ドーチェスター・コレクションは、印象派150周年を記念し、「レジェンドアーティスト」シリーズを更に拡充しました。当シリーズは、経験豊富な専⾨家ガイドと一緒に、芸術の発展に大きな功績を残したアーティストたちの軌跡をたどる散策ツアーです。パリ、ローマ、ロンドン、ミラノ、4都市の各ホテルにて、合計6コースをご用意しています。

ル・ムーリス(パリ)

ドーチェスター・コレクションのレジェンドアーティストシリーズは、ル・ムーリスの散策ツアー「Picasso’s Montmartre(ピカソが暮らしたモンマルトル )」から始まりました。1918年にピカソが結婚披露宴を行ったル・ムーリスを出発点に、ゆかりの地を巡りながら、ピカソが富と名声を手に入れるまでの多彩な逸話をご紹介します。 

印象派の誕生について学ぶことができる「Monet – Revolutionary Brushstrokes(モネ – 絵画に⾰命を起こした軌跡)」は、印象派150周年を祝う散策ツアーとして特におすすめです。過激で反抗的だと批判された印象派を、前衛的な芸術活動として発展させたモネの功績を辿ります。ツアーは、ホテル正面の美しいチュイルリー公園を見渡せるル・ムーリスの屋上からスタート。モネは、1876 年にこの公園を題材にした作品を発表しています。同作品には、まるでこの屋上から眺めたような風景が描かれています。そして、ツアーの最後に、オランジュリー美術館にて、モネが晩年に残した大作『睡蓮』を鑑賞します。

「Rodin – Love and Torment(ロダン – 愛と苦悩の物語)」では、「近代彫刻の父」と称されるロダンの知られざる人生とキャリアを、ユニークにそしてロマンチックにたどることができます。140年前に始まった弟子のカミーユ・クローデルとの秘密の関係が、彼が選んだ主題と彫刻スタイルをどのように変えたのか、専門家ガイドと一緒に紐解きます。

さらに、ル・ムーリスとドーチェスター・コレクションは、この3名の芸術家を紹介する3本の記念映画を制作。映画を通して、ピカソ、モネ、ロダンについてより深く学んでいただけます。

ホテル・エデン(ローマ)

ホテル・エデンが取り上げる芸術家は、16世紀のイタリアの画家、カラヴァッジオです。「バロックの異端児」と称される彼は、Netflixシリーズ『リプリー』で主人公の詐欺師に強い影響を与えた人物として描かれたことにより、若い世代の間でも関心が高まっています。ローマ市内を散策する「Caravaggio – Rebel and Rome(カラヴァッジオ – 異端児とローマ)」は、短くも波乱に満ちた彼の生涯を知り、異彩を放った天才画家の素顔に迫ります。ツアーの最終目的地は、ローマから追放される原因となったテニスの試合が開催された運命的な場所です。

45パークレーン(ロンドン)

アートとモダニズムが出会う場所というホテルのコンセプトのもと、45パークレーンでは、20世紀の先鋭的な現代彫刻家、バーバラ・ヘップワースの軌跡を辿る散策ツアー「Hepworth – Rhythm and Form(ヘップワース – リズムと形)」を開催。メイフェアの中心部から緑豊かなハムステッドまで、イギリスを代表するアーティストの一人、ヘップワースの視点でロンドンを散策します。Isokon(アイソコン)ビルやザ・モール・スタジオなど、現代アート作家たちの拠点となった場所を巡ります。

ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア(ミラノ)

ミラノを舞台にした「Fontana – Slashing Space(フォンタナ ‒ 切り裂かれた空間)」は、レジェンドアーティスト シリーズの最新コースです。アルゼンチン生まれのイタリア人画家、ルーチョ・フォンタナは、「空間主義の創始者」として知られています。権威あるブレラ美術学校の教えを否定し、スタンレーナイフでキャンバスを切り裂く作品などを通して、芸術に⾰命を起こしました。散策ツアーは、ミラノの市街地が見渡せるホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイアの屋上テラスから始まり、専門家ガイドが、フォンタナが通った名⾨の美術学校と、彼の旧アトリエ(現在、アトリエの中庭は、現代アートのギャラリーとして運営)が位置するブレラ地区をご案内します。

