タイ王国ホアヒンの美しいビーチフロントに佇むチバソム・インターナショナル・ヘルスリゾートは、伝統的なヒーリングセラピーと最先端科学の両方を取り入れた独自のホリスティックアプローチにより、世界的なウェルネスデスティネーションとして圧倒的な人気を誇ります。200名を超えるチバソム専属のセラピストに加え、ウェルネス領域における世界的権威を定期的にリゾートに招聘し、先駆的なウェルネスへの旅を提供しています。

ゲストは、瞑想から、催眠療法、理学療法、エナジーヒーリング、セラピューティックタッチ、ホリスティックビューティーまで、世界で活躍する様々な分野の専門家によるセッションをお楽しみいただけます。2022年末までの招聘専門家リストは、下記をご覧ください。

DANCHAI CHERNPRATEEP, Holistic Healer - 11月15日

ダンチャイ・チュンプラティープ、ホリスティックヒーラー

ダンチャイ氏のエナジーヒーリングは、身体のエネルギー(気)の流れを整え、自然な回復を促すことを目的としています。心と魂の声に耳を傾けながら、エネルギーの流れが滞っている原因を特定します。彼のシグネチャートリートメント「Re-Programming Signature Energy (リプログラミング・シグネチャー・エナジー)」は、クリスタルボウル、チベタン・シンギングボウル、音叉を用いて、自己意識を超越した半覚醒の状態へとゲストを導き、余分なエネルギーを解放し、エネルギーの流れを高め、心を浄化します。

 

NIRUPAM GYAN, Movement Meditation Specialist - 10月28日~11月21日

ニルパン・ギャン、ムーブメント瞑想スペシャリスト

ニルパン氏は、過去20年にわたり数十ヶ国以上の国を訪れ、自己認識と自己発見を促すムーブメント瞑想のセッションを通じて、1万人以上のクライアントの人生の変革をサポートしてきました。ニルパン氏のガイダンスに従いながらムーブメント瞑想を実践することにより、心をリラックスさせ、負の感情を開放する方法を学ぶことが出来ます。身体に流れるエネルギーが高まり、日々の生活においてより深いウェルビーイングの感覚を感じていただけるでしょう。

MARIKO HIYAMA, Sorensensistem Therapist 11月1日~22日

マリコ・ヒヤマ、ソレンセン式認定セラピスト

マリコ氏は、ソレンセン式リフレクソロジーの世界的第一人者の一人です。顔と頭部の反射区に働きかける同セラピーは、神経系や内臓の不調から、筋肉の緊張や凝り、さらにホルモンや感情のバランスの崩れまで、幅広い症状や悩みに対応します。彼女のシグネチャートリートメント「Sorensensistem™ Facial Reflex Therapy(顔神経反射区療法)」では、最初に顔の肌の調子から心身の状態を分析し、クライアント一人ひとりに合わせた施術を組み立てます。そして、反射区を刺激しながらナチュラルオイルを用いてマッサージを行い、血行と気の巡りを促進します。リフレクソロジーによるホルモンバランスの向上は、肌への効果も期待でき、より健康で若々しい印象をもたらします。

NICHOLAS HARRIS, Clinical Hypnotherapist 11月16日~30日

ニコラス・ハリス、臨床催眠療法士

人工知能(AI)の優等学位を取得した学歴を持ち、イギリス臨床催眠協会のメンバーとして催眠療法を行い、チベット仏教も実践するニコラ氏のアプローチは大変ユニークです。意識の力を活用して癒しをもたらす彼の催眠療法は、ストレス、心の痛み、トラウマからの回復を助け、人間関係の改善、望ましくない習慣からの脱却、より良い睡眠、総合的な幸福感の向上をもたらします。

 

THOMAS ANDERSEN, Rolfing Consultant ― 11月1日~12月15日

トーマス・アンデルセン、ロルフィングコンサルタント

トーマス氏は、「Rolf Method of Structural Integration(ロルフ式構造統合法)」を行うロルフィングの専門コンサルタントです。ロルフィングは、筋膜に働きかけて、身体のバランスを整えるボディワークです。筋膜を伸ばすことにより体内の空間が広がり、筋肉がより効率よく動くことができるようになります。そして、身体が重力との調和を取り戻すことにより、痛み、緊張、ストレス、活力の低下といった心身の不調からの回復を促すほか、運動パフォーマンスの向上や怪我の予防にも効果が期待できます。

