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  PH_1   イタリアの名車、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモロ会長や、トッズのディエゴ・デッラ・ヴァッレ会長ら実業家が設立し、フランス国鉄(SNCF)も20%を出資している新旅客輸送ヌオーヴォ・トラスポルト・ヴィアッジャドーリ社(NTV)が、新高速鉄道イタロの運行を4月28日よりミラノ〜ナポリ間で開始しました。TGV第4世代の新型高速車両、AGVの初デビューとなったイタロの車体はフェラーリを連想させる赤色で、車内のデザインはイタルデザイン(ジウジアーロ)が手がけました。フェラーリ特急とも呼ばれ、日本でも注目が高まっています。

民間企業が旧国鉄系企業の線路を借り、列車を運行させること自体世界でも珍しい試みですが、フランス国鉄がシェアを持っている鉄道会社がイタリアで列車を運行するという点も注目すべきポイントです。これは、欧州連合(EU)域内の国際旅客鉄道輸送が2010年から自由化され、民間企業の参入が可能になったおかげと言えるでしょう。

レイルヨーロッパは、NTVの自社以外の販売ルートとして世界で唯一NTVのチケット販売契約を結びました。イタロの予約も2012年5月中には開始予定です。 乞うご期待!

 
 
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