ロンドン郊外、サマセット州に位置する歴史あるエステート(広大なガーデン、農園、ホテルの敷地)のザ・ニュート インサマセットはグレートウェスタン鉄道との特別なパートナーシップにより、今年もロンドンからの日帰りツアー「グレート・ガーデン・エスケープ」を催行します。今年は例年の好評に伴い開催時期が12月まで延長されます。ロンドンのパディントン駅から英国南西部へ出発する鉄道での旅は、ファーストクラスでの優雅な時間と、大幅に拡充されたザ・ニュートでのとっておきの体験がゲストを待っています。

季節ごとに設定されたテーマで提供する「ビー&ハニー」「ローマン・サマセット」「ハーベスト」といったシーズナル・スペシャルを組み合わせることで、季節限定の食事メニューや体験など、それぞれのゲストにあったツアーをお楽しみいただけます。

優雅なファーストクラスの旅

2024年4月5日~12月7日の週末に運行される優雅な鉄道の旅は、ロンドンのパディントン駅から出発し、英国南西部の美しい風景を通り抜け、ケアリー城駅に到着します。早朝パディントン駅に集合したゲストは、ファーストクラスに案内され、ゆったりとした空間の中で、ザ・ニュートの料理長が用意した朝食用ピクニックセットをご堪能いただけます。ペストリーのセレクションから、自家製ヨーグルト、バター、グラノーラに至るまで、サマセットの最高の食材を使用した至福の朝食セットです。一等車で贅沢な鉄道の旅を楽しんだ後は、イギリスらしい牧歌的なザ・ニュートの地所へと向かいます。

ザ・ニュートでのとっておきの体験

ザ・ニュートの専門家チームが、エステートに到着されるゲストをお出迎えします。ゲストは、庭師、養蜂家、シェフ、アップルサイダーを造る職人など、様々なエキスパートから直接話を聞くことが出来ます。今年のガーデン見学ツアーは、これまで以上に丁寧な解説が付いており、実際に農産物を手に取ったり、収穫したり、香りや味を楽しむ時間も含まれています。自由時間は、「ハウス&ガーデン・ショップ」、「ファーム・ショップ」、「ジェラテリア」にお立ち寄りください。美しい景観を眺めながらゆっくりとした時間を過ごすのもおすすめです。最先端技術を導入した体験型ミュージアム「ストーリー・オブ・ガーデニング」などの施設も見逃せません。さらに日本語にも対応しているオーディオガイドをご用意。日本語で詳しい説明を聞きながらお楽しみいただけます。当ツアーには、エステートに無料で再訪できる1年間有効のメンバーシップも含まれています。

ザ・ニュート自慢のご馳走

ゲストは、朝食の焼き立てクロワッサンから、敷地内で収穫されたばかりの野菜をふんだんに使用したランチまで、1日を通してザ・ニュートの恵みをお楽しみいただけます。ガラス張りのガーデン・カフェで提供されるランチは、バビロンストレン産のワインとのペアリングがお勧めです。また、リンゴの栽培が盛んなサマセットでは、何世紀にも渡りアップルサイダーが醸造されてきました。この伝統を受け継ぐ「サイダー・プレス&セラー」がエステート内にあり、サイダーのテイスティングをご体験いただけます。帰りのファーストクラスでお召し上がりいただくザ・ニュート特製のアフタヌーンティーには、季節のジャムと英国南西部名物のクロテッドクリームが添えられたスコーンに加え、ニュートの敷地内で育ったエディブルフラワーで飾られたヘリテージ・ローフ・サンドイッチと季節のケーキが含まれています。

季節毎のユニークなテーマ

季節毎にテーマを設定し、各テーマに沿ったツアー内容をお届けします。「ビー&ハニー」をテーマとする7月は、新設の体験型エキシビション「ビーザンチウム」にて、魅力的なハチの世界へとゲストを招待します。そして、今年から開始する12月の「ミッドウィンター・マジック」では、冬の幻想的な景色を楽しみながら、専門家が教えるクリスマスリース作りにご参加ください。

グレート・ガーデン・エスケープに含まれるもの

  • 往路のファーストクラスで提供されるザ・ニュート特製朝食ピクニックセット
  • 経験豊富な庭師がガイドを務める美しい庭園と原生の森を楽しむ散策ツアー
  • 敷地内で栽培された採れたての食材を使用した「ガーデン・カフェ」での季節限定ランチ
  • 充実した自由時間:美しい敷地内の散策、体験施設、地元スイーツを楽しめる2軒のショップ
  • アップルサイダーのエキスパートが解説する見学ツアー&テイスティング
  • 復路のファーストクラスで提供されるザ・ニュートのパン工房「ベーカリー」特製アフタヌーンティーセット
  • 12ヶ月間有効のメンバーシップ(エステートへの再訪券(鉄道乗車券なし))

料金:

大人345ポンド/人、子ども290ポンド/人

*シーズナルスペシャルは追加料金にて手配可能

催行日:

4月 – 20日(土)、27日(土)

5月 – 11日(土)、24日(金)、25日(土)

6月 – 8日(土)、14日(金)、15日(土)、22日(土)

7月 – 13日(土)、19日(金)、20日(土)

8月 – 10日(土)、16日(金)、17日(土)

9月 – 14日(土)、20日(金)、21日(土)

10月 – 3日(木)、10日(木)

12月 – 6日(金)、7日(土)

「グレート・ガーデン・エスケープ」のツアーチケットは、thenewtinsomerset.com/great-garden-escapeよりお買い求めいただけます。