PAUL EMERY, Wellness Coach1123日~12月31日 

ポール・エメリー、ウェルネスコーチ

ポール氏は、数多くの著名人を顧客に持つヒーラーであり、ベストセラー作家でもあります。彼自身が経験した人生の困難と長年の研究から生まれた「Quantum Emotional & Physical Release(クアンタム・エモーショナル & フィジカル・リリース)」は、感情的ストレスや不安を解放する即効性の高いセラピーです。経穴(ツボ)を軽くトントンと叩くタッピングや、手、腕、顔を軽く弾ませるようにタッチする技法を用いて、感情のコントロール、ストレスや痛みの緩和、睡眠の改善、減量、禁煙に取り組むゲストをサポートします。

CHICO SHIGETA, Holistic Beauty Specialist ― 129日~12月31

チコ・シゲタ、ホリスティックビューティースペシャリスト

コスメとエッセンシャルオイルのブランド「SHIGETA Paris」を手がけるチコ氏は、国際的な女優やモデルを顧客に持ち、トリートメントのみならずスキンケアのアドバイスも行います。彼女の「Ultimate Lifting Facial Massage(アルティメイトリフティング・フェイシャルマッサージ)」は、エナジーと筋肉に関係の深いツボを刺激する指圧と、エフルラージュ(軽擦法)、ペトリサージュ(揉捏法)、リンパマッサージを組み合わせ、肌へ酸素と栄養を届ける血行を促進し、より滑らかで明るく、ハリのある素肌へと導きます。マッサージ後すぐに、顔のリフトアップと肌の若返りを感じていただけるでしょう。

チバソムの総支配人のワイパンヤー・コンクワンユーンは、「ウェルネスデスティネーションとして世界をリードするチバソムの魅力の一つは、ウェルネス領域における専門知識の広さと深さです。第一線で活躍する専門家たちを世界中から招聘し、世界各地の伝統療法と最新の科学を踏まえ、ゲスト一人ひとりに合わせたボディ、マインド、スピリットの再調和を図るトリートメントを提供しています。」と、述べています。

チバソムは、心からのおもてなしで、ゲストと共にウェルネスの旅を歩みながら、より健康的なライフスタイルを継続できるようゲストのモチベーションを高めます。幅広いホリスティックセラピーから、最先端のジム、美味しいウェルネスキュイジーヌに至るまで、滞在中の全ての要素が持続可能なウェルビーイングを促進するためにデザインされています。ゲストは、リラックスしながらリゾートステイを楽しんだり、デトックスや心身の回復に取り組んだりしていただけます。

私たちの体は、毎日さまざまな毒素にさらされています。食物や空気からの物理的毒素に加え、通常の生物学的プロセスを通じて内部で生成されることも。精神の毒素は、人間関係の摩擦、過度や長期のストレス、意味や目的の欠如からも発生することがあります。人体は常にこれらの毒素を蓄積しないよう、正常で健康的な機能を維持する努力をし続けています。

単発的なデトックスは、エネルギーの増加と短期間での減量には効果的ですが、常に体のデトックスシステムに栄養を与え年間を通して健康を育み、健康と長寿をサポートしましょう。ここでは、継続的にデトックスを促進するためのシンプルでありながら不可欠なヒントをいくつか紹介します。

 

<デトックスの基本>
By Dr. Jason Culp(チバソム自然療法部門の研究開発ダイレクター)

水分補給

水は生命のすべての活動に不可欠です。デトックスの役割は、主に、皮膚(汗)、腎臓(尿)、肺(呼吸)、腸(便)などのさまざまな経路を介して、代謝老廃物と毒素を体外に排出することですが、現在多くの人はある程度の脱水状態で一日を過ごしながら、更に過度の発汗、多くの会話、カフェイン入りの飲み物摂取、健康的な食事の欠如など、水分不足のリスクを抱え、デトックスに悪影響を及ぼしています。1日あたり少なくとも1.5リットルの水を飲み、脱水症状を防ぎデトックスをサポートしましょう。

適切な休息

睡眠はデトックスには不可欠です。夜の間、体は日中の活動の残った老廃物を浄化するために遅くまで働いています。脳でさえ、代謝老廃物と中枢神経系を取り除くリンパ系を活性化することによってデトックスを促進しています。毎晩7〜8時間の睡眠をとることを目標とし、継続させましょう。睡眠に問題がある場合は、信頼できる医師のアドバイスとサポートを求めてください。

