ウェルネスのパイオニアとして世界に名を馳せるチバソム・インターナショナル・ヘルスリゾートは、7月26日、UNESCOが制定した「マングローブ生態系保護の国際デー」を記念し、リゾートが位置するタイ王国ホアヒン郡のマングローブ保護区「クライラー・ニウェー・マングローブ生態系保護プロジェクト」にて、500本の苗木を植樹しました。マングローブの植樹には、チバソム総支配人のワイパンヤー・コンクワンユーンを中心に、多くのスタッフとゲストが参加しました。

 

マングローブ生態系保護の国際デーは、マングローブ生態系がもたらす豊かな恵みに感謝し、世界中に生育するマングローブ保護への意識を高めることを目的としています。複雑な生態系を有するマングローブの森は、多様な海洋生物に対し身を守るためのシェルターと繁殖の場所を、周辺地域の伝統的なコミュニティに対し食料と生計手段を提供しています。さらに、津波、海面上昇、海岸浸食に対する防災機能も果たしています。しかし、過去40年間で世界のマングローブは半減し、残存する内の75% が消滅の危機に瀕しています。

チバソムは、リゾート運営のあらゆる側面においてサステナビリティの考えを取り入れており、ホアヒンの都市部に残る唯一のマングローブの森「クライラー・ニウェー」の再生プロジェクトもその一環です。同プロジェクトは、ホアヒン保護活動グループ*、ホアヒン郡自治体、シラパコーン大学と協同で取り組んでいます。荒廃していたクライラー・ニウェーは、15年以上にわたる再生活動の成果が実り、現在は、地域住民と来訪者の両者が楽しめるエコ・サンクチュアリとして親しまれています。

クライラー・ニウェーの保護対象エリアは、毎年拡大しています。これまでの再生プロジェクトを通して、約7エーカーの土地に1,1000本のマングローブが植林されました。また、チバソムが700万バーツ(USD210,000)を建設費用として支援し、1キロメートルの高架式遊歩道も整備されています。自然の癒し効果にあふれたマングローブの森を散策しながら、周辺コミュニティの持続的発展を支えるマングローブの重要性について理解を深めていただけます。

  

*チバソムの会長兼CEOのクリップ・ロジャナスティンが会長を務める「ホアヒン保護活動グループ」は、マハ・チャクリ・シリントーン王女の後援を賜り、ホアヒンの環境を保全するためのプロジェクトを幅広く実施しています。

チバソムと環境保全プロジェクトに関する詳細は、www.chivasom.comをご覧ください。

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2018年5月13日(日)、 ホアヒン初となるフルマラソンが、タイ、ホアヒンのワット・カオ・クライラーにて開催されます。このエキサイティングなイベントは、ホアヒンのコミュニティーにサステナビリティをもたらすための環境、および社会教育プログラムを手がけるホアヒン保護活動グループ(プリザーブ・ホアヒン・グループ/PHHG)が運営します。ランナーの男女それぞれ1位に輝く勝者にはマハ・チャクリ・シリントーン王女のトロフィーが授与されます。このホアヒン・マラソンには次の目標を掲げています:

  • 人々に対し、健康と長寿のために運動するよう促すこと
  • 環境と社会のサステナビリティについて関心を高めること
  • ホアヒン中心部に現存するマングローブ林を有すKrailart Niwate(クライラー・ニウェー)の保全と発展活動を継続し、エコ・スピリチャル・ツーリズムの中心としていくこと

ホアヒン保護活動は、マハ・チャクリ・シリントーン王女の後援を受けており、ホアヒン郡自治体、プラチュワップキリカーン県、タイ観光協会と共同でフルマラソンの開催を行います。大会側では当日、約3000名のランナーの参加を見込んでいます。レースのスタートとゴールは、カオ・タキアブのワット・カオ・クライラー寺院に設けています。カテゴリーにより走るルートは異なり、ビーチを走るコースも設定され、ホアヒン・ビーチの美しい風景お楽しみいただけます。

