タイ王国ホアヒンに位置し、世界屈指のウェルネスデスティネーションとして人気を誇るチバソム・インターナショナル・ヘルスリゾートは、27年前の創業以来、ウェルネスを維持増進する方法の一つとして“セルフケア”を重視してきました。今月、グループアクティビティーの拡充とウェルネス専門家招聘プログラムを通じて、セルフケアに取り組める無料セッションを幅広く提供します。瞑想、セルフリフレクソロジー、自然食品や自然由来製品の使用など、ゲストが、ボディ、マインド、スピリットを高めるシンプルなセルフケア習慣を身に付け、ご帰宅後も継続していただけるようサポートします。

人気の水中エアロビクスから、ヨガ、ファンクショナルムーブメント、姿勢改善まで、バラエティ豊かなグループアクティビティーは、チバソムでのウェルネス体験に欠かせない要素です。今月、これらの無料アクティビティーに、理学療法チームによる骨を強くするためのエクササイズ「ボーンデンシティ」と、チバソムのニランラダ・メディスパの医師が、肌を守る方法についてアドバイスする「トーク by ドクター・スティダー・アラヤメティー」が新しく加わります。

さらに、招聘プログラムの一環としてリゾートに招いている3名の世界的なウェルネス専門家が無料ワークショップを開催し、ゲストのセルフケアへの旅を後押しします。ワークショップの詳細は下記をご覧ください。

フェイシャルリフレクソロジー by マリコ・ヒヤマ

ソレンセン式™リフレクソロジーのセラピスト兼インストラクターのマリコ氏によるワークショップでは、ストレス緩和に効果的なフェイシャルリフレクソロジーを学んでいただけます。ご自身で実践できる鍼を使用しないテクニックです。

マリコ氏は、母国日本でレイキマスター達と出会い、幼い頃から“ヒーリング”に関心を抱いていました。 現在、彼女は、世界有数のソレンセン式™リフレクソロジー専門家として活躍しています。東洋医学と神経解剖学を組み合わせた当テクニックは、顔の反射区と経絡に刺激を加えることにより、神経系とホルモン系全体の改善を図ります。さらに、ポジティブなエネルギーの流れを活性化させ、痛み、不安、不眠症の原因になり得るネガティブなエネルギーを取り除きます。

クンダリーニ・アウェイクニング&ヒーリング瞑想 by エブリン・パラム・ディヤン

エブリン氏のワークショップは、穏やかな動き、呼吸法、精神集中を通じて、深い自己理解と悟りへと続くスピリチュアルな旅へとゲストをお連れします。

タイを拠点とするドイツ出身のエブリン氏は、ヨガ、プラナヤマ呼吸法、瞑想、自然療法(ナチュロパシー)、レイキ、カウンセリングの高いスキルと知識を備えています。動きと意識を組み合わせたホリスティックなアプローチにより、ゲストの心と体の緊張を解きほぐします。

ストレスリリース by ポール・エメリー

ヘルス&ウェルネスコーチのポール氏は、40年以上にわたり、心と体のつながりに着目したマインド‐ボディヒーリングのセッションを提供してきました。そして、数多くのクライアントに対し、健康問題を引き起こしかねない抗し難い思考や感情への対処法をコーチングしてきました。

NLP(神経言語プログラミング)、エネルギー医学、EFT(感情開放テクニック)、TFT(思考場療法)における幅広い実績を持つポール氏は、ストレスと不安の解消に即効性のあるタッピングとビジュアライゼーションを組み合わせ、世界で活躍する俳優や音楽家、王族、政治家をサポートしてきました。

ホルモンヨガ by プレマ・ジョ・イー・ヨン・フォン

プレマ氏によるホルモンヨガのワークショップでは、回復を促す穏やかな動きを通じて、本来のホルモンバランスを取り戻す方法を学んでいただけます。さらに、代謝の向上、神経系の調和、脊髄の柔軟性の改善、骨盤底筋の引き締め、脳と生殖器官の活性化も促します。

プレマ氏は、30代半ばでスポーツ障害による慢性的な背痛を患い、40代になると、仕事によるストレスと更年期障害により、痛みがさらに悪化しました。本場インドにて伝統的なヨガとインド哲学に基づくトレーニングを積み、ヨガの旅を続けるプレマ氏は、50代前半の今、より良い体力、可動性、気力、消化器系の健康を獲得しています。