「レジェンドアーティスト」シリーズ

ドーチェスター・コレクションのレジェンドアーティストシリーズは、ガイドを務める経験豊富な美術史家や現代アートの専⾨家と会話を交わし、時には⽴ち⽌まりながら、地元の⼈でも⾒逃しがちな隠された街の美しさをゆっくりと楽しむことができます。芸術家たちの⼈⽣を追体験できる魅惑的なアクティビティであり、今でも語り継がれている逸話の数々は、帰国後も忘れられないほど印象的なものになるでしょう。散策ツアーの内容は、芸術に関する知識を深めたい、既にこれらの都市について深く掘り下げたいなど、参加者のご要望に合わせて毎回カスタマイズされます。

ドーチェスター・コレクションの CEO 、ヘレン・スミスは、レジェンドアーティストシリーズについて、次の通り述べています。「ドーチェスター・コレクションの伝説的な芸術家の軌跡をたどる散策ツアーが、4軒のホテル、合計6コースにまで発展したことを嬉しく思います。パリのル・ムーリス、ローマのホテル・エデン、ロンドンの45パークレーン、そして最新のミラノのホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイアのコースは、いずれもユニークな洞察に満ちています。散策ツアーはゲストのご要望にあわせてカスタマイズされ、各都市の豊かな歴史を新しい視点でお楽しみいただけます。すでに多くのゲストからご好評をいただいているこのシリーズの更なる発展を期待しています。」

パリのドーチェスター・コレクション ル・ムーリスは、3人の伝説的な芸術家の足跡をたどる散策ツアーを開催しています。2021年にスタートしたピカソの散策ツアー、2022年にはモネと続き2023年はオーギュスト・ロダンの芸術を形作った愛と苦痛の物語をたどるツアーが開始します。

経験豊富なガイドと1対1または少人数のプライベートグループで催行されるこの散策ツアーでは、各偉人の人生とキャリアにまつわる逸話を学びながら、ゆっくりと美しいパリを楽しむことができます。散策の内容は、より知識を深めたい、パリを訪れたことはあるがさらに深く掘り下げたいなど、参加者のご要望に合わせて毎回カスタマイズされます。

ロダン愛と苦悩の物語

「近代彫刻の父」と称されるロダンの知られざる人生とキャリアを、ユニークにそしてロマンチックに垣間見ることができます。散策は、ル・ムーリスの玄関口にある美しいチュイルリー公園から始まり、ロダン美術館に向かう途中で有名なロダンの作品「接吻」を眺め、ロダン美術館とその息をのむような庭園を訪れます。ゲストは、ロダンが美術学校を3回落ちた後も彼を成功に導いたその個性の強さと、強迫的な完璧主義としてだけでなく、ロダンと弟子のカミーユ・クローデルとの秘密の関係が、彼が選んだ主題と彼の彫刻の両方をどのように変えたかを明らかにします。ロダン美術館の入館券2名様分が含まれます。

モネ絵画に革命を起こしたモネの軌跡

「現代において世界的に高く評価されているモネが、なぜ当時は非常に過激で反抗的だと受け止められたのか」という問いを深く掘り下げます。ゲストは、豊富な知識を備えたガイドと共に、彼の有名な「プレインエア」が生まれた理由を紐解きます。そして、当時のメディアや大衆から批判され、皮肉を込めて名付けられた “印象派” の評価をどのように一転させ、前衛的な芸術運動として発展させたのか、彼の功績を振り返ります。

散策ツアーは、ル・ムーリスの正面玄関からスタートし、真向いに位置する美しいチュイルリー公園へと向かいます。モネは、1876年にこの公園を題材にした作品を発表しています。同作品には、まるでル・ムーリスの屋上から眺めたような風景が描かれています。

散策の最終目的地は、モネが晩年に残した大作『睡蓮』が展示されているオランジュリー美術館です。オランジュリー美術館の入館券2名様分が含まれます。

ピカソピカソが暮らしたモンマルトル

ピカソの傑作「アヴィニョンの娘たち」が何年もの間、彼のアトリエで放置されていた理由、オ・ラパン アジルでの飲み物代の支払い方法、そしてピカソの盗難事件に巻き込まれた理由を明らかにします。