グループ:団体旅行や貸切りでご利用される場合は、オーダメイドの体験を追加することが可能です。ご希望の際は、予約部門までお問い合わせください。

(メール:reservations@thenewtinsomerset.com 電話:+44 (0)1963 577777)

ロンドン郊外、サマセット州に位置する歴史あるエステート(ホテルと広大なガーデンの敷地)のザ・ニュート、サマセットは社会および環境へのサステナビリティに関する活動報告を発表しました。昨年「World Best 50 Hotelsのカルロ・アルベルト・ベストブティックホテル」にて世界ベストブティックホテルに選出された当ホテルは、2019年の開業以来、社会・環境への貢献に注力しております。

社会への影響と効果

  • 雇用と発展の機会を提供し、地元の人口と経済の維持に貢献します。
  • 従業員を大切にし、栄養、学習の機会、トレーニングなどをサポートし、運動、健康、健康的なライフスタイルを奨励します。
  • ザ・ニュートの地域に移転する人々のために、至近距離にスタッフ用住居を提供します。
  • 学校や大学と協力し、あらゆるバックグラウンドを持つ若者に働く機会を創出。従業員の多様性を奨励します。
  • ガーデニング、エンジニアリング、ホスピタリティの実習の機会を提供します。
  • 地元住民、サプライヤー、企業との強力な関係を構築します。
  • 地元の村の取り組みやイベントに貢献し、地元コミュニティの繁栄を支援します。
  • ザ・ニュートの会員、ホテル宿泊客、学校、業界向けに学習プログラム、イベント、ワークショップを提供します。
  • ホテルを訪れ、ザ・ニュートと触れ合うすべての人に、ウォーキングやサイクリングを通じて自然やサマセットの風景とつながることを奨励するために、歩道やアクセスを整備します。
  • 再利用とリサイクルを奨励します:雨水の採取、レストランでの詰め替え可能なウォーターボトルの使用、オンラインショップの配達用段ボール箱の再利用、リサイクルのための廃棄物の分別、敷地内での再利用するための生ごみの堆肥化、薪の伐採と乾燥、建物用骨材の再利用。

取り組み例:

  • 社員食堂では、全従業員に栄養価の高い温かい食事を提供しています。 ほとんどが、敷地内農園で栽培または飼育された農産物で調理されることで、フードマイレージを最小限に抑え、使い捨てプラスチックを減らし、廃棄物が削減されます。
  • 当社のレストラン、ショップ、社員食堂は、当社の理念を共有する地元企業から食品やその他の製品を調達しています。 地域経済を支援し、商品の移動を最小限に抑え、伝統的な影響が少ない生産方法を維持します。 建材や仕上げにも同様に地元の石材や木材を使用しています。
  • 園芸、伝統工芸、生物多様性、栄養学など、季節ごとに開催されるイベントやワークショップの年間プログラムは、持続可能な方法で栽培し、創造し、食べる方法に焦点を当てています。
  • 毎年開催されるヘッド ガーデナー カンファレンスでは、ガーデニングの専門家、デザイナー、(社会的)運動家、科学者を招聘し、業界の注目のテーマについて議論し、特にガーデニングが環境と健康と幸福にどのようなプラスの効果をもたらすことができるかについて考察します。

環境への影響と効果

  • 土壌の健全性と生物多様性を改善する再生農業を実施します。
  • 卓越した動物福祉を備えた専門家による飼育管理。 再生計画に従って家畜を管理し、生態系に積極的に貢献します。
  • 家畜を尊重し、動物の死骸をすべて利用し、廃棄物を最小限に抑えます。
  • 土壌の健康を維持し促進するために、生産性の高いガーデニングに不耕起栽培と有機の原則を適用します。
  • 大規模な植樹、森林、生垣の管理。 多様な固有の生息地の保護と促進。 伐採した木材を暖房に利用しています。
  • 野生動物の監視と管理。希少種や絶滅危惧種の繁栄を可能にする。
  • 敷地と敷地周囲の土地に動物の回廊を作成します。原生林を備えた敷地内の鹿公園も含まれます。
  • 生ごみを堆肥化します。
  • 野生のミツバチの群れを誘引し維持するために、花粉が豊富な植栽と並行してミツバチの巣箱を開設し、維持します。
  • 希少種または絶滅危惧種を再導入します。
  • リサイクル可能またはリユース可能な消耗品を計画的に調達し、 使い捨てプラスチックの使用を最小限に抑えます。
  • 種の多様性を維持・改善する取り組みのため、敷地全体の生物多様性監査を監督する昆虫学者を雇用します。

取り組み例:

  • ガーデンや森林の廃棄物を使用し、年間約 250㎥の堆肥を作ります。
  • 作物の栽培に人工肥料や化学薬品を一切使用しません。
  • ディーゼルの使用を削減し、土壌の健康を促進するために、耕作可能な作物の 3 分の 1 を直播きします。
  • 最小限の投入物、被覆作物、中断作物、農場の肥料を通じて、土壌の有機物と生物多様性を増加させます。
  • 敷地内で栽培された牧草、干し草、大麦、豆を牛に与えます。 使用される唯一の外部飼料は、糖蜜やミネラルなどのサプリメントです。
  • ミツバチや他の昆虫に花粉を供給し、土壌に窒素を固定するために、敷地全体にクローバーの牧草地が広がります。
  • 敷地全体に昆虫や鳥の生物多様性を促進するため、耕作地周囲に6mの草地と野鳥の種子混合物を植えます。
  • アカリスとオオノガンの紹介。
  • ホテルとスパの両方で、バスアメニティを使い捨てから再利用可能なものへ移行しました。
  • スパで堆肥化可能なスリッパを使用。