チバソムの自然療法医チームに新しく加わったペイシェンス・サングワは、「 “セルフラブ”とは、ご自身のウェルビーイングに対して責任を負う意思を必要とする主体的な選択です。チバソムでは、セルフケアがウェルネスの本質的な部分であると考えており、ゲストに対し、ご自身のニーズを理解しそれらを尊重するよう勧めています。滞在中に学ばれたことは、ウェルビーイングを総合的に増進するために日常生活にも取り入れていただけます。」と、述べています。

また、バレンタインデーの2月14日に滞在されるゲストは、美しいタイ湾が目の前に広がるリゾート内レストランにて、ロマンチックなウェルネスディナーをお楽しみいただけます。コースには、ズッキーニのルーラードを添えたロブスターのパンシアード、マンゴーとパッションフルーツのソルベを添えたローズパンナコッタが含まれます。お1人でご滞在中のゲストには、他のゲストとの談笑を楽しみながらディナーをお召し上がりいただけるトーカーズテーブルもご用意しています。

人間の脳は、他の生き物には見られない、非常に複雑なタスクを含む動作、学習や暗記などの活動を効果的に行うために連動していますが、年をとるにつれて、新しい記憶の形成と古い記憶の検索の精度が低下します。脳が最適に機能し続けるための適切な食事ご紹介します。

  

サケ、亜麻仁、キウイ、バターナッツ、クルミに含まれるオメガ3脂肪酸は、脳の機能にプラスの影響を与えます。これらの健康的な脂肪は、脳内の神経細胞を損傷から守り、神経再生を促進させます。

有色果物(特にブルーベリー)やカカオに含まれるバイオフラボノイドなど抗酸化栄養素は、脳の健康に良い影響を与えます。またイチョウ葉は、記憶力を高めるバイオフラボノイドのような抗酸化植物化合物を含むハーブです。ただし、特定の処方薬との薬物相互作用の可能性があるため、投薬中の方は、イチョウ葉服用時は、医師に相談しましょう。

反対に脳の機能と記憶に悪影響を与える栄養素もあります。飽和脂肪酸は体と脳の炎症を促進する性質があるため、大量に摂取すると記憶が損なわれることがあります。飽和脂肪酸を大量に摂取すると心血管疾患(心筋梗塞など)のリスクに繋がります。肉の脂身、生クリームやバターをたっぷり使ったケーキ、即席麺などが要注意でしょう。

十分なオメガ3脂肪酸、クルクミン、およびバイオフラボノイド(濃い色のベリー、有色野菜)を含む食品を積極的に摂取し、脳の機能と記憶にプラスの影響を与えましょう。そしてジャンクフードと大量の飽和脂肪酸を含む食事は改善していきましょう。脳の健康と機能を維持するための正しい食生活を始めるのに早すぎることはありません。

 

抗酸化栄養素をたっぷり含む「ミックスベリーのソルベ」レシピ

材料:

水 1000ml、新鮮な生のミックスベリー(ブルーベリー、イチゴ、クランベリーなどお好みで) 500g、ハチミツ 300ml

作り方:

  1. 材料全てをミキサー(ブレンダー)に入れ、スムーズになるまで混ぜる。
  2. アイスクリームメーカーに入れ、凍るまで混ぜる。

アイスクリームメーカーが無い場合は、材料を冷凍庫で凍らせます。この時少し凍ったら混ぜ、また凍らせる事を繰り返します。*凍らせる前に、材料を冷蔵庫で冷やして、温度を均一にしておくと、より美味しくできます。

 

By Chiva-Som Health & Wellness Advisor

ワクチンの摂取が進み海外旅行への期待も高まってきましたが、来年の旅行、そしておそらく今後数年間は以前とは大きく異なり、旅行中の健康と安全を考えることが最優先となるでしょう。来年以降の旅行の健康ヒントをご紹介します。

旅のストレス対策

混雑した空港や過密なスケジュール等、旅行中においてストレスを感じる状況は少なくありません。ストレスは免疫系に悪影響を及ぼし、風邪、インフルエンザ、コロナなどの感染症に対する防御力が低下します。旅ストレス軽減の最善の方法は、移動に十分な時間を確保できるよう事前に準備することです。それでも予期せぬアクシデントに陥った場合は、少し時間を取って呼吸に集中し、気持ちを整え、落ち着いた心で改めて状況に対応しましょう。

