ザ・ドーチェスター、ドーチェスター・コレクションは、英国のホテルインテリアデザインにおいて比類なき個性と魅力を放つ「ザ・オリヴァー・メッセル・スイート」を、今年11月中旬に再オープンします。20世紀を代表する舞台デザイナー、オリヴァー・メッセルが設計した当スイートは、1953年に初めて公開されました。その演劇的精神、妥協のない職人技、文化的意義を継承するために、細部に至るまで徹底した修復作業を実施、当時の姿が再現されました。

修復プロジェクトは、文化的・歴史的な深みと意味のある空間を称えるという、ザ・ドーチェスターの揺るぎない理念を体現するものです。遊び心あふれるエレガンスと重層的なデザインを特徴とするスイートは、英国屈指の熟練した職人や保存修復師が率いるプロジェクトにより、明確さと当初の意図を取り戻します。

想像力と芸術性のレガシー

オリヴァー・メッセルは1904年にロンドンで生まれ、20世紀で最も独創的な舞台デザイナーの一人として知られています。バレエ、オペラ、演劇における革新的な作品で高い評価を受けた後、その幻想的な世界観をインテリアデザインにも応用し、戦後のデザインとして、ロマンチックかつ表現豊かなアプローチを確立。1953年にザ・ドーチェスターで手がけた当スイートは「自分自身が住みたいと」語った空間であり、そのビジョンを最も完全かつ鮮やかに表現した傑作として、今もなお色あせることなく受け継がれています。

当時のオーナー、ロバート・マックアルパイン卿から依頼を受けたスイートは、劇場性、美しさ、工芸が自然に調和したプライベートな隠れ家として構想されました。シルク張りの壁、金メッキのモールディング、シノワズリの鏡、インペリアルイエローのオスマンシルクの天蓋付きベッドによって、夢のような独創的な雰囲気を纏った空間が誕生しました。

スイートの完成を記念し、写真家ノーマン・パーキンソンが、特別なデザインパンフレット用にインテリアを撮影。撮影された写真は、当時のデザインを視覚的に遺す貴重な資料となりました。反響は長く続き、V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館)が、オリジナルのスイート(1953年当時)のスケールモデルを、パーマネントコレクションの一つとして所蔵しています。このように、ホテルのインテリアデザインを権威ある機関が認定することは珍しく、イギリスのデザイン史におけるスイートの重要性を示しています。

当時の目的を反映した修復

修復工事により、スイートのすべての要素が1953年の輝きを取り戻しました。修復を主導したのは、イギリスの「王室御用達」認定を受けた保存修復専門会社「Hare & Humphreys」。伝統的な技術を用いた作業は2,000時間を超え、2,750枚以上の23.5カラットの金箔が使用されました。

今回の修復作業の中で発見されたもののひとつに、廊下とドローイングルームをつなぐドーム型天井に描かれた手描きの壁画があります。メッセル自身が描いたバラのアーチは、長い間、ペンキの層の下に隠されていましたが、ペンキを丁寧にはがし、彼とその精神への敬意を込めて復元されました。

ホテルの特別プロジェクトチームは、パーキンソンの写真を含むオリジナルの記録に基づき、すべての詳細が正確かつ意図的に復元されるよう、長期にわたり歴史家と保存修復師と共に作業を推進。素材、形状、光を通じて語られる1953年から続く物語を、忠実かつ丁寧に受け継ぐための一つひとつの選択が、今回の改修に込められています。

メッセルが選んだ花柄のシルクの壁紙は、生地専門店「Sekers」と高級インテリア家具グループ「Sanderson Design Group」とのコラボレーションにより、スイートの修復のために復刻版が制作されました。アザレアピンクのシルクや、イタリア製ベッドの天蓋用のインペリアルイエローのオスマンシルクも同様に復元されました。

デザインの復元と同時に、現代のライフスタイルを反映するための控えめなアップデートも実施。現代的な要素が、精巧かつシームレスに融合されました:Bang & Olufsen のテレビが、メッセルのイラストがプリントされた格納式パネルの後ろに配され、雰囲気を損なうことなく現代の快適性を実現しています。

過去と未来をつなぐ

ザ・ドーチェスターは、スイートの文化的・建築的な重要性を認識し、その長期的な保存をサポートするための専用ケアガイドとスタッフ研修プログラムを導入しました。これは、スイートをゲストのための場所としてだけでなく、イギリスのデザインと職人技を未来に伝える、生きたアーカイブとしての役割を果たし続けるための取り組みです。

ザ・ドーチェスターの新章

ザ・メッセル・スイートは、その存在が象徴しているものだけでなく、その精神を体現する“人物像”ゆえに価値があります。それは、周囲の雰囲気を変えずにはいられない稀有な存在へのオマージュです。メッセルはまさにその一人でした。彼の創造は、平凡さや安全策に甘んじることなく、常に挑戦と表現に満ちていました。ザ・ドーチェスターは、今日においても、分野を問わずメッセルのような人々を称え続けます。

スイートの再オープンは、30年以上にわたるザ・ドーチェスター最大規模の改装工事を経て実現します。客室、「ザ・プロムナード」、「ヴェスパー・バー」のリニューアルに加え、スイートが劇場のような本来の壮麗さを回復したことにより、ザ・ドーチェスターは、進化への新たな一歩を踏み出します。

歴史的なスイートの再生ストーリーは今年11月中旬まで続きます。そして、2026年初頭に、ペントハウスおよびパビリオンの修復を実施予定です。

 

