅沢なスパ、熱帯の島ならではの冒険気分を味わえる数多くのウォータースポーツまで、細部に至るまで細心の注意を払って創り出されたライフスタイルリゾートは、目の肥えた現代のラグジュアリートラベラーのニーズに幅広く応えます。

Muza Labのもう一人の共同創立者であるInge Moore(インゲ・ムーア)氏は、独創的なデザインコンセプトを実現するための道のりを、次の通り説明しています。「世界中の職人たちが、リゾートのために特別な作品を制作してくれました。トルコの芸術的なタイル、南アフリカのシャンデリア、ジャワ島の木材アートがリゾートに届き、ヴィラ、レストラン&バー、ジム、さらにオーシャニア・キッズクラブを、エキゾチックな “遊び場” へと生まれ変わらせたのです。」

ドイツのラグジュアリーホテルブランド「シーサイド・コレクション」が運営する当リゾートは、2020年、サンドバンクを意味する「フィノール」から、「シーサイド・フィノール」へと正式名称を変更しました。そして、大規模改装の一環として、レストランとスパ施設も新コンセプトを反映した名称に改めました。

リゾート自慢のファインダイニングは、その洗練された雰囲気と共に改装前の名称である『Kanusan(カヌサン)』を継承しますが、オールデイダイニングのレストランは、『Beach Kitchen(ビーチ・キッチン)』に名を改め、日中はインターナショナル料理を、夜は、毎日異なる国・地域をテーマにしたダイニング体験を提供することにより、リゾートのコンセプトの一つである“美食の旅”を体現します。『Arabian Grill(アラビアン・グリル)』は、リラックスした雰囲気の中で、中東各地のエキゾチックな風味、香り、装飾を巧みに組み合わせた多感覚ダイニング体験をお届けします。砂州先端に位置する素朴な佇まいの『Crab Shack(クラブ・シャック)』では、白い砂を足に感じながら、シーフードのグリル料理をお楽しみいただけます。そして、ドリンクのために気軽に立ち寄れる『Milk LAB(ミルク・ラボ)』が新しくオープンします。ミルクセーキ、プロテインドリンク、入れたてのコーヒーを提供します。

「緑」を意味するモルディブのディベヒ語からインスパイアされた『Fehi Spa(フェイ・スパ)』は、「自然」、「純粋性」、「ヒーリング」、「調和」がコンセプトです。安らかな感覚を高める美しい緑に囲まれたスパは、心、体、魂を癒し、回復させることを目的としたホリスティック・トリートメントが充実しています。トリートメントルーム、サウナ、スチームサウナ、プランジプールを完備し、ヘア&ネイルサロンが併設されています。

“island playground”(島全体が遊び場)のフィロソフィーを掲げるシーサイド・フィノールは、屋内外のジム、ヨガパビリオン、最先端の屋内ゴルフスタジオで楽しめる多彩なアクティビティーをご用意するほか、カヤック、ウィンドサーフィン、パドルボード、ジェットスキーなど、幅広いウォータースポーツを提供します。新しいダイビングセンターでは、シュノーケリングやダイビングに加え、半潜水艦ツアーも主催します。

デザインを重視する新しいアプローチとアップグレードされた施設から、心がワクワクするアクティビティーと若返りを図るウェルネストリートメントまで、シーサイド・フィノールの大規模改装の根本的なテーマは、“fun”(楽しい)です。 このテーマは、おそらく、星空の下のミュージカルや、文化的なパフォーマンス、そしてクリエイティブなテーマパーティーに最もよく表れているでしょう。

大規模改装を完了したシーサイド・フィノールは、ゲストを再びお迎えし、島全体を舞台に“裸足で洗練された体験”をお届けする準備が整いました。

 

<今秋開催のフランス レストランウィーク 2020>

FRWロゴデータ2

9月25日(金)から10月14日(水)まで開催される「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク」に、sankara hotel&spa屋久島のフルコースフレンチ「okas」とカジュアルフレンチ「ayana」が参加します!