『これはホアヒンで初めて開催されるフルマラソンのみならず、ホアヒン保護活動マラソンとして15回目を記念し、私たちがこれまで活動してきた道のりを証明するものといえましょう。環境のサステナビリティに対する意識や関心を高める事で、地域だけではなく地球全体を救うこのイベントに参加を表明してくださる大勢の方々に感謝しており、心より嬉しく思っています。全てのランナーの健闘を、そしてこれからも健康でいることをお祈りします。』 ― クリップ・ロジャナスティン(チバソム会長/ホアヒン保護活動グループ会長)

マラソン – 42.195キロ

男女共に1位の勝者にはマハ・チャクリ・シリントーン王女トロフィーが授与されます。ランナーは朝3時にワット・カオ・クライラートを出発し、カオ・タキアブの小道からペッチカセム・ロードを走ります。途中ヴァナ・ナヴァ・ウォーターパークを過ぎ、高架橋を越え、ペッチカセム・ロードの平坦な部分を6.3キロ走った後、折り返しをし南へと向かいます。高架橋を渡り、道に沿って走るとカオ・タオ貯水池からハット・サイ・ヤイまで2.9キロ、そこからまた海に向かいビーチ沿いを6.3キロ走り、カオ・タキアブの道に戻りワット・カオ・クライラートへとゴールします。男女ともに参加は、18歳から39歳、40歳から49歳、50歳以上の3つの年齢枠に分けられます。マラソンを完走したランナーには『完走記念Tシャツ』が渡され、チバソムのマッサージ・セラピストによるアフターレース・マッサージをご用意しています。

参加料金:1,200バーツ  制限時間:7時間  参加人数:500名まで

フルマラソンの他にも、様々な距離のカテゴリーがご用意されています。フル、ハーフ、ミニマラソンはタイミング・チップシステムを導入しています。

 ハーフマラソン – 21.1キロ

男女ともに参加は18歳から39歳、40歳から49歳、50歳以上の3つの年齢枠に分けられています。

参加料金:800バーツ   制限時間:3.5時間  参加人数:500名まで。

 ミニマラソン – 10.5キロ

男女ともに参加は15歳以下、16歳から29歳、30歳から39歳、40歳から49歳、50歳以上の各グループに分けられます。

参加料金:500バーツ  参加人数:1,500名まで

さらに、レースではなく、楽しみの為に走るファン・ランもご用意。タイムの計測もありません。

 ファン・ラン 5キロ

参加料金:400バーツ  参加人数:500名まで

全てのランナーには下記が提供されます:

  • コースを完走したランナーにはメダル
  • 2018年版ランニングシャツ、および記念品等が入ったグッディー・バッグ
  • フルマラソン、ハーフマラソン、ミニマラソンの完走者にはイベント終了後1日間だけウェブサイトよりダウンロード可能な認定証
  • レース中の傷害保険(全参加者)
  •  JogAndJoy.Photosでのレース写真のダウンロード(無償)
  • 5月12日(土)の夕食、5月13日(日)レース後の朝食
  • 近隣のワット・カオ・ラン・トムの中庭を全てのランナーや参加者に開放し、夜間のキャンプにご利用いただけます

詳細・参加登録は、 http://www.huahinmarathon.com/ にて受け付けています

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ホアヒン保護活動について

ホアヒン保護活動グループ(PHHG)はコミュニティーの発展組織として2004年6月10日に誕生しました。チバソム・インターナショナル・ヘルス・リゾートの創設者であり、PHHGの名誉会長であるクン・ブーンチュ・ロジャナスティンが民間や公共の組織から支援を募り、PHHGの発展を率いてきました。PHHGは環境への関心を高め、保護活動を推進するための様々なアクティビティを企画し、地元のコミュニティーにおける社会的な相互作用を促してきました。現在はクン・クリップ・ロジャナスティンが社長を務めます。2010年10月13日より、ホアヒン保護活動グループはマハ・チャクリ・シリントーン王女のご支援を賜ります。

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KRAILART NIWATEについて

Krailart Niwate(クライラー・ニウェー)はホアヒン保護活動が率いるマングローブ保存プロジェクトです。タイのホアヒン郡中心部に現存するマングローブ・エコシステム頬越し、科学的理解や知識を深め、自然への感謝の念を育てる活動をしています。Krailart Niwate(クライラー・ニウェー)は湿地の再生プロジェクトであり、一般の人々がウォーキングやランニングを楽しみ、またリラックスしながらエコシステムを体験できる自然の環境です。