さらに、太陽電池の設置、敷地内、及びオンラインショップの商品配送に電気自動車を採用、再生可能エネルギー源の導入など、先進的で効率的なテクノロジーも数多く取り入れています。

2023年7月にロンドンの5つ星ホテル、45パークレーンに開業した「鮨かねさか」が、『ミシュランガイド イギリス&アイルランド2024』にて1つ星を獲得しました。開業からわずか7ケ月という快挙に、45パークレーンは大きな喜びに包まれています。

金坂真次シェフが率いるこの鮨レストランは、カウンター席13席のおまかせスタイルです。東京本店は、伝統的な職人技による江戸前寿司を楽しめる究極のレストランとして絶大な支持を得て、2018 年よりミシュラン 2つ星を維持し続けています。

高級感とモダンな雰囲気を融合させたホテル内の扉の先に、隠れ家のようにひっそり佇む鮨かねさかは、ロンドンにおけるおまかせスタイルの鮨をより特別な体験へと昇華するべく、伝統的で純粋な江戸前寿司を提供。厳選した材料を高い技術で握る唯一無二の鮨をご堪能いただけます。金坂シェフは完璧を追求し、東京の店舗スタッフを含め、シェフ、ソムリエ、接客スタッフから成る8 名の精鋭チームを結成しました。

最大20品からなるコースは、最高品質の旬の食材を使用し丁寧に仕上げられ、鮨かねさかの創作と熟練の技が、伝統と現代性を兼ね備えた最上のおまかせ鮨を求める美食家たちを魅了します。わさびや米などの主要な食材は、長年にわたり取引している日本の仕入先から調達する一方で、イギリスをはじめとするヨーロッパ産の魚介も厳選され、活け締めされた鮮度の高い旬の魚を取り揃えています。

おまかせコースは、日本酒、ワイン、ビール、日本産ウィスキーとのペアリングもお楽しみいただけます。こだわり抜かれた日本酒のセレクションは手彫りの「堀口切子」グラスで提供。日本酒の魅力を再発見していただけるでしょう。

ロンドンで本物のおまかせ鮨を実現するために特別にデザインされた店内は、9 席のカウンター席と隣接する個室内の 4 席のカウンター席の計 13 席のみ。各セクション専任の寿司職人は、熟練の技を目の前で披露し、女将のナナミさんを中心とした唯一無二のおもてなしを提供します。

店内デザインを含むすべての要素は、江戸前寿司の精神を体現し心を尽くすことを第一に考え抜かれ、インテリアは、著名な日本料理店デザイナーのItai氏が手がけました。花崗岩が敷き詰められた通路から、ハイドパークのサーペンタイン池に着想を得た組子細工、一枚板の木曽檜から作られたカウンターまで、調和と静寂が表現されています。店内を飾る壺は、陶芸家の辻村史朗氏が鮨かねさかのために特別に制作した作品です。さらに、寿司職人が江戸時代から用いる、氷を使用してネタを冷やす方式の檜の冷蔵ショーケースが設置され、伝統的手法で魚の温度を適温に保ちます。

金坂真次シェフのミシュラン1つ星受賞に対するコメント:

「私は、ロンドンの中心地に位置する45パークレーンにて、日本の伝統的な食文化と私たちの鮨に対する情熱をお届けするために、東京の店舗出身の寿司職人を含む精鋭チームと一緒に取り組んでまいりました。『ミシュランガイド イギリス&アイルランド』の1つ星レストランへの選出はとても名誉なことで、光栄に思います。引き続き、江戸前寿司の真髄と、伝統的なおまかせ鮨レストランならではの体験をお客様に提供してまいります。」

45パークレーン(ロンドン)の総支配人、リー・ケリーのコメント:

「45パークレーンの鮨かねさかが、ミシュランの1つ星を獲得したことを心より誇りに思います。この度の栄誉ある賞の受賞は、鮨かねさかの優秀なチームの揺るぎない献身と、卓越したサービスに対する努力の賜物です。昨夏の開業以来の絶え間ない真摯な取り組みが評価されたものでしょう。」

ロンドン郊外に位置する歴史あるエステート(ホテルと広大なガーデンの敷地)のザ・ニュート、サマセットは、優れたホテルを表彰する新しい世界ランキング「世界のベストホテル50(The World’s 50 Best Hotels)」の37位に輝き、「カルロ・アルベルト・ベストブティックホテル」を受賞した記念すべき最初のホテルとなりました。飲食店の世界ランキングで知られる「50 Best」による、旅行分野を対象とした初めての世界ランキングは、ロンドンで開催された受賞式で発表され、世界6大陸、35ヶ所の地域に位置する、業界を牽引する素晴らしい50軒のホテルが選ばれました。当世界ランキングは、2009年に開始した「世界のベストバー50」以来「50 Best」がはじめて新設したランキングでもあります。

華やかな授賞式の会場となった歴史的なギルドホールには世界中から業界関係者が集まり、世界ランキングの発表を祝いました。授賞式では、一般消費者や旅行者はもちろん、ホテリエ(ホテル経営者)が理想とする、素晴らしいホテル体験の数々が紹介されました。