今年で10年目を迎える「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク」は、フランス料理が世界無形文化遺産に登録された2010年からフランスで開催されているグルメイベント「Tours au Restaurant(皆でレストランへ)」の日本版で、フランス料理をもっと気軽に楽しんでいただくことを目的とした日本最大級のフランス料理イベントです。今年は過去最長の20日間で、北海道から沖縄まで全国からフレンチレストランが参加し、お得な価格でコース料理を楽しめます。

okas 天からの恵み(自然派フルコースディナー)  8,000円

ayana  屋久島ならではの食材を使用したコースランチ及びコースディナー 5,000円

okas 及びayanaのフランス レストランウィークのご予約は、直接sankaraへの電話(0800-800-6007)予約または、公式サイト一休.comレストラン経由で、2020年9月1日(火)午前10時より受け付け開始いたします。

また、サンカラの姉妹レストラン、「la Maison de GRACIANI(神戸、北野)」も参加し、兵庫県の豊富な食材に特化したフランス料理をランチ、ディナー共に8,000円で提供します。

フランス レストランウィークでは、毎年全国から注目すべき若手シェフを選出し、「フォーカスシェフ」としてイベントを盛り上げます。個性、才能、情熱あふれる今年の「フォーカスシェフ」は、北海道から鹿児島まで15名で、okasの林料理長が、九州エリアを代表するフォーカスシェフに選出されました!!

chef Hayashi

首折れ鯖、トビウオ、山野草など地元の食材をふんだんに用い、屋久島の自然そのものを表現したフレンチ、「サンカラ・キュイジーヌ」が高く評価されました。

さらに、ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2020のオフィシャルウエブサイトにて、林シェフの「ラタトゥイユ」のレシピも公開されています。これを機会にプロのレシピにトライしてみませんか?

<夏季限定 プールサイドプライベートディナー付きスイートルームプラン>

8月、9月の夏季限定で、スイートルームに宿泊し、プールサイドでのプライベートディナーをお楽しみいただける特別プランのご案内です。プールサイドのガゼボにて、お二人だけの特別ディナーをセッティングします。この特別プランには下記の特典が含まれます:

・スイートルームに1泊の滞在(ジュニアスイート、ヴィラ・スイート、又はサンカラ・スイートからお選びいただけます)

・夕食をokasのフレンチフルコースにアップグレードし、プールサイドでのプライベートディナー

・ウェルカムシャンパン(フルボトル)&フルーツ

・1名様につき1泊最大60分のスパトリートメント

・ ayana での朝食

*延泊の場合は、プライベートディナーまたは、okasでの特別ディナーも選択可能です

*天候によりプールサイドではなくokas個室にて対応する場合があります

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料金:        104,500円~ (税金・サービス料込み)

ヴィラ・スイート及びサンカラ・スイートは、1室3名でのご利用が可能です。

<山、森、水、里のアクティビティー おすすめコース>

2018年、サンカラのスタッフに仲間入りした、日本内外の登山経験と屋久島の生物・植物に関する知識も豊富な大木信介 アクティビティー・マネージャーのガイドで屋久島の魅力を巡る、貸し切りツアーのオススメコースをご紹介します。大木マネージャーに、体力やコース内容を直接相談しながら手配ができるチャーターならではの充実したアクティビティーです。最大4名一組でご予約いただけます。

白谷雲水峡_苔 縄文杉

・半日トレッキング+島めぐりのセットプラン、1日コース 2名60,000円 /4名80,000円

もののけ姫に登場する原生林のモデルとも言われる白谷雲水峡の苔むす森、屋久杉ランド、世界遺産の西部林道などを1日かけて巡ります。

・白谷雲水峡 太鼓岩コース(1日)    2名40,000円/4名60,000円

苔むす森を通り、往路終点の太鼓岩からの大展望が圧巻。初心者にも人気のトレッキングコース

・白谷雲水峡 苔むす森コース(半日)2名32,000円/4名48,000円

苔むす森までのショートトレッキング

・ヤクスギランド 150-210分 2名40,000円/4名60,000円 30分~80分 2名32,000円/4名48,000円

標高1,000~1,300mに広がる自然休養林。5つのコースがあり、時間と体力にあわせたコースでご案内。樹齢3000年の紀元杉も見られます。

他にも、屋久島まるごと体験できる島巡りツアー(半日&1日)や、体力レベル上級者向きの宮之浦岳(11時間)や縄文杉(11時間)のトレッキングツアー、ゲストのご希望でコースを作るカスタムツアーなど、豊富なチョイスがあります。表示料金は、税別価格で、いずれも昼食代は含まれておりません。

<島の恵み~sankara手絞りたんかんジュース~>

サンカラクラフトシリーズに「島の恵み~sankara手絞りたんかんジュース~」が新登場

トピックス(たんかんジュース)