肝臓のケア

肝臓はデトックス機能を担う主要な臓器です。肝臓は安全で効率的なデトックスのため常に準備をしていますが、不健康な食べ物の摂取、過剰な量のアルコール、喫煙、すべてが肝臓に悪影響を及ぼします。これらの習慣を改めることで、毎日体内に取り込まれる毒素が減り、デトックスシステムに必要な肝臓の休息が得られます。アーティチョーク、ブロッコリー、ビーツなどの肝臓に良い食品を毎日の食事に取り入れ、肝臓に栄養を与え活動をサポートすることによって、継続的なデトックスを促進することができます。

 

<食事によるデトックス>

by Chef Indrajit Sahaズラル・ウェルネスリゾートの総料理長)

新鮮なオーガニック食品は、体重増加、インスリンの急上昇、食後の気だるさ、老廃物による炎症を防ぎ健康を保ちます。ズラル・ウェルネスリゾートの総料理長がデトックスに理想的なメニューとおすすめのスーパーフードをご紹介します。

*デトックスメニュー例*

朝:レモン果汁入り白湯+グリーンスムージー+チアプリン+アボカド、トマト、フムス、キュウリを添えた全粒粉トースト

昼:野菜サラダ、スープ

おやつ:ナッツ、果物、スムージ

夕:豆カレー+ローストまたは蒸し野菜

*おすすめスーパーフード*

ニンニク

無数の健康問題の対処に役立つ抗酸化作用を含む

アボカド

グルタチオンという栄養素が、肝臓に悪影響を与える化学物質除去し、少なくとも30種類の発ガン物質をブロックする

カリフラワー

肝臓の解毒作用を高める抗酸化物質と、最も強力な抗酸化物質の1つであるビタミンCの源である硫黄含有栄養素(システイン)を含む

発酵食品

キムチやザワークラウトなどの発酵食品は消化と免疫力を高めるための優れたバクテリアを補給する

ブルーベリー

肥満、心臓病および他の慢性疾患の主要な原因の1つである慢性炎症の組織損傷効果を軽減する天然のアスピリンを含む

緑茶

脳機能の改善、脂肪の減少、ガン予防、心臓病のリスクの低下など、多くの利点がある抗酸化物質を含む

 

<フムスのレシピ>

材料:1人分(Note ヴィーガン、ナッツ含む、グルテンフリー)

ひよこ豆 500g、タヒニ(ごまペーストで代用)50g、ライム果汁 20g、オリーブオイル 20g、 塩 大さじ1/2、クミン 3g、氷4g

作り方:

  1. ブレンダーにひよこ豆、ライム果汁、オリーブオイル、塩、クミンを入れ攪拌する
  2. 途中氷を数回に分けて入れながら滑らかになるまで撹拌する
  3. タヒニを加え更に混ぜ合わせる
  4. 冷蔵庫で一晩休ませる
  5. カリフラワーなどお好みの野菜を添える

人間の脳は、他の生き物には見られない、非常に複雑なタスクを含む動作、学習や暗記などの活動を効果的に行うために連動していますが、年をとるにつれて、新しい記憶の形成と古い記憶の検索の精度が低下します。脳が最適に機能し続けるための適切な食事ご紹介します。

  

サケ、亜麻仁、キウイ、バターナッツ、クルミに含まれるオメガ3脂肪酸は、脳の機能にプラスの影響を与えます。これらの健康的な脂肪は、脳内の神経細胞を損傷から守り、神経再生を促進させます。

有色果物(特にブルーベリー)やカカオに含まれるバイオフラボノイドなど抗酸化栄養素は、脳の健康に良い影響を与えます。またイチョウ葉は、記憶力を高めるバイオフラボノイドのような抗酸化植物化合物を含むハーブです。ただし、特定の処方薬との薬物相互作用の可能性があるため、投薬中の方は、イチョウ葉服用時は、医師に相談しましょう。

反対に脳の機能と記憶に悪影響を与える栄養素もあります。飽和脂肪酸は体と脳の炎症を促進する性質があるため、大量に摂取すると記憶が損なわれることがあります。飽和脂肪酸を大量に摂取すると心血管疾患(心筋梗塞など)のリスクに繋がります。肉の脂身、生クリームやバターをたっぷり使ったケーキ、即席麺などが要注意でしょう。