ザ・ニュートは、イギリス南西部、サマセット州のブルートン近くに位置する歴史ある農園と庭園を含む地所で、40室の客室を備えたスモールラグジュアリーホテルとスパを有します。歴史的重要建造物グレードⅡ*に指定されているジョージアン洋式の邸宅「ハドスペン・ハウス」、旧馬小屋、旧農場「ファームヤード」を改装した客室に加え、レストラン、ショップ、イノベーティブな体験型施設、アップルサイダー工房なども完備しています。牧歌的な雰囲気の中、「ファーム・トゥ・テーブル(農場から食卓へ)」をコンセプトにしたレストランやショップでの食事や買い物、自然の癒し効果を活かしたスパトリートメントなど、英国のカントリーサイド(田園地帯)ならではの魅力を満喫できます。また、ザ・ニュートの会員に入会すると、知識豊富なスタッフによる講演、ワークショップ、イベントの年間プログラムに参加することができ、ザ・ニュートを一年通じてお楽しみいただけます。ザ・ニュートでは、サマセット州の恵みを祝い、その肥沃な土地に感謝しながら維持・改善・活用に努めています。

世界のベストホテル50のマネジングディレクター、ティム・ブルック-ウェッブ氏は、「世界ランキングに選ばれた全てのホテルに心からお祝いを申し上げます。何れのホテルも、選考を担当したアカデミーの旅行専門家達に、心に残る感銘を与えたことは明らかです。新型コロナウイルスがホスピタリティ産業に壊滅的な打撃を与えるのを目の当たりにした後、こうして多くのホテリエが世界中からロンドンに集まり、記念すべき第1回目の『世界のベストホテル50』の授賞式を開催し互いに祝い合う様子を見ることができたことは、非常に感慨深く大きな喜びです。ベストホテルを紹介するこのリストが、旅行好きな方々に対し、次の旅行先を考える上で素晴らしいインスピレーションになれば幸いです。」と、コメントしています。

ザ・ニュート、サマセットのCEOのエド・ワークマンは、「今年初めて開催された『世界のベストホテル50』に選ばれたことは大変名誉なことです。2019年の開業以来、専門家チームの意見に耳を傾け、サマセット州が持つ魅力に光を当てることにより、イギリスのカントリーサイドでのエスケープ旅行に対する従来のイメージを刷新することに注力してきました。ザ・ニュートは、素晴らしいスタッフとコミュニティによって支えられており、彼らなくして、ザ・ニュートのサービスや体験はあり得ません。この度の受賞は、常駐の肉屋のスタッフ、アップルサイダー醸造師、庭師、デザイナー、シェフ、フロントスタッフを含む彼らの全てが情熱をもって日々のサービスの提供に取り組んでいる成果です。」と、コメントしています。

ザ・ニュートのホスピタリティ部門長のアンドリュー・フォルケスは、「このような素晴らしい賞をいただき、ザ・ニュートのスタッフ及び関係者一同大変光栄に存じます。敷地内にホテルのほか様々な施設を備えるザ・ニュートが、私たちが尊敬し憧れる旅行業界の専門家の方々から高い評価を受けたことは、非常に嬉しいマイルストーンです。初日から支援し続けてくださっているゲストや会員の皆さまに心より感謝申し上げます。そしてもちろん、“忘れられない瞬間を創造する”というミッションに情熱を注ぐチームのスタッフにも感謝の気持ちを伝えたいと思います。」と、コメントしています。

ザ・ニュートのオーナーであり、クリエイティブなビジョンを創り上げたカレン・ルースは、「サマセットを訪れた時、緑豊かな谷、食文化、クリエイティブな人々に魅了され、すぐに大好きになりました。この度の受賞が、より多くの方が訪れ、ホテルのみならず同州やコミュニティの魅力を体験していただくきっかけになれば嬉しいです。自然の中で自分自身を見つめ直し、新しいことを学びながら滞在を楽しんでいく中で、気づいたらサマセットの魅力に夢中になっているかもしれません。」

レストランとバーに続く「世界のベストホテル50」の発表は、最高のホスピタリティ体験を紹介する最も信頼される世界ランキングとして歩みを進める「50 Best」の新しい一歩です。

毎年、世界最高のレストランとバーを称える、ザ・ワールド50ベスト レストランズとザ・ワールド50ベスト バーズを実施している50ベストは2023年より新しく、世界中の最高のホテル体験を称えるザ・ワールド50ベスト ホテルズを発表しました。580人のグローバルな業界専門家パネルによる投票により、毎年世界中の最高のホテルやリゾートが選ばれます。世界6大陸35のデスティネーションのホテルがランクインしており、初のワールド ベスト ホテルに選ばれたホテルをはじめ、その素晴らしいホスピタリティが評価された世界有数の宿泊施設を知ることができます。

2023年は弊社が日本地区代理を務めるリゾート、ホテルより3軒が選出されました。

6位 ラ・マムーニア(モロッコ/マラケシュ)

  • ザ・ベスト ホテル イン アフリカ2023も同時受賞

1923年の開業以来、洗練されたデザインと最高のホスピタリティで世界最高級のホテルとして多くの著名人に愛されてきました。ウィンストン・チャーチルが「マラケシュを世界で最も美しい場所」と称した当ホテルは今年で100周年を迎えます。2020年には大規模なリノベーションが行われ、ピエール・エルメのブティック、ジャン・ジョルジュのイタリアと東南アジア料理の2つのレストランや地下のワイン・バー、21席の映画館などが新設されました。

37位 ザ・ニュート イン サマセット(イギリス/サマセット)