OLIVER MESSELL

オリヴァー・メッセル(1904-1978)は、20世紀を代表する舞台デザイナーの一人です。幻想とロマンスの卓越した表現で知られ、バレエ、オペラ、劇場、映画など、その魅力的な作品で一躍脚光を浴びました。コヴェントガーデンの「眠れる森の美女」やグラインドボーンの「魔笛」などの舞台セットは、演劇デザインを定義する模範となりました。視覚的なストーリーテリングの才能をインテリアデザインでも発揮し、斬新性、ファンタジー、歴史的な作品のパスティーシュの組み合わせが、新しい顧客層を魅了しました。

ザ・ドーチェスターのために制作した作品は、彼が手掛けたインテリアデザインの最高峰として広く称賛されています。1953年に依頼を受けて設計した、 “彼自身が住みたいと思う” スイートは大きな反響を呼び、ほどなくして、スイートの上階に位置するペントハウスとパビリオンのデザインも手掛けることになりました。

メッセルは、ザ・ドーチェスターの7階と8階の一部を素晴らしい演劇の世界へと一新させました。戦後の素材と“Make do and mend(修繕して再利用する)” 哲学を取り入れ、英国カントリーサイドの魅力と華麗なロココ様式、そして、シノワズリの鏡や鏡面トレリス、枝にとまる鳥のような形をした金色のドアノブなど、幻想的なディテールを融合させました。

大切に保存されてきたこれらのインテリアは、歴史的および芸術的価値を有し、20世紀中期の英国の装飾芸術の傑作として高く評価されています。

英国の文化界の著名人や上流階級からも愛されたメッセルの交友関係には、マーゴット・フォンテイン、セシル・ビートン、マーガレット王女といった面々が名を連ねます。彼のレガシーは、博物館に貯蔵されているコレクションのほか、“メッセルグリーン” のペイントが特徴のカリブのヴィラ、そして最も重要なことに、彼の想像力が今もゲストに驚きと喜びをもたらす、ザ・ドーチェスターの装飾の中で生き続けています。

ル・ムーリス、ドーチェスター・コレクションは、本格的な夏の到来に合わせ、パリの涼を感じる「フローズンアフタヌーンティー」をスタートしました。セドリック・グロレとフランソワ・デエの両シェフがタッグを組み、7月1日から8月31日までレストラン「ル・ダリ」にて新しいティータイムをお届けします。

フルーツを使用したスイーツで有名なグロレとデエは、ユズ、パッションフルーツ、ココナッツを丁寧にくり抜き、滑らかなソルベを詰め、季節感あふれるデザートに仕上げました。フランスの伝統菓子「オレンジ・ジヴレ」の精神を反映した大胆な風味が魅力の一品です。

そして、最新のパティスリーコレクションが、グロレのシグネチャーシリーズ 「フルーツの彫刻」ファンの期待に応えます。マンゴー、フラットピーチ、またはピスタチオの中から選べるほか、贅沢なラズベリーとバニラのクッキーもお楽しみいただけます。

ドリンクメニューは、通常のホットドリンクを夏バージョンにアレンジ。爽やかなアイスハーブティーや贅沢なアイスチョコレートなど、コールドドリンクを提供します。ル・ムーリスのパティシエによる自家製バニラアイスを使用した、人気のカフェ・アフォガードもご用意しています。

フローズンアフタヌーンティー by セドリック・グロレ

提供期間:7月1日(火)~8月31日(日)
提供時間:15:30~17:30(日曜日16:30~17:30)
料金:お一人様€55

ロンドン郊外のバークシャーに位置するモダンなカントリーハウス・ホテル、カワース・パーク、ドーチェスター・コレクションは、シグネチャースイート「ザ・ダワー・ハウス」の改装を完了しました。240エーカーに及ぶ美しいイングランドの田園風景に囲まれた3ベッドルームのプライベートレジデンスの改装は、著名なイギリス人インテリアデザイナー、マーティン・ハルバートが手掛けました。歴史あるザ・ダワー・ハウスが、この夏、新たな魅力を携えてゲストをお迎えします。

1775年に竣工されたイギリスの指定建造物グレードIIである、ザ・ダワー・ハウスは、石灰を外壁に使用したチューダー様式のコテージ。2010年、ドーチェスター・コレクションによる最初の修復が実施され、その魅力が再生。この度の大規模改装では、アースカラー、手織りのテキスタイル、豊かな質感を持つ天然素材の組み合わせにより、美しい風景との一体感が高まりました。

静かな湖のほとりに佇み、野花や白鳥たちに囲まれたダワー・ハウスは、プライバシーとゆとり、そして自然とのつながりを求める方のための癒しのサンクチュアリとして設計されています。オーク材のフローリング、暖炉、厳選された家具、イギリスの職人技が光る工芸品が配された室内は、ぬくもりにあふれ、高い快適性を備えます。

3室のエンスイートベッドルーム、書斎、複数の広々としたリビングスペース、さらに、ソムリエが厳選したワインとスピリッツを貯蔵するパーソナルワインルーム「ザ・ヌーク」と最新のキッチンを完備。また、新設されたキッチンには最新のミーレ製家電を完備。親しい方とのプライベートディナーから、専属シェフによる本格的な美食体験まで、さまざまなシーンに対応します。

屋外のテラスと緑豊かな庭園では、湖とその向こうに広がるポロ競技場を眺めながら、ゆっくりとランチや星空の下でのディナーをお楽しみいただけます。細部に至るまで配慮されたデザインとサービスが、洗練された快適な滞在を演出。食材の事前準備、オーダーメイドのメニュー、プライベート料理教室、屋外バーベキューなど、ゲストのご要望にお応えします。

ご友人とのお祝い、静かな隠れ家でのリトリートなど、どのような目的でも、時代を超えた英国の魅力とカワース・パークの温かいおもてなしを融合させ、深く心に刻まれる個人的な体験を提供します。また、新しくリニューアルした「スパ at カワース・パーク」、乗馬センター、ミシュランレストラン「ウーブン by アダム・スミス」など、ホテル施設・レストランもご利用いただけます。