十分なオメガ3脂肪酸、クルクミン、およびバイオフラボノイド(濃い色のベリー、有色野菜)を含む食品を積極的に摂取し、脳の機能と記憶にプラスの影響を与えましょう。そしてジャンクフードと大量の飽和脂肪酸を含む食事は改善していきましょう。脳の健康と機能を維持するための正しい食生活を始めるのに早すぎることはありません。

 

抗酸化栄養素をたっぷり含む「ミックスベリーのソルベ」レシピ

材料:

水 1000ml、新鮮な生のミックスベリー(ブルーベリー、イチゴ、クランベリーなどお好みで) 500g、ハチミツ 300ml

作り方:

  1. 材料全てをミキサー(ブレンダー)に入れ、スムーズになるまで混ぜる。
  2. アイスクリームメーカーに入れ、凍るまで混ぜる。

アイスクリームメーカーが無い場合は、材料を冷凍庫で凍らせます。この時少し凍ったら混ぜ、また凍らせる事を繰り返します。*凍らせる前に、材料を冷蔵庫で冷やして、温度を均一にしておくと、より美味しくできます。

 

By Chiva-Som Health & Wellness Advisor

ワクチンの摂取が進み海外旅行への期待も高まってきましたが、来年の旅行、そしておそらく今後数年間は以前とは大きく異なり、旅行中の健康と安全を考えることが最優先となるでしょう。来年以降の旅行の健康ヒントをご紹介します。

旅のストレス対策

混雑した空港や過密なスケジュール等、旅行中においてストレスを感じる状況は少なくありません。ストレスは免疫系に悪影響を及ぼし、風邪、インフルエンザ、コロナなどの感染症に対する防御力が低下します。旅ストレス軽減の最善の方法は、移動に十分な時間を確保できるよう事前に準備することです。それでも予期せぬアクシデントに陥った場合は、少し時間を取って呼吸に集中し、気持ちを整え、落ち着いた心で改めて状況に対応しましょう。

免疫機能をサポートする食事

体を病気から守るために免疫機能をサポートする栄養を摂取しましょう。ナッツとシードのミックス、ベビーキャロット、白糖を最小限に抑えたプロテインバーなどバッグに入れて持ち運べる手軽な食品を準備しましょう。又、毎日のマルチビタミンは旅行中の栄養補給に役立ち、ドライチェリーは天然メラトニンを含むため時差ボケ時の睡眠に役立ちます。機内持ち込み手荷物におやつのドライチェリー、チェックインする荷物に濃縮チェリージュースを入れて到着後飲むのもおすすめです。

水分補給

水分補給は常に不可欠です。旅行中は特に水分補給を忘れがちなので、マイボトル(水筒)を持参し、セキュリティ通過後、空港ターミナル内で充填するのがおすすめです。特に暑い時期の旅行、又は熱帯地域に向かう時は常にマイボトルを携帯しましょう。頭痛や疲労感・無気力を防ぐ助けになります。

マスクをする

マスクが感染拡大を防ぐことは誰もが知っていますが、旅行の時は、不織布のマスクを使用、または不織布と布またはN95マスクで二重にすることもお勧めです。

睡眠を計画する

睡眠は免疫システム(および他のすべての体の機能)の健康を維持する重要な役割を果たし、睡眠不足や質の悪い睡眠は体の免疫力を弱めます。時差のある旅行や日頃から睡眠障害に苦しんでいる人は、更に睡眠パターンが混乱する可能性があります。最初の数日間は旅行計画に「睡眠回復」をスケジュールし、目的地に到着したら十分な休息をとり、普段と同様の睡眠ルーチティンを心がけましょう。メラトニンなどの睡眠補助剤(*医師の許可が必要な場合があります)や、ラベンダーのようなリラックスできる香りで、安らかな眠りへの誘いを助けることもおすすめです。

座らずに歩く

長時間座っていることを避け、旅行中も体を動かすようにしてください。長時間フライトの場合は、頻繁に席を立ち通路を歩きましょう。フライトを待っている時も同様に、携帯電話を見ながら座っていてはいけません、立ち上がり歩きましょう。

日光に当たる

日光は体内時計に重要な影響を与えます。日光を浴びることで、旅行地のタイムゾーンに慣れ、快適に過ごせるきっかけとなります。

By Dr. Jason Culp(チバソム自然療法部門の研究開発ダイレクター)&

ズラル・ウェルネス・リゾート・バイ・チバソムの専門家による