サウナシュラン2022を受賞

今春サンカラのプールサイドに誕生したプールサイドサウナ-agn(i アグニ) が、 “今行くべき全国のサウナ”11 施設を選出する「サウナシュラン 2022」に選出されました。

屋久島の地杉を使用して建てられた agni の3つの窓からは、屋久島を象徴するフォレストビュー、果てしなく広がるオーシャンビュー、サンカラのアイコンでもあるインフィニティプールの3景を堪能できます。 agni とはサンスクリット語で 「火の神」を意味します。火の力でたっぷ りと汗をかいた後は、地下水、硬度10以下の超軟水と呼ばれる極上のインフィニティプールで贅沢な冷水浴を。屋久島の「火」と「水」の饗宴 で心身を浄化し、究極のディープ・リラックスをご体感ください。

動画:sankara sauna 『agni~火の神~』

【SAUNACHELIN(サウナシュラン)2022】

2018年に開始したサウナシュランはサウナ専門ブランド TTNE のサウナ啓蒙活動に賛同する様々な業界の「プロサウナー」 が審査委員となり11施設をノミネート。

全国9,600施設以上ともいわれるサウナ施設の中から、水風呂・ 外気浴スペース・ホスピタリティ・男女の有無・料金設定・清潔 性・エンタテイメント性・革新性などの観点で評価。既存の枠に捉われず新しい試みにより、従来のイ メージより新たなサウナの価値を導き出し、サウナ愛を通じてより多くのサウナーをととのえた革新的 なサウナ施設を“今行くべき全国のサウナ施設“として毎年11月11日「ととのえの日」に発表・表彰しました。

【プールサイドサウナ-agni 詳細】

<料金>
60 分…¥12,000 / 90 分…¥18,000 (オリジナルレンタルサウナグッズ・サウナウォーター含む)

<ご利用時間>
7:00 ~ 17:00 最終受付

<収容人数> 6名様迄

 

プールサイドにファイヤーピット新設

この秋新たなリラックススペースが、プールサイドに完成しました。夕暮れ時からディナーの後など、燃える炎を見ながら星空観察など楽しむこ とのできるこのファイヤーピットは、2011年に世界で初めて「ラグジュア リーなファイヤーピット」をこの世に生み出したイタリアの AK47(アーカー・ クワランタセッテ)で、円形の美しいデザインの中にも重厚感があり、世界でも っとも美しいファイヤーピットと言われています。使用する薪は屋久島の地 杉などの、台風で折れた樹々や、端材を使用しています。「廃材」として捨て られることなく「ゲストの心をあたたかく灯す薪」として活用され、さらに その灰はホテル内にある畑の土壌改善に使用し、草, , , , , , , , , , , , , 木の栄養となりまた食材として再生されていきます。

大切な人と、ゆらめく炎を見つめながら過ごす贅沢な時間は、心を癒しあたためます。一味違った大人の焚き火をお楽しみください。

 

「本坊酒造」X ayana コラボレーションディナー

明治5年の創業以来、地元鹿児島で長きに渡り匠の技を伝承してきた本 坊と、地産地消にこだわったプリフィックススタイルのレストラン ayana のコラボレーションディナーが11月19日から9日間にわたり 開催され、6種類の特徴的な本坊酒造の焼酎に合わせた ayana のお料 理が提供されました。通常は「料理に焼酎を合わせたペアリング」です が、このコラボレーションでは「焼酎に料理を合わせたペアリング」で ゲストに最高のひと時を提供しました。1日限定10名様の限定。

コラボレーションディナーに合わせ、本坊酒造の特別企画も実施。開催期間中は、ライブラリーラウンジにて本坊酒造の案内付き無料試飲コーナーも開設いたしました。

次回は2023年春の開催を予定しています。

開業10周年にはサンカラと本坊酒造がコラボしたオリジナル焼酎「屋久の慈雨」 が誕生しました。「屋久の慈雨」は、オンザロックで飲むと香りのバランスが良く、 心地よい味わいが特徴です。またラベルデザインには、背景画家・美術監督の 山本二三氏とのコロボによる連作「森と水を巡るいのちの旅」の中の一枚『彦ばえ』を採用しています。