ザ・ダワー・ハウスの宿泊料金は、1泊 £5,000~(VAT込み、予約時期によって変動)

カワース・パーク、ドーチェスター・コレクションのスパがリニューアルオープンしました。新装のスパは、ロンドン郊外のバークシャー州に広がる田園風景とシームレスに調和。ホテルの宿泊ゲスト、スパ会員、日帰りのゲストに、ゆったりとした時間、感覚的なウェルネス体験を提供します。

カワース・パークの240エーカーの敷地内にひっそりと佇み、目の前には、野花が咲き誇る美しい草原の景色。英国カントリーサイドならではの景観にインスピレーションを得た新しいデザインは、自然光あふれる空間と柔らかな質感が特徴的。自然から着想を得たデザインが、穏やかで静かなひと時を演出します。ホリスティックなウェルビーイングへの新しいサービスと施設が、すべてのゲストに合わせたオーダーメイドの体験を実現、深いリラクゼーションと回復へ導きます。

ホット&コールドセラピーへのニーズの高まりに応え、フィンランド式サウナ、シトリンが敷き詰められたスチームルーム、スノーシャワー、プールサイドの温水施設を完備。エネルギーの活性化とクリアなマインドのための場所として再定義されたジムは、英国のホテルで初めてテクノジムのラグジュアリーライン「Artis(アーティス)」 シリーズを導入。

「Technogym Check-up(テク ノジム・チェックアップ)」ステーションでは、筋力、可動性、バランスなどを高度な測定技術とAIで評価し、テーラーメイドのフィットネスプログラムを提案します。

リニューアルした8室のトリートメントルームは、敷地内に育つ植物の名前が付いた癒しの空間。ishga、 Wildsmith Skin、 Made for Lifeとのコラボレーションによるトリートメントは、新しいコンサルテーションと施術中のサウンドトラックのカスタマイズにより、ゲストにより深く寄り添います。

さらに、姉妹ホテルのザ・ドーチェスターと45パークレーンでの成功を受け、Natura Bisséとのコラボレーションもスタートしました。初コラボレーション企画として、「Natura Bissé Oxygen Bubble(ナチュラビセ酸素バブル)」が、夏の期間限定で登場。特別な酸素バブル内で、99.99% 純粋な空気を体内に取り入れることができます。

「スパ・カフェ」では、カワース・パークのエグゼクティブシェフ、アダム・スミスが監修した新メニューを提供します。季節のサラダ、バイブラント・ボウル、フレッシュジュース、ハーブティーなど、ヘルシーなメニューをご用意。店内席のほかテラス席で美しい景色を眺めながら、ゆっくりとお食事をお楽しみいただけます。

ウェルネス体験は、スパ専用エリアだけにとどまりません。ガイド付きの森林ウォーキング、フォレジング(食材採集)体験、屋外ヨガ、乗馬など、敷地内の自然の中でのアクティビティも充実。より内面的な癒しを求める方には、草原浴や自然の音をベースにしたサウンドヒーリングがお勧めです。

リニューアルオープンを記念した「ステイ&スパ」パッケージで、ぜひ新しいスパをご体験ください。パッケージ料金は、£1,020~(税込み)。

パッケージ特典:

  • 2名様分の朝食
  • ishgaリニューイング・フェイシャル60分、または、パーソナライズ・ウェルビーイング・マッサージ(2名様1室利用、お1人様1回)
  • £75分の食事クレジット(1滞在に付き)

ドーチェスター・コレクションのアイコニックな10軒のホテルより、夏の特別なコラボレーション、新メニュー、スパのリニューアルなど、最新ニュースをお届けします。

 

イギリス

ロンドンのザ・ドーチェスターでは、夏季限定「ザ・ドーチェスター・ガーデン」がオープン、「ケーキ&フラワーズ」の新作スイーツを提供しています。ザ・ドーチェスター・ローズの名を冠したムースケーキをはじめ、ヴィーガン・チョコレートケーキ、ストロベリーミルフィーユなど、見た目も美しいケーキが勢揃い。アイスクリームカートでご用意するアイスクリームサンドイッチは、ピーナッツバター&ゼリーやクッキー&クリームなど、ユニークなフレーバーが特徴的です。そして、ロゼワインを使用したカクテル「ザ・ガーデン・フロゼ」や、Wild Idolベースのノンアルコール「サマー・スピリッツ」など、爽やかなドリンクもお楽しみいただけます。

「テイスト・オブ・サマー」メニュー£58~。(ケーキ、グラスシャンパン1杯、ホットドリンク1杯)

「ザ・プロムナード」では、イギリスの夏をテーマにサマーアフタヌーンティーを展開中。「ロイヤルアスコット・ティー」(6 月16 日~22 日)はバッテンバーグケーキのトロリー、「ウィンブルドン・ティー」(6 月 30 日~7 月 13 日)はイチゴとクリームのトロリー、そして「ブリティッシュ・サマータイム・ティー」のイートン・メスのトロリーが登場します。

6月29日に「ヴェスパー・バー」にて開催される「ヴェスパー・インバイツ」は、イタリアのカクテル文化がテーマ。The World’s 50 Best Bars に選出された4軒のイタリアのバー、「ドリンク・コング(ローマ)」、「ロカーレ・フィレンツェ」、「メビウス・ミラノ」、「1930(ミラノ)」とコラボレーションした特別なセッションを2回に分けてお届けします。イタリアのスウィング音楽の生演奏、ゲストバーテンダー、フィンガーフードをお楽しみいただけます。

同じくロンドンの45パークレーンでは、8月31日までの期間限定サマーテラス「CUTアウト」がオープンしています。エグゼクティブシェフのエリオット・グローバーが、King’sインペリアル・キャビアのドーナツ、ドーバーソール(下平目)のグージョネット、ギンダラのトスターダなど、グレードアップしたシーフード料理をご披露します。

