大規模改装プロジェクトの第一フェーズを終え、ザ・ドーチェスターのザ・プロムナードとアーティスト・バーが装いも新たに、再デビューを飾りました。

  

ザ・プロムナードのピエール・イヴ・ロションによるインテリアは、ホテルの魅力的な奇抜さを包み込みながら、空間の奥行きに沿って印象的な柱が並び、繊細な白と柔らかなセージグリーンの天井は、金箔のアクセントで仕上げられています。

英国のアーティストによる現代アートのオリジナルコレクションが、プロムナード全体で公開されています。ユニークで個性的な作品はすべて、自然に対する新しい見方を提供し、完璧にキュレーションされ、イングリッシュガーデンを散歩しているような感覚を呼び起こすように作られています。

ザ・グリルのモダンなブリティッシュメニューからミシュラン3つ星のアラン・デュカスのフランス料理、チャイナ・タンの有名な広東料理まで、並外れた美食に囲まれたザ・プロムナードが、常にお客様をお迎えするザ・ドーチェスターのセンターに戻ってきました。ここでは、ロブスターのキャセロールとバターミルクのパンケーキが主役となる贅沢な朝食から、季節の食材を使ったトロリーを添えたたっぷりのスーパーフードサラダ、エレガントなアフタヌーンティーまで、贅沢にお楽しみいただけます。

一方、アーティスト・バーは、メイフェアの新しいランドマークとして、シャンパン、シーフード、エンターテイメントの楽しい夜を満喫できる、魅力的できらめくエリアとして再デビューを果たしました。プロムナードの端に位置するアーティスト・バーのインテリアも、ピエール・イヴ・ロションがてがけました。ゲストは到着した瞬間から、このバーの長さに沿って印象的な柱が並ぶドラマチックな鏡張りの天井に魅了されるでしょう。パウダーブルーの座席がバーに沿って点在し、壮大なクリスタル シャンデリアを囲み、特徴的な模様のカーペットが足元で渦巻いています。

アーティスト・バーに展示される、英国で活動するアーティストによるオリジナルのアートワーク コレクションは、独自の個性を持ち、さまざまな技法を組み合わせた作品で、自然と都会の風景を融合させたロンドンの祭典であり、ホテルに関連する著名人を描写しています。

コレクションのハイライトには、エリザベス女王2世の郵便切手にインスピレーションを得たアン・キャリントンの作品が含まれます。

この作品は、手作業で丹念に縫い付けられたマザー・オブ・パール・ボタンのみを使用し、晩年のエリザベス女王の大きなシルエットを作り出しています。バーの反対側では、ユアン・イーソンが、ドーチェスターを中心に、全体を金箔でレンダリングした、ロンドンのハイドパーク地区の航空写真都市地図を作成しました。

アーティスト・バーでは、見事なアートワークとシグネチャーカクテルのインスピレーションが同期しており、各作品にちなんで名付けられた6つのシグネチャーカクテルをご用意しています。カクテルの材料は、各アーティストが作品を作成するために使用したリファレンスと影響を反映しています。

1931年以来、ロンドンの中心部という絶好のロケーションにあるザ・ドーチェスターは、メイフェアに高くそびえ立ち、ハイド パークに隣接しています。当ホテルは最初に一階の新しいインテリアを公開し、2023年3月に客室とスイートの再設計を発表する予定です。ドーチェスターは、大規模な改装中も引き続き営業しています。

ザ・ドーチェスターは、過去30年において最大規模となる改装工事の第1フェーズの完了に先駆けて、今年12月に「ヴェスパー・バー」をオープンすることを発表しました。

 

著名なインテリアデザイナーのマーティン・ブルニツキ氏が、伝説的なカクテルの名店「ザ・バー」の改装を手がけ、「ヴェスパー・バー」としてリニューアルします。映画の舞台のような雰囲気が広がり、才能に溢れたバーテンダーがゲストをもてなす新しいバーでは、大人のための楽しいひと時をお楽しみいただけます。カクテルメニューは、輝かしい実績を誇るヘッド・バーテンダーのルチア・モンタネッリが監修しており、時代を越えて愛され続ける定番カクテルからシグネチャー・カクテルまで、殊玉のカクテルを幅広くご堪能いただけます。