サンカラの朝食でも人気のたんかんジュースをご自宅でもご賞味いただけます。 屋久島産のたんかんを100%使用し、すべて手絞りで作られるジュースです。たんかん特有のさわやかな風味をお楽しみください。

350ml×2本 箱入り 2,000円(税別)

世界各国の移動制限措置が緩和の方向へと動き出し、想い描いていた休暇を実現できる環境が整い始めた中、シックスセンシズ ホテルリゾート スパグループは、世界各地で再オープンできることを大変喜ばしく思います。ウェルネスに特化したシックスセンシズは、最大限の配慮と責任を持って予防対策を講じており、様々な制約から解放され、冒険的で自由な雰囲気の中、思いのままに滞在を楽しんでいただけます。

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シックスセンシズは、ゲスト一人ひとりが、未曽有の状況下で異なる困難や課題を経験されたことに配慮し、各プロパティ内の全施設と設備は、必要時のみ提供し、完全なプライバシーを確保します。

全てのプロパティは、ゲストが、立ち止まって内面を見つめ直し、ご自身や大切な方とのつながりを再構築するための十分なスペースを設け、多彩なウェルネスプログラムや、ひねりの効いた斬新で楽しい体験を取り揃えます。ご好評をいただいている#AtHomeWithSixSensesイニシアチブは、シックスセンシズコミュニティの入り口として引き続き取り組んでいくと共に、ホテル及びリゾートで、ゲストを再びお迎えできることを非常に楽しみしています。気持ちをリフレッシュできる非日常感あふれる滞在を通して、豊かな感覚を呼び覚まし、ご自身や大切な方を笑顔にする喜びを再発見したいというゲストのニーズに応えます。

一部の国では厳しい移動制限措置が継続されており、先行きに不安を感じているゲストがいらっしゃることを鑑み、「Plan Now, Play Later Certificates(プランナウ、プレイレイター・サーティフィケート)」のオプションもご用意しています。20%相当分のボーナス特典が付いているサーティフィケートは、購入日より3年間有効で、今すぐお買い求めいただけます。

魂を癒すベトナム(営業中)

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ホーチミンからわずか1時間の距離に位置するシックスセンシズ コンダオは、国立公園保護区内の緑豊かなジャングルに覆われた山々と、多様な海洋生物が生息するコバルトブルーの海に囲まれた、絶好のロケーションです。プライベートプール付きのオーシャンビューヴィラは、完全なプライバシーと広々とした空間、そして素晴らしい眺望をお楽しみいただけます。新鮮な魚介の風味を存分に堪能できる美味しい料理はもちろん、心身の回復と内面世界との対話を促すウェルネスエクスペリエンス&スパトリートメントも見逃せません。
シックスセンシズ ニンバンベイは、まるで本土から遠く離れた秘島に滞在しているかのようなエスケープ体験をお楽しみいただけます。実際は、東ベトナム海に面した半島先端近くの湾に位置しているため、水上からのみアクセスが可能です。切り立つ山々を背景に印象的な巨岩が立ち並び、白い砂のビーチに囲まれたリゾートは、無垢の自然に溶け込むような感覚を味わえる極上の隠れ家です。リゾートの最新かつ最大の3ベッドルームヴィラ「ウォーター・リザーブ」は、屋内と屋外のリビングルーム、野外シネマ、さらにプライベートプールへ飛び込める滑り台も完備しています。

静寂のバリ(営業中)

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スピリチュアリティ、伝統、美しいビーチ、魅力的なサーフブレイク、折衷的なウェルネスとダイニング体験が混ざり合う、魅惑の場所。シックスセンシズ ウルワツは、地域文化の神髄に触れられる無数の機会をゲストに提供します。神秘的な自然の美しさに身を委ね(あらゆる角度おいて視界を遮るものがない海の眺望も魅力の一つ)、瞑想や神聖なリチュアルで内面と向き合う体験をお楽しみください。2泊以上のご滞在には、空港送迎の手配と最高のロケーションで楽しめる特別な食事体験、または2名様分のスパトリートメントを提供します。

ロマンスが再燃するポルトガル(営業中)

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シックスセンシズ ドウロバレーは、世界最古のワイン産地に位置しています。葡萄畑が広がる渓谷の景色と、美しく改装された19世紀の貴族の館の佇まいが織りなす、優雅で穏やかな雰囲気が魅力です。最新の客室「ヴィンヤード・ガーデン・スイート」は、隠れ家でゆっくりくつろぎたいゲストに最適です。独立したベッドルーム、リビングエリア、ダイニングエリアを擁し、テラスはバスタブとデイベッドを備えています。そして、ホテルの森の周りには、屋外で朝食や昼食を楽しめるピクニックスポットをご用意しています。