「BAR 45」もこの夏の外せないホットスポット。新しいカクテルメニュー「シンプリシティ」は、「Crisp(クリスプ)」、「Rich(リッチ)」、「Umami(旨味)」、「Negroni(ネグローニ)」、「Rare(レア)」、「Zero(ゼロ)」の6種類のフレーバーからなり、フレーバーごとに4つのカクテルをご用意。「ココナッツ&セサミ ネグローニ」や、マウントゲイ XOとバナナを使用した「バッカス・キス」など、オリジナリティあふれるカクテルは、ヨーグルト・ウォッシングやスープレッション・フリージングを含む洗練されたテクニックが光ります。

カクテル£24~。BAR 45のお食事メニューと一緒にお楽しみください。

改装が完了したカワース・パークのスパは、ワンランク上のウェルネス体験「journey of the senses(感覚の旅)」へとゲストを誘います。穏やかな風景が広がるバークシャー州の中心地に佇むスパは、そのロケーションを生かした草原を望むサウナ、シトリンタイルを特徴とするスチームルーム、スノーシャワー、エクスペリエンスシャワーを完備。贅沢なサーマルスイートをはじめ、最新の施設の利用が可能です。

ジムの拡張と同時に、Technogym社最新のテクノジム「Artis」シリーズが導入されました。これにより、カワース・パークはこの新しいラグジュアリーラインを導入した英国初のホテルとなります。AIを搭載した最先端機器の「Technogym Check-up(テクノジム・チェックアップ)」が、ゲストのウェルネスレベルを評価し、テーラーメイドのフィットネスプログラムを提案します。

スパのトリートメントメニューも刷新。ishga、 Wildsmith Skin、 Made for Life とのコラボレーションによるパーソナライズされたトリートメントをご体験いただけます。さらに、「Natura Bissé Oxygen Bubble(ナチュラビセ酸素バブル)」が、Natura Bissé との初コラボレーション企画として、夏の期間限定で登場。特別な酸素バブル内で、99.99% 純粋な空気を体内に取り入れることができます。このほか、新しいコンサルテーションと施術中のサウンドトラックのカスタマイズが、すべてのトリートメントを進化させます。

新装の「スパ・カフェ」では、エグゼクティブシェフのアダム・スミスが監修した新メニューを提供します。ヘルシーメニューとしてフレッシュジュースやサラダのほか、人気の軽食やスイーツもご用意しています。

 

パリ

ホテル・プラザ・アテネは、夏季限定レストラン「ラ・クール・ジャルダン」を今年もオープンしました。ブルターニュ地方の郷土料理からインスピレーションを得た今年のメニューは、アーティチョークのカルパッチョ、ラングスティーヌのヴィネグレットソース和え、ロブスターのバーベキューがハイライト。デザートも、クイニーアマン・ミルフィーユやクレープなど、ブルターニュの郷土菓子に因んでいます。

今年の屋外シネマ開催期間は、6月29日~7月6日。MK2プロダクションとコラボレーションし、ラ・クール・ジャルダンが「ザ・プラザ・シネマ・クラブ」に様変わりします。上映する映画のテーマに因んだメニューをシーンに合わせて提供するスタイルで、毎年好評を博しています。

エッフェル塔を望む開放的なテラスレストラン「ラ・テラス・モンテーニュ」も、夏の期間限定で営業しています。マグロのタルタル、ロブスターのスパゲッティ、カレー風味のトラウトサラダなど、シーフード料理をぜひご堪能ください。毎日オープンしており、木曜日から土曜日は営業時間を延長しています。

近代彫刻の父、ロダンの生誕185年となる今年。ル・ムーリスでは、特別な散策ツアーでロダンの愛と苦悩に満ちた半生について理解を深めます。

ロダンをテーマにした散策ツアー「ロダン – 愛と苦悩の物語」は、ドーチェスター・コレクションが展開する「レジェンドアーティスト」シリーズの一つ。知識豊富かつ情熱的な専門ガイドが、ロダンの人生とキャリアについて解説し、彼が生きていた当時にタイムスリップしたかのような体験をお楽しみいただけます。

散策ツアーは、ル・ムーリス玄関口正面の美しいチュイルリー公園から始まり、ロダン美術館に向かう途中で有名なロダンの作品「接吻」を眺め、ロダン美術館と彫刻庭園を訪れます。美術学校に3度落ちながらも彼が成功を収めた理由や、教え子との秘密の関係が悲劇に終わった理由について考察を深めます。

「ヴァルモン・スパ at ル・ムーリス」では、夏のシグネチャートリートメント、「カリフォルニア式マッサージ」を開始。“心で触れる”トリートメントとも呼ばれ、穏やかなマッサージをリズミカルに施し、筋肉をほぐしながら体を引き締めると同時に、心を平穏へと導きます。ミネラル豊富なシーソルトを使用したフットスクラブと合わせていただくことで、より一層リフレッシュされます。

 

イタリア

ホテル・エデンは、著名な陶芸家コロッラ・マイウーリとコラボレーションし、新しいテーブルウェア・コレクション「エデン・ホーム」を発表。アートとホスピタリティが融合するこのコラボレーションでは、コロッラの個性的なデザインがゲスト体験の重要な要素となります。大胆な色使い、テクスチャー、フォルムで知られる彼女の作品は、スイートルームでのダイニング体験の一部として披露されます。エデン・ホームは、ホテルの時代を超えたエレガンスと芸術的表現への深いこだわりを反映し、ゲストにユニークな没入型のアート体験を提供します。