新しい内装は、紳士淑女としてのマナーを重視しながらも賑やかなナイトライフが広まった30年代のイギリスの精神と品格からインスパイアを受けています。華麗なインテリアが店内全体を飾り、30年代スタイルのパラジウムの天井が、カクテルにピッタリな夕刻から夜へと流れていく大人の時間を演出します。2階のエリアと居心地の良いʻsnugʼ(個室)では、高いプライバシーを確保しながら、ヴェスパー・バーならではの世界観をお楽しみいただけます。新しいレイアウトは、パークレーンからの専用入り口とハイドパークを望む屋外テラスも完備します。

店内には、ザ・ドーチェスターとゆかりの深い写真家兼デザイナーのセシル・ビートン氏(1904 年―1980 年)が描いた絵画やセレブリティを被写体にした写真、さらにロージー・エマーソン氏を含む現代美術アーティストたちによるビートン氏の作品や彼が活躍した時代にインスパイアを受けた作品が展示されます。一連の作品が、往年の華やかな時代を彷彿とさせます。

店名のヴェスパーは、ザ・ドーチェスターと『ジェームズ・ボンド』シリーズとの長年にわたる深いつながりに因んでいます。「ヴェスパー・マティーニ」を発明したことでも知られる原作者のイアン・フレミング氏は、1940年代から亡くなる1964年まで、当ホテルに滞在し、食事をしていました。ボンド・シリーズを引き継いだウィリアム・ボイド著の『ソロ』では、ボンドが45歳の誕生日の朝をザ・ドーチェスターのスイートで迎えるところからストーリーが始まります。ジェームズ・ボンドの映画制作会社EONは、60年代から70年代にかけてホテル内にオフィスを構えていたほか、何十年にもわたり、同シリーズのプロモーションイベントを当ホテルで開催してきました。また、ザ・ドーチェスターは、6 人のジェームズ・ボンド全員、14人のボンド・ガール、4人の M 、9人のボンドの敵役をホテルゲストとしてお迎えしました。

新しい新装は、12月にお披露目予定です。ザ・ドーチェスターは、改装期間中も営業を継続しています。

公式ホームページ内の大改装に関する特別ページも合わせてご覧ください:dorchestercollection.com/en/london/the-dorchester/new-beginnings/

“マラケシュの貴婦人”と称されるラ・マムーニアは、数ヶ月にわたる緻密なリノベーション工事を終了し、2020年10月16日にリオープンします。

リノベーションの第一の目的は、1923年の創業以来97年、世界中のセレブに愛されてきたラ・マムーニアの魅力とヘリテージを大切に保存することでした。強固な基礎の上に建てられた当ホテルは、現在も開業当時と変わらぬ壮麗な雰囲気を備えています。

情熱に溢れた総支配人のピエール・ジョエムの指揮の下、建築家とデザイナーのコンビとして有名なパトリック・ジュアン氏とサンジット・マンク氏が、改装を手がけました。ラ・マムーニアに相応しい空間として再活性化された各施設が、新しい人の流れを創り出します。

リノベーションのもう一つの目的は、旅行に対する意識の変化や、新しい飲食体験を求める常連客のニーズに応えることでした。

そのため、飲食部門のコンセプトが大きく変わりました。新設の飲食施設が、歴史あるラ・マムーニアに、新しい風を吹き込んでいます。例えば、ホテルのギャラリーに隣接する「サロン・ド・テ・バイ・ピエール・エルメ」(Salon de thé by Pierre Hermé)が、新しい朝食会場です。このティールームでは、アフタヌーンティーもお楽しみいただけます。世界をリードするフランスのパティシエ、ピエール・エルメ氏が考案した贅沢な洋菓子をぜひご堪能ください。

社交場として人気の「バー・イタリアン」は、改装前と同じシェフがアートディレクションを務め、新しい解釈を施したフランス料理を提供します。

さらに、世界で最も高名なシェフの一人、ジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリスティン氏とコラボした2軒のレストランがオープンします。マラケシュで最高のピザを味わえるハイエンドなトラットリア「イタリアン・レストラン」と、最高級の東南アジア料理を取り揃えた「アジアン・レストラン」は、いずれも、レストラン経営にも手腕を発揮するジャン-ジョルジュ氏が全体を指揮します。