  • カルロ・アルベルト ベスト ブティック ホテルアワード2023も同時受賞

ジョージアン様式の邸宅と農舎、豊かな原生の森と草原、果樹園を含む農園、そして数エーカーにもわたる庭園を有す1000エーカー(東京ドーム87個分)に及ぶ歴史あるエステートです。代々のオーナーが大切に改修を重ね、建築当時の面影を残しながら進化し続けている施設にはイギリスのグレード II*指定建造物に登録されている建造物もあります。サマセットの歴史、サステナブルな農業、職人によるものづくりを大切にする当施設は、レストラン、ファーム・ショップ、アトラクション施設、アップル サイダー(シードル、リンゴを原料とした酒)を造り貯蔵する「サイダー・プレス&セラー」も備えています。

49位 シックスセンシズ イビサ(スペイン/イビサ島)

2021年7月にオープンし、イビサ島の代名詞であるクラブカルチャー、音楽やアートのほか、ウェルビーイングとサステナビリティがシームレスに融合し、非の打ちどころのない5つ星のサービスを提供しています。シックスセンシズの代名詞でもあるウェルネス、美食への探求、地域に根付く文化を称えた当ホテルはイビサ島メインエリアの南東部から離れた北東部ザラカ湾の輪郭に沿って溶け込むように建てられ、華やかなイビサ島のリゾートでありながら静かで自然豊かなリゾートです。

THE WORLD’S 50 BEST HOTELS

https://www.theworlds50best.com/hotels/list/1-50

ドーチェスター・コレクションは、イギリスに位置する、ザ・ドーチェスター、45パークレーン、カワース・パークの全3軒のホテルにて、有名なオーガニック・スキンケアブランド「ishga(イシュガ)」のトリートメントの提供を開始したことを発表しました。

スコットランド産の海藻が持つ優れた特性に着目した同ブランドのユニークなトリートメントは、最初に導入された「ザ・スパ at カワース・パーク」で人気を博し、「ザ・ドーチェスター・スパ」と「ザ・スパ at 45パークレーン」での提供へとつながりました。海藻が持つ自然のヒーリング効果と最先端のスキンケア技術を融合し、サステナビリティに配慮したオーガニック・スキンケア製品を用いるトリートメントは、ドーチェスター・コレクションのウェルネスに対するアプローチと完全に一致しています。

ドーチェスター・コレクションのグローバルウェルネス&スパ部門を統括するテレサ・オファレルは、「ザ・スパ at カワース・パークが2019年にイシュガのトリートメントを導入し、この度、ザ・ドーチェスター・スパとザ・スパ at 45パークレーンでも提供を開始できたことを大変嬉しく思います。サステナビリティに配慮したオーガニック・スキンケア製品の開発・製造に対するイシュガの徹底した姿勢は、私たちが追求するラグジュアリー、リラクゼーション、リジュベネーションの3つを柱とした唯一無二のゲスト体験を補完します。」と、コメントしています。

ホテル間の素晴らしい連携により、全3軒のホテルスパにて、細部にわたり考え抜かれたイシュガならではのトリートメントの提供が実現しました。ゲストは、シグネチャートリートメントをはじめとする幅広いメニューでリフレッシュしていただけます。

サステナブルなラグジュアリースキンケア製品を展開するイシュガは、イギリスの北西、スコットランド本土から遠く離れた辺境のヘブリディーズ諸島が発祥の地です。製品に使用しているスコットランド産の純オーガニック海藻は、その抗酸化作用と効能で何世紀にもわたり珍重されてきました。海藻が持つ優れた成分を生かしたトリートメントは、肌に栄養素を届け、活性化し、修復を図る方法として理想的です。ブランド名のイシュガは、ゲール語で「水」を意味します。アウター・ヘブリディーズ諸島の辺境の地で開発された製品は、スコットランド産の最高品質かつ最も純粋な海藻と、美しいヘブリディーズ諸島を構成する島の1つ、ルイス島の天然水を組み合わせています。 海藻は、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、抗酸化物質、必須脂肪酸を最も豊富に含む天然素材の1つです。

ロンドンの中心部メイフェアに位置するコンテンポラリーなラグジュアリーホテルとして人気の45パークレーンは、2023年7月1日に、カウンター席13席を備えた「鮨かねさか」がオープンすることを発表しました。

45パークレーンに誕生する支店は、2018年よりミシュランの2つ星を維持し続ける東京の名店「鮨かねさか」グループが、アジア太平洋地域外で初めて開業する店舗となります。金坂真次シェフが率いるおまかせスタイルの寿司屋は、伝統的な技による本物の鮨を楽しめるレストランとして多くのお客様から支持を集めています。

鮨かねさかの新店は、45パークレーンのスタイリッシュかつラグジュアリーな館内にひっそりと設けられた扉の先に居を構え、ロンドンにおけるおまかせ寿司をより高いレベルへと昇華するべく、熟練の板前が細部までこだわり、伝統的かつ純粋な江戸前寿司を提供します。ゲストは、厳選した材料をその状態を見極めながら高い技術で握られた最高品質の鮨をご堪能いただけます。完璧を追求する金坂シェフは、当店のために、8名のシェフ、ソムリエ、接客スタッフから成る精鋭チームを結成しました。その内の多くは、高い評価を受ける既存店舗より集められています。

最高品質の旬の食材を使用し丁寧に仕上げられた最大20品からなるコースは、伝統と現代性を兼ね備えた最上のおまかせ体験を求める美食家のニーズに応えます。ワサビや米といった主要な食材(山形県産の金坂シェフ独自のブレンド米も使用予定)は、長年にわたり取り引きしている仕入先から調達する一方、イギリスやその他のヨーロッパ産の特選の魚介も使用します。魚は活け締めして鮮度が保たれているほか、季節に合わせた新鮮で高品質な食材を取り揃えます。