昨秋のアート体験「Collectorʼs Home(コレクターの家)」の成功を受け、キューレターのコリーナ・トゥラーティとホテル・エデンは、ホテルゲスト限定の4つの新しいアート体験を間もなく開始します。プライベート・アートコレクション、アーティストのアトリエ、古代遺跡への貴重な訪問機会を提供し、ローマの街の隠れた魅力を紹介。システィーナ礼拝堂を模したミニチュア礼拝堂への訪問、ローマ元老院の地下でのプライベート見学、ジャニコロの丘の探索、ファルネジーナ荘のキャンドルライトツアーなど、興味をそそる見所が満載です。各体験には、送迎、リフレッシュメント、美術史家による解説が含まれ、ローマの奥深い世界へとゲストをお連れします。

エグゼクティブシェフのサルヴァトーレ・ビアンコが率いるキッチンチームは、伝統的な調理法とローカル食材に光を当てた季節のメニューを全レストランで展開します。「ラ・テラッツァ」の創作料理、「イル・ジャルディーノ・リストランテ」のカジュアルに分け合える大皿料理など、各レストランの個性を生かしながら、ホテル全体として、サステナブルな調達と配送方法を採用し、本場イタリア料理の魅力をお伝えします。

ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイアでは、9月30日までの期間限定で、イゼオ湖への日帰りツアーがスタート。ミラノから湖まで移動し、クラシックなリーヴァ・アクアラマでプライベートクルーズをお楽しみいただけます。ツアーには、クルーズのほか、湖畔のレストランでのランチ、最大規模を誇る「リーヴァ・ヴィンテージ・コレクション」でのプライベート見学が含まれます。定員は4名様、料金は、往復の送迎、ボートクルーズ、お食事代が含まれます。

事前のご予約が必要です。料金はお問い合わせください。

ホテル内のレストラン「アカウント」では、マッテオ・ガブリエッリ・エグゼクティブシェフ監修の夏のガーデンメニューを再開しました。Green Eggで調理した肉や魚のグリルをメインに、前菜や季節のイタリア料理が付いた屋外BBQランチを期間限定で提供しています。

 

ロサンゼルス

ザ・ビバリーヒルズ・ホテルは、「ポロ・ラウン ジ」にて、ロンドンの姉妹ホテル、ザ・ドーチェスターとコラボレーションしたアフタヌーンティーを6月28日まで開催中。紅茶の限定セレクション、サンドイッチ、スコーン、季節のスイーツを、ボーンチャイナのテーブルウェアで提供します。英国式に基づきながら、ローカル食材を取り入れるなど、カリフォルニアスタイルのツイストが効いたティータイムが好評です。

アフタヌーンティー木曜日から土曜日の14: 30と15: 30から。事前のご予約をお勧めします。

「ザ・ビバリーヒルズ・ホテル映画シリーズ」を今年も開催します。7月と8月、テーマに沿ったメニューや軽食と共に、ヤシの木の下で映画をご鑑賞いただけます。「カバナ・カフェ」は、5月から9月までの期間、週末の営業時間を延長し、サンセットカクテルやプールサイドでの食事を提供します。特定の夜にはライブエンターテイメントも開催され、ロサンゼルスの夏の夜をさらに盛り上げます。

ホテル・ベルエアでは、「ザ・レストラン」が、ホテルの庭園と咲き誇るブーゲンビリアを称える新しい装いを今夏公開予定。ロサンゼルスを代表する名店のリニューアルに、注目が集まります。このほか、ガーデン・スプリッツ・メニュー、ペストリー・カート、日曜日のファミリースタイル・ディナーが、夏ならではのダイニング体験を演出。7月と8月に開催される屋外映画シリーズは、ホテルの美しい庭園を会場に、星空の下でのクラシック映画鑑賞、テーマに合わせた料理、特製カクテル、ノスタルジックな軽食が揃い、特別な夏のひとときをお過ごしいただけます。

料理ディレクターのジョー・ガルシアが監修する夏の終わりのBBQは、複数の著名シェフとコラボレーションする華やかなイベント。様々なスタイルのBBQをワインやスピリッツとのペアリングで提供します。当イベントは、非営利団体「Chefs to End Hunger」を支援し、余った食品はすべて、必要としている人々に配給されます。

 

ドバイ

ザ・ラナのロビーラウンジ「ザ・ギャラリー」では、8月31日までの期間限定で、サマーアフタヌーンティーを開催中。フィンガーサンドイッチの盛り合わせ、クロテッドクリームとジャムが添えられたスコーン、そしてパティシエのアンジェロ・ミュザが監修したデザートのセットは、ヨーロッパの伝統と中東ならではの風味の両方が反映されています。茶葉のブレンドを変えながらティーサービスを提供する「アイスティー・ステーション」と、ピアノの生演奏が、アフタヌーンティー体験をさらに豊かにします。

お一人様AED 400~。グラスロゼワイン1杯やグラスシャンパン1杯付きセットもご用意。期間中、毎日14:30から17:30までご利用いただけます。

長い歴史と格式を誇るロンドンのラグジュアリーホテル、ザ・ドーチェスターの今年の夏は、活気に満ちた季節を感じる体験が満載。期間限定「ザ・ドーチェスター・ガーデン」のオープン、「ザ・プロムナード」での季節のアフタヌーンティー、「ヴェスパー・バー」でのクリエイティブなカクテルとイベント、スパでの人気アイブロウアーティストとのコラボレーションなど、ホテルの個性が光る、進化したゲスト体験を提供します。

夏のラインナップは、世界的なインテリアデザイナー、ピエール=イヴ・ロションが改装を手がけた客室とスイートのコンセプトを踏襲。ホテルが開業した1930年代の魅力を現代的に再解釈した新しいインテリアは、ホテルが位置するメイフェア地区や、近隣のハイドパークのスピリットを反映しています。洗練された空間は、イギリス庭園の色調をカラーパレットに、細部に至るまでこだわり抜かれています。