文化遺産の魅力とコンテンポラリーな快適性が融合した中国(営業中)

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シックスセンシズ 青城山(チンチェンマウンテン)は、四川省の省都、成都の郊外に位置する名山「青城山」の麓に位置しています。道教発祥の地であり、パンダの故郷としても知られています。リゾートが誇る最上級の客室「プレジデンシャル・ヴィラ」は、2階建ての邸宅です。4室の独立したスイートに加え、バトラールーム、広いプールを完備。サステイナブルなライフスタイルと文化遺産の保全に配慮した、文化的情緒あふれる特注の建築デザイン、そして、幽玄な山を望む絶景でゲストを魅了します。

別荘暮らしを楽しめるトルコのシックスセンシズ カプランカヤ(長期滞在用)

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トルコのシックスセンシズ カプランカヤは、子どもたち(および大人)が共に遊び、全ての施設を楽しむことができるソーシャルコミュニティとして営業しています。ウェルネス&スパ、レストラン&ビーチバー、さらに9ヶ所の湾とビーチにおいて、サステナビリティに配慮した、子どもたちが参加できるアクティビティを開催しています。今シーズンは、長期滞在ゲストを対象に、プライベートな「レジデンシャル・ヴィラ」のみを戸数限定で提供しています。

島貸切利用も可能なプライバシー最優先のレジデンス

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インド洋に浮かぶセーシェル諸島のプライベートアイランド、フェリシテ島に居を構えるシックスセンシズ ジルパシヨンは、島内唯一のリゾートであり、混沌とする現代社会から遠く離れ、ご自身や大切な方々とのつながりを強めることが出来るプライベートな遊び場です。現在、フェリシテ島全体を貸切利用できる特別なオファーを提供中です。貸切期間は1週間、最大利用人数は20名です。完全なプライバシーを求める方や、とびきり素晴らしいお祝いや集まりを企画されている方にピッタリです。

また、3ベッドルームと4ベッドルームのプライベートレジデンスのご予約も受け付けています。洗練された建築デザインが素晴らしい豪華なレジデンスから、インド洋の絶景をお楽しみください。

タイのトロピカルアイランドとパンガー湾(7月開業)

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7月1日に営業を再開したシックスセンシズ サムイは、プールでゆったり過ごしたり、時間を忘れてくつろいだりできる心地よい場所です。タイの漁村にインスパイアされたプライベートヴィラは、手つかずの植生景観に溶け込むように配置されています。Guest Experience Makers(ゲストエクスペリエンスメーカー)が、ジャングル内を巡るドライブからボートトリップまで、各種アクティビティを手配します。リゾート最新の客室、2ベッドルームの「ビーチ・リザーブ」は、大きなインフィニティプールとサンデッキを備え、比類のない広々とした空間とプライバシーを提供します。サムイ島の美しい夕日も見逃せません。ビーチ沿いをクルーズするタイの伝統的なジャンク船や、カタマランヨットの船上から、夕日を眺める至福の体験は、まさに人生のご褒美です。

秘境のパンガー湾に浮かぶトロピカルアイランド。自然植生に配慮した緑豊かな造園。完全なプライバシーが確保された、敷地内に点在する茅葺き屋根のヴィラ。タイの伝統的な高床式スタイルを取り入れた開放的な造り。プライベートプールとゲストエクスペリエンスメーカー。冒険的な体験とウェルネスへの没入。これが、シックスセンシズ ヤオノイで展開されるストーリーです。全てのヴィラがゆったりとした間取りで、広々とした空間を提供していますが、「オーシャン・リトリート」と「オーシャン・デラックス・プールヴィラ」を組み合わせることにより、より一層高い快適性と利便性を備えた3ベッドルームとしてご利用いただけます。最近拡張された「ヒルトップ」は、ダイニング、ラウンジ、バーの3つの施設を擁し、バーから見渡せる景色は、東南アジア屈指の絶景です。シックスセンシズ ヤオノイは、2020年7月24日に再オープン予定です。

異国情緒あふれるイスタンブール(730日オープン)