おまかせコースは、酒、ワイン、ビール、日本産ウィスキーとのペアリングもお楽しみいただけます。特に酒のセレクションはこだわり抜かれており、古来より日本で嗜まれてきた酒の魅力を再発見していただけるでしょう。飲み物に使用される「堀口切子」の切子グラスは、ミニマルな美しさを備え、間接照明により繊細な輝きを放ちます。ウィスキーは、伝統と職人の技を大切にし、世代を超えて継承されてきた匠の技により製造された「響」、「山崎」、「白州」などの銘柄をご用意しています。

ロンドンで本物のおまかせ体験を提供するべく特別にデザインされた店内は、9席のカウンター席と隣接する個室内の4席のカウンター席の計13席で構成されています。両スペースには専任の寿司職人がそれぞれつき、熟練の技を披露しながら、鮨かねさか流のおもてなしでゲスト1人ひとりを魅了します。接客は、伝統に従い、当店での体験が唯一無二の特別なものになるよう、女将のナナミさんを中心に行われます。女将は、日本独自のおもてなし文化を象徴する存在です。

店内デザインを含むゲスト体験のすべての要素は、江戸前寿司の精神を体現するために考え抜かれ、心が尽くされています。花崗岩が敷き詰められた通路から、ハイドパークのサーペンタイン池に着想を得た組子細工に至るまで、調和と静寂の美を表現したインテリアは、日本料理店のマスターのイタイ氏が手がけました。カウンターは、1枚の木曽檜から作られています。店内を飾る壺は、有名な陶芸家の辻村史朗氏が鮨かねさかのために特別に制作したものです。さらに、江戸時代に寿司職人が初めて使用した氷で冷やす冷蔵庫も設置されています。氷で冷やす冷蔵庫は、魚の温度を適温に保つことができます。

金坂シェフは、この度の開業にあたり次のように述べています。「東京の鮨かねさか出身の寿司職人とスタッフを含むチームと共に、ロンドンにて日本の伝統的な食文化と私たちの鮨に対する情熱をご披露できることを大変光栄に思います。活気あふれる銀座の街で、伝統的なおまかせ寿司店が持つ静寂を楽しむという、東京の鮨かねさかの魅力をロンドンで再現します。最高品質の食材に伝統の技を施し、献身的な職人によって丁寧に準備される江戸前寿司の真髄をお見せできることに興奮を隠しきれません。おまかせ寿司は、カウンターをはさんで寿司職人とお客様の間に生まれるつながりを楽しめる、大変ユニークでありスペシャルな体験です。」

45パークレーンの総支配人のリー・ケリーは、次のように述べています。「金坂真次シェフにとってヨーロッパ初進出となる支店が45パークレーンにオープンし、金坂シェフをお迎えできることを大変嬉しく思います。私は、かねてより憧れていた金坂シェフに東京で実際に会い、最高品質の味を堪能する機会を得ました。鮨かねまさは、ロンドンの中心部メイフェアで、江戸前寿司の芸術と精神を体現し、真のおまかせ体験を提供します。ロンドンのお客様は、まるで東京にいるかのような、極上の鮨体験をお楽しみいただけるでしょう。今からオープンが待ちきれません。」

ご予約は、sushikanesakalondon.com  より承ります。

ザ・ドーチェスターは、改装により新しく生まれ変わった客室とスイートを初公開し、ロンドンを代表する名門ホテルの歴史に新しいマイルストーンを刻みます。ホテル1階部分は、大改装第1フェーズの完了に合わせ2023 年 1月に既に再オープンしており、改装を完了した客室とスイートは、この度の公開と同時に予約受付も開始します。

著名なインテリアデザイナーのピエール・イヴ・ロションが、新しい時代に向けて伝統をアップデートするというビジョンに基づき手がけた新しい内装は、ザ・ドーチェスターのDNAとして継承されてきた1930年代当時の華やかさとエッジの効いた現代性をシームレスに融合しています。歴史あるホテルは、ロンドンの中心地メイフェアで、ハイドパークも至近距離という素晴らしい立地環境を称え、ホテルの個性を新鮮な色使いを通して遊び心いっぱいに表現したデザインにより、一段とその輝きに磨きがかかりました。イギリスの舞台美術家のオリヴァー・メッセルらしい豪華なスタイルなど、ホテルの歴史を象徴する要素を大切にしながら、ゲストエクスペリエンスを高める居心地の良いモダンな空間へと進化を遂げています。

細部までこだわりぬかれた新装の客室とスイートは、淡いリーフグリーンとローズフォグピンクからヘザーブルーとレモンイエローの組み合わせまで、イングリッシュガーデンに着想を得た色彩が印象的な明るい空間です。従来の特徴的なカーペットデザインに合わせた特別仕様のスペイン産アラルウールのカーペットが室内と廊下に敷かれているほか、一部のスイートにはドゥグルネイの手描きのヘッドボードが付いています。そして、クラシックな英国スタイルの魅力で知られるコレファックスとファウラーの花柄のファブリックが、すべての客室の壁やヘッドボードに取り入れられ、優雅な雰囲気を引き立てています。

また、改装を機に総客室数を当初の250室から241室に減らし、豪華な私邸のような雰囲気を備えたより広々とした空間を実現しています。スイートを含めた客室タイプは、スーペリア、デラックス、エグゼクティブ・パークビュー、エグゼクティブ・ジュニアスイート、ドーチェスター・スイート、ハイドパーク・スイートなど、19種類をご用意しています。これまで大切に保存され、1953 年当時の洗練されたスタイルが今に残るオリバー・メッセル・テラススイートも、モダンな快適性を備えるためにアップデートされています。