このほか、ラウンジとパーティー会場もアップグレードされます。中でも、当ホテルを愛したチャーチル元イギリス首相の名前に由来する「チャーチル・バー」は、わずか20席のプライベートな空間になります。パリで最古のキャビアメーカーの一つ、「キャヴィアリ」(Kaviari)から届くラ・マムーニアのための特注品«キャビア・メゾン»をお召し上がりいただけます。

人気の「モロッカン・レストラン」のルーフトップは、トレンドの最先端を行くラウンジへと進化し、常駐のDJが盛り上げます。

21席の多機能シネマは、新しく加わった最も楽しい施設の一つです。映画鑑賞はもちろん、新商品の発表会やビジネスミーティングなど、多目的にご利用いただけます。

「ル・パビリオン・ドゥ・ラ・ピシン」も改装を終了し、エレガントなフードスタンドが新しい体験を提供します。絶品スイーツたちが並ぶ「スイート・コーナー・バイ・ピエール・エルメ」のほか、「バー・ドゥ・ラ・ピシン」の素晴らしいカクテルも見逃せません。

「イタリアン・レストラン」のテラスに面し、ホテルの地下に位置する「エノテーク」(L’ Oenothèque)は、ユニークなコンセプトでゲストを魅了します。12名用のテーブルの周りを2000本の特別なワインが取り囲み、秘密の隠れ家のような雰囲気を演出します。ご滞在中に体験すべき、とっておきのスポットです!

総支配人のピエール・ジョエムが率いるチームは、“新しい” ラ・マムーニアにゲストをお迎えできることを楽しみにしています。一つひとつの施設において、ロケーションから、名称、提携先、ユニフォーム、食器類に至るまで、細部までこだわりが詰まった改装後のラ・マムーニアは、“マラケシュの貴婦人”に宿る魂はそのままに、アップグレードされた感動的な体験をお届けします。

モルディブのラグジュアリー離島リゾートとして名高いシーサイド・フィノールは、大規模改装プロジェクトに伴い、2020年3月25日より一時的に休館することを発表しました。リゾートのアップグレード改装工事は、2020年7月に終了予定です。

02_Water Villas_Seaside Finolhu

本プロジェクトは、ヴィラやレストランのほか、最先端の室内ゴルフスタジオの新設も含まれます。各施設の意匠と設備を一新し、ウルトララグジュアリーな現代性と素足で楽しめるモルディブらしいタッチを組み合わせ、オリジナリティあふれる上品な雰囲気を創造します。

01_Ocean Pool Villa - Seaside Finolhu

シーサイド・フィノールは、先月、モルディブ初で唯一の「デザインホテルズ」の加盟リゾートとなりました。デザインホテルズの権威あるグローバルポートフォリオの一員になるためには、品質、スタイル、ホリスティックなホスピタリティを包含する厳しい選考を通過する必要があります。重要なステップともなるこの度の大規模改装は、数多くの受賞歴を誇るロンドンのデザイン事務所「Muza Lab(ミューズ・ラボ)」が手がけています。リゾートの新しい装いは、モルディブの島ならではの自然の美しさを引き立てる魅惑的な配色と、均衡のとれた対称性を特徴とし、喜びと驚きにあふれた非日常性を表現します。

03_Sunset Overwater Villas_Seaside Finolhu

4軒のレストランとスパは、新しい名称及びコンセプトのもと、リゾート全体のアップグレードに合わせてリニューアルされます。ドイツの高級ホテルブランド、シーサイド・コレクションが運営するシーサイド・フィノールは、同コレクションの一員として、またモルディブの新しいマーケットリーダーとして相応しいデザイン、建築、ブランドの構築に取り組んでいます。

リゾートの大規模改装に関する最新情報は、シーサイド・フィノールの公式フェイスブックページ(facebook.com/FinolhuMaldives)をご覧ください。また、一時休館中も引き続き、シーサイド・フィノールでの心に残る思い出を、#SeasideFinolhuを付けて是非ソーシャルメディアで共有してください。

モルディブのディベヒ語で「砂州」を意味するシーサイド・フィノールは、ユネスコ生物圏保護区のバア環礁に位置する最高級の離島リゾートの一つです。水上、またはビーチフロントに立つ125棟のスタイリッシュなヴィラを擁し、ビーチサイドに立つ4軒のレストラン、設備が充実したスパ&ウェルネス施設を完備しています。モルディブ初のアイコニックな「Beach Bubble」(透明なドーム型の“バブルテント”)でのグランピング体験もお楽しみいただけます。