地中海を臨む砂浜に建設されたイスラエルのテルアビブは、活気に満ちたナイトライフと古典芸術、バウハウス様式の建造物群と超高層ビル、伝統とイノベーションなど、相反するものが混ざり合う大変ユニークな都市です。スタートアップエコシステムの都市ランキングでは、シリコンバレーに次いで2位に選出されています。築110年の5棟の歴史的建造物と、LEEDプラチナ認証(建築の環境性能評価システム)に基づく最先端超高層ビルが融合するシックスセンシズ テルアビブは、比類のないくつろぎの場を提供します。
5棟の歴史的建造物の物語は、世界的に知られるユダヤ人の入植が始まった1909年にまでさかのぼり、入植初期のユダヤ人居住区Ahuzat Bayit(アフザットベイト)の様子を今に伝えます。当時建設された中でも最も保存状態の良いこれらの歴史的建造物を有名なロスチャイルド大通りの端で接続し、ロスチャイルド大通りとヘルツェル通り、そしてリリエンブルム通りの3つの通りに囲まれた街区全体に広がる開発事業は、テルアビブで最大かつ最も重要な保存プロジェクトとして注目されています。
シックスセンシズ テルアビブは、イスラエルにおいて同ブランド2軒目のプロパティになります。イスラエル初進出を飾ったシックスセンシズ シャハルートは、月面のような幻想的な風景が特徴のネゲブ砂漠に2021年にオープンしています。
ロスチャイルド 10 タワー
歴史的建造物群は、42階建てのモダンな超高層ビルの基礎となり、そのルーツを象徴します。完成後は、140室の客室を擁する10階建てのシックスセンシズのホテルと55室の快適なレジデンスを備え、上層階の31階までシックセンシズがサービスを提供します。
- 最先端スパとウェルネス施設 – 2フロアにわたり展開し、歴史的な美しい庭園を見渡せるホリスティック・アンチエイジング・センターを含む
- Six Senses Place – 内省、躍進、リコネクションの3つをコンセプトにした空間と、新しいスタイルの交流とウェルネスのためのコミュニティ
- グッシュダン地域のパノラマビューを楽しめる17階のカクテルラウンジ付きスカイプール
- シェフズレストラン、カフェ、バー
- 趣向に富んだ多様なパブリックスペース – 歴史的建造物をつなぐ広場として機能し、時を超えた旅へとゲストをお連れする優雅なロビーアトリウムなど
シックスセンシズ ホテル リゾート スパグループのCEOのニール・ジェイコブスは、イスラエルにおいて同ブランド2軒目となるシックスセンシズ テルアビブのオープンについて、次のように述べています。「テルアビブは、現在世界で最もダイナミックで刺激的な都市の一つです。それを理解するためには、ハイテク産業が集積するイノベーション拠点から、地元のアートシーン、お洒落なカフェ文化、独創性に富んだイスラエル人のシェフたちまで、実際に体験する必要があります。私たちは、この街の一部になるだけでなく、その礎石の隣に私たちの礎石を築くことができることに、興奮を隠しきれません。現在、イスラエルの大手不動産グループの一つである「ティドハーグループ」と共同でシックスセンシズ テルアビブのビジョンを構築しており、Six Senses Placeでの先駆的なウェルネスプログラムから、スカイプールで提供するイスラエルのサンドイッチ「サビーフ」まで、プロパティを構成する全ての要素に対して情熱と目的を持って取り組んでいます。シックスセンシズ テルアビブは、イスタンブール、間もなくオープンするローマ、今後2年以内にオープン予定のロンドン、バンコク、ドバイ、リスボン、京都のプロパティを含むシックセンシズのアーバンホテルコレクションに加わります。」