免疫機能をサポートする食事

体を病気から守るために免疫機能をサポートする栄養を摂取しましょう。ナッツとシードのミックス、ベビーキャロット、白糖を最小限に抑えたプロテインバーなどバッグに入れて持ち運べる手軽な食品を準備しましょう。又、毎日のマルチビタミンは旅行中の栄養補給に役立ち、ドライチェリーは天然メラトニンを含むため時差ボケ時の睡眠に役立ちます。機内持ち込み手荷物におやつのドライチェリー、チェックインする荷物に濃縮チェリージュースを入れて到着後飲むのもおすすめです。

水分補給

水分補給は常に不可欠です。旅行中は特に水分補給を忘れがちなので、マイボトル(水筒)を持参し、セキュリティ通過後、空港ターミナル内で充填するのがおすすめです。特に暑い時期の旅行、又は熱帯地域に向かう時は常にマイボトルを携帯しましょう。頭痛や疲労感・無気力を防ぐ助けになります。

マスクをする

マスクが感染拡大を防ぐことは誰もが知っていますが、旅行の時は、不織布のマスクを使用、または不織布と布またはN95マスクで二重にすることもお勧めです。

睡眠を計画する

睡眠は免疫システム(および他のすべての体の機能)の健康を維持する重要な役割を果たし、睡眠不足や質の悪い睡眠は体の免疫力を弱めます。時差のある旅行や日頃から睡眠障害に苦しんでいる人は、更に睡眠パターンが混乱する可能性があります。最初の数日間は旅行計画に「睡眠回復」をスケジュールし、目的地に到着したら十分な休息をとり、普段と同様の睡眠ルーチティンを心がけましょう。メラトニンなどの睡眠補助剤(*医師の許可が必要な場合があります)や、ラベンダーのようなリラックスできる香りで、安らかな眠りへの誘いを助けることもおすすめです。

座らずに歩く

長時間座っていることを避け、旅行中も体を動かすようにしてください。長時間フライトの場合は、頻繁に席を立ち通路を歩きましょう。フライトを待っている時も同様に、携帯電話を見ながら座っていてはいけません、立ち上がり歩きましょう。

日光に当たる

日光は体内時計に重要な影響を与えます。日光を浴びることで、旅行地のタイムゾーンに慣れ、快適に過ごせるきっかけとなります。

By Dr. Jason Culp(チバソム自然療法部門の研究開発ダイレクター)&

ズラル・ウェルネス・リゾート・バイ・チバソムの専門家による

ライフスタイルに変化をもたらすウェルネスのパイオニアとして世界に名を馳せるチバソム・インターナショナル・ヘルスリゾートは、当リゾートが位置するタイ王国ホアヒンから世界中へ、チバソムのウェルネスをお届けできるオンラインブティックをオープンしました。リラクゼーション、セルフケア、マインドフルネスをインスパイアするライフスタイルプロダクトを取り揃えており、大切な方へのギフトにもピッタリです。

チバソムは、セルフケアはウェルネスの本質的な部分であり、ウェルネスへの取り組みは、休暇中やリトリート中だけに限定されるべきではないと考えています。新しくオープンしたオンラインストアをご利用いただくことにより、数々の賞に輝いてきた同ブランドのシグネチャー製品を自宅にいながらお買い求めいただけると共に、チバソムのアイテムを用いて、どこにいてもライフスタイルの変革の旅を続けることができるようになりました。

チバソムのオンラインブティックでは、通気性のあるヨガウェアやパジャマなどの衣類から、インテリア雑貨、自家製アロマキャンドルや睡眠スプレー、さらに、自宅のキッチンで実践できる美味しくヘルシーな料理のレシピが詰まった、チバソムの料理本「Cooking with Light」まで、様々なエクスクルーシブアイテムを取り扱います。

一人ひとりのウェルネスライフを豊かにするために厳選されたアイテムは、包装を含め、同ブランドが掲げるサステナビリティの理念にも合致しています。タイの新鋭アーティストのアピシット・ナーオプラチュット氏より委託された「マングローブ・スカーフ&ハンカチ」のギフトセットなどのアイテムからの収益は、環境とコミュニティのサステナビリティに取り組む「プリザーブ・ホアヒン」の活動に寄付されます。