ピエール・イヴ・ロションは、客室だけでなく、優雅なレストラン「ザ・プロムナード」を含むホテルのメインエリアのリデザインと、煌びやかな「アーティスト・バー」の新設も担当しました。館内を行き来するゲストが、“renouveau(リニューアル)の感覚を感じることができ、配色によってパブリックとプライベートな空間の間に自然な継続性が生み出されることを意図した新しいデザインは、厳選されたアートコレクションと共に、それぞれの空間に新しい命を吹き込んでいます。

快適性と機能性を高めるために最先端設備を導入し、ホテル全体の防音、空調、配管システムを改善することも、この度の改装の目的でした。ゲストは、新しい吸音材により、外部の騒音に邪魔されることなく、より静かで落ち着いた滞在をお楽しみいただけます。カスタマイズ可能な温度調節機能を備えた空調システムは、快適な滞在環境を実現します。最新の配管システムは、機能性の向上はもちろん、節水技術や環境に優しい機能を搭載しており、サステナビリティにも配慮しています。

ザ・ドーチェスターは、2023 年 1月に、前庭、庭園、ロビー、「ザ・プロムナード」、伝説的デザイナーのマーティン・ブラドニツキがデザインを担当した「ヴェスパー・バー」の新装と、新設の「アーティスト・バー」を公開し、1階部分の営業を再開しています。そして、3月には、ピエール・イヴ・ロションがデザインを手がけた「ケーキ&フラワー」ブティックが、4月には、「ザ・ドーチェスター・スパ」がオープンしています。2024 年には、イベントやパーティーに最適なペントハウス・スイートが改装後に再オープンし、ルーフトップでのサービスが常設となる予定です。

1931年以来、ロンドンの中心地メイフェアで、ハイドパークも至近距離という絶好のロケーションに立つザ・ドーチェスターは、ホテルとディルニーストリートの角に専用エントランスを備えた、豪華なパティスリーとフローリストの「ケーキ&フラワー」ブティックを2023年3月23日にオープンします。当ホテルの社内フラワーデザイナーのフィリップ・ハモンドと、エグゼクティブ・パティシエのマイケル・クワンのコラボレーションにより実現しました。

鏡、大理石のカウンター、モザイクの床が、光り輝く優雅さと豪華さがあふれる雰囲気を作り出し、パリを拠点とするデザイナー、ピエール・イヴ・ロションによるこの宝石のようなインテリアは、生きる喜びを刺激します。ショーウィンドウは、当ホテルの情熱と熟練を示す魅力的な傑作で飾られ、ディスプレイからゲストが直接手に取れるように設計されています。  棚やケースの中は、シックなパッケージに入った特製ケーキ、ユニークなギフトバスケット、花のブーケ、厳選されたシャンパンと職人のチョコレートなどが並び、見ているだけでも嬉しくなってしまうでしょう。

フィリップ・ハモンドは、2010 年以来、息をのむようなフラワーアレンジメントを担っており、当ホテルの代表的なバラの品種であるドーチェスター・ローズの創作にも携わってきました。 フィリップの特注の手作りブーケと美しい花束は、「ケーキ&フラワー」ブティックで購入できるほか、事前注文、及びオンラインでもオーダーでき、ロンドン中心部内へのデリバリーが可能です。

マイケル・クワンは 2022 年 1 月に当ホテルチームに加わりました。受賞歴に輝く彼は、繊細でありながら鮮やかなケーキをデザインします。 メニューのハイライトには、ドーチェスター・ローズのケーキ版とも言える、特製のバラとジャスミンクリーム、圧縮洋ナシとココナッツクランチにマッチするまばゆいばかりのケーキが含まれ、さらに、柚子とベルガモットのメレンゲ、シトラス コンポート、オレンジ ブロッサム クリーム、コンフィ シトラスを添えたシトラスとオレンジ ブロッサムのパブロバなどがあります。 マイケルの代表的なケーキ、ザ・ツリーケーキは季節ごとに変わり、桜茶のムースやサワー チェリーなどのフレーバーが人気です。

ザ・ドーチェスターの「ケーキ&フラワー」ブティックの詳細は

https://www.dorchestercollection.com/en/london/the-dorchester/cake-and-flowers/をご覧ください。

世界最高峰クラスのラグジュアリー・ホテル、ザ・ドーチェスターの大改装第1フェーズが完了し、3つのダイニングとバーが新装オープンしました。

ヴェスパー・バー

2023 年1月23日、世界的に有名なデザイナー、マーティン・ブラドニツキによって設計された新しいカクテルの聖地、ヴェスパー・バーがオープンしました。 ヴェスパー・バーという名前は、ドーチェスターとジェームズ・ボンドとの長年にわたる多くのつながりに因んでいます。 ヴェスパー・マティーニを発明した原作者のイアン・フレミングは、1940年代から 1964年に亡くなるまでの生涯を通じて当ホテルに滞在していました。 彼の45歳の誕生日もザ・ドーチェスターのスイートで迎えています。60年代から70年代にかけて、ジェームズ・ボンド映画の制作会社 EONは当ホテルにオフィスを構え、何十年にもわたり、同シリーズのプロモーションイベントをザ・ドーチェスターで開催してきました。6人のジェームズ・ボンド全員、14人のボンドガール、4人の エム(M)、さらに9人のボンドの敵役がホテルのゲストとして滞在しています。