ル・ムーリスで結婚披露宴を行った、パブロ・ピカソ没後 50 周年を世界的に祝う今、ベル・エポックの活気に満ちた世界でピカソを富へと導くロマンス、陰謀、大胆さの物語を辿ります。専門ガイドが語るピカソの逸話を聞きながらモンマルトルの石畳を歩き、パリでの彼の初期の物語を蘇らせます。

各散策ツアー詳細

料金:€2,010 ~

含まれるもの:

  • スーペリアルームまたはスイートでの1泊分の宿泊(2名様1室でのご利用)
  • セドリック・グロレのアメリカンブレックファスト2名様分
  • 2時間のガイド付き散策ツアー

著名な芸術家や思想家たちに愛されてきたパリのホテル、ル・ムーリスは、ドーチェスター・コレクションの「伝説的な芸術家の足跡をたどる散策シリーズ」として、オリジナルの散策ツアーをご用意しています

ル・ムーリスは、印象派モネの非凡な人生に触れる散策ツアー付き宿泊プラン「Monet Revolutionary Brushstrokes (絵画に革命を起こしたモネの軌跡)」をスタートします。20219月に開始した「Picassos Montmartre(ピカソが暮らしたモンマルトル)」に続き、著名な芸術家の足跡をたどる散策シリーズの第2弾になります。

Revolutionary Brushstrokesでは、「現代において世界的に高く評価されているモネが、なぜ当時は非常に過激で反抗的だと受け止められたのか」という問いを深く掘り下げます。ゲストは、豊富な知識を備えたガイドと共に、彼の有名な「プレインエア」(外光の効果を表現する技法)が生まれた理由を紐解きます。そして、当時のメディアや大衆から批判され、皮

肉を込めて名付けられた “印象派” の評価をどのように一転させ、前衛的な芸術運動として発展させたのか、彼の功績を振り返ります。

散策ツアーは、ル・ムーリスの正面玄関から始まり、真向いに位置する美しいチュイルリー庭園へと向かいます。モネは、1876年に同庭園を題材にした作品を発表しています。同作品には、まるでル・ムーリスの屋上から眺めたような風景が描かれています。

経験豊富なガイドと1対1または少人数のプライベートグループで催行されるこの散策は、モネの人生とキャリアにまつわる逸話を学びながら、ゆっくりと美しいパリを楽しむことができます。滞在後も忘れられない思い出になるでしょう。

散策の最終目的地は、モネが晩年に残した大作『睡蓮』が展示されているオランジュリー美術館です。

散策の内容は、より知識を深めたい探検好きな方や、パリを訪れたことがあっても深く掘り下げたことがない方など、参加者に合わせて毎回カスタマイズされます。

チーフ・カスタマーエクスペリエンス・オフィサーのヘレン・スミスは、「好評を博したPicassos Montmartre に続き、ル・ムーリスの散策ツアー第2弾として、Monet – Revolutionary Brushstrokesを発表できることを大変嬉しく思います。私たちは、モネのチュイルリー庭園の作品が、ル・ムーリスの屋上から見渡せる景色と非常に似ていることに気が付きました。本散策ツアーは、この発見から着想を得ています。驚くほどユニークな体験であり、本物の”モネを知ることが出来る大変素晴らしい機会です。」と、述べています。

ドーチェスター・コレクションの「伝説的な芸術家の足跡をたどる散策シリーズ」は、今後数ヶ月の間に、ル・ムーリスのロダンと、ホテル・エデン・ローマのカラヴァッジオが加わり、さらに拡大します。

 

Monet Revolutionary Brushstrokes (絵画に革命を起こしたモネの軌跡)

2022530日より開始

料金:€1,470

宿泊プランには、スーペリアルームまたはスイートでの1泊分の宿泊(2名様1室でのご利用)に加え、セドリック・グロレのアメリカンブレックファスト2名様分、2時間のガイド付き散策ツアー、オランジュリー美術館の入館券2名様分が含まれます。