ザ・ドーチェスター・ガーデン

5月9日より夏季限定で営業中のザ・ドーチェスター・ガーデンは、晴れた午後や夕涼みに最適なスポット。シグネチャーの黄色いパラソルの下で、創作イギリス料理をご堪能ください。インテリアデザインは、ホテル専属のフラワーデザイナー、フィリップ・ハモンドが担当。夏の活気とイギリス庭園のロマンティックな魅力を取り入れたデザインで、温かみのある心地良い環境を創造しました。

今年の新メニューは、「テイスト・オブ・サマー」。ラズベリーのコンポートとアーモンドサブレを添えたローズとジャスミンのムース「ザ・ドーチェスター・ローズ」のほか、68%のダークチョコレート、スポンジ、バニラキャラメルを重ねたヴィーガンスイーツの「シグネチャー・チョコレートケーキ」、ペストリー、バニラのムスリーヌ、クリーム・シャンティイ、イギリス産イチゴを重ねた「ストロベリーミルフィーユ」など、「ケーキ&フラワーズ」のスイーツをお楽しみいただけます。

ケーキ&フラワーズのアイスクリームカートでは、ストロベリーショートケーキ、クッキー&クリーム、スティッキー・トフィー、ピーナッツバター&ゼリーのフレーバーを取り揃えた自家製のアイスクリームサンドイッチと定番アイスクリームを提供します。このほか、ロゼワイン、ストロベリー、エルダーフラワーを使用した爽やかなフローズンカクテル、ノンアルコールのサマースプリッツ、ポメロ・フィズなど、ドリンクメニューも充実しています。

テイスト・オブ・サマーのメニューは、£58~。3種のミニケーキ、グラスシャンパン、ホットドリンクが含まれています。アイスクリームサンドイッチは、£10~、2段重ねのアイスクリームは、£8、3段重ねの場合は、£12です。

サマーアフタヌーンティー at ザ・プロムナード

ザ・ドーチェスターの有名なアフタヌーンティーを提供するザ・プロムナードのインテリアは、重層的なテクスチャー、柔らかな照明、厳選されたアート作品が特徴的。ピエール=イヴ・ロションが手がけた美しいデザインが、人との繋がり、会話、静かな贅沢に浸るための上質な空間を彩ります。

今年のサマーアフタヌーンティーは、イギリスの夏を象徴する主要イベントをテーマに展開。「チェルシー・フラワー・ショー・ティー」(5月19日〜26日)、「ロイヤルアスコット・ティー」(6月16日〜22日)、「ウィンブルドン・ティー」(6月30日〜7月13日)は、それぞれのテーマに合わせ、繊細なフィンガーサンドイッチと、エグゼクティブパティシエのマイケル・クワンが率いるチームによる珠玉のスイーツをお届けします。

ザ・プロムナードの伝統として親しまれている季節のパティスリートロリーも見逃せません。この夏は、ロイヤルアスコットと父の日のバッテンバーグケーキのトロリー、ウィンブルドンを祝うイチゴとクリームのトロリー、イートン・メスを主役にイギリスのサマータイムを表現したトロリーが登場予定です。

また、キッズ向けサービスを拡充するために、パリのライフスタイルブランド、Atelier Choux(アトリエ・シュー)とパートナーシップを結び、キッズのためのアフタヌーンティーをご用意しました。ケーキトッパーで飾られたパステルカラーのミニケーキ、スコーン、カップケーキ、ミニサンドイッチがキッズゲストを魅了します。塗り絵のほか、ホテルのファサードに描かれた、Atelier Chouxの遊び心溢れるキャラクターや気球のオリジナルデザインをあしらった記念クッキーもお持ち帰りいただけます。

ザ・グリルat ロイヤルアスコット

6月に開催されるロイヤルアスコットに今年も参画。同イベントへの参加は、4年連続となります。「ロイヤル・エンクロージャー」内に「ザ・グリル・バイ・トム・ブートン」を出店し、シェフ・トム・ブートンならではの遊び心が効いたイギリス料理で初夏のビッグイベントに華を添えます。

牛フィレ肉のコールラビとチャイブマヨネーズ添え、イチゴとクリームのソフトクリームとピムズとミント添えなど、4皿コースメニュー(お一人様£130)をご用意。オプションで黒トリュフを追加いただけるほか、ローストした白と緑のアスパラガス、フェンネルとキュウリを添えたガスパチョなど、ベジタリアン料理への変更も可能です。軽食メニューとして、トムのフライドチキン、クリスピーラム、シャルキュトリーなどもご利用いただけます。

新カクテルメニュー&ヴェスパー・インバイツ

数学的原理の一つ、黄金比に着想を得たユニークなカクテルメニュー「エテルナ」が、ヴェスパー・バーに新登場。フィボナッチ数列に基づいて構成されたメニューは、シンプルでありながら大胆な組み合わせのカクテルから、より複雑な組み合わせのカクテルへと進化します。フローラル、ハーブ、スモーキーなど、一つのフレーバーにつき3種類のカクテルを提案し、味覚と視覚の両方を刺激する魅惑の旅へとゲストをお連れします。

メニューを開発したのは、世界的なバーテンダーであり、ミクソロジストとしても有名なバーマネージャーのルチア・モンタネッリ。そして、ルチアと一緒にヴェスパー・バーを率いるヘッドバーテンダーは、デニス・エリセイ。サルデーニャ島でキャリアをスタートし、その洗練された技術でロンドンのバーシーンを席巻しています。

新メニューに加え、定期イベントの「ヴェスパー・インバイツ」の開催も、この夏のハイライトの一つ。今回は、イタリアのカクテル文化をテーマに、The World’s 50 Best Barsに選出された4軒のバー、「ドリンク・コング(ローマ)」、「ロカーレ・フィレンツェ」、「メビウス・ミラノ」、「1930(ミラノ)」とコラボレーションします。