チバソムの総支配人のワイパンヤー・コンクワンユーンは、「ウェルネスは、日常に反映されるライフスタイルであり、ウェルネスリゾートで体験するだけのものであるべきではありません。地元のデザイナーや職人をサポートする仕組みも取り入れたオンラインブティックは、サステナブルなライフスタイルの変革を標榜するチバソムの取り組みを強化するものです。また、日常を豊かにするウェルネスアイテムは、大切な方への最良のギフトにもなるでしょう。」と、述べています。

オンラインブティックと併せて、チバソムの経験豊富なウェルネス・アドバイザーやインストラクターによるオンラインウェルネスサービスもご利用ください。1対1のパーソナルトレーニング、エクササイズ、コンサルテーションを提供しています。

チバソムのオンラインブティックは、国際配送に対応しており、お支払いは、主要なクレジットカードをご利用いただけます。

中年以降の成人は1年に平均して3パーセントの筋力を失うと言われています。この進行性の筋力低下は、正常な筋力を維持している若年者と比べて、平均余命の短縮と生活の質の低下があると言わざるを得ません。筋肉量の減少(サルコペニア)は一般的な老化プロセスですが、加齢に伴う健康と幸福感や、衰弱、バランスの安定性低下の要因となります。加齢に伴う筋肉の破壊やサルコペニアの健康への影響を防ぐための簡単で効果的な方法をご紹介します。

筋肉を定期的に使う

筋肉は、強度と機能を維持するために定期的に使用する必要があります。座りがちな生活習慣と長期間の運動不足の影響は、筋肉の喪失と衰弱を加速させます。サルコペニアのリスクを減らすための最初のステップは、一貫したフィットネスルーティンを採用し、運動不足を減らすことです。筋力を維持するためのバランス運動とともに、有酸素運動と筋力トレーニングがお勧めです。

タンパク質を摂取する

体が適切に機能するには、十分な量のカロリーと栄養素が必要です。タンパク質などの必須栄養素が不足すると、筋肉の成長、修復、維持が難しくなります。健康な成人は体重1kgあたり約0.8グラムのタンパク質を消費し、身体活動レベルが高くなるにつれてさらに増加すると言われています。1日を通してタンパク質を多く含む食品を意識的に摂取しましょう。おすすめは、魚、赤身の肉、卵と乳製品、ナッツと種子、豆、豆腐などです。

消化を強化する

年をとるにつれて消化が弱くなり、時には健康的な食事でさえ、筋肉に必要な必須栄養素を提供できない可能性があります。栄養素の分解と吸収を最大化するために、消化循環に関連する様々な要素に注意しましょう。まずは口から、口腔衛生の維持、定期的な歯科検診を行い、食べ物をゆっくりしっかりと噛むことを心がけましょう。食前に少量の温かいライムをしぼった水を飲み、消化を刺激し、酸性度をサポートし、消化酵素機能を促進するのもおすすめです。

健康に留意した生活を送る

炎症などの慢性疾患は、心と体に大きなストレスを与え、慢性肝疾患や腎臓病、さらには癌に見られるような、筋肉の破壊につながります。また、倦怠感、痛み、および幸福感の欠如は、身体の動きを妨げ、活動不足による筋肉の喪失や衰弱を引き起こします。健康に留意し慢性疾患を予防しましょう。

筋肉維持におすすめ低カロリー高タンパク質の「豆腐マヨネーズ」レシピ

豆腐(大豆)は、特にベジタリアンやビーガンに重要な食物タンパク質を提供し、鉄とカルシウムも十分に含まれています。(骨をつくるミネラルカルシウムはゴマにも含まれています)

材料:約400ml分

絹ごし豆腐 200g、アップルサイダー・ビネガー 大さじ4、

すりごま(白)大さじ1、イエローマスタード 大さじ2、豆乳 大さじ4

作り方:

全ての材料をボールに入れ、滑らかになるまでブレンダーで攪拌し完成

*野菜スティックにつけて食べるのがおすすすめ、残りは冷蔵庫にて数日保存可能

 

By Dr. Jason Culp (自然療法部門の研究開発ダイレクター)

 

その1:ランナーのための栄養 

より良いランナーになるためには定期的な運動と正しい栄養の組み合わせが大切です。適切な食事療法を取り入れ、必要な栄養を摂取し、筋肉を修復することを常に意識していれば、運動の効果を十分に発揮することができるでしょう。運動前後に摂取するとランニングの効果が上がる食べ物、栄養素をご紹介します。