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シックスセンシズ コヂャタシュ マンションは、古代と現代が溶け合う大都市イスタンブールの中でも、特に豊かに栄えるヨーロッパ側のサルイエル地区に位置しています。ボスポラス海峡に面するホテルは、ボートで観光に出掛けることができます。海峡沿いのスポットに立ち寄り、バラエティ豊かなローカルフードを楽しむボートトリップは、トルコ料理の隠れた魅力を発見する素晴らしい方法です。そして、旧市街地の散策も外せません。ブルーモスクから、アヤソフィア、バシリカ・シスタン、グランドバザールまで、多様な文化が交差してきた街の歴史を物語る遺産が、数多く残されています。散策後は、トルココーヒーなど、トルコ独自の飲み物の起源について学ぶことが出来ます。

無限の冒険が広がるモルディブ(81日オープン)

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シックスセンシズ ラームは、10週間のキッズ向け海洋生物学プログラムをウェブベースで実施しています。子どもたちは、リゾート周辺の海をウェブ上から探索できます。そして、プログラム終了後の8月1日より、リゾートは営業を再開します。ユニークなビーチヴィラと水上ヴィラは、高いプライバシーと快適性を兼ね備えています。新鮮でヘルシーな旬の食材の風味を活かしたシェフ自慢の料理は、舌鼓を打つ美味しさです。食材は、サステナビリティに配慮したローカルサプライヤーから調達しています。 さらに、無人島トリップから、サンゴ礁が豊富なハウスリーフでのシュノーケリング、ディープダイビング、サーフィン、釣りまで、無数のアドベンチャーがゲストを待っています。シックスセンシズ ラームは、非日常を味わえる冒険を満喫できるのどかな楽園です。

再オープン間近のリゾート

各種移動制限の緩和が検討段階のオマーン、ブータン、カンボジア、フィジーに位置するリゾートでは、「Plan Now, Play Later Certificates」のご利用をお勧めしています。シックスセンシズ ジギーベイ、シックスセンシズ ブータン、シックスセンシズ クラベイアイランド、シックスセンシズ フィジーの全てのリゾートが対象です。客室のアップグレード、食事、スパトリートメント、アクティビティに使用できる20%相当分のボーナスが付いています。購入日から3年間有効のサーティフィケートは、2020年12月20日までお買い求めいただけます。詳細は、https://www.sixsenses.com/en/offers/plan-now-play-laterをご覧ください。

シーサイド・フィノールは、モルディブで初めて、世界的な「Design Hotels(デザインホテルズ)」が加盟を認めたリゾートになりました。ドイツのホテル会社であるシーサイド・コレクションが運営するラグジュアリーリゾートは、品質とスタイル、そしてホリスティックなホスピタリティのコンセプトが高く評価され、モルディブで唯一厳しい選考を通過し、デザインに優れたホテルを厳選するデザインホテルズの権威あるグローバルポートフォリオに加わりました。

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高いデザイン性と離島の大自然が織りなす美しさを兼ね備えたシーサイド・フィノールは、万華鏡をデザインコンセプトに取り入れ、魅惑的な配色と均衡のとれた対称性により、喜びと驚きにあふれた非日常性を見事に表現しています。

シーサイド・コレクションのオーナー兼マネージング・パートナーのGregor Gerlach(グレゴール・ゲルラッハ)は、デザインホテルズへの加盟にあたり、次のようにコメントしています。「シーサイド・フィノールは、楽しい特別な時間を創造し、トラベラーにモダンで明るく、開放的な感覚を提供することをビジョンに掲げています。デザインホテルズへの加盟を通して国際的に認められたこと、さらにモルディブで初めてかつ唯一の加盟リゾートであることを誇りに思います。フィノールが今後も継続的な改善と変革に取り組み、シーサイド・コレクションのブランドに相応しいリゾートとして益々発展することを期待します。」

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モルディブのディベヒ語で「砂州」を意味するシーサイド・フィノールは、ユネスコ生物圏保護区のバア環礁に位置する最高級の離島リゾートの一つです。同環礁は、多種多様な生物が生息する豊かなサンゴ礁や水中の崖、そして“thilas(ティラ)”と呼ばれる小さな円形の水中の丘で有名です。水上、またはビーチフロントに立つ125棟のスタイリッシュなプライベートヴィラは、1~2ベッドルームを擁し、その半数以上がプライベートプール付きです。いずれのヴィラも、モルディブならではの素晴らしい眺望を誇り、至高のエスケープ体験をお約束します。ビーチに面した4軒の個性的なレストランは、豪華なファインダイニングから、オーセンティックなクラシック料理、カジュアルダイニングまで、豊かな風味と多彩なメニューでゲストを魅了します。スパを含むウェルネス施設は、充実した設備を完備し、東洋と西洋を融合したトリートメントやホリスティックプログラムを提供します。この他、美しいサンゴ礁が広がる水中景観の観賞など、年齢を問わず楽しめるアクティビティを幅広く取り揃えています。

