シックスセンシズ ホテル リゾート スパグループは、ホテルとスパの運営において、使い捨てプラスチックの使用を避け、完全に取り除くという野心的な「プラスチック・フリー 2022」戦略の一環として、「United States Coalition on Sustainability(米国サステナビリティ連合)」と「SustainChain™(サステイン・チェーン™)」のパートナーになります。ホスピタリティブランドとして初となる同パートナーシップは、2020年に参画した「Global Tourism Plastics Initiative(グローバル・ツーリズム・プラスチック・イニシアチブ)」に続き、サプライヤーと協力しながら、より安全な代替品を探し、プラスチック汚染の根本的な原因の解決に取り組むことを目的としています。

SustainChain™は、国連の持続可能な開発目標の実現に向けた、前例のない取り組みとその進展を促す改革エンジンです。コラボレーションの価値を重視し、共同事業の実施、ベスト・プラクティスの共有、ソリューション実践範囲の拡大のために、世界規模の持続可能なエコシステムを構築します。

シックスセンシズは、ゲストと地域住民がプラスチック汚染に晒されないよう、プロパティ内にとどまらず周辺地域も対象に、プラスチック・フリーの実現をめざしています。最優先課題である使い捨てプラスチックをはじめ、すべてのプラスチックの使用を避けるためには、包装材料から、生地、家具にいたるまで、イノベーションが必要です。SustainChain™は、サプライヤーとつながり、共にイノベーションを起こし、大きな変化をもたらすためのダイナミックなプラットフォームを提供します。

使い捨てプラスチックの削減に対するシックスセンシズの姿勢は徹底しています。1990年代に、バスルームのアメニティを詰め替え可能なセラミック製に切り替え、2003年に、特製のガラスボトル入り飲料水の使用を開始しました(直近の2019~2020年には、グループ全体で240万本以上の使い捨てペットボトルの使用削減を実現しました)。さらに、2016年には、プラスチック製のストローとデリバリー用容器を廃止しました。また、サステナビリティ担当副社長のジェフ・スミスと、タイのシックスセンシズ ヤオノイは、「プラスチック・フリー・キッチン」のプロトタイプを考案し、シックスセンシズの全プロパティへの導入を計画しています。

ジェフは、「SustainChain™とのコラボレーションにより、国連の持続可能な開発目標の実現を支援する、バリューチェーン全体のコラボレーションとイノベーションが可能になります。より具体的には、シックスセンシズの「プラスチック・フリー2022」の目標を達成するための選択肢が広がります。SustainChain™による大きなイノベーションと参画団体が共に成長する機会は、すでに目に見える形で進展しており、素晴らしいムーブメントです。」と、コメントしています