【本坊酒造】

本坊酒造が「屋久島」で焼酎造りを開始したのは1960年。以来50年以上に渡り、 屋久島に根ざした焼酎蔵「屋久島伝承蔵」として歩んできました。麹室や麹箱による 手造り麹、明治20年より現存する古い甕での発酵など、 屋久島の大自然に包まれた 環境で希少価値の高い本格焼酎を生み出しています。 超軟水と言われる屋久島の水 で仕込まれる焼酎は、 まろやかな口当たりで、旨さの決め手の一つです。

 

サンカラのクリスマスシュトーレン

ドイツやオランダなどの伝統的なクリスマス菓子として親しまれ ているシュトーレン、サンカラではオープン以来11月になるとクリスマスシュトーレンの販売を開始します。

サンカラのクリスマスシュトーレンはレーズンとクランベリーと オレンジを使用しており、屋久島の超軟水で洗った後、最低2週 間それぞれに合ったアルコールにじっくりと漬け込み熟成させま す。生地は低温発酵させますが、ここでひと手間かけ、ドライフ ルーツとクルミを混ぜた中生地と皮生地に分けます。

焼きあがったシュトーレンは澄ましバターに通してすぐに冷やし、バターの薄い層で表面をコーティングします。そこにグラニュー糖をまぶして風味と美味しさを閉じ込め、保存性を高めてクリスマスまで の長い時間楽しめるように仕上げます。そして一晩寝かせ、最後に飾り粉糖をまぶして完成。

「サンカラのシュトーレンを食べるとクリスマスを感じる」と言うほどリピーターに愛されているサン カラブーランジェリー渾身の逸品を今年もお召し上がりください。

料金:1本 3,600 円(税込、送料込み)
* 北海道と沖縄は上記料金に別途送料 500 円が加算されます

通販サイト

コロナ禍がすっかり日常になってしまい、すっかり「トラベル」の魅力をお伝えすることから離れていました。日本でもワクチン接種の目安がようやく見えて来たので、まさに今から「我慢し続けた」旅のプランが始まるのでは? トラベルバブルなる言葉も使われ始めていますが、出入国の煩雑な制限と(帰国後隔離などの)要請が無くなれば、まさに一億皆旅行の日々も遠くないはず。とはいえ、もうしばらくは国内旅行がメイン。国内なのに、アジアンリゾートの雰囲気もたっぷりのsankara hotel&spa屋久島をご紹介します。

 

昨年7月、緊急事態宣言解除後ではありましたが、羽田空港はガラガラでした。4回目の屋久島でしたが、今回は初めてプロのガイド付きツアーで、ジブリ映画「もののけ姫」のモデルにもなったと言われる白谷雲水峡や、ユネスコ世界自然遺産に登録されている西部林道なども訪れ、屋久島の動植物の生態を知り尽くしているガイドの話を聞きながら無駄なく絶景スポットを押さえることができました。プロガイドはサンカラのアクティビティーマネージャーで、ゲストごとのテイラーメイドのツアーを手配&ガイド、さらに運転手も兼ねてくれます。

白谷雲水峡

林道のサルや屋久鹿

サンカラは1泊2食付きが基本のオーベルジュ、つまりフレンチの美食体験が売りの、ヴィラとスイートで構成されたリゾートです。早速、サンカラでのお勧めディナーをご紹介しますね。「okas」(オーカス)はフルコースディナーをサーブするフレンチレストラン。通常のヴィラ宿泊に含まれる夕食は、カジュアルレストラン「ayana」で、差額(一人6,600円税込)を払ってokasにアップグレードすることができますが、その価値が十分あると断言できます。(スイートカテゴリーに宿泊すれば、okasのディナーがもれなく付いてきます!) 一般的なフレンチと異なり、地産地消の新鮮な食材をふんだんに使い、素材の味を十分に生かしており、サンカラではフレンチと呼ばず、サンカラ・キュイジーヌと呼んでいるのですが、納得です。今回は、ソムリエお勧めの屋久島産焼酎やウイスキーとのペアリングディナーも体験してみました。

okasのコース料理

ソムリエによる焼酎のペアリング

カジュアルレストラン「ayana」は、オールデイダイニングで、ここの朝食は、私はたびたび「世界一のホテルの朝食」と豪語しておりますが、それは本気です。現在はコロナ禍で本来のバラエティに富むビュッフェを中止し、一品ずつサーブするスタイルですが、充実したメニューで大満足。世界一の所以は毎日レストラン内のブーランジェリーで焼かれているパンの種類とクオリティーです。パンは一個ずつ袋詰めされ、好きなパンを好きなだけ取れるよう、レストラン中央に並べてありました。屋久島の超軟水と、屋久島の酵母が成せる技か?香ばしく、もちもちとした柔らかさは、まさに(また、今回も)食べ過ぎ注意!でした。