「ヴェスパー・インバイツ」
開催日:2025年6月29日(日)
時間:18:00 – 20:00と20:00 – 22:00
イタリアのスウィング音楽の生演奏、ゲストバーテンダー、無料の小皿料理をお楽しみいただけます。

ザ・ドーチェスター・スパ x ブロウアーティストのアヌ・カプン

ザ・ドーチェスター・スパは、ロンドンで最も人気のアイブロウアーティストの一人、アヌ・カプンとのパートナーシップをスタートしました。一人ひとりの骨格や眉の形に合わせて施術を行うアヌは、繊細で自然なアプローチで顔立ちを引き立てることで有名です。すべてのトリートメントは、ザ・ドーチェスターの哲学である控えめなエレガンスに則り、フレッシュでナチュラル、そして無理のない洗練された仕上がりが特徴。スレッディング(糸脱毛)、ティント、眉毛ラミネーション、ラッシュリフトを用いて、ゲストの自然な美しさを高めます。ザ・ドーチェスター・スパは、この度のコラボレーションを通じて、頭からつま先までケアするトータルビューティー体験を提供し、ゲスト一人ひとりの美容とセルフケアに関する様々なニーズに応えます。

ザ・ラナ、ドーチェスター・コレクションのロビーラウンジ「ザ・ギャラリー」では、本格的な夏季を迎える5月から8月の間、ドバイの夏らしい爽やかなアフタヌーンティー「サマーアフタヌーンティー at ザ・ラナ」をご用意。天井が高く開放的な店内は、洗練された優雅な雰囲気が漂い、大きなアーチ窓からドバイの近未来的な都市風景をご満喫いただけます。

サマーアフタヌーンティー at ザ・ラナは、「コロネーションチキン」、「トリュフエッグ」、「キュウリ&クリームチーズ」、「スローロースト和牛」など、フィンガーサンドイッチの盛り合わせからスタート。そして、「トラディショナル・レーズン&プレーン・スコーン」など、焼き立ての温かいスコーンは、デボンのクロテッドクリームやシェフ・アンジェロ・ミュザ特製のジャムを乗せてお召し上がりください。スイーツは、「チョコレート・ガナッシュタルト」、「パリ・ブレスト」、「エキゾチック・フィナンシェ」など、輝かしい受賞歴を誇るパティシエが腕によりをかけてご用意します。

スイーツとセイボリーの美味しさを引き立てるティーペアリングのほか、インタラクティブなアイスティーもサマーアフタヌーンティーの特徴の一つ。クラフトマンシップが光るユニークな香りと爽やかなブレンドで、夏の暑さをリフレッシュしていただけます。

ブルジュ・ハリファとダウンタウン地区の豪華な眺望とピアノの生演奏もお楽しいただけるサマーアフタヌーンティー at ザ・ラナは、大切な方と思い出に残る午後のひとときを過ごされたいゲストや、ドバイの夏ならではの穏やかで贅沢な体験をお求めの方に理想的です。

<<概要>>

「サマーアフタヌーンティー at ザ・ラナ」

場所:ザ・ラナ、ドーチェスター・コレクション ロビーラウンジ 「ザ・ギャラリー」
期間:2025年5月2日(金)~2025年8月31日(日)
時間:13:00~18:00
料金:AED 400 – 3コース、ティーペアリング、インタラクティブなアイスティー
   AED 480 – 3コース、ティーペアリング、インタラクティブなアイスティー+ワイルド・アイドル・ロゼ
   AED 499 – 3コース、ティーペアリング、インタラクティブなアイスティー+ポル・ロジェNVシャンパン

ドーチェスター・コレクションは、名作建築に光を当てた新しい体験、「レジェンド・アーキテクチャー」を発表しました。その第一弾となる「Eyes on the Future(未来へのまなざし)」は、ドバイのザ・ラナ宿泊ゲスト限定のアートツアーです。

レジェンド・アーキテクチャーは、「レジェンド・アーティスト」シリーズ(ピカソやフォンタナなど伝説的な芸術家の足跡をたどる散策ツアー)の第2章として誕生。フォスター+パートナーズがデザインを手がけた、ザ・ラナの“近未来的なクラシックスタイル”にインスピレーションを得たこのツアーでは、ドバイの過去から未来へと続く魅惑の物語を紐解きます。

ツアーは、活気あふれる新地区、マラシ・ベイ・マリーナに位置するザ・ラナからスタート。近未来的な都市の壮大な景観を楽しめて、ドバイの発展を象徴するドバイ・デザイン地区へのアクセスも良好です。

そして、運転手付きの車で、紙のように軽く見える外観デザインが特徴のエティハド美術館、キラ・デザインがロボットアームを用いてわずか17日間で完成させた「Office of the Future(未来のオフィス)」、空調機器のない時代に街を涼しくする役割も果たしていたアル・シンダガ地区の歴史的建造物など、新旧の建築を巡ります。

建築の専門家がガイドを務め、ドバイの建造物を解説。世界で最も影響力のある建築家たちの傑作に浸ることができるほか、地元の方でも知らないような、隠れた魅力を発見できるでしょう。ツアー内容は参加ゲストに合わせてカスタマイズされ、初めてドバイを訪れる方はもちろん、何度も訪れている方もお楽しみいただけます。

ザ・ラナの総支配人、リチャード・アレクサンダーは、「レジェンド・アーティストの大成功を受け、新しい章を発表できることを嬉しく思います。建築デザインというレンズを通すからこそ出合える、ドバイの魅力をお届けします。小さな漁村から都市へと発展した軌跡、そして、運河沿いに残る豊かな歴史を大切にしながら、未来志向の都市開発を進める街のエネルギーを体感していただけます」と、コメントしています。