ヴェスパー・バーでは、映画スターの様なルックスで、才能溢れるバーテンダーがゲストをお迎えします。カクテル メニューには、受賞歴に輝くヘッドバーテンダーのルシア・モンタネッリがキュレーションした、時代を超越したカクテルとシグネチャーカクテルの両方を提供しています。 シグネチャーカクテルは、ロビーに飾られたソフィー・コリンドンの新しいアートワークにインスパイアされた「ザ・ギルディド・スリー」(The Gilded Three)、リベラーチェのステージネームでもあった、バスターキーズ(Busterkeys)や、当ホテルで最も愛されたゲストの 1人であるエリザベス・テイラー (エリザベス テイラーは生涯を通じて37回当ホテルに滞在し、ハーレクイン・スイートのバスルームで「クレオパトラ」の契約書に署名しました) に敬意を表した、ベッシー・メイ(Bessie Mae) などです。

またバーにはファッション写真業界に多大なる影響を与えたセシル・ビートンと当ホテルとの長年にわたる繋がりに因み、彼の一連の作品が飾られています。ビートンの原画と有名人の写真の一部は、ビートンと当時のエネルギーの両方に触発されたロージー・エマーソンなどの現代アーティストの作品と組み合わされています。グラス・オブ・ファッション(Glass of Fashion) カクテルは、彼の最も有名な本の名前に由来しています。

新装されたインテリアは、礼儀作法がまだ重要でありながら騒乱の時代でもあった1930年代のスピリットとエレガンスにインスパイアされています。 新しいレイアウトにより、専用のパークレーン側のエントランスと、ハイドパークの景色を望む屋外テラスが加わりました。30年代のパラジウム箔(リーフ)の天井など、華やかなデザインがバー全体に広がり、夜のマティーニアワーに移行する際には温かみを生み出しています。 バーの上部の個室エリアは、雰囲気を損なうことなく、ワンランク上のプライベート空間を提供します。

 

ザ・プロムナード

ロビーの先の豪華なダイニング、ザ・プロムナードが、高い評価を得ているデザイナー、ピエール・イヴ・ロションによる完全な変革と、業界で最も熟練した料理人の一人、料理ディレクターのマーティン・ネイルが監督する新しいモダンな英国料理のメニューとともに戻ってきました。

ザ・プロムナードは、時代を超越したザ・ドーチェスターの新しいロビーに足を踏み入れた瞬間からゲストの想像力をかき立てます。 ピエール・イヴ・ロションによるインテリアは、ホテルの魅力的な奇抜さを包み込みながら、英国の風景にインスパイアされた新鮮な色の調和をもたらします。 空間の奥行きに沿って印象的な柱が並び、繊細な白と柔らかなセージグリーンの天井は、金箔のアクセントで仕上げられています。

英国のアーティストによる現代アートのオリジナルコレクションが、プロムナード全体で公開されます。 ユニークで個性的な作品はすべて、自然に対する新しい見方を提供し、完璧にキュレーションされ、イングリッシュ ガーデンを散歩しているような感覚を呼び起こすように作られています。調度品は、ダークオーク材のテーブルの周りにきちんと配置された青いソファと、香ばしい黄色と濃いピンクの椅子で空間のドラマを完成させます。

ザ・グリルのモダンなブリティッシュメニューからミシュラン3つ星のアラン ・デュカスのフランス料理、チャイナ・タンの有名な広東料理まで、並外れた美食に囲まれたザ・プロムナードが、常にお客様をお迎えするドーチェスターのセンターに戻ってきました。

 

アーティスト・バー

アーティスト・バーは、シャンパン、シーフード、エンターテイメントの楽しい夜を満喫する魅力的で光り輝くエリアです。 インテリアは、オリジナルデザインのラリッククリスタルと、細心の注意を払って復元された “世界が恋したピアニスト” リベラーチェの伝説的なミラーピアノが輝いています。 特注のワゴンでテーブルサイドにてサーブされるカクテルは、劇場を彷彿とさせ、壁を飾るアートワークのコレクションを反映します。バーに展示される英国で活動するアーティストによるオリジナルのアートワーク コレクションは、独自の個性を持ち、さまざまな技法を組み合わせた作品で、ホテルに関連する著名人を描写しています。コレクションのハイライトには、エリザベス女王2世の郵便切手にインスピレーションを得たアン・キャリントンの作品が含まれます。この作品は、手作業で丹念に縫い付けられたマザー・オブ・パール・ボタンのみを使用し、晩年のエリザベス女王の大きなシルエットを作り出しています。 バーの反対側の作品は、ユアン・イーソンがドーチェスターを中心に、全体を金箔でレンダリングした、ロンドンのハイドパーク地区の航空写真都市地図を作成したものです。

アーティスト・バーで提供される6つのシグネチャー カクテルは、各作品にちなんで名付けられており、カクテルの材料は、各アーティストが作品を作成するために使用したリファレンスと影響を反映しています。

プロムナードの端に位置するアーティスト・バーのインテリアも、ピエール・イヴ・ロションがてがけました。 ゲストが到着した瞬間から、このバーの長さに沿って印象的な柱が並ぶドラマチックな鏡張りの天井に魅了されるでしょう。パステルブルーの座席がバーに沿って点在し、壮大なクリスタルのシャンデリアを囲み、特徴的な模様のカーペットが足元で渦巻いています。

1931年以来、ロンドンの中心部で、ハイドパークに隣接という絶好のロケーションにあるザ・ドーチェスターは、メイフェアに高くそびえ立ちます。ザ・ドーチェスターの改装計画は、最初に 1 階の新しいインテリアを公開し、2023年3月には客室とスイートへ続きます。