ランニング前

炭水化物を適度に含む、脂肪と繊維が少ない軽食を1〜2時間前に摂取してください。 1時間のトレーニングに対して約30グラムの炭水化物を目安とします。フルーツ入りギリシャヨーグルト(200ml位)または、大さじ1杯のピーナッツバターとバナナはお勧めのメニューです。

ランニング中

短く軽いランニングや、過ごしやすい気候の時は、水分補給を忘れがちですが、 60分以上の運動、または10 km以上のランニングの場合は、電解質/炭水化物含有飲料を準備し、ランニング中の水分補給とエネルギー補給をしてください。炭水化物の濃度(糖度)が低い(8%以下の)スポーツドリンクがおすすめです。20分ごとに約300ml程度で十分なはずですので、飲み過ぎにも注意してください。

ランニング後

運動後の1時間以内に、食事をすることが好ましいです。移動などで座って食事が取れない場合は、プロテイン飲料がお勧めです。食事ができる時は、十分な量のタンパク質、炭水化物、脂肪が含まれた、バランスの良いメニューが理想的です。激しいまたは長時間の運動からの回復には、炭水化物とタンパク質の比率が3:1であると、グリコーゲンとタンパク質の合成が促進されると言われています。

適切な栄養がトレーニングの助けになることは間違いありませんが、実際に試して、どんなタンパク質や炭水化物の食品があなたにピッタリであるか探してみてください。

 

その2:ランナーのためのマグネシウム 

マグネシウムは体内で300種類以上もの酵素反応に関与している鉱物で、運動をする人にはとても重要です。近年日本でも欧米化した食生活で不足しがちなマグネシウム、意識しながらしっかり摂取しましょう。

マグネシウムの働き

  • マグネシウムは筋肉グリコーゲン(多糖)をグルコース(ブドウ糖)に変換するのに不可欠です
  • マグネシウムは乳酸を取り除く効果があります。マグネシウム不足は乳酸の蓄積を促す恐れがあります
  • 筋肉の収縮とリラックスには、カルシウムとマグネシウムが必要です
  • 効果的なタンパク質の合成と再生には、マグネシウムが必要です
  • マグネシウムは、体内でビタミン D を活性型に変換する酵素に必要な物質で、ビタミン Dは筋肉と骨の強化に重要な役割を果たします

マグネシウムには、神経機能や血圧の調整、脂肪や核酸の合成や、免疫機能を高める役割があります。欧米の食事では、マグネシウムの含有量が少ない穀物を多く摂る傾向がある為、マグネシウム不足が起こりがちですが、葉物野菜や、ナッツ、種子類の摂取で改善できます。すぐに始める事で、疲労回復や、筋肉痛、けいれんを助けます。

マグネシウム含有量の一例

食材                                   量                                       マグネシウム含有量

カボチャの種                      30g(約 1/3 カップ)           160mg

アーモンド                         30g(約 30 粒)                   90mg

カシューナッツ                   30g(約 20 粒)                   83mg

ブラジルナッツ                   30g(約 8 粒)                     68mg

ほうれん草                         80g (約 3 株)                    64mg

ごま                                   30g (約大さじ 4) 60mg

ピーナッツ                         30g (約 50 粒)                  55mg

クルミ                                30g (約 5 個)                    48mg

バナナ                                120g (大1本)                   35mg

ブロッコリー                      80g (約5房)                     24mg

*日本の「日本人の食事摂取基準(2020 年版)」では、食事からのマグネシウムの摂取上限はなく、成人では 300mg~350mgが推奨されています。

アスリートは、より多くのエネルギーを消費し、筋肉を酷使し、大量の汗を流す事でマグネシウム (電解質)を失います。サプリメントでマグネシウムを補う場合、クエン酸マグネシウムやビスグリシンマグネシウムのように、吸収されやすいものを選ぶと良いでしょう。 ただし、400mg以上のマグネシウムを過剰摂取すると、胃腸の不快感や便が柔らかくなる事があるので、注意してください。

 