ティドハーグループ会長のジル・ゲバ氏は、次のように述べています。「シックスセンシズ テルアビブは、イスラエル国内類似の不動産プロジェクトおいて初めてLEEDプラチナ認証に基づく開発となり、新しいスタンダードとなるでしょう。テルアビブ市内で最も複雑かつ野心的な取り組みである5棟の歴史的建造物の保存を伴う当プロパティ開発は、現在のイスラエルにおいて構造工学的にも最も複雑なプロジェクトの一つです。歴史的建造物と最先端超高層ビルが融合する開発は、テルアビブの歴史、イノベーション、活気あるライフスタイルを包含したユニークなストーリーを紡ぎます。この度、私たちのビジョンと一致するブランド価値を提唱するシックセンシズと提携できたことは大変喜ばしく、とても興奮しています。ティドハーは、妥協のない品質基準の徹底と卓越性への追求に加え、サービス、サステナビリティ、ウェルネスに対する先駆的なアプローチを象徴する不動産グループとして、これらを積極的に推進しています。」
ティドハーグループが統括する当開発プロジェクトに2020年より参画しているイスラエルを代表する起業家の一人、ジブ・アヴィラム氏は、次のように述べています。「ティドハーグループとのパートナーシップを決断したことが、最高水準の管理、計画、実行、建設品質によって、テルアビブをさらに豊かにするユニークで刺激的なプロジェクトに参画する特別な機会につながりました。シックスセンシズがホテルのマネジメントを担うことにより、ホテルゲストとレジデンス居住者に特別な体験を提供できると確信しています。」
歴史的建造物の保全と現代建築を一つの取り組みとして融合
北にロスチャイルド大通り、東にテルアビブの街並み、西に絵のように美しい景観を誇るネヴェツェデクと海、そして南にヤッファクリフを望むシックスセンシズ テルアビブは、過去を大切にしながら未来を見据えています。この理念は、保存作業のための設計概要にも反映され、歴史的建造物の保存修復を手がける建築事務所のアムノン・バー‐オア・アーキテクツと構造工学専門会社のヤロン・ガルが監修を務めています。
テレアビブに設計事務所を構え、当開発プロジェクトの設計チームを統括する建築家のラニ・ジス氏は、次のように述べています。「建築は物語を伝える具体的な方法であり、当プロジェクトが紡ぐ物語は非常に魅力的です。歴史的建造物は元の構造を可能な限り保存しながら、大都市の中心地に位置する現代の複合施設に求められるニーズを最大限考慮した、都市再生プロジェクトの重要な要素として融合されます。」
内装デザインは、オーリー・シュレム氏が手がけます。テルアビブの街のユニークな特徴と海岸を表現する時を超えたデザインの一部として、現代的な重層的アプローチを国際色豊かな特徴と結びつけます。このつながりは、クラシックで洗練されたラインで表現されます。天然素材と柔らかく暖かい色彩を使用した空間は、周辺環境に自然に溶け込み、自宅のような居心地の良さと洗練された優雅な雰囲気を兼ね備えます。
白い都市
「テルアビブの白い都市」は、2003年に、20世紀前半の新しい都市計画と建築の優れた例としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。異国情緒が漂い、美しいセントラルガーデン、お洒落で豪華な食体験とショッピング、多彩なスポーツやレジャー、ビーチ、バー、映画館、博物館、歴史・文化施設など、地元の人々と観光客の両方が楽しめる魅力にあふれた街です。
白い都市の中でも、街路樹が並ぶ広大なロスチャイルド大通りは、テルアビブの中心地です。新しい高級アパートや商業ビルが数多く建ち並び、成功と幸福を象徴するエリアとして知られています。
2025年後半にオープン予定のシックスセンシズ テルアビブは、多彩な顔を持つテルアビブのシティライフを満喫できる絶好のロケーションに位置しています。全ては豪華なレジデンスとホテルスートでの快適な滞在から始まります。エルサレム、死海、ネゲブ砂漠のシックスセンシズ シャハルートを含む周辺地域を巡る観光の拠点としても便利です。
進行中の当開発計画は、規制当局による慣例的な承認審査が必要となります。