朝食                                                                        人気のパン

ギフトショップ奥のライブラリーラウンジでは屋久島産の焼酎やビールサーバーが置いてあり、チョックインの際もウエルカムドリンクのごとく、いただくことができます。朝7時から夕方5時までフリールローで飲めるサービスであることを再発見しました。また、ayanaのランチメニューの一部が、ライブラリーラウンジでもオーダーでき、レストランとは雰囲気の違う、ソファで寛ぎながらのランチも一度はお試しいただきたい体験でした。チェックアウト前後にこのランチを体験してから空港にいけるよう、午後ゆっくり目の復路フライトもお勧めですね。

ライブラリーラウンジの焼酎セット

日本ではまだ少数派になるヴィラタイプのリゾート、サンカラは24室のサンドラヴィラ(うち2室がリニューあるされ、マナサヴィラとして5/7にデビューを飾ります)、3室のジュニアスイート、1室のサンカラ・ヴィラスイート、1室のサンカラスイート、トータル29室で構成されています。ベーシックな客室、サンドラヴィラはバリ建築を彷彿とさせる、天井が高く開放的なデザインです。オープン当初(11年前)から力をいれているサスティナビリティの取り組みは、オーガニック製品でオリジナルのフェイシャルスキンケアやシェービングセット、使い捨てず自宅に持ち帰って使える歯ブラシやヘアブラシなどからも伺い知る事ができます。歯ブラシは燃やしても二酸化炭素をほとんど出さない素材という徹底ぶりです。さらにお出かけの際にもゴミやタバコの吸い殻を持ち帰りましょう、とゴミ袋と携帯灰皿まで用意されています。

ヴィラの内観

アメニティー

今回、ayanaのメニューで屋久島のクラフトビールの存在を知りました。試しにオーダーしてみたところ、美味しい!そこで、滞在中に、サンカラのレンタカー(ハイブリッド車、1時間1,650円という廉価が嬉しい!)を借りて、クラフトビール工房「Catch the Beer」を訪ねてみました。屋久島の超軟水と様々な作物、タンカン、パッションフルーツ、さらに屋久島の杉チップなどで作っているユニークなビールで、迷うことなく宅配で自宅にお届けの手配を。コロナ渦の影響で、工房内のバーは休業中でしたが、1杯までは(立ち飲みで)購入も可能でした。

Catch the Beerのセレクションと工房入り口

屋久島は1泊2日の弾丸ツアーでおいでになる方も多く、私自身も以前の訪問は1泊でしたが、今回は2泊の日程にしてみました。そのおかげで、ガイド付きツアーで島を巡り、サンカラのレンタカーで、クラフトビールのみならず、地元の焼酎の酒蔵「本坊酒造」、屋久島焼き「新八野窯」なども訪れることができました。もちろん、スパ体験も。たった1泊違うだけで体験の幅がこんなに広がるとは、と驚いた次第です。

本坊酒造                                                                  新八野窯

サンカラの美味しいパンや、ayanaのメニュー(クラフトセット)を自宅でも楽しめるオンラインショップも2020年から始まり、種類も充実しています。パンのセットに加え、情熱のハンバーグ、究極の牛丼、特上のカレーを自宅でいただきましたが、すぐにでも又サンカラに行きたくなる味を自宅で楽しめてハッピーでした。現在のクラフトセットには大人のボロネーゼも加わり、より魅力的なセットになっているようですが、売り切れ続出なので、ご興味ある方はお早めにお試しください。https://sankarahotel.theshop.jp よりご覧いただけます。

 

Texts by Yuki Obara / Photos by Hiro Matsui