その3:ランナーにおすすめの「ミューズリー」レシピ

材料:6カップ分

ローストオーツ 40g、リンゴ 1/4個、青リンゴ 1/4個、

黒レーズン 大さじ1/2、黄レーズン 大さじ1/2、

ローストクルミ 大さじ1、ローストアーモンド 大さじ1、

シナモンパウダー 小さじ1/2、ハチミツ 大さじ2、

プレーンヨーグルト 1250ml、ココナッツチップス 適量

作り方:

  1. リンゴ2種は薄くスライス、ナッツ類は細かく砕く
  2. ヨーグルト以外の材料をボールに入れる
  3. 2にヨーグルトをかける。風味を出すために最低3時間冷蔵庫に置く(ベストは一晩)
  4. お皿によそい、ココナッツチップスを散らす

By Dr. Tal Friedman 自然療法部門の最高責任者兼研究開発専門家)

その1:夏のセルフケア

猛暑が続き、夏の疲れが出始めていませんか?疲れが溜まる前にセルフケアを行い、夏の終わりまで健康に過ごしましょう。

お肌のチェック

日光、風、エアコンによる乾燥した空気など、様々な厳しい環境にさらされると、皮膚の表面に死んだ皮膚細胞が蓄積するため、必ず角質除去を心がけましょう。角質をやさしく取り除くことで、スキンケア製品の成分がより深く、よりスムーズに肌に浸透します。週に2、3回で十分。やりすぎには注意し、お肌のタイプに合った角質除去製品を使用してください。

さらに、良質な日焼け止めを毎日使用していることを改めて確認してください。日光からビタミンDを摂取することは重要ですが、適切に肌を保護せず太陽の下に長時間いると、メリットよりデメリットが大きくなる可能性があります。日焼け止めを使用していても、できる限り日陰を探しましょう!

デジタル環境の整理

家の隅々まで掃除することは、多くの人にとって楽しく、精神浄化効果をもたらします。このエネルギーを利用して、デジタル環境を整理しましょう。

受信トレイが溢れ、たくさんのブラウザタブが開いている状況を整理するためのヒントをご紹介します。

  • ホーム画面(デスクトップ)を合理化

目から入ってくる情報が多いほど集中することが難しくなります、写真やドキュメントをフォルダに移動し、未使用のショートカット、アプリ、アイコンを削除します。

  • 未使用のアプリを削除

ゲーム、アプリの評価や定期的な通知で気が散っていませんか? アプリを最後に使用してから数か月が経過している場合は、アプリをゴミ箱にいれましょう。

  • ニュースレターの購読を解除する

無意識のうちに定期購読をしたニュースレターについて考えてみましょう。これらのニュースレターはあなたにとって必要な情報ですか?自分にとって何が必要な情報か整理し、不要なニュースレターの購読は解除しましょう。

 

その2:夏の免疫サポート

風邪やインフルエンザが流行する冬に限らず、夏も免疫機能を整えることが重要です。 夏の免疫力アップのアドバイスをご紹介します。

水分補給を続ける

水はあらゆる組織、臓器、生物学的システムの一部であり、体が適切に機能するために必要不可欠です。特にアウトドアスポーツを行う場合は水分補給を十分に行い、脱水状態に注意しましょう。

睡眠を取る

テレビドラマやゲームなど、夜更かしは楽しいものですが、夜更かしが続くと免疫機能が破壊され、感染症など、疾病リスクが高くなります。適切な免疫機能を確保するため、しっかりと睡眠を取りましょう。

コロナ終息後、旅行の予定がある時は、旅行先の時差を考慮して事前に睡眠のスケジュールを少しずらすことをおすすめします。部屋の温度を下げ、できるだけ光を遮断することで、眠りにつくまでの時間を短縮し、睡眠の質を向上させることができます。

マイクロバイオーム(腸内細菌)を育てる

健康な免疫機能のために腸、特に腸内の有益なバクテリアは最も重要な機能の1つです。健康な腸は免疫機能に外敵と戦う指示をだし、外部から侵入するバクテリアや他の病原体から身を守ります。

発酵食品を継続的に摂取し、腸内に病気と戦う健康なバクテリアが生息させましょう。キムチ、ケフィア、ヨーグルトは、健康によいバクテリアの生成促進を強化します。そして最も重要なことは健康なバクテリアが好む食物繊維を十分に摂取することです。豆、果物、野菜の食物繊維の摂取量を増やし、腸内の健康なバクテリアの量を増加させましょう。

 

By Dr. Tal Friedman自然療法部門の最高責任者兼研究開発専門家)