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シーサイド・フィノールの独創性を象徴する体験の一つに、アイコニックな「Beach Bubble」があります。モルディブ初の透明なドーム型の“バブルテント”は、砂州の突端に位置し、星空の下でロマンチックなグランピング体験をお楽しみいただけます。一夜限りの夢のような体験は、ビーチでのプライベートBBQディナーと朝食が付属しています。

現在リゾートは、2020年の第2四半期に完成予定のメジャーアップグレードを実施中です。

ウルトララグジュアリーな現代性と素足で楽しめるモルディブらしいタッチを組み合わせ、オリジナリティあふれる上品な雰囲気を創造します。以前はリラックスした楽しい遊び場として特徴付けられていたリゾートの外観は、最先端のオーガニックデザインを取り入れたコンテンポラリーなデザインにより、新しい世界観を表現します。縄、粘土、木材などの天然素材の色合いを活かした新しいカラーパレットは、感性を刺激する視覚的調和を生み出します。

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この度の大規模改装は、輝かしい受賞歴を誇るロンドンのデザイン事務所「Muza Lab(ミューズ・ラボ)」が手がけています。同事務所の共同創立者であるNathan Hutchins(ネイサン・ハッチンス)氏は、本プロジェクトに対する熱意を、次のように述べています。「初めてシーサイド・フィノールを訪問した時、海に浮かぶ島々が美しい宝石のように見えました。青い海のグラデーションの間に連なる宝石のような島々、そしてエキゾチックな景観を生み出している光と色が強く印象に残りました。色は光なしに存在できません。リゾートの新しいデザインの方向性を通して探求したかったのは、この光と色の関係です。例えば、太陽の光が海面に当たったときの揺らめき、カラフルな水中スコープに抗う光線の変化、砂とヤシの木で構成された熱帯の風景を強調する光の効果などがあります。」

さらに、Hutchins氏は、デザインについて次の通り説明しています。「新しいデザインの方向性は、万華鏡のレンズに着目しました。色、パターン、テクスチャを変えるレンズは、発見、不思議、喜びの瞬間を象徴しています。リゾート全体に、織物、かご細工、色ガラス、ランタン、折り紙など、個性的なデザイン要素をふんだんに散りばめ、エリア毎に異なる色彩を採用しています。ポップで鮮やかな色彩を光と影の穏やかな色合いと対比させ、まるで昼間が夜になるような変化を表現しました。デザインを楽しんだり、実験したり、遊んだりすることで、自然が創り出した遊び場であるシーサイド・フィノールの素晴らしさを称えました。」

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Muza Labの共同創立者であるInge Moore(インゲ・ムーア)氏は、大規模改装が完了間近となり、新装のリゾートにゲストが期待できることを、次の通り説明しています。「シーサイド・フィノールの最大の魅力は、子供から、子供のように好奇心旺盛な大人まで、全てのファミリーメンバーが楽しめる遊び心です。極上のパーティースペース「Rockstar Suite」、キッズ専用の「Beach Club」、プライベートアイランドにあるレストラン「Crab Shack」、ラズベリーピンクと赤の色調に身を包んだ「Sunset Bar」など、ありのままの姿を活かしたものから、期間限定のものまで、さまざまなコーナーを設けました。 」

この度の大規模改装ではファミリー向けのリゾートである点を重視しています。Moore氏は、ファミリー向けの新施設について、次の通り紹介しています。「窯を備えたアートスタジオ、コンセプトジム、ビーチバーなど、家族が一緒に遊べる特別な場所を新たに設けました。さらに、 “ひとりの時間” を求めるゲストのために、静かなプライベートビーチで楽しめるスパリトリートも完備しています。デザインにマインドフルなアプローチを取り入れ、島の自然の美しさを活かしたシンプルなラグジュアリーを通して、家族の絆を強める特別な時間を創り出すことをめざしました。」

Muza Labが監修し、世界中の職人が創り上げた素晴らしい特注品も見どころです。トルコの手作りタイルと手吹きガラス、南アフリカのシャンデリアとバスケット、ジャワ島の木材アートの傑作が、シーサイド・フィノールのエキゾチックな新しい遊び場を色取ります。