2025年後半には、ロサンゼルスのザ・ビバリーヒルズ・ホテルとロンドンの45 パークレーンでも、レジェンド・アーキテクチャーのツアーを開催予定です。

ドーチェスター・コレクションのレジェンド・アーティスト散策ツアーは、現在、4都市にて開催中です。パリのモネ、ピカソ、ロダン、ロンドンのバーバラ・ヘップワース、ミラノのフォンタナ、ローマのカラヴァッジオの6コースをご用意しています。

レジェンド・アーキテクチャー

ザ・ラナ(ドバイ)
Eyes on the Future(未来へのまなざし)

料金:AED 4,250++~(ホライゾン・ルーム1泊2名様でご利用の場合)。ラナ・ブレックファストbyジャン・アンベールジャン(毎日)、運転手付きの車による3時間の専門ガイド付きツアー付き

 

レジェンド・アーティスト

ル・ムーリス(パリ)

  • PICASSO’S MONTMARTRE(ピカソが暮らしたモンマルトル)
  • MONET – REVOLUTIONARY BRUSHSTROKES (モネ – 絵画に⾰命を起こした軌跡)
  • RODIN – LOVE AND TORMENT (ロダン – 愛と苦悩の物語)

ホテル・エデン(ローマ)

  • CARAVAGGIO – REBEL AND ROME(カラヴァッジオ – 異端児とローマ)

ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア(ミラノ)

  • FONTANA – SLASHING SPACE(フォンタナ ‒ 切り裂かれた空間)

45 パークレーン(ロンドン)

  • HEPWORTH – RHYTHM & FORM(ヘップワース – リズムと形)

2025年4月の1ヶ月間、ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア、ドーチェスター・コレクション内「プリンチペ・バー」は、イタリアを代表するラグジュアリーブランド、ミッソーニ(Missoni)の世界に染まります。

1953年、オッタヴィオ・ミッソーニとロジータ・ミッソーニが創業したミッソーニは、創造と革新、そしてクラフトマンシップの代名詞。ブランドを象徴するジグザク模様、大胆な色彩、厳選された上質な素材で、世界のファッションシーンを牽引してきました。

ミッソーニは、このコラボレーションのために、プリンチペ・バーの内装デザインをブランド独自のエレガントなスタイルと融合させ、唯一無二の洗練された空間を創り出しました。ミッソーニのクッション、テーブル、椅子、デコレーションが、シックな大人の空間を彩ります。

ブランドの色鮮やかなデザインをオマージュしたシグネチャーカクテルも見逃せません。同じくミッソーニとコラボレーションしている、マルフィ(Malfy)の限定ジンを2種類のカクテルに使用。不朽のクラシックカクテルを再解釈した「マルフィ・オリジナル・ネグローニ」は、マルフィ・ジン・オリジナル、イタリアン・ビター・アペリティフ、スイート・ベルモットを組み合わせた、リッチで洗練された口当たりが特徴です。シトラスとフルーティな香りがアクセントの「マルフィ x ミッソーニ・サンセット・スプリッツ」は、マルフィ・ジン・ローザをベースに、ホワイトピーチシロップ、レモンジュース、フィーバーツリー・ソーダウォーター、シャンパン、アンゴスチュラ・ビターズを加えたもの。

「スパイシー・メスカル・マルガリータ」は、アルトス・テキーラ、ヴィーダ・メスカル、アガベ、ライム、チポトレ・リキュールのバランスが絶妙で、より大胆な風味をお求めの方にお勧めです。また、アルコールフリーのモカテル「ザ・ホワイト・パール」も提供しています。ジン0、オルギート、ライム、ソーダの組み合わせが、爽やかな味わいを演出します。

ホテルのエグゼクティブシェフ、マッテオ・ガブリエッリは、ミッソーニの洗練された優雅さと創造性を称えたカナッペをご用意。バー・マネージャー、ダニエレ・チェッリが監修した限定カクテルとのペアリングでお楽しみください。

2025 年 6 月付でフィリップ・ルブフがドーチェスター・コレクションのCEOに就任いたします。

フィリップは、世界展開するラグジュアリーホテルブランドの経営に精通しており、彼の戦略的ビジョンとリーダーシップ、そして、ホテル運営、組織文化の醸成、新規プロパティの開業における高い専門性と豊富な経験が、ラグジュアリーホスピタリティの最高峰ブランドであるドーチェスター・コレクションの価値をさらに高めるでしょう。

テタンジェ所有コンコルドホテルズのディレクタージェネラルとして、19軒の直営ホテルと70軒の系列ホテルを統括した経験のほか、これまでにリーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールドの取締役、マンダリン・オリエンタル・ホテル・グループのオペレーション担当リージョナル副社長、ローズウッドのオペレーション担当副社長、クラリッジスの総支配人など、上級管理職を多数歴任。直近では、ラッフルズ・ロンドンのマネージングディレクターとして、同ホテルの開業を成功に導きました。

ドーチェスター・コレクションの社長、クリストファー・カウドレーは、新CEOの発表にあたり、次のように述べています。「ドーチェスター・コレクションは、当社が誇る文化と価値観を守り続けるべく、フィリップをCEOにアポイントしました。ホテルの存在意義を原動力に卓越性を追求する彼は、世界中のステークホルダー、オーナー、旅行業界、メディア、パートナー、そして、特にスタッフとゲストから高く評価されています。」

フィリップは、「ドーチェスター・コレクションは、各ホテルが位置するデスティネーションの歴史に名を刻み、特別な化学反応で各ホテルを結びつけています。そのレガシーと歴史を次のステージへと進めていくことを楽しみにしています」と述べています。

コーネル大学とHEC 経営大学を卒業したフィリップは、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語の4ヶ国語に堪能です。また、フランス政府よりレジオンドヌール勲章シュヴァリエを授与されています。